令和２年第３回東根市議会定例会　決算特別委員会　９月　１日

決　算　特　別　委　員　会　会　議　録

令和２年９月１日　午前１０時４８分　開　会

　佐　　藤　　　　　直　　決算特別委員長　　　　　　齋　　藤　　俊一郎　　副委員長

◎出席委員（１６名）

　１番　　　齋　　藤　　俊一郎　委員　　　　　　　２番　　　高　　橋　　弓　　嗣　委員

　３番　　　滝　　口　　公　　一　委員　　　　　　　４番　　　元　　木　　十四男　委員

　５番　　　東海林　　克　　彦　委員　　　　　　　６番　　　三　　宅　　一　　人　委員

　７番　　　植　　松　　　　　宏　委員　　　　　　　８番　　　片　　桐　　勝　　寿　委員

　９番　　　山　　科　　幸　　子　委員　　　　　　１０番　　　高　　橋　　鉄　　夫　委員

１２番　　　河　　村　　　　　豊　委員　　　　　　１３番　　　原　　田　　利　　光　委員

１４番　　　浅野目　　幸　　一　委員　　　　　　１５番　　　佐　　藤　　　　　直　議員

１６番　　　清　　野　　忠　　利　委員　　　　　　１７番　　　髙　　橋　　光　　男　委員

◎欠席委員　（なし）

◎説明のため出席した者の職氏名


土　田　正　剛	市　　　　　　長	元　木　正　史	教　　育　　長
武　田　庄　一	選挙管理委員会委　　員　　長	斎　藤　吉　則	代表監査委員
工　藤　喜惠治	農業委員会会長	菅　原　正　行	消　　防　　長
間木野　多加志	副　　市　　長	芦　野　耕　司	総　務　部　長
半　田　　　薫	市民生活部長	石　垣　和　彦	健康福祉部長
石　垣　有　一	経　済　部　長	小　松　伸一郎	建　設　部　長兼水道部長
佐　藤　　　広	会計管理者	佐　藤　慎　司	教　育　次　長
鈴　木　敬　一	総合政策課長	安　達　利　也	庶　務　課　長併選挙管理委員会事　務　局　長
岡　田　光　弘	財　政　課　長	井　澤　志都香	監　査　委　員事　務　局　長
加　藤　光　伸	農業委員会事　務　局　長

◎事務局職員出席者職氏名


高　橋　重　俊	事　務　局　長	菅　井　美奈子	事務局長補佐
森　谷　賢　司	議事係長	齊　藤　晋　平	主　　　　任
黒　坂　育　実	主任	井　上　正　宏	兼　務　書　記
辻　村　　　充	兼　務　書　記	井　上　正　宏	兼　務　書　記

◎本日審査した案件

議第５２号　令和元年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について

議第５３号　令和元年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について

議第５４号　令和元年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について

議第５５号　令和元年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について

議第５６号　令和元年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について

議第５７号　令和元年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算認定について

議第５８号　令和元年度東根市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について

議第５９号　令和元年度東根市水道事業会計決算認定について

議第６０号　令和元年度東根市工業用水道事業会計決算認定について

　　◎開　　　　　会

○佐藤　直決算特別委員長　皆さん、ご苦労さまです。ただ今から、決算特別委員会を開会します。

　　◎開　　　　　議

○佐藤　直決算特別委員長　本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがいまして、委員の出席は16名で、定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

　　◎議第５２号　令和２年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について外８件

○佐藤　直決算特別委員長　先ほどの本会議におきまして、決算特別委員会に付託になりました議案は、別紙付託表のとおり、議第52号から議第60号までの９議案であります。

　　以上、９議案を一括議題とします。

　　これから、議第52号から議第58号までの７議案について、会計管理者に説明を求めます。

　　佐藤会計管理者。

　　　〔佐藤　広会計管理者登壇〕

○佐藤　広会計管理者　委員長の指示により、議第52号から議第58号までの令和元年度東根市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。

