令和３年第１回東根市議会定例会　２月２６日　議事日程　第１（議案説明）

第　１　回　定　例　会　会　議　録

令和３年２月２６日　午前１０時００分　開　会

　　　　　　細　　矢　　俊　　博　議長　　　　　　　髙　　橋　　光　　男　副議長

◎出席議員（１７名）

　１番　　　齋　　藤　　俊一郎　議員　　　　　　　２番　　　高　　橋　　弓　　嗣　議員

　３番　　　滝　　口　　公　　一　議員　　　　　　　４番　　　元　　木　　十四男　議員

　５番　　　東海林　　克　　彦　議員　　　　　　　６番　　　三　　宅　　一　　人　議員

　７番　　　植　　松　　　　　宏　議員　　　　　　　８番　　　片　　桐　　勝　　寿　議員

　９番　　　山　　科　　幸　　子　議員　　　　　　１０番　　　高　　橋　　鉄　　夫　議員

１１番　　　白　　井　　健　　道　議員　　　　　　１３番　　　原　　田　　利　　光　議員

１４番　　　浅野目　　幸　　一　議員　　　　　　１５番　　　佐　　藤　　　　　直　議員

１６番　　　清　　野　　忠　　利　議員　　　　　　１７番　　　髙　　橋　　光　　男　議員

１８番　　　細　　矢　　俊　　博　議員

◎欠席議員　（１名）

　１２番　　河　　村　　　　　豊　議員

◎説明のため出席した者の職氏名


土　田　正　剛	市　　　　　　長	元　木　正　史	教　　育　　長
武　田　庄　一	選挙管理委員会委　　員　　長	斎　藤　吉　則	代表監査委員
菅　原　繫　治	農業委員会会長	間木野　多加志	副　　市　　長
芦　野　耕　司	総　務　部　長	半　田　　　薫	市民生活部長
石　垣　和　彦	健康福祉部長	石　垣　有　一	経　済　部　長
小　松　伸一郎	建　設　部　長兼水道部長	佐　藤　　　広	会計管理者
菅　原　正　行	消　　防　　長	佐　藤　慎　司	教　育　次　長
鈴　木　敬　一	総合政策課長	安　達　利　也	庶　務　課　長併選挙管理委員会事　務　局　長
岡　田　光　弘	財　政　課　長	井　澤　志都香	監　査　委　員事　務　局　長
加　藤　光　伸	農業委員会事　務　局　長

◎事務局職員出席者職氏名


高　橋　重　俊	事務局長	菅　井　美奈子	事務局長補佐
森　谷　賢　司	議事係長	齊　藤　晋　平	主　　　　任
黒　坂　育　実	主任	井　上　正　宏	兼　務　書　記
辻　村　　　充	兼　務　書　記

◎議　事　日　程

　議事日程第１号

　　　　　　　令和３年２月２６日（金）　午前１０時　開　会

　日程第　１　　会議録署名議員の指名

　日程第　２　　会期の決定

　日程第　３　　諸般の報告

　日程第　４　　請願（１件）の委員会付託

　　　　（議　案　上　程）

日程第５　　議第　１号　令和２年度東根市一般会計補正予算（第１１号）の専決処分の承認について

日程第６　　議第　２号　令和２年度東根市一般会計補正予算（第１２号）の専決処分の承認について

日程第７　　議第２４号　令和２年度東根市一般会計補正予算（第１３号）

日程第８　　議第２５号　令和２年度東根市国民健康保険特別会計補正予算（第４号）

日程第９　　議第２６号　令和２年度東根市公共下水道事業会計補正予算（第２号）

日程第１０　　議第３６号　東根市教育委員会教育長の任命について

日程第１１　　議第３７号　東根市教育委員会委員の任命について

日程第１２　　議第３８号　人権擁護委員候補者の推薦について

　　（説明・質疑・討論・表決）

　　（委員会提出議案上程）

日程第１３　　発議第１号　東根市議会基本条例の設定について

日程第１４　　発議第２号　東根市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例の

制定について

　　（説明・質疑・討論・表決）

　　（議案上程）

日程第１５　　令和３年度施政方針表明

日程第１６　　議第　３号　東根市市有地等における放置自動車の適正な処理に関する条例の設定について

日程第１７　　議第　４号　東根市新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時基金条例の設定について

日程第１８　　議第　５号　東根市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を

改正する条例の制定について

日程第１９　　議第　６号　東根市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について

日程第２０　　議第　７号　東根市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定について

日程第２１　　議第　８号　東根市市民バス設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の

制定について

日程第２２　　議第　９号　東根市市道の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について

日程第２３　　議第１０号　東根市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について

日程第２４　　議第１１号　東根市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について

日程第２５　　議第１２号　東根コミユニテイセンター設置及び管理に関する条例を廃止する条例の設定について

日程第２６　　議第１３号　第５次東根市総合計画の基本構想について

日程第２７　　議第１４号　指定管理者の指定について

日程第２８　　議第１５号　指定管理者の指定について

日程第２９　　議第１６号　指定管理者の指定について

日程第３０　　議第１７号　指定管理者の指定について

日程第３１　　議第１８号　指定管理者の指定について

日程第３２　　議第１９号　指定管理者の指定について

日程第３３　　議第２０号　東根市立（仮称）東根こども園新築工事（建築主体工事）請負契約の締結について

日程第３４　　議第２１号　財産の取得について

日程第３５　　議第２２号　市有財産の無償譲渡について

日程第３６　　議第２３号　市道路線の認定について

日程第３７　　議第２７号　令和３年度東根市一般会計予算

日程第３８　　議第２８号　令和３年度東根市国民健康保険特別会計予算

日程第３９　　議第２９号　令和３年度東根市東根財産区特別会計予算

日程第４０　　議第３０号　令和３年度東根市介護保険特別会計予算

日程第４１　　議第３１号　令和３年度東根市市営墓地特別会計予算

日程第４２　　議第３２号　令和３年度東根市後期高齢者医療特別会計予算

日程第４３　　議第３３号　令和３年度東根市水道事業会計予算

日程第４４　　議第３４号　令和３年度東根市工業用水道事業会計予算

日程第４５　　議第３５号　令和３年度東根市公共下水道事業会計予算

　　　　（説　　　　　明）

日程第４６　　予算特別委員会への議案付託

　　　　（散　　　　　会）

◎本日の会議に付した事件

　議事日程第１号に同じ。

　　◎開　　　　　会

○細矢俊博議長　皆さん、おはようございます。

　　ただいまから令和３年東根市議会第１回定例会を開会します。

　　◎開　　　　　議

○細矢俊博議長　本日の会議に欠席の届出がありましたのは、12番河村　豊議員です。したがいまして、出席議員の数は17名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

　　本日の会議は、議事日程第１号によって進めます。

　　◎会議録署名議員の指名

○細矢俊博議長　はじめに、日程第１　会議録署名議員の指名を行います。

　　会議録署名議員には、５番東海林克彦議員、６番三宅一人議員、７番植松　宏議員、以上３名を指名します。

　　◎会期の決定

○細矢俊博議長　次に、日程第２　会期の決定を議題とします。

　　今期定例会の会期については、議会運営委員会に協議を願っておりますので、その結果を副委員長から報告願います。

　　議会運営副委員長　８番片桐勝寿議員。

　　　〔片桐勝寿議会運営副委員長　登壇〕

○片桐勝寿議会運営副委員長　おはようございます。

　　議長の指名により、議会運営委員会における協議の結果についてご報告申し上げます。

　　本日招集になりました第１回定例会の会期につきましては、去る２月22日午前10時から、全員協議会室において議会運営委員会を開催し、提案されます議案数や一般質問の発言者数などを勘案し、慎重に協議を行いました。

　　その結果、会期は本日から３月19日までの22日間とし、その間の会議などについては別紙会議予定表のとおりであり、議案の取扱いについては、令和３年度予算関係議案を予算特別委員会に付託して審査すべきものと決定になりました。

　　以上で、議会運営委員会における協議の結果についての報告を終わります。

○細矢俊博議長　お諮りします。

　　ただいまの議会運営副委員長報告のとおり、今期定例会の会期は、本日から３月19日までの22日間とすることにご異議ありませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　異議なしと認めます。

　　したがいまして、今期定例会の会期は、本日から３月19日までの22日間とすることに決定いたしました。

令和３年東根市議会第１回定例会会議予定表


月　　日	曜	会　　議　　名	開議時刻	場　所		議　　　　　　事
２月26日	金	本　　会　　議	午前１０時	議　場		・開　会・会議録署名議員の指名・会期の決定・請願（１件）の委員会付託・議案上程（専決処分、補正予算　人事案件）　説明・質疑・討論・採決・委員会提出議案上程　説明・質疑・討論・採決・議案上程　説明・予算特別委員会への議案付託
		予算特別委員会	本　会　議終　了　後	議　場		・予算議案概要説明
２月27日	土	休　　　　　　　　　会
２月28日	日
３月１日	月
３月２日	火
３月３日	水	本　　会　　議	午前１０時	議　場		・会派代表質問
３月４日	木	本　　会　　議	午前１０時	議　場		・市政一般に対する質問
３月５日	金	休　　　　　　　　　会
３月６日	土
３月７日	日
３月８日	月
３月９日	火	本　　会　　議	午前１０時	議　場		・総括質疑・常任委員会への議案付託
		予算特別委員会	本　会　議終　了　後	議　場		・付託議案審査　分科会設置及び議案の付託
		総務文教常任委員会	予算特別委　員　会終　了　後	第３委員会室		・所管事務調査について
		経済建設常任委員会		第１委員会室
		厚　　生常任委員会		第４委員会室
３月10日	水	予算特別委員会総務文教分科会	午前１０時	第３委員会室		・付託議案審査
		予算特別委員会経済建設分科会		第１委員会室
		予算特別委員会厚　　生分科会		第４委員会室
３月11日	木	予算特別委員会総務文教分科会	午前１０時	第３委員会室		・付託議案審査
		予算特別委員会経済建設分科会		第１委員会室
		予算特別委員会厚　　生分科会		第４委員会室
３月12日	金	総務文教常任委員会	午前１０時	第３委員会室		・付託議案審査及び所管事務調査
		経済建設常任委員会		第１委員会室
		厚　　生常任委員会		第４委員会室
３月13日	土	休　　　　　　　　　会
３月14日	日
３月15日	月
３月16日	火
３月17日	水
３月18日	木	各常任正副委員長打合せ	午前１０時		各　室	・付託議案審査報告について
３月19日	金	予算特別委員会	午前10時		議　場	・分科会委員長審査報告　質疑・討論・表決
		本　　会　　議	予算特別委員会終了後		議　場	・委員長審査報告（条例・事件決議、　予算議案）　質疑・討論・表決 ※委員会提出議案上程　説明・質疑・討論・表決・閉　会

