令和元年１２月１２日 午前１０時２９分 開 議
清 野 忠 利 予算特別委員長 原 田 利 光 副委員長
◎出席議員（１５名）
１番 齋 藤 俊 一 郎 委員 ２番 高 橋 弓 嗣 委員
３番 滝 口 公 一 委員 ４番 元 木 十 四 男 委員
５番 東 海 林 克 彦 委員 ６番 三 宅 一 人 委員
７番 植 松 宏 委員 ８番 片 桐 勝 寿 委員
１０番 高 橋 鉄 夫 委員 １１番 白 井 健 道 委員
１２番 河 村 豊 委員 １３番 原 田 利 光 委員
１４番 浅 野 目 幸 一 委員 １６番 清 野 忠 利 委員
１７番 髙 橋 光 男 委員
◎欠席委員（２名）
９番 山 科 幸 子 委員 １５番 佐 藤 直 委員
◎説明のため出席した者の職氏名
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土 田 正 剛
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市 長
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元 木 正 史
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教 育 長
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武 田 庄 一
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選挙管理委員会
委 員 長
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斎 藤 吉 則
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代表監査委員
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工 藤 喜惠治
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農業委員会会長
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菊 池 忠 芳
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消 防 長
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間木野 多加志
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副 市 長
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石 垣 裕 之
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総 務 部 長
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浅野目 勇
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市民生活部長
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芦 野 耕 司
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健康福祉部長
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小 松 伸一郎
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経 済 部 長
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半 田 隆
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建 設 部 長
兼 水 道 部 長
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佐 藤 浩 之
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会計管理者
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高 橋 重 俊
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教 育 次 長
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石 垣 有 一
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総合政策課長
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安 達 利 也
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庶 務 課 長
併選挙管理委員会
事 務 局 長
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佐 藤 慎 司
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財 政 課 長
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牧 野 美和子
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監 査 委 員
事 務 局 長
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柴 田 昇
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農 業 委 員 会
事 務 局 長
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◎事務局職員出席者職氏名
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青 木 満
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事務局長補佐
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菅 井 美奈子
