決 算 特 別 委 員 会 会 議 録
令和7年9月3日 午前10時44分 開 会

 植  松     宏  決算特別委員長      河  村     豊  副委員長

◎出席委員(16名)
 1番   森  谷     俊 委員       2番   深  瀬  明  理 委員
 3番   工  藤  み ど り 委員       4番   清  野  康  隆 委員
 5番   山  本  和  生 委員       6番   福  永  邦  幸 委員
 7番   滝  口  公  一 委員       8番   元  木  十 四 男 委員
 9番   三  宅  一  人 委員      10番   植  松     宏 委員
12番   河  村     豊 委員      13番   原  田  利  光 委員
14番   髙  橋  光  男 委員      15番   細  矢  俊  博 委員
16番   佐  藤     直 委員      17番   東 海 林  克  彦 委員

◎欠席委員(なし)
◎説明のため出席した者の職氏名
土 田 正 剛
市      長

田 中   敦
教  育  長
松 田 智 志
選挙管理委員会
委  員  長

古 谷 利 明
代表監査委員
菅 原 繁 治
農業委員会会長

鈴 木 敬 一
副  市  長
岡 田 光 弘
総 務 部 長

井 澤 志都香
市民生活部長
安 達 好 浩
健康福祉部長

青 柳   昇
経 済 部 長
東海林 浩 司
建 設 部 長
兼上下水道部長

佐 藤 明 彦
会計管理者
矢 萩   宏
消防長

間木野 教 子
教育次長
鈴 木   豪
総合政策課長

本 間 和 史
庶 務 課 長
併選挙管理委員会
事 務 局 長
安 達 初 江
財 政 課 長

奥 田 文 子
監 査 委 員
事 務 局 長
伊 藤   亨
農業委員会
事 務 局 長





◎事務局職員出席者職氏名
安 達 利 也
事務局長

高 橋 真伊子
事務局長補佐
鈴 木 雄 太
議長係長

紅 谷 雅 美
主      任
田 村 亮 祐
副主任

斎 藤 直 子
兼 務 書 記
辻 村   充
兼 務 書 記




◎本日審査した案件

 議第55号 令和6年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について
 議第56号 令和6年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
 議第57号 令和6年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について
 議第58号 令和6年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
 議第59号 令和6年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算認定について
 議第60号 令和6年度東根市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
 議第61号 令和6年度東根市水道事業会計利益の処分及び決算認定について
 議第62号 令和6年度東根市工業用水道事業会計利益の処分及び決算認定について
 議第63号 令和6年度東根市公共下水道事業会計利益の処分及び決算認定について



  ◎開     会

○安達利也事務局長 本会議に引き続き、ご苦労さまです。
  先ほどの本会議において、議長及び議会選出の監査委員を除く全員で構成する決算特別委員会が設置されました。
  委員長が互選されるまでの間、委員会条例第10条第2項の規定により、年長の委員が臨時に委員長の職務を行うことになっております。
  本日出席されている委員の中で、佐藤 直委員が年長の委員でありますので、本日の会議の臨時委員長となります。
  佐藤 直委員、委員長席へお願いいたします。
   〔佐藤 直臨時委員長 着席〕
○佐藤 直臨時委員長 皆さん、ご苦労さまです。
  ただ今、臨時委員長に指名されました、佐藤 直です。
  委員会条例第10条第2項の規定により、委員長が互選されるまでの間、臨時委員長の職務を務めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

  ◎開     議

○佐藤 直臨時委員長 ただ今から、決算特別委員会を開会します。
  本日の会議に、欠席及び遅刻の届出はありません。したがいまして、委員の出席は16名で、定足数に達しておりますので、これから、本日の会議を開きます。

