第 1 回 定 例 会 会 議 録
令和6年2月26日 午前10時00分 開 会
細 矢 俊 博 議長 片 桐 勝 寿 副議長
◎出席議員(18名)
1番 森 谷 俊 議員 2番 深 瀬 明 理 議員
3番 工 藤 み ど り 議員 4番 清 野 康 隆 議員
5番 山 本 和 生 議員 6番 福 永 邦 幸 議員
7番 滝 口 公 一 議員 8番 元 木 十 四 男 議員
9番 東 海 林 克 彦 議員 10番 三 宅 一 人 議員
11番 植 松 宏 議員 12番 高 橋 鉄 夫 議員
13番 河 村 豊 議員 14番 原 田 利 光 議員
15番 橋 光 男 議員 16番 佐 藤 直 議員
17番 片 桐 勝 寿 議員 18番 細 矢 俊 博 議員
◎欠席議員(なし)
◎説明のため出席した者の職氏名
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土 田 正 剛
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市 長
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半 田 博
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教 育 長
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松 田 智 志
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選挙管理委員会
委 員 長
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古 谷 利 明
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代表監査委員
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菅 原 繁 治
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農業委員会会長
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芦 野 耕 司
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副 市 長
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佐 藤 慎 司
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総 務 部 長
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矢 萩 宏
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市民生活部長
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岡 田 光 弘
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健康福祉部長
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東海林 浩 司
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経 済 部 長
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深 瀬 弘 之
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建 設 部 長
兼上下水道部長
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牧 野 美和子
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会計管理者
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安 達 好 浩
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消防長
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安 達 利 也
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教育次長
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青 柳 昇
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総合政策課長
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本 間 和 史
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庶 務 課 長
併選挙管理委員会
事 務 局 長
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間木野 教 子
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財 政 課 長
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伊 藤 亨
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監 査 委 員
事 務 局 長
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岡 田 正 樹
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農 業 委 員 会
事 務 局 長
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◎事務局職員出席者職氏名
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鈴 木 敬 一
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事 務 局 長
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高 橋 真伊子
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事務局長補佐
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森 谷 賢 司
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議事係長
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太 田 雅 美
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副 主 任
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井 上 雄 貴
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副 主 任
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斎 藤 直 子
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兼 務 書 記
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辻 村 充
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兼 務 書 記
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◎議 事 日 程
議事日程第1号
令和6年2月26日(月) 午前10時 開 会
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 諸般の報告
日程第 4 請願(1件)の委員会付託
(議 案 上 程)
日程第 5 議第 1号 令和5年度東根市一般会計補正予算(第8号)の専決処分の承認に
ついて
日程第 6 議第 7号 東根市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
日程第 7 議第21号 令和5年度東根市一般会計補正予算(第9号)
日程第 8 議第31号 東根市教育委員会教育長の任命について
日程第 9 議第32号 東根市教育委員会委員の任命について
日程第10 議第33号 人権擁護委員候補者の推薦について
日程第11 議第34号 人権擁護委員候補者の推薦について
(説明・質疑・討論・表決)
(議 案 上 程)
日程第12 令和6年度施政方針表明
日程第13 議第 2号 東根市犯罪被害者等支援条例の設定について
日程第14 議第 3号 東根市監査委員条例及び東根市水道事業、工業用水道事業及び
公共下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の
制定について
日程第15 議第 4号 東根市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の
制定について
日程第16 議第 5号 東根市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定
について
日程第17 議第 6号 東根市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例及び東根市
職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
日程第18 議第 8号 東根市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する
基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
日程第19 議第 9号 東根市医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について
日程第20 議第10号 東根市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
日程第21 議第11号 東根市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について
日程第22 議第12号 東根市水道給水条例及び東根市水道の布設工事監督者の配置基準及び
