令和5年12月12日 午前10時03分 開 議
高 橋 鉄 夫 予算特別委員長 清 野 康 隆 副委員長
◎出席委員(17名)
1番 森 谷 俊 委員 2番 深 瀬 明 理 委員
3番 工 藤 み ど り 委員 4番 清 野 康 隆 委員
5番 山 本 和 生 委員 6番 福 永 邦 幸 委員
7番 滝 口 公 一 委員 8番 元 木 十 四 男 委員
9番 東 海 林 克 彦 委員 10番 三 宅 一 人 委員
11番 植 松 宏 委員 12番 高 橋 鉄 夫 委員
13番 河 村 豊 委員 14番 原 田 利 光 委員
15番 橋 光 男 委員 16番 佐 藤 直 委員
17番 片 桐 勝 寿 委員
◎欠席委員(なし)
◎説明のため出席した者の職氏名
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土 田 正 剛
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市 長
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半 田 博
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教 育 長
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松 田 智 志
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選挙管理委員会
委 員 長
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古 谷 利 明
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代表監査委員
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菅 原 繁 治
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農業委員会会長
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芦 野 耕 司
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副 市 長
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佐 藤 慎 司
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総 務 部 長
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矢 萩 宏
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市民生活部長
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岡 田 光 弘
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健康福祉部長
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東海林 浩 司
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経 済 部 長
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深 瀬 弘 之
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建 設 部 長
兼上下水道部長
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牧 野 美和子
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会計管理者
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安 達 好 浩
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消防長
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安 達 利 也
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教育次長
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青 柳 昇
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総合政策課長
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本 間 和 史
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庶 務 課 長
併選挙管理委員会
事 務 局 長
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間木野 教 子
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財 政 課 長
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伊 藤 亨
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監 査 委 員
事 務 局 長
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岡 田 正 樹
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農 業 委 員 会
事 務 局 長
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◎事務局職員出席者職氏名
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鈴 木 敬 一
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事 務 局 長