  ◎委員長の互選

○佐藤 直臨時委員長 はじめに、委員長の互選を行います。
  お諮りします。
  互選の方法については、指名推選により行うこととしますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤 直臨時委員長 異議なしと認めます。
  したがいまして、互選の方法は、指名推選により行うことに決しました。
  次に、指名の方法については、臨時委員長が指名することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤 直臨時委員長 異議なしと認めます。
  したがいまして、臨時委員長が指名することに決しました。
  直ちに指名します。
  委員長に、10番植松 宏委員を指名します。
  お諮りします。
  ただ今指名しました植松 宏委員を委員長とすることに、ご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤 直臨時委員長 異議なしと認めます。
  よって、植松 宏委員が委員長となりました。
  この際、お諮りします。
  今後、決算特別委員会が設置される際は、植松 宏委員を委員長とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤 直臨時委員長 異議なしと認めます。
  よって、今後、決算特別委員会が設置される際は、植松 宏委員を委員長とすることに決しました。
  以上で、臨時委員長の職務を終わらせていただきます。
  ご協力ありがとうございました。
  ここで委員長と交代のため、暫時休憩いたします。

   午前10時47分 休 憩

   午前10時49分 開 議

○植松 宏決算特別委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
  ただ今委員長に選任されました植松 宏です。円滑な議事進行に努めてまいりますので、皆様のご協力をお願いいたします。

  ◎副委員長の互選

○植松 宏決算特別委員長 次に、副委員長の互選を行います。
  お諮りします。
  互選の方法については、指名推選により行うこととしますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○植松 宏決算特別委員長 異議なしと認めます。
  したがって、互選の方法は、指名推選によることにより行うことに決しました。
  次に、指名の方法については、委員長が指名することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○植松 宏決算特別委員長 異議なしと認めます。
  したがいまして、委員長が指名することに決しました。
  直ちに指名します。
  副委員長に、12番河村 豊委員を指名します。
  お諮りします。
  ただ今指名しました河村 豊委員を副委員長とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○植松 宏決算特別委員長 異議なしと認めます。
  よって、河村 豊委員が副委員長となりました。
  この際、お諮りします。
  今後、決算特別委員会が設置される際は、河村 豊委員を副委員長とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○植松 宏決算特別委員長 異議なしと認めます。
  よって、今後、決算特別委員会が設置される際は、河村 豊委員を副委員長とすることに決しました。

