予　算　特　別　委　員　会　会　議　録
令和６年２月２６日　午後　１時００分　開　会

　高　　橋　　鉄　　夫　　予算特別委員長　　　　　　清　　野　　康　　隆　　副委員長

◎出席委員（１７名）
　１番　　　森　　谷　　　　　俊　委員　　　　　　　２番　　　深　　瀬　　明　　理　委員
　３番　　　工　　藤　　み ど り　委員　　　　　　　４番　　　清　　野　　康　　隆　委員
　５番　　　山　　本　　和　　生　委員　　　　　　　６番　　　福　　永　　邦　　幸　委員
　７番　　　滝　　口　　公　　一　委員　　　　　　　８番　　　元　　木　　十 四 男　委員
　９番　　　東 海 林　　克　　彦　委員　　　　　　１０番　　　三　　宅　　一　　人　委員
１１番　　　植　　松　　　　　宏　委員　　　　　　１２番　　　高　　橋　　鉄　　夫　委員
１３番　　　河　　村　　　　　豊　委員　　　　　　１４番　　　原　　田　　利　　光　委員
１５番　　　髙　　橋　　光　　男　委員　　　　　　１６番　　　佐　　藤　　　　　直　委員
１７番　　　片　　桐　　勝　　寿　委員　　　　　　

◎欠席委員（なし）

◎説明のため出席した者の職氏名
土　田　正　剛
市　　　　　　長

半　田　　　博
教　　育　　長
松　田　智　志
選挙管理委員会
委　　員　　長

古　谷　利　明
代表監査委員
菅　原　繁　治
農業委員会会長

芦　野　耕　司
副　　市　　長
佐　藤　慎　司
総　務　部　長

矢　萩　　　宏
市民生活部長
岡　田　光　弘
健康福祉部長

東海林　浩　司
経　済　部　長
深　瀬　弘　之
建　設　部　長
兼上下水道部長

牧　野　美和子
会計管理者
安　達　好　浩
消防長

安　達　利　也
教育次長
青　柳　　　昇
総合政策課長

本　間　和　史
庶　務　課　長
併選挙管理委員会
事　務　局　長
間木野　教　子
財　政　課　長

伊　藤　　　亨
監　査　委　員
事　務　局　長
岡　田　正　樹
農 業 委 員 会
事　務　局　長





◎事務局職員出席者職氏名
鈴　木　敬　一
事　務　局　長

高　橋　真伊子
事務局長補佐
森　谷　賢　司
議事係長

太　田　雅　美
副　 　主　 　任
井　上　雄　貴
副　　 主　　 任

斎　藤　直　子
兼　務　書　記
辻　村　　　充
兼　務　書　記




◎本日審査した案件

　議第２２号　令和６年度東根市一般会計予算
　議第２３号　令和６年度東根市国民健康保険特別会計予算
　議第２４号　令和６年度東根市東根財産区特別会計予算
　議第２５号　令和６年度東根市介護保険特別会計予算
　議第２６号　令和６年度東根市市営墓地特別会計予算
　議第２７号　令和６年度東根市後期高齢者医療特別会計予算
　議第２８号　令和６年度東根市水道事業会計予算
　議第２９号　令和６年度東根市工業用水道事業会計予算
　議第３０号　令和６年度東根市公共下水道事業会計予算



　　◎開　　　　　会

○高橋鉄夫予算特別委員長　皆さん、ご苦労さまです。ただ今から予算特別委員会を開会いたします。

　　◎開　　　　　議

○高橋鉄夫予算特別委員長　本日の会議に、欠席及び遅刻の届出はありません。したがいまして、委員の出席数は17名で、定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

