令和元年9月20日 午前10時00分 開 議
佐 藤 直 決算特別委員長 齋 藤 俊 一 郎 副委員長
◎出席議員(16名)
1番 齋 藤 俊 一 郎 委員 2番 高 橋 弓 嗣 委員
3番 滝 口 公 一 委員 4番 元 木 十 四 男 委員
5番 東 海 林 克 彦 委員 6番 三 宅 一 人 委員
7番 植 松 宏 委員 8番 片 桐 勝 寿 委員
9番 山 科 幸 子 委員 10番 高 橋 鉄 夫 委員
12番 河 村 豊 委員 13番 原 田 利 光 委員
14番 浅 野 目 幸 一 委員 15番 佐 藤 直 委員
16番 清 野 忠 利 委員 17番 髙 橋 光 男 委員
◎欠席委員(なし)
◎説明のため出席した者の職氏名
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土 田 正 剛
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市 長
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元 木 正 史
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教 育 長
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武 田 庄 一
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選挙管理委員会
委 員 長
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斎 藤 吉 則
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代表監査委員
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工 藤 喜惠治
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農業委員会会長
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菊 池 忠 芳
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消 防 長
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間木野 多加志
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副 市 長
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石 垣 裕 之
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総 務 部 長
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浅野目 勇
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市民生活部長
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芦 野 耕 司
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健康福祉部長
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小 松 伸一郎
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経 済 部 長
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半 田 隆
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建 設 部 長
兼 水 道 部 長
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佐 藤 浩 之
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会計管理者
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高 橋 重 俊
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教 育 次 長
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石 垣 有 一
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総合政策課長
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安 達 利 也
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庶 務 課 長
併選挙管理委員会
事 務 局 長
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佐 藤 慎 司
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財 政 課 長
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牧 野 美和子
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監 査 委 員
事 務 局 長
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柴 田 昇
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農 業 委 員 会
事 務 局 長
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◎事務局職員出席者職氏名
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梅 津 佳 之
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事 務 局 長
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青 木 満
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事務局長補佐
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菅 井 美奈子
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議事主査
兼議事係長