  ◎議第55号 令和6年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について外8件

○植松 宏決算特別委員長 次に、先ほどの本会議におきまして、決算特別委員会に付託なりました議案は、別紙付託表のとおり、議第55号から議第63号までの9議案であります。
  以上、9議案を一括して議題とします。
  これから議第55号から議第60号までの6議案について、会計管理者に説明を求めます。
  佐藤会計管理者。
   〔佐藤明彦会計管理者 登壇〕
○佐藤明彦会計管理者 委員長の指示により、議第55号から議第60号までの令和6年度東根市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算認定について、ご説明を申し上げます。
  令和6年度東根市歳入歳出決算書をお願いいたします。
  4ページ、5ページをお開き願います。
  令和6年度東根市歳入歳出決算総括表でございます。
  こちらは、会計別の総括表になっております。
  一番上の欄、一般会計をお願いいたします。
  歳入決算額290億31万9,027円、歳出決算額281億1,234万7,850円、歳入歳出差引残額は8億8,797万1,177円となっております。
  また、各特別会計の決算額は記載のとおりとなっております。
  一番下の欄をお願いいたします。
  一般会計と5つの特別会計の合計となります。
  決算総額は、歳入が386億5,726万2,027円です。歳出が375億5,348万9,724円、歳入歳出差引残額は11億377万2,303円となったところでございます。
  続きまして、会計別の決算状況についてご説明を申し上げます。
  7ページをお願いいたします。
  議第55号 令和6年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について、ご説明を申し上げます。
  8ページ、9ページをお願いいたします。
  はじめに、歳入の主なものについてご説明いたします。
  第1款市税の収入済額は69億4,913万6,028円となり、前年度に比べ減額となっております。不納欠損額は234万4,831円、収入未済額は2億9,151万145円でございます。
  項目別に見ますと、第1項市民税の収入済額は26億9,252万3,783円、第2項固定資産税は33億855万3,703円となっております。
  第6款法人事業税交付金の収入済額は9,045万4,000円で、前年度に比べ減額となっております。
  10ページ、11ページをお願いいたします。
  第11款地方特例交付金の収入済額は2億9,729万4,000円で、定額減税減収補塡特例交付金の増により、前年度に比べ増額となっております。
  第12款地方交付税の収入済額は50億5,013万3,000円で、子ども・子育て費の普通交付税の増、臨時経済対策費及び臨時財政対策債償還基金費として、追加交付がありましたので前年度に比べ増額となっております。
  第14款分担金及び負担金の収入済額は4億5,517万4,455円となり、北村山消防指令事務協会負担金の皆増により、前年度と比べ大幅な増額となっております。収入未済額76万300円は、保育所運営費保護者負担金であります。
  第15款使用料及び手数料の収入済額は9,332万3,776円となり、前年度と比べ減額となっております。収入未済額37万8,400円は、市営住宅使用料であります。
  第16款国庫支出金の収入済額は37億3,937万6,072円となり、システム標準化に伴うデジタル基盤改革支援補助金の皆増、豪雪に伴う道路交通安全対策費補助金の増により、前年度に比べ増額となっております。
  12ページ、13ページをお願いいたします。
  第17款県支出金の収入済額は22億5,195万8,056円で、畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業費補助金の増により、前年度に比べ大幅な増額となりました。
  第19款寄附金の収入済額は26億3,181万649円となり、そのうち、ふるさとづくり寄附金が26億2,850万5,841円となっております。
  第22款諸収入の収入済額は4億2,612万3,419円となり、収入未済額717万6,467円は、生活保護費返還金、学校給食費等であります。
  第23款市債の収入済額は15億4,524万円で、小学校教育施設事業債、道路橋りょう整備事業債の増により、前年度に比べ増額となっております。
  以上の結果、歳入合計の収入済額は290億31万9,027円、不納欠損額が234万4,831円、収入未済額が2億9,982万5,312円となったところであります。
  続きまして、14ページ、15ページをお願いいたします。
  歳出になります。主なものについて、ご説明いたします。
  第2款総務費の支出済額は68億7,879万7,844円で、定額減税補足給付金支給事業、庁舎管理事業等の増により、前年度に比べ大幅な増となっております。