　　◎議第２２号　令和６年度東根市一般会計予算外８件

○高橋鉄夫予算特別委員長　先ほどの本会議におきまして、予算特別委員会に付託なりました議案は、別紙付託表のとおり、議第22号から議第30号までの９議案であります。
　　以上、９議案を一括して議題とします。
　　はじめに、議第22号から議第27号までの６議案について、財政課長に補足説明を求めます。
　　間木野財政課長。
　　　〔間木野教子財政課長　登壇〕
○間木野教子財政課長　委員長の指示により、一般会計及び特別会計の当初予算について補足説明を申し上げます。
　　別冊の一般会計及び特別会計予算書をお願いいたします。
　　はじめに、１ページをお願いいたします。
　　議第22号　令和６年度東根市一般会計予算についてご説明申し上げます。
　　第１条は、歳入歳出予算総額をそれぞれ261億200万円と定めるものです。第２条は、債務負担行為について、第３条は、地方債の借入限度額等の設定について規定するものでございます。第４条は、一時借入金の限度額を20億円と定めるものです。第５条は、給料などの人件費に過不足が生じた場合に、同じ款内の項の間で流用ができる規定を定めるものであります。
　　次に、２ページをお願いします。
　　２ページから６ページまでは、第１表　歳入歳出予算でありますが、款項の区分ごとの予算額でございます。
　　７ページをお願いいたします。
　　第２表　債務負担行為ですが、４つ目の立地適正化計画策定支援業務委託から東郷小学校長寿命化改良事業までの４事業は、令和７年度までの２か年度にわたる事業、これ以外の利子補給などにつきましては、それぞれの事項について、複数年にわたるものについて債務負担行為を設定するものでございます。
　　８ページをお願いいたします。
　　第３表　地方債ですが、起債の目的ごとに限度額、起債の方法などについて設定するものでございます。
　　次に、12、13ページをお願いいたします。
　　はじめに、歳入の主なものについてご説明いたします。
　　１款市税につきましては、経済情勢や今年度の決算見込みなどを踏まえての計上でございます。
　　１項１目個人市民税では、令和６年度の税制改正における定額減税の影響を見込みまして、前年度比9.6％減の19億6,468万3,000円、２目の法人市民税で、前年度比14.4％減の５億5,984万8,000円、２項の固定資産税は、償却資産の増を見込みまして、1.4％増の31億4,979万2,000円を計上しております。
　　３項軽自動車税は、次のページ、14、15ページをお願いいたします。
　　今年度の決算見込みや届出台数などによりまして、0.4％の微増の１億7,922万5,000円、４項たばこ税は、今年度の決算見込みに基づきまして、前年度比こちらも0.3％増の微増で、３億409万8,000円を計上してございます。
　　次のページ、16、17ページをお願いいたします。
　　２款地方譲与税から、次のページ、18、19ページの10款国有提供施設等所在市町村助成交付金までは、これまでの交付実績や経済情勢、地方財政計画などを踏まえまして、それぞれ同額、または増額して計上しております。
　　次のページ、20、21ページをお願いいたします。
　　11款地方特例交付金、１項１目２節の定額減税減収補填特例交付金２億1,100万円は、個人市民税の定額減税分の補填でありまして、新規計上となります。
　　12款地方交付税は、地方財政計画や市税の状況等を勘案しまして、前年度比2.9％増の42億8,700万円を見込んでおります。
　　14款分担金及び負担金では、次のページをお願いいたします。
　　３目土木費負担金に、北村山三市一町の広域的な立地適正化方針を策定する協議会からの負担金としまして、195万1,000円を新規計上し、４目消防費負担金では、消防指令業務共同運用負担金が大幅な増となり、３億1,470万4,000円を計上しております。
　　次に、26、27ページをお願いいたします。
　　16款国庫支出金、１項の国庫負担金では、１目民生費国庫負担金のうち、２節児童福祉費負担金の子どものための教育・保育給付負担金の増額があったものの、前年度に計上されました２目衛生費国庫負担金の新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金及び神町中学校増築に係る教育費国庫負担金の皆減によりまして、前年度比4.6％減の20億3,649万7,000円となっております。
　　２項の国庫補助金、１目総務費国庫補助金でのデジタル基盤改革支援補助金、２目民生費国庫補助金の就学前教育保育施設整備交付金などの計上によりまして、次のページ、28、29ページをお願いいたします。前年度比19.4％増の７億8,625万2,000円となっております。
　　次のページ、30、31ページをお願いいたします。
　　17款県支出金、１項の県負担金では、国庫と同じく、１目の民生費県負担金の増によりまして、前年度比5.9％増の８億9,573万8,000円の計上となったところであります。
　　少し飛びまして、36、37ページをお願いいたします。
　　３項１目総務費委託金は、山形県知事選挙委託金や各種統計調査委託金を計上しまして、前年度比1,393万9,000円の増となっております。
　　40、41ページをお願いいたします。