資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正
する条例の制定について
日程第23 議第13号 指定管理者の指定について
日程第24 議第14号 指定管理者の指定について
日程第25 議第15号 指定管理者の指定について
日程第26 議第16号 指定管理者の指定について
日程第27 議第17号 指定管理者の指定について
日程第28 議第18号 指定管理者の指定について
日程第29 議第19号 市道路線の廃止について
日程第30 議第20号 市道路線の認定について
日程第31 議第22号 令和6年度東根市一般会計予算
日程第32 議第23号 令和6年度東根市国民健康保険特別会計予算
日程第33 議第24号 令和6年度東根市東根財産区特別会計予算
日程第34 議第25号 令和6年度東根市介護保険特別会計予算
日程第35 議第26号 令和6年度東根市市営墓地特別会計予算
日程第36 議第27号 令和6年度東根市後期高齢者医療特別会計予算
日程第37 議第28号 令和6年度東根市水道事業会計予算
日程第38 議第29号 令和6年度東根市工業用水道事業会計予算
日程第39 議第30号 令和6年度東根市公共下水道事業会計予算
(説 明)
日程第40 予算特別委員会への議案付託
(散 会)
◎本日の会議に付した事件
議事日程第1号に同じ。
◎開 会
○細矢俊博議長 皆さん、おはようございます。
ただ今から、令和6年東根市議会第1回定例会を開会します。
◎開 議
○細矢俊博議長 本日の会議に、欠席及び遅刻の届出はありません。したがいまして、出席議員の数は18名で、定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
本日の会議は、議事日程第1号によって進めます。
◎会議録署名議員の指名
○細矢俊博議長 はじめに、日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員には、10番三宅一人議員、11番植松 宏議員、12番高橋鉄夫議員、以上、3名を指名します。
◎会期の決定
○細矢俊博議長 次に、日程第2 会期の決定を議題とします。
今期定例会の会期については、議会運営委員会に協議を願っておりますので、その結果を委員長から報告願います。
議会運営委員長 9番東海林克彦議員。
〔東海林克彦議会運営委員長 登壇〕
○東海林克彦議会運営委員長 おはようございます。
議長の指名により、議会運営委員会における協議の結果について、ご報告申し上げます。
本日、招集なりました第1回定例会の会期につきましては、去る2月20日午前10時から第4委員会室において、議会運営委員会を開催し、提案されます議案数や一般質問の発言者数などを勘案し、慎重に協議を行いました。
その結果、会期は、本日から3月19日までの23日間とし、その間の会議などについては、別紙会議予定表のとおりであり、議案の取扱いについては、令和6年度予算関係議案を予算特別委員会に付託して審査すべきものと決定なりました。
以上で、議会運営委員会における協議の結果についての報告を終わります。
○細矢俊博議長 お諮りします。
ただ今の議会運営委員長報告のとおり、今期定例会の会期は、本日から3月19日までの23日間とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細矢俊博議長 異議なしと認めます。
したがいまして、今期定例会の会期は、本日から3月19日までの23日間とすることに決定いたしました。
令和6年東根市議会第1回定例会会議予定表
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月 日
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曜
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会 議 名
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開議時刻
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場 所
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議 事
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2月26日
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月
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本 会 議
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午前10時
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議 場
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・開 会
・会議録署名議員の指名
・会期の決定
・請願(1件)の委員会付託
・議案上程(専決処分の承認、補正
予算、条例の一部改正、人事案件)
説明、質疑、討論、表決
・議案上程
説明
・予算特別委員会への議案付託
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予算特別委員会
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本 会 議
終 了 後
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議 場
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・予算議案概要説明
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2月27日
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火
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休 会
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2月28日
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水
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2月29日
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木
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本 会 議
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午前10時
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議 場
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・会派代表質問
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3月1日
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金
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休 会
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3月2日
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土
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3月3日
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日
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3月4日
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月
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本 会 議
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午前10時
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議 場
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・市政一般に対する質問
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3月5日
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火
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本 会 議
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午前10時
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議 場
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・市政一般に対する質問
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3月6日
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水
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休 会
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3月7日
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木
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本 会 議
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午前10時
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議 場
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・総括質疑
・常任委員会への議案付託
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予算特別委員会
