予 算 特 別 委 員 会 会 議 録
平成29年2月23日 午後 1時45分 開 会
佐 藤 直 予算特別委員長 山 科 幸 子 副委員長
◎出席委員(17名)
1番 片 桐 勝 寿 委員 2番 山 科 幸 子 委員
3番 高 橋 鉄 夫 委員 4番 白 井 健 道 委員
5番 河 村 豊 委員 6番 原 田 利 光 委員
7番 橋 光 男 委員 8番 細 矢 俊 博 委員
9番 今 野 孝 委員 10番 加 藤 信 明 委員
11番 阿 部 綾 子 委員 12番 橋 ひ ろ み 委員
13番 清 野 貞 昭 委員 14番 森 谷 政 志 委員
15番 佐 藤 直 委員 16番 清 野 忠 利 委員
17番 浅 野 目 幸 一 委員
◎欠席委員(なし)
◎説明のため出席した者の職氏名
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土 田 正 剛
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市 長
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石 山 泰 博
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教 育 長
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武 田 庄 一
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選挙管理委員会
委 員 長
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小 林 文 雄
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代表監査委員
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工 藤 喜惠治
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農業委員会会長
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芳 賀 利 郎
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消 防 長
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間木野 多加志
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副 市 長
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橋 昇
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総 務 部 長
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斎 藤 吉 則
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市民生活部長
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梅 津 佳 之
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健康福祉部長
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石 垣 裕 之
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経 済 部 長
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東海林 克 彦
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建 設 部 長
兼 水 道 部 長
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網 干 賢
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会計管理者
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古 谷 利 明
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教 育 次 長
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芦 野 耕 司
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総合政策課長
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高 橋 重 俊
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庶 務 課 長
併選挙管理委員会
事 務 局 長
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石 垣 和 彦
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財 政 課 長
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半 田 薫
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監 査 委 員
事 務 局 長
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菊 地 仁 志
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農 業 委 員 会
事 務 局 長
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◎事務局職員出席者職氏名
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片 桐 崇
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事 務 局 長
