平成３０年３月９日　午前１０時１４分　開　議

　清　　野　　忠　　利　　予算特別委員長　　　　　　今　　野　　　　　孝　　副委員長

◎出席委員（１７名）
　１番　　　片　　桐　　勝　　寿　委員　　　　　　　２番　　　山　　科　　幸　　子　委員
　３番　　　高　　橋　　鉄　　夫　委員　　　　　　　４番　　　白　　井　　健　　道　委員
　５番　　　河　　村　　　　　豊　委員　　　　　　　６番　　　原　　田　　利　　光　委員
　７番　　　髙　　橋　　光　　男　委員　　　　　　　８番　　　細　　矢　　俊　　博　委員
　９番　　　今　　野　　　　　孝　委員　　　　　　１０番　　　浅 野 目　　幸　　一　委員
１１番　　　阿　　部　　綾　　子　委員　　　　　　１２番　　　清　　野　　貞　　昭　委員
１３番　　　森　　谷　　政　　志　委員　　　　　　１４番　　　佐　　藤　　　　　直　委員
１５番　　　秋　　葉　　征　　士　委員　　　　　　１６番　　　清　　野　　忠　　利　委員
１７番　　　髙　　橋　　ひ ろ み　委員

◎欠席委員（なし）
◎説明のため出席した者の職氏名
土　田　正　剛
市　　　　　　長

元　木　正　史
教　　育　　長
武　田　庄　一
選挙管理委員会
委　　員　　長

斎　藤　吉　則
代表監査委員
工　藤　喜惠治
農業委員会会長

伊　藤　孝　次
消　　防　　長
間木野　多加志
副　　市　　長

古　谷　利　明
総　務　部　長
奥　山　　　茂
市民生活部長

梅　津　佳　之
健康福祉部長
石　垣　裕　之
経　済　部　長

東海林　克　彦
建　設　部　長
兼 水 道 部 長
眞　木　知代美
会計管理者

芦　野　耕　司
教　育　次　長
高　橋　重　俊
総合政策課長

石　垣　有　一
庶　務　課　長
併選挙管理委員会
事　務　局　長
石　垣　和　彦
財　政　課　長

半　田　　　薫
監　査　委　員
事　務　局　長
東海林　浩　司
農 業 委 員 会
事　務　局　長





◎事務局職員出席者職氏名
佐　藤　浩　之
事　務　局　長

井　上　正　宏
事務局長補佐
菅　井　美奈子
議事主査
兼議事係長

齊　藤　晋　平
副　　主　　任
松　山　朋　美
主　　　　　事

早　坂　　　康
兼　務　書　記
森　谷　賢　司
兼　務　書　記


◎本日審査した案件

　議第３２号　平成３０年度東根市一般会計予算
　議第３３号　平成３０年度東根市国民健康保険特別会計予算
　議第３４号　平成３０年度東根市東根財産区特別会計予算
　議第３５号　平成３０年度東根市公共下水道事業特別会計予算
　議第３６号　平成３０年度東根市介護保険特別会計予算
　議第３７号　平成３０年度東根市市営墓地特別会計予算
　議第３８号　平成３０年度東根市後期高齢者医療特別会計予算
　議第３９号　平成３０年度東根市水道事業会計予算
　議第４０号　平成３０年度東根市工業用水道事業会計予算
平成３０年東根市議会第１回定例会 予算特別委員会発言通告書


番 号
質 問 者
質 疑 事 項
要　　旨
答 弁 者
１
佐藤　　直
委　　　員
１．議第32号　平成30年度東根市一般会計予算
１．歳入について　
　（１）第１款市税 第１項市民税について
　（２）第11款地方交付税 第１項地方交付税について
　（３）第17款財産収入 第２項財産売払収入について
　（４）第18款寄附金 第１項寄附金について
　（５）第19款繰入金 第１項基金繰入金について
市　　　長
２
今野　　孝
委　　　員
１．議第32号　平成30年度東根市一般会計予算
１．歳出 第10款教育費 第１項教育総務費 ２目事務局費 確かな学びを支える学力向上事業について
　（１）算数・数学チャレンジカップinひがしねについて
　　　１）昨年度の判定結果が参加者に伝わっていないと聞くが何故か。
　　　２）今年度の開催にあたって、いつ・どこで・何が検討されたのか。
　　　３）来年度の開催にあたっては、表彰のあり方を見直すべきと考えるがどうか。
教　育　長
２．議第36号　平成30年度東根市介護保険特別会計予算
１．歳出 第１款総務費 第１項総務管理費 １目一般管理費 一般管理事業 介護職員人材育成支援事業について
　（１）事業の概要について伺う。
　（２）補助金受給要件について伺う。
市　　　長


番 号
質 問 者
質 疑 事 項
要　　旨
答 弁 者
３
山科　幸子
委　　　員
１．議第32号　平成30年度東根市一般会計予算
１．歳入について 
　（１）第１款市税 第２項固定資産税 １目固定資産税の積算根拠について

２．歳出について
　（１）第２款総務費 第１項総務管理費 ５目企画費 市制施行60周年記念事業について
　（２）第７款商工費 第１項商工費 ３目観光費 観光事業 ひがしねウィンターフェスティバル実行委員会負担金について
市　　　長
４
白井　健道
委　　　員
１．議第32号　平成30年度東根市一般会計予算
１．歳出 第10款教育費 第３項中学校費 １目学校管理費 中学校管理事業 部活動指導員について
本制度は、教員の働き方改革の一環として導入されるものと理解しておりますが、平成30年度における運用方針について伺います。
教　育　長
５
河村　　豊
委　　　員
１．議第32号　平成30年度東根市一般会計予算
１．歳出 第３款民生費 第２項児童福祉費 ３目児童館費 放課後児童健全育成事業について
　（１）委託料２億３千398万９千円、補助金140万円について
　（２）各放課後学童クラブの運営体制について
　（３）経理体制について
　（４）監査体制について
市　　　長




　　◎開　　　　　議

○清野忠利予算特別委員長　皆さん、ご苦労さまです。本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがいまして、委員の出席は17名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