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本 会 議
終 了 後
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議 場
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・付託議案審査
分科会設置及び議案の付託
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総務文教常任委員会
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予算特別
委 員 会
終 了 後
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第3委員会室
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・所管事務調査について
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経済建設常任委員会
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第1委員会室
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厚生常任委員会
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第4委員会室
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3月8日
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金
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予算特別委員会
総務文教分科会
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午前10時
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第3委員会室
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・付託議案審査
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予算特別委員会
経済建設分科会
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第1委員会室
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予算特別委員会
厚生分科会
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第4委員会室
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3月9日
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土
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休 会
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3月10日
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日
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3月11日
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月
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予算特別委員会
総務文教分科会
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午前10時
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第3委員会室
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・付託議案審査
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予算特別委員会
経済建設分科会
|
第1委員会室
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予算特別委員会
厚生分科会
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第4委員会室
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3月12日
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火
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総務文教常任委員会
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午前10時
|
第3委員会室
|
・付託議案審査及び所管事務調査
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経済建設常任委員会
|
第1委員会室
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厚生常任委員会
|
第4委員会室
|
3月13日
|
水
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休 会
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3月14日
|
木
|
3月15日
|
金
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3月16日
|
土
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3月17日
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日
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3月18日
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月
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各常任正副委員長打合せ
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午後1時
30分
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各 室
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・付託議案審査報告について
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3月19日
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火
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予算特別委員会
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午前10時
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議 場
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・分科会委員長審査報告
質疑、討論、表決
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本 会 議
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予算特別委
員会終了後
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議 場
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・委員長審査報告(条例、事件決議、 予算)
質疑、討論、表決
※委員会提出議案上程
説明、質疑、討論、表決
・閉 会
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◎諸般の報告
○細矢俊博議長 次に、日程第3 諸般の報告を行います。
はじめに、監査委員から報告がありました令和5年10月分から12月分までの例月出納検査結果報告、各課等に関わる定例監査結果報告、財政援助団体監査結果報告、指定管理者監査結果報告、及び工事監査結果報告について配付しておきましたので、ご了承願います。
次に、今期定例会に説明員として出席通知がありました者の職・氏名を一覧表にして配付しておきましたので、ご了承願います。
次に、今期定例会に提出されました陳情2件について、議会運営委員会における協議の結果に基づき、その写しを配付しておきましたので、ご了承願います。
以上で、諸般の報告を終わります。
◎請願(1件)の委員会付託
○細矢俊博議長 次に、日程第4 請願の委員会付託を議題とします。
今期定例会で受理しました請願は1件であります。
この請願については、配付しております請願文書表のとおり、厚生常任委員会に付託いたします。
◎議 案 上 程
○細矢俊博議長 次に、日程第5 議第1号から日程第11 議第34号までの7議案を一括して議題とします。
◎提案理由の説明
○細矢俊博議長 これから、提案理由の説明を求めます。
土田市長。
〔土田正剛市長 登壇〕
○土田正剛市長 おはようございます。
令和6年東根市議会第1回定例会に提案いたします案件について、ご説明を申し上げます。
本定例会に提案いたします案件は、専決処分の承認1件、条例の設定1件、条例の一部改正10件、事件決議事項8件、補正予算1件、当初予算9件、人事案件4件の計34件であります。このうち、専決処分の承認、議第7号の条例の一部改正、補正予算及び人事案件につきましては、先議をいただきたく、はじめにご説明を申し上げます。
議第1号 令和5年度東根市一般会計補正予算(第8号)の専決処分の承認についてでありますが、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用する住民税均等割課税世帯等物価高騰対応臨時給付金支給事業について速やかに給付を行うため、2月5日付で専決処分を行ったものであります。
第2表繰越明許費については、同事業の一部を令和6年度に繰り越して執行するため、設定を行ったものであります。