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牧 野 美和子
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事務局長補佐
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井 上 正 宏
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議事主査
兼議事係長
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辻 村 充
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副 主 任
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松 山 朋 美
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主 事
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早 坂 康
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兼 務 書 記
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早 坂 康 弘
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兼 務 書 記
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◎本日審査した案件
議第16号 平成29年度東根市一般会計予算
議第17号 平成29年度東根市国民健康保険特別会計予算
議第18号 平成29年度東根市東根財産区特別会計予算
議第19号 平成29年度東根市公共下水道事業特別会計予算
議第20号 平成29年度東根市介護保険特別会計予算
議第21号 平成29年度東根市市営墓地特別会計予算
議第22号 平成29年度東根市後期高齢者医療特別会計予算
議第23号 平成29年度東根市水道事業会計予算
議第24号 平成29年度東根市工業用水道事業会計予算
◎開 会
○佐藤 直予算特別委員長 皆さん、ご苦労さまです。ただ今から予算特別委員会を開会します。
◎開 議
○佐藤 直予算特別委員長 本日の会議に、欠席及び遅刻の届け出はありません。
したがって委員の出席数は17名で定足数に達しておりますので、これから、本日の会議を開きます。
◎議第16号 平成29年度東根市一般会計予算外8件
○佐藤 直予算特別委員長 先ほどの本会議におきまして、予算特別委員会に付託なりました議案は、別紙付託表のとおり、議第16号から議第24号までの9議案であります。以上9議案を一括して議題とします。
はじめに、議第16号から議第22号までの7議案について、財政課長に補足説明を求めます。
石垣財政課長。
〔石垣和彦財政課長 登壇〕
○石垣和彦財政課長 委員長の指示によりまして、一般会計ほか6特別会計、当初予算の補足説明を申し上げます。
別冊の一般会計及び特別会計予算書をお願いいたします。
はじめに、1ページをお願いいたします。
議第16号 平成29年度東根市一般会計予算についてご説明申し上げます。
第1条は、歳入歳出予算総額を205億2,100万円と定めるものでございます。
第2条は、債務負担行為につきまして、第3条につきましては、地方債の借入限度額の設定、第4条は、一時借入金の限度額を20億円と定めるものでございます。
第5条は、給与等の人件費に過不足が生じた場合に、同じ款内の項の間で流用ができる規定を定めるものでございます。
次に2ページをお願いいたします。
2ページから6ページまでは、第1表 歳入歳出予算で、款項の区分とその区分ごとの予算額を表にしたものでございます。
次に7ページをお願いいたします。
第2表 債務負担行為でございます。6件ございます。
1件目の神町小学校改築事業は、基本設計と実施設計を一括して、29年、30年度の2カ年にまたがって実施するためでございます。
2件目の東の杜リノベーション事業につきましては、改修工事を29、30年度の2カ年にまたがって実施するためでございます。
3件目の商工業みらい応援利子補給は、市内商工業者が経営基盤の安定化と設備の近代化を図るための融資に対する利子補給を実施するためでございます。
4件目の中学校仮設校舎リース事業につきましては、神町中学校で現在使用している仮設校舎のリース期間が終了することから、新たに5年間のリース契約を結ぶためのものでございます。
5件目の排水設備等設置改造資金利子補給につきましては、下水道事業区域外における合併処理浄化槽の普及を目的といたしまして、排水設備の改造資金の融資に対しまして利子補給を行うためのものでございます。
6件目の農業競争力強化資金利子補給につきましては、産地パワーアップ事業などの融資に対しまして利子助成を行うため、それぞれ債務負担行為を設定するものでございます。
8ページをお願いいたします。
第3表 地方債でございます。地方債につきましては、公共施設整備事業から臨時財政対策債までそれぞれの目的ごとに限度額、起債の方法等について設定するものでございます。限度額の合計は16億1,490万円でございます。
続きまして12ページをお願いいたします。
歳入の主なものについてご説明いたします。
1款1項1目市民税の個人分では、本年度の決算見込みを踏まえまして、前年度比1.7%減の20億817万円、2目の法人分では、税制改正に伴う法人税の税率引き下げ、設備投資等の企業活動の状況を勘案いたしまして、前年度比20.4%減の5億7,900万1,000円を計上しております。
2項1目固定資産税につきましては、償却資産の伸びが見込まれるものの、土地の下落修正の影響を考慮いたしまして、0.3%減の27億8,460万円を計上しております。
3項1目軽自動車税につきましては、税率改正の影響を見込みまして、前年度比11%増の1億3,351万4,000円を計上しております。
14ページをお願いいたします。
第4項たばこ税につきましては、喫煙者の減少等を考慮いたしまして、前年度比3.6%減の3億254万6,000円を計上しております。
第6項都市計画税では、平成28年度から区域が拡大されました実績額をもとにいたしまして、1.9%増の3億8,490万2,000円を計上しております。