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齊 藤 晋 平
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主 任
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會 田 恵 美
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副主任
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井 上 正 宏
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兼 務 書 記
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森 谷 賢 司
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兼 務 書 記
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◎本日審査した案件
議第62号 平成30年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について
議第63号 平成30年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
議第64号 平成30年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について
議第65号 平成30年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
議第66号 平成30年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
議第67号 平成30年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算認定について
議第68号 平成30年度東根市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
議第69号 平成30年度東根市水道事業会計決算認定について
議第70号 平成30年度東根市工業用水道事業会計決算認定について
◎開 議
○佐藤 直決算特別委員長 皆さん、おはようございます。本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがいまして、委員の出席は16名で、定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
◎議第62号 平成30年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について外8件
○佐藤 直決算特別委員長 決算特別委員会に付託になりました、議第62号から議第70号までの9議案につきましては、去る8月29日の本委員会において、詳細な説明がありました。
また、一般会計の歳入については、去る9月5日の本委員会において、慎重に審査を行い、一般会計の歳出及び各特別会計の決算については、それぞれの所管ごとに分科会を設置して議案を付託し、慎重な審査をお願いしております。
これから、審査の経過と結果について各分科会委員長に報告を願います。
◎総務文教分科会委員長報告
○佐藤 直決算特別委員長 はじめに、総務文教分科会委員長、9番山科幸子委員。
〔山科幸子総務文教分科会委員長 登壇〕
○山科幸子総務文教分科会委員長 おはようございます。決算特別委員長の指名により、今期定例会、決算特別委員会で、総務文教分科会に付託されました議案の、審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。
本分科会に付託されました案件を審査するため、去る9月11日及び12日の両日、午前10時から第3委員会室において、総務文教分科会を開催し、関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
はじめに、第2款総務費第1項総務管理費4目財産管理費の財産管理事業について申し上げます。ドライブレコーダーを購入し、庁用車全てに設置したとのことであります。近年、庁用車の関係する事故が発生し、損害賠償額決定の議案のなども続いておりました。ドライブレコーダーを設置したことで、職員がより一層安全運転を心がけるようになったこと、また、万が一、事件、事故が起こった場合の安心感があることなど、一定の効果が認められるとのことであります。今後とも、さらなる安全運転の喚起をお願いいたします。
次に、2目広聴広報費のホームページ管理事業について申し上げます。市のホームページは情報発信の媒体として改良、改善を重ねておりますが、画面の見やすさや、常に最新の情報を掲載できるよう、今後とも工夫が求められます。また、情報の発信手段が、SNSが主流となっている現在において、年齢別、地域別など、どこで、どのような人が視聴しているかという統計、分析をすることも、これからの情報発信力の向上につながるものと考えますので、なお一層の取り組みをお願いいたします。
次に、5目企画費の定住促進事業について申し上げます。助成金の交付件数は90件で、事業開始以来、順調に実績を重ねてきておりますが、本事業は市外からの移住者への助成であります。委員からは、「現在、本市に居住する方々が、これからも住み続けてもらえるような助成項目も、また大事ではないか。」との意見がありました。既に他の所管課において、市内での住宅建て替えなどの助成事業はありますが、定住促進という観点からも、事業内容の充実について、検討をお願いいたします。
次に、14目諸費の防災行政無線整備事業について申し上げます。防災行政無線については、その音声が聞き取りづらいとの市民の声がまだまだあります。同じ内容をメールでも配信し、複数の方法での情報発信が行われておりますが、メールを受信する方法を持たない人もおります。高齢者をはじめ、住宅の状況によっては、その音声を聞き取ることができない場合もあります。近隣自治体の中には、防災無線ラジオの整備を決定したところもあります。本市においても、難聴地域の解消や高齢者などの確実な情報受信のため、さらなる対応を検討くださいますよう、強く要望いたします。
次に、第2項徴税費2目賦課徴収費の徴収事業について申し上げます。本市の収納率は県内13市の中で依然として上位に位置し、高い水準を保っております。このことは、コンビニエンスストア収納の増加によって、納税者の利便性が向上していることや、滞納管理システムを活用した業務の効率化に加え、職員や納税相談員の、納税者に対するきめ細かな対応が成果として表れているものと評価いたします。今後とも、収納率の高水準を継続できるよう、なお一層の努力をお願いいたします。
