令和３年第１回東根市議会定例会　予算特別委員会　２月２６日

予　算　特　別　委　員　会　会　議　録

令和３年２月２６日　午後　１時００分　開　会

　清　　野　　忠　　利　　予算特別委員長　　　　　　原　　田　　利　　光　　副委員長

◎出席委員（１６名）

　１番　　　齋　　藤　　俊一郎　委員　　　　　　　２番　　　高　　橋　　弓　　嗣　委員

　３番　　　滝　　口　　公　　一　委員　　　　　　　４番　　　元　　木　　十四男　委員

　５番　　　東海林　　克　　彦　委員　　　　　　　６番　　　三　　宅　　一　　人　委員

　７番　　　植　　松　　　　　宏　委員　　　　　　　８番　　　片　　桐　　勝　　寿　委員

　９番　　　山　　科　　幸　　子　委員　　　　　　１０番　　　高　　橋　　鉄　　夫　委員

１１番　　　白　　井　　健　　道　委員　　　　　　１３番　　　原　　田　　利　　光　委員

１４番　　　浅野目　　幸　　一　委員　　　　　　１５番　　　佐　　藤　　　　　直　委員

１６番　　　清　　野　　忠　　利　委員　　　　　　１７番　　　髙　　橋　　光　　男　委員

◎欠席委員（１名）

１２番　　　河　　村　　　　　豊　委員

◎説明のため出席した者の職氏名


土　田　正　剛	市　　　　　　長	元　木　正　史	教　　育　　長
武　田　庄　一	選挙管理委員会委　　員　　長	斎　藤　吉　則	代表監査委員
菅　原　繁　治	農業委員会会長	間木野　多加志	副　　市　　長
芦　野　耕　司	総　務　部　長	半　田　　　薫	市民生活部長
石　垣　和　彦	健康福祉部長	石　垣　有　一	経　済　部　長
小　松　伸一郎	建　設　部　長兼水道部長	佐　藤　　　広	会計管理者
菅　原　正　行	消　　防　　長	佐　藤　慎　司	教　育　次　長
鈴　木　敬　一	総合政策課長	安　達　利　也	庶　務　課　長併選挙管理委員会事　務　局　長
岡　田　光　弘	財　政　課　長	井　澤　志都香	監　査　委　員事　務　局　長
加　藤　光　伸	農業委員会事　務　局　長

◎事務局職員出席者職氏名


高　橋　重　俊	事　務　局　長	菅　井　美奈子	事務局長補佐
森　谷　賢　司	議事係長	齊　藤　晋　平	主　　　　任
黒　坂　育　実	主任	井　上　正　宏	兼　務　書　記
辻　村　　　充	兼　務　書　記	井　上　正　宏	兼　務　書　記

◎本日審査した案件

議第２７号　　令和３年度東根市一般会計予算

議第２８号　　令和３年度東根市国民健康保険特別会計予算

議第２９号　　令和３年度東根市東根財産区特別会計予算

議第３０号　　令和３年度東根市介護保険特別会計予算

議第３１号　　令和３年度東根市市営墓地特別会計予算

議第３２号　　令和３年度東根市後期高齢者医療特別会計予算

議第３３号　　令和３年度東根市水道事業会計予算

議第３４号　　令和３年度東根市工業用水道事業会計予算

議第３５号　　令和３年度東根市公共下水道事業会計予算

　　◎開　　　　　会

○清野忠利予算特別委員長　皆さん、ご苦労さまです。ただ今から、予算特別委員会を開会します。

　　◎開　　　　　議

○清野忠利予算特別委員長　本日の会議に、欠席の届出がありましたのは、12番河村豊委員です。したがって、委員の出席数は16名で、定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