次に16ページをお願いいたします。
第2款地方譲与税、第1項自動車重量譲与税は前年度比6.3%増の1億200万円、第2項地方揮発油譲与税につきましては、前年度比6.5%減の4,300万円をそれぞれ本年度の実績に基づいて計上しているところでございます。また、3項の航空機燃料譲与税につきましては便数の増加を踏まえまして41.4%増の990万円としております。
次に18ページをお願いいたします。
6款地方消費税交付金は、前年度同額の7億6,500万円を計上しているところでございます。
11款の地方交付税につきましては、地方財政計画における交付税総額や市税の減少による基準財政収入額への影響等を勘案いたしまして、前年度に対しまして0.2%増の39億2,700万円としているところでございます。
次に20ページをお願いいたします。
13款の分担金及び負担金では、2目民生費負担金が前年度に対しまして315万5,000円の増となっております。これは2節児童福祉費負担金の中の保育所運営費保護者負担金の増によるものでございまして、第3子以降の保育料無料化による減はありますけれども、定員が増えたことにより増額になったものでございます。
14款使用料及び手数料につきましても、1項2目民生使用料が前年度に対し、615万7,000円を減少しております。これは2節の児童福祉施設使用料で児童館、児童センターに係る第3子以降の保育料無料化の影響もございまして減額となっているところでございます。
次に24、25ページをお願いいたします。
15款国庫支出金の1項1目民生費国庫負担金では、2節の児童福祉費負担金の子どものための教育・保育給付費負担金におきまして、前年度より7,825万4,000円増額していることが大幅な増額の要因となっているところでございます。
続きまして、26、27ページをお願いいたします。
2項5目の教育費国庫補助金では、4節社会教育費補助金におきまして、東の杜資料館リノベーション事業などもございますけれども、まなびあテラス、中央運動公園の整備完了に伴いまして、目全体といたしましては、前年度に対しまして2億9,385万8,000円の大幅な減となっているところでございます。
次に28、29ページをお願いいたします。
中ほどになりますけれども、16款県支出金の1項1目民生費県負担金になりますけれども、2節の児童福祉費負担金で子どものための教育・保育給付費負担金におきまして、前年度より3,912万7,000円増額しておりますことから増額ということになっております。
続きまして30、31ページをお願いいたします。
2項2目民生費県補助金につきましては、前年度に対し、5,565万7,000円の減となっております。これにつきましては、2節の児童福祉費補助金において、新たに認定こども園の施設整備交付金を4,545万4,000円計上しているところではありますけれども、1節の社会福祉費補助金のところで、前年度ございました介護施設等の開設関係の交付金、合わせまして1億236万4,000円が皆減となっているところから、このようになっているところでございます。
続きまして34、35ページをお願いいたします。
16款3項1目総務費委託金が、前年度に対しまして4,565万3,000円の減となっております。前年度は参議院議員通常選挙と県知事選挙があったためでございます。
36、37ページをお願いいたします。
18款1項1目総務費寄附金に、前年度に対しまして1億7,610万円増の9億円としております。ふるさと納税の今年度の実績を踏まえまして増額としたものでございます。
次に38、39ページをお願いいたします。
19款繰入金でございます。総額22億5,144万5,000円となっておりまして、前年度に対し3億1,661万8,000円の増額となっております。
3目の市立小中学校建設基金繰入金及び6目の土地開発基金繰入金につきましては、神町小学校改築事業に、また4目のふるさとづくり基金繰入金につきましては、保育所や学童保育所等の整備をはじめといたします、様々な歳出経費に充てているところです。
5目の公共文化施設整備基金繰入金につきましては、東の杜資料館のリノベーション事業などの財源として計上しているところでございます。
続きまして42、43ページをお願いいたします。
22款市債でございます。歳出側の各款ごとの普通建設事業費によりまして増減をいたしております。総額では8億8,710万円の減となったところでございます。
主な増減の理由になりますけれども、1目総務費につきましては、防災行政無線整備事業、同報系の終了に伴いまして5億540万円が減になっております。
6目の教育費につきましては、東の杜リノベーション事業の本格実施により増加はいたしますけれども、まなびあテラスや中央運動公園の整備事業の終了によりまして、5億8,820万円の減となっているところでございます。
44ページをお願いいたします。
ここから歳出になっております。
1款の議会費につきましては、ほとんどの事業、歳出科目に大きな変動はございませんけれども、議会事業の共済費につきまして前年度より減少しているところでございます。
48、49ページをお願いいたします。
中ごろになりますけれども、2款1項2目広報広聴費の広報広聴事業では、国内外で本市の魅力をPRするプロモーションビデオの制作経費を500万円計上しております。
総合アプリ配信事業につきましては、スマートフォンを活用して市の施策をはじめとする生活関連情報等を発信するもので、新規に計上しているものでございます。
次に50ページ、51ページをお願いいたします。
4目財産管理費、庁舎管理事業になります。説明欄の2番目になりますけれども、こちらの庁舎管理事業に1億2,064万4,000円を計上しております。新年度にはエレベーターの改修工事を予定しているところでございます。
5目企画費になります。5目企画費は52ページ、53ページ、次のページをお願いいたします。
上から2番目になりますホストタウン推進事業、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴いまして、ドイツを候補としてホストタウン登録に向け、ドイツを知るキックオフイベントの開催経費を新規に計上しております。その5つ下になりますけれども、国際交流事業につきましては、国際姉妹都市の提携を視野に入れた交流経費を拡充しているところでございます。
次に54、55ページをお願いいたします。
3番目の国際交流員配置事業につきましては、国際交流の推進、ホストタウン事業の推進のため、外国人の青年を国際交流員として配置する経費を新規に計上しているところでございます。