  第3款民生費の支出済額は83億3,757万4,502円で、子どものための教育・保育給付事業の増により、前年度に比べ増額となっております。翌年度繰越額40万3,000円は、住民税非課税世帯等重点支援臨時給付金支給事業であります。
  第4款衛生費の支出済額は19億2,917万4,143円で、一部事務組合への負担金の増により、前年度に比べ増額となっております。
  第6款農林水産業費の支出済額は12億3,759万7,895円で、畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業の増により、前年度に比べ、大幅な増額となっております。翌年度繰越額3,846万5,000円は、担い手確保・経営強化支援事業及び農作物等災害対策事業であります。
  第7款商工費の支出済額は6億7,240万2,129円で、さくらんぼ東根商品券購入助成事業及び緊急経済対策事業の皆減により、前年度に比べ、大幅な減額となっております。翌年度繰越額2億1,950万円は、市民生活応援商品券配布事業であります。
  続きまして、16ページ、17ページをお願いいたします。
  第8款土木費の支出済額は26億1,731万9,511円で、この冬の大雪による市道除排雪事業費等の増により、前年度に比べ、大幅な増額となっております。翌年度繰越額6,956万5,000円は、社会資本整備総合交付金事業及び都市計画総務事業であります。
  第9款消防費の支出済額は10億8,181万4,755円で、消防指令業務共同運用事業の増により、前年度に比べ、大幅な増額となっております。翌年度繰越額3億6,106万4,000円は、消防指令業務共同運用事業であります。
  第10款教育費の支出済額は29億3,486万5,868円で、小学校及び社会教育施設長寿命化改良事業の増により、前年度に比べ増額となっております。
  以上の結果、歳出合計の支出済額は281億1,234万7,850円、翌年度繰越額が6億8,899万7,000円、不用額は9億9,416万9,150円となりました。
  この結果、表外の記載のとおり歳入歳出差引残額は、8億8,797万1,177円となったところでございます。
  次に、19ページをお願いいたします。
  議第56号 令和6年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、ご説明いたします。
  20ページ、21ページをお願いいたします。
  歳入であります。主なものについて、申し上げます。
  第1款国民健康保険税の収入済額は9億7,059万4,507円、第4款県支出金の収入済額は30億5,343万500円となり、歳入合計、収入済額は45億3,420万4,937円、不納欠損額は176万7,153円、収入未済額は1億6,237万6,315円となったところであります。
  続いて、22ページ、23ページをお願いいたします。
  歳出になります。
  主なものは、第2款保険給付費の支出済額は29億5,243万6,588円、第3款国民健康保険事業費納付金の支出済額は11億2,520万5,229円となりました。
  続きまして、24ページ、25ページをお願いいたします。
  歳出合計を申し上げます。支出済額は44億254万5,916円、不用額は5億3,733万6,084円となりました。
  この結果、歳入歳出差引残額は1億3,165万9,021円となったところです。
  次に、27ページをお願いいたします。
  議第57号 令和6年度東根市東財産区特別会計歳入歳出決算認定についてであります。
  28ページ、29ページをお願いいたします。
  歳入になります。
  主なものは、第1款財産収入の収入済額は74万7,815円で、歳入合計、収入済額は93万1,449円となっております。
  30ページ、31ページをお願いいたします。
  歳出でありますが、第1款総務費の支出済額は71万4,487円で、歳出合計も同額であります。不用額は98万5,513円となりました。
  この結果、歳入歳出差引残額は21万6,962円となったところであります。
  次に、33ページをお願いいたします。
  議第58号 令和6年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてであります。
  34ページ、35ページをお願いいたします。
  歳入になります。
  主なものは、第1款介護保険料の収入済額は9億6,612万3,826円、第3款国庫支出金の収入済額は9億9,900万2,944円、第4款支払基金交付金の収入済額は10億8,715万2,000円となり、歳入合計、収入済額は44億5,691万5,046円、不納欠損額は142万9,748円、収入未済額は170万1,629円となったところであります。
  36ページから39ページをお願いいたします。
  歳出になります。
  第2款保険給付費の支出済額は39億3,789万3,410円で、39ページの歳出合計支出済額は43億8,575万6,065円、不用額は2億1,864万3,935円となりました。
  この結果、歳入歳出差引残額は7,115万8,981円となったところであります。