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高 橋 真伊子
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事務局長補佐
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森 谷 賢 司
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議事係長
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太 田 雅 美
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副 主 任
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井 上 雄 貴
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副 主 任
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斎 藤 直 子
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兼 務 書 記
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辻 村 充
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兼 務 書 記
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◎本日審査した案件
議第67号 令和5年度東根市一般会計補正予算(第6号)
議第68号 令和5年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
議第69号 令和5年度東根市介護保険特別会計補正予算(第2号)
議第70号 令和5年度東根市水道事業会計補正予算(第1号)
議第71号 令和5年度東根市工業用水道事業会計補正予算(第1号)
議第72号 令和5年度東根市公共下水道事業会計補正予算(第2号)
令和5年東根市議会第4回定例会 予算特別委員会発言通告書
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番 号
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質 疑 者
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質 疑 事 項
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要 旨
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答 弁 者
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1
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原田 利光
委 員
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1.議第67号 令和5年度東根市一般会計補正予算(第6号)
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1.歳出 第10款教育費 第1項教育総務費 2目事務局費 きめ細やかな学校教育推進事業について、令和6年度から市内小学校において医療的ケア児を受け入れることに関する補正とのことであるが、その内容は。
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教 育 長
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2
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深瀬 明理
委 員
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1.議第67号 令和5年度東根市一般会計補正予算(第6号)
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1.歳出 第4款衛生費 第1項保健衛生費 3目環境衛生費 地球温暖化対策事業について
(1)省エネ家電普及促進事業費補助金及び太陽光発電システム設置支援事業費補助金の大幅な増額となっているが、その内容について伺う。
(2)利用が進んだ要因について、どのように捉えているか伺う。
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市 長
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3
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清野 康隆
委 員
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1.議第67号 令和5年度東根市一般会計補正予算(第6号)
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1.歳出 第9款消防費 第1項消防費 1目常備消防費 常備消防事業について
(1)常備消防事業の概要について
(2)人件費(2節 給料、3節 職員手当等、4節 共済費)の減額補正について
(3)人員減への対応について
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市 長
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◎開 議
○高橋鉄夫予算特別委員長 皆さん、ご苦労さまです。
本日の会議に、欠席及び遅刻の届出はありません。したがいまして、委員の出席は17名で、定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