その2つ上になりますけれども、ふるさと納税特産品PR事業につきましては、ふるさと納税制度を通しながら、本市の魅力の発信を強化するために増額しているところでございます。
次に58、59ページをお願いいたします。
下になりますけれども、12目の地方バス対策費でございます。前年度比較で2,000万8,000円減になっております。市が所有いたしますバス2台の更新が平成26年度と平成28年度で終了したことによるものでございます。
次に60、61ページをお願いいたします。
14目の諸費でございます。前年度比較で5億1,098万9,000円の減額となっております。
次の62、63ページをお願いいたします。
説明欄の3番目に防災行政無線事業といたしまして、1,337万6,000円を計上しております。平成28年度に整備いたしました同報系の維持管理費と移動系の整備経費となっております。同報系の整備が終了したことから大幅な減となっているところでございます。
少し飛びまして、78、79ページをお願いいたします。
3款民生費1項7目老人福祉費でございます。前年度に比べまして9,077万2,000円の減額となっております。前年度計上しておりました介護保険施設整備事業の1億236万4,000円が皆減となったことによるものでございます。
この説明の欄の2番目でございますけれども、介護支援ボランティアポイント事業、こちらにつきましては、介護施設等でのボランティア活動に対しポイントを付与いたしまして、それを交付金として交付するもので、新規に計上しているところでございます。
次に80ページをお願いいたします。
81ページの中ほどになりますけれども、高齢者社会参加促進事業、お出かけサポートタクシー事業でございますけれども、こちらにつきましては、助成要件を拡大いたしまして社会参加の促進を図るものでございます。
この項目の一番下になります健康遊具整備事業でございます。新年度につきましては、東根・長瀞地区に6基の健康遊具を設置する予定にしているところでございます。
次に84、85ページをお願いいたします。
2目の保育所費でございます。前年度比較で2億1,130万8,000円の大幅増となっております。その理由につきましては、保育定員の増加、さらには86、87ページになりますけれども、上から2番目の子どものための教育・保育給付事業では、新たに認定こども園が開園することから増額になっております。
また、保育所等整備加速化事業につきましては、新年度に民設民営で整備される保育所施設に対する施設整備の補助経費を計上しているところでございます。
次に3目の児童館費でございます。前年度に対しまして1億8,993万2,000円の減額になっております。これは東根中部学童保育所の整備終了による影響でございます。
続きまして88、89ページをお願いいたします。
5目の児童福祉施設費になります。東根学童保育所、高崎学童保育所の整備を行うために児童福祉施設等整備維持事業を増額いたしまして、3億2,081万1,000円計上しているところでございます。
次に90ページをお願いいたします。
3款3項生活保護費の1目生活保護総務費でございます。2番目の事業、生活保護適正実施推進事業におきまして、生活保護受給者への就労支援を行うための、生活保護就労支援員の設置経費を増額して計上しているところでございます。
続きまして94ページ、95ページをお願いいたします。
4款衛生費1項1目保健衛生総務費になります。上から2番目に北村山公立病院組合事業でございます。負担割合の見直しや電子カルテ整備に充てました起債の元金償還が始まることによりまして、前年度に対し9,638万5,000円増額いたしまして、6億759万8,000円を計上しているところでございます。
次に96、97ページをお願いいたします。
97ページの2目予防費になります。下から3番目の事業になりますけれども、ロタウイルス予防接種助成事業を新規計上しているところでございます。
少し飛びまして106ページ、107ページをお願いいたします。
6款の農林水産業費でございます。1項3目農業振興費になります。
110ページ、111ページの方をお願いいたします。
111ページの一番下になりますけれども、果樹王国HIGASHINE未来づくり事業でございます。地域おこし協力隊制度を活用するものでございまして、783万7,000円を新規計上しております。
また少し飛びますけれども、116ページをお願いいたします。
中段の10目ブランド戦略推進費になります。下から2番目でございますけれども、果樹王国ひがしね6次産業化推進事業、この事業の中で、この春に地理的表示保護制度といたしまして、東根さくらんぼが登録される見込みであります。これを生かした東根ブランドのさらなる推進のための経費を増額いたしまして、740万円を計上しているところでございます。
次に120ページ、121ページをお願いいたします。
7款商工費1項2目商工業振興費でございます。121ページの一番下になりますけれども、さくらんぼタント館2階に開設いたします、コワーキングスペースの運営経費を1,057万円新規に計上しているところでございます。
続きまして122、123ページをお願いいたします。
123ページの一番上になりますけれども、小規模事業者応援補助事業につきましては、商品開発や販路拡大等に意欲的な小規模事業者を応援するために助成するものでございまして、440万円を計上しているところでございます。
3目観光費でございます。この観光事業の中では、まなびあテラスを中心といたしまして、本市の新たな冬の魅力をPRし、にぎわいを創出するための冬のイベントを開催するため、ひがしねウィンターフェスティバル実行委員会の負担金といたしまして1,000万円を新規に計上しております。
次に124ページをお願いいたします。
中ごろになりますけれども、4目の企業誘致対策費でございます。その目の方の2番目でございます。企業奨励補助事業でございますけれども、市内企業の設備投資の状況等を踏まえまして、前年度よりも4,200万円余り増額いたしまして、1億8,768万2,000円としているところでございます。
次に130ページ、131ページをお願いいたします。
8款の土木費でございます。2項2目道路維持費の道路維持事業でございます。こちらにはさくらんぼ駅前通りの周辺空間の魅力を高めるために、街路灯にPR用のフラッグの設置を計画しているところでございます。この道路維持事業にフラッグポールの設置経費400万円を計上しております。またフラッグ等の作成につきましては、ホストタウン推進事業、ブランド戦略推進総務事業、観光事業、まなびあテラス運営管理事業にそれぞれ計上しているところでございます。