  次に、41ページをお願いいたします。
  議第59号 令和6年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算認定についてであります。
  42ページ、43ページをお願いいたします。
  歳入になります。
  主なものは、第1款使用料及び手数料の収入済額は282万7,150円で、歳入合計、収入済額は902万1,196円となっております。
  44ページ、45ページをお願いいたします。
  歳出でありますが、第1款総務費の支出済額は331万3,008円で、歳出合計も同額であります。不用額は458万992円となり、この結果、歳入歳出差引残額は570万8,188円となったところであります。
  次に、47ページをお願いいたします。
  議第60号 令和6年度東根市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてであります。
  48ページ、49ページをお願いいたします。
  歳入になります。
  主なものは、第1款後期高齢者医療保険料の収入済額は4億9,151万2,140円となり、歳入合計、収入済額は6億5,587万372円、不納欠損額は1万400円となったところであります。
  50ページ、51ページをお願いいたします。
  歳出でありますが、第2款後期高齢者医療広域連合納付金の支出済額6億4,710万8,534円で、歳出合計支出済額は6億4,881万2,398円、不用額は4,743万4,602円となりました。
  この結果、歳入歳出差引残額は705万7,974円となったところであります。
  以上、一般会計及び5つの特別会計の決算状況について、ご説明申し上げました。
  詳細につきましては、53ページから519ページまでの各会計歳入歳出決算事項別明細書に記載のとおりであります。
  次に、521ページをお願いいたします。
  実質収支に関する調書であります。
  522ページをお願いいたします。
  一般会計の実質収支に関する調書になります。
  歳入総額が290億31万9,000円、歳出総額が281億1,234万8,000円、歳入歳出差引額が8億8,797万1,000円、翌年度へ繰り越すべき財源、繰越明許費繰越額が2億8,663万5,000円で、以上の結果、実質収支額は6億133万6,000円となっております。
  次の523ページから527ページまでは、各特別会計の実質収支に関する調書になります。説明は省略させていただきます。
  次に、529ページをお願いいたします。
  財産に関する調書になります。
  530ページから540ページに、令和6年度中の公有財産、基金、物品の移動を記載しております。
  以上、議第55号から議第60号までの令和6年度東根市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算認定について、ご説明申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。
○植松 宏決算特別委員長 次に、議第61号から議第63号までの3議案について、上下水道部長に説明を求めます。
  東海林上下水道部長。
   〔東海林浩司建設部長兼上下水道部長 登壇〕
○東海林浩司建設部長兼上下水道部長 委員長の指示によりまして、補足してご説明を申し上げます。
  はじめに、議第61号 令和6年度東根市水道事業会計利益の処分及び決算認定についてであります。
  決算書の1ページ、2ページをお願いいたします。
  経営の収支である収益的収入及び支出について、予算額との比較でご説明をいたします。
  はじめに、収入でありますが、第1款水道事業収益の決算額は12億108万1,883円となり、予算に対し、1,761万5,883円の増となっております。
  次に、支出でありますが、第1款水道事業費用の決算額は10億367万7,184円となり、不用額は1億5,829万6,816円となっております。
  3ページ、4ページをお願いいたします。
  資産などの収支である資本的収入及び支出について、ご説明をいたします。
  はじめに、収入でありますが、第1款資本的収入の決算額は5,655万7,583円となり、予算に対し、495万583円の増となっております。
  その内容でありますが、第2項加入金3,360万5,000円は、給水装置の新設に伴う水道加入金、第3項工事負担金228万1,032円は、道路改良工事に伴う物件移転補償、第8項負担金2,067万1,551円は、簡易水道統合事業に係る起債償還元金の一部として、一般会計からの繰入金であります。
  次に支出でありますが、第1款資本的支出の決算額は5億7,624万4,602円となり、翌年度繰越額は6,864万円であります。これは工事資材の搬入遅れに伴う繰越しであります。不用額は1億8,755万9,998円となっております。
  その内容でありますが、第1項建設改良費4億8,956万2,530円は、配水管布設替工事などの費用、第2項企業債償還金は8,668万2,072円であります。