　　◎議第３２号　平成３０年度東根市一般会計予算外８件

○清野忠利予算特別委員長　本日の予算特別委員会で審査をする議案は、議第32号から議第40号までの９議案であります。以上９議案を一括して議題とします。
　　これらの議案については、既に２月28日の本委員会において詳細な説明がありましたので、これから通告に基づき質疑を行います。
　　ここで予算特別委員会における審査について申し上げます。一般会計予算に関する歳入の全部及び第２条債務負担行為、第３条地方債、第４条一時借入金、第５条歳出の流用については全体会で審査を行います。
　　一般会計の歳出並びに特別会計及び事業会計の予算については、後ほど各常任委員会を単位とする分科会に付託を予定しております。したがいまして、全体会では予算大綱に関わる事項、あるいは政策的な事項についての質疑となりますので、ご了承願います。
なお、質疑は通告順といたしますが、発言順番を迎えたときに議場にいない場合は発言権の放棄とみなしますので、そのようにご了承願います。
　　はじめに、14番佐藤　直委員。
○14番（佐藤　直委員）　歳入について。　
　　平成30年度予算については、学童保育所の整備をはじめとする、児童福祉施設の充実や多様な保育ニーズへの対応など、安心して子育てができる環境づくり、そして教育によるひとづくり・まちづくりを見据えた教育環境の充実などへ重点配分がなされていると看破いたしました。
　　加えて、幅広い分野できめ細かな行政サービスを展開していくための関連経費を計上された結果、３年連続で200億円を超える積極型予算となった。大型予算に基づき事業を執行されていくにあたり、確実な歳入の裏付けが不可欠なことから、主な歳入の詳細についてお伺いいたします。
　　歳入で、12ページをお願いいたします。１款市税について、対前年比806万1,000円、0.1％増の62億5,409万3,000円となっている。その内訳として、個人市民税が1,123万円、0.6％増の20億1,940万円、法人市民税が8,118万円、14％増の６億6,018万1,000円となっているが、その他の税も合わせ、これらの要因は何かお伺いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　古谷総務部長。
○古谷利明総務部長　それでは、市税の内訳につきまして、お答え申し上げます。
　　個人市民税につきましては、これまでの収納率の実績を踏まえまして、収納率を0.5ポイント増の98.5％で見込んだことが増の主な要因であります。
　　法人市民税につきましては、市内の主な事業所への聞き取り調査を行った結果、一部設備投資なども予定されてはおりますけれども、総じて規模の大きい事業所を中心に企業活動が堅調であることなどを踏まえまして、14％の増額を計上したものであります。
　　固定資産税につきましては、評価替えの年であることから、2.1％減を見込んだところであります。これは都市計画税も同様であります。
　　軽自動車税につきましては、二輪車や農耕車両は減少傾向にありますけれども、四輪車は登録台数がやや増加傾向にありますので、実績に基づきまして、５％の増額を見込んだところであります。
　　そして、たばこ税につきましては、今年10月に増税の予定はあるところでありますけれども、実績や今年度の決算見込みなどを踏まえまして、喫煙者の減少などの影響があると見込み、6.1％の減を見込んだところでありますので、ご理解をお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　14番佐藤　直委員。
○14番（佐藤　直委員）　ありがとうございます。
　　次に、18ページをお願いいたします。11款地方交付税について。対前年比マイナス8,500万円、2.2％減の38億4,200万円としているが、その要因は何かお伺いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　古谷総務部長。
○古谷利明総務部長　交付税を計上するにあたりましては、地方財政計画の動向や本市独自の要因を踏まえまして、推計をしたところであります。地方財政計画においては、交付税がマイナス２％の減額になった影響、そしてまた地方消費税交付金につきまして、平成29年度の交付実績や精算基準の見直しなどを踏まえ、大幅増を見込んだことに伴う影響などを加味いたしまして、8,500万円、2.2％の減と見積もったところであります。
　　特別交付税につきましては、積雪の状況等により大きく増減いたしますけれども、前年度と同額の４億円としたところでありますので、よろしくお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　14番佐藤　直委員。
○14番（佐藤　直委員）　次に36ページをお願いいたします。17款第２項財産売払収入について。旧シルバー人材センター用地の売払収入等として2,600万円が計上されておりますが、シルバー人材センターの移転後のその他の公共用地としての活用は検討されたのか、また売払い手続きについて、どのように進められるのかお伺いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　古谷総務部長。
○古谷利明総務部長　お答え申し上げます。
　　当該用地につきまして、利活用については内部で十分検討した結果、施設においては老朽化が顕著であることなどによりまして、公共施設として利用する計画がありませんでした。また、土地といたしましても、公共的な利用計画がなかったため、売払い手続きを進めることといたしたところであります。
　　売払いの手続きにつきましては、申し上げましたとおり、施設の老朽化が進んでおり顕著なため、敷地内にある建物などは取り壊しの上、近隣の土地価格との均衡を考慮した価格設定にいたしまして、売却の手続きを進めていく予定でありますので、よろしくお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　14番佐藤　直委員。
○14番（佐藤　直委員）　次に38ページをお願いいたします。18款ふるさとづくり寄附金について、対前年比２億円減の７億円となっておりますが、その要因は何かお伺いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　石垣経済部長。
○石垣裕之経済部長　お答え申し上げます。
　　昨年４月１日付で総務大臣から「ふるさと納税に係る返礼品の送付について」という通知がございまして、家電製品のほか資産性の高いものとして、時計や家具などの見直しを求められたところでございます。
　　それを受けまして、本市の返礼品のラインナップを見直しをしまして、昨年秋から特に人気の高かった時計などを外したところでございます。その影響を考慮しまして、減額としたところでございますので、よろしくお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　14番佐藤　直委員。
○14番（佐藤　直委員）　ふるさと納税は全国に本市をＰＲするために有効と考えますが、どう思われるかお伺いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　石垣経済部長。
○石垣裕之経済部長　お答えをいたします。
　　施政方針で市長が表明しておりますとおり、ＰＲにつながるものと捉えております。
　　今年度の例で申し上げますと、さくらんぼにおきましては、約４万箱を全国に発送してございます。これは、「さくらんぼ＝東根市」ということで、全国に発信できたものということで考えているところでございます。
　　また、ＧＩ保護制度に登録されました「東根さくらんぼ」のＰＲにも、大きく寄与しているものと捉えているところでございます。
　　今後とも本市の特産品を活用しまして、全国に向けてＰＲしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　14番佐藤　直委員。
○14番（佐藤　直委員）　同じく38ページ、19款繰入金について。対前年比でマイナス１億292万1,000円、4.6％減の21億4,852万4,000円となっておりますが、繰入金の主な内訳や増減要因についてお伺いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　古谷総務部長。
