平成29年12月7日 午前10時24分 開 議

 清  野  忠  利  予算特別委員長      今  野     孝  副委員長

◎出席委員(16名)
 1番   片  桐  勝  寿 委員       2番   山  科  幸  子 委員
 3番   高  橋  鉄  夫 委員       4番   白  井  健  道 委員
 5番   河  村     豊 委員       6番   原  田  利  光 委員
 7番     橋  光  男 委員       8番   細  矢  俊  博 委員
 9番   今  野     孝 委員      10番   浅 野 目  幸  一 委員
11番   阿  部  綾  子 委員      12番   清  野  貞  昭 委員
13番   森  谷  政  志 委員      14番   佐  藤     直 委員
16番   清  野  忠  利 委員      17番     橋  ひ ろ み 委員

◎欠席委員(1名)
15番   秋  葉  征  士 委員
◎説明のため出席した者の職氏名
土 田 正 剛
市      長

元 木 正 史
教  育  長
武 田 庄 一
選挙管理委員会
委  員  長

斎 藤 吉 則
代表監査委員
工 藤 喜惠治
農業委員会会長

伊 藤 孝 次
消  防  長
間木野 多加志
副  市  長

古 谷 利 明
総 務 部 長
奥 山   茂
市民生活部長

梅 津 佳 之
健康福祉部長
石 垣 裕 之
経 済 部 長

東海林 克 彦
建 設 部 長
兼 水 道 部 長
眞 木 知代美
会計管理者

芦 野 耕 司
教 育 次 長
高 橋 重 俊
総合政策課長

石 垣 有 一
庶 務 課 長
併選挙管理委員会
事 務 局 長
石 垣 和 彦
財 政 課 長

半 田   薫
監 査 委 員
事 務 局 長
東海林 浩 司
農 業 委 員 会
事 務 局 長





◎事務局職員出席者職氏名
佐 藤 浩 之
事 務 局 長

井 上 正 宏
事務局長補佐
菅 井 美奈子
議事主査
兼議事係長

齊 藤 晋 平
副  主  任
松 山 朋 美
主     事

早 坂   康
兼 務 書 記
森 谷 賢 司
兼 務 書 記


◎本日審査した案件

 議第62号 平成29年度東根市一般会計補正予算(第5号)の専決処分の承認について
 議第72号 平成29年度東根市一般会計補正予算(第6号)
 議第73号 平成29年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
 議第74号 平成29年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
 議第75号 平成29年度東根市介護保険特別会計補正予算(第2号)
 議第76号 平成29年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
 議第77号 平成29年度東根市水道事業会計補正予算(第1号)

平成29年東根市議会第4回定例会 予算特別委員会発言通告書

番 号
質 問 者
質 疑 事 項
要  旨
答 弁 者
今野  孝
委   員
1.議第72号 平成29年度東根市一般会計補正予算(第6号)
1.歳出 第2款総務費 第1項総務管理費 5目企画費 ふるさと納税特産品PR事業について
(1)報償費の大幅増額補正の背景についてお尋ねします。

市   長



  ◎開     議

○清野忠利予算特別委員長 皆さん、ご苦労さまです。本日の会議に欠席の届け出がありましたのは、15番秋葉征士委員です。したがいまして、委員の出席は16名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