　　19款寄附金では、１項１目総務費寄附金、ふるさとづくり寄附金を実績見込みなどから前年度より２億円増額しまして、18億円を計上しています。
　　20款繰入金では、１目財政調整基金からの繰入れを９億8,147万2,000円、３目のふるさとづくり基金からの繰入れを23億500万円を計上しております。
　　次に、44、45ページをお願いいたします。
　　22款諸収入、５項５目学校給食事業収入では、中学校給食費無償化に伴いまして、東根市立中学校に通う生徒の保護者負担分がなくなることで、前年度比33.2％減の１億6,246万2,000円を計上しております。
　　次のページ、46、47ページをお願いいたします。
　　23款市債の１項１目総務債は、市庁舎屋上防水改修工事などに伴うものであります。２目民生債は、さくらんぼタントクルセンター遊具改修工事と、ふれあいセンターＺＥＢ化改修工事などに伴うものでございます。５目土木債は、長谷アンダーパスの無散水消雪施設修繕工事や道路の新設改良工事などに伴うもの。６目消防債は、消防指令業務共同運用事業などに伴うものであります。７目教育債では、東郷小学校、小田島公民館の長寿命化工事などに伴うものでありまして、８目の臨時財政対策債は、地方財政計画に基づき、前年度比１億減の5,000万円を見込みまして、市債合計で前年度比26.6％増の20億3,430万円を計上しております。
　　48、49ページをお願いいたします。
　　ここから歳出になります。
　　１款議会費につきましては、タブレット端末の運用経費や各事業経費を継続して計上いたしまして、前年度比0.4％減の１億9,426万5,000円を計上しております。
　　52、53ページをお願いいたします。
　　２款総務費１項２目広報広聴費、ＳＮＳ情報発信事業では、市公式ＬＩＮＥのメニュー表示を拡張する経費を見込みまして、149万円を計上しております。
　　次のページ、54、55ページをお願いいたします。
　　４目財産管理費の旧神町小学校用地利活用事業では、保育施設用地の造成工事などの費用としまして、4,200万円を計上しております。
　　次のページ、56、57ページをお願いいたします。
　　５目企画費、上から５つ目になります。交流事業961万9,000円は、新得町友好都市提携30周年記念事業の実施に向けた経費を計上しております。
　　58、59ページをお願いいたします。
　　ふるさと納税特産品ＰＲ事業は、ふるさと納税の寄附額に応じた返礼品などの報償費等を見込み、11億4,800万円を計上しております。そのすぐ下です。ふるさとづくり基金管理事業は、ふるさと納税に係る寄附金収入を一旦基金に全額積み立てるため、寄附金と同額の元金積立金を計上しております。
　　62、63ページをお願いいたします。
　　10目の情報管理費の情報管理事業では、自治体情報システムの標準化に向けたデータ移行に係る費用、すぐ下の事業、オンラインシステム事業では、統合型ＧＩＳの全庁利用と公開型ＧＩＳ導入に向けた経費などを計上しております。
　　次のページ、64、65ページをお願いいたします。
　　11目市民生活費の安全・安心なまちづくり事業では、犯罪に遭った方などへの見舞金制度を創設しまして、犯罪被害者等見舞金を計上しております。
　　72、73ページをお願いいたします。
　　４項２目選挙啓発費の選挙啓発事業では、早い段階から選挙へ関心を高めてもらうことで、将来の投票率向上が期待されることから、市立中学校及び東桜学館中学校、高等学校への啓発事業経費を拡充して計上しております。すぐ下の事業、３目選挙執行費では、新年度執行予定の山形県知事選挙の執行経費を計上しております。
　　次のページをお願いいたします。
　　５項２目基幹統計費では、次のページ、76、77ページにかけてになりますが、予定されております各種統計に係る事業費を計上しております。
　　次のページ、78、79ページをお願いいたします。
　　３款民生費１項１目社会福祉総務費、下から２つ目になります。国民健康保険産前産後保険税繰出事業では、出産被保険者の国民健康保険税の産前産後期間における減額分を繰出金として新たに計上しております。
　　80、81ページをお願いいたします。
　　２目社会福祉総務費、さくらんぼタントクルセンター維持管理事業では、長寿命化計画に基づく受変電設備などの改修や、けやきホールの遊具改修経費を計上しております。
　　少し飛びまして、86、87ページをお願いいたします。
　　６目老人福祉費、中段頃になりますが、ふれあいセンター及び小田島ふれあい交流館運営管理事業では、ふれあいセンターのＺＥＢ化に向けた改修工事費を計上しております。
　　90、91ページをお願いいたします。
　　２項１目児童福祉総務費、家庭相談充実事業では、子どもの発達や子育てに不安を持つ子育て世代の相談体制の充実を図るため、新たに臨床心理士を配置する経費を計上しております。その３つ下になります。こども家庭支援事業は、妊娠、出産、育児不安の解消を図るため、家事や育児支援などの産前産後ヘルパー事業を新たに実施するほか、産後ケア事業では、自己負担額を軽減するなど、支援の拡充を図っております。
　　92、93ページをお願いいたします。
　　小中学校入学応援事業は、子育て世帯の経済的負担を軽減するため、入学応援給付金を創設しまして、小学校、中学校に入学する新１年生１人につき５万円を給付いたします。すぐ下、子どもの居場所づくり支援事業50万円は、こども食堂など、子どもの居場所づくりに取り組む団体に対して、運営経費の一部を助成いたします。
