平成30年12月13日 午前10時07分 開 議
加 藤 信 明 議長 橋 ひ ろ み 副議長
◎出席議員(17名)
1番 片 桐 勝 寿 議員 2番 山 科 幸 子 議員
3番 高 橋 鉄 夫 議員 4番 白 井 健 道 議員
5番 河 村 豊 議員 6番 原 田 利 光 議員
7番 橋 光 男 議員 8番 細 矢 俊 博 議員
9番 今 野 孝 議員 10番 浅 野 目 幸 一 議員
11番 阿 部 綾 子 議員 12番 清 野 貞 昭 議員
14番 佐 藤 直 議員 15番 秋 葉 征 士 議員
16番 清 野 忠 利 議員 17番 橋 ひ ろ み 議員
18番 加 藤 信 明 議員
◎欠席議員(1名)
13番 森 谷 政 志 議員
◎説明のため出席した者の職氏名
|
|
|
|
|
土 田 正 剛
|
市 長
|
|
元 木 正 史
|
教 育 長
|
武 田 庄 一
|
選挙管理委員会
委 員 長
|
|
斎 藤 吉 則
|
代表監査委員
|
工 藤 喜惠治
|
農業委員会会長
|
|
伊 藤 孝 次
|
消 防 長
|
間木野 多加志
|
副 市 長
|
|
古 谷 利 明
|
総 務 部 長
|
浅野目 勇
|
市民生活部長
|
|
梅 津 佳 之
|
健康福祉部長
|
石 垣 裕 之
|
経 済 部 長
|
|
東海林 克 彦
|
建 設 部 長
兼 水 道 部 長
|
芦 野 耕 司
|
教 育 次 長
|
|
高 橋 重 俊
|
総合政策課長
|
石 垣 有 一
|
庶 務 課 長
併選挙管理委員会
事 務 局 長
|
|
石 垣 和 彦
|
財 政 課 長
|
半 田 薫
|
監 査 委 員
事 務 局 長
|
|
柴 田 昇
|
農 業 委 員 会
事 務 局 長
|
◎事務局職員出席者職氏名
|
|
|
|
|
佐 藤 浩 之
|
事 務 局 長
|
|
青 木 満
|
事務局長補佐
|
菅 井 美奈子
|
議事主査
兼議事係長
|
|
齊 藤 晋 平
|
副 主 任
|
松 山 朋 美
|
主 事
|
|
早 坂 康
|
兼 務 書 記
|
森 谷 賢 司
|
兼 務 書 記
|
|
◎議 事 日 程
議事日程第4号
平成30年12月13日(木) 予算特別委員会終了後 開 議
(常任委員長報告)
日程第 1 議第77号 東根市学童保育所設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
日程第 2 議第78号 東根市医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について
日程第 3 議第79号 指定管理者の指定について
日程第 4 議第80号 市道路線の廃止について
日程第 5 議第81号 市道路線の認定について
(質疑・討論・表決)
(予算特別委員長報告)
日程第 6 議第82号 平成30年度東根市一般会計補正予算(第4号)
日程第 7 議第83号 平成30年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
日程第 8 議第84号 平成30年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
日程第 9 議第85号 平成30年度東根市介護保険特別会計補正予算(第3号)
日程第10 議第86号 平成30年度東根市水道事業会計補正予算(第1号)
(質疑・討論・表決)
(経済建設常任委員長報告)
日程第11 請願第16号 主要農作物種子法の復活等をもとめる請願
(質疑・討論・表決)
(閉会中の継続審査申出)
日程第12 請願第14号 「核兵器禁止条約について、政府が締結することを求める」意見書
の提出に関する請願書
日程第13 請願第15号 ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシーを国に求める
意見書の提出について
(市長提出追加議案上程)
日程第14 議第87号 東根市特別職に属する者の給与に関する条例の一部を改正する条例の
制定について
日程第15 議第88号 東根市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定
について
日程第16 議第89号 平成30年度東根市一般会計補正予算(第5号)
日程第17 議第90号 平成30年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
日程第18 議第91号 平成30年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)
日程第19 議第92号 平成30年度東根市介護保険特別会計補正予算(第4号)
日程第20 議第93号 平成30年度東根市水道事業会計補正予算(第2号)
(説明・質疑・討論・表決)
(閉 会)
◎本日の会議に付した事件
議事日程第4号に同じ。
◎開 議
○加藤信明議長 皆さん、ご苦労さまです。本日の会議に、欠席の届け出がありましたのは、13番森谷政志議員です。したがいまして、出席議員の数は17名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
なお、執行部において、天野会計管理者が都合により、欠席となる旨の届け出がありましたので、ご了承願います。
本日の会議は、議事日程第4号によって進めます。
◎議第77号 東根市学童保育所設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について外4件
○加藤信明議長 日程第1 議第77号から日程第5 議第81号までの5議案を一括して議題とします。
委員会審査報告書
本委員会に付託された事件について審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第110条の規定により報告します。
なお、各事件に対する議決の理由は、委員長報告によってご承知願います。
平成30年12月13日
総務文教常任委員長 阿部綾子
経済建設常任委員長 細矢俊博
厚生常任委員長 白井健道
東根市議会議長 加藤信明 殿
記
|
|
|
|
付託委員会
|
事件番号
|
件 名
|
審査結果
|
総務文教
常任委員会
|
議第79号
|
指定管理者の指定について
|
原案可決
|
経済建設
常任委員会
|
議第80号
|
市道路線の廃止について
|
原案可決
|
議第81号
|
市道路線の認定について
|
原案可決
|
厚生
常任委員会
|
議第77号
|
東根市学童保育所設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
|
原案可決
|
議第78号
|
東根市医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について
|
原案可決
|
◎総務文教常任委員長報告
○加藤信明議長 はじめに、総務文教常任委員会に付託しました議第79号の審査の経過と結果について、委員長に報告を求めます。