次に、第9款消防費第1項消防費1目常備消防費の消防庁舎整備等事業について、申し上げます。PFI手法により整備された消防庁舎は、間もなく15年間のPFI償還費の償還終了年度を迎えます。その後については、維持管理をどのようにしていくか協議しているとのことであります。消防庁舎は市民の生命、財産、安心で安全な生活を守る要の拠点であります。今後とも、十分な機能を果たすことができるよう、適切な維持管理に努めてくださるよう要望いたします。
次に、第10款教育費第1項教育総務費2目事務局費の確かな学びを支える学力向上事業について申し上げます。基礎学力の向上を目指した本事業において、学力向上支援員や学習支援ボランティアなど、数多くの人材の確保が、常に課題であると認識しております。特に、学力向上支援員については、各小中学校に1名ずつの配置を目指したものの、平成30年度は募集人員に達しなかったとのことであります。今後とも、定年退職される教職員の方やOBの方など、様々な機会を捉え、人材の確保に努めてくださるようお願いいたします。
次に、第2項小学校費4目学校建設費の小学校仮設校舎リース事業及び第3項中学校費4目学校建設費の中学校仮設校舎リース事業についてであります。東根中部小学校、神町中学校は、両校ともに校舎の一部が仮設であり、リース期間を延長している状況であります。今年度において、学校施設の長寿命化計画策定を進めるとのことでありますので、仮設校舎についても、状況に応じた適切な判断をしていただくとともに、今後とも子どもたちが学校生活に不便を来さぬよう、ご配慮くださいますよう要望いたします。
最後に、第4項社会教育費4目文化振興費の東の杜運営管理事業について申し上げます。リノベーションを行っていた「東の杜資料館」が「東の杜」としてオープンいたしました。伝統芸能、伝統文化を継承する場、国際交流などを生み出す場、大ケヤキをはじめとする周辺地域の観光の拠点など、本市の新しい顔、芸術文化の交流施設として期待されております。指定管理者の企画による多彩なイベントの開催が予定されているようですが、住宅地の中にあるため、アクセス面での課題があることから、案内標示等の設置が望まれます。指定管理者と所管課が連携し、さらに魅力を高めて、より多くの方に利用していただける施設となるよう要望いたします。
以上、意見と要望を付し、付託されました2議案を採決した結果、いずれも全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。
以上、総務文教分科会における、決算審査の経過と結果についての報告を終わります。
◎経済建設分科会委員長報告
○佐藤 直決算特別委員長 次に、経済建設分科会委員長、10番高橋鉄夫委員。
〔高橋鉄夫経済建設分科会委員長 登壇〕
○高橋鉄夫経済建設分科会委員長 おはようございます。決算特別委員長の指名により、今期定例会決算特別委員会で経済建設分科会に付託されました議案の、審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
本分科会に付託されました案件を審査するため、去る9月11日及び12日の両日、午前10時から第1委員会室において経済建設分科会を開催し、関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
はじめに、一般会計のうち、第6款農林水産業費第1項農業費3目農業振興費、有害鳥獣農作物被害防止対策事業について申し上げます。鳥獣被害は全国的に中山間地域を中心に深刻化・広域化している状況です。中でも、イノシシについては繁殖力が非常に高く、捕獲や処分に大変苦慮するものであり、被害の拡大が懸念されております。委員からは、イノシシ防止柵の設置補助事業についての質疑があり、「被害実態の把握や分析を深めていただき、より使いやすい補助制度とするため、補助要件の充実が必要ではないか。」といった意見がありました。今後とも、被害防止に向けて、さらなる有効な対策が講じられることを望みます。
次に、9目農業経営基盤強化促進対策費、高生産性農業構造確立推進対策事業について申し上げます。本事業は農地の貸し手と借り手に対し、推進費を交付するものであります。平成30年度は211人が交付が交付対象となり、約39haの農地が有効に活用されたとのことです。今後とも、農地の集積を通じて農業の担い手育成、遊休農地の未然防止・解消に向けて取り組んでいただくことを要望いたします。
次に、10目ブランド戦略推進費の農産物海外販路拡大推進事業及びGI東根さくらんぼブランド化推進事業について申し上げます。人口減少により、国内の消費が横ばいである中、海外に目を向けた攻めの農業を展開するため、平成30年度は香港、タイのほか、新たにシンガポールへプロモーション活動や市場調査等を行ったとのことであります。また、GI東根さくらんぼについては、現在タイでのGI登録に向け、手続きが進んでいるようでありますが、委員からは、「費用対効果の面からも非常に有効な事業である。」といった意見がありました。引き続き、海外販路拡大の可能性を模索するとともに、さらなるブランディングの強化、事業の推進をお願いいたします。
続いて、第7款商工費について申し上げます。はじめに、第1項商工費2目商工業振興費、商業活性化事業についてであります。本事業は市内商業の活性化を図ることを目的とし、商店街などのにぎわいを生み出すためのイベントや共同施設の整備事業、店舗の魅力を高めるために取り組む団体や事業者を支援するものです。委員からは、「中心市街地が活性化されてきた中において、市内商店街全域についても活用が図れるよう努めていただきたい。」といった意見がありました。市全体として多くの効果、活性化が図られるよう、商工会とも連携し、事業の周知・広報をお願いいたします。
次に、3目観光費、観光事業についてであります。委員からは、インバウンドについての質疑があり、「史跡などの既存の環境資源・施設の管理整備や、観光パンフレットの見直しを行っていただき、海外との交流・インバウンドに対応できる対策を講じていただきたい。」といった意見がありました。より一層の本市の魅力創出・発信に努めていただくようお願いいたします。
続いて、第8款土木費について申し上げます。はじめに、第2項道路橋りょう費2目道路維持費、市道除排雪事業についてであります。これまでに、雪押し場の増設や小型ロータリー車の拡充によって、丁寧な道路除雪と幅出しが実施され、冬期間における市民の負担の軽減がなされており、評価をするところであります。一方で、高齢者などを中心に、間口除雪に苦慮しているという市民の声もありますので、今後とも、除雪について、さらなる改善や、よりきめ細やかな対応をお願いいたします。
次に、第5項住宅費5目住宅管理費の住宅管理事業についてであります。建築物を新築、または一定の面積を超えて増築する場合に、建築確認申請書を提出することとされております。審査の中で委員からは、「簡易な建物であっても、本市のような雪国の場合は、積雪による建物の倒壊も考えられ、その損害は大きい。また、市民生活の安全確保の観点からも申請が徹底されるよう、その必要性について市民への周知喚起をお願いしたい。」といった意見がありました。市民へ広く周知されるよう、一層の広報活動に取り組んでいただくことを要望いたします。
続きまして、一般会計以外の特別会計及び事業会計について申し上げます。
