決 算 特 別 委 員 会 会 議 録
令和6年8月29日 午前10時55分 開 会

 原  田  利  光  決算特別委員長      山  本  和  生  副委員長

◎出席委員(15名)
 1番   森  谷     俊 委員       2番   深  瀬  明  理 委員
 3番   工  藤  み ど り 委員       4番   清  野  康  隆 委員
 5番   山  本  和  生 委員       6番   福  永  邦  幸 委員
 7番   滝  口  公  一 委員       8番   元  木  十 四 男 委員
 9番   東 海 林  克  彦 委員      10番   三  宅  一  人 委員
11番   植  松     宏 委員      12番   高  橋  鉄  夫 委員
14番   原  田  利  光 委員      16番   佐  藤     直 委員
17番   片  桐  勝  寿 委員

◎欠席委員(1名)
15番     橋  光  男 委員
◎説明のため出席した者の職氏名
土 田 正 剛
市      長

半 田   博
教  育  長
松 田 智 志
選挙管理委員会
委  員  長

古 谷 利 明
代表監査委員
菅 原 繁 治
農業委員会会長

芦 野 耕 司
副  市  長
佐 藤 慎 司
総 務 部 長

矢 萩   宏
市民生活部長
岡 田 光 弘
健康福祉部長

東海林 浩 司
経 済 部 長
深 瀬 弘 之
建 設 部 長
兼上下水道部長

間木野 教 子
会計管理者
安 達 好 浩
消防長

安 達 利 也
教育次長
青 柳   昇
総合政策課長

本 間 和 史
庶 務 課 長
併選挙管理委員会
事 務 局 長
柴 田   昇
財 政 課 長

伊 藤   亨
監 査 委 員
事 務 局 長
深 瀬   忠
農業委員会
事 務 局 長





◎事務局職員出席者職氏名
紅 谷 雅 美
主      任

井 上 雄 貴
主      任
斎 藤 直 子
兼 務 書 記

辻 村   充
兼 務 書 記









◎本日審査した案件

 議第54号 令和5年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について
 議第55号 令和5年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
 議第56号 令和5年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について
 議第57号 令和5年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
 議第58号 令和5年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算認定について
 議第59号 令和5年度東根市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
 議第60号 令和5年度東根市水道事業会計利益の処分及び決算認定について
 議第61号 令和5年度東根市工業用水道事業会計利益の処分及び決算認定について
 議第62号 令和5年度東根市公共下水道事業会計利益の処分及び決算認定について



  ◎開     会

○原田利光決算特別委員長 皆さん、ご苦労さまでございます。
  ただ今から、決算特別委員会を開会いたします。

  ◎開     議

○原田利光決算特別委員長 本日の会議に欠席の届出がありましたのは、15番橋光男委員です。したがいまして、出席委員の数は15名で、定足数に達しておりますので、これから、本日の会議を開きます。