総務文教常任委員長 11番阿部綾子議員。
〔阿部綾子総務文教常任委員長 登壇〕
○阿部綾子総務文教常任委員長 おはようございます。議長の指名により、総務文教常任委員会に付託されました1議案についての審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。
本案を審査するため、12月7日第3委員会室において総務文教常任委員会を開催し、関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
議第79号 指定管理者の指定についてであります。
平成31年4月に開館予定の「東の杜」の指定管理に関する議案であります。
委員からは、当該団体を選定するに至った経緯についての質疑があり、団体からの企画提案の内容や、選定委員会における審査結果等を確認し、適正な審査によって選定されたと判断しました。
なお、委員からは、施設の適切な管理と指定管理者に対する、的確な監督・指導を要望する意見がありました。
「東の杜」は、これまでの資料館としての機能に加え、交流施設としての機能も併せ持つことから、周辺地域の住民や市民のみならず、歴史的建造物や「和」の文化、雰囲気を求める外国人観光客をも呼び込む、新たな観光スポットとなるよう期待し、採決した結果、全員異議なく「原案のとおり可決すべきもの」と決しました。
以上、総務文教常任委員会における、審査の経過と結果についての報告を終わります。
◎経済建設常任委員長報告
○加藤信明議長 次に、経済建設常任委員会に付託しました議第80号及び議第81号の2議案の審査の経過と結果について、委員長に報告を求めます。
経済建設常任委員長 8番細矢俊博議員。
〔細矢俊博経済建設常任委員長 登壇〕
○細矢俊博経済建設常任委員長 議長の指名により、経済建設常任委員会に付託されました2議案についての審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。
本件を審査するため、12月7日午前10時から第1委員会室において、経済建設常任委員会を開催し、全委員出席のもと、関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
はじめに、議第80号 市道路線の廃止についてですが、市道路線網の見直しにより、1路線を廃止するものであり、採決の結果、全員異議なく「原案のとおり可決すべきもの」と決しました。
次に、議第81号 市道路線の認定について申し上げます。
委員からは、行き止まりとなる路線の除雪について質疑がありましたが、開発行為により整備された公園を雪押し場として活用した除雪を実施するとの答弁がありました。
また、開発区域に隣接する市道が未舗装であり、冬期間は通行止めとなるため、舗装について検討してはどうかといった意見も出されました。
今後とも、市民の安全・安心の確保と利便性の高い道路整備につとめていただくことを要望し、採決を行った結果、全員異議なく「原案のとおり可決すべきもの」と決しました。
以上、経済建設常任委員会における審査の経過と結果についての報告を終わります。
◎厚生常任委員長報告
○加藤信明議長 次に、厚生常任委員会に付託しました議第77号及び議第78号の2議案の審査の経過と結果について、委員長に報告を求めます。
厚生常任委員長 4番白井健道議員。
〔白井健道厚生常任委員長 登壇〕
○白井健道厚生常任委員長 議長の指名により、厚生常任委員会に付託されました2議案についての審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。
本件を審査するため、12月7日午前10時から、第4委員会室において厚生常任委員会を開催し、全委員出席のもと、関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
はじめに、議第77号 東根市学童保育所設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
大森学童保育所の設置場所の追加及び小田島学童保育所の設置に伴い、改正を行うものです。
委員からは「学童保育所の職員の配置については十分か。」との質疑がありましたが、「支援員等は充足している。」との答弁がありました。
採決の結果、全員異議なく「原案のとおり可決すべきもの」と決しました。
次に、議第78号 東根市医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
山形県医療給付事業補助金交付規程の一部改正に伴い、所要の改正を行うものですが、委員からは、「指定都市からの転入者と指定都市以外からの転入者との不公平を解消するものであり、賛成である。」といった意見がありました。
採決の結果、全員異議なく「原案のとおり可決すべきもの」と決しました。
以上、厚生常任委員会における議案審査の経過と結果についての報告を終わります。
○加藤信明議長 以上で、報告を終わります。
これから、ただ今の各委員長報告に対し、一括して質疑を行います。
ご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 質疑もありませんので、これで終わります。
次に、討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
これから、採決をします。
はじめに、議第77号 東根市学童保育所設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について採決をします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。議第77号は、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 異議なしと認めます。よって、議第77号は委員長報告のとおり可決されました。
次に、議第78号 東根市医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について採決をします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。議第78号は、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 異議なしと認めます。よって、議第78号は委員長報告のとおり可決されました。
次に、議第79号 指定管理者の指定について採決をします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。議第79号は、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 異議なしと認めます。よって、議第79号は委員長報告のとおり可決されました。
