予 算 特 別 委 員 会 会 議 録
平成31年2月27日 午後 1時00分 開 会

 清  野  忠  利  予算特別委員長      今  野     孝  副委員長

◎出席委員(16名)
 1番   片  桐  勝  寿 委員       2番   山  科  幸  子 委員
 3番   高  橋  鉄  夫 委員       4番   白  井  健  道 委員
 5番   河  村     豊 委員       6番   原  田  利  光 委員
 7番     橋  光  男 委員       8番   細  矢  俊  博 委員
 9番   今  野     孝 委員      10番   浅 野 目  幸  一 委員
11番   阿  部  綾  子 委員      12番   清  野  貞  昭 委員
14番   佐  藤     直 委員      15番   秋  葉  征  士 委員
16番   清  野  忠  利 委員      17番     橋  ひ ろ み 委員


◎欠席委員(なし)

◎説明のため出席した者の職氏名
土 田 正 剛
市      長

元 木 正 史
教  育  長
武 田 庄 一
選挙管理委員会
委  員  長

斎 藤 吉 則
代表監査委員
工 藤 喜惠治
農業委員会会長

伊 藤 孝 次
消  防  長
間木野 多加志
副  市  長

古 谷 利 明
総 務 部 長
浅野目   勇
市民生活部長

梅 津 佳 之
健康福祉部長
石 垣 裕 之
経 済 部 長

東海林 克 彦
建 設 部 長
兼 水 道 部 長
天 野 政 実
会計管理者

芦 野 耕 司
教 育 次 長
高 橋 重 俊
総合政策課長

石 垣 有 一
庶 務 課 長
併選挙管理委員会
事 務 局 長
石 垣 和 彦
財 政 課 長

半 田   薫
監 査 委 員
事 務 局 長
柴 田   昇
農 業 委 員 会
事 務 局 長





◎事務局職員出席者職氏名
佐 藤 浩 之
事 務 局 長

青 木   満
事務局長補佐
菅 井 美奈子
議事主査
兼議事係長

齊 藤 晋 平
副  主  任
松 山 朋 美
主     事

早 坂   康
兼 務 書 記
森 谷 賢 司
兼 務 書 記


◎本日審査した案件

 議第18号 平成31年度東根市一般会計予算
 議第19号 平成31年度東根市国民健康保険特別会計予算
 議第20号 平成31年度東根市東根財産区特別会計予算
 議第21号 平成31年度東根市公共下水道事業特別会計予算
 議第22号 平成31年度東根市介護保険特別会計予算
 議第23号 平成31年度東根市市営墓地特別会計予算
議第24号 平成31年度東根市後期高齢者医療特別会計予算
議第25号 平成31年度東根市水道事業会計予算
議第26号 平成31年度東根市工業用水道事業会計予算



  ◎開     会

○清野忠利予算特別委員長 皆さん、ご苦労さまです。ただ今から予算特別委員会を開会します。

  ◎開     議

○清野忠利予算特別委員長 本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、委員の出席数は16名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