　　◎諸般の報告

○細矢俊博議長　次に、日程第３　諸般の報告を行います。

　　はじめに、監査委員から報告がありました令和２年10月分から12月分までの例月出納検査結果報告、各課等に関わる定例監査結果報告及び財政援助団体の監査結果報告について、配付しておきましたので、ご了承願います。

　　次に、今期定例会に説明員として出席通知がありました者の職・氏名を一覧表にして配付しておきましたので、ご了承願います。

　　次に、日程第４　請願の委員会付託を議題とします。

　　今期定例会で受理しました請願は１件であります。

　　この請願については、配付しております請願文書表のとおり、総務文教常任委員会に付託します。

　　◎議　案　上　程

○細矢俊博議長　次に、日程第５　議第１号から、日程第12　議第38号までの８議案を一括して議題とします。

　　◎提案理由の説明

○細矢俊博議長　これから、提案理由の説明を求めます。

　　土田市長。

　　　〔土田正剛市長　登壇〕

○土田正剛市長　おはようございます。

　　令和３年東根市議会第１回定例会に提案いたします案件について、ご説明を申し上げます。

　　今定例会に提案いたします案件は、専決処分の承認２件、条例の設定２件、条例の一部改正７件、条例の廃止１件、事件決議事項11件、補正予算３件、当初予算９件、人事案件３件の計38件であります。このうち、専決処分の承認、補正予算及び人事案件につきましては、先議をいただきたく、はじめにご説明を申し上げます。

　　議第１号　令和２年度東根市一般会計補正予算（第11号）及び議第２号　一般会計補正予算（第12号）の専決処分の承認についてでありますが、冬期間の市道などの除排雪については市民生活の安全確保を最優先に取り組んでいるところでありますが、今年度は例年に比して降雪が多く、緊急に増額補正の必要があったため、１月６日及び２月５日付で専決処分を行ったものであります。

　　この結果、歳入歳出予算にそれぞれ１億9,400万円及び３億2,000万円を追加し、予算総額を283億2,321万4,000円としたところであります。

　　次に、議第24号　令和２年度東根市一般会計補正予算（第13号）についてでありますが、第１表　歳入歳出予算補正の歳入については、国、県負担金等の調整のほか、ふるさとづくり寄附金の増額などを行うものであります。

　　歳出については、新型コロナウイルスワクチン予防接種事業をはじめ、農業関係の豪雪災害対策事業を新たに計上するほか、寄附金の基金積立金の増額や、各事業費の調整を行うものであります。

　　第２表　繰越明許費については、新型コロナウイルスワクチン予防接種事業などの６事業を、令和３年度に繰り越して執行するため設定を行うものであります。

　　第３表　債務負担行為補正については、大雪被害対策資金の利子補給を追加するものであります。

　　第４表　地方債補正については、事業費の確定に伴う限度額の変更を行うものであります。この結果、歳入歳出予算にそれぞれ11億6,015万1,000円を追加し、予算総額を294億8,336万5,000円とするものであります。

　　次に、議第25号　令和２年度東根市国民健康保険特別会計補正予算（第４号）についてでありますが、第１表　歳入歳出予算補正については、決算見込みに基づく調整を行うものであります。この結果、歳入歳出予算からそれぞれ708万1,000円を減額し、予算総額を49億8,625万3,000円とするものであります。

　　次に、議第26号　令和２年度東根市公共下水道事業会計補正予算（第２号）についてでありますが、消費税申告に伴う還付金を見込むもの、国第３次補正予算に係る収支の増額及び下水道協力金の収入増額を見込むことによる補正を行うものであります。主な補正としましては、収益的収入として公共下水道事業収益に1,000円を追加し、14億9,676万9,000円とするものであります。また資本的収入及び支出として、資本的収入に9,780万円を追加し11億2,245万5,000円とし、資本的支出に9,380万円を追加し13億8,692万円とするものであります。

　　次に、議第36号　東根市教育委員会教育長の任命についてでありますが、元木正史教育長が令和３年３月31日をもって任期満了となることから、引き続き同人を任命するため議会の同意を求めるものであります。

　　次に、議第37号　東根市教育委員会委員の任命についてでありますが、福永郁子委員が令和３年３月31日をもって任期満了となることから、引き続き同人を任命するため議会の同意を求めるものであります。

　　次に、議第38号　人権擁護委員候補者の推薦についてでありますが、尾藤美紀委員が令和３年６月30日をもって任期満了となることから、引き続き同人を推薦するため議会の意見を求めるものであります。

　　以上、先議分として提案理由を申し上げましたが、詳細につきましては担当部課長に説明させますので、ご審議を賜りまして、原案のとおりご承認、ご可決、ご同意くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

○細矢俊博議長　次に、議第１号及び議第２号並びに議第24号及び議第25号の４議案について、財政課長に補足説明を求めます。

　　岡田財政課長。

　　　〔岡田光弘財政課長　登壇〕

○岡田光弘財政課長　議長の指示によりまして補足してご説明申し上げます。

　　議案書１ページをお願いいたします。

　　議第１号　令和２年度東根市一般会計補正予算（第11号）の専決処分の承認についてであります。

　　６ページ、７ページをお願いいたします。

　　歳出でありますが、２款総務費から８款土木費まで、合わせて１億9,400万円の除排雪経費の増額補正を今年１月６日に行ったものであります。

　　次に、８ページをお願いいたします。

　　議第２号　一般会計補正予算（第12号）の専決処分の承認についてであります。

　　13ページ、14ページをお願いいたします。

　　除排雪経費について再び不足を来したことから、２款総務費及び８款土木費において、併せて３億2,000万円の増額補正を今年２月５日に行ったものであります。

　　次に、議案書の80ページをお願いいたします。

　　議第24号　令和２年度一般会計補正予算（第13号）でございます。

　　83、84ページをお願いいたします。

　　第２表　繰越明許費では、新型コロナウイルスワクチン予防接種事業をはじめ、こちらに記載の６つの事業について令和３年度に繰り越すものでございます。なお、戸籍住民基本台帳事業、住民基本台帳ネットワーク事業はシステムの改修に伴うもの、８款土木費の社会資本整備総合交付金事業は用地の関係を理由とするものでございます。それ以外につきましては、歳出のところでご説明申し上げます。

　　第３表　債務負担行為の追加は、大雪により被害を受けられました農業者の資金融資の利子補給でございます。上段が施設などの復旧資金、下段の方が運転資金でございます。

　　次に、86、87ページをお願いいたします。

　　歳入でございます。

　　歳出事業の実績見込みによる増減がほとんどでございますので、主なものについてご説明申し上げます。

　　次のページ、88、89ページをお願いいたします。

　　19款寄附金１項１目の総務費寄附金は、ふるさとづくり寄附金の実績見込みによりまして８億円の増額であります。同じく４目の衛生費寄附金100万円は、市内の事業所からの寄附金であります。

　　次のページ、90、91ページをお願いいたします。

　　20款繰入金１項４目ふるさとづくり基金繰入金は、寄附金の伸びに合わせまして返礼品などの財源確保のため３億619万2,000円増額するものでございます。

　　次のページをお願いいたします。

　　歳出でございます。

　　歳出につきましても、実績による決算見込みを踏まえた事業費の増減がほとんどでございますので、主なものをご説明申し上げます。

　　はじめに、２款総務費１項５目企画費の、ふるさと納税特産品ＰＲ事業２億619万2,000円は、ふるさと寄附金の増額に伴いまして、返礼品などの経費について増額するものでございます。次の、ふるさとづくり基金管理事業８億円は寄附金の基金への積立てでございます。

　　次に、96、97ページをお願いいたします。

　　３款民生費４項１目災害救助費の災害救助事業の500万円は、今年２月６日に発生しました雪の害、雪害によってお亡くなりになられた方がおられますので、災害弔慰金の支給に関する法律及び本市の条例の規定による災害弔慰金を計上するものでございます。

　　次のページをお願いいたします。

　　４款衛生費１項２目予防費の新型コロナウイルスワクチン予防接種事業３億378万7,000円でありますが、予防接種体制の確保や接種に伴う医療従事者の報償、委託料などであります。このうち654万円を今年度執行予定でありまして、２億9,724万7,000円を令和３年度へ繰越明許をお願いするものであります。なお、財源は全額国費であります。