　　それでは、令和元年度東根市歳入歳出決算書をお願いいたします。

　　４ページ、５ページをお開き願いたいと思います。

　　はじめに、令和元年度東根市歳入歳出決算総括表になります。

　　会計別の総括表になっておりますが、一番上の欄の一般会計をお願いいたしたいと思います。

　　歳入決算額が225億8,494万6,413円、歳出決算額が219億8,987万4,247円、歳入歳出差引残額が５億9,507万2,166円となっております。

　　一番下の欄をお願いいたします。

　　一般会計と６つの特別会計を合わせました合計になります。

　　歳入決算額が338億3,252万667円、歳出決算額が328億6,032万196円、歳入歳出差引残額が９億7,220万471円となったところであります。

　　続きまして、会計別の決算状況についてご説明を申し上げます。

　　７ページをお願いいたします。

　　はじめに、議第52号　令和元度東根市一般会計歳入歳出決算認定について申し上げます。

　　８ページ、９ページをお開き願いたいと思います。

　　歳入についてでありますが、第１款、市税の収入済額は69億9,133万7,251円で、前年度比で4.93％の減となっております。

　　また、不納欠損額は531万9,964円、収入未済額は３億3,692万7,380円であります。

　　項目別に見ますと、第１項の市民税が前年度と比較し、４億4,668万1,145円の減額となっております。これは個人市民税は増加したのですけれども、法人市民税が減少したことが影響しております。

　　次の第２項の固定資産税から第６項の都市計画税までは、いずれも増額となっております。第２款の地方譲与税についても増額であります。

　　第３款の利子割交付金から第８款までの各交付金についてでありますが、第４款の配当割交付金を除き減額となっております。

　　10ページ、11ページをお願いいたします。

　　第９款環境性能割交付金でありますけれども、令和元年度より新たに交付されたもので、その収入済額が533万7,000円となっております。

　　第11款地方特例交付金の収入済額ですが、１億5,676万8,000円で前年度と比較し、１億609万8,000円の増となっております。

　　これにつきましては、第２項の子ども・子育て支援臨時交付金が新たに交付されたため、大幅な増となったものであります。

　　第12款地方交付税の収入済額は、32億2,424万2,000円で、前年度比で2.69％の減となっております。

　　第14款分担金及び負担金の収入済額は１億4,594万8,518円で、前年度比で26.72％の減となっております。また、不納欠損額は2万6,080円、収入未済額は255万2,270円となっており、いずれも保育所運営費保護者負担金であります。

　　第15款使用料及び手数料の収入済額は、１億725万5,943円で、前年度比12.91％の減となっております。

　　収入未済額は、104万7,465円となっており、児童センターの使用料及び市営住宅の使用料となっております。

　　第16款国庫支出金の収入済額は、25億1,643万4,246円で、前年度比25.30％の増となっております。

　　12、13ページをお願いいたします。

　　第18款財産収入の収入済額は、3,497万7,901円で、前年度比55.84％の減となっております。

　　第19款寄附金の収入済額は、15億3,457万8,409円で、前年度比13.09％の増となっております。このうち、ふるさとづくり寄附金が15億2,336万2,199円となっております。

　　第20款繰入金の収入済額は、15億3,935万6,864円となっております。

　　第22款諸収入の収入済額は、５億3,830万952円で、前年度比3.70％の減となっております。

　　収入未済額は944万484円となっており、生活保護費返還金や、学校給食費及び休日保育延長保育利用料であります。

　　第23款市債の収入済額は、23億5,610万3,000円で、前年度比91.44％の増となっております。

　　以上の結果、歳入合計の収入済額が225億8,494万6,413円、不納欠損額が534万6,044円、収入未済額が３億4,996万7,599円となったところであります。

　　14、15ページをお願いいたします。

　　次に、歳出になります。

　　第１款議会費の支出済額は、１億8,559万円9,370円で、前年度比2.94％の減となっております。

　　第２款総務費の支出済額は、41億9,941万1,820円で、前年度比4.74％の増となっており、２月に開始いたしました、住民票などのコンビニ交付システムの構築費用の増などが主な要因となっております。