◎議第67号 令和5年度東根市一般会計補正予算(第6号)外5件
○高橋鉄夫予算特別委員長 本日の予算特別委員会で審査をする議案は、議第67号から議第72号までの6議案であります。以上、6議案を一括して議題とします。
これらの議案については、既に、12月5日の本委員会において詳細な説明がありましたので、これから通告に基づき質疑を行います。
なお、質疑は、通告順としますが、発言順番を迎えたときに議場にいない場合は、発言権の放棄とみなしますので、そのようにご了承願います。
はじめに、14番原田利光委員。
○14番(原田利光委員) おはようございます。14番原田利光でございます。
議第67号 令和5年度東根市一般会計補正予算(第6号)についてご質問をいたします。
歳出第10款教育費第1項教育総務費第2目事務費でございます。きめ細やかな学校教育推進事業の補正予算について、お伺いをいたします。
令和6年度から市内小学校において、医療的ケア児を受け入れることに関する補正とのことであるが、その内容をお聞きいたします。
○高橋鉄夫予算特別委員長 安達教育次長。
○安達利也教育次長 お答えいたします。
補正の内容ですけれども、東根市小中学校医療的ケア運営協議会の委員報償並びに措置の際に必要となる医療用の物品等の消耗品、及び簡易ベッドなどの備品の購入に要する経費となります。
受入れの準備に遅れが生じないようにするため、この度の定例会に補正予算を計上したところであります。
よろしくお願いいたします。
○高橋鉄夫予算特別委員長 14番原田利光委員。
○14番(原田利光委員) 内容については、承知いたしました。
では、ただ今の答弁にあった東根市小中学校医療的ケア運営協議会とは、どのような役割を担っているのか、お聞きをいたします。
○高橋鉄夫予算特別委員長 安達教育次長。
○安達利也教育次長 お答えをいたします。
この協議会ですけれども、専門的な知見を有する医療関係者や学校関係者などにより組織をされまして、小中学校における医療的ケアの実施についての審査、本市の医療的ケアにおける受入方針や管理体制などに関する審議が主な役割となっているところであります。
よろしくお願いいたします。
○高橋鉄夫予算特別委員長 14番原田利光委員。
○14番(原田利光委員) 運営協議会の役割について、承知いたしました。適切なケアの実施に向け、きめ細やかな協議をお願いいたします。
本市では、昨年度より、ひがしねこども園で、医療的ケア児の受入れが始まりましたが、学校での受入れは初めてのこと、児童が安心安全に学校で生活し、学ぶことができるよう、看護師の配置、保護者や学校などの連携など、万全な体制で支援してほしいと思います。
以上で質問を終わります。
○高橋鉄夫予算特別委員長 以上でご了承願います。
次に、2番深瀬明理委員。
○2番(深瀬明理委員) おはようございます。2番深瀬明理です。
通告に基づき、委員長の指示に従いまして、質問させていただきます。
議第67号 令和5年度東根市一般会計補正予算(第6号)について、議案書28ページ、29ページであります。
それでは、歳出第4款衛生費第1項保健衛生費3目環境衛生費、地球温暖化対策事業についてであります。
山形県は、2050年までに温室効果ガスの排出実質ゼロを目指す「ゼロカーボンやまがた2050」を宣言し、11月22日より、やまがた省エネ家電買換えキャンペーン第2段を開始しています。
また、令和5年度やまがた未来くるエネルギー補助金、山形県再生可能エネルギーなど、設備導入促進事業においては、12月1日をもって全8項目が予算上限に達したため、受付を終了している状況であります。
本市では、二酸化炭素の排出を実質ゼロにするゼロカーボンシティの実現に向けて、市民、事業者と目指すべきゴールを共有し、取り組むことを令和2年1月31日に県内最速で市長が表明しております。
太陽光発電システム設置支援事業費補助金、これは太陽光発電システムと蓄電池設置、または太陽光発電システムのみの設置についてですが、令和3年度決算額が609万5,000円、令和4年度決算額が783万5,000円と、この時点で大幅な増額をされております。
そこで、今年度より新設された省エネ家電普及促進事業費補助金、また、太陽光発電システム設置支援事業費補助金が当初予算から2,122万2,000円増と、さらに大幅な増額となっていますが、その内容についてお伺いいたします。
○高橋鉄夫予算特別委員長 矢萩市民生活部長。
○矢萩 宏市民生活部長 お答えいたします。
省エネ家電普及促進事業費補助金は、エアコンと冷蔵庫を対象に、省エネ性能の高いものに買い換えた場合に、購入価格に応じ、最大3万円を補助するというものでありまして、申請件数の増加により、増額補正を行うものであります。
当初は、100件程度の申請件数を見込みましたが、300件を超える申請件数になる見込みであります。
また、太陽光発電システム設置支援事業費補助金は、太陽光パネルの設置、または蓄電池の設置、またはその両方を設置した場合について、太陽光パネルは最大12万円、蓄電池は最大10万円を補助するというものでありまして、この補助金につきましても、申請件数の増加により、増額補正を行うものであります。
昨年度の実績は、合わせて73件でありましたが、当初予算では申請が増えるものと見込み、115件としたものの、実際の件数はさらに増えて、246件になる見込みであります。
よろしくお願いいたします。
○高橋鉄夫予算特別委員長 2番深瀬明理委員。
○2番(深瀬明理委員) ご説明ありがとうございます。
省エネ家電普及促進事業費補助金は、初年度ということもあり、今年度の予算設定時には、様々なデータを基に多めに見込まれたかと思います。
また、太陽光発電システム設置支援事業費補助金においては、今年度より、蓄電池のみの設置にも利用できるようになり、こちらにおいては、令和5年度予算書には、蓄電池単独で100万円、太陽光パネルの設置、またはその両方の設置で前年度比49.3%増の1,170万円と思い切った増額に踏み切ったにもかかわらず、当初見込み件数並びに金額をはるかに上回る見込みだということであります。
そこで、次に、事業の利用が進んだ要因について、どのように捉えているのかお伺いいたします。
○高橋鉄夫予算特別委員長 矢萩市民生活部長。
○矢萩 宏市民生活部長 お答えいたします。
2つの補助金とも市民の方々の環境意識が高まっていることに加え、太陽光発電システム設置支援事業費補助金につきましては、昨年頃から電気代が高騰したことにより、電力を購入するよりも自家発電する意識が高まったものと考えられます。
