第　１　回　定　例　会　会　議　録
令和４年２月２５日　午前１０時００分　開　会

　　　　　　髙　　橋　　光　　男　議長　　　　　　　白　　井　　健　　道　副議長

◎出席議員（１８名）
　１番　　　齋　　藤　　俊 一 郎　議員　　　　　　　２番　　　高　　橋　　弓　　嗣　議員
　３番　　　滝　　口　　公　　一　議員　　　　　　　４番　　　元　　木　　十 四 男　議員
　５番　　　東 海 林　　克　　彦　議員　　　　　　　６番　　　三　　宅　　一　　人　議員
　７番　　　植　　松　　　　　宏　議員　　　　　　　８番　　　片　　桐　　勝　　寿　議員
　９番　　　山　　科　　幸　　子　議員　　　　　　１０番　　　高　　橋　　鉄　　夫　議員
１１番　　　河　　村　　　　　豊　議員　　　　　　１２番　　　原　　田　　利　　光　議員
１３番　　　細　　矢　　俊　　博　議員　　　　　　１４番　　　浅 野 目　　幸　　一　議員
１５番　　　佐　　藤　　　　　直　議員　　　　　　１６番　　　清　　野　　忠　　利　議員
１７番　　　白　　井　　健　　道　議員　　　　　　１８番　　　髙　　橋　　光　　男　議員

◎欠席議員（なし）

◎説明のため出席した者の職氏名
土　田　正　剛
市　　　　　　長

元　木　正　史
教　　育　　長
小　野　正　敬
選挙管理委員会
委　　員　　長
職務代理者

古　谷　利　明
代表監査委員
菅　原　繁　治
農業委員会会長

芦　野　耕　司
副　　市　　長
高　橋　重　俊
総　務　部　長

半　田　　　薫
市民生活部長
鈴　木　敬　一
健康福祉部長

石　垣　有　一
経　済　部　長
小　松　伸一郎
建　設　部　長
兼 水 道 部 長

深　瀬　弘　之
会計管理者
佐　藤　明　彦
消　　防　　長

佐　藤　慎　司
教　育　次　長
青　柳　　　昇
総合政策課長

安　達　利　也
庶　務　課　長
併選挙管理委員会
事　務　局　長
岡　田　光　弘
財　政　課　長

井　澤　志都香
監　査　委　員
事　務　局　長
岡　田　正　樹
農 業 委 員 会
事　務　局　長





◎事務局職員出席者職氏名
太　田　　　修
事　務　局　長

菅　井　美奈子
事務局長補佐
森　谷　賢　司
議事係長

黒　坂　育　実
主　　　　任
井　上　雄　貴
副主任

井　上　正　宏
兼　務　書　記
辻　村　　　充
兼　務　書　記




◎議　事　日　程

　議事日程第１号
　　　　　　　令和４年２月２５日（金）　午前１０時　開　会

　日程第　１　　会議録署名議員の指名
　日程第　２　　会期の決定
　日程第　３　　諸般の報告
　　　　（議　案　上　程）
　日程第　４　　議第　１号　令和３年度東根市一般会計補正予算（第１２号）の専決処分の承認について
　日程第　５　　議第　２号　令和３年度東根市一般会計補正予算（第１３号）の専決処分の承認について
　日程第　６　　議第　３号　令和３年度東根市一般会計補正予算（第１４号）の専決処分の承認について
　日程第　７　　議第１５号　令和３年度東根市一般会計補正予算（第１５号）
　日程第　８　　議第１６号　令和３年度東根市国民健康保険特別会計補正予算（第３号）
　日程第　９　　議第１７号　令和３年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算（第２号）
　日程第１０　　議第１８号　令和３年度東根市水道事業会計補正予算（第２号）
　日程第１１　　議第１９号　令和３年度東根市公共下水道事業会計補正予算（第２号）
　日程第１２　　議第２９号　東根市教育委員会委員の任命について
　日程第１３　　議第３０号　東根市固定資産評価審査委員会委員の選任について
　日程第１４　　議第３１号　人権擁護委員候補者の推薦について
　日程第１５　　議第３２号　人権擁護委員候補者の推薦について
　日程第１６　　議第３３号　人権擁護委員候補者の推薦について
　日程第１７　　議第３４号　人権擁護委員候補者の推薦について
　　　　（説明・質疑・討論・表決）
　　　　（議　案　上　程）
　日程第１８　　令和４年度施政方針表明
　日程第１９　　報第　１号　損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について
　日程第２０　　議第　４号　東根市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について
　日程第２１　　議第　５号　東根市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
　日程第２２　　議第　６号　東根市特別職に属する者の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
　日程第２３　　議第　７号　東根市税条例の一部を改正する条例の制定について
　日程第２４　　議第　８号　東根市医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について
　日程第２５　　議第　９号　東根市市民バス設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の
制定について
　日程第２６　　議第１０号　東根市水道事業及び工業用水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
　日程第２７　　議第１１号　東根市消防団条例の一部を改正する条例の制定について
　日程第２８　　議第１２号　東根市行政不服審査会設置条例を廃止する条例の設定について
　日程第２９　　議第１３号　東根市と山形県との間の行政不服審査法第８１条第１項に規定する
機関の権限に属させられた事項を処理する事務の委託に関する規約の制定について
　日程第３０　　議第１４号　指定管理者の指定について
　日程第３１　　議第２０号　令和４年度東根市一般会計予算
　日程第３２　　議第２１号　令和４年度東根市国民健康保険特別会計予算
　日程第３３　　議第２２号　令和４年度東根市東根財産区特別会計予算
　日程第３４　　議第２３号　令和４年度東根市介護保険特別会計予算
　日程第３５　　議第２４号　令和４年度東根市市営墓地特別会計予算
　日程第３６　　議第２５号　令和４年度東根市後期高齢者医療特別会計予算
　日程第３７　　議第２６号　令和４年度東根市水道事業会計予算
　日程第３８　　議第２７号　令和４年度東根市工業用水道事業会計予算
　日程第３９　　議第２８号　令和４年度東根市公共下水道事業会計予算
　　　　（説　　　　　明）
　日程第４０　　予算特別委員会への議案付託
　　　　（散　　　　　会）





　　◎開　　　　　会

○髙橋光男議長　皆さん、おはようございます。
　　ただ今から、令和４年東根市議会第１回定例会を開会します。

　　◎開　　　　　議

○髙橋光男議長　本日の会議に欠席及び遅刻の届出はありません。したがいまして、出席議員の数は18名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
　　本日の会議は、議事日程第１号によって進めます。

　　◎会議録署名議員の指名

○髙橋光男議長　はじめに、日程第１　会議録署名議員の指名を行います。
　　会議録署名議員には、９番山科幸子議員、10番高橋鉄夫議員、11番河村豊議員、以上、３名を指名します。

　　◎会期の決定

○髙橋光男議長　次に、日程第２　会期の決定を議題とします。
　　今期定例会の会期については、議会運営委員会に協議を願っておりますので、その結果を委員長から報告願います。
　　議会運営委員長　14番浅野目幸一議員。
　　　〔浅野目幸一議会運営委員長　登壇〕
○浅野目幸一議会運営委員長　おはようございます。
　　議長の指名により、議会運営委員会における協議の結果について、ご報告申し上げます。
　　本日、招集になりました第１回定例会の会期につきましては、去る２月21日午前10時から第４委員会室において議会運営委員会を開催し、提案されます議案数や一般質問の発言者数などを勘案し、慎重に協議を行いました。
　　その結果、会期は本日から３月17日までの21日間とし、その間の会議などについては、別紙会議予定表のとおりであり、議案の取扱いについては、令和４年度予算関係議案を予算特別委員会に付託して審査すべきものと決定なりました。
　　以上で、議会運営委員会における協議の結果についての報告を終わります。
○髙橋光男議長　お諮りします。
　　ただ今の議会運営委員長の報告のとおり、今期定例会の会期は、本日から３月17日までの21日間とすることにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　異議なしと認めます。
　　したがいまして、今期定例会の会期は、本日から３月17日までの21日間とすることに決定いたしました。










令和４年東根市議会第１回定例会会議予定表
月　　日
曜
会　　議　　名
開議時刻
場　所
議　　　　　　事
２月25日
金
本　　会　　議
午前１０時
議　場
・開　会
・会議録署名議員の指名
・会期の決定
・議案上程（専決処分の承認、補正予算、人事案件）
　説明、質疑、討論、表決
・議案上程
　説明
・予算特別委員会への議案付託
予算特別委員会
本　会　議
終　了　後
議　場
・予算議案概要説明
２月26日
土
休　　　　　　　　　会
２月27日
日
２月28日
月
３月１日
火
３月２日
水
本　　会　　議
午前１０時
議　場
・会派代表質問
３月３日
木
本　　会　　議
午前１０時
議　場
・市政一般に対する質問
３月４日
金
休　　　　　　　　　会
３月５日
土
３月６日
日
３月７日
月
３月８日
火
本　　会　　議
午前１０時
議　場
・総括質疑
・常任委員会への議案付託
予算特別委員会
本　会　議
終　了　後
議　場
・付託議案審査
　分科会設置及び議案の付託
総務文教常任委員会
予算特別
委　員　会
終　了　後
第３委員会室
・所管事務調査について
経済建設常任委員会
第１委員会室
厚　　生常任委員会
第４委員会室
３月９日
水
予算特別委員会
総務文教分科会
午前１０時
第３委員会室
・付託議案審査
予算特別委員会
経済建設分科会
第１委員会室
予算特別委員会
厚　　生分科会
第４委員会室
３月10日
木
予算特別委員会
総務文教分科会
午前１０時
第３委員会室
・付託議案審査
予算特別委員会
経済建設分科会
第１委員会室
予算特別委員会
厚　　生分科会
第４委員会室
３月11日
金
総務文教常任委員会
午前１０時
第３委員会室
・付託議案審査及び所管事務調査
経済建設常任委員会
第１委員会室
厚　　生常任委員会
第４委員会室