　　◎議第２７号　令和３年度東根市一般会計予算について外８件

○清野忠利予算特別委員長　先ほどの本会議におきまして、予算特別委員会に付託なりました議案は別紙付託表のとおり、議第27号から議第35号までの９議案であります。

　　以上、９議案を一括して議題とします。

　　はじめに、議第27号から議第32号までの６議案について、財政課長に補足説明を求めます。

　　岡田財政課長。

　　〔岡田光弘財政課長　登壇〕

○岡田光弘財政課長　委員長の指示によりまして、一般会計及び５つの特別会計の当初予算について補足説明を申し上げます。

　　別冊の一般会計及び特別会計予算書をお願いいたします。

　　はじめに、当初予算書の１ページをお願いいたします。

　　議第27号　令和３年度東根市一般会計予算でございます。

　　第１条は歳入歳出予算総額を、それぞれ226億6,200万円と定めるものでございます。

　　第２条は債務負担行為、第３条は地方債について規定するものであります。第４条は地方自治法の規定によりまして、一時借入金の限度額を20億円と定めるものでございます。

　　第５条は、給料などの人件費に過不足が生じた場合、同じ款内の項の間で流用ができる規定を定めるものでございます。

　　２ページをお願いいたします。

　　２ページから６ページまでは、第１表　歳入歳出予算ということで、款項の区分とその区分ごとの予算額を一覧にしてございます。

　　７ページをお願いいたします。

　　第２表　債務負担行為でございます。

　　一番上の（仮称）西部防災センター整備事業については、２か年度にわたる事業として実施するために設定するものでございます。

　　以下、それぞれの事項におきまして複数年にわたるものにつきまして、これらの債務負担行為を設定するものでございます。

　　８ページをお願いいたします。

　　第３表　地方債でございます。

　　起債の目的事に限度額、起債の方法、利率、償還の方法について設定するものでございます。

　　続きまして、12ページ、13ページをお願いいたします。

　　歳入の主なものについて、ご説明いたします。

　　はじめに、１款市税につきましては、今年度の決算見込み、経済情勢などを踏まえまして推計の上、計上したものでございます。

　　１項１目市民税の個人は、前年度比0.2％増の21億685万3,000円。２目の法人につきましては、前年度比9.8％減の４億300万7,000円。

　　２項の固定資産税は評価替え及び新型コロナの影響による軽減制度などによりまして、6.8％減の27億4,105万5,000円を計上しております。

　　３項軽自動車税は、次のページになりますが、今年度の決算見込みや届出台数などにより5.1％増の１億6,169万4,000円。

　　４項のたばこ税は、税率改定の影響も見込みまして、前年度比2.6％増の２億7,944万2,000円を計上しております。

　　続きまして、16、17ページをお願いいたします。

　　２款地方譲与税から、次のページになりますが、第10款の国有提供施設等所在市町村助成交付金までは、これまでの交付実績、経済情勢、地方財政計画などを踏まえまして、それぞれ増減または同額にて計上しております。

　　次に、20ページ、21ページをお願いいたします。

　　11款地方特例交付金では、２項におきまして固定資産税の軽減制度への国の補填であります、新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金9,400万円を新たに計上しております。

　　12款地方交付税は、今年度の交付額、地方財政計画、市税の状況等を勘案しまして、前年度比14.8％減の36億2,200万円を見込んでおります。

　　続きまして、飛びますが、26、27ページをお願いいたします。

　　16款国庫支出金でございます。

　　１項の国庫負担金は、１目の民生費の社会保障関連の負担金の増加によりまして、前年度比5.2％増の18億４万6,000円を計上しております。

　　２項の国庫補助金、こちらにつきましては、次のページになりますが、５目教育費国庫補助金にて、神町小学校の旧校舎の解体補助金を計上いたしまして、前年度比12.7％増の５億4,312万8,000円となっております。

　　続きまして、17款県支出金では、国庫と同様に民生費の県負担金の増額を見込むほか、32、33ページになります、２項４目の農林水産業費県補助金では、補助事業の見込みなどから減額となっております。

　　34、35ページをお願いいたします。

　　同じく、県補助金でございますが、５目の商工費県補助金では、コロナ関連の経済対策であります利子補給補助金により増額となっております。

　　次に、38、39ページをお願いいたします。

　　19款寄附金につきましては、１項１目総務費寄附金にて、ふるさとづくり寄附金を前年度同額の10億円を計上しております。

　　20款繰入金では、１目財政調整基金繰入金では、１億7,339万7,000円増額、３目のふるさとづくり基金繰入金は２億3,150万円の増額、また、新たに７目で公共施設等総合管理基金繰入金を２億1,756万1,000円計上しております。繰入金合計しまして、前年度比33.5％増の24億2,525万3,000円を計上しているところであります。

　　次のページ、40、41ページをお願いいたします。

　　22款諸収入、３項２目中小企業融資資金貸付元利収入でございますが、前年度比で２億2,180万円の減となっております。こちらは融資計画に基づく貸付金の減によるものでございます。

