決　算　特　別　委　員　会　会　議　録
平成２９年８月２９日　午前１１時００分　開　会

　髙　　橋　　光　　男　　決算特別委員長　　　　　　片　　桐　　勝　　寿　　副委員長

◎出席委員（１６名）
　１番　　　片　　桐　　勝　　寿　委員　　　　　　　２番　　　山　　科　　幸　　子　委員
　３番　　　高　　橋　　鉄　　夫　委員　　　　　　　４番　　　白　　井　　健　　道　委員
　５番　　　河　　村　　　　　豊　委員　　　　　　　６番　　　原　　田　　利　　光　委員
　７番　　　髙　　橋　　光　　男　委員　　　　　　　８番　　　細　　矢　　俊　　博　委員
　９番　　　今　　野　　　　　孝　委員　　　　　　１１番　　　阿　　部　　綾　　子　委員
１２番　　　清　　野　　貞　　昭　委員　　　　　　１３番　　　森　　谷　　政　　志　委員
１４番　　　佐　　藤　　　　　直　委員　　　　　　１５番　　　秋　　葉　　征　　士　委員
１６番　　　清　　野　　忠　　利　委員　　　　　　１７番　　　髙　　橋　　ひ ろ み　委員

◎欠席委員（なし）
◎説明のため出席した者の職氏名
土　田　正　剛
市　　　　　　長

元　木　正　史
教　　育　　長
武　田　庄　一
選挙管理委員会
委　　員　　長

小　林　文　雄
代表監査委員
工　藤　喜惠治
農業委員会会長

伊　藤　孝　次
消　　防　　長
間木野　多加志
副　　市　　長

古　谷　利　明
総　務　部　長
奥　山　　　茂
市民生活部長

梅　津　佳　之
健康福祉部長
石　垣　裕　之
経　済　部　長

東海林　克　彦
建　設　部　長
兼 水 道 部 長
眞　木　知代美
会計管理者

芦　野　耕　司
教　育　次　長
高　橋　重　俊
総合政策課長

石　垣　有　一
庶　務　課　長
併選挙管理委員会
事　務　局　長
石　垣　和　彦
財　政　課　長

半　田　　　薫
監　査　委　員
事　務　局　長
東海林　浩　司
農 業 委 員 会
事　務　局　長





◎事務局職員出席者職氏名
佐　藤　浩　之
事　務　局　長

井　上　正　宏
事務局長補佐
菅　井　美奈子
議事主査
兼議事係長

齊　藤　晋　平
副　　主　　任
松　山　朋　美
主　　　　　事

早　坂　　　康
兼　務　書　記
森　谷　賢　司
兼　務　書　記


◎本日審査した案件

　議第４１号　平成２８年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について
　議第４２号　平成２８年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
　議第４３号　平成２８年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について
　議第４４号　平成２８年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
　議第４５号　平成２８年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
　議第４６号　平成２８年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算認定について
　議第４７号　平成２８年度東根市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
　議第４８号　平成２８年度東根市水道事業会計決算認定について
　議第４９号　平成２８年度東根市工業用水道事業会計決算認定について



　　◎開　　　　　会

○佐藤浩之議会事務局長　本会議に引き続き大変ご苦労さまです。先ほどの本会議において、議長及び議会選出の監査委員を除く全員で構成する、決算特別委員会が設置されました。委員長が互選されるまでの間、委員会条例第10条第２項の規定により、年長の委員が臨時に委員長の職務を行うことになっております。本日出席されている委員の中で、清野貞昭委員が年長の委員でありますので、本日の会議の臨時委員長となります。
　　清野貞昭委員、委員長席へお願いいたします。
　　　〔清野貞昭臨時委員長　着席〕
○清野貞昭臨時委員長　皆さんご苦労様です。ただ今、臨時委員長に指名されました清野貞昭です。委員会条例第10条第２項の規定により、委員長が互選されるまでの間、臨時委員長の職務を務めさせていただきますのでよろしくお願いします。

　　◎開　　　　　議

○清野貞昭臨時委員長　ただ今から、決算特別委員会を開会します。本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがいまして、委員の出席は16名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