  その結果、表の下に記載のとおり、資本的収入額が支出額に不足する額5億1,968万7,019円につきましては、建設改良積立金などで補塡をしております。
  5ページ、6ページをお願いいたします。
  事業期間における経営成績を示す損益計算書について、ご説明をいたします。
  なお、数値につきましては、純利益算出の観点から、消費税を除いた実質額となっております。
  はじめに、1、営業収益でありますが、(1)給水収益9億6,600万7,540円は、全額水道料金、(3)その他営業収入4,426万6,861円は、下水道使用料徴収事務手数料などであり、合計10億1,027万4,401円となりました。
  2、営業費用でありますが、(1)原水及び浄水費2億4,251万3,333円は、人件費及び村山広域水道から受水費用など、(2)配水及び給水費2億549万3,953円は、人件費、委託料及び舗装本復旧費など、(3)受託工事費以降は、記載のとおりであり、合計9億1,780万1,244円となりました。
  この結果、営業利益は9,247万3,157円となったところです。
  次に、3、営業外収益でありますが、受取利息及び配当金ほかで合計7,967万3,522円、4、営業外費用でありますが、支払利息及び企業債取扱諸費、このほかで合計1,656万8,412円となりました。
  5、特別利益及び6、特別損益は、記載のとおりであります。
  この結果、当年度純利益は1億5,536万3,997円となりました。
  また、そのほか未処分利益剰余金変動額は、建設改良積立金による補填額で4億7,812万6,019円となりました。
  7ページをお願いいたします。
  7ページ下段の剰余金処分計算書(案)であります。
  当年度末の未処分利益剰余金は6億3,349万16円となり、資本金への組入れ及び建設改良積立金に積み立てるため、地方公営企業法の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
  9ページ、10ページをお願いいたします。
  令和7年3月31日における財政状況を示す貸借対照表でありますので、こちら、ご参照をお願いいたします。
  以上で、水道事業会計決算の説明を終わります。
  続きまして、議第62号 令和6年度東根市工業用水道事業会計利益の処分及び決算認定について、ご説明を申し上げます。
  工業用水道事業会計決算書をお願いいたします。
  決算書の1ページ、2ページをお願いいたします。
  経営の収支である収益的収入及び支出について、予算額との比較でご説明を申し上げます。
  はじめに、収入でありますが、第1款工業用水道事業収益の決算額は2億6,333万3,894円となり、予算に対し494万8,894円の増となっております。
  次に支出でありますが、第1款工業用水道事業費用の決算額は1億9,650万1,039円となり、不用額は5,576万7,961円となっております。
  次に、3ページ、4ページをお願いいたします。
  資産などの収支である資本的収入及び支出について、ご説明をいたします。
  収入はございません。支出でありますが、第1款資本的支出の決算額は5,532万5,600円となり、不用額は717万4,400円となっております。
  その内容でありますが、野田シタ水源地管理棟は、耐震補強工事などの費用であります。
  その結果、表の下に記載のとおり、資本的収入額が支出に不足する額5,532万5,600円につきましては、過年度分損益勘定留保資金、こちらなどで補塡をしております。
  5ページ、6ページをお願いいたします。
  事業期間におけます経営成績を示す損益計算書について、ご説明をいたします。
  なお、数値につきましては、純利益算出の観点から消費税を除いた実質額となります。
  はじめに、1、営業収益でありますが、(1)給水収益2億2,053万3,000円は、受水企業13社からの水道料金であります。
  2、営業費用でありますが、(1)原水及び浄水費8,372万8,567円は、工業用水道施設の点検費、動力費など、(2)配水及び給水費646万8,935円は人件費及び修繕費など、(3)業務総務費、これ以降は記載のとおりであります。合計1億7,923万5,429円となりました。
  この結果、営業利益は4,129万7,571円となったところです。
  次に、3、営業外収益でありますが、受取利息及び配当金ほかで合計2,050万5,680円、4、営業外費用は、こちらはありませんでした。
  この結果、当年度純利益は6,180万3,255円となりました。
  7ページをお願いいたします。
  7ページ下段の表、剰余金処分計算書(案)であります。
  当年度の未処分利益剰余金は、当年度純利益の6,180万3,255円となり、全額を建設改良積立金に積み立てるため、地方公営企業法の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
  9ページ、10ページをお願いいたします。
  令和7年3月31日における財政状況を示す貸借対照表でありますので、ご参照をお願いいたします。
  以上で、工業用水道事業会計決算の説明を終わります。