3目の道路新設改良費でございます。社会資本整備総合交付金事業に2億5,100万円、次の132ページ、133ページになりますけれども、道路新設改良事業に1億5,000万円を計上しているところでございます。
その3つ下になりますけれども、公益文化施設関連街路灯設置事業につきましては、都市再生整備計画によりまして、22灯の街路灯を設置するものでございます。4,000万円を計上しております。
その下になりますけれども、神町小学校の移転改築に伴いまして、周辺道路の設計経費といたしまして1,200万円を新規に計上しております。
5目の道路関連施設整備費でございます。道の駅整備に向けまして、基本構想の策定経費といたしまして700万円を新規計上しているところでございます。
次に134、135ページをお願いいたします。
4項都市計画費2目街路事業費になります。
次のページ136、137ページをお願いいたします。一番上でございますけれども、都市計画道路大林中央通り線整備事業といたしまして、中央運動公園前の部分改良経費、測量設計経費になりますけれども、こちらを新規に計上しているところでございます。
5項1目住宅管理費の住宅管理事業でございます。このページの一番下になります。市営住宅並松団地1棟の長寿命化工事経費を計上いたしまして8,700万円としているところです。
次に140ページ、141ページをお願いいたします。
9款消防費の1項1目常備消防費、常備消防事業でございます。こちらの中では、はしご車のオーバーホール経費を計上いたしておりまして、合わせて4億4,814万2,000円としているところでございます。
2目の非常備消防費でございますけれども、次の142、143ページをお願いいたします。
消防団充実強化事業におきまして、防火衣を平成28年度から31年度までの4カ年で整備することにしておりますので、その経費を計上しているところでございます。
中段3目の消防施設費でございます。ここでは上から2番目の消防施設事業になります。小型ポンプ車の車庫や車庫の改築経費や消防ポンプ自動車など3台の消防車両の更新経費を計上しているところでございます。
次に144、145ページをお願いいたします。
10款の教育費になります。
1項2目事務局費でございます。この中の事務局事業におきまして、東桜学館地域交流活動負担金といたしまして、50万円を新規に計上しております。東桜学館の生徒が地域交流活動を行う経費を支援いたしまして、学校と地域との連携を強化いたしまして、地元で活躍できる人材の育成を目指すものでございます。
次に146、147ページをお願いいたします。
上から3番目のきめ細やかな学校教育推進事業でございますけれども、これまでの特別支援教育、不登校対策、悩み相談、いじめ対策などの事業を、有機的につながるように一本化したものでございまして、3,566万5,000円を計上しております。
その2つ下になりますけれども、確かな学びを支える学力向上事業、こちらにつきましても、これまでの理数英チャレンジ・イン・ひがしね事業を統合いたしまして、3,483万5,000円を計上しているところでございます。
次に150ページ、151ページをお願いいたします。
2項小学校費3目施設維持費になります。
次のページの152ページ、153ページになります。
学校トイレリニューアル事業に5,840万円を計上しております。学校トイレの洋式化、内装の改修を行うものでございまして、新年度は東郷、小田島、長瀞、神町の4小学校を予定しております。平成28年度補正予算に計上いたしております国の2次補正での内示額9,210万円と合わせまして、平成29年度事業として実施するものでございます。
4目の学校建設費でございます。神町小学校改築事業といたしまして、用地取得費や基本設計などの経費といたしまして、7億9,098万円を計上しております。
156ページ、157ページをお願いいたします。
3項の中学校費4目学校建設費になります。中学校仮設校舎リース事業でございますけれども、神町小学校の仮設校舎になります。再リースのために前年度より減額して計上しているところでございます。
4項社会教育費1目社会教育総務費になります。
次のページの158ページ、159ページをお願いいたします。
一番上になりますけれども、山形県若者定着奨学金返還支援出損金事業につきましては、若者の県内回帰・定着に向けた奨学金返済支援を行うために、県及び市町村が造成する基金に対しまして出損するものでございます。新年度につきましては、市内対象者11名分を予定しておりまして、686万4,000円を計上しているところでございます。
その下の未来を拓く高校生応援事業につきましては、将来の目標を実現するために、高校生自らが企画し活動する経費を助成するもので、200万8,000円を新規で計上しているところでございます。
次に160ページ、161ページをお願いいたします。4目の文化振興費になります。
この次のページの162、163ページをお願いいたします。
まなびあテラスの施設整備が完了したことに伴いまして、前年度まで公益文化施設整備等事業としておりましたけれども、まなびあテラスの運営管理事業といたしまして、2億3,539万6,000円を計上しております。
その次の東の杜リノベーション事業につきましては、本格実施によりまして、2億401万5,000円を計上しているところでございます。
166ページをお願いいたします。
中ほどの12款公債費になります。過去に実施いたしました大型事業にかかわります借り入れが順次償還を終えることから減少傾向にございます。新年度も前年度に対しまして、3,852万3,000円の減額となるものでございます。
以上で、一般会計についてのご説明を終わりたいと思います。
続きまして特別会計についてご説明を申し上げます。
191ページをお願いいたします。
議第17号 平成29年度東根市国民健康保険特別会計予算でございます。
1条は、歳入歳出予算総額を53億2,000万円と定めるものでございます。
2条では、一時借入金の限度額を1億5,000万円と定めるものでございます。
3条では、保険給付費に過不足が生じた場合につきましては、同一款内における各項の間での流用ができるものとするものでございます。
198ページをお願いいたします。
歳入になります。1款の国民健康保険税につきましては、本年度の決算見込みを踏まえまして、前年度とほぼ同額の10億1,941万円を計上しているところでございます。
3款の国庫支出金から、202ページになりますけれども、6款の後期高齢者交付金までにつきましては、歳出の保険給付費の見込みに合わせて歳入額がそれぞれ計上されているものでございます。