次に、議第80号 市道路線の廃止について採決をします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。議第80号は、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 異議なしと認めます。よって、議第80号は委員長報告のとおり可決されました。
次に、議第81号 市道路線の認定について採決をします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。議第81号は、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 異議なしと認めます。よって、議第81号は委員長報告のとおり可決されました。
◎議第82号 平成30年度東根市一般会計補正予算(第4号)について外4件
○加藤信明議長 次に、日程第6 議第82号から日程第10 議第86号までの5議案を一括して議題とします。
委員会審査報告書
本委員会に付託された事件について審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第110条の規定により報告します。
平成30年12月13日
予算特別委員長 清野忠利
東根市議会議長 加藤信明 殿
記
|
|
|
事件番号
|
件 名
|
審査の結果
|
議第82号
|
平成30年度東根市一般会計補正予算(第4号)
|
原案可決
|
議第83号
|
平成30年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
|
原案可決
|
議第84号
|
平成30年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
|
原案可決
|
議第85号
|
平成30年度東根市介護保険特別会計補正予算(第3号)
|
原案可決
|
議第86号
|
平成30年度東根市水道事業会計補正予算(第1号)
|
原案可決
|
◎予算特別委員長報告
○加藤信明議長 これから、予算特別委員会に付託しました予算5議案の審査の結果について委員長に報告を求めます。
予算特別委員長 16番清野忠利議員。
〔清野忠利予算特別委員長 登壇〕
○清野忠利予算特別委員長 議長の指名により、11月28日の本会議におきまして、予算特別委員会に付託なりました議第82号 平成30年度東根市一般会計補正予算(第4号)から議第86号 平成30年度東根市水道事業会計補正予算(第1号)までの予算関係5議案の審査の結果についてご報告を申し上げます。
ただ今の予算関係5議案を予算特別委員会において、審査した結果、別紙、委員会審査報告書のとおり、全議案とも全員異議なく「原案のとおり可決すべきもの」と決した次第であります。
以上で予算特別委員会における審査の結果についての報告を終わります。
○加藤信明議長 以上で、報告を終わります。
次に、予算特別委員長に対する質疑でありますが、本予算は議長を除く全員で審査をしていただいておりますので、質疑を省略したいと思います。
これに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 異議なしと認めます。したがいまして、予算特別委員長に対する質疑は省略することに決しました。
次に討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから、採決をします。
はじめに、議第82号 平成30年度東根市一般会計補正予算(第4号)について、採決をします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。議第82号は、委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 異議なしと認めます。よって、議第82号は委員長報告のとおり可決されました。
次に、議第83号 平成30年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)から、議第86号 平成30年度東根市水道事業会計補正予算(第1号)までの4議案について一括して採決をします。
本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。議第83号から議第86号までの4議案は、委員長報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 異議なしと認めます。よって、議第83号から議第86号までの4議案は、委員長報告のとおり可決されました。
◎請願第16号 主要農作物種子法の復活等をもとめる請願について
○加藤信明議長 次に、日程第11 請願第16号を議題とします。
請願審査報告書
本委員会に付託された請願について、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第144条第1項の規定により報告します。
なお、請願に対する決定の理由及び意見等は、委員長報告によってご承知願います。
平成30年12月13日
経済建設常任委員長 細矢俊博
東根市議会議長 加藤信明 殿
記
|
|
|
|
|
|
|
|
付 託
委 員 会
|
受 理
年 月 日
|
受 理
番 号
|
件 名
|
請 願 者
|
紹介議員
|
審 査
結 果
|
措 置
|
経済建設
常任委員会
|
平成30年
11月21日
|
請願
第16号
|
主要農作物種子法の復活等をもとめる請願
|
山形市大字門伝字裏城1番地農民運動山形県連合会
会長 小林 茂樹
最上町大堀313
最北地方農民連
会長 二戸 正
東根市若木通り1−86
東根市農民連
会長 槙 順一
|
清野忠利
山科幸子
|
不採択
|
|
◎経済建設常任委員長報告
○加藤信明議長 はじめに、経済建設常任委員会に付託しました請願第16号の審査の経過と結果について、委員長に報告を求めます。
経済建設常任委員長 8番細矢俊博議員。
〔細矢俊博経済建設常任委員長 登壇〕
○細矢俊博経済建設常任委員長 議長の指名により、経済建設常任委員会に付託されました請願第16号 主要農作物種子法の復活等をもとめる請願の審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。
本請願を審査するため、12月7日午前10時から第1委員会室において経済建設常任委員会を開催し、全委員出席のもと、関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
委員からは、「都道府県において生産された種子は安価で提供されていたが、民間企業が開発した種子の場合、特許料が上乗せされることで種子の価格が上がり、農業者の負担となる恐れがある。現在、山形県において種子法と同様の条例を制定したが、本件は、国が法律でもって明確に対応すべきものであり、本請願は願意妥当である。」といった意見がありました。
一方、「種子法廃止時に、事業者による種子の独占によって弊害が生じないよう努めること、といった旨の付帯決議がつけられている。」との意見や、種子法の廃止により、民間企業の参入が進むことで、そのノウハウの活用が可能になるとともに、生産資材等の価格引き下げにもつながり、農業者にとってはメリットとなる。また、山形県が条例を制定したことで、引き続き、安価な種子の供給が期待できる。」と意見がありました。