この結果、歳入歳出予算にそれぞれ1億2,681万8,000円を追加し、予算総額を256億4,809万9,000円としたところであります。
次に、議第7号 東根市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正、及び窓口におけるキャッシュレス決済による手数料の徴収を行うことに伴い、所要の改正について提案するものであります。
次に、議第21号 令和5年度東根市一般会計補正予算(第9号)についてでありますが、第1表歳入歳出予算補正の歳入については、普通交付税の追加交付や決算見込みに伴う国県支出金等の調整のほか、ふるさとづくり寄附金の増額などを行うものであります。
歳出については、国の補正予算に伴う社会資本整備総合交付金事業を新たに計上するほか、ふるさとづくり寄附金の基金積立金や返礼品に係る手数料等の増額、決算見込みに伴う各事業の調整を行うものであります。
第2表繰越明許費補正については、戸籍住民基本台帳事業などの4事業を令和6年度に繰り越して執行するため、設定を行うものであります。
第3表地方債補正については、事業費の追加や変更に伴う限度額の変更を行うものであります。
この結果、歳入歳出予算にそれぞれ8億51万7,000円を追加し、予算総額を264億4,861万6,000円とするものであります。
次に、議第31号 東根市教育委員会教育長の任命についてでありますが、半田博教育長が令和6年3月31日をもって任期満了となることから、引き続き同人を任命するため、議会の同意を求めるものであります。
次に、議第32号 東根市教育委員会委員の任命についてでありますが、菊地仁士委員が令和6年3月31日をもって任期満了となることから、新たに日野雅喜氏を東根市教育委員会委員に任命するため、議会の同意を求めるものであります。
次に、議第33号及び議第34号の人権擁護委員候補者の推薦についてでありますが、尾藤美紀委員が令和6年6月30日をもって任期満了となることから、引き続き同人を、また、現在委員に欠員が生じていることから、新たに元木敏子氏を人権擁護委員候補者として推薦するため、議会の意見を求めるものであります。なお、各人の略歴につきましては、参考資料のとおりでありますので、説明を省略いたします。
以上、先議分として提案理由を申し上げましたが、詳細につきましては、担当課長に説明させますので、ご審議を賜りまして、原案のとおりご承認、ご可決、ご同意くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○細矢俊博議長 次に、議第7号について、庶務課長に補足説明を求めます。
本間庶務課長。
〔本間和史庶務課長併選挙管理委員会事務局長 登壇〕
○本間和史庶務課長併選挙管理委員会事務局長
議長の指示により、補足してご説明申し上げます。
議案書の18ページ、参考資料の14ページをお願いします。
議第7号 東根市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてになります。
地方公共団体の手数料の表示に関する政令の一部改正に伴う改正ですが、改正の概要につきましては、戸籍法関係では、電子化された戸籍謄本及び除籍謄本の表記を、戸籍証明書及び除籍証明書に改め、本籍地以外の市町村窓口でも交付ができる広域交付に対応するもの、並びに、他の行政機関での手続の際、戸籍証明書等の代わりに提出することで、戸籍証明書等の提出が不要となる識別符号の交付手数料の追加、また、戸籍等の届出書類をスキャニングした書類情報の交付及び閲覧手数料の追加であります。
消防法関係では、消防法に規定する危険物に関する手数料の改正であります。
また、窓口のキャッシュレス決済に伴う規定の改正になります。
施行期日は、戸籍法の改正では、戸籍法関係の改正は、関係政令の施行日に合わせて令和6年3月1日、それ以外の改正については、令和6年4月1日となります。
以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○細矢俊博議長 次に、議第1号及び議第21号の2議案について、財政課長に補足説明を求めます。
間木野財政課長。
〔間木野教子財政課長 登壇〕
○間木野教子財政課長 議長の指示により、補足してご説明申し上げます。
はじめに、議案書1ページをお願いいたします。
議第1号 令和5年度東根市一般会計補正予算(第8号)の専決処分の承認についてであります。
国において、物価高騰対応重点支援地方創生交付金臨時交付金を活用し、低所得者支援及び定額減税を補足する給付を実施する方針が、昨年12月14日に決定されました。
このうち、住民税均等割のみ課税世帯への給付、及び低所得者の子育て世帯への加算給付、いわゆるこども加算につきましては、令和6年以降、可能な限り速やかに支給を行うことを目指すとの方針が示されましたので、2月5日付で、専決処分により予算を補正させていただきました。
4ページをお願いいたします。
第2表の繰越明許費の設定でありますが、令和5年度内の給付を予定しておりますが、令和6年度における給付も見込まれますので、繰越額としまして、記載の金額を設定いたします。
6ページ、7ページをお願いいたします。
3の歳出ですが、3款1項1目住民税均等割課税世帯等物価高騰対応臨時給付金支給事業としまして、令和5年度における住民税均等割のみの課税世帯へ1世帯当たり10万円を支給するものです。
このほか、こども加算としまして、令和5年度住民税非課税世帯、こちらは先の第4回定例会で予算化しまして、1世帯当たり7万円を支給している世帯、及び今回の住民税均等割のみの課税世帯、その世帯員である18歳以下の子ども1人当たり5万円を支給するものであります。
事務費と合わせまして、1億2,681万8,000円を計上するものでございます。
全額国費で、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を充当いたします。
次に、42ページをお願いいたします。
議第21号 令和5年度東根市一般会計補正予算(第9号)でございます。
45ページをお願いいたします。
第2表の繰越明許費の追加設定でございますが、戸籍住民基本台帳事業、及びコンビニ交付サービス事業につきましては、住民基本台帳などのシステム改修に係る国からの仕様書の提示が遅れておりまして、今年度内のシステム改修が難しいために繰越をお願いするものでございます。
社会資本整備総合交付金事業の現年度分につきましては、市道野川小原線及び市道神町駅前線での工事費などについて、国補正予算分につきましては、事業採択により、藤助新田7号線などの工事費の繰越をお願いするものであります。
第3表地方債補正につきましては、土地改良事業、道路橋梁整備事業の各起債事業におきまして、事業の決算見込みによるもの、及び国の補正予算採択によりまして、限度額の変更を行うものであります。
次に、49、50ページをお願いいたします。
事項別明細の歳入ですが、ほとんどが歳出事業の財源調整となっておりますので、それ以外の主なものについてご説明申し上げます。
12款の普通交付税は、再算定により追加交付されまして、1億900万円の増額補正でございます。
次のページ、51、52ページをお願いいたします。
19款寄附金、1項1目総務費寄附金のふるさとづくり寄附金は、寄附金収入が21億円まで伸びる見込みとなりましたので、5億円の増額補正でございます。そのほか、個人及び法人からいただきました寄附金の実績に合わせまして歳入を計上しております。
20款1項1目財政調整基金繰入金は、財源調整により増額しまして、3目のふるさとづくり基金繰入金は、寄附金の伸びに合わせまして、受付サイト使用料などの財源のための増額でございます。
23款市債は、事業の決算見込みによるもの、及び国の補正予算採択による財源調整のため、起債額の変更を行うものでございます。
次のページ、53、54ページをお願いいたします。
歳出でございます。
歳出につきましても、多くが決算見込みを踏まえました事業費の増減となりますが、そのほか主なものについてご説明いたします。
2款1項4目財産管理費、基金管理事業ですが、減債基金への積立てとなります。
歳入の普通交付税の増額のうち、この度の補正額5,152万7,000円を臨時財政対策債の償還に備え、国からの指示で積んでおくものでございます。
5目企画費、ふるさと納税特産品PR事業、及びふるさとづくり基金管理事業は、ふるさと納税の伸びに合わせた基金への積立金と、受付サイト使用料などの増額補正でございます。
3款1項6目介護施設整備事業の3,823万2,000円の減額は、整備予定事業者の補助申請取下げによる減額でございます。
次のページ、55、56ページをお願いいたします。
2項2目保育所事業及び、その3つ下となります、子どものための教育・保育給付事業は、実績見込みに基づく公定価格引上げによる民営の保育所と認定こども園の保育給付費の増額です。
次のページ、57、58ページをお願いいたします。
6款1項5目土地改良事業に対する補助金・負担金事業は、令和4年度国補正により、前倒し実施に伴う不用額の減でありまして、すぐ下の土地改良事業に対する補助金・負担金事業(国補正予算)1,878万円は、令和5年度国の補正事業採択に伴う県営土地改良事業負担金の計上でございます。
8款2項3目社会資本整備総合交付金事業(国補正予算)は、国の補正予算採択に伴いまして、市道藤助新田7号線などの道路改良事業費9,495万2,000円の新規計上でございます。
5目道路関連施設費、道の駅整備事業は、道の駅の配置計画見直しによりまして、調査実施年度の繰延べによる皆減でございます。
9款1項1目常備消防事業は、救急火災出動回数の増などに伴う職員時間外勤務手当の増でございます。
次のページ、59、60ページをお願いいたします。
10款3項2目教育振興費、中学校ICT教育推進事業は、神町中学校増築分の2つの教室分の電子黒板の移設費として計上いたします。
以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○細矢俊博議長 以上で、提案理由の説明を終わります。
ここで、お諮りします。
ただ今、議題となっております7議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。
これに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細矢俊博議長 異議なしと認めます。したがいまして、委員会付託を省略することに決しました。
◎議第1号 令和5年度東根市一般会計補正予算(第8号)の専決処分の承認について
○細矢俊博議長 はじめに、議第1号について質疑を行います。
ご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○細矢俊博議長 質疑もありませんので、これで終わります。
ここで、暫時休憩します。
午前10時25分 休 憩
午前10時25分 開 議
○細矢俊博議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
次に、議第1号に対する討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
これから、議第1号 令和5年度東根市一般会計補正予算(第8号)の専決処分の承認について、採決をします。