そのため、これまでは家を新築するときに合わせて太陽光発電システムを設置するケースが多かったものの、今年度のこれまでの実績では、現在住んでいる家に設置するケースが多くなっていることが特徴であります。
省エネ家電普及促進事業費補助金につきましては、事業内容が販売店の協力により、的確に周知されたこと、さくらんぼプレミアム商品券事業期間とも重なり、市民の方々が比較的高額な買物がしやすかったことなどが挙げられます。
よろしくお願いいたします。
○高橋鉄夫予算特別委員長 2番深瀬明理委員。
○2番(深瀬明理委員) やはり市民の方々の環境意識が高まっているのですね。物価高騰が止まらない今、さらに市民の方々の利用が予想されます。
地球温暖化対策事業の今後について、省エネ家電普及促進事業費補助金については、非常に好評な事業ということのようですので、来年も実施に向け、調整していただきたいと思います。
また、太陽光発電システム設置支援事業費補助金においては、こちらもカーボンニュートラルを達成するためには、非常に重要な取組であることから、引き続き補助事業を実施していただきたいと思います。
地球温暖化を防止するため、家庭でできるエコを建築の立場から提唱し、かなう理想の家づくりを標榜する地元工務店による団体組織として、叶理家協同組合がゼロカーボンに資する事業展開を進めており、来年度から第2期目に入ります。その説明会において、市長が2050年に向けたゼロカーボンシティに向けて、行政だけではできないとおっしゃられました。まさに地元事業者が共に同じゴールを目指すという姿勢を示しています。
また、先輩議員の会派代表質問において、V2H、すなわちEVにためた電気を住宅や施設に供給する機器のことについて、触れられています。
非常時に限らず、日常においても自家用のV2Hがあれば、車から施設へ電力が供給できます。V2Hの設備導入につきましては、今後、市場の動向や世界情勢を見ながら、研究してまいりますと、当時市長からの答弁でしたので、市民の方々にも同じゴールを様々な形で目指してもらえるよう、また、地球にも、家計にも、エコな選択ができる内容になるよう、ご検討を期待し、私の質疑を終わります。
○高橋鉄夫予算特別委員長 以上でご了承願います。
次に、4番清野康隆委員。
○4番(清野康隆委員) 4番清野康隆です。
委員長より許可をいただきましたので、質問をさせていただきます。
議第67号 令和5年度東根市一般会計補正予算(第6号)、議案書の33ページにございます、第9款消防費第1項消防費1目常備消防費についてお尋ねいたします。
建築物の多様化、そして災害や事故の複雑化により、常備消防に求められる活動の内容も多岐にわたり、複雑化していると理解しております。
くわえて、職員の皆様には、一瞬の判断を誤れば、けがや命を落としかねない危険なオペレーションにもひるまず、市民の安心安全、生命、財産を守るべく、勇敢に活動されていることに、心から感謝を申し上げます。
はじめに、この度の常備消防事業の補正の概要を教えていただきたいと思います。
○高橋鉄夫予算特別委員長 安達消防長。
○安達好浩消防長 お答えをいたします。
常備消防事業につきましては、消防本部の総務課や消防署の運営に係る経費となっているところであります。
この度の補正予算につきましては、人事異動に伴います給料や職員手当などの人件費の減額補正に加え、電気料金の高騰や救助工作車の緊急的な修理が必要となったことに伴います、光熱水費や修繕料などの需用費を増額補正するものが主な内容となっております。
よろしくお願いいたします。
○高橋鉄夫予算特別委員長 4番清野康隆委員。
○4番(清野康隆委員) 承知いたしました。
次に、2節の給料、3節の職員手当等、いわゆる人件費が大きな金額を占めておりますけれども、年度の途中で約700万円近い金額が減額となっております。
この人件費の減額補正が必要になった理由について、お伺いいたします。
○高橋鉄夫予算特別委員長 安達消防長。
○安達好浩消防長 お答えをいたします。
令和5年度の当初予算での人件費につきましては、昨年11月に人員の見込み数を想定しまして、予算編成を行っているところであります。
この度の減額補正につきましては、予算編成後に若年の退職者や育児休業取得者が出たことがその要因となっておりますので、ご理解をお願いします。
○高橋鉄夫予算特別委員長 4番清野康隆委員。
○4番(清野康隆委員) 承知いたしました。
様々な事情がございまして、職業を離れていかれる、非常に残念なことではありますけれども、職業に対する意識も以前とは大分変わってきているのかなと受け止めるところでございます。
今後もこのような状況を想定されるということもあると思いますけれども、これまで消防に関する教育を受けて来られて、現場に立たれているという方がほとんどであると思いますけれども、班編制を取りながら、消防の勤務に当たられている中で、人員の減について、今後どのように対応されていくのか教えていただきたいと思います。
○高橋鉄夫予算特別委員長 安達消防長。
○安達好浩消防長 お答えをいたします。
消防における職員定数は62人となっておりまして、現在の職員数は53人となっております。
今年度の職員採用試験から職務経験者が受験できるなど、要件を見直すなどの取組を行っておりますけれども、今後とも計画的な採用とともに、職員教育などを通じまして、出動体制の整備に努めてまいりますので、ご理解をお願いいたします。
○高橋鉄夫予算特別委員長 4番清野康隆委員。
○4番(清野康隆委員) ありがとうございます。
ちょっと消防の管轄外になってしまうのかもしれないんですけれども、職員の定員管理計画があると思われます。
新しく職員が採用されても、現場で即戦力として働けるには、時間がかかるわけでありますので、そういった中、消防や救急は待ったなしで日々事案が発生しております。
市民の皆さんの安心安全、そして生命、財産を守る観点からも、即戦力となる経験者の中途採用なども今後視野に入れていただければと思うところであります。
以上をもちまして、私からの質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○高橋鉄夫予算特別委員長 以上でご了承願います。
これで質疑を終わります。
◎散 会
○高橋鉄夫予算特別委員長 以上で、本日の日程は全部終了しました。
なお、本委員会は、12月19日に再開しますのでご協力をお願いいたします。
本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。
午前10時24分 散 会