　　次のページ、100ページ、101ページをお願いいたします。

　　６款農林水産業費１項３目農業振興費の、令和２年12月豪雪災害対策事業7,081万8,000円は、大雪により被害を受けられました農業用施設などの復旧の補助でございます。18節の負担金・補助及び交付金のうち、農業用施設等復旧事業補助金から５つ目の、融雪剤購入事業補助までは県と市の補助でございます。下の２つの、農業用施設等解体助成事業補助金と農業用加温施設支援事業補助金は市単独で補助するものでございます。なお、融雪剤購入と加温施設支援は今年度執行予定でありまして、そのほかは繰越明許をお願いするものであります。

　　次のページ、102、103ページをお願いします。

　　10款教育費１項２目事務局費の、学校保健特別対策事業（国３次補正予算）1,400万円は、国の３次補正で各小・中学校における新型コロナ感染予防対策の消耗品や備品購入費の経費が追加されたことから計上するものでございます。国費２分の１で全額を繰越明許をお願いするものであります。

　　次のページ、104、105ページをお願いします。

　　10款２項２目及び３項２目教育振興費の、小学校と中学校のＩＣＴ教育推進事業（ＧＩＧＡスクール）は、運用開始に当たりまして円滑に進めるため、サポート業務などを専門業者へ委託するものであります。国費２分の１であります。

　　次に、106ページをお願いいたします。

　　議第25号　令和２年度国民健康保険特別会計補正予算（第４号）でございます。

　　109、110ページをお願いいたします。

　　こちらは繰入金の実績見込みに伴う財源調整のための補正であります。

　　以上で、説明を終わります。よろしくお願いいたします。

○細矢俊博議長　次に、議第26号について建設部長に補足説明を求めます。

　　小松建設部長。

　　　〔小松伸一郎建設部長兼水道部長　登壇〕

○小松伸一郎建設部長兼水道部長　議長の指示によりまして、補足して説明申し上げます。

　　議案書の111ページをお願いいたします。

　　議第26号　令和２年度東根市公共下水道事業会計補正予算（第２号）について説明申し上げます。

　　第２条、令和２年度東根市公共下水道事業会計予算第３条に定めた収益的収入の予定額を補正するものであります。

　　収入において、１款公共下水道事業収益、既決予定額14億9,676万8,000円に、消費税申告に伴う還付金を見込み、補正予定額として1,000円を加え、14億9,676万9,000円とするものであります。

　　第３条、予算第４条に定めた資本的収入及び支出の予定額を補正するものであります。

　　収入においては、１款資本的収入、既決予定額10億2,465万5,000円に令和２年度国第３次補正予算に係る収入増額及び下水道協力金の収入増を見込み、補正予定額として9,780万円を加え11億2,245万5,000円とするものであります。

　　一方、支出においては１款資本的支出、既決予定額12億9,312万円に令和２年度国第３次補正予算に係る事業費として補正予定額9,380万円を加え、13億8,692万円とするものであります。

　　また、条文記載の資本的収入額が資本的支出額に不足する額においても400万円減の２億6,446万5000円に、充当する当年度損益勘定留保資金につきましても400万円減の２億4,446万5,000円に改めるものであります。

　　112ページをお願いいたします。

　　補正予算実施計画書（第２号）で詳細についてご説明いたします。

　　はじめに、収益的収入についてであります。

　　先ほど申し上げましたが、令和２年度分消費税申告に伴う還付金を見込み、１款２項６目消費税還付金に補正予定額1,000円を科目追加するものであります。

　　次に、114ページをお願いいたします。

　　資本的収入についてであります。

　　１款１項１目建設改良債であります。

　　令和２年度国第３次補正予算事業の財源として、起債3,690万円を増額し５億8,600万円とするものであります。

　　５項１目国庫補助金でありますが、令和２年度国第３次補正予算事業の補助金として4,690万円を増額し２億5,940万円とするものであります。

　　次に、６項２目負担金でありますが、下水道協力金が当初見込んでいた額を大幅に上回ることが見込まれております。これに伴い、資本的収支の補塡財源である内部留保資金を確保するため科目を追加し1,400万円を計上するものであります。

　　最後に、資本的支出についてでありますが、１款１項１目管路建設費に、令和２年度国第３次補正予算事業の委託料として4,480万円を増額し６億7,683万3,000円とし、２目管路改良費に同事業の委託料及び工事請負費として4,900万円を増額し１億200万円とするものであります。

　　以上で、公共下水道事業会計補正予算の説明を終わります。よろしくお願いいたします。

○細矢俊博議長　以上で、提案理由の説明を終わります。

　　ここでお諮りします。

　　ただいま議題となっております８議案については、会議規則第37条第３項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　異議なしと認めます。

　　よって、委員会付託を省略することに決しました。

　　◎議第１号　令和２年度東根市一般会計補正予算（第１１号）の専決処分の承認について

○細矢俊博議長　これから、議第１号について質疑を行います。

　　ご質疑ありませんか。

　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　質疑もありませんので、これで終わります。

　　ここで、暫時休憩します。

　　　午前１０時２８分　休　憩

　　　午前１０時２８分　開　議

○細矢俊博議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。

　　次に、議第１号に対する討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。

　　これから、議第１号　令和２年度東根市一般会計補正予算（第11号）の専決処分の承認について、採決をします

　　議第１号は、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　異議なしと認めます。よって、議第１号は原案のとおり承認されました。

　　◎議第２号　令和２年度東根市一般会計補正予算（第１２号）の専決処分の承認について

○細矢俊博議長　次に、議第２号について質疑を行います。

　　ご質疑ありませんか。

　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　　　質疑もありませんので、これで終わります。

　　ここで、暫時休憩します。

　　　午前１０時２９分　休　憩

　　　午前１０時２９分　開　議

○細矢俊博議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。

　　次に、議第２号に対する討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。

　　これから、議第２号　令和２年度東根市一般会計補正予算（第12号）の専決処分の承認について、採決をします。

　　議第２号は、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　異議なしと認めます。よって、議第２号は原案のとおり承認されました。

　　◎議第２４号　令和２年度東根市一般会計補正予算（第１３号）

○細矢俊博議長　次に、議第24号について質疑を行います。

　　ご質疑ありませんか。

　　１番齋藤俊一郎議員。

○１番（齋藤俊一郎議員）　それでは、議第24号　令和２年度東根市一般会計補正予算（第13号）３番、歳出第六款農林水産業費第１項農業費３目農業振興費、令和２年度12月豪雪災害対策事業についてお伺いいたします。

　　これ7,081万8,000円という予算計上でありますが、先ほどご説明いただいた内容、さらに詳細伺いたいと思います。

○細矢俊博議長　石垣経済部長。

○石垣有一経済部長　お答えいたします。

　　まず最初に、県と市の共同事業補助に関して申し上げます。

　　倒壊した雨よけハウス等の復旧資材購入に対する補助、農業用施設等復旧事業、それから、倒壊した果樹棚の復旧資材購入に対する補助の果樹棚復旧事業、大雪によります新たな防除対策に活用する補助の農薬購入事業、この３つの事業につきましては、補助率が県が３分の１、県が３分の１、市が６分の１、市が６分の１となります。

　　次に、大雪によります捕植を行う補助の、捕植用苗木購入事業、これにつきましては、県が２分の１、市が４分の１。

　　そして、積雪深が一定以上の場合、活用可能となります融雪剤購入事業、こちらにつきましては、県が４分の１、市が12分の１の補助率となっております。

　　また、市単独事業として、倒壊した雨よけハウス等の解体に対する補助、こちらの農業用施設等の解体助成事業、こちらの補助率は４分の１。

　　そして大雪によります経営支援の農業用加温施設支援事業、こちらの補助は定額補助となっております。

　　ただいま申し述べました事業につきましては、それぞれに補助を受けるための条件を満たす必要がございまして、かつ上限額、基準額なども設定されてございます。その詳細につきましては、今後要綱等につきまして明記して補助事業を展開してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。

○細矢俊博議長　１番齋藤俊一郎議員。

○１番（齋藤俊一郎議員）　承知いたしました。　　まあ非常にもう雪解けも始まっており、農業農繁期に間もなく向かうとこであります。これ制度発動急がれると思いますが、今後の手続等の方法等伺いたいと思います。

○細矢俊博議長　石垣経済部長。

○石垣有一経済部長　お答えいたします。

　　補正予算議決後に補助金の事務手続を早急に進めまして、併せ農協と協議を行いつつ、速やかに周知文書の配布やホームページへの掲載などを通して関係農家への周知を徹底してまいりたいと思います。

　　併せまして、申請等の手続を進め、遺漏なく手当を、補助事業の展開をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。

○細矢俊博議長　１番齋藤俊一郎議員。

○１番（齋藤俊一郎議員）　今後のスケジュール承知いたしましたが、先ほど、要綱も策定すると、そして今のスケジュール、こういった支援策の情報が今現在農家の方には様々多数の情報が発信されていると私は思います。そういった中で、今ご説明あった内容を、より被災農家の方々へ適切かつ的確に周知いただくことが私は重要かと思いますが、その点について周知方法を伺いたいと思います。

○細矢俊博議長　石垣経済部長。

○石垣有一経済部長　周知方法につきましては、先ほども答弁で申し上げましたとおり、関係機関の農業協同組合各支所の方を窓口としながら、農林課農政部門等々綿密に連携を取りながら、要綱の周知徹底、そして補助事業の書類関係の取りまとめを行ってまいりたいと考えております。よろしくお願いします。

○細矢俊博議長　１番齋藤俊一郎議員。

○１番（齋藤俊一郎議員）　ＪＡグループ、特に支所機能を活用すること、また農林課にもその機能を強化していきたいと、こういうことであります。是非、被災農家の方々に寄り添った対応お願いしたいと思います。