３月12日
土
休　　　　　　　　　会
３月13日
日
３月14日
月
３月15日
火
３月16日
水
各常任 正副委員長
打合せ
午前１０時
各　室
・付託議案審査報告について
３月17日
木
予算特別委員会
午前10時
議　場
・分科会委員長審査報告
　質疑、討論、表決
本　　会　　議
予算特別
委員会
終了後
議　場
・委員長審査報告（条例、事件決議、　予算）
　質疑、討論、表決
※委員会提出議案上程
　説明、質疑、討論、表決
・閉　会





　　◎諸般の報告

○髙橋光男議長　次に、日程第３　諸般の報告を行います。
　　はじめに、監査委員から報告がありました、令和３年10月分から12月分までの例月出納検査結果報告、各課等に関わる定例監査結果報告、財政援助団体監査結果報告及び指定管理者監査結果報告について配付しておきましたので、ご了承願います。
　　次に、今期定例会に説明員として出席通知がありました者の職・氏名を一覧表にして配付しておきましたので、ご了承願います。
　　なお、執行部において、武田選挙管理委員会委員長が都合により、今期定例会中欠席となり、代わって小野選挙管理委員会委員長職務代理者が出席となる旨の届出がありましたので、ご了承願います。

　　◎議　案　上　程

○髙橋光男議長　次に、日程第４　議第１号から、日程第17　議第34号までの14議案を一括して議題とします。

　　◎提案理由の説明

○髙橋光男議長　これから、提案理由の説明を求めます。
　　土田市長。
　　　〔土田正剛市長　登壇〕
○土田正剛市長　おはようございます。
　　令和４年東根市議会第１回定例会に提案いたします案件について、ご説明を申し上げます。
　　本定例会に提案いたします案件は、報告事項１件、専決処分の承認３件、条例の一部改正８件、条例の廃止１件、事件決議事項２件、補正予算５件、当初予算９件、人事案件６件の計35件であります。このうち、専決処分の承認、補正予算及び人事案件につきましては、先議をいただきたく、はじめにご説明を申し上げます。
　　議第１号　令和３年度東根市一般会計補正予算（第12号）の専決処分の承認についてでありますが、国の子育て世帯に対する臨時特別給付金について、昨年、年内に給付するため12月17日付で専決処分を行ったものであります。
　　この結果、歳入歳出予算にそれぞれ４億5,000万円を追加し、予算総額を238億9,737万8,000円としたところであります。
　　次に、議第２号　令和３年度東根市一般会計補正予算（第13号）の専決処分の承認についてでありますが、冬期間における除排雪作業については、市民生活の安全確保を最優先に取り組んでいるところでありますが、市道等の除排雪事業費について、緊急に増額補正の必要があったため、また、国の生活困窮世帯に対する臨時特別給付金について、速やかに給付を行うため、１月11日付で専決処分を行ったものであります。
　　第２表　繰越明許費については、臨時特別給付金支給事業を、令和４年度に繰り越して執行するため設定を行うものであります。
　　この結果、歳入歳出予算にそれぞれ７億84万6,000円を追加し、予算総額を245億9,822万4,000円としたところであります。
　　次に、議第３号　令和３年度東根市一般会計補正予算（第14号）の専決処分の承認についてでありますが、市道等の除排雪事業費を緊急に確保する必要が生じたため、２月４日付で専決処分を行ったものであります。
　　この結果、歳入歳出予算にそれぞれ２億800万円を追加し、予算総額を248億622万4,000円としたところであります。
　　次に、議第15号　令和３年度東根市一般会計補正予算（第15号）についてでありますが、第１表　歳入歳出予算補正の歳入については、普通交付税の追加交付や国の補正予算に伴う国庫支出金の増額、決算見込みに伴う市税や県支出金等の調整のほか、ふるさとづくり寄附金の増額などを行うものであります。
　　歳出については、小中学校特別教室への空調設備等設置事業など、国の補正予算に伴う７事業を新たに計上するほか、新型コロナウイルスワクチン予防接種事業の増額、ふるさとづくり寄附金の基金積立金や返礼品の増額、各事業費の調整を行うものであります。
　　第２表　繰越明許費補正については、庁舎管理事業などの８事業を令和４年度に繰り越して執行するため、追加を行うものであります。
　　第３表　地方債補正については、事業費の追加や変更に伴う限度額の変更を行うものであります。
　　この結果、歳入歳出予算にそれぞれ17億6,543万1,000円を追加し、予算総額を265億7,165万5,000円とするものであります。
　　次に、議第16号　令和３年度東根市国民健康保険特別会計補正予算（第３号）についてでありますが、第１表　歳入歳出予算補正については、過年度の国庫支出金等の清算金の計上を行うものであります。
　　この結果、歳入歳出予算にそれぞれ146万6,000円を追加し、予算総額を48億9,162万1,000円とするものであります。
　　次に、議第17号　令和３年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算（第２号）についてでありますが、第１表　歳入歳出予算補正については、後期高齢者医療広域連合への納付金の増額と、それに伴う財源の調整を行うものであります。
　　この結果、歳入歳出予算にそれぞれ235万8,000円を追加し、予算総額を５億6,068万2,000円とするものであります。
　　次に、議第18号　令和３年度東根市水道事業会計補正予算（第２号）についてでありますが、水道料金等を不納欠損処分するものであり、収益的支出の水道事業費用に1,606万6,000円を追加し、11億5,859万1,000円とするものであります。
　　次に、議第19号　令和３年度東根市公共下水道事業会計補正予算（第２号）についてでありますが、国の補正予算に係る事業費の増額を行うものであり、資本的収入に3,870万円を追加し９億4,699万4,000円とし、資本的支出に5,500万円を追加し12億4,703万円とするものであります。
　　次に、議第29号　東根市教育委員会委員の任命についてでありますが、赤木雄一委員が令和４年３月31日をもって任期満了となることから、引き続き同人を東根市教育委員会委員に任命するため、議会の同意を求めるものであります。
　　次に、議第30号　東根市固定資産評価審査委員会委員の選任についてありますが、深瀬尚信委員が令和４年５月31日をもって任期満了となることから、新たに天野政実氏を東根市固定資産評価審査委員会委員に選任するため、議会の同意を求めるものであります。
　　次に、議第31号から議第34号までの人権擁護委員候補者の推薦についてでありますが、岡村祐二委員、奥山實委員、井ノ川弥栄子委員、松沢孝吉委員が令和４年６月30日をもって任期満了となることから、岡村祐二委員は引き続き、佐直春美氏、庄司陽子氏、梅津佳之氏は新たに人権擁護委員候補者として推薦するため、議会の同意を求めるものであります。
　　なお各人の略歴につきましては、参考資料のとおりでありますので、説明を省略いたします。
　　以上、先議分として提案理由を申し上げましたが、詳細につきましては担当部課長に説明させますので、ご審議を賜りまして、原案のとおりご承認、ご可決、ご同意くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○髙橋光男議長　次に、議第１号から議第３号まで及び議第15号から議第17号までの６議案について、財政課長に補足説明を求めます。
　　岡田財政課長。
　　　〔岡田光弘財政課長　登壇〕
○岡田光弘財政課長　議長の指示によりまして補足してご説明申し上げます。
　　はじめに、議案書の３ページをお願いいたします。
　　議第１号　令和３年度東根市一般会計補正予算（第12号）の専決処分の承認についてであります。
　　８ページ、９ページをお願いいたします。
　　補正の理由は子育て世帯への臨時特別給付金の計上であります。
　　本市では、クーポンではなく現金で昨年年内に給付するため、その費用を専決処分したものでございます。財源は全額国費でございます。
　　次に、10ページをお願いいたします。
　　議第２号　令和３年度東根市一般会計補正予算（第13号）の専決処分の承認についてであります。
　　13ページをお願いいたします。
　　第２表の繰越明許費の設定でございますが、住民税非課税世帯等臨時特別給付金支給事業におきまして、対象世帯のうち申請が必要な家計急変世帯につきましては、今年９月まで申請を受け付けることから、令和４年度分の9,057万5,000円を繰り越すものでございます。
　　17ページ、18ページをお願いいたします。
　　歳出でありますが、はじめに２款総務費の公共施設除排雪事業、６款農林水産業費の農道除雪事業、８款土木費の市道除排雪事業はいずれも除排雪経費の増額補正でございます。３事業合わせまして、２億4,800万円であります。
　　３款３項１目の住民税非課税世帯等臨時特別給付金支給事業は、国の生活困窮世帯に対する臨時特別給付金であります。一世帯当たり10万円の支給で、支給を急ぐことから、専決処分をさせていただいたものであります。財源は全額国費であります。
　　次に19ページをお願いいたします。
　　議第３号　令和３年度東根市一般会計補正予算（第14号）の専決処分の承認についてであります。
　　24、25ページをお願いいたします。
　　こちらは除排雪経費につきまして再び不足を来しましたことから、２款総務費、８款土木費において、合わせて２億800万円の増額補正を行ったものであります。
　　次に、議案書の49ページをお願いいたします。
　　議第15号　令和３年度東根市一般会計補正予算（第15号）について、ご説明申し上げます。
　　52ページをお願いいたします。
　　第２表　繰越明許費補正でございますが、２款総務費の庁舎管理事業、こちらにつきましては、今年度庁舎の高圧受変電設備の更新工事を実施しております。しかしながら、世界的な半導体不足の影響によりまして、部品の一部が今年度中の調達が困難となりまして、繰越をお願いするものでございます。
　　８款土木費の社会資本整備総合交付金事業は、用地取得の関係での繰越でありまして、これら以外の６事業につきましては、国の補正予算の採択事業で全額繰越となるものであります。
　　第３表　地方債補正は事業の決算見込み、または国の補正予算採択によりまして限度額の変更を行うものでございます。
　　次に55、56ページをお願いいたします。
　　歳入でございますが、歳出事業の財源がほとんどでございますので、主なものについてのみご説明申し上げます。
　　はじめに、１款市税２項１目の固定資産税は、決算見込みによりまして２億円の増額補正でございます。
　　12款１項１目の普通交付税は、再算定追加交付がございまして、３億3,626万1,000円の増額補正でございます。
　　次に57、58ページをお願いいたします。
　　19款寄附金１項１目総務費寄附金のふるさとづくり寄附金は、寄附金の伸びによりまして９億円の増額補正であります。企業版ふるさと納税寄附金100万円は、昨年12月に寄附いただいたものであります。
　　次のページ、59、60ページをお願いいたします。
　　20款１項１目の財政調整基金繰入金は財源調整により減額、３目ふるさとづくり基金繰入金は寄附金の伸びに合わせまして、返礼品などの財源確保のための増額であります。
　　４目減債基金繰入金は交付税の再算定に伴い、逆に基金へ積み立てる必要が出てきたため減額するものであります。
　　次のページをお願いいたします。
　　歳出でございます。
　　歳出につきましても、実績による決算見込み、あるいは事業費の増減、寄附金の基金への積立てなどとなっておりますので、これら以外の主なものをご説明申し上げます。
　　はじめに、２款１項４目財産管理費の基金管理事業は、減債基金への積立金の計上であります。これは、歳入の普通交付税で３億3,000万円ほど追加交付されましたが、このうちのこの金額、２億3,866万2,000円を臨時財政対策債の償還に備え、減債基金に積んでおくべきであるという国の方針を受けまして積み立てるものであります。
　　２款３項１目の引っ越しワンストップサービス事業（国補正予算）385万円は新規計上であります。こちらは国の取組でありまして、転入転出などの際にマイナポータルなどを活用しまして複数の手続きを一括化するなど、手続き負担を軽減するためのものであります。そのための市のシステムの改修委託料であります。財源は全額国費であります。
　　次のページをお願いいたします。
　　３款２項１目児童福祉総務費の保育士等処遇改善臨時特例事業（国補正予算）1,025万5,000円も国の制度で新規計上であります。保育士などの給料賃金などを今年２月から３％程度を引き上げるための補助であります。その今年度分を計上するものでありまして、財源は全額国費であります。
　　４款１項２目の新型コロナウイルスワクチン予防接種事業4,327万4,000円の増額は、３回目接種の前倒し、小児接種経費の今年度分を追加するものであります。財源は全額国費であります。
　　次のページをお願いいたします。
　　４款１項３目地球温暖化対策事業（国補正予算）1,101万1,000円は、令和４年度に温暖化対策の計画を策定する予定でありますが、そのうち調査に係る費用について、国の補正予算採択の可能性がありますので、今年度に前倒し計上するものであります。全額繰越であります。
　　６款１項３目農業振興事業の農業用加温施設支援金400万円でありますが、燃油高騰により加温施設等で経営が圧迫されている農業者に対しまして、燃料費の一部を支援するものであります。１経営体当たり５万円の支援金でありまして、80経営体を見込んでの計上であります。
　　同じく３目の担い手確保・経営強化支援事業（国補正予算）2,985万円は新規計上であります。国の補助制度でありまして、地域の農業担い手などが経営改善のために行う機械や設備の導入に対し、融資を受ける場合の補助であります。財源は全額国費で全額繰越であります。
　　次のページをお願いいたします。
　　８款２項３目道路新設改良費の社会資本整備総合交付金事業（国補正予算）6,000万円は新規計上であります。こちらは神町駅前線、野川小原線の道路改良工事などが国の補正予算事業採択となったものであります。全額繰越であります。
　　次に、10款２項３目の小学校空調設備等設置事業（国補正予算）１億3,017万6,000円と、次のページになりますが、10款３項３目の中学校空調設備等設置事業（国補正予算）１億4,023万4,000円、こちらにつきましては、国の補正予算を活用しまして、特別教室のうち理科室と音楽室などへエアコンを整備するものであります。全額繰越であります。
　　次に71ページをお願いいたします。
　　議第16号　令和３年度東根市国民健康保険特別会計補正予算（第３号）であります。
　　74、75ページをお願いいたします。
　　歳入では実績見込みによりまして、県支出金を増額しまして、歳出では過年度の国庫等の清算金を増額計上するものであります。
　　76ページをお願いいたします。
　　議第17号　令和３年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算（第２号）でございます。
　　79、80ページをお願いいたします。
　　こちらは広域連合納付金の増額補正のみでございます。
　　以上で、説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○髙橋光男議長　次に、議第18号及び議第19号の２議案について水道部長及び建設部長に補足説明を求めます。
　　小松建設部長兼水道部長。
　　　〔小松伸一郎建設部長兼水道部長　登壇〕
○小松伸一郎建設部長兼水道部長　議長の指示によりまして、補足して説明申し上げます。
　　議案書の81ページをお願いいたします。
　　議第18号　令和３年度東根市水道事業会計補正予算（第２号）についてご説明申し上げます。
　　第２条は、水道事業会計予算第３条に定めた収益的支出の予定額を補正するもので、第１款水道事業費用、既決予定額11億4,252万5,000円に1,606万6,000円を増額し、11億5,859万1,000円とするものであります。
　　その内容ですが、第３項の特別損失に1,606万6,000円を増額し、未納となっていた水道料金等を不納欠損処分するものであります。
　　本件、水道料金の使用者は、旅館業を営んでおりましたが、令和２年１月廃業に至っております。それまでの間、営業活動に支障が生じないように水道料金について分割納付の誓約書を取り交わすなど、納付勧奨を行ってまいりましたが、客足の減少と施設の老朽化による漏水の発生が重なり、滞納額が増高する結果となったところです。
　　その後、破産手続きが開始され、令和３年６月に裁判所の免責許可決定が確定したことから、当該水道料金及び開栓手数料を不納欠損処分するものであります。
　　以上が水道事業会計補正予算の説明となります。
　　続いて、84ページをお願いいたします。
　　議第19号　令和３年度東根市公共下水道事業会計補正予算（第２号）についてご説明申し上げます。
　　第２条、令和３年度東根市公共下水道事業会計予算第４条に定めた資本的収入及び支出の予定額を補正するものであります。
　　収入においては、第１款資本的収入、既決予定額９億829万4,000円に令和３年度国補正予算に係る収入の増額として、3,870万円を加え、９億4,699万4,000円とするものであります。
　　一方、支出においては、１款資本的支出、既決予定額11億9,203万円に令和３年度国補正予算に係る事業費として、5,500万円を加え、12億4,703万円とするものであります。
　　また、条文記載の資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、1,630万円増の３億３万6,000円に、当年度損益勘定留保資金につきましては、1,630万円増の２億8,503万6,000円に改めるものであります。
　　85ページをお願いいたします。
　　補正予算実施計画書（第２号）で詳細についてご説明いたします。
　　はじめに、資本的収入についてであります。
　　１款１項１目建設改良債でありますが、1,120万円を増額し、５億2,150万円とするもので、５項１目国庫補助金には2,750万円を増額し、１億7,860万円とするものであります。
　　続いて、資本的支出についてであります。
　　１款１項２目管路改良費につきましては、令和３年度国補正予算事業の委託料及び工事請負費として5,500万円を増額し、5,550万3,000円といたしまして、ストックマネジメント計画に基づく点検調査及びマンホール蓋やポンプ等の更新工事を予定するものであります。
　　以上が、公共下水道事業会計補正予算の説明となります。よろしくお願いいたします。
○髙橋光男議長　以上で、提案理由の説明を終わります。
　　ここでお諮りします。
　　ただ今議題となっております14議案については、会議規則第37条第３項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　異議なしと認めます。
　　よって、委員会付託を省略することに決しました。

　　◎議第１号　令和３年度東根市一般会計補正予算（第１２号）の専決処分の承認について

○髙橋光男議長　これから、議第１号について質疑を行います。
　　ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　ここで、暫時休憩します。

　　　午前１０時３４分　休　憩

　　　午前１０時３４分　開　議

○髙橋光男議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。
　　次に、議第１号に対する討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
　　これから、議第１号　令和３年度東根市一般会計補正予算（第12号）の専決処分の承認について、採決をします
　　議第１号は、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　異議なしと認めます。よって、議第１号は原案のとおり承認されました。

　　◎議第２号　令和３年度東根市一般会計補正予算（第１３号）の専決処分の承認について

○髙橋光男議長　次に、議第２号について質疑を行います。
　　ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　ここで、暫時休憩します。

　　　午前１０時３５分　休　憩

　　　午前１０時３５分　開　議

○髙橋光男議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。
　　次に、議第２号に対する討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
　　これから、議第２号　令和３年度東根市一般会計補正予算（第13号）の専決処分の承認について、採決をします。
　　議第２号は、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　異議なしと認めます。よって、議第２号は原案のとおり承認されました。