　　２項２目保育所費、一番下になりますが、子どものための教育・保育給付事業９億2,269万円は、新年度に市内の幼稚園の２園が認定こども園に移行するため、増額計上となっております。
　　94、95ページをお願いいたします。
　　同じく２目の保育所等整備支援事業7,768万8,000円は、民立の小規模保育事業所創設に伴う施設整備補助金でございます。
　　少し飛びまして、104、105ページをお願いいたします。
　　４款衛生費１項１目保健衛生総務費、上から３つ目になりますが、幸せパスポート事業4,125万2,000円は、妊婦健康診査などに係る費用を助成するものですが、検査項目に歯科健康診査を追加することで、前年度より拡充して計上しております。２目予防費では、予防事業において、造血幹細胞移植等後のワクチン再接種費用助成を新たに計上しております。
　　108、109ページをお願いいたします。
　　３目環境衛生費、地球温暖化対策事業では、カーボンニュートラル社会の実現に向けた各種継続事業に加えまして、新年度は太陽光発電システム設置支援事業費補助金の中にＶ２Ｈ設備設置に係る補助金を新たに計上しまして、全体で2,555万8,000円としております。
　　少し飛びまして、122、123ページをお願いいたします。
　　６款農林水産業費１項３目農業振興費、上から２つ目になります。果樹産地強化事業6,000万円は、さくらんぼ、ブドウ、西洋梨、りんごなど、各種果樹の雨よけハウスなどの施設整備改修費用などの２分の１を助成する事業でありまして、実績を踏まえまして増額しての計上でございます。
　　すぐ下の事業、持続可能な農業支援事業は、前年度までのゼロカーボン推進農業支援事業に、営農の効率化を図る取組への支援事業を合わせた新規事業でありまして、600万円を新たに計上しております。
　　このページの一番下の事業、土地改良事業に対する補助金負担金事業4,273万8,000円には、新たに水田の貯留機能を向上させる田んぼダムの取組に係る畦畔や排水溝の整備などについて支援する事業負担金を計上しております。
　　126、127ページをお願いいたします。
　　９目の農業経営基盤強化促進対策費の認定農業者支援事業は、認定農業者が行う農業用機械や施設等への導入に対して補助するものですが、新年度は補助対象経費の上限をそれぞれ10万円引き上げて、600万円を計上しております。
　　10目ブランド戦略推進費では、次のページにかけてになりますが、ＧＩ東根さくらんぼのブランド化や農作物の販路拡大に向けた経費を継続して計上しております。
　　130、131ページをお願いいたします。
　　２項２目の林業振興費の森林経営管理事業は、林地地番作成業務委託料を見込みまして、372万8,000円の計上であります。
　　132、133ページをお願いいたします。
　　７款商工費１項２目商工業振興費では、中小企業等への利子補給や保証料補給経費を継続して見込んだほか、134、135ページをお願いいたします。中小企業省エネ設備等導入支援事業1,000万円は、市内の中小企業等が行う省エネルギー設備などへの更新、導入に係る費用の補助を新たに計上しております。
　　３目の観光費では、観光事業の「果樹王国ひがしね」観光物産推進協議会負担金において、「果樹王国ひがしね宣言」30周年をＰＲする費用を見込むほか、各事業の実行委員会などへの負担金などを継続して計上しております。
　　136、137ページをお願いいたします。
　　同じく３目の屋内多目的コート長寿命化改良事業では、照明のＬＥＤ改修工事費を計上しております。
　　４目企業誘致対策費では、企業奨励補助事業、産業立地促進資金融資事業も継続して計上しております。
　　138、139ページをお願いいたします。
　　６目ブランド戦略推進費、「果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン大会」事業は、10kmコースを追加した8,000名の経費を見込んだ大会開催費用を計上しております。
　　142、143ページをお願いいたします。
　　８款土木費２項２目道路維持費では、市道除排雪事業に長谷アンダーパスの無散水消雪施設の修繕費用を見込みまして、４億7,000万円を計上しております。
　　３つ下、市道除雪機更新整備事業では、小型ロータリー除雪車の購入費用を、その下の生活密着道路整備事業では、２年目となる道路照明灯のＬＥＤ化改修工事費のほか、小田島地区の雨水対策経費を含めて計上しております。
　　３目道路新設改良費では、社会資本整備総合交付金事業に２億8,000万円、次の道路新設改良単独事業に、旧神町小学校跡地周辺の整備費用を含めまして２億930万円計上しまして、次のページをお願いいたします。緊急自然災害防止対策事業に、前年度より増額し、9,900万円を計上したところでございます。
　　５目道路関連施設費の道の駅整備事業では、現地測量調査及び基本設計費用としまして、2,830万6,000円を計上しております。
　　146、147ページをお願いいたします。
　　４項１目都市計画総務費、都市計画総務事業では、２か年の債務負担行為をしておりますが、委託料に立地適正化計画の策定支援経費850万円を新たに計上しております。