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議事主査
兼議事係長
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齊 藤 晋 平
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主 任
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黒 坂 育 実
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主任
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井 上 正 宏
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兼 務 書 記
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森 谷 賢 司
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兼 務 書 記
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◎本日審査した案件
議第９６号 令和元年度東根市一般会計補正予算（第３号）
議第９７号 令和元年度東根市国民健康保険特別会計補正予算（第２号）
議第９８号 令和元年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算（第２号）
議第９９号 令和元年度東根市介護保険特別会計補正予算（第３号）
議第１００号 令和元年度東根市水道事業会計補正予算（第１号）
令和元年東根市議会第４回定例会 予算特別委員会発言通告書
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番 号
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質 問 者
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質 疑 事 項
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要 旨
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答 弁 者
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１
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滝口 公一
委 員
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１．議第96号
令和元年度東根市一般会計補正予算(第３号)
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１．歳出 第６款農林水産業費 第１項農業費３目農業振興費 りんご黒星病対策事業について
（１）導入の経緯と市単独での執行の可能性はあったのか。
（２）補助経費の内容と、県・市の拠出割合について伺う。
（３）活用状況について伺う。
（４）市としての今後の支援について伺う。
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市 長
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◎開 議
○清野忠利予算特別委員長 皆さん、ご苦労さまです。
本日の会議に欠席の届け出がありましたのは、９番山科幸子委員及び15番佐藤 直委員です。したがいまして、委員の出席数は15名で、定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
◎議第９６号 令和元年度東根市一般会計補正予算（第３号）について外４件
○清野忠利予算特別委員長 12月5日の本会議において、予算特別委員会に付託なりました議案は、議第96号から議第100号までの５議案であります。以上５議案を一括して議題とします。
これらの議案については、既に12月5日の本委員会において詳細な説明がありましたので、これから通告に基づき質疑を行います。
３番滝口公一委員。
○３番（滝口公一委員） おはようございます。議席番号３番滝口公一です。通告に基づきまして質疑を行います。
歳出第６款農林水産業費第１項農業費３目農業振興費、りんご黒星病対策事業について質問いたします。
補正予算資料59ページになります。
今年10月16日に吉村県知事が記者会見でりんご黒星病について、次のように言及しました。
本年の発生拡大により、来年以降の生産に大きな支障を来すおそれがあることを踏まえ、来年の被害軽減対策として実施する収穫後防除に対し、市町村・農業関係団体と連携して支援を行うと、知事はこのように断言しました。
この度の予算措置はこれを受けてのことと存じますが、知事の記者会見からさかのぼること１カ月、９月17日にJA大富選果場にて認定農業者の会がありました。私はその席で会員の方と、りんご黒星病の防除対応に苦慮している実情を伺い、同会にご出席の土田市長に説明申し上げたところ、市長はその場で農林課長に調査と対策を指示されました。その後に件の県知事の記者会見、そして対策の実施となるわけですが、導入の経緯、また、市単独での執行の可能性はあったのかについて伺います。
○清野忠利予算特別委員長 小松経済部長。
○小松伸一郎経済部長 お答えいたします。
りんご黒星病については、ご案内のとおり近年市内においてその発生が確認され、本年に入って市内全域に蔓延した状況にあります。
このような状況の中で、果樹王国ひがしねのブランドと農業経営の安定化を図るため、本年９月下旬から、りんご黒星病の状況調査並びにその対応策について検討を行いました。
その内容については、落葉や落果等の焼却処分を行う方法と、収穫後の薬剤防除を行う方法の二通りを想定したところでありますが、落葉や落果等の焼却処分については、農家における作業や焼却施設における課題などにより、実施は困難と判断したところであります。このことから、本市と市農協が連携し、収穫後の農薬による防除への助成と、技術支援や意識啓発を目的としたフォーラムの実施など企画を進めたところであります。
