決 算 特 別 委 員 会 会 議 録
令和4年9月16日 午前11時25分 開 会
山 科 幸 子 決算特別委員長 植 松 宏 副委員長
◎出席委員(16名)
1番 福 永 邦 幸 委員 2番 齋 藤 俊 一 郎 委員
3番 高 橋 弓 嗣 委員 4番 滝 口 公 一 委員
5番 元 木 十 四 男 委員 6番 東 海 林 克 彦 委員
7番 三 宅 一 人 委員 8番 植 松 宏 委員
9番 片 桐 勝 寿 委員 10番 山 科 幸 子 委員
12番 河 村 豊 委員 13番 細 矢 俊 博 委員
14番 浅 野 目 幸 一 委員 15番 佐 藤 直 委員
16番 清 野 忠 利 委員 17番 原 田 利 光 委員
◎欠席委員(なし)
◎説明のため出席した者の職氏名
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土 田 正 剛
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市 長
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半 田 博
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教 育 長
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武 田 庄 一
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選挙管理委員会
委 員 長
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古 谷 利 明
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代表監査委員
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菅 原 繁 治
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農業委員会会長
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芦 野 耕 司
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副 市 長
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石 垣 有 一
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総 務 部 長
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岡 田 光 弘
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市民生活部長
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鈴 木 敬 一
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健康福祉部長
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太 田 修
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経 済 部 長
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深 瀬 弘 之
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建 設 部 長
兼上下水道部長
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高 橋 愛 子
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会計管理者
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佐 藤 明 彦
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消 防 長
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安 達 利 也
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教 育 次 長
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青 柳 昇
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総合政策課長
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安 達 好 浩
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庶 務 課 長
併選挙管理委員会
事 務 局 長
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本 間 和 史
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財 政 課 長
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牧 野 美和子