　　◎委員長の互選

○清野貞昭臨時委員長　はじめに、委員長の互選を行います。
　　お諮りします。互選の方法については指名推選により行うこととしますが、これにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野貞昭臨時委員長　異議なしと認めます。したがいまして、互選の方法は指名推選により行うことに決しました。
　　次に指名の方法については、臨時委員長が指名することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野貞昭臨時委員長　異議なしと認めます。したがいまして、臨時委員長が指名することに決しました。
　　直ちに指名します。
　　委員長に７番髙橋光男委員を指名します。
　　お諮りします。ただ今、指名しました髙橋光男委員を委員長とすることにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野貞昭臨時委員長　異議なしと認めます。よって、髙橋光男委員が委員長となりました。
　　この際、お諮りします。今後、決算特別委員会が設置される際は、髙橋光男委員を委員長とすることにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野貞昭臨時委員長　異議なしと認めます。よって、今後決算特別委員会が設置される際は、髙橋光男委員を委員長とすることに決しました。
　　以上で、臨時委員長の職務を終わらせていただきます。ご協力ありがとうございました。
　　ここで、委員長と交代のため暫時休憩します。

　　　午前１１時０４分　休　憩

　　　午前１１時０４分　開　議

○髙橋光男決算特別委員長　休憩前に引き続き、会議を開きます。ただ今、委員長に選任されました髙橋光男です。円滑な議事進行に努めてまいりますので、皆様のご協力をお願いをします。

　　◎副委員長の互選

○髙橋光男決算特別委員長　次に、副委員長の互選を行います。
　　お諮りします。互選の方法については、指名推選により行うこととしますが、これにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男決算特別委員長　異議なしと認めます。したがって、互選の方法は指名推選により行うことに決しました。
　　次に指名の方法について、委員長が指名することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんですか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男決算特別委員長　異議なしと認めます。したがいまして、委員長が指名することに決しました。
　　直ちに指名します。
　　副委員長に１番片桐勝寿委員を指名をします。
　　お諮りします。ただ今、指名しました片桐勝寿委員を副委員長とすることにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男決算特別委員長　異議なしと認めます。よって、片桐勝寿委員が副委員長となりました。
　　この際、お諮りをします。今後、決算特別委員会が設置される際は、片桐勝寿委員を副委員長とすることにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○髙橋光男決算特別委員長　異議なしと認めます。よって、今後決算特別委員会が設置される際は、片桐勝寿委員を副委員長とすることに決しました。