  ◎議第18号 平成31年度東根市一般会計予算について外8件

○清野忠利予算特別委員長 先ほどの本会議におきまして、予算特別委員会に付託なりました議案は、別紙付託表のとおり、議第18号から議第26号までの9議案であります。以上、9議案を一括して議題とします。
  はじめに、議第18号から議第24号までの7議案について、財政課長に補足説明を求めます。
  石垣財政課長。
  〔石垣和彦財政課長 登壇〕
○石垣和彦財政課長 委員長の指示によりまして、一般会計及び6つの特別会計当初予算の補足説明を申し上げます。
  別冊の一般会計及び特別会計の予算書をお願いいたします。
  はじめに、1ページをお願いいたします。
  議第18号 平成31年度東根市一般会計予算についてご説明申し上げます。
  第1条は、歳入歳出予算総額を216億5,400万円と定めるものでございます。
  第2条につきましては、債務負担行為について。第3条は、地方債の借入限度額等について設定しています。第4条は、一時借入金限度額を20億円と定めるものでございます。
  第5条は、給料等の人件費に過不足が生じた場合に、同じ款内の項の間での流用ができる規定を定めるものでございます。
  次に、2ページをお願いいたします。
  2ページから6ページまでにつきましては、第1表 歳入歳出予算で、款項の区分とその区分ごとの予算額を表にしたものでございます。
  7ページをお願いいたします。
  第2表 債務負担行為でございます。5件ございますけれども、都市計画マスタープラン作成業務委託、神町小学校エアコン借上事業、神町小学校改築事業、これにつきましては、2カ年にわたる事業として実施するために設定するものでございます。
  また、商工業みらい応援利子補給、こちらにつきましては、市内商工業者が経営基盤の安定化と設備の近代化を図るための、融資に対する利子補給を実施するため。また、排水設備等設置改造資金利子補給につきましては、下水道事業区域外における合併処理浄化槽の普及を目的といたしまして、排水設備の改造資金の融資に対しまして、利子補給を行うため、それぞれ債務負担行為を設定するものでございます。
  8ページをお願いいたします。
  第3表 地方債につきましては、児童福祉施設整備事業から臨時財政対策債までの起債の目的ごとに、限度額、起債の方法等について設定するものでございます。限度額の合計につきましては、24億1,400万円でございます。
  次に、12ページをお願いいたします。
  歳入になります。歳入の主なものについてご説明申し上げます。
  1款市税につきましては、本年度の決算見込みを踏まえまして計上しております。1項1目市民税の個人分では、前年度比1.3%増の20億4,540万円。2目の法人税では、前年度比2.5%増の6億7,700万1,000円。
  2項1目固定資産税は、5.0%増の28億6,854万2,000円。
  3項1目軽自動車税につきましては、6.1%増の1億4,864万2,000円。
  続いて14ページをお願いいたします。
  2目環境性能割、こちらにつきましては10月からの消費税増税に合わせまして、自動車取得税が廃止になり、新たな制度として創設されるものでございます。
  4項たばこ税につきましては、喫煙者の減少等を考慮いたしまして、前年度比2.8%減の2億7,621万円を計上しております。
  6項都市計画税では、5.3%増の3億9,160万5,000円を計上しております。
  16ページをお願いいたします。
  3款利子割交付金、4款配当割交付金、5款株式等譲渡所得割交付金につきましては、これまでの実績を踏まえまして、それぞれ増額して計上しております。
  18ページをお願いいたします。
  6款地方消費税交付金につきましては、実績見込みや消費税増税の影響を考慮いたしまして、前年度比5.8%増の8億9,900万円を計上しております。
  8款自動車取得税交付金につきましては、消費税増税に合わせて、自動車取得税が廃止になりますので、40%減の1,800万円を計上しております。
  9款の環境性能割交付金につきましては、新たに創設される制度になりまして、700万円を計上しております。
  20ページ、21ページをお願いいたします。
  12款地方交付税につきましては、地方財政計画や市税の状況等を勘案いたしまして、前年度比0.6%減の38億2,000万円としております。
  次に24、25ページをお願いいたします。
  16款国庫支出金の1項1目民生費国庫負担金では、前年度より8,508万5,000円増額しておりますけれども、2節の児童福祉費負担金の障害児通所給付費負担金及び子どものための教育・保育給付交付金が増額になっていることが要因となっております。
  26、27ページをお願いいたします。
  2項2目民生費国庫補助金は、民間保育所の整備補助等によりまして、1億3,244万7,000円の大幅な増となっております。子ども・子育て支援整備交付金が1,884万円の増の5,312万4,000円。保育所等整備交付金は、新規に1億1,439万2,000円を計上しております。
  次に28、29ページをお願いいたします。
  5目の教育費国庫補助金では、神町小学校改築事業に学校施設環境改善交付金を計上しておりまして、前年度比で8,338万円の増となっております。