　　◎議第３号　令和３年度東根市一般会計補正予算（第１４号）

○髙橋光男議長　次に、議第３号について質疑を行います。
　　ご質疑ありませんか。
　　３番滝口公一議員。
○３番（滝口公一議員）　議第３号　令和３年度東根市一般会計補正予算（第14号）の専決処分の承認についてお伺いします。
　　今年度の市道除排雪事業の予算執行状況なんですが、昨冬と同じような補正が行われております。予算執行状況についてお伺いします。
○髙橋光男議長　小松建設部長兼水道部長。
○小松伸一郎建設部長兼水道部長　今年度の市道除排雪事業の予算執行状況についてお答えいたします。
　　はじめに、この度の冬につきましては、昨年度に比べ降り始めは若干遅かったものの、年末年始から連続した降雪により大雪が続いたところであります。
　　今年度は、降雪日数が多く、低温状態が今日まで続いておりますが、この冬の特徴と捉えております。このため、道路脇や圧雪された雪が解けにくく、１月に入ってからこれらの除去作業が昨年より多く、必要な状況となっております。
　　今年度は、市道除排雪事業の執行見込みについては、今現在でありますが昨年度と実績が同程度と推測をしているところでありますので、ご理解お願いします。
○髙橋光男議長　３番滝口公一議員。
○３番（滝口公一議員）　ありがとうございます。
　　体感ですが、昨年度よりも残雪の状態が多いと思っているところです。それでは、市内一斉出動回数の昨年度との比較についてお伺いします。
○髙橋光男議長　小松建設部長兼水道部長。
○小松伸一郎建設部長兼水道部長　お答えいたします。
　　昨年度との市内一斉出動回数の比較でありますが、昨年度は合計で19回となっております。内訳といたしまして12月に８回、１月に８回、２月に３回となっております。今年度につきましては２月24日現在でありますが、19回と同数の出動回数となっております。内訳といたしまして12月に６回、１月に８回、２月に５回となっております。
　　今年度は低温状態が続いたため、住民等から路面の圧雪除去や路肩に堆積した雪の除去に対する要請や苦情が多く寄せられております。特に、日当たりの悪い東西路線や、住宅密集地の圧雪除去作業など、また通学路の安全確保のため主要交差点の排雪作業及び道路の幅出し作業を重点的にこれまで実施してまいったところでございます。ご理解をお願いします。
○髙橋光男議長　３番滝口公一議員。
○３番（滝口公一議員）　了解いたしました。
　　本市では宅地分譲が進んでおり、市道総延長は年々長くなっており、除雪に対する市民の要求も厳しくなってきております。一方で、除雪オペレーターの人手不足や高年齢化が進んでおり、除雪体制を維持するのも大変だと聞いております。
　　気候変動により雪の量は極端に変わっておりますが、是非とも昨年度、今年度の課題、反省点を活かしていただいて、市民生活への影響を最小限に抑え、除雪体制の維持に努めてくださるようお願いいたします。質問を終わります。
○髙橋光男議長　以上で、ご了承願います。
　　ほかに、ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　ここで、暫時休憩します。

　　　午前１０時４０分　休　憩

　　　午前１０時４０分　開　議

○髙橋光男議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。
　　次に、議第３号に対する討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
　　これから、議第３号　令和３年度東根市一般会計補正予算（第14号）の専決処分の承認について、採決をします
　　議第３号は、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　異議なしと認めます。よって、議第３号は原案のとおり承認されました。

　　◎議第１５号　令和３年度東根市一般会計補正予算（第１５号）

○髙橋光男議長　次に、議第15号について質疑を行います。
　　ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　ここで、暫時休憩します。

　　　午前１０時４１分　休　憩

　　　午前１０時４１分　開　議

○髙橋光男議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。
　　次に、議第15号に対する討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
　　これから、議第15号　令和３年度東根市一般会計補正予算（第15号）について採決をします。
　　議第15号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　異議なしと認めます。よって、議第15号は原案のとおり可決されました。

　　◎議第１６号　令和３年度東根市国民健康保険特別会計補正予算（第３号）

○髙橋光男議長　次に、議第16号について質疑を行います。
　　ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　ここで、暫時休憩します。

　　　午前１０時４２分　休　憩

　　　午前１０時４２分　開　議

○髙橋光男議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。
　　次に、議第16号に対する討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
　　これから、議第16号　令和３年度東根市国民健康保険特別会計補正予算（第３号）について採決をします。
　　議第16号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　異議なしと認めます。よって、議第16号は原案のとおり可決されました。

　　◎議第１７号　令和３年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算（第２号）

○髙橋光男議長　次に、議第17号について質疑を行います。
　　ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　ここで、暫時休憩します。

　　　午前１０時４３分　休　憩

　　　午前１０時４３分　開　議

○髙橋光男議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。
　　次に、議第17号に対する討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
　　これから、議第17号　令和３年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算（第２号）について採決をします。
　　議第17号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　異議なしと認めます。よって、議第17号は原案のとおり可決されました。

　　◎議第１８号　令和３年度東根市水道事業会計補正予算（第２号）

○髙橋光男議長　次に、議第18号について質疑を行います。
　　ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　ここで、暫時休憩します。

　　　午前１０時４４分　休　憩

　　　午前１０時４４分　開　議

○髙橋光男議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。
　　次に、議第18号に対する討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
　　これから、議第18号　令和３年度東根市水道事業会計補正予算（第２号）について採決をします。
　　議第18号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　異議なしと認めます。よって、議第18号は原案のとおり可決されました。

　　◎議第１９号　令和３年度東根市公共下水道事業会計補正予算（第２号）

○髙橋光男議長　次に、議第19号について質疑を行います。
　　ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　ここで、暫時休憩します。

　　　午前１０時４５分　休　憩

　　　午前１０時４５分　開　議

○髙橋光男議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。
　　次に、議第19号に対する討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
　　これから、議第19号　令和３年度東根市公共下水道事業会計補正予算（第２号）について採決をします。
　　議第19号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　異議なしと認めます。よって、議第19号は原案のとおり可決されました。

　　◎議第２９号　東根市教育委員会委員の任命について

○髙橋光男議長　次に、議第29号について質疑を行います。
　　ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　次に、討論ですが、本案は人事案件ですので、討論を省略したいと思います。
　　これにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　異議なしと認めます。
　　したがいまして、討論を省略することに決しました。
　　これから、議第29号　東根市教育委員会委員の任命について採決をします。
　　議第29号は、原案に同意することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　異議なしと認めます。
　　よって、議第29号は原案に同意することに決しました。

　　◎議第３０号　東根市固定資産評価審査委員会委員の選任について

○髙橋光男議長　次に、議第30号について質疑を行います。
　　ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　次に、討論ですが、本案は人事案件ですので、討論を省略したいと思います。
　　これに、ご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　異議なしと認めます。
　　したがいまして、討論を省略することに決しました。
　　これから、議第30号　東根市固定資産評価審査委員会委員の選任について採決をします。
　　議第30号は、原案に同意することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　異議なしと認めます。
　　よって、議第30号は原案に同意することに決しました。

　　◎議第３１号　人権擁護委員候補者の推薦について

○髙橋光男議長　次に、議第31号について質疑を行います。
　　ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　次に、討論ですが、本案は人事案件ですので、討論を省略したいと思います。
　　これに、ご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　異議なしと認めます。
　　したがいまして、討論を省略することに決しました。
　　これから、議第31号　人権擁護委員候補者の推薦について採決をします。
　　議第31号は、原案に同意することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　異議なしと認めます。
　　よって、議第31号は原案に同意することに決しました。

　　◎議第３２号　人権擁護委員候補者の推薦について

○髙橋光男議長　次に、議第32号について質疑を行います。
　　ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　次に、討論ですが、本案は人事案件ですので、討論を省略したいと思います。
　　これに、ご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　異議なしと認めます。
　　したがいまして、討論を省略することに決しました。
　　これから、議第32号　人権擁護委員候補者の推薦について採決をします。
　　議第32号は、原案に同意することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　異議なしと認めます。
　　よって、議第32号は原案に同意することに決しました。

　　◎議第３３号　人権擁護委員候補者の推薦について

○髙橋光男議長　次に、議第33号について質疑を行います。
　　ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　次に、討論ですが、本案は人事案件ですので、討論を省略したいと思います。
　　これに、ご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　異議なしと認めます。
　　したがいまして、討論を省略することに決しました。
　　これから、議第33号　人権擁護委員候補者の推薦について採決をします。
　　議第33号は、原案に同意することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　異議なしと認めます。
　　よって、議第33号は原案に同意することに決しました。

　　◎議第３４号　人権擁護委員候補者の推薦について

○髙橋光男議長　次に、議第34号について質疑を行います。
　　ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　次に、討論ですが、本案は人事案件ですので、討論を省略したいと思います。
　　これに、ご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　異議なしと認めます。
　　したがいまして、討論を省略することに決しました。
　　これから、議第34号　人権擁護委員候補者の推薦について採決をします。
　　議第34号は、原案に同意することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　異議なしと認めます。
　　よって、議第34号は原案に同意することに決しました。
　　会議の途中でありますが、ここで議場内の換気のため、午前10時55分まで休憩します。