  ◎議第54号 令和5年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について外8件

○原田利光決算特別委員長 先ほどの本会議におきまして、決算特別委員会に付託なりました議案は、別紙付託表のとおり、議第54号から議第62号までの9議案であります。
  以上、9議案を一括議題といたします。
  これから、議第54号から議第59号までの6議案について、会計管理者に説明を求めます。
  間木野会計管理者。
   〔間木野教子会計管理者 登壇〕
○間木野教子会計管理者 委員長の指示により、議第54号から議第59号までの令和5年度東根市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算認定について、ご説明を申し上げます。
  令和5年度東根市歳入歳出決算書をお願いいたします。
  4ページ、5ページをお開き願います。
  令和5年度東根市歳入歳出決算総括表でございます。
  こちらは会計別の総括表になっております。
  一番上の欄、一般会計をお願いいたします。
  歳入決算額256億3,045万8,388円、歳出決算額247億8,341万7,262円、歳入歳出差引残額は、8億4,704万1,126円となっております。
  一番下の欄をお願いいたします。
  一般会計と5つの特別会計の合計となります。
  決算総額は、歳入が353億9,595万3,917円、歳出が342億4,900万6,896円、歳入歳出差引残額は、11億4,694万7,021円となったところでございます。
  続きまして、会計別の決算状況について、ご説明を申し上げます。
  7ページをお願いいたします。
  議第54号 令和5年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について、ご説明申し上げます。
  次のページ、8ページ、9ページをお願いいたします。
  はじめに、歳入の主なものについて、ご説明いたします。
  第1款市税の収入済額は、72億2,826万8,015円となり、前年度に比べ増額となっております。不納欠損額は6,390万9,824円、収入未済額は、3億1,702万1,506円でございます。
  項目別に見ますと、第1項市民税の収入済額は、30億3,267万1,334円、第2項固定資産税は、32億4,325万4,553円となっております。
  第6款法人事業税交付金の収入済額は、9,608万1,000円で、前年度に比べ減額となっております。
  10ページ、11ページをお願いいたします。
  第12款地方交付税の収入済額は、46億6,011万7,000円で、臨時経済対策費及び臨時財政対策債償還基金費として、12月に追加交付がありましたので、前年度に比べ増額となっております。
  第14款分担金及び負担金の収入済額は、9,910万126円となり、収入未済額103万2,000円は、保育所運営費保護者負担金であります。
  第15款使用料及び手数料の収入済額は、9,917万9,546円となり、収入未済額60万9,300円は、市営住宅使用料であります。
  第16款国庫支出金の収入済額は、32億4,284万4,296円となっております。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金や新型コロナウイルスワクチン接種関連負担金及び補助金等の減によりまして、前年度に比べ大幅な減額となりました。
  12ページ、13ページをお願いいたします。
  第17款県支出金の収入済額は、16億8,043万1,354円で、LPガス等物価高騰対策・地域経済活性化支援事業費補助金などにより、前年度に比べ増額となりました。
  第19款寄附金の収入済額は、23億388万4,860円となり、そのうち、ふるさとづくり寄附金が23億78万2,860円となっております。
  第22款諸収入の収入済額は、4億9,436万2,168円となり、収入未済額992万97円は、生活保護費返還金、学校給食費等であります。
  第23款市債の収入済額は、10億8,621万9,000円で、防災設備整備事業債や臨時財政対策債の減により、前年度に比べ減額となっております。
  以上の結果、歳入合計の収入済額は、256億3,045万8,388円、不納欠損額が6,390万9,824円、収入未済額が3億2,858万2,903円となったところであります。
  14ページ、15ページをお願いいたします。
  歳出になります。主なものについて、ご説明いたします。
  第2款総務費の支出済額は、54億9,703万6,870円で、西部防災センター整備工事の完了や公共施設等総合管理基金元金積立金の減によりまして、前年度に比べ減額となっております。翌年度繰越額1,210万円は、戸籍住民基本台帳事業及びコンビニ交付サービス事業であります。
  第3款民生費の支出済額は、79億8,200万4,964円で、住民税非課税世帯等への給付金事業や保育所等給付事業の増により、前年度に比べ増額となっております。翌年度繰越額3,608万2,000円は、住民税均等割課税世帯等物価高騰対応臨時給付金支給事業であります。