これらの意見を踏まえ、採決をした結果、起立少数につき、「不採択すべきもの」と決しました。
以上、経済建設常任委員会における審査の経過と結果についての報告を終わります。
○加藤信明議長 以上で、報告を終わります。
これから、ただ今の委員長報告に対し、質疑を行います。
ご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 質疑もありませんので、これで終わります。
ここで、暫時休憩します。
午前10時28分 休 憩
午前10時28分 開 議
○加藤信明議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
次に、請願第16号に対する討論ですが、先に通告がありましたので、発言を許可します。
はじめに、9番今野 孝議員。
〔9番今野 孝議員 登壇〕
○9番(今野 孝議員) 9番今野 孝です。
「主要農作物種子法の復活等をもとめる請願」に賛成する立場で討論を行います。
2017年4月14日、主要農作物種子法、いわゆる種子法の廃止法案が参院本会議において自民、公明などの賛成多数で可決しました。
それに先立つ2017年3月23日、衆院農林水産委員会が開かれ、種子法と農業機械化促進法の廃止法案の質疑が行われました。
参考人からは、「圧倒的な資金や技術力を持つ多国籍企業の行動を抑えるため、国が一定の関与をしなければ、本当の意味での自由な取引はできない。企業の暴走を制御するのが国の役割だ」との訴えがありました。
共産党の畠山委員の「専門家や採種農家から意見を聞いたのか」との問いに、政府は意見を聞いた事実を示すことができませんでした。十分な資料も提出されず、参考人から慎重審議が求められたにも関わらず、委員長職権で審議は打ち切られ、採決が強行されました。即日採決です。
種子法は、都道府県が新品種の開発をして、地域に適した奨励品種として、米、麦、大豆の種子を安く安定的に供給する国の義務を定めた法律です。種子の開発や普及に使う専門のほ場を指定し、交雑を防ぎ、種子の遺伝子情報を保存してきました。
この大切な種子法を日米財界の意向が反映する「規制改革推進会議」が民間の品種開発意欲を阻害しているとして、2016年9月に廃止を提言しました。当日の会議の席上、安倍首相は「規制改革のアクセルを一気に踏み込む。私が責任を持って実現する」と表明したと報じられております。
2007年には、種子法が民間による新品種の種子開発の阻害要因になっているとは考えていない、という見解を示していた政府も、10年後、2017年4月の衆院審議では、種子法が民間の品種開発を阻害していると強調し、種子法の廃止に突っ走りました。
国会論戦では、種子生産普及体制の弱まりや民間企業による種子独占、高価格化など、様々な問題が浮き彫りにされましたが、政府はまともに答えることもできなかったと伝えられております。
2017年8月に施行された「農業競争力強化支援法」第8条の4に、「種子その他の種苗について、民間事業者が行う技術開発及び新品種の育成その他の種苗の生産及び供給を促進するとともに、独立行政法人の試験研究機関及び都道府県が有する種苗の生産に関する知見の民間事業者への提供を促進すること。」と明記されていることも、国民の不安感を増幅させております。
このように見てくると、種子法の復活等を求める本請願の願意は妥当であり、採択すべきものと考えます。
以上を申し述べまして、私の討論といたします。
○加藤信明議長 次に、5番河村 豊議員。
〔5番河村 豊議員 登壇〕
○5番(河村 豊議員) 今回提出されております、請願第16号 主要農作物種子法の復活等をもとめる請願について、不採択の立場で討論を行います。
はじめに、主要農作物種子法、いわゆる種子法は昭和27年に戦後の食糧増産という国家的要請を背景に、稲、麦類及び大豆の種子については、国、都道府県が主導して生産・普及を進める必要があるとの観点から制定され、これに基づき都道府県が中心となって種子生産が実施されてまいりました。つまり、種子法は主要農作物、稲、麦類及び大豆の安定供給を自治体に義務付けたもので、もともと種子法には、種子の権利の保護するような条文はありません。
そして、よく混同される全ての植物の知的財産権を保護する法律である種苗法で、種子の権利は保護されていますので、請願の中で懸念されていると書かれている種子法の廃止で、農家は特許料を払わなければ種子が使えなくなるというのは、明らかなミスリードであります。
次に、請願中「なぜ廃止するのかわからない」とありますが、種子法等の効果もあり、稲の生産は拡大し、米の供給不足は解消しましたが、食生活の変化に伴う需要量の減少により、供給過剰となり、昭和46年から生産調整が本格化するなど、状況は大きく変化しました。その結果、国による米の全量管理を基本とする食糧管理法も、平成7年に廃止されるなど、種子法の意義も変質してまいりました。
一方で、種苗法においては、順次、稲、麦類及び大豆を取り込む方向で見直しが行われてまいりました。具体的には、昭和53年の改正で稲、麦類及び大豆を品種登録制度の対象とし、新品種の権利保護を図り、昭和61年改正で稲、麦類及び大豆の種子生産への参入促進や参入に伴う種子流通の広域化、多様化及び複雑化に対応するための措置が講じられて参りました。
その後も種子法においては、都道府県に対し、奨励品種を決定するための試験の実施、原種等の生産、種子生産ほ場の指定などを一律に義務付けてまいりましたが、各都道府県とも家庭用需要を志向した画一的な品種開発をめざし、外食、中食、産業用や輸出用などの多様な需要に対応する品種や、生産コストを下げる品種の開発には、ほとんど取り組まれてきませんでした。
買い取り価格がそれ以外の品種より高く設定されるなど、国や県の優遇措置が受けられる奨励品種には、都道府県の開発した品種がほとんどを占め、民間事業者が開発した品種については採用されにくく、民間事業者は稲等の品種開発の意欲が沸かないという状況が続いてまいりました。
官民の総力を挙げた種子・種苗の開発、供給体制を構築することで、農業の国際競争力を強化し、成長産業にするために平成28年11月に農林水産省地域の活力創造本部により、農業競争力強化プログラムが取りまとめられ、第193回国会において、農業競争力強化支援法が成立いたしました。この農業競争力強化支援法との関係において、都道府県中心の制度を一律に義務付ける種子法は、官民の総力を上げる体制の構築と矛盾することから、本年3月に廃止されました。請願にある種子法が果たしてきた大きな役割を終えたことから廃止されることとなったのであります。
次に、請願中、「地域に適した品種の維持は行政の管理が不可欠」とありますが、種子法に則り定めていた要項を廃止し、主要農作物種子法で都道府県に義務付けられていた、主要農作物の優良な種子の、将来にわたる低廉かつ安定的な供給や、品質の確保及び安定的な生産を推進し、県の農業の持続的な発展に寄与することを目的とし、必要な財政上の措置を講ずること、ほ場審査、生産物審査等を県が主体的に行うことを謳った山形県主要農作物種子条例が制定されました。