○古谷利明総務部長　それでは、お答え申し上げます。
　　繰入金につきましては、市立小中学校建設基金繰入金や都市開発基金繰入金、財政調整基金繰入金が減少したことなどを受けまして、委員ご指摘のとおり全体としては減になったところであります。
　　市立小中学校建設基金繰入金につきましては、神町小学校改築事業や大富中学校武道場整備事業へ充当するために２億2,342万円を計上しているところであります。　　
　　今年度、平成29年度につきましては、神町小学校の用地購入に充当するため、この基金を４億6,300万円として、土地開発基金繰入金を３億2,700万円計上しておりまして、これらの繰入れがなくなったことが対前年度と比較して減となりました大きな要因となっているところであります。
　　財政調整基金については、保育所等整備加速化事業などの完了に伴い、予算規模が少し縮小した影響もありまして、対前年度比２億2,973万1,000円減の３億2,473万4,000円としたところであります。
　　一方、増加要因といたしましては、公共文化施設整備基金繰入金やふるさとづくり基金繰入金、減債基金繰入金の増加が挙げられるところであります。
　　東の杜資料館リノベーション事業へ充当するため、公共文化施設整備基金繰入金を対前年度比8,439万円増の１億4,937万円計上いたしました。各種事業への充当をするためにふるさとづくり基金の繰入金を、これも対前年度比５億1,000万円増の13億5,000万円を計上したところであります。
　　もう１つ、減債基金の繰入金につきましては、繰上償還を行い健全な財政に資するために１億円を新たに計上しているところであります。
　　これらの要因によりまして、全体としては前年度比１億292万1,000円の減の合計で21億4,852万4,000円となったところでありますので、よろしくお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　14番佐藤　直委員。
○14番（佐藤　直委員）　了解いたしました。ありがとうございました。
○清野忠利予算特別委員長　以上でご了承願います。
　　次に９番今野　孝委員。
○９番（今野　孝委員）　９番今野　孝です。通告に従い、予算質疑を行います。
　　はじめに、議第32号　平成30年度東根市一般会計予算、歳出第10款教育費第１項教育総務費２目事務局費のうち、確かな学びを支える学力向上事業について、お尋ねしたいと思います。
　　予算書の148ページ、149ページ中段になるかと思います。本授業の一環として開催される算数・数学チャレンジカップｉｎひがしねについては、実施要項の見直し等を求めて昨年の第１回定例会予算特別委員会において、質疑を行いました。しかし、本市の小中学生とその教育に対する悪影響を払拭することはできないのかなということで、平成29年度東根市一般会計予算に私が反対する大きな要因となったわけであります。今年も算数・数学チャレンジカップｉｎひがしねの改善を求めてお尋ねしたいと思います。
　　まず、昨年度の判定結果が参加者に伝わっていないと。参加した子どもたち、あるいは教職員からお聞きしているんですが、昨年度の判定結果はどうなったのかお尋ねしたいと思います。
○清野忠利予算特別委員長　芦野教育次長。
○芦野耕司教育次長　お答えをいたします。チーム対抗戦で参加チーム全てを序列化するということになります。それは適切ではないと考えまして、上位３チームを発表するにとどめまして、参加した児童生徒に対してチーム別、設問別の得点は公表しておりません。ただし、問題ごとに解答を説明しておりますので、子どもたちには自分たちの答えが正しかったのか、それから自分たちの早さはどの程度の順番だったのか、これはわかっているはずです。
　　また、問題用紙、解答用紙、解答の解説、採点基準、チーム別・設問別の得点の一覧、それから参加者のアンケート結果につきましては、日ごろの指導等に活かしていただくために、全ての小中学校にお送りをしているところであります。
　　なお、希望した児童生徒のみが参加したわけですので、他の児童生徒にも広く還元できるように問題や解答、解説は授業や家庭の勉強で使って、適切に有効に活用していただけるようにしております。よろしくお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　９番今野　孝委員。
○９番（今野　孝委員）　答弁、承りました。私が子どもあるいは教職員から聞いたことと解離しているなということになるわけですが、私もそこの点のところは、もう一度調べてみたいと思います。委員会においても、もし参加した子どもたちに伝わっていないとすれば、それはちょっと問題かと思いますので、つめていただければと思います。
　　次に進みます。今年度の2017算数チャレンジカップｉｎひがしね、最初から最後まで食い入るように参観させていただきました。熱心に参加しているじいさんがいるとマスコミの目に映ったのか、インタビューされてしまいましたけれども、残念ながら放映はなりませんでした。
　　参観しての感想は、問題と解答が直後に開示される。そういう改善がなされたことを除いては、昨年と変わるところはなかったなというのが私の印象であります。
　　お手元に配布させていただいた資料をご覧いただきたいと思います。１ページ目が今年度の算数チャレンジカップｉｎひがしねの募集要項であります。２ページ以降は２ページ目、３ページ目は昨年度の算数・数学チャレンジカップ実施要項であります。いずれも、児童生徒に配られたものだと思います。
　　１ページ目にアンダーラインを付してあるところがあります。ねらいと表彰であります。
　　ねらいについては、完全にと言っていいくらい昨年度と変わっておりません。それから、１１の表彰については一番後ろのページの中段にあるんですけれども、ここで米印がついて、優勝カップはリボンに学校名と児童生徒名を記し、持ち回りとすると。ここはさすがに削られているようでありますが、３位まで順位をつけて１位のチームに優勝カップを授与するということは変わっておりません。つまり、私の印象としては、根幹部分に変更はなかったと、こういうふうに受けとめたところであります。
　　昨年の本委員会においては、当時の石山教育長から、「出題する問題の質とか量、それから問題解決させる時間の適正化、判定基準の制度、問題や解決の迅速な公表、過度な学校間競争に陥らないための配慮等々、今後検討・研究していくこともこれからあるのではないかと思っておりますので、これからもいい事業の実施に向け、事務当局、校長会とともに考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。」このような答弁を頂戴したところであります。そこで、今年度の開催にあたって、いつ、どこで、何が検討されたのかお尋ねしたいと思います。
○清野忠利予算特別委員長　芦野教育次長。
○芦野耕司教育次長　お答えをいたします。市教育委員会と市の小中校長会が主催する事業でございまして、教育委員会の担当指導主事が事務局となりまして、小中学校の担当校長、教頭それに市教育委員会から委嘱された問題作成委員の教員が実行委員会を組織しております。延べ３回の会議を開催しまして、問題の作成や審査基準の吟味、運営の準備などを進めてまいりました。検討して作成された問題、それから審査基準となる解答、解説と設問ごとの配点は当日参加した全ての児童生徒、保護者に会場で即日公表したところでございます。よろしくお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　９番今野　孝委員。
○９番（今野　孝委員）　昨年私が求めたカップ授与の見直しは元より、教育長答弁で示された過度な学校間競争に陥らないための配慮も検討されることはなかったということかなと受けとめました。
　　最後に、来年度の開催に当たっては表彰のあり方を見直すべきだと再度要望申し上げておきたいと思います。例えば、英検や漢字検定のように、一定水準をクリアした全チームを表彰する方がより多くの小中学生が達成感を味わうことができ、学ぶ意欲も高まる、このように考えますが、いかがでしょうか。
○清野忠利予算特別委員長　元木教育長。