　　２つ下、北村山圏域立地適正化方針策定事業は、北村山三市一町で誘導区域の設定、誘導施設の整備等による持続可能な都市運営に向けまして、広域的な立地適正化の方針を策定する経費としまして、850万円を新たに計上しております。
　　４目公園管理費、公園管理事業は、あそびあランド大型ネット遊具のネット及び噴水機械設備の更新工事費用を計上したほか、次のページをお願いいたします。同じく４目大森山公園クロスカントリーコース整備事業に、この秋のオープンに向けました式典やイベントの経費を計上しております。
　　５項１目住宅管理費、住宅管理事業では、各補助金等のほか、工事費に市営住宅の水道メーターの更新費用を計上してございます。
　　152、153ページをお願いいたします。
　　９款消防費１項１目常備消防費、消防庁舎管理事業では、消防庁舎の長寿命化計画策定経費の計上、３つ下になりますが、消防指令業務共同運用事業６億2,463万1,000円は、令和７年度からの消防指令業務共同運用に向け、通信指令センター整備、庁舎増築工事費用を計上してございます。
　　次のページをお願いいたします。
　　３目消防施設費、防火水槽整備事業では、例年の整備費に加えまして、旧神町小学校跡地周辺の防火水槽移設工事費を新たに計上してございます。
　　156、157ページをお願いいたします。
　　４目消防水防費、水防事業では、災害の被害情報収集のため、災害用ドローンの導入費用を新たに計上しております。
　　160、161ページをお願いいたします。
　　10款教育費１項教育総務費２目事務局費、きめ細やかな学校教育推進事業では、医療的ケア児の受入体制の整備に要する経費や適応指導教室の体制強化のため、指導員を１名増員しまして、5,845万9,000円を計上しております。
　　166、167ページをお願いいたします。
　　２項４目学校建設費、小学校長寿命化改良事業では、東郷小学校では、校舎等の改修、東根中部小学校は、校舎の屋根改修に係る工事費用などを見込みまして、４億2,176万5,000円を計上しております。
　　170、171ページをお願いいたします。
　　３項４目学校建設費、神町中学校増築事業では、仮設校舎の解体工事や外構工事の費用としまして、6,059万8,000円を計上しております。
　　その下、中学校長寿命化改良事業では、第一中学校体育館屋根改修工事費用と第二中学校校舎等屋根改修工事の実施設計費用などを見込みまして、4,182万円を計上しております。
　　４項１目社会教育総務費、集会施設等開設整備事業は、新年度より空調設備設置への補助を追加しまして、127万5,000円を計上しております。
　　次のページをお願いいたします。
　　２目公民館費、社会教育施設長寿命化改良事業8,228万7,000円は、小田島公民館の長寿命化改良工事費等を計上してございます。
　　174、175ページをお願いします。
　　４目文化振興費、文化振興推進事業では、大ケヤキ全国書道絵画展の第35回記念展、市総合文化祭の第60回記念祭の実施経費を見込んで478万2,000円を計上しております。
　　次のページをお願いいたします。
　　５項２目体育施設費、体育施設管理事業では、市民体育館と中央運動公園体育館に可搬式冷房機器の導入経費を見込みまして、1,036万8,000円を計上しております。
　　178、179ページをお願いいたします。
　　４目学校給食費、学校給食事業は、中学校給食費無償化に伴いまして、私立以外の中学校に通う生徒の給食費実費相当分を助成する経費を見込みまして、２億5,325万9,000円を計上しております。
　　次のページ、180、181ページをお願いいたします。
　　第12款公債費でございます。
　　西部防災センター整備工事などの元金償還が開始されますが、一部過去の市債の償還が完了したことなどによりまして、対前年度比384万5,000円減の22億117万4,000円を計上するものであります。
　　以上で、一般会計の説明を終わります。
　　次に、特別会計予算についてご説明を申し上げます。
　　209ページをお願いいたします。
　　議第23号　令和６年度東根市国民健康保険特別会計予算であります。
　　第１条は、歳入歳出予算総額を47億8,500万円と定めるもので、第２条では、一時借入金の限度額を１億5,000万円と定め、第３条では、保険給付費に過不足が生じた場合は、同一款内で各項の間の流用ができる規定を定めるものでございます。
　　216、217ページをお願いいたします。
　　歳入でありますが、１款１項国民健康保険税は、前年度比3.4％減の８億7,875万5,000円を計上したところでございます。
　　次のページをお願いいたします。
　　６款１項１目の一般会計繰入金は、前年度比12％増の４億39万8,000円を、２項１目財政調整基金繰入金は、212万円を計上しております。
　　次に、224、225ページをお願いいたします。
　　歳出でございます。
　　１款１項総務管理費では、職員人件費などを計上し、２項徴税費につきましては、国保税の賦課徴収に係る所要額を計上してございます。
　　228、229ページをお願いいたします。
　　３款国民健康保険事業費納付金は、県からの通知に基づきまして計上しております。
　　以上で、国民健康保険特別会計の説明を終わります。
　　次に、245ページをお願いいたします。
