平成30年3月20日 午前10時00分 開 議

 清  野  忠  利  予算特別委員長      今  野     孝  副委員長

◎出席委員(16名)
 1番   片  桐  勝  寿 委員       2番   山  科  幸  子 委員
 3番   高  橋  鉄  夫 委員       4番   白  井  健  道 委員
 5番   河  村     豊 委員       6番   原  田  利  光 委員
 7番     橋  光  男 委員       8番   細  矢  俊  博 委員
 9番   今  野     孝 委員      10番   浅 野 目  幸  一 委員
11番   阿  部  綾  子 委員      13番   森  谷  政  志 委員
14番   佐  藤     直 委員      16番   清  野  忠  利 委員
17番     橋  ひ ろ み 委員

◎欠席委員(1名)
12番   清  野  貞  昭 委員
◎説明のため出席した者の職氏名
土 田 正 剛
市      長

元 木 正 史
教  育  長
武 田 庄 一
選挙管理委員会
委  員  長

斎 藤 吉 則
代表監査委員
工 藤 喜惠治
農業委員会会長

伊 藤 孝 次
消  防  長
間木野 多加志
副  市  長

奥 山   茂
市民生活部長
梅 津 佳 之
健康福祉部長

石 垣 裕 之
経 済 部 長
東海林 克 彦
建 設 部 長
兼 水 道 部 長

眞 木 知代美
会計管理者
芦 野 耕 司
教 育 次 長

高 橋 重 俊
総合政策課長
石 垣 有 一
庶 務 課 長
併選挙管理委員会
事 務 局 長

石 垣 和 彦
財 政 課 長
半 田   薫
監 査 委 員
事 務 局 長

東海林 浩 司
農 業 委 員 会
事 務 局 長


◎事務局職員出席者職氏名
佐 藤 浩 之
事 務 局 長

井 上 正 宏
事務局長補佐
菅 井 美奈子
議事主査
兼議事係長

齊 藤 晋 平
副  主  任
松 山 朋 美
主     事

早 坂   康
兼 務 書 記
森 谷 賢 司
兼 務 書 記


◎本日審査した案件

 議第32号 平成30年度東根市一般会計予算
 議第33号 平成30年度東根市国民健康保険特別会計予算
 議第34号 平成30年度東根市東根財産区特別会計予算
 議第35号 平成30年度東根市公共下水道事業特別会計予算
 議第36号 平成30年度東根市介護保険特別会計予算
 議第37号 平成30年度東根市市営墓地特別会計予算
 議第38号 平成30年度東根市後期高齢者医療特別会計予算
 議第39号 平成30年度東根市水道事業会計予算
 議第40号 平成30年度東根市工業用水道事業会計予算



  ◎開     議

○清野忠利予算特別委員長 皆さん、おはようございます。本日の会議に欠席の届け出がありましたのは、12番清野貞昭委員です。したがいまして、委員の出席は16名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
  なお、執行部おいて、古谷総務部長が欠席となる旨の届け出がありましたので、ご了承願います。

  ◎議第32号 平成30年度東根市一般会計予算外8件

○清野忠利予算特別委員長 はじめに、予算特別委員会に付託なりました議第32号 平成30年度東根市一般会計予算についてでありますが、歳入の全部及び第2条から第5条までの質疑につきましては、去る3月9日の本委員会において、十分審査が尽くされましたので、質疑を省略したいと思います。
  これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、質疑を省略することに決しました。
  次に、議第32号 平成30年度東根市一般会計予算の歳出の全部及び議第33号から議第40号までの8議案については、去る3月9日の本委員会において、それぞれ所管ごとの分科会に付託して、慎重な審査をお願いしておりますので、これから、審査の経過と結果について、各分科会委員長に報告を願います。