  ◎議第62号 平成29年度東根市一般会計補正予算(第5号)の専決処分の承認について外6件

○清野忠利予算特別委員長 11月30日の本会議において、予算特別委員会に付託なりました議案は、議第62号及び議第72号から議第77号までの7議案です。以上7議案を一括して議題とします。
  これらの議案については、既に11月30日の本委員会において詳細な説明がありましたので、これから通告に基づき質疑を行います。
  9番今野 孝委員。
○9番(今野 孝委員) 9番今野 孝です。議第72号 平成29年度東根市一般会計補正予算(第6号)3、歳出第2款総務費第1項総務管理費5目企画費 ふるさと納税特産品PR事業にかかわってお尋ねしたいと思います。
  議案書36、37ページになります。本議案を見て、私の目をひいたのは、4億2,791万2,000円という補正額の多さです。その大部分が報償費で、3億9,578万8,000円となっております。昨年はどうだったんだろうということで、昨年の第4回定例会の議案を見たところです。そうしますと、ふるさと納税特産品PR事業の補正額は、1億6,780万3,000円。うち、報償費は1億5,945万7,000円。今年度はそれぞれ2.5倍ほどになっております。補正額大幅増の背景について、お尋ねしたいと思います。
○清野忠利予算特別委員長 石垣経済部長。
○石垣裕之経済部長 お答え申し上げます。毎年ふるさと納税にかかる寄附金につきましては、寄附状況が年末年始に大変集中しておりますことから、東根市の場合、次年度産のさくらんぼなどの果物を中心とした返礼品を、11月からラインナップして充実を図っているところでございます。
  その結果として、平成28年度になりますが、予算額9億8,000万円に対しまして、結果的に13億2,786万円と大幅な伸びとなっておりまして、それを3月末での専決処分とさせていただいたことにつきましては、先の第2回定例会で報告させていただいておりますとおりでございます。
  そのうち、さくらんぼなどの、今年度につながりました農産物の返礼品が、非常に多くなっておりまして、今年度の歳出につながったものでございます。これが、過半を占めているところでございます。
  また、今年度に入りましてからも、農産物を返礼品とする寄附が大幅な伸びを示しておりまして、特にお米につきましては、前年度より7,000俵という大変大きな返礼品の申込みがございましたこと、また、さくらんぼにつきましても、昨年度からの引き続きの分も合計しまして、合計4万箱を越える申込みまで伸びたことも、増額の要因となっております。
  したがいまして、この度歳入のふるさとづくり寄附金におきましても、2億7,000万円を増額して、寄附金総額を11億7,000万円として計上しているところでございます。
  以上のことから、これまでのふるさと納税寄附の実績や、それから今後の予測によりまして、事業費に4億2,791万2,000円を、そのうち報償費に3億9,578万8,000円を増額計上とすることにしておりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。
○清野忠利予算特別委員長 9番今野 孝委員。
○9番(今野 孝委員) 了解しました。
  東根市の自慢の農産物やすぐれた工業製品のPRになるばかりか、本市の財政をも潤すふるさと納税、今後とも大いに活用してほしいと思っております。
  総務省は、7月4日にふるさと納税に関する発表を行っております。それによりますと、ふるさと納税の2016年度の寄附総額が前年度比1.7倍。金額にして、2,844億900万円になったということであります。
  各自治体が返礼品を充実させていることもあって、4年連続で最多を更新したということであります。
  さらに、7月28日にはふるさと納税による住民税の減収額をまとめています。それによりますと、減収額の合計は前年度比1.8倍になったそうです。減収額が1,766億6,000万円。都市部で減収がおき、税収額が寄附の受入額を上回る、いわゆる赤字のケースも多いと見られているということでありました。
  7月4日の発表がふるさと納税の光の部分とするならば、7月28日の発表は影の部分ということが言えるのでしょうか。
  また、総務省は3月31日にふるさと納税の返礼品価格を寄附額の3割までに抑えるよう、地方自治体に要請する方針を発表し、4月1日付で全国の自治体に通知したということです。
  さらに、10月27日には、インターネット上で出資を募るクラウドファンディングの手法をふるさと納税に活用し、企業支援や定住促進に取り組む自治体を財政面で後押しするとの発表もなされております。
  ふるさと納税をめぐっては、今後とも様々な動きがあるのではないかと推察されます。それらの動向を見極めながら、本市にとって最良の戦略を練り上げてくださるよう要望して、私の質問を終わります。ありがとうございました。
○清野忠利予算特別委員長  以上で、ご了承願います。これで質疑を終わります。

  ◎散     会

○清野忠利予算特別委員長  以上で、本日の日程は全部終了しました。
  なお、本委員会は12月13日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。
  本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。

   午前10時34分 散 会