  次に、議第63号 令和6年度東根市公共下水道事業会計利益の処分及び決算認定について、ご説明をいたします。
  決算書の1ページ、2ページをお願いいたします。
  経営の収支である収益的収入及び支出について、予算額との比較でご説明をいたします。
  はじめに、収入でありますが、第1款公共下水道事業収益の決算額は14億8,278万1,148円となり、予算に対し4,116万4,852円の減となっております。
  次に、支出でありますが、第1款公共下水道事業費用の決算額は14億5,684万9,718円となり、不用額は5,557万8,282円となっております。
  3ページ、4ページをお願いいたします。
  資産などの収支である資本的収入及び支出について、ご説明をいたします。
  はじめに、収入でありますが、第1款資本的収入の決算額は6億8,484万8,110円となり、予算に対し、3億4,905万2,890円の減となっております。
  その内容でありますが、第1項企業債3億2,040万円は、建設改良債、第2項他会計出資金1億円、第3項他会計補助金8,330万4,000円及び第4項他会計負担金2,909万5,000円は、いずれも一般会計からの繰入金であります。第5項国庫補助金1億2,674万円は、社会資本整備総合交付金などとなっております。
  次に、支出でありますが、第1款資本的支出の決算額は9億5,062万841円となり、翌年度繰越額は1億7,422万100円であります。これは県工事によります通行規制に伴う工事の遅れ及び国補正予算に係る事業の執行に伴う繰越しであります。不用額は1億9,758万1,059円となっております。
  その内容でありますが、第1項建設改良費4億3,911万8,018円は、人件費及び汚水・雨水の管渠布設工事、県が所管する流域下水道建設工事の本市負担金などの費用、第2項固定資産購入費228万7,840円は、雨水函渠布設工事に伴う用地買収費、それから第3項企業債償還金5億921万4,983円は、過年度に借り入れた企業債の償還元金であります。
  その結果、表の下に記載のとおり、資本的収入額が支出額に不足する額2億6,577万2,731円につきましては、過年度分損益勘定留保資金などで補塡をしております。
  5ページ、6ページをお願いいたします。
  事業期間における経営成績を示す損益計算書について、ご説明をいたします。
  なお、数値につきましては、純利益算出の観点から消費税を除いた実質額となっております。
  はじめに、1、営業収益でありますが、(1)下水道使用料は6億8,275万7,631円、(2)雨水処理負担金は6,987万円、こちらは雨水事業費に係る一般会計からの繰入金、そして(3)その他営業収益51万2,645円は、工事店の指定手数料などであり、合計7億5,314万276円となりました。
  2、営業費用でありますが、(1)管渠費1億95万4,188円は、人件費及び汚水桝設置等業務委託料など、(2)流域下水道維持管理費2億9,587万5,218円は、県が所管する流域下水道維持管理事業費の本市負担金であります。(3)業務費以降は記載のとおりであり、合計12億9,746万944円となりました。
  この結果、営業損益は5億4,432万6,668円となったところであります。
  次に、3、営業外収益でありますが、(1)受取利息及び配当金2万9,790円は預金利息、(2)他会計補助金600万円は経営の安定化を図るための一般会計繰入金、(3)他会計負担金1億8,868万7,000円は汚水事業に係る一般会計繰入金、(4)長期前受金戻入額以降は記載のとおりであり、合計6億6,128万6,604円となりました。
  4、営業外費用でありますが、支払利息及び企業債取扱諸費ほかで、合計1億545万540円となりました。
  5、特別利益及び6、特別損失は記載のとおりであります。
  この結果、当該年度純利益は1,136万4,766円となりました。
  また、当年度未処分利益剰余金は、前年度繰越利益剰余金を加えた5,012万7,211円となりました。
  7ページをお願いいたします。
  下の段の剰余金処分計算書(案)であります。
  当年度の未処分利益剰余金5,012万7,211円につきましては、全額を翌年度繰越利益剰余金とするため、地方公営企業法の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
  9ページ、10ページをお願いいたします。
  令和7年3月31日における財政状況を示す貸借対照表でありますので、こちらご参照をお願いいたします。
  以上で、説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。

  ◎散     会

○植松 宏決算特別委員長 以上で、説明を終わります。
  これで、本日の日程は全部終了しました。
  なお、本委員会は9月12日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。
  本日は、これで散会します。ご苦労さまでした。

   午前11時35分 散 会