  第4款衛生費の支出済額は、18億2,902万5,859円で、新型コロナウイルスワクチン予防接種事業の減により、前年度に比べ減額となっております。翌年度繰越額100万円は、新型コロナウイルスワクチン予防接種事業であります。
  第6款農林水産業費の支出済額は、5億9,311万2,038円となっております。翌年度繰越額5億7,628万9,000円は、畜産振興事業であります。
  16ページ、17ページをお願いいたします。
  第7款商工費の支出済額は、11億1,295万4,713円で、屋内多目的コート長寿命化改良工事などにより、前年度に比べ増額となっております。
  第8款土木費の支出済額は、19億3,367万1,522円で、市道除排雪事業費等の減により、前年度に比べ減額となっております。翌年度繰越額1億5,294万9,000円は、社会資本整備総合交付金事業であります。
  第10款教育費の支出済額は、27億5,112万7,663円で、小学校並びに中学校空調設備等設置事業の皆減により、前年度に比べ減額となっております。翌年度繰越額5,613万円は、小学校並びに中学校電気錠設置事業であります。
  以上の結果、歳出合計の支出済額は、247億8,341万7,262円、翌年度繰越額が8億3,455万円、不用額は、12億4,727万8,738円となりました。
  この結果、表外の記載のとおり歳入歳出差引残額は、8億4,704万1,126円となったところでございます。
  次に、19ページをお願いいたします。
  議第55号 令和5年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、ご説明をいたします。
  20ページ、21ページをお願いいたします。
  歳入であります。主なものについて申し上げます。
  第1款国民健康保険税の収入済額は、9億6,960万9,438円、第4款県支出金の収入済額は、32億1,004万1,000円となり、歳入合計収入済額は46億4,880万8,539円、不納欠損額は161万6,827円、収入未済額は、1億6,928万5,008円となったところであります。
  22ページ、23ページをお願いいたします。
  歳出になります。
  主なものは、第2款保険給付費の支出済額は、30億9,331万4,179円、第3款国民健康保険事業費納付金の支出済額は、11億7,214万9,014円となりました。
  24ページ、25ページをお願いいたします。
  歳出合計を申し上げます。
  支出済額は、45億643万5,169円、不用額は、3億9,813万1,831円となりました。
  この結果、歳入歳出差引残額は、1億4,237万3,370円となったところであります。
  次に、27ページをお願いいたします。
  議第56号 令和5年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定についてであります。
  28ページ、29ページをお願いいたします。
  歳入になります。
  主なものは、第1款財産収入の収入済額は、75万6,461円で、歳入合計収入済額は、125万3円となっております。
  次のページ、30ページ、31ページをお願いいたします。
  歳出でありますが、第1款総務費の支出済額は、108万4,889円で、歳出合計も同額であります。不用額は、91万5,111円となりました。
  この結果、歳入歳出差引残額は、16万5,114円となったところであります。
  次に、33ページをお願いいたします。
  議第57号 令和5年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてであります。
  34ページ、35ページをお願いいたします。
  歳入になります。
  主なものは、第1款介護保険料の収入済額は、9億7,186万5,717円、第3款国庫支出金の収入済額は、10億2,799万6,974円、第4款支払基金交付金の収入済額は、10億6,850万4,000円となり、歳入合計収入済額は、45億920万2,865円、不納欠損額は、17万4,610円、収入未済額は、338万4,279円となったところであります。
  36ページ、37ページをお願いいたします。
  歳出でありますが、第2款保険給付費の支出済額は、38億4,029万6,871円で、歳出合計支出済額は、43億6,327万8,174円、不用額は、3億1,683万1,826円となりました。
  この結果、歳入歳出差引残額は、1億4,592万4,691円となったところであります。
  39ページをお願いいたします。
  議第58号 令和5年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算認定についてであります。
  40ページ、41ページをお願いいたします。
  歳入になります。
  主なものは、第1款使用料及び手数料の収入済額301万9,150円で、歳入合計収入済額は、759万9,271円となっております。
  42ページ、43ページをお願いいたします。
  歳出でありますが、第1款総務費の支出済額は、140万5,225円で歳出合計も同額でございます。不用額は487万775円となり、この結果、歳入歳出差引残額は、619万4,046円となったところであります。