○元木正史教育長　お答えをいたします。委員から今一定の到達度を認定するような仕組みにしては、というご提案をいただいたわけですけれども、一定のラインに到達したかどうか、チームごとのいわゆる文字どおり、おっしゃるように検定試験という意味合いが強くなるのかなと感じているところです。私どもが目指しているのは、このような一定のレベルに達しているかどうか、合格か不合格かということではなく、算数・数学でチームでゲーム感覚を持たせながら挑戦をするということに近いものだと考えております。
　　仲間と考えを出し合いまして、他のチームよりも先にゴールにたどり着く、そのわくわく感をこの催しでは大切にしたいと考えております。
　　スポーツ競技では参加チームの中の１つが優勝となります。それを誰もが受け入れて勝者をたたえるということになります。負けて悔しいという思いも残るでしょう。数学は得意だったのに、上には上がいるものだと思う子どもがいるかもしれません。これら全てがスポーツ競技で得る経験と同じように、大切な経験だと考えております。
　　また、問題を作成してくれました担当の職員、先生方のおかげで、今回の問題は正解か不正解かという単純な結果ではなく、考え方の深まりに応じて２割できた、あるいは半分くらいできた、ほとんどできたというように段階的な結果が得られるようになっております。最後までたどり着けなかったチームも自分たちに不足していた視点、あるいは自分たちの取り組み方のプロセスなどがきっと心に残ったと思っております。これも大切な経験だと思っております。
　　昨日の新聞でも身近にある課題の解決方法をチームで競い合う「全国中学校デザイン選手権大会」において、出場117チーム中、長井南中が第１位、地元の東桜学館中学校が第２位を受賞したことが大きく報じられておりました。スポーツ分野や芸術文化部門以外でも順位をつける１つの例と言えるかなと思います。
　　委員がおっしゃるように、過度な競争は私どもも望んではおりませんが、12月に開催された第２回大会での子どもたちの様子を見る限り、そういった過度な競争とか、そういった状況には至っておらず、むしろみんなと力を合わせて難問に挑戦しよう、頑張ろうという意欲に結びついていると考えております。そのようなことから、当面優勝チームを決める現行のやり方につきましては、継続したいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　９番今野　孝委員。
○９番（今野　孝委員）　どうしても順位をつけたい、どうしても１位にはカップを授与したい、強いこだわりがあるようです。そう考えてみると、閉会行事の中で表彰した際、神町小学校が連覇しましたという司会者の言葉もなるほどと、こういうふうに受けとめられます。また、参観している父母の中から、大きい学校でまだ入賞してない学校があるよねという言葉も、あるいは主催者側としては望むところなのかなと思えるわけであります。
　　私はこの問題、昨年と今年と取り上げさせていただきました。別に私個人の思いをぶつけているわけではないんです。私が接することのできる教職員の思いも同じような思いで、それをこの場でお届けしようとしているつもりなんですけれども、教育行政にはそれらいろんな人の思いを受けとめる柔軟さと謙虚さが求められるのではないかなという感想を今持っているところであります。
　　ともあれ、算数・数学チャレンジカップｉｎひがしねは来年度も私どもが持っている不安が払拭されないまま開催されることになるだろうと受けとめました。平成30年度の東根市一般会計予算に賛成することは困難であるかなと思っているところです。
　　次に進みます。議第36号　平成30年度東根市介護保険特別会計予算、歳出第１款総務費第１項総務管理費１目一般管理費の一般管理事業に関わってお尋ねしたいと思います。
　　予算書292ページ、293ページになると思います。本事業では政策的に重要で積極的な支出がなされていると思います。本事業の下から４行目、介護職員人材育成支援事業費補助金です。
　　そこではじめに、介護職員人材育成支援事業の概要について、お尋ねしたいと思います。
○清野忠利予算特別委員長　梅津健康福祉部長。
○梅津佳之健康福祉部長　お答えをいたします。この事業は介護職員の不足が全国的に非常に深刻な問題となっている中、本市においても喫緊の課題となっている中で、市内の介護サービス事業所に勤める介護職員の資格取得に対して補助を行うことで、離職を少なくして介護職員の確保・定着を図ろうとする本市独自の新たな取り組みであります。
　　介護サービス事業所で働いている方が、初任者研修を受講する場合は、現在県の補助制度があり、市のこの新たな制度ではその上の介護福祉士の資格を目指すための実務者研修の受講費用の５分の４、80％、15万円を限度として補助を行います。
　　あわせまして、こうした従業者が研修をより受講しやすい環境とするため、所属する事業所がその受講期間に代替職員を配置するなど、必要な支援を講じた場合に、その費用に対して補助基準額の２分の１の範囲内で事業所に対しても補助を行うものであります。よろしくお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　９番今野　孝委員。
○９番（今野　孝委員）　ありがとうございました。人手が欲しいという介護現場の願い、行き届いた質の高い介護サービスを受けたいという市民の願い、この２つの願いに答えようとするすばらしい事業だと思います。
　　それでは次に、補助金の受給要件についてお尋ねしたいと思います。
○清野忠利予算特別委員長　梅津健康福祉部長。
○梅津佳之健康福祉部長　お答えをいたします。受給要件は市内の介護サービス事業所に勤務する東根市民で、勤務先から推薦を受けて実務者研修を受講する者、加えて実績報告時に、引き続きその事業所に勤務していることなどを設定しております。補助金交付要綱では、受講後介護福祉士の資格取得に努めること、３年以上勤務を継続するよう努めることなどを規定しております。
　　介護サービス事業所への補助については、従業者が実務者研修を受講する場合と、県の制度などを利用して初任者研修を受講する場合の、適切な代替職員の配置と、勤務としてその研修を受講させることなどを要件としております。よろしくお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　９番今野　孝委員。
○９番（今野　孝委員）　ありがとうございました。本事業が成果を収められること、また新しい事業なわけですけれども、今後一層の拡充を図っていただけることを願って、私の質疑を終わります。ありがとうございました。
○清野忠利予算特別委員長　以上でご了承願います。
　　次に２番山科幸子委員。
○２番（山科幸子委員）　２番山科幸子でございます。通告に従い予算質疑を行います。
　　議第30号　平成30年度東根市一般会計予算について、３項目お伺いいたします。
　　はじめに、歳入事項別明細書12ページ、第１款市税第２項１目固定資産税について、お伺いいたします。
　　この度は３年に一度の評価替えの年になるということから、今年度当初予算より2.1％の減額となっております。農地転用を伴う開発行為や個人開発による住宅建築が続いており、課税標準額の低下の影響はあまりないのではないかと考えますが、積算の根拠につきましてご説明をお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　古谷総務部長。
○古谷利明総務部長　それでは、私からお答え申し上げます。平成30年度の予算編成にあたりましては、これまでの評価替え基準年度の実績を参考にしながら、様々な背景や要素を考慮した結果、現年度課税分は当初予算比で1.9％の減としたところであります。
　　前回、評価替えの平成27年の６％の減からすると、評価替えに伴う下落率を大幅に圧縮した予算となっていると捉えているところであります。
　　土地につきましては、市の中央部では農地転用などによる宅地化が進みまして、さらに土地の下げ止まりや一部上昇傾向に転じていること、また一方で他のエリアでは依然として下落傾向にあることから、これまでの実績を参考にしつつも、今回は下落幅を抑えた減額、今年の当初と予算比2,120万6,000円の減額とみて積算を行ったところであります。
　　家屋につきましては、新増築家屋棟数は平成28年中451棟、平成27年中では358棟で、近年は年間で300から400棟程度で推移をしているころであります。