◎議第４１号　平成２８年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について外８件

○髙橋光男決算特別委員長　次に、先ほどの本会議におきまして決算特別委員会に付託になりました議案は、別紙付託表のとおり、議第41号から議第49号までの９議案であります。以上、９議案を一括議題とします。
　　これから、議第41号から議第47号までの７議案について、会計管理者に説明を求めます。眞木会計管理者。
○眞木知代美会計管理者　委員長の指示により、議第41号から議第47号までの平成28年度東根市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定につきまして、その概要を説明申し上げます。
　　はじめに、提出しております決算関係書類の確認をお願いいたします。
　　１冊目は平成28年度東根市歳入歳出決算概要説明資料です。２冊目は平成28年度東根市歳入歳出決算附属資料でございます。３冊目は一番厚い冊子の平成28年度東根市歳入歳出決算書です。
　　それでは、ここから一番厚い冊子の平成28年度東根市歳入歳出決算書で説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
　　決算書の４ページ、５ページをお願いいたします。
　　平成28年度東根市歳入歳出決算総括表になります。上段、一般会計についての歳入決算額は231億9,822万6,840円で、歳出決算額は226億3,336万1,061円であります。この歳入歳出差引残額は、５億6,486万5,779円であります。下段、一般会計と特別会計をあわせた７会計合計について、歳入決算額は346億4,558万6,533円で、歳出決算額は339億634万2,578円、歳入歳出差引額は７億3,924万3,955円であります。なお、ページ右横の予算現額と決算額との比較、予算現額に対する決算額の割合は記載のとおりでございます。
　　続きまして、各会計の決算状況について、ここからは議案に従いまして説明させていただきます。
　　最初に、議第41号　平成28年度東根市一般会計歳入歳出決算認定についてであります。
　　決算書の８ページ、９ページをお願いいたします。
　　歳入、一般会計、第１款市税の収入済額は69億8,635万7,974円で、前年度に比べ7.87％の増となっております。増の主なものは市民税、固定資産税、軽自動車税及び都市計画税でございます。また、市税の不納欠損額は828万1,940円で、収入未済額は２億9,707万7,499円となったところでございます。
　　次に、第２款地方譲与税の収入済額は１億7,038万9,000円で、前年度に比べ8.32％の増となりました。
　　次に、第６款地方消費税交付金の収入済額は８億195万6,000円で、前年度に比べ8.21％の減となっております。
　　10ページ、11ページをお願いいたします。
　　第11款地方交付税の収入済額は41億3,429万3,000円で、前年度に比べ0.52％の減となっております。
　　第13款分担金及び負担金の収入済額は２億1,265万4,319円で、前年度に比べ9.28％の減となっております。不納欠損額14万2,200円は保育所運営費保護者負担金です。収入未済額の247万6,949円は、保育所運営費保護者負担金などでございます。
　　次に、第14款使用料及び手数料の収入済額は１億2,768万1,332円で、前年度に比べ2.88％の減となっております。不納欠損額８万6,000円は児童館、児童センターの使用料です。収入未済額の205万4,165円は住宅使用料などでございます。
　　次に、第15款国庫支出金の収入済額は26億8,558万1,300円で、前年度に比べ5.55％の増となっております。
　　次に、第16款県支出金の収入済額は13億4,801万4,335円で、前年度に比べ8.07％の増となっております。
　　次に、第17款財産収入の収入済額は2,015万5,040円で、前年度に比べ75.22％の減となっております。
　　次に12ページ、13ページの方をお願いいたします。
　　第18款寄附金の収入済額は13億3,200万3,487円で、前年度に比べ32.83％の増となっております。増の主なものは、ふるさとづくり寄付金が伸びたものでございます。
　　次に、第19款繰入金の収入済額は18億140万8,731円で、前年度に比べ337.85％の大幅な増となっております。増の主なものは、公共文化施設整備基金繰入金及びふるさとづくり基金繰入金などが伸びたものでございます。
　　次に、第21款諸収入の収入済額は４億9,476万5,074円で、前年度に比べ8.24％の減となっております。減の主なものは、貸付金の元利収入などでございます。不納欠損額24万200円は生活保護費返還金です。収入未済額の1,025万4,793円は生活保護費返還金などでございます。
　　次に、第22款市債の収入済額は23億4,860万円で、前年度に比べ2.96％の増となっております。増の主なものは、防災設備整備事業債などでございます。
　　以上の結果、一番下の歳入合計の収入済額である、歳入決算額は231億9,822万6,840円で、前年度に比べ10.2％の増となっております。不納欠損額は875万340円、収入未済額は３億1,186万3,406円であります。