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監 査 委 員
事 務 局 長
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岡 田 正 樹
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農 業 委 員 会
事 務 局 長
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◎事務局職員出席者職氏名
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佐 藤 慎 司
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事 務 局 長
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高 橋 真伊子
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事務局長補佐
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森 谷 賢 司
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議事係長
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黒 坂 育 実
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主 任
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井 上 雄 貴
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副 主 任
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大 江 剛 史
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兼 務 書 記
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辻 村 充
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兼 務 書 記
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◎本日審査した案件
議第53号 令和3年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について
議第54号 令和3年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
議第55号 令和3年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について
議第56号 令和3年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
議第57号 令和3年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算認定について
議第58号 令和3年度東根市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
議第59号 令和3年度東根市水道事業会計決算認定について
議第60号 令和3年度東根市工業用水道事業会計決算認定について
議第61号 令和3年度東根市公共下水道事業会計決算認定について
◎開 会
○山科幸子決算特別委員長 皆さん、お疲れさまです。
ただ今から、決算特別委員会を開会いたします。
◎開 議
○山科幸子決算特別委員長 本日の会議に欠席及び遅刻の届出はありません。したがいまして、委員の出席は16名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
◎議第53号 令和3年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について外8件
○山科幸子決算特別委員長 先ほどの本会議におきまして、決算特別委員会に付託なりました議案は、別紙付託表のとおり、議第53号から議第61号までの9議案であります。
以上、9議案を一括議題といたします。
これから、議第53号から議第58号までの6議案につきまして、会計管理者に説明を求めます。
高橋会計管理者。
〔高橋愛子会計管理者 登壇〕
○高橋愛子会計管理者 委員長の指示により、議第53号から議第58号までの令和3年度東根市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
令和3年度東根市歳入歳出決算書をお願いいたします。
はじめに、4ページ、5ページをお開きください。
令和3年度東根市歳入歳出決算総括表でございます。
こちらは会計別の総括表になっておりますが、一番上の一般会計の欄をお願いいたします。
令和3年度東根市一般会計の決算額は、歳入が266億7,657万3,433円、歳出が254億7,899万3,642円、歳入歳出差引残額が11億9,757万9,791円となっております。
一番下の合計の欄をお願いいたします。
一般会計と各特別会計の合計となります。
合計の決算額が、歳入が364億2,938万6,422円、歳出が347億7,896万9,584円、歳入歳出差引残額が16億5,041万6,838円となったところでございます。