　　居住用の新築家屋につきましては３年、または５年間の新築軽減、税額を２分の１にする部分でありますけれども、これが適用されますので、本来の税額となるのは数年後となるところであります。今回の推計では、新築家屋の影響について、税額で約1,300万円程度の増と推計をしたところであります。
　　一方、評価替えでは、既存の家屋約３万6,700棟の多くが一斉に経年減点補正により一定割合で評価が下がることが多いため、これらを考慮いたしまして、減額7,081万1,000円の積算を行ったところであります。
　　償却資産につきましては、景気の回復に伴って、事業所の設備投資が増加しておりまして、税額の平成27年度以降の伸びが顕著であることから増額の見積もりを行ったところであります。
　　また、前回評価替え、平成27年度ですけれども、収納率を97％で計上しておりましたが、今回は１％増の98％で計上したところでありますので、ご理解をお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　２番山科幸子委員。
○２番（山科幸子委員）　詳しいご説明ありがとうございました。よくわかりました。
　　ただ、前回の評価替えの27年度に置きましては、12月補正で１億7,000万円の増額、決算時の調定額は４億4,000万円の大幅な増額となっておりました。影響見込額は今年度より大きく見込んでおりますけれども、固定資産税は市の重要な自主財源であります。貴重な財源を事業に有効に反映できますよう、調定額の適正管理、そして額の確定などが早目に補正で対応できるようにお願いしたいと思います。
　　続きまして、歳出事項別明細書55ページ、第２款総務費第１項総務管理費５目企画費市制施行60周年の記念事業について、お伺いいたします。
　　一般質問の中でも市制施行60周年記念事業として、国際交流の推進関連事業を行うとの説明がありましたが、60年という節目の年の記念事業の内容につきまして、お伺いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　古谷総務部長。
○古谷利明総務部長　それでは、お答え申し上げます。市制施行60周年記念事業につきましては、市民の皆さんとともに祝うという観点、協働のまちづくりという観点から、市民参加を促進しつつ、本市の国際化や国際交流の推進がスタートしていることを踏まえまして、国際交流にも重点を置いて取り組むものであります。
　　２月１日に実行委員会を開催し、現時点において記念事業を次のように計画をしているところであります。
　　まず、国際交流関係の事業といたしましては、歓迎レセプションとドイツのハンドボール交流事業を開催を計画しております。その他の記念事業といたしましては、７月14日に記念式典を開催いたしまして、本市発展の礎を築いてきた先人に感謝するとともに、市民１人１人がこれまでの歩みをさらに一歩前に進める契機としたいと考えております。
　　また、タントクルセンターにおいて、子ども・子育てフェスタを開催いたしまして、６月30日に助産師の内田美智子先生による講演「命の話」、そして来年の３月には「エビカニクス」が子どもたちに大人気の音楽ユニット、「ケロポンズ」のファミリーコンサートなどで親子で楽しんでいただきたいと計画をしているところであります。
　　10月にはまなびあテラスにおいて、ＮＨＫハート展を開催いたします。このＮＨＫハート展は障がいのある人がつづった詩に込められた思いを著名人、アーティストがアート作品に表現いたしまして、展示する事業であります。障がいのある人もない人もお互いに理解し合い、「ともに生きる社会」の実現を目指して取り組んでまいります。
　　そして12月15日にはタントクルセンターにおいて、東根市・ドイツ友好コンサートを開催いたします。ドイツを代表するベルリンフィルハーモニー管弦楽団の弦楽五重奏と、世界的なバイオリニストによります世界最高峰の音楽を身近に楽しんでもらうことで、市民の国際化への意識を醸成してまいりたいと考えております。
　　これらに加えまして、若干の事務費、会議費を計上しておりますほか、新聞広告、ポスター、チラシの作成などにおいても広告費を計上して取り組んでいきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　２番山科幸子委員。
○２番（山科幸子委員）　事業の内容について、よくわかりました。
　　それでは、市制施行60周年記念事業費4,660万円が計上されておりますが、国際交流の関連事業費はいくらになりますか、お伺いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　古谷総務部長。
○古谷利明総務部長　お答え申し上げます。国際交流部分の予算額といたしましては、歓迎レセプションとドイツのハンドボール交流事業に3,300万円ほど計上しております。その他差引きになりますけれども、その他の記念事業の予算額につきましては、1,360万円ほどと計上しているところであります。よろしくお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　２番山科幸子委員。
○２番（山科幸子委員）　これまでの節目節目の記念事業と比べまして、どのようになっているのでしょうか。60歳と言えば、人であれば家族とか友人とかともに喜びを分かち合う、本当に節目の年であります。過去には市民の歌や市民憲章の制定、記念品の全戸配布などがありました。60周年記念事業を市民がともに喜びを分かち合ってお祝いをするために、市民参加の促進について、どのように取り組まれるのかお伺いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　古谷総務部長。
○古谷利明総務部長　まず、予算額につきましては、40周年記念事業では328万円、50周年記念事業では3,032万円ほどとなっているところでありました。
　　40周年記念事業では記念式典、記念講演会を実施しているところであります。一方、50周年記念事業は市民と協働で年間を通じて23件のイベントを開催するなど、半世紀の節目を祝う事業として大規模に実施していた経緯があるところであります。
　　市民参加の促進につきましては、記念式典に多くの市民からご臨席をいただきながら、市民によるアトラクションとして子どもたちの演奏、大人たちの合唱や踊り、伝統的な催しなどを予定しているところであります。
　　市民の皆さんとともに、盛大な記念式典にしていきたいと考えているところであります。
　　また、ハンドボール交流事業においても、公開試合の観覧やボランティアとして関わっていただく市民の方を募るほか、子どもたちの交流なども予定をしているところであります。
　　合宿期間中はハンドボール関係者にとどまらず、たくさんの市民の方から会場に足を運んでいただく仕組みづくりを進めていきたいなと考えております。
　　また、多くの市民が集うタントクルセンターとまなびあテラスを会場とした記念事業も計画をしているところであります。
　　先ほど申し上げました、親子で楽しんでいただくファミリーコンサート、こんなものも市民の方々に楽しんでいただければなと考えております。
　　また、東根市・ドイツ友好コンサートを開催いたしまして、ドイツフィルハーモニー管弦楽団のメンバーによる世界最高峰の音楽に触れていただきたいと考えているところであります。
　　まなびあテラスのＮＨＫハート展を、こちらでは障がい者の方の詩と著名人のアート作品を組み合わせた、心温まる展示会を市民の皆さんにご覧いただきたいと考えております。
　　これらの記念事業を広くお知らせ・周知いたしまして、市民参加を促進してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　２番山科幸子委員。
○２番（山科幸子委員）　大変詳しく、ありがとうございました。大きな事業となります。市民の心に残る記念すべき事業となるよう、大変期待していきたいと思います。
　　この場をかりてですが、市制施行の記念事業で市民憲章を制定したわけで、各地域に看板がございます。大変さびていたり、壊れていたり劣化しておりますので、節目の年に点検、修繕をお願いしたいと思います。