  ◎総務文教分科会委員長報告

○清野忠利予算特別委員長 はじめに、総務文教分科会委員長、11番阿部綾子委員。
  〔阿部綾子総務文教分科会委員長 登壇〕
○阿部綾子総務文教分科会委員長 おはようございます。
  予算特別委員長の指名により、今期定例会、予算特別委員会で、総務文教分科会に付託されました、平成30年度予算に関する審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。
  本分科会に付託されました案件を審査するため、去る3月12日及び13日の両日、午前10時から、第三委員会室において総務文教分科会を開催し、関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
  はじめに、第2款、総務費について申し上げます。
  第1項、総務管理費、2目、広報広聴費の「ホームページ管理事業」についてであります。
  ホームページについては、これまで掲載してきた情報に加え、今まで冊子などで公表されてきた、市の各種の計画や、統計処理された数値を掲載するなど、その内容を充実させておりますが、今後も市民にとってわかりやすく、利活用しやすいものとなるよう要望いたします。
  次に、4目、財産管理費の「庁舎管理事業」についてであります。
  冷暖房機器の設置や照明機器の更新等、新年度においても、適切なメンテナンスが行われるとのことであり、評価いたしますが、本庁舎は建築以来、まもなく30年が経とうとしております。庁舎の環境設備等を適切に管理するために、要修繕箇所の早期把握及び修繕対応、また周辺環境の整備を計画的に実施していただくよう要望いたします。
  次に、5目、企画費の「国際交流事業」及び「市制施行60周年記念事業」についてであります。
  来年度は60周年の節目にあたり、インゲルハイム・アム・ライン市長を迎えての記念式典や、ドイツハンドボール2部リーグチームの強化合宿など、様々な関連事業が予定されておりますが、これらを契機として、市民の皆様にもより多く参画いただきながら、受け入れ態勢や対応力の強化にも、より傾注していただき、この先の国際交流、姉妹都市締結などへつなげていただきたく、強く要望いたします。
  次に、10目、情報管理費の「オンラインシステム事業」についてであります。
  本市の情報管理に係るシステムは、当初導入されて以来、同じメーカーのものを使用しているということであります。同じ業者の同じシステムを、長期間にわたって使用することは、弊害を生む場合があります。情報管理に係るシステムや機器に関しては、更新するとなれば莫大な費用を要します。本市のシステムに係る、更新や改善等については、時期を逸することなく、的確に対応していただくよう要望いたします。
  次に第4項、選挙費、1目、選挙管理委員会の「選挙管理委員会事業」についてであります。
  投票率の向上に関しては、投票年齢の引き下げに伴い、高校生の啓発パンフレットの配付などが行われておりますが、投票しやすい環境づくりや選挙への関心を高めてもらうことも重要であります。
  期日前投票所を複数にすることや、広報車での広報を工夫するなど、投票率の向上に向けてさらなる調査・研究を望みます。
  次に第9款、消防費、第1項、消防費、1目、常備消防費の「常備消防事業」についてであります。
  新年度においては、エアーテントを導入するとのことであります。これは、大規模な災害等が発生した場合に、消防庁長官の要請に基づき派遣される、緊急消防援助隊の活動用の資器材であり、その活動の際には、隊員の宿泊場所や一次救護所として、また平常時には防災訓練の施設として活用されるとのことでした。
  非常時、平常時を問わず、迅速で有効な活動のために、十分活用いただくよう期待いたします。
  また、装備の充実のみならず、職員体制の確立がより重要であります。条例における職員定数である62名を確保するため、市の人事担当部局とも十分に調査を図りながら、計画的な職員の採用に努めるよう、強く要望いたします。
  次に第10款、教育費について申し上げます。
  はじめに、第1項、教育総務費、4目、語学指導費の「語学指導事業」についてであります。
  文部科学省の学習指導要領の改訂に伴い、英語の授業の時数が増えることに対応するため、ALTを2名増員するとのことであります。子どもたちにとって、ALTとのコミュニケーションを増やしていくことで、国際感覚を磨き、国際社会で活躍できる人材となれるよう、学校現場との連携を強化しながら、ALTの多方面での活用を期待いたします。
  次に第4項、社会教育費、1目、社会教育総務費の「未来を拓く高校生応援事業」についてであります。
  今年度から開始した事業であり、平成29年度事業は10名の申請があったとのことであり、評価するところであります。今後とも、1人でも多くの高校生に本事業を活用していただけるよう、広く周知してくださるよう要望いたします。
  最後に4目、文化振興費の「東の杜資料館運営事業」についてであります。
  平成31年度の開館に向けての準備経費が計上されており、今年度中には開館までのスケジュール等が決定されるとのことであります。市長が施政方針述べられたように、「憩いと安らぎを感じさせる交流施設」となることを大いに期待し、平成31年度のできるだけ早い時期の開館を要望いたします。
  以上、意見と要望を付し、付託されました2議案を採決した結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で、総務文教分科会における審査の経過と結果についての報告を終わります。