  次に少し飛びますけれども、36、37ページをお願いいたします。
  17款県支出金の3項1目総務費負担金につきましては、参議院議員通常選挙委託金及び山形県議会議員選挙委託金を計上いたしております。前年度に対して、3,412万9,000円の増となっております。
  38、39ページをお願いいたします。
  下段の方になりますけれども、19款1項1目総務費寄附金、前年に対しまして1億5,100万円増の8億5,100万円としております。ふるさとづくり寄附の増加を見込んでいるところでございます。
  40、41ページをお願いいたします。
  20款繰入金になります。総額21億1,363万3,000円。前年度に対しまして、3,489万1,000円の減額となっております。
  3目の市立小中学校建設基金繰入金につきましては、神町小学校改築事業に、4目のふるさとづくり基金繰入金につきましては、地域福祉の向上などのための各種事業の歳出経費に、5目の減債基金繰入金は繰上償還の実施に向け、1億円を計上しております。
  次に44、45ページをお願いいたします。
  23款市債になります。1目民生債につきましては、神町学童保育所整備事業などへ1億4,140万円。3目土木債につきましては、道路の新設や改良事業、市営住宅神町南団地の長寿命化改善工事などに5億1,620万円。5目教育債につきましては、神町小学校改築事業や学校トイレリニューアル事業などに10億1,960万円計上しております。6目臨時財政対策債につきましては、地方財政計画に基づきまして、前年度比1億1,500万円減の5億8,000万円を計上しております。
  次に46、47ページをお願いいたします。
  ここからは歳出になります。
  1款議会費1項1目議会費につきましては、議会事業にタブレット端末の運用経費を計上いたしまして、1億9,738万6,000円となっております。
  次に、50ページ、51ページをお願いいたします。
  2款総務費1項2目広報広聴費、広報広聴事業では、市報縮刷版の作成経費を計上いたしまして、2,536万8,000円としております。
  次に52、53ページをお願いいたします。
  下段になりますけれども、5目の企画費、前年比で2億2,527万5,000円の大幅な増額になっております。
  次のページの54、55ページをお願いいたします。
  説明の欄になりますけれども、ホストタウン推進事業、こちらは登録都市としての取り組みを行うために、前年より増額いたしまして、1,449万3,000円を計上しております。
  また、国際交流事業では、インゲルハイム・アム・ライン市の市民訪問団の訪問経費を計上いたしまして、1,051万6,000円としております。
  定住促進事業は継続して、2,339万5,000円を計上しております。
  続きまして、56、57ページの説明の欄をお願いいたします。
  ふるさと納税特産品PR事業、こちらにつきましては、前年比9,445万4,000円増の4億7,831万2,000円としております。
  また、ふるさとづくり基金管理事業につきましては、前年に比べまして1億5,064万3,000円増の8億5,201万8,000円を計上しております。ふるさとづくり寄附の増加を見込んでいるところでございます。
  次に、第5次東根市総合計画策定に向け、事業費216万7,000円を新規計上しております。
  ひがしね移住生活応援事業、こちらにつきましては、東京圏から東根市に移住して、中小企業等に就業、または起業した方に対し、移住費等を支援するものでございまして、300万円を新規計上しております。
  次に62、63ページをお願いいたします。
  上段の12目地方バス対策費、市民バス運行事業では、新たな路線の運行経費を計上いたしまして、2,446万4,000円としております。
  また、デマンド乗合タクシー試行運行経費といたしまして、67万円を新規計上しているところでございます。
  次に66、67ページをお願いいたします。
  3項1目住民基本台帳費の、次のページの説明欄になりますけれども、上段の方にコンビニ交付サービス事業といたしまして、4,616万3,000円を計上しております。マイナンバーカードを利用いたしまして、住民票などの各種証明書をコンビニエンスストア等で取得できるサービスを実施するものでございます。
  次に、70、71ページをお願いいたします。
  4項3目選挙執行費に参議院議員通常選挙、山形県議会議員選挙、東根市議会議員選挙の経費をそれぞれ計上しております。
  76、77ページをお願いいたします。
  3款民生費1項1目、説明の欄の一番最後になりますけれども、福祉灯油購入費等助成事業779万8,000円を新規に計上しております。
  次に、86、87ページをお願いいたします。
  2項1目児童福祉総務費になります。
  次のページの89ページの説明の欄になりますけれども、2番目、障害児通所給付事業、こちらにつきましては、前年に比べまして3,244万2,000円増の1億2,074万2,000円を計上しております。
  2目の保育所費、こちらにつきましても、前年に比べまして3億265万8,000円の大幅な増となっております。