  次に、45ページをお願いいたします。
  議第59号 令和5度東根市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてであります。
  46ページ、47ページをお願いいたします。
  歳入になります。
  主なものは、第1款後期高齢者医療保険料の収入済額は、4億3,066万970円となり、歳入合計収入済額は、5億9,863万4,851円、収入未済額は、9万4,740円となったところであります。
  48ページ、49ページをお願いいたします。
  歳出でありますが、第2款後期高齢者医療広域連合納付金の支出済額は5億7,423万2,474円で、歳出合計支出済額は、5億9,338万6,177円、不用額は、441万7,823円となりました。
  この結果、歳入歳出差引残額は、524万8,674円となったところであります。
  以上、一般会計及び5つの特別会計の決算状況について、ご説明を申し上げました。
  詳細につきましては、51ページから507ページまでの各会計歳入歳出決算事項別明細書に記載のとおりであります。
  次に、509ページをお願いいたします。
  令和5年度実質収支に関する調書であります。
  510ページをお願いいたします。
  一般会計の実質収支に関する調書になります。
  歳入総額が256億3,045万8,000円、歳出総額が247億8,341万7,000円、歳入歳出差引額が8億4,704万1,000円、翌年度へ繰り越すべき財源、繰越明許費繰越額が355万4,000円で、実質収支額は、8億4,348万7,000円となりました。
  次の511ページから515ページまでは、各特別会計の実質収支に関する調書になります。説明は省略させていただきます。
  次に、517ページをお願いいたします。
  令和5年度財産に関する調書になります。
  518ページから535ページに、公有財産、基金、物品の令和5年度中の異動を記載しております。
  以上、議第54号から議第59号までの令和5年度東根市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算認定について、ご説明を申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。
○原田利光決算特別委員長 次に、議第60号から議第62号までの3議案について、上下水道部長に説明を求めます。
  深瀬上下水道部長。
   〔深瀬弘之建設部長兼上下水道部長 登壇〕
○深瀬弘之建設部長兼上下水道部長 委員長の指示により、議第60号 令和5年度東根市水道事業会計利益の処分及び決算認定について、議第61号 令和5年度東根市工業用水道事業会計利益の処分及び決算認定について、及び議第62号 令和5年度東根市公共下水道事業会計利益の処分及び決算認定についての3議案について、ご説明をいたします。
  はじめに、議第60号 令和5年度東根市水道事業会計利益の処分及び決算認定について、ご説明をいたします。
  決算書の1ページ、2ページをお願いいたします。
  決算の収支である収益的収入及び支出について、予算額との比較でご説明をいたします。
  収入につきまして、第1款水道事業収益は、予算額合計11億7,856万5,000円に対し、決算額は11億9,960万6,051円となり、2,104万1,051円の増となりました。
  支出についてでありますが、第1款水道事業費用は、予算額合計11億7,083万8,000円に対し、決算額は10億3,550万8,358円となり、不用額が1億3,532万9,642円となったところであります。
  3ページ、4ページをお願いいたします。
  資産などの収支である資本的収入及び支出について、ご説明をいたします。
  収入につきまして、第1款資本的収入は、予算額合計4,438万9,000円に対し、決算額が6,019万7,990円となり、1,580万8,990円の増となっております。
  その内容でありますが、第2項加入金2,473万3,500円につきましては、給水装置の新設に伴う水道加入金、第8項負担金1,848万9,703円につきましては、簡易水道統合事業に係る起債償還元金の一部として、一般会計からの繰入金などとなっております。
  支出につきまして、第1款資本的支出は、予算額合計8億1,415万8,000円に対し、決算額が4億2,372万1,245円となり、翌年度繰越額は、1億1,256万7,600円であります。これは、工事資材の搬入の遅れに伴う繰越であります。不用額は、2億7,786万9,155円となりました。
  その内容でありますが、第1項建設改良費3億3,410万9,167円は、配水管布設替工事などの費用、第2項企業債償還金は、8,961万2,078円となっております。
  その結果、表外に記載のとおり、資本的収入額が資本的支出額に不足する額3億6,352万3,255円につきましては、過年度分損益勘定留保資金等で補填しております。
  5ページ、6ページをお願いいたします。