　　　午前１０時５１分　休　憩

　　　午前１０時５５分　開　議

○髙橋光男議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。

　　◎議　案　上　程

○髙橋光男議長　次に、日程第18　令和４年度施政方針表明及び日程第19　報第１号から日程第39　議第28号までの22議案を一括して議題とします。

　　◎令和４年度施政方針表明
　　◎提案理由の説明

○髙橋光男議長　これから、令和４年度施政方針表明及び提案理由の説明を求めます。
　　土田市長。
　　　〔土田正剛市長　登壇〕
○土田正剛市長　本日ここに、令和４年東根市議会第１回定例会において、新年度予算をはじめ、重要案件の審議をお願いするに当たり、私の市政運営に対する所信の一端を申し上げ、市議会並びに市民の皆様のご理解とご支援を賜りたいと存じます。
　　猛威を振るう新型コロナウイルス感染症の世界的流行から２年以上が経過いたしました。ワクチン接種が急速に進んだこともあり、国内での感染者数は昨年秋以降小康状態を保っておりましたが、年明けとともにオミクロン株による感染が急速に拡大し、本県においてもまん延防止等重点措置が初めて適用されるなど、予断を許さない厳しい状況が続いております。
　　本市においても、オミクロン株と思われる感染が増加したこともあり、市民の皆様には様々な制約や不安が続く中にあって、基本的な感染対策の徹底や活動の自粛など、感染拡大の抑制にご協力いただいていることに深く感謝を申し上げます。
　　長引くコロナ禍の生活にお疲れとは思いますが、引き続き感染予防対策の徹底をお願いいたします。
　　また事態の収束に向け、最前線でワクチン接種にご尽力いただいている東根市医師会をはじめとする医療従事者の皆様などに、改めて御礼を申し上げる次第であります。
　　本市といたしましてもこれまで同様、関係機関と連携し「オール東根」体制により、現在実施している３回目のワクチン接種の促進を図るとともに、５歳から11歳の小児に対するワクチン接種を３月７日より開始し、市民の皆様の命と健康を全力で守ってまいります。
　　あわせて、新年度は本市経済再生に向けた飛躍の年とすべく、感染状況に留意しつつ、プレミアム付き商品券の発行やウィズコロナ経済活性化事業を実施するほか、時勢を捉え必要な対策を強力に推し進め、安心と希望をお届けできる年となるよう邁進してまいります。
　　令和２年７月豪雨をはじめ、地球温暖化による影響等により世界規模で異常気象や大規模な自然災害が引き起こされるなど、環境をめぐる問題は待ったなしの状況となっております。
　　私は市長就任以来、環境ＩＳＯ14001の認証取得やレジ袋の有料化にいち早く取り組み、令和２年１月には県内で最初にゼロカーボンシティを表明するなど、率先して環境問題に取り組んでまいりました。
　　昨年11月には、脱炭素社会の実現に向けたキックオフイベントとして「環境シンポジウムｉｎひがしね」を開催し、意識の高揚を図ったところであります。
　　しかし、環境問題を自分ごととして捉え、危機感を共有いただけるまでには至っておらず、いかに関心を持ってもらい、機運を醸成していけるのかが重要であると感じております。大規模な工業団地を抱える本市では、産業界の協力も不可欠となってまいります。
　　こうした中にあって行政に課せられた責務は、市民の先頭に立ち強力なリーダーシップを発揮していくことであり、これなくしてゼロカーボン社会を実現できるものではありません。
　　１つの市の取組は小さいものでありますが、市民や民間事業者も巻き込んだ積極的な取組が燎原の火のごとく世界に広がり、この思いや豊かな環境が未来の子どもたちへ受け継がれるものと期待し、地球温暖化対策をさらに推進してまいります。
　　新年度には、環境保全への取組を総合的かつ計画的に進めていくため、大けやき環境基本計画の改定と合わせて地球温暖化対策実行計画・区域施策編を策定し、ゼロカーボン社会への実現に向けた取組を加速いたします。
　　果樹王国である本市では、大量に発生する剪定枝の焼却など、営農の際に発生する温室効果ガスの削減に向けた積極的な取組が求められます。
　　農業分野における温室効果ガスの排出削減を図るため、無煙炭化器等、４パーミル・イニシアチブの取組に必要な機器の購入等を支援してまいります。
　　また、市内住宅における省エネ化を推進し、一般家庭からの温室効果ガスの排出削減を促進するため、高気密・高断熱住宅の購入等への支援を進めてまいります。
　　全国812市区を対象に、東洋経済新報社が実施した「住みよさランキング2021」において、本市は北海道・東北ブロックで堂々の第１位を獲得し、全国でも第31位へと大きく躍進いたしました。
　　本市はこれまで「農工一体のまちづくり」「子育てするなら東根市」「教育による人づくり、まちづくり」など、それぞれの時代に応じたテーマを掲げたまちづくりを進めてまいりました。工業団地の造成・企業誘致による働く場の確保や中心市街地の形成による都市基盤づくり、子育てや教育に重点化した取組など、これらが今、実を結び、住みよいまちとの評価につながったものと思っております。
　　市長就任時を思い返すと、今の勢いは隔世の感がございますが、この勢いを止めることなく、今後も住みよいまち、多くの方に選ばれ続けるまちとして躍進していかなければなりません。
　　将来を見据え、環境問題や子育て支援など、時勢や市民ニーズを捉えた施策への重点化により、第５次東根市総合計画に掲げる「豊かな環境　みんなが選ぶ　住みよいまち」を具現化し、さらなる高みを目指すべく、４万8,000市民の先頭に立ち、全力を傾注してまいります。
　　では、新年度の主な重点施策について、第５次東根市総合計画に新たに掲げた体系に基づき、概要を説明いたします。
　　はじめに「みんな元気にいきいき暮らす健やかで住みよいまち」について申し上げます。
　　本市はこれまで「子育てするなら東根市」を掲げ、先駆的かつ充実した子育て支援施策を展開してまいりました。こうした取組は若い世代からも高く評価され、人口増加につながっております。
　　令和２年度に実施された国勢調査においては、自然減の影響により僅かに人口は減少いたしましたが、社会増は依然続いており、子育て世代へ支援を重点化することで、若い世代に選ばれるまちとして人口の増加につなげてまいります。
　　出産に係る経済的負担の軽減を目的とした「出産支援給付事業」を継続するとともに、産婦等の心身のケアや育児サポートを行う「産後ケア事業」について、訪問・通所型に、新年度より新たに宿泊型を加え、産後も安心して子育てできる環境の充実を図ります。
　　さらに、国の幼児教育・保育の無償化の対象から外れる３歳未満児のうち、特定の所得区分に該当する世帯の保育料を県と連携して助成し、無償化の対象を拡充いたします。
　　３歳児健診においては、視覚検査の精度を高めるため、新たに屈折検査を導入し、弱視の早期発見・早期治療につなげる機会を確保してまいります。
　　昨年より整備を進めてきた「ひがしねこども園」がいよいよ４月に開所いたします。公設公営の施設として民間で担うことが難しい医療的ケア児を受け入れるなど、子どもの特性に合わせた保育を行う先導的な役割を担い、多様化するニーズへ対応してまいります。
　　また、さくらんぼタントクルセンターについて、今年度に引き続き、長寿命化計画に基づく空調整備改修工事等を実施し、保健事業や子育て支援等の拠点施設として、快適な空間を整えるなど、妊娠・出産期から子育て期の切れ目のない支援と環境の充実に努めてまいります。
　　本市の高齢化率は県内他市に比べて低いものの、市民の４人に１人が65歳以上となっており、超高齢化社会の到来を踏まえ、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができる環境を充実していくことが重要であります。
　　高齢者世帯等の雪下ろし支援につきましては、在宅生活を安全に安心して送れるよう、今年度より対象者を見直すとともに、補助金額の上限を引き上げるなど、利用者の視点に立ち、使いやすい事業の見直しを行ったところであります。
　　また、リフト付タクシー等を利用した移動を支援する「高齢者移動サービス事業」につきましては、新年度より対象の拡充、実施方法の見直しを図り、利用者の利便性と福祉の増進を図ってまいります。
　　さらに、認知症などの理由により、判断能力が十分でない方々が不利益を被ることがないよう、法的に保護し、支援する成年後見制度の利用促進を図るため、相談や後見人の支援、後見人の受任調整等を行う成年後見センターを新たに設置いたします。
　　こうした施策を推進することで「長生きするのも東根市」を実感でき、みんなが元気にいきいきと活躍し、生活できるまちづくりを進めてまいります。
　　次に「自然と環境を未来につなぐ安全・安心で快適なまち」について申し上げます。
　　環境保全に向けた取組については、冒頭申し上げたとおり、ゼロカーボン社会の実現に向けた取組を加速してまいります。
　　本年４月に開所するひがしねこども園については、壁面緑化や植栽による環境に配慮するとともに、従来の建物で必要なエネルギー量を基準とし、省エネ効果のある断熱材等により50％以上削減可能な建物として「ゼブ　レディ」の認証を受けており、今後も環境に配慮した施設整備に努めてまいります。
　　近年、全国的に地震や台風などによる大規模災害が頻発しており、令和２年７月豪雨は、松沢区を中心に大きな被害をもたらしました。こうした教訓を踏まえ、防災機能の強化や強靭なまちづくりを推進していく必要があります。
　　昨年、建設に着手した「（仮称）西部防災センター」は、避難所機能や防災備蓄機能、支援活動機能などを備えた防災拠点施設として、本年８月の完成を目指してまいります。
　　また、全国的に団員確保が課題となっている消防団について、多様化する役割や負担の増大を踏まえた報酬体系の見直しを図るとともに、それぞれの能力や事情に応じ、特定の活動に従事する機能別消防団員制度を新たに導入し、昼間帯に活動できる団員の確保につなげるなど、消防団の処遇改善と活動の充実に努めてまいります。
　　東北中央自動車道は、東根北インターチェンジ・村山本飯田インターチェンジ間がいよいよ本年開通いたします。最上地域から本市を縦断して、福島市までの区間が１つにつながり、新たなネットワークが形成されることで所要時間の短縮や経済活動への波及効果等が期待をされます。
　　交通の要衝としての本市の重要性が一層増すことから、広域道路ネットワークの強化に向けた国道48号のバイパス化や国道287号の４車線化等について国や県に対し強く要望してまいります。