最後に、主要農作物種子法を廃止する法律に対する附帯決議には、主要農作物種子法の廃止に伴って、都道府県の取り組みが後退することのないよう、都道府県がこれまでの体制を活かして主要農作物の種子の生産及び普及に取り組むにあたっては、その財政措置について、引き続き地方交付税措置を確保し、都道府県の財政部局も含めた周知を徹底するよう努めること、また、主要農作物の種子について、民間事業者が参入しやすい環境が整備されるよう民間事業者と都道府県等との連携を推進するとともに、主要農作物種子が引き続き国外に流出することなく、適正な価格で国内で生産されるよう努めること、さらに消費者の多様な嗜好性、生産地の生産環境に対応した多様な種子の生産を確保すること。特に、長期的な観点から消費者の利益、生産者の持続可能な経営を維持するため、特定の事業者による種子の独占によって弊害が生じることのないよう努めることに政府は万全を期すべきであると記されていることを申し添えます。
以上の理由で、請願第16号はその内容から、不採択とすべきであると考えます。
以上、討論を終わります。
○加藤信明議長 以上で、討論を終わります。
これから、請願第16号 主要農作物種子法の復活等をもとめる請願について、採決をします。
本請願に対する、委員長の報告は不採択でありますが、本請願を採択とすることについて採決をします。
お諮りします。請願第16号は、採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○加藤信明議長 ご着席ください。
〔賛成者着席〕
○加藤信明議長 起立少数です。よって、請願第16号は不採択とすることに決しました。
◎閉会中の継続審査の申し出について
○加藤信明議長 次に、日程第12 請願第14号及び日程第13 請願15号についての、閉会中の継続審査の申し出を一括して議題とします。
閉会中継続審査申出書
本委員会は、下記の事件についてさらに慎重に審査するため、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、会議規則第111条の規定により申し出ます。
平成30年12月13日
総務文教常任委員長 阿部綾子
厚生常任委員長 白井健道
東根市議会議長 加藤信明 殿
記
|
|
|
|
|
|
|
付 託
委 員 会
|
受 理
年 月 日
|
受 理
番 号
|
件 名
|
理 由
|
請 願 者
|
紹介議員
|
総務文教
常任委員会
|
平成30年
9月13日
|
請 願
第14号
|
「核兵器禁止条約について、政府が締結することを求める」意見書の提出に関する請願書
|
慎重に審査を行うため
|
村山市中央2−3−2
共立社北村山生協地域理事会
議長 元木 ユキ子
村山市楯岡五日町14−1
原水爆禁止北村山地区実行委員会
実行委員長 須藤 和幸
|
今野 孝
山科幸子
|
厚生
常任委員会
|
平成30年
11月21日
|
請 願
第15号
|
ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシーを国に求める意見書の提出について
|
慎重に審査を行うため
|
山形市大字漆山字行段1422番地
一般社団法人山形県ハイヤー協会
会長 石川 康夫
山形市木の実町12-37 大手門パルズ4階
全国自動車交通労働組合連合会 山形地方本部
執行委員長 遠藤 栄二
|
片桐勝寿
今野 孝
|
○加藤信明議長 総務文教常任委員長及び厚生常任委員長からは、別紙お手元に配付のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りします。総務文教常任委員長及び厚生常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 異議なしと認めます。よって、請願第14号及び請願第15号は各常任委員長からの申し出のとおり継続審査とすることに決しました。
◎市長提出追加議案上程
○加藤信明議長 次に、日程第14 議第87号から日程第20 議第93号までの7議案を一括して議題とします。
◎提案理由の説明
○加藤信明議長 これから、提案理由の説明を求めます。
土田市長。
〔土田正剛市長 登壇〕
○土田正剛市長 市議会第4回定例会に追加提案します案件について、ご説明を申し上げます。
追加提案いたします案件は、条例の一部改正2件、補正予算5件の計7件であります。
はじめに、議第87号 東根市特別職に属する者の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、国及び山形県の給与改定に準じ、特別職の職員の給与を改定するため、所要の改正について提案するものであります。
次に、議第88号 東根市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、平成30年の人事院勧告及び山形県人事委員会勧告に伴う国及び山形県の給与改定に準じ、一般職の職員の給与を改定するため、所要の改正について提案するものであります。
次に議第89号 平成30年度東根市一般会計補正予算(第5号)についででありますが、国及び山形県の給与改定に準じ、特別職及び一般職の職員の人件費を補正するものであります。この結果、歳入歳出予算にそれぞれ1,008万3,000円を追加し、予算総額を210億5,387万5,000円とするものであります。
次に、議第90号 平成30年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議第91号 平成30年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)、議第92号 平成30年度東根市介護保険特別会計補正予算(第4号)、議第93号 平成30年度東根市水道事業会計補正予算(第2号)についてでありますが、いずれも人事院勧告及び山形県人事委員会勧告を踏まえ、一般職の職員及び企業職員の人件費を補正するものであります。
この結果、国民健康保険特別会計については、歳入歳出予算にそれぞれ20万3,000円を追加し、予算総額を47億1,793万7,000円に、公共下水道事業特別会計については、歳入歳出予算にそれぞれ21万4,000円を追加し、予算総額を20億8,434万3,000円に、介護保険特別会計については歳入歳出予算にそれぞれ42万6,000円を追加し、予算総額を44億476万4,000円とするものであります。
水道事業会計については、予算第3条に定めた収益的支出を補正するものであり、第1款水道事業費用に30万4,000円を追加し、11億5,484万3,000円とするものであります。
さらに、予算第7条に定めた職員給与費に30万4,000円を追加し、8,316万7,000円とするものであります。
以上、提案理由を申し上げましたが、詳細については担当部課長に説明をさせますので、ご審議を賜りまして原案のとおり、ご可決くださいますようよろしくお願いを申し上げます。