202ページの中段、7款になりますけれども、共同事業交付金でございます。運営基盤の安定化を図るために、県内市町村の国保間におきまして、保険税負担の平準化を図るものでございまして、被保険者数や過去の医療給付の状況等を踏まえて推計した概算額でございます。7款全体では4,728万4,000円増の12億3,000万円としているところでございます。
9款の繰入金でございます。第1項1目一般会計繰入金でございますけれども、保険基盤安定繰入金などによりまして3億5,031万4,000円を計上しているところでございます。
204ページをお願いいたします。
9款の2項2目給付基金繰入金でございます。歳出に合わせまして歳入を確保すべく、不足する3,674万円を給付基金から繰り入れするものでございます。
次に208ページ、209ページをお願いいたします。
歳出になります。
1款1項総務管理費につきましては、職員の人件費、国保連合会負担金等を計上いたしまして、2項徴税費には賦課徴収に係る所要額を計上しております。
212ページ、213ページをお願いいたします。
2款の保険給付費第1項療養諸費につきましては、これまでの実績に基づき、対前年度比1.8%増の27億749万円を計上しております。
214ページをお願いいたします。
3款の後期高齢者支援金等から、216ページの6款介護納付金につきましては、それぞれの保険制度に基づく支払基金側の概算額を計上しているところでございます。
次に218ページをお願いいたします。
7款1項共同事業支出金でございます。歳入でも触れさせていただきましたけれども、運営基盤の安定化を図るために、県内市町村の国保間におきまして、保険税の負担の平準化を図るため、拠出金として国保連が推計した概算額を計上しているところでございます。7款全体では対前年度比1億1,791万1,000円増の13億310万9,000円を計上しているところでございます。
8款の保険事業費でございます。生活習慣病予防のための事業費等を計上しているところでございます。
以上で国民健康保険特別会計を終わらせていただきます。
次に231ページをお願いいたします。
議第18号 平成29年度東根市東根財産区特別会計予算でございます。
第1条は、歳入歳出予算総額を120万円と定めるものでございます。
第2条は、一時借入金の限度額を50万円とするものであります。
236ページをお願いいたします。
歳入の主なものといたしまして、1款1項1目財産貸付収入でございます。クレー射撃場や堂ノ前公園用地などの財産区有地の貸付収入でございます。
また2款繰入金につきましては、財産区管理会の運営基金の方からの繰入金を計上しているところでございます。
238ページをお願いいたします。
歳出の主なものでございます。
1款1項1目一般管理費では、2年に一度実施しております視察研修が新年度はございませんので、その分を減額いたしまして、28万5,000円を計上しております。
2目の財産管理費につきましては、市内の小学校児童の環境学習等の事業と、山林の管理経費など81万5,000円を計上しております。
以上で財産区特別会計を終わります。
続いて243ページをお願いいたします。
議第19号 平成29年度東根市公共下水道事業特別会計予算でございます。
第1条につきましては、歳入歳出予算総額を20億5,200万円と定めるものでございます。
第2条は債務負担行為の設定、第3条につきましては地方債の借入限度額を定めるものでございます。
第4条は、一時借入金の借入限度額を2億5,000万円とするものでございます。
245ページをお願いいたします。
第2表になります。第2表 債務負担行為でございます。地方公営企業法適用に向けまして、固定資産調査等の業務委託を平成31年度までの期間で2,450万円を限度に設定するものでございます。また排水設備等の改造資金の借り入れに対しまして利子補給を行うものでございます。
次に246ページをお願いいたします。
第3表 地方債でございます。管渠建設事業などに充てる起債につきまして、限度額等を設定するものでございます。
次に250ページをお願いいたします。
歳入でございます。
1款分担金及び負担金におきましては、受益者負担金を計上いたしております。
2款使用料及び手数料では、下水道使用料を計上いたしまして、3款の国庫支出金につきましては、管渠建設事業等に対する補助金といたしまして2億1,250万円を計上いたしております。
252ページをお願いいたします。
最後になりますけれども、第7款市債でございます。市債につきましては、前年比2,190万円減の4億7,720万円を計上しているところでございます。
次に254ページをお願いいたします。
歳出になります。
第1款公共下水道事業費の1項1目下水道総務費では、職員の人件費や下水道使用料、徴収委託料などを計上しているところでございます。
256ページをお願いいたします。
3目管渠建設事業では、公共、単独債など、それぞれの事業区分に応じて事業費を計上しているところです。事業費総額では、前年比1,506万円減の7億3,618万1,000円を計上しております。
258ページをお願いいたします。
2款の公債費でございます。前年度に比べまして、531万6,000円減の8億5,815万9,000円を計上しております。
以上で公共下水道事業特別会計予算を終わります。
次に271ページをお願いいたします。
議第20号 平成29年度東根市介護保険特別会計予算でございます。
第1条は、歳入歳出予算総額を39億4,500万円と定めるものでございます。
第2条につきましては、保険給付費に過不足が生じた場合における同一款内での流用規定を定めたものでございます。
278ページをお願いいたします。
歳入になります。
第1款介護保険料につきましては、前年度比2.4%増の7億2,236万円を計上しております。
3款の国庫支出金から280ページの5款県支出金までにつきましては、各種サービスの給付額に合わせました負担金、補助金等を計上しているところでございます。
282ページをお願いいたします。
7款1項一般会計繰入金でございます。前年比8.4%増の5億8,630万円を計上しているところでございます。
2項1目の介護給付基金繰入金につきましては、前年比49.3%増の1億2,125万8,000円を計上しているところでございます。
286ページをお願いいたします。
歳出になります。
1款1項総務管理費につきましては、職員人件費等を計上いたしております。