続きまして、会計別の決算状況についてご説明を申し上げます。
7ページをお願いいたします。
議第53号 令和3年度東根市一般会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
8ページ、9ページをお願いいたします。
はじめに、歳入の主なものについてご説明いたします。
第1款市税の収入済額は68億5,934万6,196円となっております。不納欠損額は161万4,439円、収入未済額は3億6,843万4,396円でございます。
項目別に見ますと、第1項市民税の収入済額は29億8,902万2,038円となり、前年度に比べ増額、第2項固定資産税は29億8,161万955円となっており、前年度に比べ減額となりました。
第6款法人事業税交付金の収入済額が1億7,038万3,000円、第7款地方消費税交付金の収入済額が11億7,122万1,000円となっており、いずれも前年度に比べ増額となっております。
10ページ、11ページをお願いいたします。
第11款地方特例交付金の収入済額は1億6,487万8,000円で、第2項新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金の新設により、前年度に比べ増額となっております。この交付金は新型コロナウイルス感染症対策として固定資産税並びに都市計画税の減免措置を行ったことに対し、その減収分を補填する財源として交付されたものでございます。
第12款地方交付税の収入済額は、45億521万2,000円となっており、これは国における税収等の伸びが普通交付税に反映されたことにより、前年度と比較し増額となっております。
第14款分担金及び負担金の収入済額は、9,639万1,585円となっております。また、不納欠損額が3万6,600円、収入未済額が148万9,870円となっており、内容はいずれも保育所運営費保護者負担金でございます。
第15款使用料及び手数料の収入済額は、8,164万6,630円となっております。不納欠損額は児童センター使用料の3万565円、収入未済額は76万330円となりました。内容は児童センター及び市営住宅の使用料でございます。
第16款国庫支出金の収入済額は44億1,631万9,732円で、特別定額給付金事業や神町小学校の移転改築工事が令和2年度に完了したことにより、前年度に比べ減額となっております。
12ページ、13ページをお願いいたします。
第19款寄附金の収入済額は19億4,842万866円となり、そのうち、ふるさとづくり寄附金が19億3,772万366円となっております。
以上の結果、歳入合計の収入済額が266億7,657万3,433円、不納欠損額が175万3,343円、収入未済額が3億8,147万2,007円となったところでございます。
続いて、14ページ、15ページをお願いいたします。
一般会計の歳出でございます。主なものについてご説明いたします。
第2款総務費の支出済額は55億342万9,464円となっております。特別定額給付金事業の完了等により、前年度より減額となっております。また、翌年度繰越額が2,167万円でございます。
第3款民生費の支出済額は87億2,450万3,455円で、ひがしねこども園整備事業や住民税非課税世帯臨時特別給付金事業等の実施により、前年度より増額となっております。また、翌年度繰越額3,728万円は子育て世帯等臨時特別支援事業並びに住民税非課税世帯臨時特別給費金事業でございます。
第4款衛生費の支出済額は19億9,814万9,225円で、新型コロナウイルスワクチン予防接種事業などにより、前年度より増額となっております。
第6款農林水産業費の支出済額は6億2,764万6,314円となっております。翌年度繰越額2,985万円は、担い手確保経営強化支援金事業でございます。
16ページ、17ページをお願いいたします。
第7款商工費の支出済額は9億4,142万2,104円となっております。さくらんぼ東根商品券購入助成事業等の完了により、前年度より減額となっております。
第8款土木費の支出済額は21億5,975万8,988円で、神町小学校改築関連道路整備事業等の完了により、前年度より減額となっております。翌年度繰越額の1億864万9,000円は社会資本整備総合交付金事業でございます。
第10款教育費の支出済額は26億8,144万7,974円で、神町小学校改築事業やGIGAスクール関連事業等の減により、前年度に比べ減額となりました。翌年度繰越額の2億7,041万円は、小学校並びに中学校空調設備等設置事業でございます。
第11款災害復旧費は、農林水産施設災害復旧費として200万9,707円を支出しております。
以上の結果、歳出合計の支出済額は254億7,899万3,642円、翌年度繰越額が4億6,785万9,000円、不用額が13億8,851万6,358円、表外に記載しております歳入歳出差引残額が11億9,757万6,166円となりました。
19ページをお願いいたします。
続いて、議第54号 令和3年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。
20ページ、21ページをお願いいたします。
はじめに、歳入でございます。主なものについて申し上げます。
第1款国民健康保険税の収入済額は10億2,080万5,811円、第4款県支出金の収入済額が31億1,099万5,000円で、歳入の合計は46億1,992万8,009円、不納欠損額が81万2,850円、収入未済額が1億6,842万6,530円となったところでございます。
22ページ、23ページをお願いいたします。
次に、歳出でございます。
第2款保険給付費の支出済額は29億9,220万1,360円、第3款国民健康保険事業費納付金の支出済額は11億6,043万7,440円となっております。