○加藤信明議長 次に、議第87号及び議第88号の2議案について、庶務課長に補足説明を求めます。
石垣有一庶務課長。
〔石垣有一庶務課長併選挙管理委員会
事務局長 登壇〕
○石垣有一庶務課長併選挙管理委員会事務局長 議長の指示により、補足してご説明を申し上げます。
追加議案書の1ページをお願いします。
議第87号 東根市特別職に属する者の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてになります。
参考資料は1ページから記載しております。
概要は平成30年12月分の期末手当に係る支給月数を0.05月引き上げて1.70月とし、年3.25月とするものです。
また、平成31年度以降分について、期末手当の支給月数の配分を6月分と12月分を同じ月数である1.625月とする内容になります。
施行期日については公布の日からとし、第1条の規定については平成30年4月1日から適用となり、第2条の規定については、平成31年4月1日から施行となります。
続きまして、追加議案書の3ページをお願いします。
議第88号 東根市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてになります。
参考資料は4ページから記載しております。
概要は、行政職給料表の改定により、月例給につきまして、平均改定率プラス0.1%程度引き上げるものです。特別給について、平成30年12月分の勤勉手当に係る支給月数を0.05月引き上げて0.925月とし、期末手当との合計を年4.35月分とするものです。
また、平成31年度以降分について、期末手当の支給月数の配分を6月分、12月分ともに1.275月とし、勤勉手当の支給月数の配分を6月分、12月分ともに0.9月とする内容になります。
施行期日につきましては、公布の日からといたしまして、第1条の規定については、平成30年4月1日から適用となり、第2条の規定については、平成31年4月1日から施行となります。
以上、ご説明申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。
○加藤信明議長 次に、議第89号から議第92号までの4議案について、財政課長に補足説明を求めます。
石垣和彦財政課長。
〔石垣和彦財政課長 登壇〕
○石垣和彦財政課長 議長の指示によりまして、補足してご説明申し上げます。
追加議案書の10ページをお願いいたします。
議第89号 平成30年度東根市一般会計補正予算(第5号)になります。
先ほど、市長のほうから補正額や補正後の予算総額などについて、説明がございましたので、私からは事項別明細にて説明させていただきます。
15、16ページをお願いいたします。
歳入になります。19款1項1目財政調整基金繰入金を1,008万3,000円増額補正しております。
次に、17、18ページをお願いいたします。
歳出になります。1款1項1目議会費、議会事業におきまして、給料、職員手当等、共済費の人件費に補正がございます。特別職と一般職の給与条例改正に伴う補正でございまして、以下、多くの事業におきまして、増額の人件費補正をしているところでございます。
次に、31ページをお願いいたします。
議第90号 平成30年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)でございますけれども、こちらも補正額、補正後の予算総額は省かせていただきまして、事項別明細にてご説明させていただきます。
34、35ページをお願いいたします。
歳入におきまして、7款1項1目一般会計繰入金を20万3,000円増額し、歳出におきましては1款1項1目一般管理費に人件費を20万3,000円増額しております。
次に、36ページをお願いいたします。
議第91号 平成30年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)でございます。
39、40ページをお願いいたします。
歳入におきまして、4款1項1目一般会計繰入金を21万4,000円増額いたしまして、歳出におきまして、1款1項1目下水道総務費及び3目管渠建設費に人件費を増額しております。
次に、41ページをお願いいたします。
議第92号 平成30年度東根市介護保険特別会計補正予算(第4号)でございます。
44、45ページをお願いいたします。
歳入におきまして、7款1項5目その他一般会計繰入金を42万6,000円増額いたしまして、歳出におきましては、1款1項1目一般管理費及び4款3項1目一般介護予防事業費に人件費を増額しております。
以上で追加議案の補足説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○加藤信明議長 次に、議第93号について、水道部長に補足説明を求めます。
東海林水道部長。
〔東海林建設部長兼水道部長 登壇〕
○東海林克彦建設部長兼水道部長 議長の指示によりまして、補足して説明を申し上げます。
議案書の46ページをお願いいたします。
議第93号 平成30年度東根市水道事業会計補正予算(第2号)について、ご説明を申し上げます。
第2条、水道事業会計予算(第3条)に定めた収益的支出の予定額を補正するもので、第1款水道事業費を、既決予定額11億5,453万9,000円に、人事院勧告に伴う職員人件費の補正として30万4,000円を加え、11億5,484万3,000円とするものであります。
第3条、予算(第7条)に定めた経費の金額を改めるものであります。職員給与費既決予定額8,286万3,000円に、補正予定額30万4,000円を加え、8,316万7,000円とするものであります。
47、48ページをお願いいたします。
補正予算実施計画書(第2号)でご説明いたします。
第1款第1項第1目原水及び浄水費の既決予定額に、職員人件費として10万9,000円を増額し、2億6,909万1,000円とするものです。
同じく、第2目配水及び給水費においても、7万5,000円を増額し、3億3,172万8,000円とするものです。
さらに、第4目業務総係費についても、12万円を増額し、1億2,343万2,000円とするものであります。
以上で、追加議案の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○加藤信明議長 以上で、提案理由の説明を終わります。
ここで、お諮りします。
ただ今、議題となっております議第87号から議第93号までの7議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。
これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 異議なしと認めます。
したがいまして、議第87号から議第93号までの7議案については、委員会付託を省略することに決しました。
次に、議第87号について質疑を行います。
ご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 質疑もありませんので、これで終わります。