  ◎経済建設分科会委員長報告

○清野忠利予算特別委員長 次に、経済建設分科会委員長 8番細矢俊博委員。
  〔細矢俊博経済建設分科会委員長 登壇〕
○細矢俊博経済建設分科会委員長 おはようございます。
  予算特別委員長の指名により、今期定例会、予算特別委員会で、経済建設分科会に付託されました、平成30年度予算に関する審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。
  本分科会に付託されました案件を審査するため、去る3月12日及び13日の両日、午前10時から、第一委員会室において、経済建設分科会を開催し、関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
  はじめに、一般会計予算について申し上げます。
  第2款、総務費、第1項、総務管理費、5目企画費、「ふるさと納税特産品PR事業」についてであります。
  委員からは、昨年4月に出された総務省通知の影響について、質疑がありましたが、返礼品の一部が変更となったものの、新たに果物セットをラインナップに加えるなどの工夫を行った結果、申し込み件数はむしろ増加したとの答弁がありました。引き続き返礼品の魅力を高める工夫を凝らしていただくとともに、新たな寄附のあり方についても研究を進めていただくよう、お願いいたします。
  次に第6款、農林水産業費、第1項、農業費、1目、農業委員会費、「農業委員会事業」について申し上げます。
  農業委員会法の改正に伴って、新たに農地利用最適化推進委員が設置されたことで、農地の円滑な貸し借りや、耕作放棄地の未然防止が期待されます。農業者の高齢化や後継者不足に伴い、今後も遊休農地の増加が予想されるため、この推進委員の活動は非常に重要であると考えます。
  農業委員及び農地利用最適化推進委員が活動しやすいよう、サポート体制の充実をお願いいたします。
  次に、3目、農業振興費、「地産地消促進計画事業」について申し上げます。
  学校給食において、東根産さくらんぼを提供することで、本市の子どもたちが地元農産物のおいしさを知るよい機会になると期待されるものであり、「市民が本市の優れた産品を口にする機会をさらに増やすべきではないか」といった意見が出されました。市内スーパーで品評会や即売会を行うなど、様々な周知活動に取り組まれていますが、より一層市民へ向けた地産地消の啓発がなされるような周知方法の検討をお願いいたします。
  次に「就農ファーストステップ支援事業」について申し上げます。
  新規就農者への助成制度として、国の農業次世代人材投資事業などがありますが、就農時45歳未満であることや独立経営であることなど、一定の交付要件が設定されております。
しかし、近年は卒業や離職を機として親元で就農する方や、定年後の就農を希望される方も多いため、交付対象に該当しない部分をフォローする本事業は、一定のニーズがあると考えます。
  新規事業であるため、申請状況等の推移を見極めながら、積極的な事業の周知・啓発に取り組んでいただくよう要望いたします。
  次に、10目、ブランド戦略推進費、「GI東根さくらんぼブランド化推進事業」について申し上げます。
  地理的表示(GI)保護制度に「東根さくらんぼ」が登録されてから、約1年が経過しますが、品質のよさから好評の声が寄せられています。昨年は登録時期の関係から、露地物のみの適用にとどまりましたが、今年からは加温ハウス等も加わることで、より多くの「東根さくらんぼ」が市場に出回ることが期待されます。