  説明の欄になりますけれども、特別保育事業につきましては948万円増の2,608万9,000円を計上しているところです。
  次の91ページの説明の欄になりますけども、一番上の子どものための教育・保育給付事業、認可保育所へ移行する施設があることなどから、1億1,140万6,000円増の4億2,688万6,000円を計上しております。
  また、民間事業者が保育所等を整備することから、保育所等整備加速化事業、1億5,728万9,000円を計上しているところでございます。
  92、93ページをお願いいたします。
  5目の児童福祉施設費になります。小田島学童保育所、大森学童保育所の整備については今年度終了しておりますけれども、その関係で減額になっておりますが、神町学童保育所の整備のため、児童福祉施設等整備・維持事業に2億583万7,000円を計上しております。また、(仮称)東根こども園整備事業といたしまして、2,466万円を新規計上しております。
  94、95ページをお願いいたします。
  6目医療給付費、子ども医療費無料化事業につきましては、10月から高校生世代の医療費を無料化にする経費を加えまして、1億1,295万8,000円を計上しております。
  次に、98、99ページをお願いいたします。
  4款の衛生費、1項1目保健衛生総務費になります。
  次の101ページの方の説明の欄の中ほどになりますけれども、子育て世代包括支援事業383万円を新規計上しています。産後のケア、産前産後サポート事業を実施いたしまして、安心して子育てができる環境を整えるものでございます。
  2目予防費、予防事業では、大人の風しん抗体検査、予防接種の全額助成を加えまして1億1,040万4,000円を計上しております。また、子どもの任意予防接種助成事業につきましては、ロタウイルス、おたふくかぜ、インフルエンザの予防接種の助成といたしまして949万8,000円を計上しております。
  次に、少し飛びますけども、110ページ、111ページをお願いいたします。
  6款1項3目農業振興費になります。次の113ページの説明欄、下から2番目になりますけれども、人・農地プラン推進事業に6,472万7,000円。次の115ページの説明の欄、中ほどになります。園芸産地活性化支援事業に9,774万9,000円。また、佐藤錦生産環境整備事業に1,930万5,000円。有害鳥獣農作物被害防止対策事業に1,619万4,000円を継続して計上しております。
  次に、120ページ、121ページをお願いいたします。
  6款1項10目ブランド戦略推進費になります。農産物海外販路拡大推進事業及び、その3つ下になりますけれども、地方創生推進交付金事業としての農産物海外販路拡大推進事業。こちらにつきましては、農産物の輸出に向けまして、東南アジアを中心に市場調査やプロモーション活動を行うものでございまして、また、シンガポールでのトップセールスも計画しているところでございます。
  果樹王国ひがしねふるさと名物応援事業100万円を新規計上しております。さくらんぼ農家と地元中小企業の連携を促進していくものでございます。
  次に、126、127ページをお願いいたします。
  7款商工費、1項3目観光費の観光事業につきましては、ひがしねウィンターフェスティバル実行委員会負担金1,000万円や、ひがしね祭実行委員会負担金1,470万円などを計上しているところでございます。
  128ページ、129ページの説明の欄、中ほどになりますけれども、た〜んとほおバルフェスティバル事業、こちらにつきましても1,200万円を計上しているところでございます。
  4目企業誘致対策費では、産業立地促進資金融資事業、こちらは前年度よりも7,610万円増額いたしまして1億8,490万円となっているところです。
  次に、130、131ページをお願いいたします。
  6目ブランド戦略推進費の果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン大会事業に2,764万8,000円。また、外国人ランナーの招致やおもてなし向上のために、地方創生推進交付金事業となります、さくらんぼマラソンインバウンド促進事業100万円を新規計上しております。
  次に、134、135ページをお願いいたします。
  8款の土木費、2項2目道路維持事業では、市道除排雪事業に3億円を計上しております。
  3目の道路新設改良費では、社会資本整備総合交付金事業に2億4,700万円。次のページ136、137ページになりますけれども、道路新設改良事業に1億6,900万円を計上しております。
  また、神町小学校改築関連道路整備事業といたしまして、1億円を新規に計上しております。
  続きまして、140、141ページをお願いいたします。
  4項の都市計画費、4目公園管理費になります。(仮称)大森山公園クロスカントリーコース整備事業といたしまして、測量、実施設計などの経費2,620万円を新規計上しております。
  142、143ページをお願いいたします。
  5項1目住宅管理費の住宅管理事業では、市営住宅神町南団地の長寿命化改善工事費を計上いたしまして、8,951万9,000円としております。
  次に、146ページ、147ページをお願いいたします。