ここで、暫時休憩します。
午前11時01分 休 憩
午前11時01分 開 議
○加藤信明議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
議第87号の討論ですが、討論の通告がありませんので討論を終わります。
これから、議第87号 東根市特別職に属する者の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について採決をします。
議第87号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 異議なしと認めます。
よって、議第87号は、原案のとおり、可決されました。
次に、議第88号について質疑を行います。
ご質疑ありませんか。
9番今野 孝議員。
〔9番今野 孝議員 登壇〕
○9番(今野 孝議員) 議第88号について、2、3お尋ねしたいと思います。
今年8月10日、人事院は人事院勧告を出しました。これによりますと、月例給で0.16%、一時金で0.05カ月の引き上げを勧告となっております。初任給については、1,500円引き上げる、若年層についても1,000円改善、その他、高齢層も含めて400円を基本に引き上げると、こうなっております。5年連続の引き上げ勧告でありますけれども、極めて労働団体は厳しい反応を示しております。
幾つか紹介させていただきますけれども、全労連は、「生活が悪化し、実質賃金が連続低下しているもとで、勧告は不十分な引き上げ」このように評価しました。公務労組連絡会、こちらの方は「公務労働者の生活を改善するにはほど遠い」、国交労連、「生活改善できる政策的な賃上げが必要との私たちの要求を一顧だにしない」として、労働基本権制約の代償機関とは言いがたいと批判しております。概ね厳しい労働側の方の批判の声が聞かれたわけであります。
これらを踏まえた上で、議第88号を見てみたいと思います。
参考資料の4ページになります。中ほどに改正の概要が示されております。初任給は1,500円引き上げ。これは人事院勧告と同じ数字になっております。若年層1,000円程度、これも同じ。ところが、人事院勧告は400円としたその他の方々についてですけれども、本市の場合はその他は200円、管理職層は100円、これはちょっと改善とは、とてもとても言いがたいものかなと思っているわけであります。
そして、その後に括弧書きで、平均改定率は0.1%となっております。人事院勧告は0.16%となっているわけでありますけれども、本市の場合、0.1%の引き上げとなっております。その根拠を最初にお尋ねしたいと思います。
○加藤信明議長 古谷総務部長。
○古谷利明総務部長 それでは、私からお答え申し上げます。
まず、公務員の給与水準は経済、雇用情勢等を反映いたしまして決定される民間の給与調査に基づいて、人事院や人事委員会が必要に応じた勧告を行っているものであります。
本市では、社会一般の情勢に適応した給与制度となるように、これらの勧告に基づいた国及び県の給与改定に準じて改正しているものであります。
月例給につきましては、山形県人事委員会が人事院と共同で調査した県内民間事業所の給与実態に基づいて、職種、職位、学歴、年齢等の条件を同じくするもの同士を比較し、格差を算出しました結果、県職員の給与が平均で0.09%、金額で358円下回っているとのことであります。
この公務員と民間の格差を考慮いたしまして、月例給の水準を調整いたしまして、その結果平均の改定率が0.1%となったものであります。
よろしくお願いいたします。
○加藤信明議長 9番今野 孝議員。
○9番(今野 孝議員) ありがとうございます。
極めて不十分だとは私も思いますけれども、しかるべき根拠をもって出されたものと理解いたしました。
ところで、初任給についてであります。国の場合は本市と同じく、1,500円引き上げということになっております。そうしますと、高卒の初任給、それから大卒の初任給、民間と比べて格差が大きいと、公務員のほうが低くなっていると、こういうふうに聞いているわけであります。本市の場合、県内事業所の大卒及び高卒の初任給額と本市の初任給額についてお尋ねしたいと思います。
○加藤信明議長 古谷総務部長。
○古谷利明総務部長 お答えいたします。
平成30年4月分給与を基準とした調査結果によりますと、県内事業所の新卒の事務員については、大卒で20万162円、高卒では15万7,406円となっているところであります。
この度の本市における給与改定後の初任給でありますけれども、上級行政の大卒で18万3,600円、初級行政の高卒で15万800円となるところであります。
よろしくお願いいたします。
○加藤信明議長 9番今野 孝議員。
○9番(今野 孝議員) 民間事業所と比較して、本市の場合、大卒で1万6,000円ほど低い、そして高卒で6,000円以上低いという、そういう結果になったかと思います。
これは、優秀な人材を確保するという観点からいって、ちょっと問題にしなければならないのではないかなと考えるわけですね。やっぱり、東根市の行政サービスを維持し、向上させていくためには、優秀な人材を確保できるだけの処遇を考えていただく必要があるのではないかと思いますので、十分検討をお願いしておきたいと思います。
そして、私がちょっと得た情報の中で衝撃的だったのは、国家公務員の高卒初任給を時間給に計算すると、東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪あたりの最低賃金以下になるという、こういう情報があったのですね。本市の場合は、高卒初任給、時間給にしたらどのくらいになるのか、最低賃金との比較、県内最低賃金との比較はどうなっているのか、お尋ねしたいと思います。
○加藤信明議長 古谷総務部長。
○古谷利明総務部長 お答え申し上げます。
まず、平成30年度の山形県の最低賃金、時間給では763円であります。東根市の高卒の職員の給与額を時間給に換算しますと、現在は959円、今回の人事院勧告で改定をされますと、969円となるところであります。
よろしくお願いいたします。
○加藤信明議長 9番今野 孝議員。
○9番(今野 孝議員) 本市の場合は、県内の最低賃金を下回るほどの水準でないということを一応理解いたしました。
それにしても、私もかつて教育の現場にあって、公務労働に従事していたわけでありますけれども、一般の市民の方々から見ると「公務員はいいよね」といつも見られてきたわけでありますが、実態はそんなに甘くはないと、この度の改定を見てもそれが言えるのではないかなと思います。先ほど申しあげましたように、是非とも優秀な人材を確保できる、それに見合うだけの処遇を考えていただきたい。人事院勧告体制の縛りがあるということは重々承知しながらでありますけれども、その点を要望申し上げて、私の質疑を終わります。
○加藤信明議長 以上で、ご了承願います。
ほかにご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 質疑もありませんので、これで終わります。