はじめに、公共下水道事業特別会計についてであります。平成30年度は、第7期事業計画に基づく管渠整備や長寿命化対策などが実施されており、引き続き、計画的に事業を推進していただきますようお願いします。また、令和2年度より、公共下水道事業の会計が、特別会計から新たに公営企業会計へと移行することから、円滑な移行に向けた事務の執行をお願いします。
次に、水道事業会計について申し上げます。
はじめに、老朽管の更新作業についてでありますが、計画的に実施されているものと評価をいたします。市民が安心して水道を利用できるよう、老朽管の状況を的確に把握し、優先順位を見極めながら、引き続き、更新作業にあたっていただくよう、お願いいたします。また、有収率向上のための漏水調査などを継続的に実施し、経営基盤の強化が図られることを望みます。
最後に、工業用水道事業会計について申し上げます。今後とも、本事業会計の健全経営と、工業用水の安定供給に努められるようお願いいたします
以上、意見と要望を付し、付託されました4議案を採決した結果、いずれも全員異議なく、原案のとおり認定すべきものと決しました。
以上、経済建設分科会における、審査の経過と結果についての報告を終わります。
◎厚生分科会委員長報告
○佐藤 直決算特別委員長 次に、厚生分科会委員長、8番片桐勝寿委員。
〔片桐勝寿厚生分科会委員長 登壇〕
○片桐勝寿厚生分科会委員長 決算特別委員長の指名により、今期定例会決算特別委員会で厚生分科会に付託されました、議案の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
本分科会に付託されました案件を審査するため、去る9月11日及び12日の両日、第4委員会室において厚生分科会を開催し、関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
はじめに、一般会計について申し上げます。
はじめに、第2款総務費第1項総務管理費8目交通安全対策費の交通安全対策事業並びに、11目市民生活費の防犯事業についてであります。
カーブミラー及び防犯灯について、地域の要望を受け、市で設置等をしている事業でありますが、委員からは、「地域の要望で設置すると、地域差が出てしまうのではないか。」といった意見が出されました。地域からの要望はもちろん大切ではありますが、宅地開発が行われた地域などについては、積極的に担当課で現場確認を行い、事故や事件が起きる前に、早目の設置をしていただくようよろしくお願いいたします。
次に、第3項戸籍住民基本台帳費1目戸籍住民基本台帳費の住民基本台帳ネットワーク事業についてであります。令和2年2月より、住民票などのコンビニ交付が始まりますが、本年7月末現在の本市におけるマイナンバーカードの交付率は、9.67%であります。マイナンバーカードを持っていない方はコンビニ交付のサービスを受けることができないため、交付率を上げることが市民サービスの向上に繋がるものと思われます。交付率を上げるため、現在、市報への掲載や顔写真の撮影サービスを行っておりますが、今後も様々な機会を捉え、周知に努めていただくようお願いいたします。
次に、第3款民生費第1項社会福祉費1目社会福祉総務費のうち福祉灯油購入費等助成事業についてであります。平成30年度は補正での対応でありましたが、平成31年度は当初予算に計上しているので、今後も当初予算に盛り込み、安定的に事業を行っていただくようお願いいたします。
次に、6目老人福祉費のうち、高齢者社会参加促進事業についてであります。通称「おでかけサポートタクシー事業」についてでありますが、平成30年度より、1枚620円だった券を500円に改め、利用する際の計算を簡便にした代わりに、支給枚数を最大24枚から30枚に、また、最大36枚支給していた地区は45枚に増やし、助成金の総額を上げるなど、利便性を向上するための見直しが図られています。一方、配布枚数3万9,027枚に対し、利用枚数は2万9,237枚で、利用率は約75%となっていることから、今後も事業の見直しを重ね、利用率の向上や利便性の確保に努めていただくようお願いいたします。
次に、第2項児童福祉費2目保育所費のうち保育事業についてであります。平成30年度の待機児童は12名でありましたが、平成31年度の待機児童は0名との報告を受けております。今後の保育ニーズは他市町村からの転入などを考えると、不確定で不安な部分もあるため、その都度、保育ニーズを的確に捉えて対応していただくようお願いいたします。なお、兄弟姉妹同時入園についても、引き続き同一施設で預かるための調整をお願いいたします。
また、令和4年4月にオープンする仮称ひがしねこども園は、公設公営の保育施設であります。本市の中核となる施設でありますので、運営の見本となる施設となるよう、よろしくお願いいたします。
次に、特別会計について申し上げます。
はじめに、国民健康保険特別会計であります。年々増大を続ける医療費について、その抑制は喫緊の課題であります。使用した医薬品について、ジェネリック医薬品を使用するとどのくらい節約になるのかを計算したものを被保険者に通知しておりますが、事前の周知も重要だと思われます。保険証送付の際にジェネリック医薬品についてお知らせしておりますが、引き続き周知に力を入れていただくようお願いいたします。
次に、介護保険特別会計について申し上げます。高齢者数及び高齢化率が上昇し続けている中、介護保険制度の仕組みも変化してきております。市町村が各地域の状況に応じて取り組むことができる地域支援事業の一つであります、介護予防・生活支援サービス事業につきましては、前年比、約207%の増となっており、これは、介護保険法の改正により、国が一律して給付していた訪問介護と通所介護が自治体ごとの事業として移行したためであります。
また、地域密着型介護サービス給付事業については、前年比、約6.4%の増となっており、市内事業所の受入定員の増に伴い、サービスの供給量が増加したことが影響しているものであります。今後も引き続き、介護保険制度の改正に適正に対応するとともに、地域のニーズを的確に捉えて、安定的な介護サービスの供給を確保していただくようよろしくお願いいたします。
次に、市営墓地特別会計について申し上げます。平成30年度は6区画の分譲がありましたが、全て埋まったとの報告がありました。委員からは、「今後、空きがない場合や、お墓を持たない世代も出てくることが考えられるため、納骨堂について検討しても良いのではないか。」といった意見が出されました。また、春彼岸の時期に、積雪により墓地に入れないということがないように、事前に担当課で確認していただくようお願いいたします。
最後に、後期高齢者医療特別会計について申し上げます。本制度は、高齢者の健康保持のために、大きな役割を果たしております。高齢化の進行に伴い、医療費の増加が見込まれますが、今後とも、広域連合との連携のもと、健全で安定的な財政運営をお願いいたします。
以上、意見と要望を付し、付託されました5議案を採決した結果、いずれも全員異議なく、原案のとおり認定すべきものと決しました。
以上、厚生分科会における、審査の経過と結果についての報告を終わります。
○佐藤 直決算特別委員長 以上で、各分科会における審査の経過と結果についての報告を終わります。