　　次に、14ページ、15ページの方をお願いいたします。
　　歳出、一般会計であります。
　　はじめに、第１款議会費の支出済額は１億8,734万7,293円で、前年度に比べ5.98％の減となっております。
　　次に、第２款総務費の支出済額は43億7,878万1,917円で、前年度に比べ44.74％の大幅な増となっております。増の主なものは、ふるさとづくり基金管理事業及び防災行政無線整備事業などであります。翌年度の繰越額は360万4,000円。これは、戸籍住民基本台帳費の住民基本台帳ネットワーク事業でございます。
　　次に、第３款民生費の支出済額は64億3,975万6,830円で、前年度に比べ16.83％の増となっております。増の主なものは、保育所等整備加速化事業及び放課後児童健全育成事業などでございます。翌年度繰越額の3,927万3,000円は社会福祉費の臨時福祉給付金給付事業であります。
　　次に、第４款衛生費の支出済額は13億1,943万8,902円で、前年度に比べ10.17％の減でございます。減の主なものは、保健衛生総務事業費の山形大学重粒子線がん治療施設整備給付金などが完了したことによるものでございます。
　　次に、第５款労働費の支出済額は2,794万3,949円で、前年度に比べ0.89％の減となっております。
　　次に、第６款農林水産業費の支出済額は６億2,546万9,343円で、前年度に比べ35.12％の増となっております。増の主なものは、産地パワーアップ事業などであります。
　　次に、16ページ、17ページをお願いいたします。
　　第７款商工費の支出済額は７億1,305万1,631円で、前年度に比べ1.82％の減となっております。減の主なものは、プレミアム商品券発行事業などが平成27年度に完了したことによるものでございます。
　　次に、第８款土木費の支出済額は22億1,388万7,392円で、前年度と比べ9.96％の減となりました。減の主なものは、神町地区都市防災事業や大森山公園グラウンドゴルフ場の整備が完了したことによるものでございます。翌年度繰越額が9,802万8,000円で、これは道路橋りょう費の道路新設改良事業でございます。
　　次に、第９款消防費の支出済額は６億6,579万3,962円で、前年度に比べ5.19％の減となりました。減の主なものは、救助工作車整備事業が完了したことによるものでございます。
　　次に、第10款教育費の支出済額は41億4,692万1,882円で、前年度に比べ6.99％の増となりました。増の主なものは、公益文化施設整備事業、神町公民館の解体事業、東の杜資料館リノベーション事業などであります。翌年度繰越額の9,210万円は小学校費の学校トイレリニューアル事業であります。
　　次に、第11款災害復旧費はございませんでした。
　　次に、第12款公債費の支出済額は19億1,496万7,960円で、前年度に比べ3.18％の減となりました。
　　次に、第13款予備費はございませんでした。
　　以上の結果、一番下の歳出合計の支出済額である歳出決算額は226億3,336万1,061円で、前年度に比べ10.74％の増となったところでございます。また、歳入歳出差引額は５億6,486万5,779円であり、翌年度繰越額は２億3,300万5,000円であります。
　　次に、20ページ、21ページをお願いいたします。
　　ここからは、特別会計になります。
　　議第42号　平成28年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、ご説明申し上げます。
　　歳入でありますが、第１款国民健康保険税の収入済額は10億8,945万6,854円で、前年度に比べ0.28％の増となりました。
　　次に、22ページ、23ページをお願いいたします。
　　一番下の歳入合計の収入済額である歳入決算額は52億6,172万4,364円で、前年度に比べ0.29％の減となりました。不納欠損額は462万159円、収入未済額は１億7,966万5,970円であります。
　　次に、24ページ、25ページをお願いいたします。
　　歳出の主なものは、第２款保険給付費の支出済額30億9,171万6,759円で、前年度に比べ0.23％の増となりました。
　　次に、26ページ、27ページをお願いいたします。
　　一番下の歳出合計の支出済額である歳出決算額は52億4,138万4,665円で、前年度に比べ0.49％の減となりました。歳入歳出差引残額は2,033万9,699円となったところでございます。
　　次に、30ページ、31ページをお願いいたします。
　　議第43号　平成28年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定についてであります。
　　歳入は第１款財産収入及び第３款繰越金で、一番下の歳入合計の収入済額である歳入決算額は163万9,890円で、前年度に比べ14.53％の増となりました。
　　次に、32ページ、33ページをお願いいたします。
　　歳出は、第１款総務費の支出済額は94万1,494円で、一番下の歳出合計の支出済額である歳出決算額も同額で、前年度に比べ80.61％の増となりました。歳入歳出差引残額は69万8,396円となったところであります。