  事業期間における経営成績を示す損益計算書について、ご説明をいたします。
  数値につきましては、純利益算出の観点から消費税を除いた実質額となります。
  はじめに、営業収益及び営業費用の主な項目について、ご説明をいたします。
  営業収益のうち、(1)給水収益9億7,452万3,170円につきましては、全額水道料金であります。(3)その他営業収益4,377万7,329円は、下水道使用料徴収事務委託料などとなっております。
  営業費用につきまして、(1)原水及び浄水費2億5,295万8,116円につきましては、人件費及び村山広域水道からの受水費用など、(2)配水及び給水費2億459万760円は、人件費、委託料、舗装本復旧費などになります。(3)受水工事費以降は、記載のとおりであります。
  この結果、営業収益から営業費用を差し引いた営業利益は、7,771万6,622円となりました。
  次に、営業外収益及び営業外費用について、ご説明をいたします。
  営業外収益につきましては、受取利息及び配当金ほかで8,031万6,878円、営業外費用につきましては、支払利息及び企業債取扱諸費ほかで1,818万5,810円となり、経常利益は1億3,984万7,690円となったところであります。
  特別利益及び特別損失につきましては、記載のとおりであります。
  これらの結果、水道事業の当年度純利益につきましては、1億3,991万2,740円となったところであります。
  7ページをお願いいたします。
  下段の表、剰余金処分計算書(案)につきまして、当年度の未処分利益剰余金は当年度純利益の1億3,991万2,740円となりまして、全額を建設改良積立金に積み立てるため、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づいて、議会の議決を求めるものであります。
  9ページ、10ページをお願いいたします。
  令和6年3月31日における水道事業の財政状態を示す貸借対照表となっておりますので、ご参照をお願いいたします。
  以上で、水道事業会計の決算の説明を終わります。
  次に、議第61号 令和5年度東根市工業用水道事業会計利益の処分及び決算認定について、ご説明をいたします。
  決算書の1ページ、2ページをお願いいたします。
  収益的収入及び支出について、予算額との比較でご説明をいたします。
  収入について、第1款工業用水道事業収益につきましては、予算額合計2億5,898万6,000円に対し、決算額が2億5,957万4,061円となり、58万8,061円の増となっております。
  次に、支出についてであります。
  第1款工業用水道事業費用につきましては、予算額合計2億4,981万5,000円に対し、決算額が2億907万8,910円となり、不用額が4,073万6,090円となったところであります。
  3ページ、4ページをお願いいたします。
  資本的収入及び支出について、ご説明をいたします。
  収入についてはありませんでした。
  支出につきまして、第1款資本的支出につきまして、予算額合計1,900万円に対して、決算額が1,889万8,000円となり、不用額は、10万2,000円となったところであります。
  その内容ですが、野田シタ水源地管理棟耐震補強設計業務委託などを実施したものであります。
  その結果、表外に記載のとおり、資本的収入額が資本的支出額に不足する額1,889万8,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金等で補填しております。
  5ページ、6ページをお願いいたします。
  損益計算書について、ご説明をいたします。
  はじめに、営業収益及び営業費用の主な項目について、ご説明をいたします。
  営業収益のうち、(1)給水収益2億2,160万880円につきましては、受水企業からの水道料金であります。
  営業費用につきまして、(1)原水及び浄水費8,583万6,409円は、工業用水道施設の点検費、動力費など、(2)配水及び給水費600万9,145円は、人件費や修繕費などとなります。(3)業務総係費以降は、記載のとおりであります。
  この結果、営業収益から営業費用を差し引いた営業利益につきましては、3,296万3,878円となったところです。
  次に、営業外収益及び営業外費用について、ご説明をいたします。
  営業外収益につきましては、受取利息及び配当金などで1,581万3,273円となりました。営業外費用はありませんでした。
  これらの結果、工業用水道事業の当年度純利益につきましては、4,877万7,151円となったところであります。
  7ページをお願いいたします。
  下段の剰余金処分計算書(案)につきまして、当年度の未処分利益剰余金につきましては、当年度純利益の4,877万7,151円となり、全額を建設改良積立金に積み立てるため、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づいて、議会の議決を求めるものであります。
  9ページ、10ページにつきましては、令和6年3月31日における貸借対照表を記載しておりますので、ご参照をお願いいたします。