　　今回の大雪の被害、本県の農林水産被害、昨日の昼時点で、県全体で184.27ヘクタール、被害総額10億を超えて10億2,400万円ということで、特にこの桜桃の雨テンの被害を中心とするパイプハウス被害が1,937件７億4,100万円という状況だと伺っていますし、この中で東根市が占める割合というのは非常に大きいものがあると思います。

　　そういった点を鑑みて、市単独で今回解体費や加温ハウスへの支援を制度化していただいたことは、私、非常に評価をしたいと、このように思います。

　　また、先ほど専決処分を承認したこの農道の除雪、この点など含めて、これから気象変動頻発する昨今であります。この農業被害によって営農意欲が衰退しないようにしていくことが、東根市に望まれてる農家の皆さんの声だと是非受け止めていただきたいと思いますし、先ほどご説明ありましたが、私はこのＪＡグループとの連携、これ非常に大事だとこのように思いますので、より一層このＪＡグループとこの農業被害への防災・減災対策のさらなる体制の構築を検討していただきたいということを要望申し上げて、質問を終わりたいと思います。

○細矢俊博議長　以上で、ご了承願います。

　　ほかに、ご質疑ありませんか。

　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　質疑もありませんので、これで終わります。

　　ここで、暫時休憩します。

　　　午前１０時３７分　休　憩

　　　午前１０時３７分　開　議

○細矢俊博議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。

　　次に、議第24号に対する討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。

　　これから、議第24号　令和２年度東根市一般会計補正予算（第13号）について、採決をします

　　議第24号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　異議なしと認めます。よって、議第24号は原案のとおり可決されました。

　　◎議第２５号　令和２年度東根市国民健康保険特別会計補正予算（第４号）

○細矢俊博議長　次に、議第25号について質疑を行います。

　　ご質疑ありませんか。

　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　　　質疑もありませんので、これで終わります。

　　ここで、暫時休憩します。

　　　午前１０時３８分　休　憩

　　　午前１０時３８分　開　議

○細矢俊博議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。

　　次に、議第25号に対する討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。

　　これから、議第25号　令和２年度東根市国民健康保険特別会計補正予算（第４号）について採決をします。

　　議第25号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　異議なしと認めます。よって、議第25号は原案のとおり可決されました。

　　◎議第２６号　令和２年度東根市公共下水道事業会計補正予算（第２号）

○細矢俊博議長　次に、議第26号について質疑を行います。

　　ご質疑ありませんか。

　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　　　質疑もありませんので、これで終わります。

　　ここで、暫時休憩します。

　　　午前１０時３９分　休　憩

　　　午前１０時３９分　開　議

○細矢俊博議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。

　　次に、議第26号に対する討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。

　　これから、議第26号　令和２年度東根市公共下水道事業会計補正予算（第２号）について採決をします。

　　議第26号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　異議なしと認めます。よって、議第26号は原案のとおり可決されました。

　　◎議第３６号　東根市教育委員会教育長の任命について

○細矢俊博議長　次に、議第36号について質疑を行いますが、本件は元木教育長の一身上に関する事件でありますので、元木教育長の退席を求めます。

　　　〔元木正史教育長　退席〕

○細矢俊博議長　これから質疑を行います。

　　ご質疑ありませんか。

　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　質疑もありませんので、これで終わります。

　　次に、討論ですが、本案は人事案件ですので討論を省略したいと思います。

　　これにご異議ありませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　異議なしと認めます。したがいまして、討論を省略することに決しました。

　　これから、議第36号　東根市教育委員会教育長の任命について採決をします。

　　議第36号は、原案に同意することにご異議ありませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　異議なしと認めます。よって、議第36号は原案に同意することに決しました。

　　ここで、元木教育長の復席を認めます。

　　　〔元木正史教育長　復席〕

○細矢俊博議長　元木教育長に申し上げます。

　　議第36号については、これに同意することに決しましたので報告いたします。

　　◎議第３７号　東根市教育委員会委員の任命について

○細矢俊博議長　次に、議第37号について質疑を行います。

　　ご質疑ありませんか。

　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　質疑もありませんので、これで終わります。

　　次に、討論ですが、本案は人事案件ですので、討論を省略したいと思います。

　　これにご異議ありませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　異議なしと認めます。

　　したがいまして、討論を省略することに決しました。

　　これから、議第37号　東根市教育委員会委員の任命について採決をします。

　　議第37号は、原案に同意することにご異議ありませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　異議なしと認めます。

　　よって、議第37号は原案に同意することに決しました。

　　◎議第３８号　人権擁護委員候補者の推薦について

○細矢俊博議長　次に、議第38号について質疑を行います。

　　ご質疑ありませんか。

　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　質疑もありませんので、これで終わります。

　　次に、討論ですが、本案は人事案件ですので、討論を省略したいと思います。

　　これに、ご異議ありませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　異議なしと認めます。

　　したがいまして、討論を省略することに決しました。

　　これから、議第38号　人権擁護委員候補者の推薦について採決をします。

　　議第38号は、原案に同意することにご異議ありませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　異議なしと認めます。

　　よって、議第38号は原案に同意することに決しました。

　　◎議　案　上　程

○細矢俊博議長　次に、日程第13　発議第１号及び日程第14　発議第２号の２議案を一括して議題とします。

　　◎提案理由の説明

○細矢俊博議長　はじめに、議会運営副委員長に提案理由の説明を求めます。

　　議会運営副委員長、８番片桐勝寿議員。

　　　〔片桐勝寿議会運営副委員長　登壇〕

○片桐勝寿議会運営副委員長　皆さん、おはようございます。

　　議長の指名により、発議第１号　東根市議会基本条例の設定について及び発議第２号　東根市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例の制定について、以上２議案について提案理由の説明を申し上げます。

　　はじめに、発議第１号についてでありますが、本市議会のさらなる活性化を図るため設置した議会のみらい検討委員会において、これまで取り組んできた様々な議会改革による成果を踏まえ、東根市議会及び東根市議会議員としての活動原則等を定め、東根市議会の目指すべき姿の実現と、さらなる議会改革の推進を図り、もって市民福祉の向上と市政の発展に寄与するため条例を設定するものであります。

　　次に、発議第２号についてでありますが、発議第１号として提案した東根市議会基本条例については、本市議会における最高規範性を有する条例として定めるものであり、当該条例に合わせ関係規定を整理するため所要の改正を行うものであります。

　　以上、提案理由の説明を申し上げましたが、何とぞご理解を賜りまして、原案のとおりご可決くださいますよう、お願いを申し上げ、説明を終わります。

○細矢俊博議長　以上で、提案理由の説明を終わります。

　　ただいま議題となっております２議案については、会議規則第37条第２項の規定により、委員会に付託しませんのでご了承願います。

　　これから、発議第１号について質疑を行います。

　　ご質疑ありませんか。

　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　質疑もありませんので、これで終わります。

　　ここで、暫時休憩します。

　　　午前１０時４７分　休　憩

　　　午前１０時４７分　開　議

○細矢俊博議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。

　　次に、発議第１号についての討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。

　　これから、発議第１号　東根市議会基本条例の設定について採決をします。

　　発議第１号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　異議なしと認めます。

　　よって、発議第１号は原案のとおり可決されました。

　　次に、発議第２号について質疑を行います。

　　ご質疑ありませんか。

　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　質疑もありませんので、これで終わります。

　　ここで、暫時休憩します。

　　　午前１０時４８分　休　憩

　　　午前１０時４８分　開　議

○細矢俊博議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。

　　次に、発議第２号についての討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。

　　これから、発議第２号　東根市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例の制定について採決をします。

　　発議第２号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　異議なしと認めます。よって、発議第２号は原案のとおり可決されました。

　　会議の途中ですが、ここで議場内の換気のため午前10時55分まで休憩します。

　　　午前１０時５０分　休　憩

　　　午前１０時５５分　開　議

○細矢俊博議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。

　　◎議　案　上　程

○細矢俊博議長　次に、日程第15　令和３年度施政方針表明及び日程第16　議第３号から、日程第45　議第35号までの31議案を一括して議題とします。

　　◎令和３年度施政方針表明

　　◎提案理由の説明

○細矢俊博議長　これから、令和３年度施政方針表明及び提案理由の説明を求めます。

　　土田市長。

　　　〔土田正剛市長　登壇〕

○土田正剛市長　本日、ここに令和３年東根市議会第１回定例会において、新年度予算をはじめ、重要案件の審議をお願いするに当たり、私の市政運営に対する所信の一端を申し上げ、市議会並びに市民の皆様のご理解とご支援を賜りたいと思います。

　　世界中を恐怖に陥れ、市民生活に大きな混乱をもたらしている新型コロナウイルスの感染拡大は、未だに収束の兆しが見えない状況にあります。

　　中国の一都市で発生したとされる新たな感染症は、瞬く間に世界中に広がり、地球規模で人や物の移動が停滞し、経済や市民生活に深刻な影響が広がるなど、まさに未曾有の災厄となりました。

　　こうした中において、感染のリスクを負いながら、日々未知のウイルスと最前線で闘っておられる医療従事者をはじめとする関係者の方々に、心から敬意を表します。

　　本市においても、複数の感染者が確認され、観光業や飲食業などを中心に、地域経済は大きな打撃を受けております。

　　また、コロナ禍によって、市民生活も活動の制限や自粛、経済的な影響などによって一変し、多くの市民が感染や今後の生活への不安を抱きながら日々を送っております。

　　イギリスやアメリカなどでは、新型コロナウイルスワクチンの接種が本格化しており、日本においても医療従事者への接種が始まったところであります。

　　本市においても、万全の実施体制を整え、対象となる市民に速やかにワクチンをお届けし、新たなウイルスの脅威から命と生活を守り抜き、一日も早く平穏な日常を取り戻さなければならないと決意を新たにしているところであります。