　　次に、36ページ、37ページをお願いいたします。
　　議第44号　平成28年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。
　　歳入の主なものは、第２款使用料及び手数料の収入済額６億7,885万3,572円で、前年度と比べ2.02％の増であります。一番下の歳入合計の収入済額である歳入決算額は20億2,045万9,017円で、前年度に比べ5.67％の増となりました。不納欠損額は122万1,025円、収入未済額は1,235万7,798円であります。
　　次に、38ページ、39ページをお願いいたします。
　　歳出は、第１款公共下水道事業費の支出済額が11億6,160万2,367円で、前年度に比べ15.12％の増でした。第２款公債費などを含めた一番下の歳出合計の支出済額である歳出決算額は20億2,025万2,247円で、前年度に比べ5.67％の増となりました。翌年度繰越額3,348万2,000円で歳入歳出差引残額は20万6,770円となりました。
　　次に、42ページ、43ページをお願いいたします。
　　議第45号　平成28年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてであります。
　　歳入の主なものは、第１款介護保険料の収入済額７億3,543万6,424円で、前年度に比べ2.9％の増となりました。一番下の歳入合計の収入済額である歳入決算額は36億8,951万4,577円で、前年度に比べ7.22％の増となりました。不納欠損額は39万3,978円、収入未済額は342万7,836円であります。
　　次に、44ページ、45ページをお願いいたします。
　　歳出の主なものは、第２款保険給付費の支出済額33億9,278万9,646円で、前年度に比べ5.1％の増となりました。一番下の歳出合計の支出済額である歳出決算額は、35億4,172万6,187円で、前年度に比べ5.1％の増となりました。歳入歳出差引残額は１億4,778万8,390円となりました。
　　次に、48ページ、49ページをお願いいたします。
　　議第46号　平成28年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算認定についてであります。
　　歳入の主なものは、第１款使用料及び手数料で、一番下の歳入合計の収入済額である歳入決算額は、481万8,723円で、前年度に比べ25.6％の増となりました。
　　次に、50ページ、51ページをお願いいたします。
　　歳出は、第１款総務費の支出済額305万442円で、一番下の歳出合計の支出済額である歳出決算額も同額で、前年度に比べ108.04％の増となりました。歳入歳出差引残額は、176万8,281円となったところであります。
　　次に、54ページ、55ページをお願いいたします。
　　議第47号　平成28年度東根市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてであります。
　　歳入の主なものは、第１款後期高齢者医療保険料の収入済額３億1,730万5,214円で、前年度に比べ13.49％の増となりました。一番下の歳入合計の収入済額である歳入決算額は４億6,920万3,122円で、前年度に比べ8.09％の増となりました。不納欠損額は25万4,050円、収入未済額は186万1,360円となっております。
　　次に、56ページ、57ページをお願いいたします。
　　歳出の主なものは、第２款後期高齢者医療広域連合納付金の支出済額４億5,130万9,432円で、前年度に比べ8.06％の増となりました。一番下の歳出合計の支出済額である歳出決算額は４億6,562万6,482円で、前年度に比べ7.91％の増となりました。そして、歳入歳出差引残額は357万6,640円となったところであります。
　　以上、特別会計の６会計につきまして、ご説明申し上げました。詳細は決算書の59ページから503ページまでの各会計、歳入歳出決算事項別明細書の記載のとおりであります。
　　次に、決算書の505ページをお願いいたします。
　　一般会計から特別会計の実質収支に関する調書であります。次のページの506ページをお願いいたします。
　　一般会計の実質収支に関する調書であります。
　　１、歳入総額231億9,822万6,000円、２、歳出総額226億3,336万1,000円、３、歳入歳出差引額５億6,486万5,000円、４、翌年度へ繰越すべき財源、（２）繰越明許費繰越額271万7,000円、５．実質収支額５億6,214万8,000円となりました。
　　次に、507ページから512ページまでは特別会計の実質収支に関する調書になります。記載のとおりでございますので説明は省略させていただきます。
　　次に、決算書514ページをお願いいたします。
　　514ページは、財産に関する調書であります。公有財産、債権、基金、物品の平成28年度中の推移を記載しております。また、表の中にあります、決算年度中の増減高の差引高における括弧書きについては、統一的な基準である地方公会計制度に基づく財務諸表の作成にあたり、固定資産台帳の整備を行うために、市が所有する土地建物等について精査したところ、現在高に差異が生じていることが判明いたしました。そのために錯誤値として記載しておりますので、ご理解をお願いいたしまして説明とさせていただきます。