　　次のページをお願いいたします。

　　23款市債でございます。

　　１項１目の総務債、こちらは西部防災センター整備の防災設備整備事業債３億3,540万円を計上しております。２目民生費では、さくらんぼタントクルセンター空調設備の改修、福祉施設整備事業債ということで１億5,910万円、東根こども園整備に伴う児童福祉施設整備事業債７億500万円、こちらを計上しております。

　　これらが伸びの大きな要因となっております。

　　次のページ、44、45ページをお願いいたします。

　　６目教育債でございます。

　　小学校債にて、神町小学校の旧校舎の解体に伴う小学校債３億700万円ほど計上しております。こちらも伸びの要因となっております。

　　７目臨時財政対策債。地方財政計画に基づきまして、前年度費３億3,000万円増の８億9,000万円を見込むものであります。これらの結果、市債合計で前年度費115.7％増の32億470万円を計上するものであります。

　　次に、46、47ページをお願いいたします。

　　ここからは歳出の主なものについてご説明いたします。

　　１款議会費につきましては、それぞれの事業を継続計上いたしまして、１億9,603万7,000円となっております。

　　飛びまして、56、57ページをお願いいたします。

　　２款総務費、１項５目の企画費でございます。こちらにつきましては、それぞれ継続事業を計上するほか、説明欄の57ページの下から３つでございますが、はじめに、地域おこし協力隊の体験プログラムを行う東根移住促進事業261万1,000円、結婚に伴う経済的負担の軽減を図る結婚新生活支援事業1,239万円、デジタル化推進のための行政デジタル変革推進事業451万5,000円など、こちらを新たに計上しております。

　　飛びまして、62、63ページをお願いいたします。

　　12目地方バス対策費でございます。

　　暮らしの基盤となる地域公共交通事業では、デマンドタクシーの運行エリアの拡充なども含めまして3,025万5,000円を計上しているものでございます。

　　次のページ、64、65ページをお願いいたします。

　　これまで諸費において計上しておりました防災関連事業でございますが、この度から14目災害防災対策費という形で新たな目を設置いたしております。この中では、（仮称）西部防災センター整備事業、令和３年度の整備費３億3,701万4,000円を計上しております。

　　次のページ、66、67ページをお願いいたします。

　　２項２目の賦課徴収費では、徴収事業にてスマホ決済アプリによります市税等のキャッシュレス決済経費を新たに計上しております。

　　続きまして、次のページ68、69ページをお願いいたします。

　　３項１目の戸籍住民基本台帳費では、新たに個人番号カード交付円滑化事業3,075万9,000円を計上しております。

　　次のページ、70、71ページをお願いいたします。

　　４項３目選挙執行費では、衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査事業2,473万7,000円を計上しております。

　　飛びまして、78、79ページをお願いいたします。

　　３款民生費、１項２目の社会福祉施設費では、さくらんぼタントクルセンター維持管理事業において、工事請負費に空調設備の改修工事を新たに計上しております。前年度比１億5,669万6,000円増の３億3,860万5,000円となっております。

　　次に、88、89ページをお願いいたします。

　　２項２目保育所費では、幼児教育無償化をはじめ、各事業を継続して計上しております。

　　次に、92、93ページをお願いいたします。

　　２項５目児童福祉施設費では、東根こども園整備事業に工事請負費など８億251万7,000円を計上しております。

　　続きまして、100ページ、101ページをお願いいたします。

　　４款衛生費、１項１目保健衛生総務費では、継続事業に加えまして、重粒子線治療費助成事業240万円を新たに計上しております。

　　次のページ、102、103ページをお願いいたします。

　　２目予防費の子どもの任意予防接種助成事業778万5,000円では、未就学児のインフルエンザ予防接種費用の助成回数を２回に追加しまして拡充を計上しております。

　　その下、３目の環境衛生費の地球温暖化対策事業。こちらでは継続事業に加えまして、ペレットストーブの設置に対する補助を追加するほか、ゼロカーボンシティの実現に向けて環境シンポジウムの開催経費を新たに計上しております。

　　続きまして、飛びまして、112ページ、113ページをお願いいたします。

　　６款農林水産業費、１項３目農業振興費では、次のページになりますが、持続発展可能な農業振興のために、人・農地プラン推進事業5,584万5,000円。さらに、次のページになります、有害鳥獣農作物被害防止対策事業2,115万6,000円。さらに次のページ、118、119ページになりますが、一部補助内容を拡充いたしました就農ファーストステップ支援事業など、各事業費を継続して計上をしております。