　　議第24号　令和６年度東根市東根財産区特別会計予算についてご説明申し上げます。
　　第１条は、歳入歳出予算総額を170万円と定めるもので、第２条は、一時借入金の限度額を50万円と定めるものであります。
　　250、251ページをお願いいたします。
　　歳入でございます。
　　１款１項１目財産貸付収入ですが、クレー射撃場や堂ノ前公園用地などの財産区所有地の貸付収入でございます。
　　２款繰入金は、運営基金からの繰入金を計上しております。
　　次のページをお願いいたします。
　　歳出ですが、引き続き管理経費や森と親しむ体験教室の事業経費などを計上しております。
　　以上で、東根財産区特別会計の説明を終わります。
　　次に、257ページをお願いいたします。
　　議第25号　令和６年度東根市介護保険特別会計予算についてご説明申し上げます。
　　第１条は、歳入歳出予算総額を44億5,500万円と定めるもので、第２条は、保険給付費に過不足が生じた場合に、同一款内で各項の間の流用ができる規定を定めるものでございます。
　　264、265ページをお願いいたします。
　　歳入でございます。
　　１款介護保険料は、前年度比1.2％減の９億5,638万2,000円を計上しております。
　　３款国庫支出金から、266ページの７款繰入金まで、給付費や事業費の見込みに基づきまして、額をそれぞれ計上してございます。
　　272、273ページをお願いいたします。
　　歳出でございます。
　　１款１項総務管理費に職員人件費などを計上し、２項徴収費では、保険料の賦課徴収に係る所要額、次のページをお願いいたします、３項介護認定審査会費には、認定審査会や認定調査事業の所要額を計上しております。
　　276、277ページをお願いいたします。
　　２款の保険給付費、及び284ページになりますが、４款の地域支援事業費につきましては、これまでの実績や給付費、事業量の見込みを考慮しまして、それぞれ計上するものでございます。
　　以上で、介護保険特別会計の説明を終わります。
　　次に、295ページをお願いいたします。
　　議第26号　令和６年度東根市市営墓地特別会計予算についてご説明申し上げます。
　　第１条は、歳入歳出予算総額を370万円と定めるものであります。
　　300、301ページをお願いいたします。
　　歳入でございますが、１款２項１目の墓地管理料などを前年度と同額計上するものでございます。
　　次のページをお願いいたします。
　　歳出でございますが、１款１項１目一般管理費は、管理経費など360万円を計上しております。
　　以上で、市営墓地特別会計の説明を終わります。
　　次に、305ページをお願いいたします。
　　議第27号　令和６年度東根市後期高齢者医療特別会計予算についてご説明申し上げます。
　　第１条は、歳入歳出予算総額を６億9,100万円と定めるものであります。
　　312、313ページをお願いいたします。
　　歳入でございますが、１款１項後期高齢者医療保険料は、前年度比25.1％増の５億2,112万円を計上しております。
　　３款１項１目の一般会計繰入金は、基準に基づき算出した事務費及び保険基盤安定繰入金を計上しております。
　　316、317ページをお願いいたします。
　　歳出でありますが、２款１項１目後期高齢者医療広域連合納付金でありますが、広域連合からの通知に基づきまして、前年度比１億2,503万7,000円増の６億8,757万5,000円を計上しております。
　　以上で、後期高齢者医療特別会計の説明を終わります。
　　私からの補足説明は以上でございます。
　　よろしくお願いいたします。
○高橋鉄夫予算特別委員長　次に、議第28号から議第30号までの３議案について、上下水道部長に補足説明を求めます。
　　深瀬上下水道部長。
　　　〔深瀬弘之建設部長兼上下水道部長　登壇〕
○深瀬弘之建設部長兼上下水道部長　委員長の指示によりまして、補足してご説明をいたします。
　　はじめに、議第28号　令和６年度東根市水道事業会計予算についてご説明をいたします。
　　予算書の１ページをお願いいたします。
　　第２条、業務の予定量につきましては、これまでの実績から給水戸数につきましては、１万7,900戸、年間総給水量につきましては、464万2,800㎥、１日平均給水量を１万2,720㎥としたところであります。主な建設改良事業としましては、老朽管更新事業を予定しております。引き続き計画的な漏水調査と漏水箇所の修復など、有収率の向上に努めてまいります。
　　次に、第３条、収益的収入及び支出の予定額でありますが、収入につきましては、第１款水道事業収益として11億8,346万6,000円、支出につきましては、第１款水道事業費用として11億6,397万8,000円を計上したところであります。
　　２ページをお願いいたします。
　　第４条、資本的収入及び支出の予定額でありますが、第１款資本的収入につきましては5,160万7,000円、第１款資本的支出につきましては７億1,987万7,000円を計上したところであります。
　　なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額、６億6,827万円につきましては、記載のとおり、留保資金等で補填する予定としております。