　　このほか、市道関山長坂線の緊急自然災害防止対策事業や、東郷小学校南西側の歩道整備の着手、日常生活に密着した生活道路の整備を進めるなど、住みよいまちづくりの推進に向け、都市基盤の充実を図ってまいります。
　　本市はこれまで新市街地の形成などにより優良な宅地供給を進めてまいりました。一方で、空き家が増加しており、倒壊等の危険から住環境への悪影響が懸念されております。
　　今年度新たに創設した老朽危険空き家等の除却に対する補助制度により、快適な居住環境の保全に努めてまいります。
　　次に「力強く魅力いっぱいの産業と交流のまち」について申し上げます。
　　昨年、東京オリンピック・パラリンピックが開催されました。2020年から１年間延期され、開幕直前に東京では緊急事態宣言が発令されるなど、感染拡大の収束が見通せない中、多くが無観客での実施を余儀なくされるなど非常に厳しい環境下での開催でありました。
　　しかし、様々な制約や多くの困難を乗り越え、努力を続けてきた選手の躍動する姿に、日本中が困難に立ち向かう勇気をもらい、感動と希望に包まれた意義ある大会となりました。
　　本市においても様々な制約がある中、６月の聖火リレーをはじめ、８月のゴールボールドイツ男子チームの直前合宿の開催や市民との交流事業など、関連事業の実施により機運の醸成や交流の推進を図ってまいりました。
　　当面、新型コロナウイルスの影響は続くものと考えられ、特に交流や観光分野においては、今後もフルスペックでの実施は難しく、引き続きウィズコロナを意識した行政運営や感染状況を見据えた慎重な対応が求められるものと思っております。
　　そうした中でも、知恵を絞り工夫を凝らし、許された環境の中でできることを模索し、アフターコロナを見据え、本市の魅力を全国に発信していかなければなりません。
　　さくらんぼマラソン大会については、新型コロナウイルス感染症の急拡大を受けて延期といたしましたが、昨年同様にオンライン大会の開催により、果樹王国ひがしねファンの獲得と20回記念大会に向けた機運醸成を進めてまいります。
　　また、さくらんぼ種飛ばし大会に代えて、仙台市勾当台公園に期間限定のミニアンテナショップを開設するなど、本市の魅力を発信し観光誘客につなげてまいります。
　　本市の特産であるさくらんぼについては、品質を追求し、食した人を笑顔にしたいという先人たちの熱い想いや努力の積み重ねにより、ＧＩ保護制度の認証を受けたことで、その魅力が一気に全国に浸透してまいりました。くわえて、これまでの海外におけるプロモーション活動などが実を結び、東根さくらんぼは、国内のみならず、海外においても高い評価を得ております。
　　昨年４月にはタイ王国において、日本産品として初めて同国のＧＩ産品へ登録されるなど、その品質を世間の評価の高さを知らしめました。
　　しかしながら、東根さくらんぼにとって昨年は試練の年でもありました。大雪や霜による大きな被害を受け、生産量を大きく落ち込み、加えて前年に引き続きコロナ禍による影響も危惧され、その動向に市民も高い関心を寄せておりました。
　　そのような中、豊洲市場で開催された競りにおいて、関係者の心配をよそに品評会で最優秀賞一席に輝いたさくらんぼ１キログラムに過去最高額となる、100万円の値がつき、東根さくらんぼに対する市場の期待と評価の高さが改めて示されたのであります。
　　今年は東根ブランドの要である「佐藤錦」が結実してから100年の記念の年となります。苦難の末、東根の宝を生み出し、育て、引き継いでこられた先人の功績をたたえ、感謝と敬意を表すとともに、その魅力を広く発信し観光誘客を図るべく、佐藤錦結実100年記念事業を展開してまいります。
　　また、昨年の降霜被害を踏まえ、佐藤錦の生産環境整備を図るため、これまでの苗木などの購入に加え、防霜剤の購入について新たに支援してまいります。
　　このほか、地域経済の再生や活性化に向け、冒頭申し上げたプレミアム付き商品券の発行やウィズコロナ経済活性化事業を実施するほか、今後の感染状況等を踏まえ、必要な措置について積極的に検討してまいります。
　　また、水産業や畜産業の振興につきましても、施設整備等への支援を展開するなど、農林水産業の基盤強化や魅力の向上に努めてまいります。
　　次に「心豊かな人を育てる教育と文化のまち」について申し上げます。
　　ＧＩＧＡスクール構想に基づくＩＣＴ環境の充実については、全国公立学校施設整備期成会会長としての国への要請が実を結び、児童生徒１人に１台の学習者用端末配備に向けた環境が大きく前進いたしました。
　　本市でも、前年度、他自治体に先駆け、パソコンや高速大容量ネットワークの整備を終えており、今後はこれらの機器を効果的に活用していくことで学びを深め、学びの本質に迫る学習活動の充実を図らなければなりません。
　　ＩＣＴ支援員の派遣により、各学校の実態やニーズに応じた支援を継続するとともに、人材育成や学習場面に応じた効果的なＩＣＴ活用を進めるなど、授業の充実に努めてまいります。
　　これまで、学校教育や社会教育環境の充実に向け、計画的に施設整備を進めてまいりました。小中学校については、近年の猛暑などを踏まえ、快適な学びの環境を提供すべく、令和元年に普通教室及び特別支援教室へのエアコン配備を終えたところであります。新年度は特別教室のうち、利用頻度の高い理科室と音楽室に新たにエアコンを整備し、教育環境のさらなる充実を図ってまいります。
　　また、生徒数の増加に伴う影響を踏まえ、令和６年４月の供用開始に向け、神町中学校増築校舎の整備を本格化するとともに、小中学校の防犯機能の向上と職員の負担軽減に向け、職員玄関等のインターホン更新と電気錠の設置を順次進めてまいります。
　　こうした施設の整備や充実に加え、既存施設の老朽化や機能低下などを踏まえた対応も重要になってまいります。
　　特に学校や地域公民館、社会体育施設等は災害時に避難所として防災機能を果たす重要な施設でもあり、良好な状態を維持し、安全性を確保していかなければなりません。
　　「学校施設長寿命化計画」や「社会教育・社会体育施設長寿命化計画」を踏まえ、事後保全から予防保全への転換を図り、長寿命化による効果的・効率的な運用を進めてまいります。
　　昨年、大富地区に生息する「イバラトミヨ」が新種の個体として「カクレトミヨ」と命名されました。これを契機として、長年にわたり保護活動を展開してきた大富地区を中心に、さらなる保護や環境整備に向けた機運が盛り上がっており、市議会の一般質問においても「市の魚」への指定について提案いただいたところであります。
　　今後、市民の皆様の意見も伺いながら、環境保全に重点的に取り組む本市を象徴する魚として、指定への取組を進めるとともに、生息環境の保護、種の保存活動に継続して取り組んでまいります。
　　最後に「市民みんなの力でつくる笑顔輝く協働のまち」及び「計画推進のために」について申し上げます。
　　コロナ禍による影響により、これまでの東京一極集中の構図に変化が生じ始めております。リモートワークをはじめとする多様な働き方が少しずつ浸透し、地方への関心が高まっております。
　　これを好機と捉え、本市に関心を抱き、積極的に関わっていただけるよう、関係人口の拡大に向けた取組を推進し、地方への新しい流れを創出してまいります。
　　ふるさと納税については、本市の取組や、産品の魅力を広く全国に発信し、多くの方に応援いただけるよう努めるとともに、これを本市に関わるきっかけとして、リピーターなどとして関係性がより深化するよう取り組んでまいります。
　　移住施策につきましては、今年度、移住ポータルサイトを開設するとともに、新たにパンフレットを作成するなど、本市や本市の暮らしについて魅力や情報を積極的に発信してまいりました。
　　新年度は、コロナ禍による影響で延期となっていた「おためし地域おこし協力隊制度」を導入するとともに、東京圏から移住し、就業・起業する方を支援する「ひがしね移住生活応援事業」を継続するなど、段階に応じたきめ細やかな支援を行い、選ばれるまちに向け、移住施策を推進してまいります。
　　地域の振興を図り、活力ある地域社会を築いていくためには、地域力の向上が欠かせません。地域が抱える課題の解決や魅力ある地域づくりに自主的に取り組む活動に対し「ともに築く地域未来創造事業」により支援するとともに、地域力向上の拠点となる、地域公民館活動の充実に努めてまいります。
　　少子高齢化の進行や社会保障関連経費の増加、公共施設等の更新費用の増大など、本市を取り巻く環境は年々厳しさを増しております。くわえて、新型コロナウイルス感染症の影響により、経済活動の停滞、個人消費の冷え込みは本市の財政運営にも大きな影響を及ぼすことが危惧されます。
　　こうした状況を踏まえ、限られた行財政資源を効果的・戦略的に活用し、多様化する行政課題に対応するための新たな指針として昨年「東根市第７次行財政改革推進プラン」を策定いたしました。
　　プランに掲げる施策の推進により、効率的・効果的な行政運営や安定した財政基盤の確立に努めてまいります。
　　コロナ禍の対応をめぐり、全国的に対応の遅れが浮き彫りとなったデジタル化につきましては、ＳＮＳによる情報発信の充実を図るとともに、行政手続きの電子化に向けた環境整備を進めるなど、デジタル変革を推進し、市民の利便性向上や業務の効率化に努めてまいります。
　　また、安定した財政基盤の確立に向け、選択と集中による事業の見直しや財源の重点配分を進めるとともに、山形連携中枢都市圏における広域連携事業の推進により、効果的に事業を展開してまいります。
　　さらに、ふるさと納税制度の積極的な取組により歳入への確保を図るなど、持続可能な財政運営に努めてまいります。
　　次に、令和４年度予算案の大綱についてご説明を申し上げます。
　　国の令和４年度予算案につきましては、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期しつつ、成長と分配の好循環による新しい資本主義の実現を目指すとされ、前年度当初比0.9％増の107兆5,964億円であります。
　　地方財政計画では、地方経済の回復を見込み、地方の行政サービスの安定供給や地域社会のデジタル化等の重要課題への財源として、地方譲与税を含む地方税を前年度比9.8％増、地方交付税を前年度比3.5％の増、一方、臨時財政対策債は67.5％の大幅減とし、一般財源総額は前年度比1.1％増の63兆8,635億円とされたところであります。