　　122ページ、123ページをお願いいたします。

　　10目ブランド戦略推進費でございます。

　　こちらでは、ＧＩ東根さくらんぼのブランド化や農産物の販路拡大に向けた経費を継続して計上しております。

　　128、129ページをお願いいたします。

　　７款商工費、１項２目の商工業振興費の商工業振興事業では、コロナ対策関連の中小企業緊急災害対策利子補給補助金6,658万4,000円を計上したほか、同じく、コロナ対策関連のオンライン等環境整備事業支援補助金500万円を計上しております。

　　また、商業活性化事業では、これまで実施してきましたコロナ対策の中でも需要が多かった補助制度につきまして、新たにウィズコロナ経済活性化事業費補助金として2,900万円を計上しております。

　　次のページ、130、131ページをお願いいたします。

　　３目の観光費につきましては、実行委員会への負担金など各事業を継続して計上しております。

　　次のページ、132、133ページをお願いします。

　　４目企業誘致対策費では、企業奨励補助事業に１億3,101万2,000円を計上しております。継続事業でございます。

　　一方で、産業立地促進資金融資事業でございますが、融資計画による融資件数の減によりまして、企業誘致対策費目全体では２億5,632万5,000円の減の３億1,188万1,000円となったところでございます。

　　次のページ134、135ページをお願いいたします。

　　６目ブランド戦略推進費の果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン大会事業は、オンライン開催を予定しまして2,400万円を計上しております。

　　次に、138、139ページをお願いいたします。

　　８款土木費、２項２目道路維持費でございます。

　　市道除排雪事業に前年度同額３億円を計上しております。

　　３目道路新設改良費でございます。

　　社会資本整備総合交付金事業に２億8,000万円。次のページになりますが、道路新設改良事業（単独）に、１億3,500万円を計上しております。

　　次のページをお願いいたします。

　　４項２目街路事業費でございます。

　　都市計画道路大林中央通り整備事業部分改良に工事請負費など5,800万円を計上しております。

　　その下の３目の公共下水道費でございますが、公営企業会計の繰出しにつきまして、これまでは27節の繰出金に計上しておりましたが、この度の予算編成より18節の負担金補助及び交付金または23節の投資及び出資金に改めて計上しております。

　　次に、４目の公園管理費ですが、（仮称）大森山公園クロスカントリーコース整備事業に公有財産購入費など、合わせまして4,000万円を計上しております。

　　次のページをお願いいたします。

　　５項１目住宅管理費でございます。

　　住宅管理事業に、市営住宅神町南団地の長寿命化改修工事負担金補助金交付金に、新たに危険ブロック塀等除去支援事業費補助金を追加しまして、１億218万5,000円を計上しております。

　　次に、148、149ページをお願いいたします。

　　９款消防費、１項２目非常備消防費でございます。

　　次のページ、150、151ページをお願いいたします。

　　消防団充実強化事業では、消防団員の活動服の経費としまして637万6,000円を計上しております。

　　３目の消防施設費では、新たに高規格救急自動車購入事業5,300万円を計上しております。

　　その下の４目水防費では、水害救助用のドライスーツなどの購入費240万1,000円を計上しております。

　　次に、156、157ページをお願いいたします。

　　10款教育費、２項小学校費、１目学校管理費の小学校管理事業では、13節の使用料及び賃借料にて、統合型校務支援システムの導入費を新たに計上しております。

　　次のページ、158、159をお願いいたします。

　　２目教育振興費では、小学校ＩＣＴ教育推進事業、こちらの委託料に新たにＩＣＴ支援員の配置を計上しております。

　　さらに、ＩＣＴ教育推進事業のＧＩＧＡスクール、こちらでは一人１台端末のタブレットなどのリース料、リース経費を計上しております。

　　なお、統合型校務支援システムとＩＣＴ支援員の配置、タブレットのリースにつきましては、３項の中学校費においても同様に計上をしております。

　　次のページ、160、161をお願いいたします。

　　４目の学校建設費では、神町小学校改築事業にて、旧校舎解体の工事請負費など５億973万2,000円を計上しております。

　　続きまして、164、165ページをお願いいたします。

　　３項中学校費の４目学校建設費の神町中学校増築事業2,560万円は、教室不足解消のため校舎増築工事の実施設計委託料などを計上するものであります。

　　次のページ、166、167をお願いいたします。

　　４項社会教育費、２目の公民館費、公民館施設整備事業4,463万6,000円。こちらは公民館のトイレの改修工事を計上しております。今年度は西部方面の公民館を対象に工事を行う予定であります。