　　また、これまで、本市独自の新型コロナウイルス関連緊急経済対策として10億円を超える補正予算を編成し「ガンバレ東根応援事業」を展開してまいりましたが、地域経済の再生に向け、国・県と歩調を合わせ、今後も必要な対策を速やかに実施してまいります。

　　近年、全国的な豪雨災害など異常気象による災害が頻発しており、温暖化による地球環境の破壊を食い止めるためにも、一人一人の自覚と、具体的な行動が求められています。

　　昨年１月、本市は県内自治体ではじめて「ゼロカーボンシティ」を表明いたしました。

　　その後、山形県をはじめ、県内の多くの自治体がこれに賛同し、政府もカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を宣言したことは皆様ご承知のとおりであります。

　　地球温暖化は、抜き差しならない段階にまで進行し、今後10年が私たちの未来を決めるとも言われており、環境をめぐる取組の重要性や必要性がますます高まってまいります。

　　次代を担う子どもたちに、健やかな地球環境を引き継ぐためにも、この取組を大きなうねりにしていかなければなりません。

　　私は、県内全市町村が「ゼロカーボンシティ」を宣言し、地球温暖化防止のため、環境問題に県を挙げて取り組むよう提案してまいりました。

　　こうした姿勢が、環境問題への意識が高い若い世代の共感を生み、地方への人口流入の受け皿として、山形県を選んでいただく強みとなっていくはずであります。

　　今後も、県などと連携しながら「ゼロカーボンシティ」としての取組を強化してまいります。

　　昨年７月、本市をはじめ、山形県全域を襲った豪雨は、松沢地区を中心に住宅や道路、田畑の浸水など、大きな被害をもたらしました。

　　昭和42年の羽越水害以来50年ぶりの災害は、我々の想像をはるかに超え、日頃からの備えがいかに重要であるかを痛感したところであります。

　　７月豪雨を教訓とし、西部地区への「（仮称）西部防災センター」の整備に向け、実施設計や、造成・建設工事に着手し、安全・安心なまちづくりを進めてまいります。

　　また、浸水により市民生活や企業活動の生命線である水の供給が絶たれることのないよう、新年度より水源地への浸水対策を進めるとともに、流域の住民や事業所との連携を図りながら、円滑な避難体制の構築、コロナ禍における避難所運営の見直しなど、事前防災を強化してまいります。

　　新型コロナウイルスの感染拡大、７月豪雨や今冬の豪雪による被害など、この１年は暗いニュースばかりでありましたが、東洋経済新報社や、民間の住宅メーカーによる「住みよさランキング」や「住みここちランキング」、そして、県が公表している市町村別経済成長率などにおける県内トップ獲得のニュースは本市に明るい希望をもたらしました。

　　本市は以前、「へそのないまち」と言われておりましたが、土地区画整理事業により、都市基盤の整備を進め、「タントクルセンター」や「まなびあテラス」の建設、「東桜学館」の誘致などにより、さくらんぼ東根駅を中心としたエリアは、今や多くの人が集い、行き交うまさに「にぎわいの拠点」となりました。

　　こうした取組に加え、子育て支援や教育をはじめとする独自施策の推進が、「住みよいまち」として客観的に評価していただけたものと思っております。

　　ある市民から届いた手紙にも「東根市は目覚ましい発展を遂げ、生活面はもちろん娯楽においてもほぼ市内で完結する本当に住みやすいまちになりました。」という一節がありました。

　　このように、多くの市民に誇りと愛着を感じていただけるまちへと成長したことを大変うれしく思っております。

　　本市に限らず、少子高齢化や人口減少を食い止めるため、全国の自治体が知恵を絞り、工夫を凝らした施策を展開しております。

　　こうした住民が、自治体を選ぶ時代を勝ち抜き躍進していくため、将来を展望した行政運営の指針として「第５次東根市総合計画」の策定を進めてまいりました。

　　新年度からは、本計画に基づき、将来を見据えた新たな施策や、行政ニーズを踏まえた重点施策の推進により、今後も多くの方々に選ばれ続けるまちとして発展していけるよう、全力を傾注してまいります。

　　新年度の主な重点施策について総合計画に掲げた体系に基づき概要を説明いたします。

　　はじめに「だれもがやすらぎと充実、しあわせを実感できるまち」について申し上げます。

　　本市はこれまで「子育てするなら東根市」をスローガンに掲げ、子育て支援に重点的に取り組み、若い世代からも絶大な支持を受けてまいりました。今後も多様化するニーズに応え、子育て環境の充実を図ってまいります。

　　新年度からこれまで、子育て応援新五つ星事業として実施してきた小児インフルエンザ予防接種助成事業をさらに拡充し、１回だった助成を２回とし、経済負担の軽減や感染予防を図ります。また、令和４年度の開園に向け、仮称東根こども園の整備を進めてまいります。

　　少子化の流れに歯止めをかけるには、子育て支援に加え結婚の推進も重要となります。市民の結婚の希望が叶えられるよう、結婚に伴う経済負担を軽減する結婚新生活支援事業を新たに実施します。

　　我が国においてがんは死因の第１位となっており、今や約２人に１人が罹患する国民病と言われております。こうした中、山形大学医学部に東北初の重粒子線治療センターが誕生し、昨日から治療が開始されたところであります。最先端の高度医療を受診しやすい環境を整えるため、公的保険の適用外となる治療費の一部を助成し、経済負担の軽減を図ってまいります。

　　団塊の世代が75歳以上となるいわゆる2025年問題が間近に迫っております。

　　新たに策定した老人福祉計画や第８期介護保険事業計画に基づき、高齢者が住み慣れた地域で豊かに生き生きと暮らし続けるため、医療、介護、生活支援等を一体的に提供する地域包括ケアシステムの構築や介護ニーズへの対応を推進してまいります。

　　防災体制の充実については、冒頭に申し上げた（仮称）西部防災センター整備事業や水源地への浸水対策に加え、先の豪雨災害の教訓を踏まえ、救命胴衣やドライスーツ等の整備を行う水防用装備整備事業や、段ボールベッドなど新型コロナウイルス対策を踏まえた避難所用備品の充実を図る地域防災事業を実施します。また高規格救急車を増車し、安全・安心なまちづくりを推進してまいります。

　　新たな情報入手手段として、若者を中心にＳＮＳが急速に普及している現状を踏まえ、災害時を中心としたリアルタイムの情報発信や情報提供機会の拡充を図るため、新たにＳＮＳ情報発信事業を実施し、ＬＩＮＥ公式アカウントの開設などを進めます。

　　次に、「環境、自然、歴史、文化が調和する風格とうるおいのまち」について申し上げます。

　　2050年までに人為的に排出される二酸化炭素の量を抑制し、森林などによる吸収量との均衡を図るゼロカーボンシティを実現するため、これまで継続してきた環境ＩＳＯ14001や学校版ＩＳＯなどに加え、市民・企業・行政などが一体となった取組を強化してまいります。

　　目指すべきゴールを皆で共有するため、キックオフイベントとして環境シンポジウムを開催いたします。また、これまでも脱炭素社会の実現に向けた太陽光発電システムや、蓄電池設置への支援を進めてまいりましたが、新たに環境負荷の少ないペレットストーブ等の設置についても補助し、環境保全の取組を強化してまいります。

　　さらに令和４年度の開園を目指す、（仮称）東根こども園については、壁面緑化や植栽の充実など、環境に配慮した整備に努めてまいります。

　　次に、「魅力にあふれ、にぎわいと活力に満ちたまち」について申し上げます。

　　昨年は東京オリンピック・パラリンピックが開催され訪日外国人客数が大幅に増加し、国際化グローバル化が一気に加速をする年になるものと誰もが確信しておりました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、その思いは叶いませんでした。

　　本市においてもホストタウン事業をはじめ、交流や観光などに関するイベントの多くが中止や縮小を余儀なくされ、本年の事業についてもこれまでどおり実施する目処は立っていないところであります。こうした厳しい状況ではありますが、与えられた環境の中で最善を尽くし、本市の魅力を全国に発信してまいります。

　　さくらんぼマラソン大会については、本年は特別大会と位置づけ、定員を3,000名とし、アプリを活用してそれぞれが好きな場所でハーフマラソンと同じ距離の完走を目指す、オンラインでの開催といたします。

　　ＧＩ東根さくらんぼ等を参加賞とし、あわせて過去の大会のゲストによる応援メッセージや、大会ＰＲ動画の公開、ＳＮＳによる写真投稿などの企画で大会を盛り上げ、本市の魅力を大いにアピールしてまいります。

　　その他のイベントについても今後の感染状況等を踏まえながら、実施の判断やその内容等について慎重に検討してまいります。

　　国際化や交流に関する事業についても先行きが見えない状況となっておりますが、新型コロナウイルスによる交流などの停滞は一時的なものであり、中長期的にはグローバル化は間違いなく進展するものと捉えております。

　　本市に在住、来訪する外国人の増加を見据え、外国人も暮らしやすいまちづくりを目指した日本語教室の開催や行政情報の多言語化を進めてまいります。

　　新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により、甚大な影響を受けている商業の振興につきましては、昨年の緊急経済対策に続き、商店街等のにぎわい創出や各店舗・商店の環境整備に向けた支援を行うウィズコロナ経済活性化事業を実施するとともに、売上が減少した中小企業への無利子融資に係る利子補給による支援を継続してまいります。