　　また、県の新年度予算は、市町村とのさらなる連携を図りながら、財政健全化と持続可能な財政運営の確保を目指し、予算の編成が進められたところであります。
　　本市におきましても、新型コロナウイルス感染症の影響が市民生活や経済活動など、多方面に及んでおり、各種支援策が急務であるとともに、増大する社会保障経費や継続的な行政需要への対応も不可欠であります。
　　また、このような状況においても、持続的な発展と将来の飛躍に向け、総合計画に掲げる各施策を実施していく必要があり、健全財政の堅持を意識し、国・県からの補助金等を積極的に活用した予算としたところであります。
　　以上の基本的な考えのもとに編成しました、令和４年度の一般会計予算案は、近年の行政需要の高まりを受け、過去最高額となる237億円となったところであります。
　　その概要についてでありますが、はじめに歳入予算について説明いたします。
　　市税収入は、コロナ禍による経済状況を踏まえ、個人市民税を前年度比で2.0％の減とするものの、法人市民税については企業業績の回復を見込み36.4％の増とするとともに、固定資産税についても設備投資の増加による影響を見込み11.5％の増としたところであります。その結果、市税総額として前年度比7.1％増の65億2,949万6,000円としたところであります。
　　また地方交付税につきましては、国の地方財政対策や今年度の交付額等から、前年度比7.1％増の38億8,000万円、臨時財政対策債につきましては、前年度比56.2％減の３億9,000万円を見込んでおります。
　　繰入金につきましては、ふるさとづくり基金繰入金や公共施設等総合管理基金繰入金等により、前年度比6.3％増の25億7,885万4,000円を計上しております。
　　次に、歳出予算についてご説明申し上げます。
　　議会費につきましては、タブレット端末の更新経費を計上したほか、開かれた議会の推進のために、議会だより発行事業、インターネット議会中継経費を継続して予算化しております。
　　総務部門につきましては、行政のデジタル化を進めるため、ＳＮＳ情報発信の拡充、行政手続きのオンライン申請導入に向けた経費を新規に計上したほか、行政デジタル変革推進事業を継続して計上しております。
　　また、防災機能の強化を図るため、（仮称）西部防災センター整備事業を継続して計上しております。
　　本市への移住を促進するため、ひがしね移住促進事業、移住生活応援事業を継続して計上したほか、市の魚の制定に向けた経費も予算化しております。
　　民生・福祉部門につきましては、さくらんぼタントクルセンターの空調設備改修工事のほか、子育て支援として、産後ケア事業の拡充、出産支援給付事業、保育料の助成に係る経費を計上しております。また、民間で整備する保育施設や介護施設への補助や、民間施設で働く保育士等の処遇改善への助成も新規計上しております。感染症対策として、新型コロナウイルスワクチン予防接種に係る経費や、国による積極勧奨が開始される子宮頸がんワクチン予防接種の経費についても予算化しております。
　　高齢者への支援として、雪下ろし支援事業や移動サービス事業を拡充して計上するとともに、障害のある方への支援についても継続して計上しております。
　　環境保全につきましては、ゼロカーボンシティの実現に向けて、省エネ住宅への助成を新規に計上しております。
　　経済部門につきましては、地域経済対策としまして、さくらんぼ東根商品券購入助成事業を新規に計上したほか、ウィズコロナ経済活性化事業や中小企業等への利子補給も引き続き計上しております。
　　佐藤錦結実100年記念事業の経費や社会体育施設長寿命化計画に基づく屋内多目的コートの改修に向けた経費を予算化しております。
　　また、本市の農産物等のブランドイメージを高め販路拡大につなげるため、さくらんぼマラソン大会経費や、ＧＩ東根さくらんぼに関する経費、ふるさと納税特産品ＰＲ事業等を引き続き予算化しております。
　　農業の振興につきましては、営農の際に発生する温室効果ガスの削減のため、ゼロカーボン推進農業支援事業を新規に計上したほか、競争力の高い産地づくりや担い手確保を図るべく、魅力（かち）ある園芸やまがた所得向上支援事業、元気な地域農業担い手育成支援事業を計上しております。さらには、降霜被害の軽減を図るため、佐藤錦生産環境整備事業を拡充し計上しております。
　　水産業及び畜産業の振興につきましては、産業基盤の強化のための設備や施設整備への助成を計上しております。
　　建設部門につきましては、道の駅整備事業、老朽危険空き家等の除却への助成、都市計画基本図の更新経費を新規に計上したほか、国の社会資本整備総合交付金を活用した、市道神町駅前線、藤助新田７号線、蟹沢谷地線、野川小原線などの道路改良工事、野田橋補修工事等を計上しております。
　　道路新設改良単独事業では、六日町中ノ目２号線、泉郷中部線、野川川原線、宿４号線などの整備を予算化したほか、市道関山長坂線の緊急自然災害防止対策事業、（仮称）大森山公園クロスカントリーコース整備事業等を進めてまいります。
　　また、市民の日常生活に密接した道路維持事業、生活密着道路整備事業、除排雪事業及び災害防除事業についても継続して計上しております。
　　消防部門につきましては、消防ポンプ自動車を購入するほか、水害被害への軽減を図るための水防備品購入経費を計上しております。
　　また、消防団活動の充実と活動支援強化のため、消防団員の報酬改定や、新たに導入する機能別消防団員制度に係る経費を新規計上するほか、消防団充実強化事業、ポンプ車等の更新など、非常備消防に係る経費について引き続き計上しております。
　　教育部門につきましては、神町中学校増築事業を継続計上し、新年度は、校舎本体工事や駐車場整備を進めるほか、学校施設長寿命化改良のため神町中学校のキュービクル更新工事を計上しております。
　　小中学校における防犯機能を高めるため、インターホン更新工事を新年度から新規計上し、オートロック化を図るほか、１人１台端末やＩＣＴ支援員の配置などのＧＩＧＡスクール構想に基づく経費や校務支援システム運用経費などを継続して計上しております。
　　社会教育、体育、文化振興施策に係る予算や、小中学校や公民館、東の杜、まなびあテラスなどの施設維持費についても継続して計上しております。
　　次に、特別会計についてご説明申し上げます。
　　国民健康保険特別会計につきましては、医療給付費納付金等の減により、前年度比0.7％減の47億7,000万円としたところであります。
　　東根財産区特別会計では、財産管理費の所要額として160万円を計上しております。
　　介護保険特別会計につきましては、各種介護サービス費の増減を見込み、前年度比100万円減の45億6,000万円を計上しております。
　　市営墓地特別会計では、墓地管理の所要額として370万円を計上しております。
　　後期高齢者医療特別会計につきましては、後期高齢者医療広域連合への納付金の増により、前年度比10.7％増の６億100万円を計上しております。
　　次に、水道事業会計について申し上げます。
　　収益的収入については、11億7,502万4,000円を見込み、収益的支出については、事業運営経費などに11億1,173万1,000円を計上したところであります。
　　また、資本的収入につきましては4,421万6,000円を見込み、資本的支出については、老朽管の更新や施設の更新などを進める経費として10億6,096万4,000円を計上いたしました。
　　次に、工業用水道事業会計について申し上げます。
　　収益的収入については、２億3,479万6,000円を見込み、収益的支出については２億1,512万7,000円を計上したところであります。
　　また、資本的収入については、1,700万円を見込み、資本的支出については3,300万円を計上いたしました。
　　次に、公共下水道事業会計について申し上げます。
　　収益的収入については14億8,490万6,000円を見込み、収益的支出については事業運営経費などに14億7,359万4,000円を計上したところであります。
　　また、資本的収入については９億6,761万4,000円を見込み、資本的支出については、汚水管渠の布設整備や雨水幹線樋門整備工事などの経費として12億5,319万5,000円を計上しております。
　　水道等及び下水道の公営企業会計につきましては、施設の維持管理に万全を尽くすとともに、安定した経営に努めてまいります。
　　以上、新型コロナウイルスにより全国的に難局を迎えている状況においても、市民生活と地域経済をしっかりと支え、東根市をさらなる発展へと導くため、創意工夫のもと、積極的に各種施策に取り組んでまいりますので、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げ、令和４年度施政方針及び予算案の大綱といたします。
　　それでは、先議いただきました議案以外の案件についてご説明を申し上げます。
　　はじめに、報第１号　損害賠償の額の決定についての専決処分の報告についてでありますが、物損事故に関して、地方自治法の規定により損害賠償の額の決定について専決処分を行いましたので、報告をするものであります。
　　次に、議第４号　東根市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律の廃止に伴い、所要の改正について提案するものであります。
　　次に、議第５号　東根市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、人事院規則及び山形県人事委員会規則の一部改正に準じ、所要の改正について提案するものであります。
　　次に、議第６号　東根市特別職に属する者の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、この度の下水道使用料の賦課漏れに関する管理監督責任として、市長及び副市長の給与の減額を行うため、並びに監査委員の報酬の額を改定するため、所要の改正について提案するものであります。
　　次に、議第７号　東根市税条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律の公布に伴い、所要の改正について提案するものであります。
　　次に、議第８号　東根市医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、山形県医療給付事業補助金交付規程の一部改正に伴い、所要の改正について提案するものであります。