議第1号は、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細矢俊博議長 異議なしと認めます。したがいまして、議第1号は原案のとおり承認されました。
◎議第7号 東根市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
○細矢俊博議長 次に、議第7号について質疑を行います。
ご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○細矢俊博議長 質疑もありませんので、これで終わります。
ここで、暫時休憩します。
午前10時26分 休 憩
午前10時27分 開 議
○細矢俊博議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
次に、議第7号に対する討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
これから、議第7号 東根市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、採決をします。
議第7号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細矢俊博議長 異議なしと認めます。したがいまして、議第7号は原案のとおり可決されました。
◎議第21号 令和5年度東根市一般会計補正予算(第9号)
○細矢俊博議長 次に、議第21号について質疑を行います。
ご質疑ありませんか。
13番河村 豊議員。
○13番(河村 豊議員) 今ご説明いただきました、歳入の第17款県支出金第2項県補助金、民生費補助金のマイナス補正、地域密着型介護施設等整備交付金のマイナスということでありますけれども、ここを詳しくご説明いただけたらと思うんですが。
○細矢俊博議長 岡田健康福祉部長。
○岡田光弘健康福祉部長 お答えいたします。
補正予算書の54ページ、歳出のところでございますけれども、こちらの方の介護施設整備事業3,823万2,000円の減額されております。
こちらにつきましては、第8期介護事業計画におきまして、看護小規模多機能居宅介護事業所を設置するという予定でございましたが、設置事業者が補助申請を取下げいたしまして、設置事業者の都合によりまして取下げいたしました結果、こちらの整備が実現しなかったということであります。
それに伴いまして、ただ今ご質問ありました歳入の地域密着型介護施設等整備交付金、こちらの減額となるものでございます。よろしくお願いいたします。
○細矢俊博議長 13番河村 豊議員。
○13番(河村 豊議員) 事情は了解いたしました。
ただ、非常に大事な施設でありますけども、具体的な事情と、事業者の事情ということでありますけども、何か特別な事情があったのか、その辺できる限りのところで構いませんのでお聞きできたらと思います。
○細矢俊博議長 岡田健康福祉部長。
○岡田光弘健康福祉部長 お答えいたします。
私どもで県に取下げ申請書を提出、仲介しまして提出する形になりますけれども、その際に、事業者から聞き取った内容としましては、いわゆるコロナ禍、物価高騰、これらの事情により、資金等をなかなか確保できなかったと、こういうことを聞いております。よろしくお願いいたします。
○細矢俊博議長 13番河村 豊議員。
○13番(河村 豊議員) 了解いたしました。
次に、58ページ、今これもご説明いただきました、第8款土木費であります。
道の駅整備事業、これは変更ということでマイナス補正でありますけども、この辺もちょっとお聞きできたらと思います。
○細矢俊博議長 深瀬建設部長。
○深瀬弘之建設部長兼上下水道部長 お答えいたします。
令和5年度に道の駅の基本計画をつくったわけですけども、その後に大きな地権者でありますJAの方といろいろ調整を行いまして、要望等がありまして、一部調整をしたところであります。
まだJAとの交渉中でありまして、それが決まらないうちには、現場の調査に入れないので、今年度は一旦繰延べさせていただいて、6年度の予算に再計上させていただきたいと考えているところであります。よろしくお願いします。
○細矢俊博議長 13番河村 豊議員。
○13番(河村 豊議員) 了解いたしました。
○細矢俊博議長 以上でご了承願います。
ほかにご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○細矢俊博議長 質疑もありませんので、これで終わります。
ここで、暫時休憩します。
午前10時31分 休 憩
午前10時32分 開 議
○細矢俊博議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
次に、議第21号に対する討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
これから、議第21号 令和5年度東根市一般会計補正予算(第9号)について、採決をします。
議第21号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細矢俊博議長 異議なしと認めます。したがいまして、議第21号は原案のとおり可決されました。
◎議第31号 東根市教育委員会教育長の任命について
○細矢俊博議長 次に、議第31号について質疑を行いますが、本件は、半田教育長の一身上に関する事件でありますので、半田教育長の退席を求めます。
〔半田 博教育長 退席〕
○細矢俊博議長 これから、質疑を行います。
ご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○細矢俊博議長 質疑もありませんので、これで終わります。
次に、討論ですが、本案は人事案件ですので、討論を省略したいと思います。
これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細矢俊博議長 異議なしと認めます。したがいまして、討論を省略することに決しました。
これから、議第31号 東根市教育委員会教育長の任命について採決をします。
議第31号は、原案に同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細矢俊博議長 異議なしと認めます。したがいまして、議第31号は原案に同意することに決しました。
ここで、半田教育長の復席を認めます。
〔半田 博教育長 復席〕
○細矢俊博議長 半田教育長に申し上げます。議第31号については、これに同意することに決しましたので、報告いたします。
◎議第32号 東根市教育委員会委員の任命について
○細矢俊博議長 次に、議第32号について質疑を行います。
ご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○細矢俊博議長 質疑もありませんので、これで終わります。
次に、討論ですが、本案は人事案件ですので、討論を省略したいと思います。
これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細矢俊博議長 異議なしと認めます。したがいまして、討論を省略することに決しました。
これから、議第32号 東根市教育委員会委員の任命について採決をします。
議第32号は、原案に同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細矢俊博議長 異議なしと認めます。したがいまして、議第32号は原案に同意することに決しました。
◎議第33号 人権擁護委員候補者の推薦について
○細矢俊博議長 次に、議第33号について質疑を行います。
ご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○細矢俊博議長 質疑もありませんので、これで終わります。
次に、討論ですが、本案は人事案件ですので、討論を省略したいと思います。
これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細矢俊博議長 異議なしと認めます。したがいまして、討論を省略することに決しました。
これから、議第33号 人権擁護委員候補者の推薦について採決をします。
議第33号は、原案に同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細矢俊博議長 異議なしと認めます。したがいまして、議第33号は原案に同意することに決しました。
◎議第34号 人権擁護委員候補者の推薦について
○細矢俊博議長 次に、議第34号について質疑を行いますが、本件は、元木十四男議員の一身上に関する事件でありますので、地方自治法第117条の規定により、除席となりますので、元木十四男議員の退席を求めます。
〔8番 元木十四男議員 退席〕
○細矢俊博議長 これから質疑を行います。
ご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○細矢俊博議長 質疑もありませんので、これで終わります。
次に、討論ですが、本案は人事案件ですので、討論を省略したいと思います。
これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細矢俊博議長 異議なしと認めます。したがいまして、討論を省略することに決しました。
これから、議第34号 人権擁護委員候補者の推薦について採決をします。
議第34号は、原案に同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細矢俊博議長 異議なしと認めます。したがいまして、議第34号は原案に同意することに決しました。
ここで、元木十四男議員の復席を認めます。
〔8番 元木十四男議員 復席〕
○細矢俊博議長 元木十四男議員に申し上げます。議第34号については、これに同意することに決しましたので、報告いたします。
◎議 案 上 程
○細矢俊博議長 次に、日程第12 令和6年度施政方針表明、及び日程第13 議第2号から日程第39 議第30号までの28議案を一括して議題とします。
◎令和6年度施政方針表明
◎提案理由の説明
○細矢俊博議長 これから、令和6年度施政方針表明及び提案理由の説明を求めます。
土田市長。
〔土田正剛市長 登壇〕
○土田正剛市長 本日ここに、令和6年東根市議会第1回定例会において、新年度予算をはじめ、重要案件の審議をお願いするに当たり、私の市政運営に対する所信の一端を申し上げ、市議会並びに市民の皆様のご理解とご支援を賜りたいと存じます。
私たちの日常生活に暗い影を落としてきた新型コロナウイルス感染症は、昨年5月に法律上の位置付けが5類に変更されました。これにより、様々な制限が解かれ、人の流れが戻り、社会経済活動は、正常化に向かうこととなりました。
市においても、中止や縮小が続いていた各種事業やイベントを再開することができました。20回の節目となる「果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン大会」では、4年ぶりのリアル開催を行い、続いて「ひがしね祭」「た〜んとほおバルフェスタ」「ひがしねウィンターフェスティバル」と四季を通じたイベントを開催することができました。いずれにおいても、コロナ禍前と同じようなにぎわいを見せており、これまでと変わらない本市の勢いを感じたところであります。