　　以上、議第41号から議第47号までの、平成28年度東根市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定につきまして、ご説明申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。
○髙橋光男決算特別委員長　次に、議第48号及び議第49号の２議案について、水道部長に説明を求めます。東海林水道部長。
○東海林克彦水道部長　委員長から指示ありました、議第48号及び議第49号の２議案につきまして、概要をご説明いたします。
　　はじめに、議第48号　平成28年度東根市水道事業会計決算認定について、東根市水道事業会計決算書及び決算概要でご説明いたします。
　　決算書の１、２ページをお願いいたします。
　　経営の収支である収益的収入及び支出について、予算額との比較による決算状況をご説明いたします。
　　はじめに、収入についてであります。
　　第１款水道事業収益は、予算額合計12億1,525万1,000円に対し、決算額が12億1,236万2,419円となり、予算額に比べ288万8,581円の減となりました。
　　次に、支出についてであります。
　　第１款水道事業費用は、予算額合計11億6,170万円に対し、決算額が９億118万2,588円となり、不用額が２億6,051万7,412円となったところであります。
　　次に、３、４ページをお願いいたします。
　　資産などの収支となる資本的収入及び支出について、ご説明いたします。
　　はじめに、収入についてであります。
　　第１款資本的収入は、予算額合計の2,833万円に対して、決算額が3,908万6,087円となり、予算額に比べ1,075万6,087円の増となりました。
　　次に、支出についてであります。
　　第１款資本的支出は、予算額合計の５億3,380万6,000円に対し、決算額が４億6,199万7,795円となり、不用額が7,180万8,205円となったところであります。
　　なお、表外に記載しております、資本的収入額が資本的支出額に不足する額４億2,291万1,708円は過年度分損益勘定留保資金３億9,635万773円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,656万935円で補てんいたしました。
　　続いて、項目ごとの内容について、別冊の決算概要でご説明いたします。
　　概要の１ページをお願いいたします。
　　収益的収入及び支出についてであります。なお、説明につきましては、純利益の算出及び実質収支による経営状況の把握の必要性から、消費税を除いた実質額で申し上げます。
　　はじめに、収入についてご説明いたします。
　　第１款第１項第１目給水収益は９億8,605万1,761円で、全額水道料金であり、前年度比100.8％となっております。
　　次に、受託工事収益は949万2,378円で、消防用消火栓移設工事などに伴う収入であります。
　　次に、その他営業収益は3,763万4,607円で、下水道使用料徴収事務委託料及び水道の開閉栓手数料などであります。
　　次に、受取利息及び配当金から特別利益までは記載のとおりであります。
　　収入合計といたしましては、11億3,003万9,656円で、前年度比100.1％となったところであります。
　　２ページをお願いいたします。
　　次に支出について、ご説明いたします。
　　第１款第１項第１目原水及び浄水費は、２億2,915万5,739円で、人件費や村山広域水道への受水費などであります。
　　次に、配水及び給水費は１億3,323万5,873円で、修繕費や舗装本復旧費などであります。
　　次に、受託工事費は921万4,713円で、消防用消火栓移設工事などであります。
　　次に、業務総係費は9,794万1,697円で、人件費や事務経費などであります。
　　次に、減価償却費は３億4,196万504円であります。
　　次に、資産減耗費は2,609万435円で、構築物等の除却費であります。
　　次に、その他営業費用から予備費までは記載のとおりであります。
　　支出合計といたしましては、８億7,018万7,602円で、前年度比89.5％となったところであります。
　　その結果、収入収支差引の純利益が２億5,985万2,054円となりました。
　　３ページをお願いいたします。
　　資本的収入及び支出についてであります。
　　はじめに、収入についてご説明いたします。
　　第１款第２項第１目加入金は2,501万8,200円で、392件の水道加入金であります。
　　次に、工事負担金は記載のとおりであります。
　　次に、負担金は546万8,117円で、簡易水道統合事業の起債償還元金の一部として、一般会計から繰り出されたものになります。
　　収入合計といたしましては、3,908万6,087円で、前年度比129.2％となっております。
　　次に、支出についてご説明いたします。
　　第１款第１項第１目建設改良費は３億8,513万2,878円で、配水管布設替工事費などであります。
　　次に、企業債償還金は記載のとおりであります。