　　最後の項目に移ります。歳出事項別明細書125ページ、第７款商工費第１項商工費３目観光費、ウィンターフェスティバルひがしね実行委員会の負担金について、お伺いいたします。昨年度から始まった冬季イベントの目玉ですが、当初予算は1,100万円で９月で100万円を増額しております。振興実施計画51号の計上額は1,100万円でありました。新年度の当初予算では、200万円増額の1,300万円となっております。事業内容とか、エリアについてご説明をお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　石垣経済部長。
○石垣裕之経済部長　お答え申し上げます。エリアにつきましては、今年度実施した箇所に加えまして、東側のところに拡大していく予定でございます。事業の内容については、全体的なグレードアップを図っていきたいということで考えているところでございます。
　　事業費の増額している部分になりますが、当初今年度におきましては12月１日から25日までの期間開催することで実施したところでございますが、ご案内のとおり民間のランキングで上位に位置付けられるなど、大変好評でございましたことや、年末年始には故郷に帰省なさる方もたくさんいらっしゃって、お客様としてご来場が見込まれることなどから、１月21日まで約１カ月間延長して開催させていただいたところでございます。その延長に係る経費というもので１カ月間、倍になったものですから、装飾に係る設備や備品などのレンタル経費、それからメンテナンス経費、さらには管理費などが当初見込みよりも増額になったところでございます。
　　そちらの実績をもとにして今回の予算には計上させていただいているところでございますので、よろしくお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　２番山科幸子委員。
○２番（山科幸子委員）　了解いたしました。1,300万円という大きな事業であります。多くの方に見ていただきたいなと思います。市民の中には車の運転ができない方、また冬期間でありましたので、冬の運転に自信のない方もあります。見てみたいけれども、見られないという方が本当に多かったと思います。商工会青年部と広報委員会とで対談したときには、若者も夜間バスの話が大変要望がありましたので、記念事業の冠がつくと聞いておりますので、各地域に夜間、夕方からですので、スクールバス、市民バス等を利用してシャトルバスを運行して、多くの市民が喜んで本当にイベントに参加できるように検討して実行につながるようにお願いしたいなと思います。
　　また、夜間はちょっと夜が点灯時間をもう少し早めていただけないかというお声も私聞いております。高齢者、小さなお子さんなんかも配慮して、イベントは市民参加でみたいな形で夜間バス、もし運行するのであれば、そういうときにはちょっと早めに点灯して、ゆっくり時間を気にせずに見られるようなイベントにしていただければと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
　　以上をもちまして私の質疑を終わりたいと思います。
○清野忠利予算特別委員長　以上でご了承願います。
　　次に４番白井健道委員。
○４番（白井健道委員）　通告に従いまして、質問をさせていただきます。一般会計予算、歳出第10款教育費第３項中学校費１目学校管理費、中学校管理事業の部活動指導員について、予算書は155ページになります。
　　部活動というのは、その位置付けというのがちょっと曖昧ということで、教育課程の外の生徒の自主的・自発的な活動とされている一方、学校教育の一環として教育課程との関連が図られるように留意するとなされています。
　　実態としては、公立中学校の実に94％が全教員を顧問にするという全員顧問制度というものが取られていたということが調査でわかっています。その結果として、非常に教師に負担がかかるということがあるのかと思います。さらに、平日の部活動においてはサービス残業であるとか、土日の大会、練習においては非常に安い手当しか支給されない、あるいは代休もほとんどのケースでは取られていないということで、非常にしわ寄せがいっているということがあります。
　　本来、学校の先生というのは学力向上が最大の目的ということですので、それがなかなか部活動によって時間も取られて、家庭の事情もあるのに土日ということも拘束されて、大変だということで非常に大きな悲鳴が聞かれているところであります。
　　そういった際に、昨年の３月にスポーツ庁が出されたこの部活動指導員の制度というのは、非常にわかりやすい絵もついていますけれども、外部の部活動指導員の方が担当の学校の先生と協力して、一番最良ケースとしては、日々の活動、それから土日である試合とかそういったものの引率までできるということで、これは非常に教師の負担軽減になるすばらしい制度だなと期待をしていたところなんですけれども、さらに教師の負担軽減のみならず、そういった専門的なスポーツの経験とか、論理、理論、それから指導経験とかそういったものを外部の人材が、そういった伸び盛りの中学生を指導することで、技術的にも精神的にも非常にいい影響があるのかなと期待しているんですけれども、この30年度の本市における運用方針について、お伺いしたいと思います。
○清野忠利予算特別委員長　芦野教育次長。
○芦野耕司教育次長　お答えをいたします。議員からございましたとおり、この制度は教員の多忙化の要因の１つとなっております、部活動について顧問の教員の代わりとして、部活動指導員が生徒たちの部活動の安全管理を行うことで教員の負担軽減を図るものであります。身分は公務災害補償について担保できますように非常勤特別職となっております。
　　配置する学校、人数については、平成30年度については、規模の大きな中学校２校に各１名ずつ計２名の配置と考えております。
　　勤務形態としては１日２時間週３回程度を想定しておりまして、勤務開始時間や終了時間、週あたりの日数は配置された学校の実情に応じて柔軟に対応していただきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
○清野忠利予算特別委員長　４番白井健道委員。
○４番（白井健道委員）　部活動指導員、今のような安全管理であるとか、その本市の場合２校各１名ということで、たった２名しか出ないということで、これは概算要求時の資料なので最終的な決定のときはどうだったかあれなんですけれども、7,100名で予算も15億全国で付けるということなので、もっと各市に配置されるのかと思ったんですけれども、２校でたった２名ということで、週に３回程度、1回も２時間ということで、安全管理がメインだというちょっとご説明だったんですけれども、果たしてこのような職務内容で教師の負担が軽減されるのか、あるいは実際に受ける部活指導員の方がモチベーションとしてやりがいを感じられるものになっているのか、ちょっと疑問なんですけれども、その辺をお伺いしたいと思います。
○清野忠利予算特別委員長　芦野教育次長。
○芦野耕司教育次長　お答えをいたします。勤務のイメージとしては、例えば１週間のうち火曜日は卓球部、水曜日はサッカー部、木曜日はバスケットボール部など、顧問の教員に代わって部活動の安全管理を行うことになります。代わってもらった教員は職員室で明日以降の授業の準備などの業務を行うことができますので、２名ではどうかということがありますが、人数が増えてくることによって多忙化の解消につながるものと考えております。
　　なお、この取り組みは教職員の働き方改革として、国、県と連携して進めるものでありまして、今申し上げた勤務のイメージは県の教育委員会からも示されているところでございます。
　　次に部活動指導員の資格要件についてでありますが、部活動指導員は資格要件はございません。設置要綱で「教育現場にふさわしい人格と知識を有する者」、「学校教育及び部活動指導に理解を示す者」などという要件を付しているところです。
　　部活動指導員のやりがいを感じるかということでございますが、その方の感じ方によるところも大きいと思います。ただ、子どもたちの成長を間近に見るということもやりがいにつながるのかなと考えているところでございます。
　　部活動指導員をお願いする際は、実際に部活動指導員をされた方の感想、意見も踏まえながら、大切にしなければいけないと思っておりますが、まずは制度の趣旨を十分に理解していただいた上でお願いをしていくことが必要かなと考えております。