  しかし、地理的表示(GI)保護制度について、市民の理解が十分に深まっているとは言えないため、関係団体との連携のもと、さらなる周知に取り組んでいただくよう要望いたします。
  次に第7款、商工費、第1項、商工費、3目、観光費、「観光事業」について申し上げます。
  昨年12月より開始された、ひがしねウィンターフェスティバルは、市内外問わず多くの来場者が訪れ、本市の冬を彩る一大イベントになったと評価しております。一方で、委員からは「イベントの増加に伴い、業務量の増加が懸念される」といった意見がありました。
  ついては、スクラップアンドビルドや外部業務委託を進めるなど、業務の効率化を促進するとともに、より一層本市の魅力創出に努めていただくよう、お願いいたします。
  次に、第8款、土木費、第2項、道路橋りょう費、2目、道路維持費の「市道除排雪事業」及び「市道除雪機更新・整備事業」について申し上げます。
  今年度も大雪となりましたが、丁寧な道路除排雪が行われたことに感謝申し上げます。特に、市民生活に密着する市街地の道路の幅出しついては、市民からも好評の声をいただいており、昨年度更新された小型ロータリー車が有効活用されたものと評価しております。
  新年度も小型ロータリー車の更新が予定されているとのことですが、委員からは「さらに台数を増強してもよいのではないか」といった意見がありました。
  今後とも、市民と地域、行政がそれぞれ役割を分担し、協力しながら除排雪に取り組んでいただくよう、お願いいたします。
  次に、5目、道路関連施設整備費の「道の駅整備事業」について申し上げます。
  道の駅整備に向けて、基本計画を策定する予算が計上されております。今年度は基本構想の策定が行われ、まもなく完成予定との報告がありました。来年度の基本計画策定に当たっては、国・県をはじめ、関係機関などと十分な調整を行っていただくとともに、市民の意見を取り入れる機会を設けるなど、よりよい施設整備に努めていただくよう、要望いたします。
  続きまして、公共下水道事業特別会計予算について、申し上げます。
  引き続き、第7期事業計画に基づいた汚水管きょ整備の事業費などが計上されており、適切な水質保全がはかられるものと期待しております。
  汚水管きょの整備は、平成32年度までにおおむね完了するため、今後は浸水対策として雨水管きょ整備を進めていくとの答弁がありました。
  近年、各地で大雨による災害が頻発しており、本市においても水害のリスクは高まっております。市民の安全な生活を確保するためにも、計画的な整備をお願いしたいと思います。
  次に、水道事業会計予算について申し上げます。
  委員からは、漏水調査について質疑があり、今年度、東根・東郷・高崎地区で調査を行った結果、46件の漏水を発見したとの答弁がありました。水道管の老朽化が進む中、漏水調査は本会計の健全運営のためにも、非常に重要な取り組みであると認識しています。引き続き、各地区の漏水調査に取り組んでいただくとともに、老朽管の計画的な更新をお願いいたします。
  最後に、工業用水道事業会計予算について申し上げます。
  今年度より受水企業1社を加え、12社で運営を行っているとのことであります。今後とも安定した供給体制を堅持しながら、健全運営に努めていただくようお願いいたします。
  以上、意見と要望を付し、付託されました4議案を採決した結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上、経済建設分科会における、審査の経過と結果についての報告を終わります。