  9款の消防費、1項3目消防施設費でございますけれども、上から2番目の消防施設事業におきましては、大規模宅地開発事業に伴います防火水槽設置補助経費などを計上いたしまして、5,354万1,000円としております。
  貯水槽整備事業につきましては、貯水槽の新設・移設経費といたしまして、8,520万7,000円を計上しております。
  148、149ページをお願いいたします。
  10款の教育費になります。1項2目事務局費に、次のページ、151ページの説明の欄になります。きめ細やかな学校教育推進事業。こちらにつきましては、教育相談指導員を1名増員いたしまして、適応教室の支援体制の充実を図る経費を盛り込みまして、3,795万9,000円を計上しております。
  続きまして、152ページ、153ページをお願いいたします。
  4目の語学指導費の語学指導事業につきましては、英語指導助手ALT7名体制。また、中学生の英語検定受験の支援経費を新たに計上いたしまして、3,749万円としております。
  次に、156、157ページをお願いいたします。
  2項小学校費、4目学校建設費では、神町小学校改築事業といたしまして、改築工事費などの経費といたしまして、12億2,684万5,000円を計上しております。
  次のページ、158、159ページをお願いいたします。
  3項中学校費、1目学校管理費の中学校管理事業では、部活動指導員を3名増員いたしまして、全ての中学校に配置する経費も計上し、合計で1億1,990万9,000円としているところです。
  160、161ページをお願いいたします。
  3目の施設維持費、学校トイレリニューアル事業につきましては、本年度大富中学校の工事が完了いたしますので、それ以外の一中、二中、三中、神町中学校の工事となっており、8,375万1,000円を計上しております。
  次に、164、165ページをお願いいたします。
  4項の社会教育費、4目文化振興費になります。次の167ページの説明の欄になりますけれども、中ほどに、東の杜運営管理事業、こちらにつきましては、東の杜の指定管理者による運営管理に係る経費、また、駐車場用地の購入・整備経費などを入れまして6,080万円を計上しているところです。
  次に、170、171ページをお願いいたします。
  12款公債費でございます。繰上償還に係る経費1億円を計上しておりますけれども、前年度比0.7%減の19億4,930万2,000円となっております。
  以上で、一般会計についての補足説明を終わらせていただきます。
  続きまして、特別会計についてご説明申し上げます。195ページをお願いいたします。
  議第19号 平成31年度東根市国民健康保険特別会計予算でございます。
  第1条は、歳入歳出予算総額を47億6,000万円と定めるものでございます。
  第2条では、一時借入金の限度額を1億5,000万円と定めまして、第3条では、保険給付費に過不足が生じた場合、同一款内における各項の間での流用ができることとするものでございます。
  202、203ページをお願いいたします。
  最初に歳入になります。
  1款国民健康保険税につきましては、前年度に比べまして985万2,000円減の8億9,214万8,000円を計上したところでございます。
  次に、204、205ページをお願いいたします。
  4款県支出金1項1目保険給付費等交付金、前年度に比べまして、1億5,540万8,000円増の33億8,244万円を計上しております。
  6款繰入金1項1目一般会計繰入金につきましては、保険基盤安定繰入金などから3億6,124万8,000円を計上しております。
  206、207ページをお願いいたします。
  2項1目財政調整基金繰入金を1億1,674万円計上しております。
  次に、210、211ページをお願いいたします。
  歳出になります。
  1款1項総務管理費には職員人件費、国保連合会負担金等を計上いたしまして、2項徴税費には賦課徴収に係る所要額を計上しております。
  214、215ページをお願いいたします。
  2款の保険給付費1項療養諸費につきましては、これまでの実績に基づきまして、対前年に比べまして1億386万9,000円増の28億5,836万9,000円を計上しております。
  次に、216、217ページをお願いいたします。
  3款国民健康保険事業費納付金につきましては、財政運営の主体である県に納付するものでございます。
  1項医療給付費納付金につきましては、前年比1億5,082万6,000円増の8億8,108万6,000円、2項の後期高齢者支援金等納付金につきましては、2億7,017万2,000円、3項の介護納付金につきましては、9,674万1,000円を計上しております。
  次に、218、219ページをお願いいたします。
  下段になりますけども、6款保険事業費、こちらにつきましては、生活習慣病予防のための事業費等を計上しておりまして、1項特定健康診査等事業費につきましては、3,620万9,000円、次の220ページになりますけれども、2項の保健事業費では1,089万1,000円を計上しているところでございます。
  以上で、国民健康保険特別会計を終わらせていただきます。
  続きまして、231ページをお願いいたします。