　　次のページ、168、169をお願いいたします。

　　４目文化振興費でございます。

　　東根の大けやき環境整備事業349万円。こちらは、枝折れの対策、樹勢調査、周辺安全対策などの経費を計上するものであります。

　　次に、174、175ページをお願いいたします。

　　12款公債費ございます。

　　一部過去の市債の償還が完了したことなどによりまして、対前年度比4,868万1,000円減の19億5,221万7,000円を計上するものであります。

　　以上で、一般会計の説明を終わります。

　　続きまして、特別会計の予算につきましてご説明申し上げます。

　　203ページをお願いいたします。

　　議第28号　令和３年度東根市国民健康保険特別会計予算についてご説明申し上げます。

　　第１条につきましては、予算総額を48億600万円と定めるものであります。

　　第２条では、一時借入金の限度額を１億5,000万円と定めるものであります。第３条では、保険給付費に過不足が生じた場合、同一款内での各項の間の流用ができる規定を定めるものでございます。

　　210、211ページをお願いいたします。

　　歳入でございます。

　　１款１項国民健康保険税ですが、前年度比１億328万2,000円減の８億8,062万円を計上したところでございます。

　　次のページ、212、213をお願いいたします。

　　６款繰入金、１項１目の一般会計繰入金は、前年度比1,555万5,000円減の３億4,632万円を計上しております。２項１目財政調整基金繰入金は、前年度比2,907万3,000円増額いたしまして、8,024万6,000円を計上しております。

　　次に、218、219ページをお願いいたします。

　　歳出でございます。

　　１款１項総務管理費では、職員人件費など計上いたしまして、２項においては国保税、国民健康保険税の賦課徴収に係る所要額を計上しております。

　　222ページ、223ページをお願いいたします。

　　２款保険給付費につきましては、これまでの実績に基づきましてそれぞれ計上したところでございます。

　　226、227ページをお願いいたします。

　　３款の国民健康保険事業費納付金につきましては、財政運営の主体であります県に対する納付でございます。いずれも見込額によりまして計上をしております。

　　以上で、国民健康保険特別会計の説明を終わります。

　　次に、239ページをお願いいたします。

　　議第29号　令和３年度東根市東根財産区特別会計予算についてご説明申し上げます。

　　第１条につきましては、予算総額を150万円と定めるものであります。第２条では、一時借入金の限度額を50万円と定めるものであります。

　　244、245ページをお願いいたします。

　　歳入でございます。

　　１款１項１目の財産貸付収入につきましては、クレー射撃場や堂ノ前公園用地など財産区所有地の貸付収入となっております。２款繰入金は、運営基金からの繰入金を計上しております。

　　次のページ、246、247をお願いいたします。

　　歳出でございますが、管理経費など前年とほぼ同額を計上しております。

　　以上で、財産区特別会計の説明を終わります。

　　次に、251ページをお願いいたします。

　　議第30号　令和３年度東根市介護保険特別会計予算についてご説明申し上げます。

　　第１条は予算総額を45億6,100万円と定めるものでございます。第２条は、保険給付費に過不足が生じた場合、同一款内での各項の間での流用ができる規定を定めるものでございます。

　　258、259ページをお願いいたします。

　　歳入でございます。

　　１款介護保険料は保険料改定を見込みまして、前年度比4,749万5,000円増の９億5,319万9,000円を計上しております。

　　３款の国庫支出金から260ページの県支出金までは、給付費、事業費の見込みに伴う負担金補助金を計上しております。

　　次のページ、260、261をお願いいたします。

　　７款１項一般会計繰入金でございます。

　　次のページ、262、263をお願いいたします。

　　前年度比2,712万2,000円増の７億1,028万6,000円を計上するものでございます。

　　266、267をお願いいたします。

　　歳出でございます。

　　１款１項総務管理費には、職員人件費、２項には保険料の賦課徴収に係る所要額を計上しております。

　　次のページ、268、269をお願いいたします。

　　３項介護認定審査会費には、認定審査会や調査事業費に係る所要額を計上しております。

　　次のページ、270、271をお願いいたします。

　　２款保険給付費、さらには276ページの４款の地域支援事業費につきましては、これまでの実績、給付費、事業量の見込み、これらを考慮いたしましてそれぞれ計上するものであります。

　　続きまして、280、281ページをお願いいたします。

　　５款１項１目の介護給付基金積立金は、令和３年度が第８期計画の初年度に当たりますので、前年度対比3,357万6,000円増の3,383万7,000円を基金へ積み立てるものでございます。