　　第３款民生費の支出済額は、67億3,622万円6,151円で、前年度比6.85％の増となっております。

　　幼児教育・保育の無償化に伴う保育給付費や、保育所等整備加速化事業補助金の増などが主な要因となっております。

　　第４款衛生費の支出済額は、14億7,249万5,018円で、前年度比1.63％の増となっております。

　　公立病院組合負担金の増や、市民バスの新規路線開設に伴う費用などが主な要因となっております。

　　第５款労働費の支出済額は、2,630万1,173円で、前年度比13.95％の減となっております。

　　第６款農林水産業費の支出済額は、５億5,139万5,482円で、前年度比16.45％の減となっております。

　　畜産振興事業の経営競争力強化支援事業の事業費縮減などが主な減の要因となっております。

　　翌年度繰越額の2,467万3,000円は、国の一次補正に伴う担い手確保経営強化支援事業に係るものであります。

　　16、17ページをお願いいたします。

　　第７款商工費の支出済額は、７億5,990万4,149円で、前年度比3.35％の増となっております。

　　第８款土木費の支出済額は、19億4,118万2,076円で、前年度比2.32％の減となっております。

　　暖冬に伴います市道除排雪費用の減などが主な要因となっております。

　　翌年度繰越額の１億8,598万8,828円は、国の一次補正などに伴います社会資本整備総合交付金事業に係るものであります。

　　第９款消防費の支出済額は、６億7,016万円1,966円で、前年度比5.08％の増となっております。

　　第10款教育費の支出済額は、35億2,365万3,774円で、前年度比25.37％の増となっております。

　　神町小学校改築工事費用などが主な増の要因となっております。

　　翌年度繰越額の20億1,923万6,000円は、国の二次補正に伴います小中学校ＩＣＴ教育推進事業及び神町小学校改築事業に係るものとなっております。

　　第11款の災害復旧費の支出はございませんでした。

　　第12款公債費の支出済額は、19億2,354万3,268円となっております。

　　以上の結果、歳出合計の支出済額が219億8,987万4,247円、翌年度繰越額が22億2,989万7,828円、不用額が13億787万5,925円となり、表外に記載のとおり、歳入歳出差引残額が５億9,507万2,166円となったところであります。

　　以上で、一般会計の決算状況については説明を終わらせていただきます。

　　次に、特別会計についてご説明を申し上げます。

　　20、21ページをお願いいたします。

　　議第53号　令和元年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。

　　はじめに、歳入になりますが、主なものについて申し上げます。

　　第１款国民健康保険税の収入済額が10億1,962万5,392円、第４款の県支出金の収入済額が、31億9,571万1,000円となり、歳入合計では、収入済額が46億5,432万85円、不納欠損額が313万7,804円、収入未済額が１億7,345万139円となったところであります。

　　22、23ページをお願いいたします。

　　次に、歳出になります。

　　主なものといたしましては、第２款の保険給付費の支出済額、31億2,139万4,718円、第３款の国民健康保険事業費納付金の支出済額、12億4,799万7,062円となっております。

　　24、25ページをお願いいたします。

　　一番下の歳出合計になりますけれども、支出済額が45億1,073万6,933円、不用額が、２億5,661万1,067円、表外に記載しております歳入歳出差引残高が、１億4,358万3,152円となったところであります。

　　28、29ページをお願いいたします。

　　次に、議第54号　令和元年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定についてであります。

　　歳入といたしましては、第１款の財産収入と、第３款の繰越金の２項目であります。

　　歳入合計の収入済額は、108万5,616円となっております。

　　30、31ページをお願いいたします。

　　次に、歳出でありますが、第１款の総務費のみであり、支出済額が68万7,922円、不用額が61万2,078円となり、歳入歳出差引残額が39万7,694円となったところであります。

　　34、35ページをお願いいたします。

　　次に、議第55号　令和元年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。

　　歳入になりますが、主なものといたしましては、第２款の使用料及び手数料の収入済額、６億5,634万2,579円、第４款の繰入金の収入済額、５億5,100万円となっており、歳入合計では収入済額が17億8,199万4,183円、不納欠損額が60万937円、収入未済額が9,168万4,141円となったところであります。

　　36、37ページをお願いいたします。

　　次に、歳出でありますが、主なものといたしましては、第１款の公共下水道事業費の支出済額８億7,689万8,392円で、歳出合計では、支出済額が16億4,701万6,768円、不用額が４億834万6,232円となり、表外に記載しておりますけれども、歳入歳出差引残額が１億3,497万7,415円となったところであります。

　　なお、この残額についてでありますけれども、下水道事業について、地方公営企業法が適用されたことに伴い、同法の規定による東根市公共下水道事業会計へ引き継いでおります。

　　次に、40、41ページをお願いいたします。

　　議第56号　令和元年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定であります。

　　歳入になりますが、主なものといたしましては、第１款の介護保険料の収入済額９億2,629万7,551円、第３款国庫支出金の収入済額９億6,947万2,550円、第４款の支払基金交付金の収入済額10億5,301万166円となっており、歳入合計では、収入済額が42億9,588万8,117円、不納欠損額が５万9,530円、収入未済額が459万4,258円となったところであります。

　　42、43ページをお願いいたします。

　　歳出でありますが、主なものといたしましては、第２款の保険給付費の支出済額38億2,054万7,865円で、歳出合計では、支出済額が42億1,494万3,205円、不用額が３億841万795円となっており、歳入歳出差引残額が8,094万4,912円となったところであります。

　　46、47ページをお願いいたします。

　　議第57号　令和元年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算認定についてであります。

　　歳入になりますが、主なものといたしましては、第１款の使用料及び手数料の収入済額168万7,200円で、歳入合計の収入済額が、442万217円となったところであります。