世界に目を向けてみますと、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化に加え、イスラエル、パレスチナ情勢などにより、世界平和とともに経済の先行きの不透明感が増しております。
そして、昨今の国際情勢を背景とした原材料価格の上昇や円安などの影響により、物価の高騰が依然として市民生活や経済活動の大きな負担となっております。
そのため、今年度は、さくらんぼプレミアム商品券や市民生活応援商品券のほか、低所得者世帯に対する給付金、福祉施設や旅館業、農業者に対する支援など、様々な緊急対策を実施してまいりました。新年度も引き続き、市民生活と地域経済を守るという基礎自治体の責務を果たすべく、生活者の視点、働く者の視点に立った対策を講じてまいります。
近年、世界各地で、地球温暖化が原因とされる異常気象と、これによる大規模な災害が発生しております。国内でも台風や豪雨による災害が頻発し、記録的な被害が毎年のように発生しております。
本市においても、昨年は記録的な猛暑となり、様々な場面で熱中症への対応に追われ、農作物では、高温障害などの被害も発生しました。
このように、地球温暖化は、世界が直面する最も大きな課題の1つであり、要因となる温室効果ガスの削減に向けた取組を加速させていく必要があります。
本市は昨年3月、「2050年ゼロカーボンシティ」の実現に向け、「東根市地球温暖化対策実行計画(区域施策編・事務事業編)」を策定いたしました。新年度においては、この計画の下、新たな施策を展開するなど、その取組を加速、深化させてまいります。
私たちは今、地球規模の深刻かつ重大な危機に直面しております。
こうした認識の下、「豊かな環境のまち」を未来につなげるため、市民・事業者・行政が一体となって、脱炭素社会の実現に向けた取組を進めてまいります。
元日に発生した令和6年能登半島地震は、自然の猛威とともに、災害に対する危機感を改めて強く抱かせました。
そして同時に、市政運営を担う者として、市民の安全・安心を守り生活を支えていかなければならないという重責を、改めて痛感いたしました。
災害は、いつ、どこで起こるか分かりません。今一度、原点に立ち返り、行政のなすべきことは何かを見つめ直しながら、安全・安心に資するための取組を進めてまいります。
我が国並びに本市における喫緊の大きな課題として、少子化問題があります。
国は、昨年12月に決定した「こども未来戦略」の中で、「少子化は、我が国が直面する、最大の危機である」としており、極めて強い危機感を表明しております。我々基礎自治体においても、若者・子育て世代が結婚・子育ての将来展望を描くことができ、次代を担う子どもたちが未来に希望を持つことができる社会をつくり上げていかない限り、少子化に立ち向かうことはできません。
本市はこれまで、「子育てするなら東根市」を標榜し、先駆的かつ充実した子ども・子育て支援策を展開してまいりました。その結果、本市が大きく飛躍したことはもちろん、他の自治体にも波及効果をもたらしました。
これらにより、本市は、市内外から高く評価され、若者・子育て世代を含めた多くの人々から選ばれるまちとなりました。一方で、出生率を見ると、他の自治体と比べて高い数値で推移しているものの、未だ少子化傾向の改善には至っておりません。
こうしたことから、新年度は、取組をさらに推し進めるべく、「こども未来応援プラン」を掲げ、小中学校に入学する子ども1人当たり5万円の給付など、新たな施策を展開してまいります。
そして、さらに、特に教育費の負担が大きい中学生のいる世帯の負担を軽減するため、中学校給食費の無償化を実施してまいります。
安心して子どもを産み育てられ、未来にわたり希望が持てる東根市であり続けるために、今後とも、子ども・子育て支援を最重要課題の1つと捉え、充実を図ってまいる所存であります。
本市は、市内外の多くの方に住みよいまちとして支持され、魅力ある選ばれるまちへと成長いたしました。東洋経済新報社による「住みよさランキング2023」では、北海道・東北ブロックで第1位になるなど、昨年の様々なデータ発表によっても、県内では常にトップを走っております。
しかしながら、本市を取り巻く環境は、目まぐるしく変化を遂げております。これまで述べた課題のほかにも、あらゆる分野において、乗り越えていかなければならない課題が山積しておりますが、市政は、ひとときも停滞を許されないのであります。
第5次東根市総合計画に掲げる「豊かな環境 みんなが選ぶ 住みよいまち」を具現化し、さらなる高みを目指すべく、「誠実、公正、実行」の政治信条を胸に、全力を傾注してまいります。
次に、令和6年度予算案の大綱について申し上げます。
国の令和6年度予算案は、12年ぶりに前年度を下回ったものの、112兆5,717億円と過去2番目の規模となり、デフレからの完全脱却と経済社会の持続可能性の担保を目指すとされております。
地方財政計画では、地方の行政サービスの安定供給や子ども・子育て政策の強化など、重要課題への財源確保のため、地方譲与税を含む地方税をほぼ前年度同額、地方交付税を前年度比1.7%の増、地方特例交付金等を前年度比421.9%の大幅増となる一方で、臨時財政対策債を54.3%の大幅減とし、一般財源総額は、前年度比0.9%増の62兆7,180億円とされたところであります。
これらを踏まえた本市の令和6年度の財政見通しは、物価の高騰が市民生活と経済活動に影響を及ぼしているため、税収の伸びは期待できませんが、基金の積極的な活用などにより、本市が将来にわたって発展し、飛躍し続けるに必要な事業費を確保する、そのことを念頭に予算案を編成しました。
歳入に関しましては、各種譲与税、交付金等に伸びが見込まれるほか、近年の実績に鑑み、ふるさと納税による寄附金も大きく伸びを見込んでおります。
しかしながら、市税収入は、物価高騰や円安の影響を反映し、企業収益の改善を見込むことができず、法人市民税は大幅減を見込んでおります。デフレ脱却を目指して実施される定額減税により個人市民税は大幅な減額を見込みましたが、その補てん措置として、同額を地方特例交付金に計上しております。
歳出に関しましては、人事院勧告等を受けて人件費が増加するほか、モノやエネルギー、各種サービスの価格も軒並み上昇していることから、経常的な行政運営経費が増大しております。
このような中にあっても、市民の安全・安心な生活を守るために必要不可欠な行政サービスを確保した上で、各種子育て支援策のさらなる充実、行政デジタル変革、脱炭素化推進の各種施策等の新たな行政需要への対応経費、各種公共施設の長寿命化への取組経費、安全・安心なまちづくりに向けた消防力の強化に係る経費などを計上しております。
この結果、令和6年度の一般会計予算案は、過去最高額となる261億200万円となったところであります。また、一般会計並びに特別会計、企業会計を含めた予算総額は、411億4,815万2,000円となったところであります。
それでは、新年度の主な施策について、第5次東根市総合計画に掲げた体系に沿って、ご説明いたします。
第1に、「みんな元気にいきいき暮らす 健やかで住みよいまち」について、申し上げます。
はじめに、子育て環境の充実についてであります。
冒頭に申し上げましたとおり、子ども・子育て支援策の一層の充実を図り、少子化対策につなげることが、喫緊の課題となっております。そのため、新年度は、「こども未来応援プラン」を掲げ、他自治体に先行して設置した「こども家庭センター」を中心に、各種事業を展開いたします。
このプランの一環として、家庭相談充実事業、こども家庭支援事業、幸せパスポート事業を拡充して計上したほか、こども食堂の運営に係る経費を助成する、こどもの居場所づくり支援事業を新たに計上しております。
また、子育て世帯の経済的負担を軽減するため、新年度から、小中学校入学応援事業により、入学する子ども1人当たり5万円の給付を開始するとともに、ふるさとづくり基金を活用して、中学校給食費の無償化を実施してまいります。
幼児教育・保育施設に関しましては、新年度から、民間2施設が認定こども園への移行を予定しております。また、これに加えて、令和7年度の開所を目指した民間の認可保育所の整備が予定されており、これらに伴う負担金及び整備補助金を新たに計上しております。このほか、旧神町小学校の跡地利用に関し、さくらんぼ保育所の移転に向けた必要経費を予算化しております。これらにより、保育の受け皿の一層の確保が図られるものと考えております。
次に、高齢者福祉の充実についてであります。
子育て世代への支援とともに、高齢者の方々が「長生きするのも東根市」を実感できるよう、高齢者福祉の充実を図ることが重要であります。
市では、団塊の世代が75歳以上となるいわゆる2025年問題が間近に迫る中、新年度からは、「老人福祉計画及び第9期介護保険事業計画」に基づき、全ての高齢者が安心して健やかに暮らし続けるための各種施策を展開してまいります。
特に、地域包括ケアシステムの中心となる地域包括支援センターの機能強化を図るため、介護保険特別会計の包括的支援事業において、専門職の増員に係る経費を計上しております。
次に、障がい福祉の充実についてであります。
本市はこれまで、ひがしねこども園における医療的ケア児に係る取組をはじめとして、障がい児等の健やかな成長を積極的に支援してまいりました。新年度は、医療的ケア児の小学校への進学にあたり、インクルーシブ教育の理念の下、切れ目なく支援を行うための経費を計上しております。
次に、健康づくりの充実についてであります。
健康寿命の延伸には、市民一人一人の健康維持に向けた自覚を促し、若いときから健康づくりを習慣づけることや、疾病を早期に発見することが重要であります。そのため、新年度は、スマイル健診事業の健康診査の対象年齢を拡大することとし、その必要経費を計上しております。これにより、生活習慣病やがんの予防・早期発見につなげてまいります。
第2に、「自然と環境を未来につなぐ 安全・安心で快適なまち」について、申し上げます。
はじめに、防災機能の強化と強靭なまちづくりの推進についてであります。
本市はこれまで、令和2年7月豪雨を教訓とした西部防災センターの建設など、防災機能の強化に努めてまいりました。
しかしながら、大規模な自然災害は、今なお世界中で頻発しており、さらなる備えの充実が求められております。そのため、備蓄食料の充実など、地域防災事業を拡充して計上したほか、土地改良事業に対する補助金・負担金事業において、洪水対策としての「田んぼダム」の取組に係る経費を新たに計上しております。
次に、消防機能の強化についてであります。
市民の安全・安心に資するための本丸である消防力の強化については、災害に関する広域的な連携を図り、自治体間の相互応援体制を確立することで、さらなる効果を生み出すことが可能であります。
こうしたことから、令和7年度から、北村山三市一町で消防指令業務を共同運用する体制を開始することとし、消防指令業務共同運用事業において、新たな消防指令センターの整備に係る経費を計上しております。
次に、環境保全の推進についてであります。
地球温暖化に対する強い危機感と決意の下、本市が令和2年1月に県内自治体で初めてゼロカーボンシティを宣言したことは、ご案内のとおりであります。新年度においても、手を緩めることなく、脱炭素化に向けた取組を進めてまいります。