  議第20号 平成31年度東根市東根財産区特別会計予算でございます。
  第1条は、歳入歳出予算総額を130万円と定めるもので、第2条につきましては、一時借入金の限度額を50万円とするものでございます。
  236ページをお願いいたします。
  歳入の主なものといたしましては、1款1項1目財産貸付収入につきましては、クレー射撃場や堂ノ前の公園用地など、財産区有地の貸付収入、また2款繰入金につきましては、財産区管理会運営基金からの繰入金を計上しております。
  238ページをお願いいたします。
  歳出の主なものといたしまして、1款1項1目一般管理費では、前年に比べまして32万円減の30万4,000円を計上しております。2目の財産管理費につきましては、市内小学校児童の環境学習等の事業費と、山林の管理経費など89万6,000円を計上しております。
  以上で、財産区特別会計を終わらせていただきます。
  続きまして、243ページをお願いいたします。
  議第21号 平成31年度東根市公共下水道事業特別会計予算でございます。
  第1条は、歳入歳出予算総額を20億2,500万円と定めるものでございます。第2条は、債務負担行為の設定。第3条は、地方債の借入限度額等を定めるもの。第4条は、一時借入金の借入限度額を2億5,000万円とするものでございます。
  245ページをお願いいたします。
  第2表 債務負担行為でございます。排水設備等の改造資金の借り入れに対しまして、利子補給を行うものでございます。
  次に、246ページをお願いいたします。
  第3表 地方債、管渠建設事業などに充てる起債につきまして、限度額を設けるものでございます。
  続きまして、250ページをお願いいたします。
  歳入になります。1款分担金及び負担金では、受益者負担金を計上いたしまして、2款使用料及び手数料では、下水道使用料を計上しております。3款国庫支出金は、管渠建設事業に対する補助金といたしまして、2億3,410万円を計上しております。
  252ページをお願いいたします。
  下段になりますけども、7款市債につきましては、前年比2,740万円減の4億5,500万円を計上しております。
  次に、254ページをお願いいたします。
  歳出になります。1款公共下水道事業費の1項1目下水道総務費では、職員人件費、最上川流域下水道維持管理負担金、下水道使用料徴収委託料などを計上しております。
  256ページをお願いいたします。
  3目の管渠建設事業では、公共、単独など、それぞれ事業区分に応じて事業費を計上しております。事業費総額では、前年比1,476万1,000円増の7億5,603万9,000円を計上しております。
  258ページをお願いいたします。
  2款公債費では、前年に比べまして、7,110万7,000円減の7億7,570万4,000円を計上しております。
  以上で、公共下水道事業特別会計についての説明を終わらせていただきます。
  次に、269ページをお願いいたします。
  議第22号 平成31年度東根市介護保険特別会計予算でございます。
  第1条は、歳入歳出予算総額を43億6,100万円と定めるもので、第2条は、保険給付費に過不足が生じた場合における同一款内での流用規定を定めたものでございます。
  276ページをお願いいたします。
  歳入になります。1款介護保険料につきましては、前年比3,158万8,000円増の9億3,510万8,000円を計上しております。
  3款の国庫支出金から、278ページの5款県支出金までにつきましては、各種サービスの給付額に合わせまして、負担金、補助金等を計上しているところでございます。
  7款1項一般会計繰入金につきましては、次の280ページになりますけれども、前年度に比べまして1,977万6,000円増の6億4,301万円を計上しているところでございます。
  次に、284ページをお願いいたします。
  歳出になります。1款1項総務管理費には、職員人件費等を計上いたしまして、2項徴収費には、賦課徴収に係る所要額、次の286ページの3項介護認定審査会費につきましては、認定審査会や認定調査事業費の所要額を計上しております。
  次の288ページをお願いいたします。
  2款1項介護サービス等諸費につきましては、居宅介護サービス給付費や施設介護サービス給付費などでございまして、サービス利用の実績を考慮いたしまして、前年比5,505万2,000円増の36億7,930万円を計上しております。
  次に、290ページをお願いいたします。
  2項の介護サービス等諸費につきましては、実績を考慮いたしまして、前年度比963万3,000円増の7,895万円を計上しております。
  次に、292ページをお願いいたします。
  下段になりますけども、5項の特定入所者介護サービス等費につきましては、所得の低い施設サービス利用者に対しまして、食費や居住費等の給付を行うものでございまして、実績を踏まえまして、1,136万8,000円増額いたしまして、2億4,170万円を計上しております。
  次に、294ページをお願いいたします。
  4款1項介護予防・生活支援サービス事業費につきましては、実績を考慮いたしまして、1,188万7,000円増の7,916万3,000円を計上しております。