　　いずれにしましても、新年度は課題抽出や運用の検証など、それらを行う試行期間と捉えて、学校との意見交換もしながらよりよい制度となるよう努めてまいりますので、ご理解よろしくお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　４番白井健道委員。
○４番（白井健道委員）　火曜日は卓球部、次はサッカー部、次はバスケット部ということで、全く我々期待していたものとちょっと運用も違うということで、どうしてこんなふうになってしまったのかなと思って、多分予算も国の方で大幅に削られて、結局県から市に来る中でそういうふうにでもしないとできないということで、それでも週のうち１日は先生が部活から開放されるという、本当に苦肉の策なのかなという気はするんですけれども。
　　それで思い出すのは、2000年ですか、スポーツ振興基本計画ということで、これもその部活をどう扱うかということで、総合型の地域スポーツクラブということで、部活を学校の外に出して地域でという試みがあったと思うんですけれども、あれも結局構想倒れになっているんじゃないかなと。いろんな研究の中でもうまくいっている事例は本当に全国でも少ないということで、この部活指導員もこのままだとどうなるのかなという、本当に心配しかないわけですけれども、今回文科省の働き方改革でもさらにもう一度、部活の指導の担い手を将来的に学校から地域に移行させるということで、もう１回2000年のときと同じようなことをやるということですけれども。
　　実は、私も当事者なのであれなんですけれども、中学校の方でも生徒が減って、クラスが減ると。そうすると、当然先生も減るということで、今まであった部活を維持できないということで、近々、今度の春から部活がいくつか廃部になってしまう部があって、ぎりぎりの選択だとは思うんですけれども、３月のその決定がなされたと、残る生徒の非常にショックですけれども、その部に入ろうと思って頑張ってきた小学校６年生ですね、いきなりなくなってしまったということで、スポ少なんかも一生懸命やってきた子もいると思うんですが、そういった弊害もあると。ただ、これは致し方ないわけですね、こういった背景から。
　　じゃあ、どうやって救うのかというと、この制度であったり、あるいは総合型の地域スポーツということだと思います。それで、試行期間だということで、来年度されるということなので、是非国とか県の方針はコロコロ変わるというか、なかなか全体を見てのあれですけれども、やっぱり地域の声を拾っていただいて、それを運用の方に東根市の運用として独自なもの、例えば多治見市とか半田市とかいろいろ成功事例もあるようですので、是非子どもたちのことを考え、もちろん先生のことを考えた試行をしながらの運用というものを是非来年度、再来年度に向けて検討いただきたいと思います。
　　以上をもちまして、質問を終わります。
○清野忠利予算特別委員長　以上でご了承願います。
　　次に５番河村　豊委員。
○５番（河村　豊委員）　５番河村　豊でございます。
　　それでは通告しております件について質疑をさせていただきたいと思います。
　　予算書の89ページ、議第32号　平成30年度東根市一般会計予算歳出第３款民生費第２項児童福祉費３目児童館費、放課後児童健全育成事業について、伺いたいと思います。
　　まず、委託料、それから補助金ということで計上されておりますけれども、この委託料の内容、それから補助金の内容、それから特に委託料ですけれども、国からの制度もありまして、これは国のお金も出ております。これはどんどん推移があると思いますので、10年前からの比較としてどのような推移になっているのか、また各学童クラブの積立金、余剰金などについて、その状況をお伺いしたいと思います。
○清野忠利予算特別委員長　梅津健康福祉部長。
○梅津佳之健康福祉部長　お答えをいたします。委託料２億3,398万9,000円につきましては、市内９つの小学校22の学童クラブに対する運営委託料であります。
　　内訳としましては、運営委託料が２億2,171万1,000円、低所得世帯の児童の利用料金軽減分が537万4,000円、多子世帯の利用料金軽減分が671万7,000円、学童保育連絡協議会に対する研修費が18万7,000円の内訳であります。財政的な負担としては、基本的には国、県、市が３分の１ずつの負担割合となっております。
　　補助金140万円については、学童保育の充実と小規模な学童保育所の運営を助けるための市単独の補助金であります。
　　10年前との比較でありますけれども、平成20年あたりと比較しますと、その当時は市内の４つの小学校に学童保育所が整備されていた状況ではありましたが、委託料は2,300万円ほどで、現在の10分の１程度でありました。学童保育所の数や利用児童の数が増えていることもありますが、ここ数年の間で本当に飛躍的に国の基準が上がりまして、委託料が年々増額になっている実態がございます。
　　積立金などでありますけれども、各学童保育所でまちまちではありますが、平均しますと運営委員会単位で退職手当基金、または備品等の基金など、各400万円ほど、あわせて平均しますと800万円ほど積立金を持っているような状況となっております。よろしくお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　５番河村　豊委員。
○５番（河村　豊委員）　今ご説明いただきました、委託料がこの計上されています委託費が２億3,399万9,000円と、補助金が別に140万円ということで、市の単費でついているということでありました。
　　今、部長の方から細かくご説明いただきましたけれども、10年前は４クラブ、４つの小学校にあったということと、資料を見せていただきますと、平成20年度は利用児童数が381人と、来年度予測している見込みが859人と大幅に人数も増えていると、施設数も増えているということがありますけれども、委託費、国から来ているお金が非常に大きくなっている、この制度そのもののかなり変わっているということもありますけれども、しかしながら市の当初目的であった利用者が少ない学童に関しては、なかなか運営が大変だということで、市の補助金ということでつけられていたようであります。それに関しては、ずっと継続してつけられているようです。しかしながら、今ありましたように、実際の委託料というのはベースになるその人数とか、その辺がまず人数の規定なんかがあるわけですけれども、400万くらいのベースから様々な加算があって、各クラブに大体36から45人のクラブに関しましては、大体1,100万くらいの委託料が行っていると。にも関わらず、小規模なところにも同じように行っていますけれども、ただそれは人数が少ないのに額が少なくなっていると。そういうところに当初の目的である小規模なところを助けるために補助金がいくというのは、これは非常にいいことで、続けて行くべきだと思いますけれども、例えばこれは大森小学校なんかは、１校ですけれども、第１から第５までクラブが５つに分けられているわけです。その各クラブに1,100万、それぞれが1,100万ですね、ですから5,500万くらいの委託料が行っているわけですけれども、そこにも10万円という補助金が行っているわけです。
　　私、こういうところを予算でしっかり見直していかないといけないと思うんです。これは委託料でしっかりと運営ができているところにも、これまでなったので漫然と10万円が行っている、補助金が行っているというところを見直すからこそ、例えば先ほども出てきたような低所得者の対策であるとか、そういうところはこういう実際のこの中でいう小規模な学童への補助なんかが生きてくると思いますので、この辺はしっかりちょっと現場の声も聞いていただいて、中身を精査していただくということが非常に大切なのではないかなと思いますので、是非この点は考慮いただきたいと思います。
　　それから、それぞれ学童、先ほど数もございました22クラブが今運営されているわけですけれども、運営体制について、どのような体制で行われているのかお聞きしたいと思います。
○清野忠利予算特別委員長　梅津健康福祉部長。
○梅津佳之健康福祉部長　お答えをいたします。地区の区長などが中心となって組織された運営委員会で運営しているのが８つの小学校、19学童クラブで、ＮＰＯが運営しているのが１つの小学校に３学童クラブであります。よろしくお願いします。