2項徴収費には、賦課徴収に係る所要額、288ページの3項介護認定審査会費につきましては、認定審査会や認定調査事業費の所要額を計上しているところでございます。
290ページをお願いいたします。
2款2項介護サービス等諸費につきましては、居宅介護サービスや施設介護サービス給付費などでございまして、施設の増床、それからサービス利用の実績見込みを考慮いたしまして、前年比6.8%増の33億3,630万円としているところでございます。
292ページをお願いいたします。
2項1目介護予防サービス給付におきまして、総合事業の開始に伴い、訪問介護、通所介護等が新規事業の介護予防生活支援サービスとして行うこととなりましたことから、減額して計上しているところでございます。
294ページをお願いいたします。
5項の特定入所者介護サービス等費でございます。所得の低い施設サービス利用者に対しまして、食費や居住費の給付でございます。実績を踏まえまして2億930万円としているところでございます。
次に296ページをお願いいたします。
4款1項1目介護予防生活支援サービス事業でございます。こちらは先ほど申し上げました介護予防サービス給付費の一部と、これまで二次予防事業として行っていたものを含めたものとなっております。3,591万6,000円を新規に計上しております。
また、これまでの一次予防事業につきましては、次の298ページになりますけれども、中ほど3項1目一般介護予防事業費として改変されているところでございます。
前の296ページに戻っていただいて、お願いいたします。
一番下になりますけれども、2項1目包括的支援事業費でございます。地域包括支援センター2カ所分の運営経費など、5,116万5,000円と増額計上しているところでございます。
以上で介護保険特別会計を終わらせていただきます。
続きまして309ページをお願いいたします。
議第21号 平成29年度東根市市営墓地特別会計予算でございます。
第1条は、歳入歳出予算総額を180万円と定めるものでございます。
314ページをお願いいたします。
歳入につきましては、1款2項1目手数料に墓地管理手数料等168万4,000円を計上しております。
316ページ、歳出になります。
歳出の1款1項1目一般管理費に墓地管理委託料など170万円を計上しているところでございます。
以上で市営墓地特別会計の説明を終わらせていただきます。
次に319ページをお願いいたします。
議第22号 平成29年度東根市後期高齢者医療特別会計予算でございます。
第1条は、歳入歳出予算総額を4億6,500万円と定めるものでございます。
326ページをお願いいたします。
歳入になりますけれども、1款1項後期高齢者医療保険料につきましては、前年比4.4%増の3億1,122万3,000円を計上しているところです。
3款1項一般会計繰入金につきましては、国の基準に基づき算出いたしました、事務費繰入金と保険基盤安定繰入金を計上しているところでございます。
330ページをお願いいたします。
歳出になります。
2款の後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、市が徴収いたしました保険料の全額と一般会計からの繰り入れた保険基盤安定負担分、それと広域連合の事務費負担金を計上しております。合わせて4億4,898万2,000円となっているところでございます。
以上で後期高齢者医療の特別会計を終わります。
以上、一般会計と6つの特別会計の当初予算の概要につきまして補足説明をさせていただいたところです。
以上です。よろしくお願いいたします。
○佐藤 直予算特別委員長 次に、議第23号及び議第24号の2議案について、水道部長に補足説明を求めます。
東海林水道部長。
〔東海林克彦建設部長兼水道部長 登壇〕
○東海林克彦水道部長 委員長の指示によりまして、補足説明を申し上げます。
はじめに、議第23号 平成29年度東根市水道事業会計予算についてご説明申し上げます。
予算書の1ページをお願いいたします。
第2条業務の予定量でありますが、平成27年度の実績及び平成28年度の実績見込みを勘案し、給水戸数については前年度比200戸増の1万7,000戸、年間総給水量につきましては、大口受水企業が工業用水道から給水を開始することから、前年度比4万3,800立方メートル減の470万1,200立方メートル、1日平均給水量につきましては、前年度比120立方メートル減の1万2,880立方メートルと見込んだところであります。
主な建設改良事業としては、老朽管更新工事を予定しております。また引き続き、計画的な漏水調査と、漏水箇所の復旧工事を行い、有収率の向上に努めてまいります。
次に、第3条収益的収入及び支出の予定額でありますが、収入につきましては、第1款水道事業収益として11億7,644万2,000円、支出につきましては、第1款水道用費用として、11億2,816万2,000円を計上したところであります。
2ページをお願いします。
第4条資本的収入及び支出の予定額でありますが、収入につきましては3,124万円、支出につきましては5億2,982万2,000円を計上したところであります。なお資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額、4億9,858万2,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額過年度分損益勘定留保資金を補填する予定であります。
第5条一時借入金から、3ページの第8条棚卸資産購入限度額までは、予算書に記載のとおりであります。
5ページをお願いいたします。
予算実施計画につきまして、収益的収入及び支出のうち主なものについてご説明申し上げます。
最初に収入についてでありますが、収入合計となる第1款水道事業収益につきましては、前年度比3.2%減の11億7,644万2,000円を計上しております。
その内訳についてでありますが、第1項営業収益のうち、第1目給水収益については、給水使用料の減が予想されることから、前年度比0.9%減の10億4,269万円を計上しております。
次に、第2項営業外収益のうち、第5目他会計負担金については、簡易水道統合事業に伴う一般会計からの負担金のうち、起債償還利子分の677万3,000円を計上しております。そのほかについては記載のとおりです。
6ページをお願いいたします。
続いて支出についてご説明申し上げます。支出合計となる第1款水道用費用につきましては、前年度対比2.9%減の11億2,816万2,000円を計上しております。