　　48、49ページをお願いいたします。

　　歳出につきましては、第１款の総務費のみとなっております。

　　支出済額が217万9,795円、不用額が224万円4,205円となり、歳入歳出差引残額が224万422円となったところであります。

　　52、53ページをお願いいたします。

　　議第58号　令和元年度東根市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてであります。

　　歳入になりますが、主なものといたしましては、第１款の後期高齢者医療保険料の収入済額３億6,547万9,500円、第３款の繰入金の収入済額１億2,709万2,831円となっており、歳入合計では、収入済額が５億986万6,036円、不納欠損額が72万6,285円、収入未済額が55万1,540円となったところであります。

　　54、55ページをお願いいたします。

　　歳出でありますが、主なものといたしましては、第２款の後期高齢者医療広域連合納付金の支出済額が４億7,960万7,220円であり、歳出合計では、支出済額が４億9,488万1,326円、不用額が587万3,674円となっており、歳入歳出の差引残額が1,498万4,710円となったところであります。

　　以上、一般会計及び６つの特別会計の決算状況についてご説明を申し上げました。

　　詳細につきましては、57ページから501ページまでの事項別明細書に記載してございますので、説明は省略させていただきたいと思います。

　　次に、503ページをお願いいたします。

　　実質収支に関する調書であります。

　　次の504ページをお願いしたいと思います。

　　一般会計の実質収支に関する調書になります。

　　歳入総額が225億8,494万6,000円、歳出総額が219億8,987万4,000円、歳入歳出差引額が５億9,507万2,000円、翌年度へ繰り越す財源、繰越明許費繰越額が233万円、実質収支額が５億9,274万2,000円となっております。

　　次の、505ページから510ページまでにつきましては、各特別会計の実質収支に関する調書になりますので、説明は省略させていただきます。

　　511ページをお願いいたします。

　　令和元年度財産に関する調書であります。

　　512ページから531ページまでに、公有財産及び債権、基金、物品の令和元年度中の異動を記載してございます。

　　以上、議第52号から議第58号までの令和元年度東根市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。

○佐藤　直決算特別委員長　次に、議第59号及び議第60号の２議案について、水道部長に説明を求めます。

　　小松水道部長。

　　　〔小松伸一郎水道部長　登壇〕

○小松伸一郎水道部長　委員長の指示により、議第59号　令和元年度東根市水道事業会計決算認定について及び議第60号　令和元年度東根市工業用水道事業会計決算認定についての２議案についてご説明いたします。

　　はじめに、議第59号　令和元年度東根市水道事業会計決算認定について、決算書の１、２ページをお願いします。

　　経営の収支である収益的収入及び支出について、予算額との比較で決算状況をご説明します。

　　はじめに、収入についてであります。

　　第１款水道事業収益は、予算額合計11億8,876万3,000円に対し、決算額が11億9,031万1,917円となり、予算額に比べ154万8,917円の増となりました。

　　次に、支出についてであります。

　　第１款水道事業費用は、予算額合計11億7,198万2,000円に対し、決算額が９億5,049万4,217円となり、不用額が2億2,148万7,783円となったところであります。

　　次に、３、４ページをお願いいたします。

　　資産などの収支である資本的収入及び支出についてご説明します。はじめに、収入についてであります。

　　第１款資本的収入は、予算額合計の3,509万1,000円に対し、決算額が4,274万8,618円となり、予算額に比べ765万7,618円への増となりました。

　　その内容でありますが、第２項加入金2,485万8,400円は、給水装置の新設などに伴う水道加入金に係る収入、第８項負担金1,191万5,263円は、簡易水道統合事業の起債償還元金の一部として、一般会計から繰り入れたものであります。

　　次に、支出についてであります。

　　第１款資本的支出は、予算額合計５億4,692万円に対し、決算額が２億2,669万7,024円となり、不用額が３億2,022万2,976円となったところであります。

　　その内容でありますが、第１項建設改良費１億4,886万4,018円は、配水管布設替工事などに要した費用。第２項企業債償還金は、7,783万3,006円となっております。

　　なお、表外に記載のとおり、資本的収入額が資本的支出額に不足する額１億8,394万8,406円は、過年度分損益勘定留保資金１億7,344万8,846円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,049万9,560円で補填しております。