  以上で、介護保険特別会計についてのご説明を終わらせていただきます。
  続きまして、307ページをお願いいたします。
  議第23号 平成31年度東根市市営墓地特別会計予算でございます。
  第1条は、歳入歳出予算総額を180万円と定めるものでございます。
  312ページをお願いいたします。
  歳入では、1款2項1目手数料に、墓地管理料等を168万4,000円を計上しております。
  314ページをお願いいたします。
  歳出になりますけども、1款1項1目一般管理費に墓地管理委託料など170万円を計上しているところです。
  以上で、市営墓地特別会計についてのご説明を終わらせていただきます。
  次に、317ページをお願いいたします。
  議第24号 平成31年度東根市後期高齢者医療特別会計予算でございます。
  第1条は、歳入歳出予算総額を4億9,600万円と定めるものでございます。
  324ページをお願いいたします。
  歳入になりますけれども、1款1項後期高齢者医療保険料につきましては、前年比1,157万5,000円減の3億5,122万1,000円を計上しております。また、3款1項一般会計繰入金につきましては、国の基準に基づき算出いたしました事務費繰入金等、また保険基金安定繰入金等を計上しているところでございます。
  328ページをお願いいたします。
  歳出になります。2款後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、市が徴収いたしました保険料の全額と、一般会計から繰り入れいたしました保険基盤安定負担金分、加えまして広域連合の事務費負担金等を計上いたしまして、あわせて前年度比3,178万5,000円減の4億7,779万8,000円としております。以上で、後期高齢者医療特別会計について、終わらせていただきます。
  一般会計と6つの特別会計の当初予算の補足説明については、以上とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長 次に、議第25号及び議第26号の2議案について、水道部長に補足説明を求めます。
  東海林水道部長。
  〔東海林克彦建設部長兼水道部長 登壇〕
○東海林克彦建設部長兼水道部長 委員長の指示により、補足して説明を申し上げます。
  はじめに、議第25号 平成31年度東根市水道事業会計予算について、ご説明申し上げます。
  予算書の1ページをお開きください。
  業務の予定量でありますが、平成29年度実績及び平成30年度の実績見込みを勘案いたしまして、給水戸数については100戸増の1万7,200戸、年間総給水量につきましては、前年度比1万950㎥増の470万8,500㎥、1日平均給水量についても、前年度比30㎥増の1万2,900㎥を予定したところであります。
  主な建設改良事業といたしましては、老朽管更新事業等を予定しております。
  また、引き続き計画的な漏水調査と漏水箇所の修復工事を実施するなど、有収率の向上に努めてまいります。
  次に、第3条収益的収入及び支出の予定額でありますが、収入につきましては、第1款水道事業収益といたしまして、11億8,876万3,000円、支出につきましては、第1款水道事業費用として11億6,889万4,000円を計上したところであります。
  次に、2ページをお願いいたします。
  第4条、資本的収入及び支出の予定額でありますが、資本的収入につきましては、3,509万1,000円、第1款資本的支出につきましては、5億4,692万円を計上したところであります。
  なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額、5億1,182万9,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金で補てんする予定であります。
  第5条一時借入金から3ページの第8条たな卸資産購入限度額までは記載のとおりであります。
  5ページをお願いいたします。
  予算の実施計画になります。
  最初に収益的収入及び支出のうち、主なものについて説明いたします。収入についてでありますが、収入合計となる第1款水道事業収益につきましては、前年度比0.9%増の11億8,876万3,000円を計上しております。内訳についてでありますが、第1項営業収益のうち、第1目給水収益につきましては、給水人口及び総給水量の増加が見込めること、さらに10月より消費税が増税されることなどから、その分も含め前年度比1.2%増の10億5,390万円を計上いたしました。
  次に、第2項営業外収益のうち第5目他会計負担金につきましては、簡水統合事業に伴う一般会計からの負担金のうち、起債償還利子分の647万6,000円を計上しております。
  その他については、記載のとおりとなっております。
  6ページをお願いいたします。
  続いて、支出についてご説明申し上げます。
  支出合計として、第1款水道事業費用につきましては、前年度比1.3%増の11億6,889万4,000円を計上しております。
  支出の主なものについて、ご説明いたします。
  第1項の営業費用のうち、第1目原水及び浄水費につきましては、2億8,974万1,000円を計上しており、2名分の人件費及び浄水場の管理などになります。