24ページ、25ページをお願いいたします。
歳出合計を申し上げます。
歳出合計の支出済額が44億462万6,901円、不用額が4億8,699万4,099円となりました。その結果、表外に記載のとおり、歳入歳出差引残額が2億1,530万1,108円となったところでございます。
次に、27ページをお願いいたします。
議第55号 令和3年度東根市東根財産区特別会計の歳入歳出決算になります。
28ページ、29ページをお願いいたします。
歳入といたしまして、第1款の財産収入の収入済額が65万6,562円で、歳入合計の収入済額は214万9,059円となっております。
30ページ、31ページをお願いいたします。
歳出でございます。
第1款総務費の支出済額は76万8,672円で、歳出合計も同額でございます。不用額が139万4,328円となり、歳入歳出差引残額が138万387円となったところでございます。
33ページをお願いいたします。
議第56号 令和3年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算でございます。
34ページ、35ページをお願いいたします。
歳入の主なものといたしまして、第1款介護保険料の収入済額が9億6,065万9,472円、第3款国庫支出金の収入済額が10億9,930万1,592円となり、歳入の合計が45億6,576万2,372円、不納欠損額が10万2,730円、収入未済額が543万4,008円となりました。
続いて、36ページ、37ページをお願いいたします。
歳出でございます。
第2款保険給付費の支出済額は38億5,868万881円で、歳出合計が43億3,571万9,485円、不用額が4億2,199万8,515円、歳入歳出差引残額が2億3,004万2,880円となっております。
39ページをお願いいたします。
議第57号 令和3年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算でございます。
40ページ、41ページをお願いいたします。
歳入になります。
主なものといたしまして、第1款使用料及び手数料の収入済額が168万800円、歳入合計が565万1,657円となっております。
42ページ、43ページをお願いいたします。
歳出につきましては、第1款総務費の支出済額が325万4,606円で、歳出合計も同額でございます。不用額が241万1,394円、歳入歳出差引残額が239万7,051円となったところでございます。
45ページをお願いいたします。
議第58号 令和3年度東根市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算でございます。
46ページ、47ページをお願いいたします。
歳入の主なものとして、第1款後期高齢者医療保険料の収入済額は3億9,814万8,940円となり、歳入の合計は5億5,932万1,892円、不納欠損額が4万4,100円、収入未済額が85万4,860円となりました。
48ページ、49ページをお願いいたします。
歳出の主なものといたしまして、第2款後期高齢者医療広域連合納付金の5億4,067万6,926円で、歳出合計が5億5,560万6,278円、不用額が507万5,722円、歳入歳出差引残額が371万5,614円となったところでございます。
以上、一般会計並びに5つの特別会計の決算状況について、ご説明を申し上げました。
詳細につきましては、51ページから485ページまでの各会計歳入歳出決算事項別明細書に記載をしておりますので、ご確認をお願いいたします。
次に、487ページをお願いいたします。
令和3年度実質収支に関する調書でございます。
488ページをお願いいたします。
こちらは、一般会計の実質収支に関する調書になります。
一般会計の歳入総額が266億7,657万3,000円、歳出総額が254億7,899万4,000円、歳入歳出差引額が11億9,757万9,000円、翌年度へ繰り越すべき財源が2,209万9,000円。
以上の結果、令和3年度の実質収収支額が11億7,548万円となっております。
次の489ページから493ページまでは、各特別会計の実質収支に関する調書でございます。説明は省略させていただきます。
続いて、495ページをお願いいたします。
令和3年度財産に関する調書でございます。
496ページから515ページに、公有財産、出資による権利、基金及び物品等の令和3年度中の異動を記載しておりますので、ご確認をお願いいたします。
以上、議第53号から議第58号まで、令和3年度東根市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。
○山科幸子決算特別委員長 会議の途中でありますが、ここで午後1時まで休憩といたします。
午前11時50分 休 憩
午後 1時00分 開 議
○山科幸子決算特別委員長 午前に引き続き、会議を開きます。
それでは、議第59号から議第61号までの3議案につきまして、上下水道部長に説明を求めます。
深瀬上下水道部長。
〔深瀬弘之建設部長兼上下水道部長 登壇〕
○深瀬弘之建設部長兼上下水道部長 委員長の指示により、議第59号 令和3年度東根市水道事業会計決算認定について、議第60号 令和3年度東根市工業用水道事業会計決算認定について及び議第61号 令和3年度東根市公共下水道事業会計決算認定についての3議案についてご説明をいたします。
はじめに、議第59号 令和3年度東根市水道事業会計決算認定についてご説明いたします。
決算書の1ページ、2ページをお願いいたします。
経営の収支である収益的収入及び支出について、予算額との比較で決算状況をご説明いたします。