　　以上で、介護保険特別会計の説明を終わります。

　　次に、291ページをお願いいたします。

　　議第31号　令和３年度東根市市営墓地特別会計予算でございます。

　　第１条は、歳入歳出予算総額を350万円と定めるものでございます。

　　296、297をお願いいたします。

　　１款２項１目手数料につきましては、墓地管理料ほか、前年度と同額を計上しております。

　　２款１項１目繰越金は、前年度比170万円増の180万円を計上しております。

　　次のページをお願いいたします。298、299になります。

　　歳出でございますが、１款１項１目一般管理費では、新たに墓地に関するアンケート調査、委託料などを計上いたしまして、前年度比170万円増の340万円を計上しております。

　　以上で、市営墓地特別会計の説明を終わります。

　　次に、301ページをお願いいたします。

　　議第32号　令和３年度東根市後期高齢者医療特別会計予算でございます。

　　第１条は、予算総額を５億4,300万円と定めるものであります。

　　308、309ページをお願いいたします。

　　歳入につきましては、１款１項後期高齢者医療保険料、前年度比1,748万6,000円減の３億9,561万3,000円を計上しております。３款１項１目の一般会計繰入金は、基準に基づき算出いたしました事務費及び保険基盤安定繰入金を計上しております。

　　312ページ、313ページをお願いいたします。

　　歳出でありますが、２款１項１目後期高齢者医療広域連合納付金でございます。こちらは納付額の見込みによりまして、前年度比2,275万3,000円減の５億2,429万9,000円を計上しております。

　　以上で、後期高齢者医療特別会計の説明を終わります。

　　私からの補足説明は以上となります。よろしくお願いいたします。

○清野忠利予算特別委員長　次に、議第33号から議第35号までの３議案について、建設部長及び水道部長に補足説明を求めます。

　　小松建設部長兼水道部長。

　　〔小松伸一郎建設部長兼水道部長　登壇〕

○小松伸一郎建設部長兼水道部長　委員長の指示により、補足して説明申し上げます。

　　はじめに、議第33号　令和３年度東根市水道事業会計予算についてご説明申し上げます。

　　予算書の１ページをお開きください。

　　第２条、業務の予定量でありますが、令和元年度実績及び令和２年度の実績見込みを勘案し、給水戸数については、前年度比300戸増の１万7,800戸、年間総給水量については、前年度比6,570㎥増の462万3,820㎥、１日平均給水量については、前年度比18㎥増の１万2,668㎥を予定したところであります。

　　主な建設改良事業としては、中央監視室電気計装設備更新事業、老朽管更新事業などを予定しております。

　　また、引き続き計画的な漏水調査と漏水箇所の修復工事を実施するなど、有収率の向上に努めてまいります。

　　次に第３条、収益的収入及び支出の予定額でありますが、収入につきましては、１款水道事業収益として、11億6,936万9,000円、支出につきましては、１款水道事業費用として11億4,544万8,000円を計上したところであります。

　　次に、２ページをお願いいたします。

　　第４条、資本的収入及び支出の予定額でありますが、資本的収入につきましては4,094万8,000円、資本的支出につきましては、７億4,231万7,000円を計上したところであります。

　　なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額７億136万9,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金で補填する予定であります。

　　第５条の一時借入金から３ページの第８条棚卸資産購入限度額までは記載のとおりであります。

　　５ページをお願いいたします。

　　予算実施計画であります。最初に、収益的収入及び支出のうち、主なものについてご説明いたします

　　収入についてでありますが、収入合計となる１款水道事業収益につきましては、前年度比微減となる11億6,936万9,000円を計上しております。内訳についてでありますが、１項営業収益のうち、１目給水収益について前年度比0.2％増の10億4,541万8,000円を計上いたしました。

　　次に、２項営業外収益のうち、５目他会計負担金については、簡易水道統合事業に伴う一般会計からの負担金のうち起債償還利子分の599万円を計上しております。

　　そのほかについては、記載のとおりとなっております。

　　６ページをお願いいたします。

　　続いて、支出についてご説明申し上げます。

　　支出合計となる１款水道事業費用につきましては、前年度比0.2％減の11億4,544万8,000円を計上しております。支出の主なものについて説明をいたします。１項営業費用のうち、１目原水及び浄水費については、３億399万4,000円を計上しており、浄水場の運転管理費及び人件費などになります。