  第2目配水及び給水費につきましては、3億1,028万7,000円を計上しており、3名分の人件費や配水池の管理費及び配水管の布設替工事に伴う舗装補修費などになります。
  第4目業務総係費につきましては、1億2,689万2,000円で職員5名分の人件費のほか、料金システム更新費用などになります。
  次に、第2項営業外費用のうち、第1目支払利息及び企業債取扱諸費につきましては、2,569万3,000円を計上いたしました。その他については、記載のとおりとなっております。
  7ページをお願いいたします。
  続いて、資本的収入及び支出のうち、主なものついてご説明いたします。
  最初に、収入についてでありますが、収入合計となる第1款資本的収入については、前年度比12.5%減の3,509万1,000円を計上しております。内訳になりますが、第2項の加入金のほか、10月から消費税が増税されることなどから、前年度比35.3%減の1,667万6,000円を計上いたしました。第8項の負担金につきましては、簡易水道統合事業に伴う一般会計からの負担金のうち、起債償還分として1,191万5,000円を計上しております。
  続いて、支出についてご説明申し上げます。
  支出合計となる第1款資本的支出につきましては、前年度比1.5%減の5億4,692万円を計上しております。内訳についてでありますが、第1項建設改良費のうち、第1目施設費につきましては、前年度同額の4億5,000万円を計上しており、配水管布設替工事などを予定しております。
  第3目固定資産購入品につきましては、送水管布設替の用地費やリース期間満了となる公用車の購入費用などとして、1,725万円を計上いたしました。
  以上で、水道事業会計の説明を終わります。
  続きまして、工業用水道事業について、ご説明いたします。
  議第26号 平成31年度東根市工業用水道事業会計について、予算書の第1ページをお願いいたします。
  第2条、業務の予定量でありますが、本年度同様、総給水数を12企業、年間総給水量につきましては、315万3,600㎥、1日平均給水量8,640㎥として、運営していく予定であります。
  次に、主な建設改良事業でありますが、工業用水道送配水管の空気弁、こちらの更新事業を実施してまいります。
  次に、第3条、収益的収入及び支出の予定額でありますが、収入につきましては、第1款工業用水道事業収益といたしまして、2億2,206万1,000円、支出につきましては、第1款工業用水道事業費用として、2億2,078万6,000円を計上したところであります。
  2ページをお願いいたします。
  第4条の資本的収入及び支出の予定額でありますが、収入についてはございません。支出につきましては、第1款資本的支出として3,000万円を計上したところであります。
  なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額3,000万円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金で補てんする予定であります。
  次の第5条及び第6条につきましては、記載のとおりであります。
  4ページをお願いいたします。予算実施計画となります。
  収益的収入及び支出のうち、主なものについてご説明いたします。
  収入についてでありますが、収入合計となる第1款工業用水道収益につきましては、前年度比1.7%増の2億2,206万1,000円を計上しております。内訳についてでありますが、第1項営業収益のうち、第1目給水収益につきましては、本年度同額で見ておりますが、10月から消費税が増税される分を加え、前年度比1.8%増の2億554万5,000円を計上したところであります。その他については、記載のとおりであります。
  続いて、支出についてご説明申し上げます。支出合計となる第1款工業用水道事業費用につきましては、前年度比1.9%増の2億2,078万6,000円を計上しております。内訳についてでありますが、営業費用のうち、第1目原水及び浄水費につきましては、7,995万9,000円を計上しており、浄水場の管理費等になります。
  第2目配水及び給水費につきましては、3,410万4,000円を計上しており、2名分の人件費及び配水池の管理費などになります。
  4目の業務総係費以降につきましては、記載のとおりとなっております。
  5ページをお願いいたします。続いて、資本的収入及び支出についてでありますが、これは支出のみとなります。
  第1款資本的支出として、3,000万円を計上したところであります。送水管空気弁更新事業費などに充てる予定となっております。
  以上で、工業用水道事業会計の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長 以上で、説明を終わります。

  ◎散     会

○清野忠利予算特別委員長 これで、本日の日程は全部終了しました。
  なお、本委員会は3月8日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。
  本日は、これで散会します。ご苦労さまでした。

   午後 1時59分 散 会