　　次に、議第９号　東根市市民バスの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、市民バス「向原神町東根線」の起点となる停留所を変更することに伴い、所要の改正について提案するものであります。
　　次に、議第10号　東根市水道事業及び工業用水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてでありますが、組織機構の見直し並びに水道事業、工業用水道事業及び公共下水道事業の計画の一部変更に伴い、所要の改正について提案するものであります。
　　次に、議第11号　東根市消防団条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、地域防災力の充実強化を図るための体制を整備することに伴い、所要の改正について提案するものであります。
　　次に、議第12号　東根市行政不服審査会設置条例を廃止する条例の設定について及び議第13号　東根市と山形県の間の行政不服審査法第81条第１項に規定する機関の権限に属させられた事項を処理する事務の委託に関する規約の制定についてでありますが、行政不服審査会業務に関する事務を山形県に委託することに伴い、議第12号において当該審査会の設置条例の廃止を、議第13号において地方自治法の規定により、規約を制定する必要があるため提案するものであります。
　　次に、議第14号　指定管理者の指定についてでありますが、東の杜の管理を行わせる指定管理者の指定に関し、地方自治法等の規定により提案するものであります。
　　次に、議第20号から議第28号までの令和４年度各会計予算につきましては、施政方針及び予算案の大綱でその概要を申し上げましたので、説明を省略させていただきます。
　　以上、提案理由を申し上げましたが、詳細につきましては、担当部課長に説明させますので、ご審議を賜りまして、原案のとおりご可決くださいますようよろしくお願いを申し上げます。
○髙橋光男議長　次に、議第４号から議第14号までの11議案について、庶務課長に補足説明を求めます。
　　安達庶務課長。
　　　〔安達利也庶務課長併選挙管理委員会事務局長　登壇〕
○安達利也庶務課長併選挙管理委員会事務局長
　　議長の指示により、補足してご説明申し上げます。
　　はじめに、条例の一部改正８件についてご説明いたします。
　　議案書の26ページ、参考資料の１ページをお願いします。
　　議第４号　東根市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律が個人情報の保護に関する法律に統合され廃止されることに伴い、条例中の引用規定を改正するものであります。
　　施行期日は令和４年４月１日からとするものです。
　　次に、議案書の27ページ、参考資料の３ページをお願いします。
　　議第５号　東根市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
　　職員の妊娠、出産、育児等と仕事の両立を支援するため、特別休暇の承認基準に不妊治療のための休暇の規定を新たに加えるものです。
　　施行期日は、令和４年４月１日からとするものです。
　　次に、議案書の29ページ、参考資料の５ページをお願いします。
　　議第６号　東根市特別職に属する者の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
　　はじめに、市長、副市長の給料の減額についてでありますが、令和４年４月分及び５月分の給料を、市長については給料月額の10％、副市長については給料月額の５％の割合で減額をするものです。
　　次に、監査委員の報酬の額の改定についてでありますが、議会から選出された委員については月額３万5,000円から３万8,000円に、識見を有する委員については月額17万円から18万5,000円にそれぞれ改定をするものです。
　　施行期日は令和４年４月１日からとするものです。
　　次に、議案書の31ページ、参考資料の７ページをお願いします。
　　議第７号　東根市税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
　　国民健康保険税において、世帯に未就学児である被保険者がある場合、当該世帯の未就学児分の被保険者均等割を２分の１に減額する規定を新たに加えるほか、文言の整理を行うものです。
　　施行期日は令和４年４月１日からとするものです。
　　次に、議案書の34ページ、参考資料の25ページをお願いします。
　　議第８号　東根市医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
　　本条例において適用している未婚のひとり親を所得税法及び地方税法上の寡婦（寡夫）とみなす規定について、令和２年度税制改正により、未婚のひとり親にも税制上のひとり親控除が適用されることとなり、寡婦（寡夫）控除のみなし適用が不要となったことから、山形県医療給付事業補助金交付規程の一部改正に準じ、当該規定を削除するものです。
　　施行期日は、公布の日からとするものです。
　　次に、議案書の37ページ、参考資料の32ページをお願いします。
　　議第９号　東根市市民バス設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
　　市民バス「向原神町東根線」の起点となる停留所を変更することに伴い、条例に定める起点の位置を改めるものであります。
　　施行期日は、令和４年４月１日からとするものです。
　　次に、議案書の38ページ、参考資料の34ページをお願いします。
　　議第10号　東根市水道事業及び工業用水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてであります。
　　水道部水道課と建設部下水道課を統合し、新たに上下水道部上下水道課を設置することに伴い、条例に公共下水道事業に関する規定を加え、条例の題名を「東根市水道事業工業用水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例」に改めるとともに、各事業計画の一部変更に伴う関係規定の整備及び条例中の文言の整理を行うものです。
　　あわせまして、この条例の改正に伴い「東根市公共下水道事業の設置等に関する条例」については廃止をし、「東根市水道給水条例」については、改正前の条例から引用している規定の改正等を行い、「東根市職員定数条例」については、水道企業と公共下水道企業を統合し、上下水道企業として職員の定数を定めるため、所要の改正を行うものです。
　　施行期日は、令和４年４月１日からとするものです。
　　次に、議案書の42ページ、参考資料の41ページをお願いします。
　　議第11号　東根市消防団条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
　　新たに機能別消防団員制度を導入することに伴い、消防団員の種類を明確化するとともに、機能別消防団員の定数や任命の条件等を規定するほか、消防団員の任命条件に本市に勤務する者の追加及び制度導入に伴い廃止される予備消防団員に関する規定の削除並びに条例中の文言の整理を行うものであります。
　　施行期日は、令和４年４月１日からとするものです。
　　次に、条例の廃止１件についてご説明をいたします。
　　議案書の44ページ、参考資料の46ページをお願いします。
　　議第12号　東根市行政不服審査会設置条例を廃止する条例の設定についてであります。
　　行政不服審査会業務を県に委託することに伴い、当該審査会の設置条例を廃止するものであります。
　　あわせまして、設置条例の廃止に伴い、行政不服審査に関する手数料についての規定を東根市手数料条例に定めるため、附則第３項において同条例の一部を改正するものであります。
　　施行期日は、令和４年４月１日からとするものです。
　　次に、事件決議事項２件についてご説明をいたします。
　　議案書の46ページ、参考資料の49ページをお願いします。
　　議第13号　東根市と山形県との間の行政不服審査法第81条第１項に規定する機関の権限に属させられた事項を処理する事務の委託に関する規約の制定についてであります。
　　行政不服審査会に関する事務を県に委託するため、委託事務の範囲、管理執行の方法、その他必要な事項について地方自治法第252条の14第１項の規定に基づき、規約を制定するものです。
　　施行期日は、令和４年４月１日からとするものです。
　　次に、議案書の48ページをお願いします。
　　議第14号　指定管理者の指定についてであります。
　　東の杜の指定管理者に、大けやき未来共同事業体代表団体一般社団法人東根市観光物産協会を指定するものです。
　　指定の期間は、令和４年４月１日から令和９年３月31日までとなります。
　　以上で、補足説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。
○髙橋光男議長　次に、報第１号について、財政課長に補足説明を求めます。
　　岡田光弘財政課長。
　　　〔岡田光弘財政課長　登壇〕
○岡田光弘財政課長　議長の指示によりまして、補足して説明申し上げます。
　　議案書の１ページをお願いいたします。
　　報第１号　損害賠償の額の決定についての専決処分の報告についてであります。
　　次のページ、２ページをお願いいたします。
　　損害賠償の請求者は、市内在住男性であります。
　　原因でありますが、昨年12月８日に、大森小学校の給食配膳室において、給食コンテナのストッパーのかけ方が不十分だったことから、このコンテナが給食搬入口から落下しまして、駐車中の当該男性の車両を破損させた事故であります。
　　賠償額につきましては、男性の車両の修理代金全額44万1,281円であります。
　　なお、この賠償金は、全国市長会学校災害賠償補償保険にて補塡されるものであります。
　　職務遂行中の事故が発生しましたことをおわび申し上げます。誠に申し訳ございません。
　　この事故を受けまして、作業時における安全管理の徹底を改めて注意喚起を行ったところであります。
　　以上で補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○髙橋光男議長　以上で、施政方針表明及び提案理由の説明を終わります。
　　なお、報第１号については、報告事項でありますので、以上でご了承願います。