　　また、地域経済の活性化を図るため、今後の感染状況等を踏まえ、必要な措置について積極的に検討してまいります。

　　地理的表示保護制度への登録５年目を迎えるＧＩ東根さくらんぼについては、着実に定着しており、年々評価が高まっております。

　　コロナ禍による影響が危惧されましたが、昨年は豊洲市場で前年を上回る１キログラム60万円の高値で競り落とされるなど、本市の質・量ともに日本一のさくらんぼに対する市場の期待と信用の高さを改めて確認することができました。

　　農業については、従事者の高齢化や労働力不足、耕作放棄地の増加など、厳しい状況にありますが、今後もブランド化や６次産業化の推進等により産業都市の魅力を高めてまいります。

　　また、新たに就農する際の農業用設備や機械の取得に対して支援を行う就農ファーストステップ支援事業の対象を拡大するとともに、農地の賃借に要する経費を新たに助成するなど、担い手の確保に努めてまいります。

　　東北中央自動車道は、東根北インターチェンジ・大石田村山インターチェンジ間が来年いよいよ開通いたします。交通の要衝としての本市の重要性が一層増すことから、広域道路ネットワークの強化に向け、国道48号のバイパス化や国道287号の４車線化、一般県道長瀞野田線、都市計画道路宮崎西道線延伸の早期着手を国や県に対し強く要望してまいります。

　　また、市道山形空港北線への右折レーンの整備など、宅地開発による道路需要が増加している地域などを中心に、日常生活に密着した道路の整備を進め、都市基盤の充実を図ります。

　　昨年、泉郷地域において、デマンド型乗合タクシーの本格運行を開始いたしました。10月からは沼沢・猪野沢地域にエリアを拡大し、今年１月に運行を開始した、市民バス中央循環東根線と合わせ、市民生活の維持に欠かせない公共交通の充実を図ってまいります。

　　次に「こころ豊かな人が輝く教育と文化のまち」について申し上げます。

　　私が全国公立学校施設整備期成会会長として、政府与党に要請してきたＧＩＧＡスクール構想に基づくＩＣＴ環境の充実については、児童生徒１人に１台のパソコンを配置するための予算が令和２年度に前倒しされ大きく前進いたしました。本市では、他の自治体に先駆け、12月にパソコンの配備を、２月には高速大容量ネットワークの整備を行ったところであります。

　　ハード面での環境は整いつつありますが、今後はこれらの機器を活用した学びの深化や学習活動の一層の充実、授業の改善に向けてＩＣＴ支援員の配置や人材の育成を進めるなど、指導体制の充実を図ってまいります。

　　ＩＣＴ教育をはじめとする急速な情報化やグローバル化の進展などに伴い、学校現場に求められる役割が拡大しており、教員の業務負担の軽減が喫緊の課題となっております。

　　教員の多忙化を解消し教員の質の向上を図るとともに、児童生徒に向き合う時間の充実を図るため、新年度から全小中学校において統合型校務支援システムを導入いたします。

　　神町地区においては、１月に神町小学校の新校舎が完成し、より一層魅力が高まったところであります。また、神町駅西地区を中心とした活発な宅地開発等により人口増加が見込まれ、当面、児童・生徒数の増加が続くと予想されます。

　　神町中学校では、一部プレハブ校舎により生徒数の増加に対応してまいりましたが、教育環境の充実を図るため、令和６年４月の供用開始に向けて、校舎増築を進めてまいります。

　　昨年、本市の名誉市民である植松弘祥氏がご逝去されました。同氏は、大ケヤキ書道絵画展を全国規模に育てるなど、本市の芸術文化の発展に大きく貢献されました。本年の大ケヤキ全国書道絵画展において、同氏の遺作の特別展示を行うなど、今後も同氏の功績を深く心に刻み、芸術文化の振興に努めてまいります。

　　12月の大雪などの影響により、東根の大ケヤキの枝の一部が折れ、市民の皆様に大変ご心配をおかけいたしました。今後、大ケヤキ周辺の安全対策を行うとともに、少しでも樹勢が回復し、元気な大ケヤキを後世に引き継いでいくため、緊急の調査を行い、適切な保護・管理に努めてまいります。

　　最後に「市民みんなで力をあわせる協働のまち」及び「計画推進のために」について申し上げます。

　　これまで地方から東京への人口の流出が加速しておりましたが、総務省が公表する人口移動報告ではコロナ禍の影響により、昨年４月から７か月連続、東京からの転出が転入を上回る転出超過が続いております。

　　東京一極集中はようやく崩れつつあり、地方自治体はこれをチャンスと捉え、選ばれる自治体を目指して移住や定住施策を進めていかなければなりません。

　　定住促進事業については、子育て加算の対象を中学生世代から高校生世代まで拡充し、人口の維持、地域力の向上を図ります。

　　また、移住希望者に情報を提供することで不安を解消するとともに、経済的不安などを軽減し、決断の後押しとなるよう、ひがしね移住促進事業を新たに実施してまいります。

　　移住ポータルサイトの開設や新たなパンフレットの作成、イベントへの出展等を通し、本市の魅力や情報を広く発信してまいります。

　　また、「おためし地域おこし協力隊制度」の導入や、移住コーディネーターの新たな配置などにより、段階的に応じたきめ細やかな支援を行い、首都圏を中心とした地域からの移住を促進します。

　　この度のコロナ禍の対応をめぐっては、全国的に特別定額給付金におけるオンライン申請で大きな混乱が生じるなど、行政サービスなどでのデジタル化の遅れが浮き彫りとなりました。

　　押印原則や書面・対面主義など、これまでの常識や意識を転換する絶好の機会と捉え、制度や組織の在り方等をデジタル化と合わせ見直していかなければなりません。

　　新年度からは、市税や水道料金・下水道使用料においてスマートフォン決済アプリによる納付サービスを導入し、さらなる利便性の向上と納付環境の充実を図ってまいります。

　　また、ピンチをチャンスに変え、これからの行政の在り方を変革していくため、総合政策課に（仮称）デジタル戦略推進室を新設し、電子申請の推進など、市民サービスや利便性の向上に向けて検討してまいります。さらに、デジタル専門人材派遣制度などを活用し、デジタル技術を生かした、業務の効率化を推進し、職員が重点分野に集中して取り組める環境を整え、行政サービスのさらなる向上を図ってまいります。

　　これまで、持続可能な行財政運営を実現するため、行財政改革など不断の努力を続けてまいりました。これにより安定した財政基盤が確保され、様々な施策を展開する原動力となってきたところであります。

　　しかしながら、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う市民生活や地域経済への影響は極めて大きく、市税収入や財政運営への影響も避けられないものと捉えております。

　　選択と集中による財源の重点配分と事業費の効率的執行に努めるとともに、ふるさと納税制度の積極的な取組により歳入の確保を図るなど、この難局を打開してまいります。

　　次に、令和３年度予算案の大綱についてご説明を申し上げます。

　　新型コロナウイルス感染症による経済への影響が依然として厳しい状況で編成された国の令和３年度予算案につきましては、前年度当初比3.8％増の106兆6,097億円であり、感染拡大防止と社会経済活動の両立を図りつつポストコロナの新しい社会の実現を目指すとされています。

　　地方財政計画では、地方の行政サービスの安定供給や防災減災等の重要課題への財源のため、大幅な減収を見込む地方税や地方譲与税の補塡として、地方交付税を前年度比5.1％の増、臨時財政対策債を74.5％の大幅増とし、一般財源総額は前年度比0.5％減の63兆1,432億円とされたところであります。

　　また、県の新年度予算は、市町村とのさらなる連携を図りながら財政健全化と持続可能な財政運営の確保を目指し、予算の編成が進められたところであります。

　　本市におきましても、新型コロナウイルス感染症の影響が市民生活や経済活動など多方面に及んでおり、各種支援策が急務であるとともに、増大する社会保障や継続的な行政需要への対応も不可欠であります。

　　また、このような状況においても、持続的な発展と将来の飛躍に向け、総合計画に掲げる各施策を実施していく必要があり、健全財政の堅持を意識し、国・県からの補助金等を積極的に活用した予算配分を行ったところであります。

　　以上の基本的な考えのもとに編成しました令和３年度の一般会計予算案は、近年の行政需要の高まりを受け、過去最高額となる226億6,200万円となったところであります。

　　その概要についてでありますが、はじめに歳入予算についても説明いたします。

　　市税収入は、個人市民税を前年度とほぼ同額を見込むものの、法人市民税については厳しい経済状況を踏まえ9.8％の減とするとともに、固定資産税についても評価替えや設備投資の減少による影響を見込み6.8％の減としたところであります。その結果、市税総額として前年度比3.6％減の60億9,562万6,000円としたところであります。

　　また、地方交付税につきましては、国の地方財政対策や今年度の交付額等から、前年度比14.8％減の36億2,200万円、臨時財政対策債につきましては、前年度比58.9％増の８億9,000万円と見込んでおります。

　　繰入金につきましては、ふるさとづくり基金繰入金や公共施設等総合管理基金繰入金等により、前年度比33.5％増の24億2,525万3,000円を計上しております。

　　次に、歳出予算についてご説明を申し上げます。

　　議会費につきましては、市民に身近で親しみやすい議会づくりを行うため、議会活性化事業を計上したほか、タブレット端末の運用経費や議会だより発行事業を継続して予算化しております。

　　総務部門につきましては、ひがしね移住促進事業や結婚新生活支援事業、行政デジタル変革推進事業を新規に計上したほか、市税のキャッシュレス決済の導入や、外国人への防災や日本語支援、定住促進事業の子育て加算の拡充についても予算化しております。