　　２目配水及び給水費については、２億8,246万8,000円を計上しており、配水池の管理費、配水管布設替工事に伴う路面復旧費及び人件費となっております。

　　４目業務総係費については、１億3,577万8,000円で、窓口受付のほか業務委託料及び人件費となっております。

　　次に、２項営業外費用のうち、１目支払利息及び企業債取扱諸費については2,194万5,000円を計上し、そのほかについては記載のとおりとなっております。

　　７ページをお願いいたします。

　　続いて、資本的収入及び支出のうち、主なものについて説明いたします。

　　最初に、収入についてでありますが、収入合計となる１款資本的収入につきましては、前年度比２％減の4,094万8,000円を計上しております。内訳になりますが、２項加入金には新規分譲などを見込み、前年度比２％増の1,947万円を計上いたしました。８項負担金については、簡易水道統合事業に伴う一般会計からの負担金のうち、起債償還元金分として1,647万8,000円を計上しております。

　　続いて、支出についてご説明いたします。

　　支出合計となる１款資本的支出につきましては、前年度比10.8％減の７億4,231万7,000円を計上しております。内訳についてでありますが、１項建設改良費のうち、１目施設費については、老朽化した配水管の布設替及び前河原水源地の取水井戸整備に係る工事費用などとして６億3,000万円を計上しております。３目固定資産購入費につきましては、水源地や浄水場の応急的浸水対策整備費用として2,025万円を計上いたしました。

　　以上で、水道事業会計の説明を終わります。

　　次に、議第34号　令和３年度東根市工業用水道事業会計予算についてご説明いたします。

　　予算書の１ページをお願いいたします。

　　第２条、業務の予定量でありますが、令和２年度と同様に、給水数を12企業、年間総給水量315万3,600㎥、１日平均給水量を8,640㎥として運営していく予定であります。

　　次に、主な建設改良事業としては、中央監視室、電気計装設備更新事業などを実施してまいります。

　　次に、第３条、収益的収入及び支出の予定額でありますが、収入につきましては、１款工業用水道事業収益として２億2,441万9,000円、支出につきましては、１款工業用水道事業費用として２億2,242万1,000円を計上したところであります。

　　２ページをお願いします。

　　第４条、資本的収入及び支出の予定額でありますが、収入については見込んでおりません。支出につきましては、１款資本的支出として１項建設改良費の2,100万円を計上したところであります。

　　なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2,100万円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金で補填する予定であります。

　　第５条の予定支出の各項の経費の金額の流用及び第６条の議会議決を得なければ流用することができない経費は、記載のとおりであります。

　　４ページをお願いいたします。

　　予算実施計画であります。

　　収益的収入及び支出のうち、主なものについてご説明いたします。

　　収入についてでありますが、収入合計となる１款工業用水道事業収益につきましては、前年度比0.1％減の２億2,441万9,000円を計上しております。内訳についてでありますが、１款営業収益のうち、１目給水収益につきましては、令和２年度と同額の２億813万7,000円を計上したところであります。

　　そのほかにつきましては、記載のとおりであります。

　　続いて、支出についてご説明いたします。

　　支出合計となる１款工業用水道事業費用につきましては、前年度比0.2％減の２億2,242万1,000円を計上しております。内訳についてでありますが、１項営業費用のうち、１目原水及び浄水費につきましては8,642万円を計上しており、浄水場の運転管理費などになります。

　　２目配水及び給水費については2,176万7,000円を計上しており、配水池の管理費及び人件費などであります。４目業務総係費については818万9,000円を計上しており、各種委託費及び人件費などになります。

　　そのほかについては、記載のとおりとなっております。

　　５ページをお願いいたします。

　　続いて、資本的収入及び支出でありますが、支出のみとなっております。１款資本的支出として2,100万円を計上したところでありますが、空気弁の更新などに充てる予定となっております。

　　以上で、工業用水道事業会計の説明を終わります。

　　続いて、議第35号　令和３年度東根市公共下水道事業会計予算についてご説明を申し上げます。

　　予算書の１ページをお願いいたします。

　　第２条、業務の予定量でありますが、令和２年度の実績及び令和３年度の実績見込みを勘案し、処理区域面積については前年度比97.24ヘクタール増の1,716.7ヘクタール、年間総処理水量については、前年度比７万7,530㎥増の442万5,050㎥、１日平均処理水量については、前年度比212㎥増の１万2,123㎥を予定したところであります。主な建設改良事業としては、管渠整備事業などを予定しております。また、引き続き適切な維持管理と有収率の向上に努めてまいります。