○清野忠利予算特別委員長　５番河村　豊委員。
○５番（河村　豊委員）　地区で区長さん、区長会長さんなんかが会長になって運営組織がつくられているところと、それからＮＰＯが運営していただいているところとあると、そういう形は若干運営の体制は異なる部分があるということです。
　　それから、この各クラブの労務管理というのが適正に行われているのかどうか、これをお聞きしたいと思います。
○清野忠利予算特別委員長　梅津健康福祉部長。
○梅津佳之健康福祉部長　労務管理、いろいろな点があるかと思いますけれども、正規の職員については社会保険や労働保険に加入しております。また、各学童保育所とも就業規則を定めまして運営をしており、労務管理が適正に行われているものと認識しております。よろしくお願いします。
○清野忠利予算特別委員長　５番河村　豊委員。
○５番（河村　豊委員）　当然、これは雇用が発生していますので、就業規則なんかも定められて労務管理というのが行われていると思いますけれども、例えば就業規則の具体的な中身に関しても専門的な見地から、例えば社労士の方に見ていただくとか、そういうことが行われてきているのかどうか、こういうことも、要は22クラブですからね、しっかりとこれは精査をしていただく必要があるのではないかなと思います。
　　ですから、あるからいいということではなくて、この辺の中身に関してもしっかりと見て行っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
　　それから、各クラブの経理体制について、それから事務に関してどのような体制で行われているのかお聞きしたいと思います。
○清野忠利予算特別委員長　梅津健康福祉部長。
○梅津佳之健康福祉部長　お答えをいたします。各学童保育所とも経理担当者を置きまして、経理事務を行っております。１クラブを除きましては、複数の経理担当がおります。専門職として経理担当を置いているのは、９つの運営委員会のうち６つの団体、残りの３団体は指導員が兼務するような形で経理を担当しているようです。よろしくお願いします。
○清野忠利予算特別委員長　５番河村　豊委員。
○５番（河村　豊委員）　経理の体制についても、今ご説明がありましたのは、専門でやっている方を雇用しているクラブ、団体もあれば、３団体が今指導員が兼務しているということでありました。本来、子どもたちの世話をするために指導員として就かれている方に経理なんかも担当していただいているということでありました。
　　先ほども言いましたけれども、これ要は各クラブに1,000万円以上の委託費が行っているわけですね。そこに各利用者から頂戴する利用料なんかも含めるとかなり大きな額をこの経理として扱うわけですけれども、これは専門的な知見がなくて、果たして経理をやっていて大丈夫なのかということですね。
　　それから、ちゃんと預金はもちろんですけれども、現金勘定なんかもちゃんと管理できているのか。それから、支出に関しても例えば出金伝票なんかもちゃんと切って行われているのかとか、そういう専門的なところは、非常に私重要だと思う、金額が金額なだけに大事だと思うんですけれども、担当してやっておられる方、指導員が兼務しておられるところも含めて、これは専門的な経理の指導というのが入っているのかどうか、これをお聞きしたいと思います。
○清野忠利予算特別委員長　梅津健康福祉部長。
○梅津佳之健康福祉部長　専門家による経理指導というようなものは、受けている学童はないと聞いております。
　　市の所管課としての指導としましては、毎年度予算・決算の状況や職員体制などについて委託料の実績報告などで適正かどうか確認をしております。必要に応じては担当課の職員が学童保育所を訪問し、助言などを行うこともございます。
　　また、毎月行っております、学童保育所連絡会議などにおいて、それぞれの情報を共有しながら、改善が必要な点などがありましたら、それらを協議したり、必要な情報提供、助言などを行っております。よろしくお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　５番河村　豊委員。
○５番（河村　豊委員）　是非、これは先ほども言いましたけれども、金額が金額でありますので、事故が起こる前に、しっかりこの辺は市の方からこれだけのお金を渡しているんだから、こういう体制をとりなさいということをしていただければと思います。
　　一番最初にお聞きしたところに、余剰金とかそれから基金を積んでいらっしゃるということもあります。実際には、市長の方からありました予算概要には、新施設の開所とか、それから新しく学童保育所の増設とか、整備という事業費を計上しているということで、予算概要でお聞きしています。これは、要は公設でしっかりとそこにはお金を入れていくということですので、そういう設備面での積立てというか、基金というのは本来必要ないわけで、そういうものがこういう専門的な人を雇用するところに使っていければ、指導員の方も負担も減ってくるわけですので、そういうことが非常に大事なのではないかなと思いますので、この辺のところ、今回のこの予算のところでしっかりと、もっともっと詳細なところも、詰めは分科会に譲りますけれども、是非この辺は検討をお願いしたいと思います。
　　それから、最後に監査体制ですね、しっかりとこれからの扱われているところで、監査が行われているのかどうか、これは市からの監査が入っているのかどうか、これをお聞きしたいと思います。
○清野忠利予算特別委員長　梅津健康福祉部長。
○梅津佳之健康福祉部長　お答えをいたします。
　　運営委員会等の内部の監査につきましては、毎年度各学童保育所とも行われております。市の監査委員による監査につきましては、これまで指定管理について、不定期に行われてきておりますが、ここ数年だけを見ますと実績はございません。所管する課としましては、標準的な経理基準などを提示しながら、経理の方法の指導や経理規定の明文化などについてもこれから指導していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長　５番河村　豊委員。
○５番（河村　豊委員）　監査もちょっとここ数年入っていないということですので、やはりこれまでの流れとかではなくて、制度が変わってくる、それから委託料が大きくなってくる、扱う金額が大きくなってきているというところを、しっかりこれを監査でも見ていただいて、本来私この22クラブあれば、全て本来見ていくことが大事なのではないか、特にそういう専門家を持った団体ではないということであれば、なおさらだと思いますので、これは監査面についても、しっかりやっていただけるように、とにかく事故が起こる前に、その辺きっちりとやっていただくということをお願いしまして、質問を終わりたいと思います。以上です。
○清野忠利予算特別委員長　以上でご了承願います。
　　以上で質疑を終わります。
　　なお、ただ今議題となっております、議第32号から議第40号までの平成30年度予算関係の９議案については、審査に慎重を期するため、別紙付託表のとおり各常任委員会を単位として構成する分科会を設置し、付託いたします。


予算特別委員会分科会議案付託表

◎総務文教分科会
　　議第32号　平成30年度東根市一般会計予算のうち所管に属する事項
　　議第34号　平成30年度東根市東根財産区特別会計予算

◎経済建設分科会
　　議第32号　平成30年度東根市一般会計予算のうち所管に属する事項
　　議第35号　平成30年度東根市公共下水道事業特別会計予算
　　議第39号　平成30年度東根市水道事業会計予算
　　議第40号　平成30年度東根市工業用水道事業会計予算

◎厚生分科会
　　議第32号　平成30年度東根市一般会計予算のうち所管に属する事項
　　議第33号　平成30年度東根市国民健康保険特別会計予算
　　議第36号　平成30年度東根市介護保険特別会計予算
　　議第37号　平成30年度東根市市営墓地特別会計予算
　　議第38号　平成30年度東根市後期高齢者医療特別会計予算


　　◎散　　　　　会

○清野忠利予算特別委員長　以上で本日の日程は全部終了しました。
　　なお、本委員会は３月20日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。
　　本日はこれで散会します。
　　ご苦労さまでした。

　　　午前１１時４２分　散　会