　　また、市民生活の安全安心を図るため、新たなＳＮＳを活用した防災情報等の発信や、（仮称）西部防災センター整備に向けた経費についても計上しております。

　　民生・福祉部門につきましては、仮称東根こども園建設工事及びタントクルセンターの空調設備更新費用を計上しております。

　　また新たに始まる重粒子線がん治療への助成や未就学児へのインフルエンザ予防接種助成の拡充、環境シンポジウム開催経費についても予算化しております。

　　幼児教育・保育の無償化や子育て応援五つ星事業などの子育て支援経費及び高齢者や障がいのある方への支援についても継続して予算を計上しております。

　　経済部門につきましては、地域経済や事業者への支援として、昨年コロナ禍において実施した経済対策や中小企業等への利子補給について、今年度も予算化したほか、企業奨励補助事業や産業立地促進資金融資事業等も引き続き計上しております。

　　また、本市農産物等のブランドイメージを高める販路拡大につなげるため、オンラインによるさくらんぼマラソン大会経費や、ＧＩ東根さくらんぼに関する経費、ふるさと納税特産品ＰＲ事業等を引き続き予算化しております。

　　農業の振興につきましては、経営支援や農地保全を図るべく、元気な農業経営による所得1.3倍プロジェクト事業、園芸産地活性化支援事業、多面的機能支払交付金事業等について継続するとともに、移住を含めた就農支援強化のため、就農ファーストステップ支援事業を拡充して計上しております。

　　建設部門につきましては、国の社会資本整備総合交付金を活用した市道神町駅前線、藤助新田７号線、蟹沢谷地線などの道路工事、野田橋補修工事等を計上しています。

　　道路新設改良単独事業では、市道長瀞17号線、泉郷中部線などの整備を予算化したほか、都市計画道路大林中央通り線、仮称大森山公園クロスカントリーコース整備事業等を進めてまいります。

　　また、市民の日常生活に密接した道路維持事業、生活密着道路整備事業、除排雪事業及び災害防除事業についても継続して取り組んでまいります。

　　市営住宅の管理運営及び都市公園の維持管理につきましても、必要額を継続して計上しております。

　　消防部門につきましては、新たな高規格救急自動車を購入するほか、水害被害の軽減を図るための水防備品購入経費を計上しております。

　　また、消防団活動の充実と活動支援強化のため、非常備消防事業や消防団充実強化事業、ポンプ車等の更新に係る経費について引き続き予算に計上しております。

　　教育部門につきましては、旧神町小学校の解体経費と、神町中学校増築事業を計上したほか、小中学校における１人１台端末やＩＣＴ支援員の配置、校務支援システムの導入など、ＧＩＧＡスクール構想に基づく新たな経費を計上しております。

　　また、地産地消を進め、栄養のバランスがとれた給食の提供についても引き続き予算化しております。

　　小中学校や公民館、東の杜、まなびあテラス等の施設維持費を見込むとともに、文化振興施策に係る予算についても継続して計上しております。

　　次に、特別会計についてご説明申し上げます。

　　国民健康保険特別会計につきましては、医療給付費納付金等の減により、前年度比２％減の48億600万円としたところであります。

　　東根財産区特別会計では、財産管理費の所要額として150万円を計上しております。

　　介護保険特別会計につきましては、高齢者の増加に伴う、介護サービスの需要増を見込み、前年度比3.8％増の45億6,100万円を計上しております。

　　第８期介護保険事業計画に基づいた自立支援及び介護予防・重度化防止に向けた取組を引き続き行い、介護基盤の充実・強化を図ってまいります。

　　市営墓地特別会計では、今後の墓地利用等を把握するためのアンケート経費等を計上し、94.4％増の350万円としたところであります。

　　後期高齢者医療特別会計につきましては、後期高齢者医療広域連合への納付金の減により、前年度比4.1％減の５億4,300万円を計上しております。

　　次に、水道事業会計について申し上げます。

　　収益的収入については、11億6,936万9,000円を見込み、収益的支出については、事業運営経費などに11億4,544万8,000円を計上したところであります。

　　また、資本的収入については、4,094万8,000円を見込み、資本的支出については、老朽管の更新や水源地への浸水対策などを進める経費として７億4,231万7,000円を計上いたしました。

　　次に、工業用水道事業会計について申し上げます。

　　収益的収入については、２億2,441万9,000円を見込み、収益的支出については２億2,242万1,000円を計上したところであります。

　　また、資本的収入はなく、資本的支出については2,100万円を計上いたしました。

　　次に、公共下水道事業会計について申し上げます。

　　収益的収入については、14億7,925万4,000円を見込み、収益的支出については事業運営経費などに14億7,301万3,000円を計上したところであります。

　　また、資本的収入については９億829万4,000円を見込み、資本的支出については、汚水管渠の布設整備や雨水幹線樋門整備工事などの経費として、11億8,601万7,000円を計上しております。

　　水道等及び下水道の公営企業会計につきましては、施設の維持管理に万全を尽くすとともに、安定した経営に努めてまいります。

　　苦しい状況にあるときこそ、市民が心を一つに力を合わせることが何よりも大切であります。

　　未来に思いを馳せ、周囲に心を配り、今できることをそれぞれ考え実行していくことで必ずや希望の光が差すものと確信しております。

　　私は４万8,000市民の先頭に立ち、東根の未来を切り開いていくため、力の限りを尽くし行政運営に取り組んでまいる所存でありますので、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願いを申し上げ、令和３年度の施政方針及び予算案の大綱といたします。

　　それでは、先議いただきました議案以外の案件についてご説明を申し上げます。

　　はじめに、議第３号　東根市私有地等における放置自動車の適正な処理に関する条例の設定についてでありますが、市有地等における放置自動車の適正な処理に関し、必要な事項を定めるため、条例の設定について提案するものであります。

　　次に、議第４号　東根市新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時基金条例の設定についてでありますが、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源とする新たな基金を設置するため、条例の設定について提案するものであります。

　　次に、議第５号　東根市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、東根市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の公布に伴い、所要の改正について提案するものであります。

　　次に、議第６号　東根市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、第８期介護保険事業計画における保険料の額の設定に伴い、所要の改正について提案するものであります。

　　次に、議第７号　東根市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定についてでありますが、国が定める基準等の一部改正に伴い、所要の改正について提案するものであります。

　　次に、議第８号　東根市市民バス設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、「休石線」及び「荷口神町東根線」の起点となる停留所を変更することに伴い、所要の改正について提案するものであります。

　　次に、議第９号　東根市市道の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、道路構造令の一部改正に伴い、所要の改正について提案するものであります。

　　次に、議第10号　東根市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、道路法施行令の一部を改正する条例の施行に伴い、所要の改正について提案するものであります。

　　次に、議第11号　東根市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、高齢者、障がい者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の一部改正に伴い、所要の改正について提案するものであります。

　　次に、議第12号　東根コミユニテイセンター設置及び管理に関する条例を廃止する条例の設定についてでありますが、東根コミュニティセンターの無償譲渡に伴い、条例の廃止について提案するものであります。

　　次に、議第13号　第５次東根市総合計画の基本構想についてでありますが、令和３年度以降の総合的かつ計画的な行政運営を図るため、東根市議会の議決をすべき事件に関する条例の規定により提案するものであります。

　　次に、議第14号から議第19号までの指定管理者の指定についてでありますが、東根市民体育館等、公の施設の管理を行わせる指定管理者の指定６件に関し、地方自治法の規定により提案するものであります。

　　次に、議第20号　東根市立（仮称）東根こども園新築工事（建築主体工事）請負契約の締結についてでありますが、請負契約に付するため、地方自治法の規定により提案するものであります。

　　次に、議第21号　財産の取得についてでありますが、大森山公園クロスカントリーコース用地として取得するため、地方自治法の規定により提案するものであります。

　　次に、議第22号　市有財産の無償譲渡についてでありますが、東根コミュニティセンターについて、自治会活動等に資する施設として無償譲渡するため、地方自治法の規定により提案するものであります。

　　次に、議第23号　市道路線の認定についてでありますが、市道路線網の見直しにより、市道２路線の認定を行うため提案するものであります。

　　次に、議第27号から議第35号までの令和３年度各会計予算につきましては、施政方針及び予算案の大綱で先にその概要を申し上げましたので説明を省略させていただきます。

　　以上、提案理由を申し上げましたが、詳細につきましては担当部課長に説明させますので、ご審議を賜りまして、原案のとおりご可決くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

○細矢俊博議長　次に、議第３号から議第19号まで及び議第23号の18議案について、庶務課長に補足説明を求めます。

　　安達庶務課長。

　　　〔安達利也庶務課長併選挙管理委員会事務局長　登壇〕

○安達利也庶務課長併選挙管理委員会事務局長　

議長の指示によりまして補足してご説明申し上げます。

　　はじめに、条例の設定２件についてご説明をいたします。議案書の15ページ、参考資料の１ページをお願いします。

　　議第３号　東根市市有地等における放置自動車の適正な処理に関する条例の設定についてになります。

　　市有地等に放置された自動車から生ずる障害を除去することにより市有地等の機能を速やかに回復するとともに、地域の美観の維持を図ることを目的に条例を設定し、放置自動車に係る調査、移動や保管、所有者等への勧告及び撤去命令など、放置自動車の適正な処理に関し必要な事項を定めるものです。

　　施行期日は令和３年４月１日からとなります。

　　続きまして、議案書の19ページ、参考資料の３ページをお願いします。

　　議第４号　東根市新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時基金条例の設定についてになります。

　　新型コロナウイルス感染症の影響を受けた中小企業者に対する利子補給事業及び信用保証料補助事業の実施に要する経費に関し、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源とする新たな基金を設置するため、条例を設定し、基金の積立て、基金の設置、積み立てる額の根拠、基金の管理方法、運用益金の処理方法及び基金を処分できる場合などについて定めるものです。