　　次に、第３条収益的収入及び支出の予定額でありますが、収入につきましては、第１款公共下水道事業収益として14億7,925万4,000円、支出につきましては、１款公共下水道事業費用14億7,301万3,000円を計上したところであります。

　　２ページをお願いいたします。

　　第４条資本的収入及び支出の予定額でありますが、収入につきましては、第１款資本的収入として９億829万4,000円、支出につきましては、１款資本的支出として11億8,601万7,000円を計上したところであります。

　　なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額２億7,772万3,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、当年度損益勘定留保資金で補填する予定であります。

　　５条の債務負担行為から３ページの第10条他会計からの補助金までは記載のとおりとなっております。

　　６ページをお願いいたします。

　　予算実施計画になります。

　　はじめに、収益的収入及び支出のうち、主なものについて説明いたします。

　　収入についてでありますが、収入合計となる１款公共下水道事業収益につきましては、前年度比1.7％減の14億7,925万4,000円を計上しております。内訳についてでありますが、１項営業収益のうち、１目下水道使用料につきましては、令和２年度に敷設いたしました管渠への新規接続などを見込み、前年度比0.2％増の７億3,616万4,000円を計上いたしました。

　　次に、２項営業外収益のうち、２目他会計補助金並びに３目他会計負担金につきましては、一般会計からの繰入金の目的に合わせ配分を行い、他会計補助金に600万円、他会計負担金に２億5,567万6,000円を計上しております。

　　そのほかについては、記載のとおりとなっています。

　　７ページをお願いします。

　　続いて、支出について説明いたします。

　　支出合計となる１款公共下水道事業費用につきましては、前年度比0.3％増の14億7,301万3,000円を計上しております。

　　支出の主なものについて説明いたします。

　　１項営業費用のうち、１目管渠費につきましては8,947万1,000円を計上しており、公共下水道の維持管理費及び人件費となっております。３目流域下水道維持管理費については、最上川流域下水道村山処理区維持管理負担金として３億6,342万1,000円を計上しております。６目総係費については、3,684万4,000円で、公共下水道台帳作成業務委託料及び人件費となっております。

　　次に、２項営業外費用のうち、１目支払利息及び企業債取扱諸費については１億3,094万円を計上いたしました。

　　次に、３項特別損失の４目過年度損益修正損については120万円を計上しており、過年度分の還付金などになります。

　　そのほかについては、記載のとおりとなっております。

　　８ページをお願いいたします。

　　資本的収入及び支出のうち、主なものについてご説明いたします。

　　はじめに、令和２年度国第３次補正により前倒しで前年度に補正したことが影響して、収入と支出において前年度と比べ減額となっております。

　　はじめに収入についてでありますが、収入合計となる１款資本的収入につきましては、前年度比24.7％減の９億829万4,000円を計上しております。内訳になりますが、１項企業債については、公共工事などへの起債として前年度比7.1％減の５億1,030万円を計上いたしました。２項他会計出資金、３項他会計補助金及び４項他会計負担金についてでありますが、収益的収入同様に一般会計からの繰入金を目的に合わせ配分を行い、他会計出資金に１億2,000万円、他会計補助金に2,942万8,000円、他会計負担金に4,970万9,000円をそれぞれ計上いたしました。

　　そのほかについては記載のとおりとなっております。

　　９ページをお願いします。

　　続いて、支出についてであります。支出合計となる１款資本的支出につきましては、前年度比8.2％減の11億8,601万7,000円を計上しております。内訳についてでありますが、１項建設改良費のうち、１目管路建設費につきましては、汚水管渠布設工事や村山野川左岸第一排水樋門整備及び人件費などとして５億2,847万6,000円を計上し、４目流域下水道建設改良費につきましては、最上川流域下水道村山処理区建設負担金として5,944万8,000円を計上いたしました。

　　２項固定資産購入費については、村山野川左岸第一排水樋門整備に伴う土地購入費用などとして2,300万円を計上いたしました。

　　以上で、公共下水道事業会計の説明を終わります。

　　よろしくお願いいたします。

○清野忠利予算特別委員長　以上で、説明を終わります。

　　◎散　　　　　会

○清野忠利予算特別委員長　これで、本日の日程は全部終了しました。

　　なお、本委員会は３月９日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。

　　本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。

　　　午後　２時００分　散　会