  以上で、工業用水道事業会計決算の説明を終わります。
  続いて、議第62号 令和5年度東根市公共下水道事業会計利益の処分及び決算認定について、ご説明をいたします。
  1ページ、2ページをお願いいたします。
  収益的収入及び支出について、予算額との比較でご説明をいたします。
  収入につきまして、第1款公共下水道事業収益につきましては、予算額合計14億9,082万1,000円に対し、決算額が14億5,684万3,954円となり、3,397万7,046円の減となりました。
  次に、支出についてでありますが、第1款公共下水道事業費用が予算額合計14億7,963万3,000円に対し、決算額が14億1,407万280円となり、不用額が6,556万2,720円となったところであります。
  3ページ、4ページをお願いいたします。
  資本的収入及び支出について、ご説明いたします。
  収入につきまして、第1款資本的収入は、予算額合計9億9,029万円に対し、決算額が8億6,177万5,280円となり、1億2,851万4,720円の減となりました。
  その内容でありますが、第1項企業債4億4,310万円は建設改良債、第2項他会計出資金1億2,000万円、第3項他会計補助金5,879万7,000円、第4項他会計負担金2,955万3,000円につきましては、いずれも一般会計からの繰入金であります。第5項国庫補助金1億7,870万9,000円につきましては、国の社会資本整備総合交付金であります。第6項負担金は記載のとおりであります。
  支出につきまして、第1款資本的支出は予算額合計13億118万3,000円に対して、決算額が11億9,609万8,681円となり、不用額は1億508万4,319円となったところであります。
  その内容としまして、第1項建設改良費は、6億6,576万1,027円で、人件費及び汚水・雨水の管渠布設工事、県が所管する流域下水道建設事業の本市負担金などです。第3項企業債償還金5億3,033万7,654円は、過年度に借り入れた企業債の償還元金となります。
  その結果、表外に記載のとおり、資本的収入額が資本的支出額に不足する額3億3,432万3,401円は、過年度分損益勘定留保資金等で補填しております。
  5ページ、6ページをお願いいたします。
  損益計算書について、ご説明をいたします。
  はじめに、営業収益及び営業費用の主な項目について、ご説明をいたします。
  営業収益のうち、(1)下水道使用料は、6億8,163万8,762円となっております。(2)雨水処理負担金5,335万円は、雨水事業に係る一般会計からの繰入金、(3)その他営業収益32万7,310円は、工事店の指定手数料などとなっております。
  営業費用につきまして、(1)管渠費1億764万6,343円は、人件費及び汚水桝設置等業務委託料など、(2)流域下水道維持管理費2億7,363万6,306円は、県が所管する流域下水道維持管理事業の本市負担金であります。(3)業務費以降は、記載のとおりとなります。
  この結果、営業収益から営業費用を差し引いた営業損失は、5億2,984万5,999円となっております。
  次に、営業外収益及び営業外費用について、ご説明をいたします。
  営業外収益は、(1)受取利息及び配当金についてはありませんでした。(2)他会計補助金600万円は、経営の安定化を図るための一般会計からの繰入金、(3)他会計負担金1億8,925万7,000円は、汚水事業に係る一般会計からの繰入金であります。(4)長期前受金戻入以降は、記載のとおりであります。
  営業外費用のうち、(1)支払利息及び企業債取扱諸費1億782万9,700円は、企業債の償還利息であります。(2)雑支出は記載のとおりとなり、経常利益は、1,066万2,108円となったところであります。
  特別利益及び特別損失につきましては、記載のとおりであります。
  これらの結果、公共下水道事業の当年度純利益は、1,075万9,238円となったところであります。
  当年度末処分利益剰余金につきましては、前年度繰越利益剰余金を加えた3,876万2,445円となったところであります。
  7ページをお願いいたします。
  下段の剰余金処分計算書(案)につきまして、当年度の未処分利益剰余金3,876万2,445円の全額を翌年度繰越利益剰余金とするため、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
  9ページ、10ページにつきましては、令和6年3月31日における公共下水道事業の貸借対照表となっておりますので、ご参照をお願いいたします。
  以上で、3企業会計の利益の処分及び決算認定についての説明を終わります。よろしくお願いいたします。

  ◎散     会

○原田利光決算特別委員長 以上で、説明を終わります。
  これで、本日の日程は、全部終了いたしました。
  なお、本委員会は、9月6日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。
  本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。

   午前11時38分 散 会