はじめに、収入についてになります。
第1款水道事業収益は、予算額合計11億6,576万9,000円に対して、決算額が12億946万6,287円となり、予算額に比べ4,369万7,287円の増となりました。
次に、支出についてであります。
第1款水道事業費用は、予算額合計11億5,859万1,000円に対し、決算額が9億4,771万1,982円となり、不用額が2億1,087万9,018円となったところであります。
3ページ、4ページをお願いいたします。
資産などの収支である資本的収入及び支出についてご説明いたします。
はじめに、収入についてであります。
第1款資本的収入は、予算額合計4,444万8,000円に対し、決算額が5,632万3,685円となり、予算額に比べ1,187万5,685円の増となりました。
その内容でありますが、第2項加入金2,120万2,500円は、給水装置の新設等に伴う水道加入金。第8項負担金1,884万3,321円は、簡易水道統合事業の起債償還元金の一部として一般会計から繰り入れたものであります。
次に、支出についてご説明いたします。
第1款資本的支出は、予算額合計7億5,353万9,000円に対して、決算額が5億988万8,052円となり、不用額は2億4,365万948円となったところであります。
その内容ですが、第1項建設改良費4億2,015万3,278円は、配水管布設替工事等の費用、第2項企業債償還金は8,973万4,774円となっております。
その結果、表外に記載のとおり、資本的収入額が資本的支出額に不足する額4億5,356万4,367円は、過年度分損益勘定留保資金4億1,737万8,197円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額3,618万6,170円で補填しております。
5ページ、6ページをお願いいたします。
事業期間における経営成績を示す損益計算書についてご説明をいたします。
なお、これから申し上げる数値は、純利益の算出等の観点から、消費税を除いた実質額となっております。
はじめに、営業収益及び営業費用の主な項目についてご説明いたします。
営業収益のうち、(1)給水収益9億8,318万3,310円は全額水道料金であります。(3)その他営業収益4,483万410円は下水道使用料徴収事務委託料などであります。
次に、営業費用のうち、(1)原水及び浄水費2億3,004万4,799円は、人件費及び村山広域水道の受水費用など。(2)配水及び給水費1億7,912万5,403円は人件費、委託料及び舗装本復旧費などとなっております。
その結果、営業収益から営業費用を差し引いた営業利益は1億6,136万9,305円となりました。
次に、営業外収益及び営業外費用についてご説明をいたします。
営業外収益は、受取利息及び配当金ほかで7,932万87円、営業外費用は支払利息及び企業債取扱諸費ほかで2,218万9,366円となりました。
これらの結果、東根市水道事業の当年度純利益は、6ページ中段に記載のとおり、2億326万8,588円となりました。
7ページ下段をお願いいたします。
東根市水道事業剰余金処分計算書(案)をお願いいたします。
当年度の未処分利益剰余金は、当年度純利益の2億326万8,588円となり、全額を建設改良積立金に積み立てる予定としております。
9ページ、10ページにつきましては、令和4年3月31日時点における水道事業の財政状態を示す貸借対照表となっております。ご参照をお願いいたします。
以上で、水道事業会計の説明を終わります。
次に、議第60号 令和3年度東根市工業用水道事業会計決算認定について、ご説明をいたします。
決算書の1ページ、2ページをお願いいたします。
収益的収入及び支出について、予算額との比較で決算状況をご説明いたします。
はじめに、収入についてであります。
第1款工業用水道事業収益は、予算額合計2億2,441万9,000円に対し、決算額が2億3,222万4,376円となり、予算額に比べ780万5,376円の増となりました。
次に、支出についてであります。
第1款工業用水道事業費用は、予算総額2億2,242万1,000円に対し、決算額が1億7,711万9,324円となり、不用額が4,530万1,676円となったところであります。
3ページ、4ページをお願いいたします。
資本的収入及び支出についてであります。
収入はありませんので、支出についてのみご説明をいたします。
第1款資本的支出は、予算額合計の2,100万円に対し、決算額が1,743万8,950円となり、不用額が356万1,050円となったところであります。その内容は、建設改良事業として、送配水管空気弁更新工事などを行ったものであります。
なお、表外に記載のとおり、資本的収入額が資本的支出額に不足する額1,743万8,950円は、過年度分損益勘定留保資金1,585万3,591円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額158万5,359円で補填いたしました。
5ページ、6ページをお願いいたします。
損益計算書についてご説明いたします。
申し上げる数値は、消費税を除いた実質額となっております。
はじめに、営業収益及び営業費用の主な項目について説明いたします。
営業収益のうち、(1)給水収益1億9,620万2,640円は受水企業12社からの水道料金となります。
次に、営業費用のうち、(1)原水及び浄水費5,569万8,882円は、工業用水道施設の点検委託費や動力費などとなっております。(2)配水及び給水費1,270万9,346円は人件費、修繕費などとなっております。
営業収益から営業費用を差し引いた営業利益は2,553万8,943円となりました。