　　続いて、５、６ページをお願いいたします。

　　事業期間における経営成績を示す損益計算書についてご説明いたします。

　　なお、これから申し上げる数値は、純利益の算出などの観点から、消費税を除いた実質額となっております。

　　はじめに、営業収益及び営業費用についてご説明します。

　　営業収益のうち、１目給水収益９億7,357万6,523円は、全額水道料金であります。

　　２目受託工事収益430万5,659円は、消火栓新設工事などに伴う収入であります。

　　３目その他営業収益4,267万6,949円は、下水道使用料徴収事務委託料及び水道の開閉栓手数料などであります。

　　次に、営業費用のうち、１目原水及び浄水費２億2,758万7,336円は人件費や村山広域水道の受水費用などであり、２目配水及び給水費１億9,790万180円は、人件費、各種委託料や、舗装本復旧費などであります。

　　３目受託工事費から６目資産減耗費までの費目については、記載のとおりであります。

　　その結果、営業収益から営業費用を差し引いた営業利益は、ページの右側になりますが１億3,553万4,281円となりました。

　　次に、営業外収益及び営業外費用についてご説明いたします。

　　営業外収益は、受取利息及び配当金ほかで8,289万371円に、営業外費用は、支払利息及び企業債取扱諸費ほかで2,597万9,980円となりました。

　　次の右側のページの特別利益及び特別損失については記載のとおりであります。

　　これらの結果、東根市水道事業の当年度純利益は１億9,238万3,788円となりました。

　　続いて、７ページをお開きください。

　　下段の東根市水道事業余剰金処分計算書（案）をお願いいたします。

　　当年度の未処分利益剰余金は、当年度純利益の１億9,238万3,788円となっており、全額を建設改良積立金に積み立てたいと考えております。

　　なお、９ページ、10ページについては、令和２年度３月31日時点における水道事業の財政状態を示す貸借対照表をお示ししておりますのでご参照をお願いします。

　　続いて、議第60号　令和元年度東根市工業用水道事業会計決算認定について、決算書の１ページ、２ページをお願いします。

　　収益的収入及び支出について、予算額との比較で決算状況をご説明します。

　　はじめに、収入についてであります。

　　第１款工業用水道事業収益は、予算額合計２億2,206万1,000円に対し、決算額が２億2,773万3,799円となり、予算額に比べ567万2,799円の増となりました。

　　次に、支出についてであります。

　　第１款工業用水道事業費用は、予算額合計２億2,078万6,000円に対し、決算額が１億7,191万3,177円となり、不用額が4,887万2,823円となったところであります。

　　続いて、３ページ、４ページをお願いいたします。

　　資本的収入及び支出についてであります。

　　収入はありませんでした。支出についてのみご説明いたします。

　　第１款資本的支出は、予算額合計3,000万円に対し、決算額が119万9,000円となり、不用額が2,880万1,000円となったところであります。その内容は、建設改良事業として、大森山配水池無停電電源装置の修繕工事を110万9,000円で行ったものであります。

　　なお、表外に記載のとおり、資本的収入額が資本的支出額に不足する額119万9,000円は過年度分損益勘定留保資金109万円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額10万9,000円で補填しております。

　　続いて、５ページ、６ページの損益計算書についてご説明いたします。

　　なお、これから申し上げる数値は、消費税を除いた実質額となっております。

　　はじめに、営業収益及び営業費用についてご説明します。

　　営業収益のうち、１目給水収益１億9,423万5,960円は、受水企業12社からの水道料金であります。

　　次に、営業費用のうち、１目原水及び浄水費5,587万7,911円は、工業用水道施設の点検委託料や動力費などであります。２目配水及び給水費1,564万23円は、人件費や修繕費などであり、３目業務総係費以下の費目については記載のとおりであります。

　　その結果、営業収益から営業費用を差し引いた営業利益は、2,776万7,682円となりました。

　　次に、営業外収益及び営業外費用についてご説明いたします。

　　営業外収益は、受取利息及び配当金ほかで､1,637万7,102円となり、営業外費用は記載のとおりであります。

　　これらの結果、東根市工業用水道事業の当年度純利益は、4,413万9,753円となりました。

　　７ページをお願いします。

　　下段の東根市工業用水道事業剰余金処分計算書（案）をお願いします。

　　当年度の未処分利益剰余金は、当年度純利益の4,413万9,753円となっており、全額を建設改良積立金に積み立てたいと考えております。

　　なお、次のページの９ページ、10ページには、令和２年３月31日時点における、工業用水道事業の財政状態を示す貸借対照表をお示ししておりますので、ご参照をお願いします。

　　以上で、水道事業会計及び工業用水道事業会計の決算について説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。

○佐藤　直決算特別委員長　以上で説明を終わります。

　　これで本日の日程は全部終了いたしました。

なお、本委員会は９月８日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。

　　◎散　　　　　会

○佐藤　直決算特別委員長　本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。

　　　午前１１時２７分　散　会