　　◎予算特別委員会への議案付託

○髙橋光男議長　次に、日程第40　予算特別委員会への議案付託を議題とします。
　　お諮りします。
　　議第20号から議第28号までの予算関係９議案については、議長を除く全員で構成する予算特別委員会を設置し、お手元に配付の議案付託表のとおり議案を付託したいと思います。
　　これにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男議長　異議なしと認めます。
　　したがいまして、予算関係９議案については、予算特別委員会を設置して、別紙議案付託表のとおり審査することに決しました。



























予　算　特　別　委　員　会　議　案　付　託　表

議第20号　　令和４年度東根市一般会計予算
議第21号　　令和４年度東根市国民健康保険特別会計予算
議第22号　　令和４年度東根市東根財産区特別会計予算
議第23号　　令和４年度東根市介護保険特別会計予算
議第24号　　令和４年度東根市市営墓地特別会計予算
議第25号　　令和４年度東根市後期高齢者医療特別会計予算
議第26号　　令和４年度東根市水道事業会計予算
議第27号　　令和４年度東根市工業用水道事業会計予算
議第28号　　令和４年度東根市公共下水道事業会計予算



　　◎散　　　　　会

○髙橋光男議長　これで、本日の日程は全部終了しました。
　　本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。

　　　午後　０時０５分　散　会