ここで、暫時休憩します。
午前11時13分 休 憩
午前11時13分 開 議
○加藤信明議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
次に、議第88号に対する討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
○加藤信明議長 これから、議第88号 東根市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について採決をします。
議第88号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 異議なしと認めます。
よって、議第88号は、原案のとおり、可決されました。
次に、議第89号について、質疑を行います。
ご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 質疑もありませんので、これで終わります。
ここで、暫時休憩します。
午前11時14分 休 憩
午前11時14分 開 議
○加藤信明議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
次に、議第89号についての討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから、議第89号 平成30年度東根市一般会計補正予算(第5号)について採決をします。
議第89号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 異議なしと認めます。よって、議第89号は原案のとおり可決されました。
次に、議第90号について質疑を行います。
ご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 質疑もありませんので、これで終わります。
ここで、暫時休憩します。
午前11時15分 休 憩
午前11時15分 開 議
○加藤信明議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
次に、議第90号についての討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから、議第90号 平成30年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について採決をします。
議第90号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 異議なしと認めます。よって、議第90号は原案のとおり可決されました。
次に、議第91号について質疑を行います。
ご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 質疑もありませんので、これで終わります。
ここで、暫時休憩します。
午前11時16分 休 憩
午前11時16分 開 議
○加藤信明議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
次に、議第91号についての討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから、議第91号 平成30年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について採決をします。
議第91号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 異議なしと認めます。よって、議第91号は原案のとおり、可決されました。
次に、議第92号について質疑を行います。
ご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 質疑もありませんので、これで終わります。
ここで、暫時休憩します。
午前11時17分 休 憩
午前11時17分 開 議
○加藤信明議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
次に、議第92号についての討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから、議第92号 平成30年度東根市介護保険特別会計補正予算(第4号)について採決をします。
議第92号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 異議なしと認めます。よって、議第92号は原案のとおり可決されました。
次に、議第93号について質疑を行います。
ご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 質疑もありませんので、これで終わります。
ここで、暫時休憩します。
午前11時18分 休 憩
午前11時18分 開 議
○加藤信明議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
次に、議第93号についての討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから、議第93号 平成30年度東根市水道事業会計補正予算(第2号)について採決をします。
議第93号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤信明議長 異議なしと認めます。よって、議第93号は原案のとおり可決されました。
以上で、本日の日程は、全部終了しました。
◎市長あいさつ
○加藤信明議長 ここで、市長から発言を求められておりますので、これを許可します。
土田市長。
〔土田正剛市長 登壇〕
○土田正剛市長 第4回定例会の終了にあたりまして、一言御礼を申し上げます。
今定例会に提案いたしました議案につきましては、慎重にご審議を賜り、全議案ともご可決をいただき、誠にありがとうございます。審議の中でいただきましたご提案、あるいはご意見等につきましては真摯に耳を傾け、今後の市政運営に資してまいりたいと考えておりますので、議員皆様方からのなお一層のご理解とご協力をお願いを申し上げます。
これから年の瀬を控え、ますます寒さが厳しくなる折、皆様方には健康維持に努められまして、市民の負託に一層応えられますように心から祈念を申し上げさせていただいて、一言御礼の言葉に変えさせていただきます。
ありがとうございました。
◎閉 会
○加藤信明議長 ここで、私からも一言ごあいさつを申し上げます。
今期定例会に提案されました多くの重要議案につきましては、慎重に審議がなされ、全ての議案を議決いたしました。皆さんのご協力に対し、心から感謝を申し上げます。
また、執行部におかれましては各議員から出されました意見や要望などを尊重し、的確な市政運営をお願い申し上げます。
これで、平成30年東根市議会第4回定例会を閉会とします。
ご苦労さまでした。
午前11時21分 閉 会