　　施行期日は公布の日からとし、条例の効力は令和８年３月31日までとするものです。

　　続きまして、条例の一部改正７件についてご説明をいたします。

　　はじめに、議案書の21ページ、参考資料の４ページをお願いします。

　　議第５号　東根市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてになります。

　　第７条において、東根市一般職の職員の給与に関する条例の読み替え規定を設けているフルタイム会計年度任用職員の期末手当に関する規定について、令和２年の給与改定により改正した内容を反映させるとともに、会計年度任用職員制度の運用初年度の状況を踏まえた文言の整理を行うものです。

　　施行期日は公布の日からとし、第１条の規定による改正後の条例の規定は令和２年11月30日から適用し、第２条の規定は令和３年４月１日から施行するものです。

　　続きまして、議案書の24ページ、参考資料の９ページをお願いします。

　　議第６号　東根市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてになります。

　　令和３年度から令和５年度までの３か年を計画期間とする第８期介護保険事業計画の策定に伴い、介護保険事業の安定した運営を図るため、保険料額の改定を行うものです。

　　基準額となる第５号に該当する被保険者の介護保険料では、現行の年額７万800円、月額5,900円から、年額７万3,200円、月額6,100円となります。

　　施行期日は令和３年４月１日からとなります。

　　続きまして、議案書の26ページ、参考資料の12ページをお願いします。

　　議第７号　東根市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定についてになります。

　　国が定める指定居宅サービス等の基準が改正されたことに伴い、この基準に従い、またはこの基準を参酌して制定している４つの条例について所要の改正を行うものです。

　　主な改正の概要ですが、介護サービス事業者に対し、感染症対策の強化、業務継続に向けた取組の強化及び高齢者虐待防止の推進について、３年間の経過措置期間を設けた上で義務づけをするほか、ハラスメント対策の強化、会議や他職種連携におけるＩＣＴの活用、電磁的記録による利用者への対応等について規定をするとともに、訪問系を除く全てのサービスにおいては地域と連携した災害への対応を強化することについて規定をするものです。

　　施行期日は一部の規定を除き、原則として令和３年４月１日からとなります。

　　続きまして、議案書の58ページ、参考資料の112ページをお願いします。

　　議第８号　東根市市民バス設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてになります。

　　市民バス利用者の安全の確保及び利便性の向上を図るため、市民バス休石線及び荷口神町東根線の起点となる停留所を変更することに伴い、条例に規定する起点の位置を改めるものであります。

　　施行期日は令和３年４月１日からとなります。

　　続きまして、議案書の59ページ、参考資料の114ページをお願いします。

　　議第９号　東根市市道の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定についてになります。

　　道路構造令の一部改正に伴い、交通安全施設の基準に自動運行補助施設を加えるほか、歩行者利便増進道路の基準に係る規定を新たに追加し、合わせて文言の整理をするものです。

　　施行期日は令和３年４月１日からとなります。

　　続きまして、議案書の61ページ、参考資料の116ページをお願いします。

　　議第10号　東根市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてになります。

　　道路の占用の期間が１月未満の道路占用料に係る消費税の課税についての規定を定性的な規定に改めるほか、道路占用料の額を平成30年度の固定資産税評価額の評価替えや地下に対する賃料の水準の変動などを踏まえ改定をするものです。

　　施行期日は令和３年４月１日からとなります。

　　続きまして、議案書の67ページ、参考資料の123ページをお願いします。

　　議第11号　東根市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてになります。

　　国の法令の一部改正に伴いまして、条例に引用している条文の文言を整理するものであります。

　　施行期日は令和３年４月１日からとなります。

　　続きまして、条例の廃止１件についてご説明をいたします。議案書の68ページ、参考資料の125ページをお願いします。

　　議第12号　東根コミユニテイセンター設置及び管理に関する条例を廃止する条例の設定についてになります。

　　第22号として提案いたします市有財産の無償譲渡により、東根コミユニテイセンターを原方区自治会に無償譲渡することに伴い、当該施設に関する条例を廃止をするものであります。

　　施行期日は令和３年４月１日からとなります。

　　続きまして、事件決議事項８件についてご説明いたします。

　　はじめに、議案書の69ページ及び別冊資料の第５次東根市総合計画基本構想をお願いします。

　　議第13号　第５次東根市総合計画の基本構想についてになります。

　　別冊資料の１ページをお願いします。

　　第１章は、総合計画策定の趣旨と性格になります。

　　２ページをお願いします。

　　第５次東根市総合計画は、本市の将来ビジョンと目標を定めた基本構想と構想の実現のために必要な施策や事業を体系化した基本計画で構成をしています。

　　基本構想は、目標年度を令和12年度とし、基本計画は計画期間を５年間としております。

　　続きまして、３ページからは第２章まちづくりの課題についてになります。

　　本市を取り巻く時代の潮流を踏まえまして、７ページの第２節以降で本市の主要な課題として10項目を掲げております。

　　続きまして、15ページからは第３章まちづくりの将来についてになります。

　　資料の16ページ、17ページをお願いします。

　　本計画では、目指す都市像を「豊かな環境みんなが選ぶ住みよいまち」とし、目指す市民像を「想像し支え合う心豊かな市民」また目指す行政像を「大ケヤキ行政」と設定をするものです。

　　続きまして、18ページからは第４章まちづくりの目標として、目指す本市の姿を具現化するための５つの目標等を掲げ、資料の21ページからの第５章施策の大綱では、目標を実現するための施策や事業の方向性を示しております。

　　続きまして、39ページからは第６章主要プロジェクトになります。ここでは、「輝きあふれる東根創生プロジェクト８」と名づけ重点的に取り組む８つのプロジェクトを掲げております。

　　続きまして、44ページからの第７章主要指標では、計画の基本となる指標及び本市が目指す将来の姿を示し、52ページからの第８章土地利用計画では、土地利用の基本方針などを掲げております。

　　基本構想についての説明は以上となります。議案書にお戻り願います。

　　続きまして、議案書の70ページ、議第14号から75ページの議第19号までの６議案は指定管理者の指定についてになります。

　　議案書の70ページ、議第14号では、東根市民体育館以下６施設の指定管理者に公益財団法人東根市スポーツ協会を、議案書の71ページ、議第15号では、東根市屋内多目的コートの指定管理者に東根温泉協同組合を、議案書の72ページ、議第16号では、東根市立さくらんぼ保育所の指定管理者に株式会社コビーアンドアソシエイツを、議案書の73ページ、議第17号では、東根市大富学童保育所の指定管理者に大富わらしっこクラブ運営委員会を、議案書の74ページ、議第18号では、東根市ふれあいセンターの指定管理者に社会福祉法人東根市社会福祉協議会を、議案書の75ページ、議第19号では、東根市子どもの遊び場の指定管理者に特定非営利活動法人クリエイト東根をそれぞれ指定をするものです。

　　続きまして、議案書の79ページ、参考資料の130ページをお願いします。

　　議第23号　市道路線の認定についてになります。

　　市道路線網の見直しに伴い、柏原５号線及び神町東24号線の２路線について新たに市道認定をするものです。

　　路線の位置等につきましては、参考資料のとおりとなります。

　　以上、ご説明申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。

○細矢俊博議長　次に、議第20号から議第22号までの３議案について、財政課長に補足説明を求めます。

　　岡田財政課長。

　　　〔岡田光弘財政課長　登壇〕

○岡田光弘財政課長　議長の指示によりまして、補足してご説明申し上げます。

　　議案書の76ページをお願いいたします。参考資料は126ページをお願いいたします。

　　議第20号　東根市立（仮称）東根こども園新築工事（建築主体工事）の請負契約の締結についてであります。

　　契約金額は４億480万円で、契約の相手方は幸栄建設株式会社であります。

　　次に、次のページ77ページ、参考資料は129ページをお願いいたします。

　　議第21号　財産の取得についてであります。

　　大森山公園クロスカントリーコース用地として土地３筆7,393平方メートルを３名の方から取得するものであります。

　　取得予定価格は3,492万7,900円であります。

　　次に、次のページ78ページをお願いいたします。

　　議第22号　市有財産の無償譲渡についてであります。

　　東根コミュニティセンターの建物と付帯設備一式を、自治会活動などに使用する条件を付して地元の原方区自治会へ無償にて譲渡するものであります。

　　以上、補足してご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。

○細矢俊博議長　以上で、施政方針表明及び提案理由の説明を終わります。

　　◎予算特別委員会への議案付託

　　次に、日程第46　予算特別委員会の議案付託を議題とします。

　　お諮りします。

　　議第27号から議第35号までの予算関係９議案については、議長を除く全員で構成する予算特別委員会を設置し、お手元に配付の議案付託表のとおり議案を付託したいと思います。これにご異議ありませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○細矢俊博議長　異議なしと認めます。

　　したがいまして、予算関係９議案については予算特別委員会を設置して、別紙、議案付託表のとおり審査することに決しました。

予　算　特　別　委　員　会　議　案　付　託　表

議第27号　　令和３年度東根市一般会計予算

議第28号　　令和３年度東根市国民健康保険特別会計予算

議第29号　　令和３年度東根市東根財産区特別会計予算

議第30号　　令和３年度東根市介護保険特別会計予算

議第31号　　令和３年度東根市市営墓地特別会計予算

議第32号　　令和３年度東根市後期高齢者医療特別会計予算

議第33号　　令和３年度東根市水道事業会計予算

議第34号　　令和３年度東根市工業用水道事業会計予算

議第35号　　令和３年度東根市公共下水道事業会計予算

　　◎散　　　　　会

○細矢俊博議長　これで本日の日程は全部終了しました。

　　本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。

　　　午後０時０８分　散　会