これから、各分科会委員長の報告に対し、一括して質疑を行います。ご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤 直決算特別委員長 質疑もありませんので、これで終わります。
次に、討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
これから、採決を行います。
はじめに、議第62号 平成30年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について採決をします。本決算に対する各分科会委員長の報告はいずれも認定すべきものであります。本決算は各分科会委員長報告のとおり、決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤 直決算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第62号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、議第63号 平成30年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について採決をします。本決算に対する分科会委員長の報告は認定すべきものであります。本決算は分科会委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤 直決算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第63号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、議第64号 平成30年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について採決をします。本決算に対する分科会委員長の報告は認定すべきものであります。本決算は分科会委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤 直決算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第64号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、議第65号 平成30年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について採決をします。本決算に対する分科会委員長の報告は認定すべきものであります。本決算は分科会委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤 直決算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第65号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、議第66号 平成30年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について採決をします。
本決算に対する分科会委員長の報告は、認定すべきものであります。本決算は、分科会委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤 直決算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第66号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、議第67号 平成30年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算認定について採決をします。
本決算に対する分科会委員長の報告は、認定すべきものであります。本決算は、分科会委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤 直決算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第67号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、議第68号 平成30年度東根市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について採決をします。
本決算に対する分科会委員長の報告は、認定すべきものであります。本決算は、分科会委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤 直決算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第68号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、議第69号 平成30年度東根市水道事業会計決算認定について採決をします。
本決算に対する分科会委員長の報告は、認定すべきものであります。本決算は、分科会委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤 直決算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第69号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、議第70号 平成30年度東根市工業用水道事業会計決算認定について採決をします。
本決算に対する分科会委員長の報告は、認定すべきものであります。本決算は、分科会委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤 直決算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第70号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
以上で、決算特別委員会に付託されました議案の審査は全部終了しました。なお、本委員会の審査の結果については、この後の本会議において審議されることとなっておりますが、審査の経過と結果についての私からの口頭報告は、申し合わせにより、結果についての報告とし、経過については各分科会委員長の報告を、本会議における決算特別委員長の報告に代えさせていただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤 直決算特別委員長 異議なしと認めます。したがいまして、私からの口頭報告は結果についての報告とし、経過については各分科会委員長の報告を、本会議における決算特別委員長の報告に代えることに決しました。
次に、執行部に申し上げます。決算審査の中で示された各委員の意見、要望など十分に尊重し、的確な事務処理に当たられることをお願いいたします。
◎閉 会
○佐藤 直決算特別委員長 これで決算特別委員会を閉会します。ご苦労さまでした。
午前10時37分 閉 会