　　支出合計といたしましては、４億6,199万7,795円で、前年度比129.6％となったところであります。
　　当年度分、処理未処分利益剰余金は当年度純利益の２億5,985万2,054円となり、未処分利益剰余金の処分案といたしましては全額を建設改良積立金に積み立てたいと考えております。
　　続きまして、議第49号　平成28年度東根市工業用水道事業会計決算認定について、ご説明いたします。
　　水道事業会計同様、決算書及び決算概要でご説明いたします。
　　決算書の１、２ページをお願いいたします。
　　収益的収入及び支出について、ご説明いたします。
　　はじめに、収入についてであります。
　　第１款工業用水道収益は、予算額合計２億295万1,000円に対し、決算額が２億2,448万2,409円となり、予算額に比べ2,153万1,409円の増となりました。
　　次に、支出についてであります。
　　第１款工業用水道事業費用は、予算額合計１億9,929万5,000円に対し、決算額が１億4,158万572円となり、不用額が5,771万4,428円となったところであります。
　　３、４ページをお願いいたします。
　　資本的収入及び支出について、ご説明いたします。
　　はじめに、収入についてであります。
　　第１款資本的収入でありますが、当初は予算を見込んでおりませんでしたが、平成29年度より大森西工業団地内のグリーンデリカが工業用水道事業に参入することとなったことから、補正予算で負担金として1,105万円を計上いたしました。決算額としては1,173万9,622円となっております。
　　次に、支出についてであります。
　　第１款資本的支出は、予算額合計２億5,804万円に対して、決算額が２億5,586万3,880円となり、不用額が217万6,120円となったところであります。
　　なお、表外に記載しております、資本的収入額が資本的支出額に不足する額、２億4,412万4,258円は過年度分損益勘定留保資金２億2,517万1,378円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,895万2,880円で補てんいたしました。
　　続いて、項目ごとの内容について別冊の決算概要でご説明いたします。
　　概要の１ページをお願いいたします。
　　収益的収入及び支出についてであります。消費税を除いた実質額でご説明いたします。
　　はじめに、収入についてでありますが、第１款第１項第１目給水収益は１億8,414万3,600円で全額受水企業からの水道料金であり、前年度比103％となっております。
　　次に、受託工事収益でありますが、23万円で皆増となりました。これは新規受水企業となる、グリーンデリカからの依頼を受け実施しました、工業用水道関連工事に要した費用の収入となります。
　　次に、受取利息及び配当金から長期前受金戻入益までは記載のとおりであります。
　　収入合計といたしましては、２億93万2,219円で、前年度比102.6％となっております。
　　次に支出について、ご説明いたします。
　　第１款第１項第１目原水及び浄水費は、4,607万6,849円で、水道施設の点検委託料や動力費などであります。
　　次に、配水及び給水費は2,447万6,011円で、人件費や賃借料などであります。
　　次に、受託工事費は前段申し上げました、工業用水道関連工事費の23万円であります。
　　次に、業務総係費は39万2,576円で事務費などであります。
　　次に、減価償却費から予備費までは記載のとおりであります。
　　支出合計といたしましては、１億3,698万3,347円で、前年度比109.8％となったところであります。
　　その結果、収入支出差引の純利益が6,394万8,872円となりました。
　　２ページをお願いします。
　　続きまして、資本的収入及び支出についてであります。
　　はじめに収入についてご説明いたします。
　　第１款第８項第１目負担金として1,173万9,622円の収入で、グリーンデリカからの事業参入による負担金になります。
　　次に支出について、ご説明いたします。
　　第１款第１項第１目建設改良費は、２億5,804万円で野田シタ水源地の電気設備及び機械設備更新工事で、前年度比227.1％となりました。
　　次に、企業債償還金は平成27年度をもって償還が終了したことから皆減となっております。支出合計といたしましては、建設改良費の２億5,804万円のみで、前年度比226.2％となったところであります。
　　当年度未処分利益剰余金は、当年度の純利益の6,394万8,872円となり、未処分利益剰余金の処分案といたしましては、全額を建設改良積立金に積み立てたいと考えております。
　　以上、水道事業会計及び工業用水道事業会計の決算について、概要をご説明いたしました。よろしくお願いいたします。
○髙橋光男決算特別委員長　以上で、説明を終わります。
　　これで、本日の日程は全部終了しました。なお、本委員会は９月５日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。
　　本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。

　　　午前１１時５１分　散　会