次に、営業外収益及び営業外費用についてご説明いたします。
営業外収益は、受取利息及び配当金ほかで1,630万1,472円となり、営業外費用の支出はありません。
この結果、東根市工業用水道事業の当年度純利益は4,184万415円となったところであります。
7ページ下段をお願いいたします。
東根市工業用水道事業剰余金処分計算書(案)をお願いいたします。
当年度の未処分利益剰余金は、当年度純利益の4,184万415円となっており、全額を建設改良積立金に積み立てる予定としております。
9ページ、10ページに、令和4年3月31日時点の貸借対照表をお示ししておりますので、ご参照をお願いいたします。
以上で、東根市工業用水道事業の説明を終わります。
続いて、議第61号 令和3年度東根市公共下水道事業会計決算認定についてご説明いたします。
決算書の1ページ、2ページをお願いいたします。
経営の収支である収益的収入及び支出について、予算額との比較で決算状況をご説明いたします。
はじめに、収入についてであります。
第1款公共下水道事業収益は、予算額合計14億7,925万4,000円に対し、決算額が14億5,661万1,572円となり、予算額に比べ2,264万2,428円の減となりました。
次に、支出についてであります。
第1款公共下水道事業費用の予算額合計は14億7,359万6,000円に対し、決算額が14億2,613万8,338円となり、不用額が4,745万7,662円となりました。
3ページ、4ページをお願いいたします。
資本的収入及び支出について、主な項目についてご説明いたします。
はじめに、収入についてであります。
第1款資本的収入は、予算額合計の10億3,079万4,000円に対し、決算額が8億1,895万2,210円となり、予算額に比べ2億1,184万1,790円の減となりました。
その内容としまして、第1項企業債3億8,640万円は建設改良債であります。第2項他会計出資金1億2,000万円、第3項他会計補助金7,253万5,000円、及び第4項他会計負担金3,317万1,000円は、いずれも一般会計からの繰入金であります。
次に、支出について説明いたします。
第1款資本的支出は、予算額合計13億4,083万円に対し、決算額が11億3,484万1,915円で、国補正に伴う翌年度への繰越額が1億5,808万3,620円となり、不用額が4,790万4,464円となりました。
その内容は、第1項建設改良費5億5,734万1,914円につきましては、人件費、管渠布設工事費、山形県が所管する流域下水道建設事業の本市負担金などとなっております。第3項企業債償還金5億7,458万9,001円は、過年度に借り入れた企業債の償還元金であります。
表外に記載のとおり、資本的収入額が資本的支出額に不足する額3億1,588万9,705円は、過年度分損益勘定留保資金1,477万1,996円、当年度分損益勘定留保資金2億7,945万7,099円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,172万610円で補填しております。
5ページ、6ページをお願いいたします。
事業期間における経営成績を示す損益計算書についてご説明いたします。
これから申し上げる数値は、消費税を除いた実質額となっております。
はじめに、営業収益及び営業費用についてご説明いたします。主な項目についてご説明いたします。
営業収益のうち、(1)下水道使用料は6億7,445万8,353円。(2)雨水処理負担金5,213万7,000円は、雨水事業に係る一般会計からの繰入金であります。
次に、営業費用のうち、(1)管渠費7,737万8,841円は、人件費、汚水桝設置等業務委託料などとなっております。(2)流域下水道維持管理費3億825万9,862円は、山形県が所管する流域下水道維持管理事業の本市負担金であります。
営業収益から営業費用を差し引いた営業損失は5億2,378万2,026円となりました。
次に、営業外収益及び営業外費用についてご説明いたします。
営業外収益のうち、(1)他会計補助金600万円は汚水施設維持に係る一般会計からの繰入金。(2)他会計負担金2億1,413万8,000円は汚水事業に係る一般会計からの繰入金であります。(3)長期前受金戻入4億3,592万3,073円は、固定資産の減価償却費に見合う分の補助金等を収益化したものであります。
営業外費用のうち、(1)支払利息及び企業債取扱諸費1億2,630万5,401円は、借り入れした企業債の償還利息であります。
特別利益の(1)過年度損益修正益587万8,640円は、本年1月に報告いたしました下水道使用料の賦課漏れに伴う過年度分下水道使用料となります。
これらの結果、公共下水道事業の当年度純利益は1,012万2,124円となったところであります。
7ページ下段をお願いいたします。
公共下水道事業剰余金処分計算書(案)をお願いいたします。
当年度の未処分利益剰余金は、当年度純利益の1,739万257円であり、全額を翌年度繰越利益剰余金とするものであります。
9ページ、10ページにつきましては、令和4年3月31日以前における公共下水道事業の財政状態を示す貸借対照表をお示ししておりますので、ご参照をお願いいたします。
以上で、水道事業会計、工業用水道事業会計及び公共下水道事業会計の決算認定についての説明を終わります。よろしくお願いいたします。
◎散 会
○山科幸子決算特別委員長 以上で説明を終わります。
これで本日の日程は全部終了いたしました。
なお、本委員会は9月29日に再開いたしますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
本日はこれで散会いたします。
お疲れさまでした。
午後 1時22分 散 会