  ◎厚生分科会委員長報告

○清野忠利予算特別委員長 次に、厚生分科会委員長 4番白井健道委員。
   〔白井健道厚生分科会委員長 登壇〕
○白井健道厚生分科会委員長 おはようございます。
  予算特別委員長の指名により、今期定例会、予算特別委員会で厚生分科会に付託されました、平成30年度予算に関する審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。
  本分科会に付託されました案件を審査するため、3月12日及び13日の両日、午前10時から、第四委員会室において厚生分科会を開催し、関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
  はじめに、一般会計予算のうち、第2款、総務費、第1項、総務管理費、12目、地方バス対策費、「市民バス運行事業」について申し上げます。
  来年度、路線の一部で新たに試験運行を予定しているとのことであります。今後は神町小学校の移転にあわせ、路線の見直しが必要となると思われます。また、市民バスが運行されていない地域からの要望も寄せられているとのことですので、交通弱者の移動手段確保のため、運行形態が多様化している状況を踏まえ、市内全体における公共交通のあり方について、調査、研究もお願いいたします。
  次に第3項、戸籍住民基本台帳費、1目、戸籍住民基本台帳費、「住民基本台帳ネットワーク事業」について申し上げます。
  平成28年1月より始まったマイナンバーカードの市民への普及率は、本年2月末で7.49%となっております。現在、マイナンバーカードはインターネットを使った確定申告などの行政手続きのほか、民間サービスの電子申請においても利用され始めており、今後普及が進めば、さらなるサービスの向上が期待されます。引き続き、積極的に周知を行い、普及率の向上に努められるよう、お願いいたします。
  次に第3款、民生費、第1項、社会福祉費、1目、社会福祉総務費のうち、「民生委員・児童委員活動事業」についてであります。
  高齢化や核家族化の進展、子育て支援の拡充に伴い、民生委員・児童委員の業務内容などは年々増加しております。委員の確保の観点からも、報償なども含めた待遇面について、ほかの自治体の状況など勘案しながら、改善に向けた検討をお願いいたします。
  また、欠員が生じた際の対応など、ほかの委員の負担とならないよう、速やかに欠員補充を行うなど、配慮いただくようお願いいたします。
  次に6目、老人福祉費のうち、「健康遊具整備事業」についてであります。
  神町地区に続き、今年度は東根・長瀞地区に遊具が設置されました。平成30年度は東郷・大富地区に新たに設置するものです。高齢者が気軽に健康増進に取り組む環境づくりを目指し、設置されるものです。
  体験教室や健康づくり教室などでPRに努めていますが、より市民に有効に活用されるよう、さらなる周知・啓発をお願いいたします。
  次に第4款、衛生費、第1項、保健衛生費、2目、予防費の「インフルエンザ予防接種事業」、「高齢者肺炎球菌ワクチン接種事業」についてであります。
  インフルエンザ予防接種については、65歳以上の希望者に、また高齢者肺炎球菌ワクチン接種においては、定められた年齢の希望者に、費用の一部が市から負担されるものです。
  インフルエンザ、肺炎ともに高齢者にとって重篤化しやすい病気であるため、引き続き接種の重要性について、啓発をお願いいたします。
  次に3目、衛生環境費、「浄化槽設置整備事業」について申し上げます。
  本事業は合併浄化槽の設置に対して補助を行うもので、来年度は合併浄化槽更新加算の新設が予定されております。公共水域の水質汚濁を防止するため、引き続き事業推進に努めていただくようお願いいたします。
  また、浄化槽整備後の水質検査についてでありますが、年1回の法定検査となっておりますので、実施実態の把握に努めていただき、必要な場合は行政指導を行うなど、法定検査を徹底されるようお願いいたします。
  次に、特別会計について申し上げます。
  はじめに、国民健康保険特別会計予算についてであります。
  高齢化が進む中、医療費の増大は、今後ますます続くものと予想され、医療費の削減をはかるためには、予防医療が効果的であります。
  特定健康診査事業は、病気の早期発見や予防が期待できますが、近年の受診率は横ばいの状態が続いております。高齢者のみならず、若年層の健康づくりや早い時期からの健康管理についても、周知・啓発に努めていただくようお願いいたします。
  また、平成30年度より、国民健康保険の財政運営の主体が県に移ります。移行に際し、これまで同様、市民サービスを維持していただき、県や関連団体と連携しながら事業運営に努めていただくよう要望いたします。
  次に、介護保険特別会計予算について申し上げます。
  平成30年度からは第7期介護保険事業計画が始まり、第6期から取り組んでいる「地域包括ケアシステム」の構築をさらに推進していくことになります。介護給付費抑制のため、これまで以上に予防事業などの充実が図られるよう、お願いいたします。
  次に、市営墓地特別会計予算について申し上げます。
  今年度は5区画の返還がありましたが、再募集を行い、全て次の使用者が決定したとの報告がありました。引き続き、区画の返還があった場合は、速やかな対応をお願いいたします。
  また、今後大規模な修繕が必要になった場合の、財源の確保についても検討をお願いいたします。
  最後に、後期高齢者医療特別会計予算について申し上げます。
  高齢化の進行に伴い、医療費の増加が危惧されています。今後とも、広域連合との連携のもと、慎重な財政運営をお願いいたします。
  以上、意見と要望を付し、付託されました5議案を採決した結果、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上、厚生分科会における審査の経過と結果について、報告を終わります。
○清野忠利予算特別委員長 以上で、各分科会における審査の経過と結果についての報告を終わります。
  これから、各分科会委員長の報告に対して、一括して質疑を行います。