　　第５条の債務負担行為から３ページの第９条、たな卸資産購入限度額までは、記載のとおりであります。
　　５ページの予算実施計画をお願いいたします。
　　収益的収入及び支出のうち、主なものについてご説明をいたします。
　　収入につきまして、収入合計となる第１款水道事業収益につきましては、前年度比で0.4％増となる11億8,346万円を計上しております。
　　内訳としまして、１項営業収益１目給水収益につきましては、10億5,106万3,000円を計上しております。
　　２項営業外収益の５目他会計負担金につきましては、簡易水道統合事業に伴う一般会計からの負担金としまして、起債償還利子分517万1,000円を計上しております。
　　そのほかにつきましては、記載のとおりとなっております。
　　６ページをお願いいたします。
　　支出についてご説明をいたします。
　　支出合計となる１款水道事業費用につきましては、前年度比0.2％増の11億6,397万8,000円を計上しております。
　　支出の主なものとして、１項営業費用の１目原水及び浄水費につきましては、３億4,032万7,000円を計上しております。人件費及び浄水場の運転管理費などになります。
　　２目配水及び給水費につきましては、２億7,839万3,000円を計上しております。人件費、配水池の管理費及び配水管布設替工事に伴う路面復旧費などになります。
　　４目業務総係費は１億2,318万2,000円で、人件費及び窓口受付ほか業務委託料などになります。
　　そのほかにつきましては、記載のとおりとなっております。
　　７ページをお願いいたします。
　　資本的収入及び支出のうち、主なものについてご説明をいたします。
　　収入でありますが、収入合計となる第１款資本的収入につきましては、前年度比16.3％増の5,160万7,000円を計上しております。
　　内訳としまして、２項加入金につきましては、新規分譲などを見込みまして、1,947万円を計上しております。
　　８項負担金につきましては、簡易水道統合事業に伴う一般会計からの負担金のうち、起債償還元金分として2,013万7,000円を計上しております。
　　支出につきまして、支出合計となる第１款資本的支出は、前年度比11.6％減の７億1,987万7,000円を計上しております。
　　内訳として、１項建設改良費の１目施設費につきまして、老朽化した配水管の布設替えに係る工事費用などとして６億2,800万円を計上しております。
　　そのほかにつきましては、記載のとおりとなっております。
　　以上で、水道事業会計の説明を終わります。
　　続いて、議第29号　令和６年度東根市工業用水道事業会計予算についてご説明をいたします。
　　予算書の１ページをお願いいたします。
　　第２条、業務の予定量でありますが、給水数については13企業、年間総給水量は、367万5,550㎥、１日平均給水量、１万70㎥としております。主な建設改良事業としましては、工業用水道施設の耐震補強事業などを実施してまいります。
　　第３条、収益的収入及び支出の予定額でありますが、収入につきましては、第１款工業用水道事業収益として２億5,838万5,000円、支出につきましては、第１款工業用水道事業費用として２億5,175万5,000円を計上したところであります。
　　２ページをお願いいたします。
　　第４条、資本的収入及び支出の予定額でありますが、収入はございません。
　　支出につきましては、第１款資本的支出として、１項建設改良費を6,250万円計上したところであります。
　　なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額6,250万円につきましては、記載のとおり、留保資金等で補填する予定としております。
　　第５条の予定支出の各項の経費の金額の流用、及び第６条、議会の議決を得なければ流用することのできない経費につきましては、記載のとおりであります。
　　４ページの予算実施計画をお願いいたします。
　　収益的収入及び支出のうちの主なものについてご説明をいたします。
　　収入につきまして、収入合計となる第１款工業用水道事業収益につきましては、前年度比0.2％減の２億5,838万5,000円を計上しております。
　　内訳でありますが、１項営業収益の１目給水収益につきましては、２億4,258万6,000円を計上したところであります。
　　そのほかにつきましては、記載のとおりとなっております。
　　続いて、支出についてご説明をいたします。
　　支出合計となる第１款工業用水道事業費用につきましては、前年度比1.0％増の２億5,175万5,000円を計上しております。
　　内訳につきましては、１項営業費用１目原水及び浄水費につきましては、１億3,056万円を計上しており、浄水場の運転管理費などになります。
　　２目配水及び給水費につきましては、1,531万5,000円を計上しており、人件費及び配水池の管理費などであります。
　　４目業務総係費につきましては、957万1,000円を計上しており、人件費及び各種委託費などになります。
　　そのほかについては、記載のとおりとなっております。
　　５ページをお願いいたします。
　　資本的収入及び支出でありますが、支出のみとなります。
　　第１款資本的支出として、前年度比228.9％増となる6,250万円を計上したところであります。野田シタ水源地管理棟の耐震補強工事費ほかになります。