その後、10月に入って県による助成の通知があったことから、先に申し上げました市単独支援のスキームを一部変更して取り組むこととしまして、今回の補正予算を要求したところであります。
また、フォーラムについては、県に対して共催での実施を打診しているところでありますが、実現に至らなかった場合については、市単独での開催も視野に入れているところでありますので、ご理解をお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長 ３番滝口公一委員。
○３番（滝口公一委員） ありがとうございます。
ご答弁によりますと、市は県に先行して、独自に複数の対策を検討し、企画を進めていて、フォーラムについては単独でも今年度開催を予定していたということでした。
続きまして、この事業の内容や条件、補助経費の拠出割合について伺います。
○清野忠利予算特別委員長 小松経済部長。
○小松伸一郎経済部長 お答えいたします。
りんご黒星病の補助経費については、収穫後の薬剤防除に対する補助であり、越冬菌の密度を低減することを目的とした対策であります。県から示された内容では、事業実施主体を農協または農家３戸以上で組織する団体とし、県の補助上限額の設定はあるものの、基本となる補助率は県及び市がそれぞれ４分の１ずつで、全体として２分の１を補助するものといったものでありますので、ご理解をお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長 ３番滝口公一委員。
○３番（滝口公一委員） ありがとうございます。
収穫後の薬剤防除に対する補助で補助率は県、市それぞれ４分の１、あわせて２分の１ということで理解いたしました。
続いて、この制度の活用状況について伺います。対策事業の途中ではありましょうが、おおよそでも構いませんのでお教えください。
○清野忠利予算特別委員長 小松経済部長。
○小松伸一郎経済部長 お答えいたします。
12月５日現在における市農協での薬剤購入状況の報告によれば、薬剤購入農家数は約230戸、散布予定面積は約103ｈａと推計しておりますので、ご理解をお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長 ３番滝口公一委員。
○３番（滝口公一委員） ご答弁ありがとうございます。
私の想像より多くの方が制度を活用しているようです。というのは、９月以降、何人かの生産者と意見交換をした際に、補助に対する否定的な意見もあったからです。
例えば、黒星病の被害園地の程度のばらつきを例に挙げ、園地の管理責任は個人にあるのだから、きちんと管理できない人にも補助金を出すのはおかしいとか、また、晩成の主力品種であるふじの収穫時期は雪が降ってきてしまうこともありますので、収穫の出荷作業中に根雪になったら薬剤散布はできないんじゃないか、また、動力噴霧器やスピードスプレヤー、凍結防止を施して片づけてしまったなどの意見も耳にしました。
先ほど伺った数字は１週間ほど前のまとめで、あれからまた天候のよい日も続いたので、さらなる数字の伸びに期待するところではございます。
それでは、最後の質問です。市としての今後の支援について伺います。
○清野忠利予算特別委員長 小松経済部長。
○小松伸一郎経済部長 お答えいたします。
先に申し上げましたとおり、防除意識の高揚や技術の向上を図るため、フォーラムの開催は次年度も開催する必要があると考えているところであります。
一方、薬剤防除の支援につきましては、現在のところ来年度以降の県の動向が未確定な状況でありますが、本市の来年度における黒星病の発生状況や他市町の発生状況を見ながら、今年度の薬剤散布の効果も検証しつつ、県・市農協など、関係団体との情報連携を密にして、その対応について検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長 ３番滝口公一委員。
○３番（滝口公一委員） ご答弁ありがとうございました。
フォーラムの次年度開催予定に加え、薬剤防除支援も検討しているとのことでした。りんご園地の黒星病被害は場所や生産者によるばらつきがあり、問題意識も様々なので、フォーラムの開催は意思統一を図るため、大きな意義のあることだと思います。薬剤防除支援については、今回の効果が明らかになるのは来春以降であり、天候にも大きく左右されるため、状況判断と情報収集に努められることをお願いいたします。
他市町村になりますが、天童地区は今年大きな黒星病被害に遭いまして、ところによっては４割減の収量だとか、そういうことも言われております。天童市の取り組みは12月１日に一斉に有機薬剤を使用した、そういう思い切った対策を施しているとのことです。どれくらいの人数、面積に散布されたかというのは、まだ掴みきれておりませんが、12月１日は大変天候のよい日でしたので、天童市の状況なども来春以降、是非ご参考になさってください。
最後になりますが、東根市は果樹王国の看板を掲げて四半世紀となりました。東根ブランドを守るため、りんご黒星病を抑え込む対策は避けては通れません。この事業と予算が、是非とも効果的な運用となるよう、強く願いまして、まとめといたします。ありがとうございました。
○清野忠利予算特別委員長 土田市長。
○土田正剛市長 滝口委員の質問を聞いていて、認定農業者の会で、確かに滝口委員と小関晃元農業士会の会長でありますけれども、二人が私のところに来て、黒星病の現状を憂いて、何らかの対策をということで、この問題の端を発したわけであります。県においても、ただいま天童の森谷仙一郎議員も私と連絡を取り合いながら、県の補助も端を発したわけであります。
私は、認定農業者の会というのは単なる懇親の場ではない。いろんな意味で農家の苦情なども聞きながら私は毎年参加をし、毎年最後まで懇親会の席にいるわけであります。そういう、今までも様々な状況が解決をされております。
したがって、私の持ち味は問題をスピーディーに解決するということでありますので、惜しむらくは、滝口委員は９月の初当選後の質問でこの問題をやれば相当な打点になったのではないかなと私は思っております。どうぞそういう意味でも議員の皆様がたも、より市民の様々な問題をスピーディーに解決をするということを念頭に置きながら、普段の政治活動をしていただきたいなということをあえて申し上げた次第であります。
○清野忠利予算特別委員長 以上で、ご了承願います。これで質疑を終わります。
◎散 会
○清野忠利予算特別委員長 以上で、本日の日程は全部終了しました。
なお、本委員会は12月19日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。
本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。
午前１０時４５分 散 会