地球温暖化対策事業では、太陽光発電システム設置補助において、電気自動車等の電力を家庭で使用できる機器、いわゆるV2Hの設置に係る補助メニューを追加するなど、拡充して計上しております。
また、商工業の分野においては、市内中小企業等が実施する設備の省エネルギー化や、太陽光発電システム等の導入を支援する中小企業省エネ設備等導入支援事業を新たに計上しております。物価高騰の中にあっても、脱炭素化が着実に進むよう、これらの普及促進に取り組んでまいります。
次に、都市基盤の整備についてであります。
自然災害の大規模化・頻発化に対する、安全・安心な都市づくりが一層強く求められております。あわせて、将来的な人口構成の変化や人口減少も見据えた都市づくりが求められております。
そのため、市では、持続可能な都市経営の実現に向け、新たに「立地適正化計画」を策定することといたしました。令和8年度の策定を目指し、都市計画総務事業において、必要経費を計上しております。
また、災害に備えた強靭な都市基盤の整備も、早急な対策が求められております。上下水道事業において、老朽管の更新や雨水幹線の整備等を継続して計上したほか、生活密着道路整備事業において、蟹沢地区の緊急雨水対策に係る側溝整備の工事費を新たに計上しております。
第3に、「力強く魅力いっぱいの 産業と交流のまち」について、申し上げます。
はじめに、交流の促進についてであります。
国内の都市間交流については、新得町との友好都市提携から30周年という節目を迎えます。これを記念して、より一層友好の絆を深めるため、交流事業において、必要経費を計上しております。
また、同じく友好都市の中央区や東松島市に加え、災害援助協定を締結している朝霞市、豊山町とも交流の拡大を図ります。
国際交流については、コロナ禍収束後の人流の回復にあわせ、改めて、ドイツ・インゲルハイム アム ライン市との交流を深めてまいります。
次に、農林業の振興についてであります。
物価の高騰が、依然として農業経営者に大きな打撃を与えている中で、高品質で生産性の高い果樹産地づくりと、農業者の経営環境、経営基盤強化を図るため、果樹産地強化事業において、事業費を大幅に増額して計上しております。
また、本市農業の発展には、地域農業の先導的な役割を担う、認定農業者の育成が重要であります。そのため、新年度から、認定農業者支援事業において、補助上限額を引き上げることとし、事業費を増額して計上しております。
本市農業においても、全国の他の自治体と同じように、人手不足に加え、高齢化や荒廃農地など、様々な課題を抱えております。こうしたことから、将来にわたり持続可能な農業を実現するため、これまでのカーボンニュートラル推進農業支援事業に、スマート農業への支援を加えた持続可能な農業支援事業を新たに計上しております。
次に、観光の振興についてであります。
コロナ禍の影響を大きく受けた観光は、各種イベントの盛況や、山形空港各便の利用者数の回復などに見られるように、以前のにぎわいを取り戻しております。こうした流れを捉え、より一層のにぎわいを創出するため、熱中症予防対策などに万全を期しながら、四季折々のイベントの充実を図ってまいります。
また、令和6年は、「果樹王国ひがしね宣言」30周年を迎えることを契機とし、GI東根さくらんぼとあわせ、さらなるPRに努めてまいります。
これらの取組を進めるため、観光事業において、事業費を増額して計上しております。
第4に、「心豊かな人を育てる 教育と文化のまち」について申し上げます。
はじめに、幼児教育・学校教育の充実についてであります。
ICT教育については、今年度、全ての小中学校の普通教室に電子黒板を導入いたしました。今後、1人1台のタブレット端末等とあわせた効果的な活用により、さらなる学びの深化を図ってまいります。
学校施設については、東郷小学校の長寿命化に着手することとし、小学校長寿命化改良事業において、その工事費を新たに計上しております。
また、不審者侵入防止策として、学校施設維持事業において、現在未設置の小中学校の職員玄関等に、電気錠を設置するための経費を計上しております。
近年、本市においても不登校の児童生徒が増加傾向にあり、学校における子どもたちの心のサポートとともに、適応指導教室における心理的・教育的支援の充実が求められております。そのため、適応指導教室の指導員を増員するとともに、利用可能時間を延長することとし、きめ細やかな学校教育推進事業において、関連経費を増額して計上しております。
次に、生涯学習の充実についてであります。
学校施設と同様に、社会教育施設の老朽化対策が課題となっております。新年度は、小田島公民館の長寿命化に着手することとし、社会教育施設長寿命化改良事業において、その工事費を新たに計上しております。
次に、芸術・文化の振興についてであります。
令和6年は、東根市総合文化祭が第60回を迎えるとともに、大ケヤキ全国書道絵画展が35回を迎えます。これを記念した特別企画などを実施することとし、文化振興推進事業において、事業費を増額して計上しております。
次に、スポーツの振興についてであります。
大森山近郊に整備を進めてきた「大森山公園クロスカントリーコース」が、いよいよ今年秋にオープンいたします。大森山公園クロスカントリーコース整備事業において、完成に向けた必要経費を計上したほか、オープニングイベントに係る経費を計上しております。
市民が気軽にウォーキングやランニングを行える公園施設として、本市のスポーツ環境及び魅力の向上を図ってまいります。
第5に、「市民みんなの力でつくる 笑顔輝く協働のまち」について申し上げます。
はじめに、地域力の向上についてであります。
自治会等の地域コミュニティの活動の拠点となる集会施設は、地域力の向上を図る上でも重要な施設であります。市ではこれまで、集会施設等開設整備事業による補助を行い、地域住民の活動を支援してまいりました。新年度は、近年の猛暑を踏まえて、新たに空調設備の設置を補助対象といたします。
次に、移住・定住の促進についてであります。
人口減少に苦悩する自治体が多い中にあって、本市は、地方都市としては極めてまれな人口増加を実現し、今なお転入超過が続いております。
しかしながら、市内を見ると、中央部に人口が集まる一方で、周辺部では人口が流出しております。また、核家族化などの社会的な背景も相まって、空き家が増加しております。
こうしたことから、新年度から、定住促進事業において、地区加算及び中古住宅加算を増額してまいります。
最後に、「計画推進のために」について申し上げます。
はじめに、大けやき行政の推進についてであります。
広報活動については、SNSの情報発信をより効果的に行うため、市総合アプリの機能をLINEに統合することとし、SNS情報発信事業を拡充して計上しております。
こうしたデジタル技術の活用は、持続可能で活力あるまちづくりを進める上で、欠かせない手段であります。
新年度は、統合型GISの全庁利用と、公開可能な地図情報を市民に公開する公開型GISの導入に向け、オンラインシステム事業において、関連経費を計上しております。
また、市民の利便性向上を図るため、市民課及び税務課の窓口において、各種証明書の発行手数料等のキャッシュレス化を実施することとし、各種事業に関連経費を計上しております。
「情報システムの標準化・共通化」については、令和7年度中の本稼働に向け、情報管理事業において、移行に係る経費を計上しております。円滑に移行できるよう、準備に万全を期してまいります。
このほか、市役所庁舎の長寿命化に着手することとし、庁舎管理事業において、その工事費を新たに計上しております。
次に、広域行政・国県との連携についてであります。
先ほど申し上げたとおり、持続可能な都市経営の実現に向け、新たに「立地適正化計画」を策定することといたしました。しかしながら、効率的な都市運営を行うには、複数市町村における公的施設の在り方など、広域的な共通認識を持つことが重要であります。
こうしたことから、立地適正化計画は、北村山三市一町の広域的な立地適正化の方針のもとで策定するものとし、北村山圏域立地適正化方針策定事業を新たに計上しております。
これまで申し上げてまいりました各種施策を持続的に展開していくためには、安定した強固な財政基盤を確立させることが必要不可欠であります。
本市財政を取り巻く状況は、非常に厳しいものがありますが、最大限の財源確保に努めるとともに、真に必要な分野に重点的に配分し、効率的な執行を徹底してまいります。
全国の自治体と同様に、本市も、少子高齢化をはじめとして、未だ多くの困難に直面しております。また、新たな行政課題は日々持ち上がり、市民ニーズは多様化し続けております。
こうした中にあっても未来に輝き続ける東根市を実現すべく、今後も4万8,000人の市民のリーダーとして、不屈の精神を持って全身全霊でまちづくりに取り組んでまいる所存であります。
議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げ、令和6年度の施政方針といたします。
それでは、先議いただきました議案以外の案件についてご説明を申し上げます。
はじめに、議第2号 東根市犯罪被害者等支援条例の設定についてでありますが、犯罪被害者等の支援に関する基本的事項を定めるため、条例の設定について提案するものであります。
次に、議第3号 東根市監査委員条例及び東根市水道事業、工業用水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、地方自治法の一部を改正する法律の公布に伴い、所要の改正について提案するものであります。
次に、議第4号 東根市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、職員の勤務時間、休日及び休暇に関する人事院規則の一部改正に準じ、所要の改正について提案するものであります。
次に、議第5号 東根市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、職員の60歳到達後の昇給に関する規定を定めるため、所要の改正について提案するものであります。
次に、議第6号 東根市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例及び東根市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、会計年度任用職員への勤勉手当の支給及び期末手当の引上げに伴い、所要の改正について提案するものであります。
次に、議第8号 東根市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、国が定める基準の一部改正に伴い、所要の改正について提案するものであります。
次に、議第9号 東根市医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律の一部改正に伴い、所要の改正について提案するものであります。
次に、議第10号 東根市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、第9期介護保険事業計画における保険料の額の設定に伴い、所要の改正について提案するものであります。
次に、議第11号 東根市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、道路法施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、所要の改正について提案するものであります。