　　以上で、工業用水道事業会計の説明を終わります。
　　続いて、議第30号　令和６年度東根市公共下水道事業会計予算についてご説明をいたします。
　　予算書の１ページをお願いいたします。
　　第２条、業務の予定量でありますが、過去の実績を勘案しまして、処理区域面積を1,778.8ha、年間総処理水量は、465万5,070㎥、１日平均処理水量は、１万2,753㎥を予定したところであります。
　　主な建設改良事業としまして、管渠整備事業などとしております。引き続き、適切な維持管理と有収率の向上に努めてまいります。
　　第３条、収益的収入及び支出の予定額でありますが、収入につきましては、第１款公共下水道事業収益として15億1,122万5,000円、支出につきましては、第１款公共下水道事業費用として14億9,970万7,000円を計上したところであります。
　　２ページをお願いいたします。
　　第４条、資本的収入及び支出の予定額でありますが、収入につきましては、第１款資本的収入として11億1,530万1,000円、支出につきましては、第１款資本的支出として14億1,193万5,000円を計上したところであります。
　　なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額、２億9,663万4,000円につきましては、記載のとおり留保資金等で補填する予定であります。
　　第５条の債務負担行為から、４ページの第10条、他会計からの補助金までは、記載のとおりとなっております。
　　６ページの予算実施計画をお願いいたします。
　　収益的収入及び支出のうち、主なものについてご説明をいたします。
　　収入でありますが、収入合計となる第１款公共下水道事業収益につきまして、前年度比1.2％増の15億1,122万5,000円を計上しております。
　　内訳でありますが、１項営業収益の１目下水道使用料につきまして、令和５年度に布設した管渠への新規接続などを見込みまして、７億4,104万7,000円を計上しております。
　　２項営業外収益の２目他会計補助金、並びに３目他会計負担金につきましては、一般会計からの繰入金を目的に合わせて配分を行い、他会計補助金には600万円、他会計負担金に２億2,729万2,000円を計上しております。
　　そのほかについては、記載のとおりとなっております。
　　７ページをお願いいたします。
　　支出についてご説明をいたします。
　　支出合計となる第１款公共下水道事業費用につきましては、前年度比1.2％増の14億9,970万7,000円を計上しております。
　　支出の主なものについてご説明をいたします。
　　１項営業費用の１目管渠費につきましては、１億190万8,000円を計上しておりまして、人件費及び公共下水道の維持管理費などになっております。
　　３目流域下水道維持管理費につきましては、最上川流域下水道村山処理区の維持管理負担金として、３億5,501万2,000円を計上しております。
　　６目総係費につきましては4,429万2,000円で、人件費及び窓口業務委託料などになります。
　　そのほかについては、記載のとおりとなっております。
　　８ページをお願いいたします。
　　続いて、資本的収入及び支出のうち、主なものについてご説明をいたします。
　　収入でありますが、収入合計となる第１款資本的収入につきましては、前年度比42.2％増の11億1,530万1,000円を計上しております。
　　内訳でありますが、１項の企業債につきましては、公共工事などへの起債として、６億4,660万円を計上いたしました。
　　２項他会計出資金、３項他会計補助金、及び４項の他会計負担金についてでありますが、一般会計からの繰入金を目的に合わせ配分を行い、他会計出資金に１億円、他会計補助金に3,429万5,000円、他会計負担金に5,708万1,000円をそれぞれ計上しております。
　　そのほかについては、記載のとおりとなっております。
　　９ページをお願いいたします。
　　支出についてご説明をいたします。
　　支出合計となる第１款資本的支出につきましては、前年度比29.0％増の14億1,193万5,000円を計上しております。
　　内訳でありますが、１項建設改良費の１目管路建設費につきましては、人件費、汚水管及び雨水幹線の整備などで、６億8,306万1,000円を、２目管路改良費につきましては、管渠更新工事などとして、9,050万1,000円を計上しております。
　　４目流域下水道建設改良費につきましては、最上川流域下水道村山処理区への建設負担金として、１億1,115万8,000円を計上しております。
　　以下については、記載のとおりとなっております。
　　以上で、３つの企業会計の当初予算の補足説明を終わります。
　　よろしくお願いします。
○高橋鉄夫予算特別委員長　以上で、説明を終わります。

　　◎散　　　　　会

○高橋鉄夫予算特別委員長　これで、本日の日程は全部終了しました。
　　なお、本委員会は３月７日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。
　　本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。

　　　午後　１時５９分　散　会