その内訳についてでありますが、第1項営業費用のうち、第1目原水及び浄水費については、前年度比0.1%増の2億8,973万円を計上しており、職員2名分の人件費及び浄水場の管理費などであります。
第2目配水及び給水費につきましては、前年度比3.6%増の2億9,378万5,000円を計上しており、職員3名分の人件費、配水池の管理費及び路面復旧費などになります。
第3目受託工事費につきましては、1,101万円で消火栓工事などを見込んだものであります。
第4目業務総係費につきましては、前年度比0.3%減の1億2,132万1,000円を計上しており、職員5名分の人件費、各種業務委託料ほか事務経費などであります。
第5目減価償却費については、3億4,494万3,000円を計上いたしました。
6目資産減耗費につきましては、1,005万円を計上しております。
次に第2項営業外費用のうち、第1目支払利息及び企業債取扱諸費につきましては、前年度比6.9%減の2,997万3,000円を計上いたしました。そのほかについては記載のとおりとなっております。
7ページをお願いいたします。
続いて、資本的収入及び支出のうち、主なものについてご説明いたします。
最初に収入についてでありますが、収入合計となる第1款資本的収入につきましては、前年度比10.3%増の3,124万円となったところであります。
その内訳についてでありますが、第2項加入金については、平成27年度の実績及び平成28年度の実績見込みを勘案し、前年度比13.9%増の1,863万円を計上しております。
第8項負担金につきましては、簡易水道統合事業に係る一般会計からの繰入金のうち起債償還元金分として前年度対比11.7%増の611万円を計上したところであります。
続いて支出についてご説明申し上げます。
支出合計となる第1款資本的支出につきましては、前年度比0.7%減の5億2,982万2,000円となったところであります。
その内訳についてでありますが、第1項建設改良費のうち、第1目施設費につきましては、前年度と同額の4億5,000万円を計上しており、配水管布設替工事を見込んだものであります。
第2項企業債償還金につきましては、7,573万7,000円を計上したところであります。
以上で水道事業会計の説明を終わらせていただきます。
続きまして、議第24号 平成29年度東根市工業用水道事業会計予算についてご説明申し上げます。
最初に総括的事項でありますが、平成26年度に締結しました基本協定が28年度末で期間満了を迎えることにより、今年度、平成29年度から3カ年間の基本協定の協議を進めてきたところであります。またこの間、株式会社グリーンデリカが新規受水することとなりました。その結果、1日平均給水量、現協定7,800立方メートル/日のところ、840立方メートル増の8,640立方メートルとして運営していく予定でございます。
予算書の1ページをご覧ください。
第2条の業務の予定量につきましては、今申し上げましたとおり1社増えまして、給水数を12企業とし、年間総給水量を315万3,600立方メートル、1日平均給水量を8,640立方メートルとして運営を行う予定であります。
次に主な建設改良事業でありますが、前年度に引き続き、野田シタ浄水場の電気計装工事など工業用水道施設更新事業を予定しております。
第3条の収益的収入及び支出の予定額についてでありますが、収入につきましては、第1款工業用水道事業収益として2億1,838万9,000円。支出につきましては、第1款工業用水道事業費用として、2億1,459万1,000円を見込んだところであります。
2ページをお願いいたします。
第4条の資本的収入及び支出の予定額でありますが、収入についてはございません。支出については第1款資本的支出の1億円を見込んだところであります。
なお資本的収入額が、資本的支出額に対して不足する額1億円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額過年度分損益勘定留保資金で補填するものであります。
次の第5条債務負担行為でありますが、施設更新工事により、平成30年度に限度額を1億5,000万円とするものです。
次の6条予定支出の各項の経費の金額の流用と、第7条議会の議決を経なければ流用することができない経費は記載のとおりであります。
4ページをお願いいたします。
予算実施計画についてでありますが、収益的収入及び支出の主なものについてご説明申し上げます。
最初に収入でありますが、収入合計となる第1款工業用水道事業収益につきましては、前年度比9.2%増の2億1,838万9,000円となったところであります。
内訳についてでありますが、第1項営業収益のうち第1目給水収益につきましては、1日当たりの基本水量8,640立方メートルをもとに2億183万円を計上したところであります。そのほかについては記載のとおりとなっております。
続いて支出についてご説明申し上げます。
支出合計となる第1款工業用水道費用につきましては、前年度比10.3%増の2億1,459万1,000円となったところであります。
内訳についてでありますが、第1項営業費用のうち、第1目原水及び浄水費につきましては、前年度比2.0%増の8,323万3,000円となり、浄水場の管理費を計上しております。
第2目配水及び給水費につきましては、前年度比0.8%減の3,621万3,000円となり、職員2名分の人件費及び配水池等の管理費を計上しております。
第4目業務総係費につきましては、151万8,000円で事務経費を計上しております。そのほかについては記載のとおりであります。
5ページをお願いいたします。
続いて資本的収入及び支出のうち、主なものについてご説明いたします。収入はありませんので、支出についてご説明を申し上げます。
支出合計となる第1款資本的支出につきましては、前年度比60.9%減の1億円となったところであります。
その内訳についてでありますが、第1項建設改良費のうち、第1目施設費として前年度比60.9%減の1億円を見込んだところであり、施設更新計画に基づく野田シタ水源池の電気計装更新工事を計上しております。
以上で工業用水道事業会計の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
◎散 会
○佐藤 直予算特別委員長 以上で説明を終わります。
これで本日の日程は全部終了しました。なお、本委員会は3月7日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。
本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。
午後 2時55分 散 会