  ご質疑ありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 質疑もありませんので、これで終わります。
  次に、討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
  これから、採決を行います。
  はじめに、議第32号 平成30年度東根市一般会計予算について、採決をします。
  本予算の歳入及び第2条から第5条までは、議長を除く全員で慎重に審査を行い、歳出については、各分科会に付託して、審査を願った結果、各分科会委員長の報告は、いずれも、「原案のとおり可決すべきもの」であります。
  議第32号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
 〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 ご異議がありますので、起立により採決をします。
  議第32号は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○清野忠利予算特別委員長 ご着席ください。
   〔賛成者着席〕
○清野忠利予算特別委員長 起立多数であります。よって、議第32号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
  次に、議第33号 平成30年度東根市国民健康保険特別会計予算について、採決をします。
  本予算に対する分科会委員長の報告は、「原案のとおり可決すべきもの」であります。
  議第33号は、分科会委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第33号は、分科会委員長報告のとおり可決すべきものと決しました。
  次に、議第34号 平成30年度東根市東根財産区特別会計予算について、採決をします。
  本予算に対する分科会委員長の報告は、「原案のとおり可決すべきもの」であります。
  議第34号は、分科会委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第34号は、分科会委員長報告のとおり可決すべきものと決しました。
  次に、議第35号 平成30年度東根市公共下水道事業特別会計予算について、採決をします。
  本予算に対する分科会委員長の報告は、「原案のとおり可決すべきもの」であります。
  議第35号は、分科会委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第35号は、分科会委員長報告のとおり可決すべきものと決しました。
  次に、議第36号 平成30年度東根市介護保険特別会計予算について、採決をします。
  本予算に対する分科会委員長の報告は、「原案のとおり可決すべきもの」であります。
  議第36号は、分科会委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
 〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 ご異議がありますので、起立により採決をします。
  議第36号は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○清野忠利予算特別委員長 ご着席ください。
   〔賛成者着席〕
○清野忠利予算特別委員長 起立多数であります。よって、議第36号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
  次に、議第37号 平成30年度東根市市営墓地特別会計予算について、採決をします。
  本予算に対する分科会委員長の報告は、「原案のとおり可決すべきもの」であります。
  議第37号は、分科会委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議37号は、分科会委員長報告のとおり可決すべきものと決しました。
  次に、議第38号 平成30年度東根市後期高齢者医療特別会計予算について、採決をします。
  本予算に対する分科会委員長の報告は、「原案のとおり可決すべきもの」であります。
  議第38号は、分科会委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第38号は、分科会委員長報告のとおり可決すべきものと決しました。
  次に、議第39号 平成30年度東根市水道事業会計予算について、採決をいたします。
  本予算に対する分科会委員長の報告は、「原案のとおり可決すべきもの」であります。
  議第39号は、分科会委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第39号は、分科会委員長報告のとおり可決すべきものと決しました。
  次に、議第40号 平成30年度東根市工業用水道事業会計予算について、採決を行います。
  本案に対する分科会委員長の報告は、「原案のとおり可決すべきもの」であります。
  議第40号は、分科会委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第40号は、分科会委員長報告のとおり可決すべきものと決しました。

  ◎閉     会

○清野忠利予算特別委員長 以上で、予算特別委員会に付託されました議案の審査は、全部終了しました。
  なお、本会議における予算特別委員会の審査の経過及び結果についての報告ですが、申合せにより、私からの口頭報告は結果のみとし、経過については、各分科会委員長報告を本会議における予算特別委員長の報告に代えさせていただきますので、ご了承願います。
  次に、執行部に申し上げます。
  予算の審査の中で示された、各委員の意見、要望などを十分に尊重し、的確な事務処理に当たられることをお願いいたします。
  これで予算特別委員会を閉会します。ご苦労さまでした。

   午前10時39分 閉 会