次に、議第12号 東根市水道給水条例及び東根市水道の布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、水道法の一部改正に伴い、所要の改正について提案するものであります。
次に、議第13号から議第18号までの指定管理者の指定についてでありますが、東根市立さくらんぼ保育所等、公の施設の管理を行わせる指定管理者の指定6件に関し、地方自治法の規定により提案するものであります。
次に、議第19号及び議第20号 市道路線の廃止及び認定についてでありますが、市道路線網の見直しにより、市道1路線の廃止及び市道4路線の認定を行うため提案するものであります。
次に、議第22号から議第30号までの令和6年度各会計予算につきましては、施政方針及び予算案の大綱で、先にその概要を申し上げましたので、説明を省略させていただきます。
以上、提案理由を申し上げましたが、詳細につきましては、担当部課長に説明させますので、ご審議を賜りまして、原案のとおりご可決くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○細矢俊博議長 次に、議第2号から議第6号まで、及び議第8号から議第20号までの18議案について、庶務課長に補足説明を求めます。
本間庶務課長。
〔本間和史庶務課長併選挙管理委員会事務局長 登壇〕
○本間和史庶務課長併選挙管理委員会事務局長
議長の指示により、補足してご説明申し上げます。
はじめに、条例の設定、一部改正についてご説明いたします。
議案書の8ページ、参考資料の1ページをお願いします。
議第2号 東根市犯罪被害者等支援条例の設定についてになります。
犯罪被害者等を支える地域社会の形成や、市民等、事業者の理解の増進を図ることを目的に、基本理念や市民等、事業者のそれぞれの責務、犯罪被害者等民間支援団体への支援など、基本的な事項を定めるものです。施行期日は、令和6年4月1日となります。
次に、議案書の11ページ、参考資料の3ページをお願いします。
議第3号 東根市監査委員条例及び東根市水道事業、工業用水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてになります。
地方自治法の一部改正により、新たな条が追加されたことに伴い、繰り下げられた条項を引用している東根市監査委員条例ほか1条例の関係規定を改正するものであります。施行期日は、令和6年4月1日となります。
次に、議案書の13ページ、参考資料の5ページをお願いします。
議第4号 東根市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてになります。
国家公務員の服務を定めた人事院規則の一部改正に合わせ、本市職員の特別休暇のうち、夏季休暇の使用可能期間を現行の6月から9月までを、6月から10月までに改正するものであります。施行期日は、令和6年4月1日となります。
次に、議案書の14ページ、参考資料の7ページをお願いします。
議第5号 東根市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてになります。
改正の概要については、職員の定年引上げに伴う60歳到達後の昇給に関し、原則、昇給停止とする改正を行うものであります。施行期日は、令和6年4月1日となります。
次に、議案書の16ページ、参考資料の9ページをお願いします。
議第6号 東根市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例及び東根市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてになります。
改正の概要については、第1条による改正では、会計年度任用職員の期末手当について、令和5年の給与改定を踏まえ、支給月数を年間1.35月分から1.375月分への改正と、令和6年度からの年間0.975月分の勤勉手当支給に関する規定の追加になります。第2条による改正では、勤勉手当支給規定追加に伴う条文の調整になります。施行期日は、令和6年4月1日となります。
次に、議案書の21ページ、参考資料の21ページをお願いします。
議第8号 東根市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてになります。
改正の概要については、条例が引用している通称認定こども園法の条項が改正されたことに伴う条ずれの調整のほか、特定教育・保育施設が利用者にお知らせする重要事項の掲示に、インターネットなどによる閲覧に関する規定を追加するものなどであります。施行期日は、一部を除き公布の日からとなります。
次に議案書の23ページ、参考資料の24ページをお願いします。
議第9号 東根市医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてになります。
医療費支給に関する条例の支給対象者の規定に、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律、いわゆるDV防止法における保護命令の規定条文を引用していますが、DV防止法の一部が改正され、保護命令に関する条文が、接近禁止命令と退去命令に分かれて制度が拡充されたことから、引用している条項を改正するものであります。施行期日は、令和6年4月1日になります。
次に、議案書の24ページ、参考資料の27ページをお願いします。
議第10号 東根市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてになります。
令和6年度から令和8年度までの3か年間を計画期間とする第9期介護保険事業計画の策定に伴い、介護保険事業の安定した運営を図るため、保険料額の改定を行うものです。
基準となる第5号に該当する被保険者の介護保険料では、現行の年額7万3,200円、月額6,100円から、年額7万800円、月額5,900円となります。
また、国の標準段階が9段階から13段階に見直されたことに伴い、区分を追加しています。被保険者の所得段階ごとの保険料は、参考資料のとおりです。
このほか、保険料の減額賦課に関する金額の改定及び標準段階の多段階化による文言の整理となります。施行期日は、令和6年4月1日となります。
次に、議案書の26ページ、参考資料の31ページをお願いします。
議第11号 東根市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてになります。
改正の概要については、道路占用料の額を、令和3年度の固定資産税評価額の評価替えや、地価に対する賃料の水準の変動等を踏まえ、改定するものであります。施行期日は、令和6年4月1日になります。
次に、議案書の32ページ、参考資料の42ページをお願いします。
議第12号 東根市水道給水条例及び東根市水道の布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてになります。
生活衛生等関係行政の機能強化のための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う水道法の一部改正により、現在厚生労働省で所管している業務のうち、水道整備・管理行政に関するものについては国土交通省へ、水質基準の策定に関するものについては環境省へ、それぞれ移管されることとなったことから、関係規定を整備するものであります。施行期日は、令和6年4月1日になります。
次に、事件決議事項になります。
議案書の34ページをお願いします。
議第13号から議第18号までの6議案は、指定管理者の指定についての議案となります。いずれも、これまで指定した団体を継続して指定するものであります。
はじめに、議第13号では、東根市立さくらんぼ保育所の指定管理者に、株式会社コビーアンドアソシエイツを指定するものです。
次に、35ページ、議第14号では、東根市東根中部学童保育所の指定管理者に、タントスマイルクラブ運営委員会を指定するものです。
次に、36ページ、議第15号では、東根市大森学童保育所の指定管理者に、大森なかよしクラブ運営委員会を指定するものです。
次に、37ページ、議第16号では、東根市小田島学童保育所の指定管理者に、小田島学童クラブ運営委員会を指定するものです。
次に、38ページ、議第17号では、小田島ふれあい交流館の指定管理者に、社会福祉法人東根福祉会を指定するものです。
次に、39ページ、議第18号では、東根市中央運動公園の指定管理者に、セントラルスポーツ東根市スポーツ協会共同事業体を指定するものです。
指定の期間についてでありますが、議第13号の東根市立さくらんぼ保育所については、今後、移転の計画があることから、令和6年4月1日から令和8年3月31日までの2年間とし、その他の施設については、令和6年4月1日から令和11年3月31日までの5年間とするものであります。
次に、議案書の40ページ、参考資料の45ページをお願いします。
議第19号 市道路線の廃止についてになります。
開発行為による新たな宅地造成に伴う市道路線網の見直しにより、六田団地3号線について廃止を行うものです。
次に、議案書の41ページ、参考資料の47ページをお願いします。
議第20号 市道路線の認定についてになります。
新たな宅地造成に伴う市道路線網の見直しにより、廃止した六田団地3号線を含め、六田団地3号線から六田団地10号線までの4路線について、市道認定するものであります。
路線の位置等については、参考資料の47、48ページをご参照願います。
説明は以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。
○細矢俊博議長 以上で、施政方針表明及び提案理由の説明を終わります。
◎予算特別委員会への議案付託
○細矢俊博議長 次に、日程第40 予算特別委員会への議案付託を議題とします。
お諮りします。
議第22号から議第30号までの予算関係9議案については、議長を除く全員で構成する予算特別委員会を設置し、配付しております議案付託表のとおり、議案を付託したいと思います。
これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細矢俊博議長 異議なしと認めます。したがいまして、予算関係9議案については、予算特別委員会を設置して、別紙議案付託表のとおり、審査することに決しました。
予 算 特 別 委 員 会 議 案 付 託 表
議第22号 令和6年度東根市一般会計予算
議第23号 令和6年度東根市国民健康保険特別会計予算
議第24号 令和6年度東根市東根財産区特別会計予算
議第25号 令和6年度東根市介護保険特別会計予算
議第26号 令和6年度東根市市営墓地特別会計予算
議第27号 令和6年度東根市後期高齢者医療特別会計予算
議第28号 令和6年度東根市水道事業会計予算
議第29号 令和6年度東根市工業用水道事業会計予算
議第30号 令和6年度東根市公共下水道事業会計予算
◎散 会
○細矢俊博議長 これで、本日の日程は全部終了しました。
本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。
午前11時37分 散 会