第　１　回　定　例　会　会　議　録
平成２９年２月２３日　午前１０時００分　開　会

　　　　　　秋　　葉　　征　　士　議長　　　　　　　浅 野 目　　幸　　一　副議長

◎出席議員（１８名）
　１番　　　片　　桐　　勝　　寿　議員　　　　　　　２番　　　山　　科　　幸　　子　議員
　３番　　　高　　橋　　鉄　　夫　議員　　　　　　　４番　　　白　　井　　健　　道　議員
　５番　　　河　　村　　　　　豊　議員　　　　　　　６番　　　原　　田　　利　　光　議員
　７番　　　髙　　橋　　光　　男　議員　　　　　　　８番　　　細　　矢　　俊　　博　議員
　９番　　　今　　野　　　　　孝　議員　　　　　　１０番　　　加　　藤　　信　　明　議員
１１番　　　阿　　部　　綾　　子　議員　　　　　　１２番　　　髙　　橋　　ひ ろ み　議員
１３番　　　清　　野　　貞　　昭　議員　　　　　　１４番　　　森　　谷　　政　　志　議員
１５番　　　佐　　藤　　　　　直　議員　　　　　　１６番　　　清　　野　　忠　　利　議員
１７番　　　浅 野 目　　幸　　一　議員　　　　　　１８番　　　秋　　葉　　征　　士　議員

◎欠席議員（なし）
◎説明のため出席した者の職氏名
土　田　正　剛
市　　　　　　長

石　山　泰　博
教　　育　　長
武　田　庄　一
選挙管理委員会
委　　員　　長

小　林　文　雄
代表監査委員
工　藤　喜惠治
農業委員会会長

芳　賀　利　郎
消　　防　　長
間木野　多加志
副　　市　　長

髙　橋　　　昇
総　務　部　長
斎　藤　吉　則
市民生活部長

梅　津　佳　之
健康福祉部長
石　垣　裕　之
経　済　部　長

東海林　克　彦
建　設　部　長
兼 水 道 部 長
網　干　　　賢
会計管理者

古　谷　利　明
教　育　次　長
芦　野　耕　司
総合政策課長

高　橋　重　俊
庶　務　課　長
併選挙管理委員会
事　務　局　長
石　垣　和　彦
財　政　課　長

半　田　　　薫
監　査　委　員
事　務　局　長
菊　地　仁　志
農 業 委 員 会
事　務　局　長





◎事務局職員出席者職氏名
片　桐　　　崇
事　務　局　長

牧　野　美和子
事務局長補佐
井　上　正　宏
議事主査
兼議事係長

辻　村　　　充
副　　主　　任
松　山　朋　美
主　　　　　事

早　坂　　　康
兼　務　書　記
早　坂　康　弘
兼　務　書　記


◎議　事　日　程

　議事日程第１号
　　　　　　　平成２９年２月２３日（木）　午前１０時　開　会

　日程第　１　　会議録署名議員の指名
　日程第　２　　会期の決定
　日程第　３　　諸般の報告
　　　　（議　案　上　程）
　日程第　４　　議第　１号　平成２８年度東根市一般会計補正予算（第５号）の専決処分の承認に
　　　　　　　　　　　　　　ついて
　日程第　５　　議第１０号　山形県市町村職員退職手当組合規約の一部変更について
　日程第　６　　議第１１号　平成２８年度東根市一般会計補正予算（第６号）
　日程第　７　　議第１２号　平成２８年度東根市国民健康保険特別会計補正予算（第３号）
　日程第　８　　議第１３号　平成２８年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算（第３号）
　日程第　９　　議第１４号　平成２８年度東根市介護保険特別会計補正予算（第３号）
　日程第１０　　議第１５号　平成２８年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算（第２号）
　日程第１１　　議第２５号　人権擁護委員候補者の推薦について
　　　　（説明・質疑・討論・表決）
　　　　（委員会提出議案上程）
　日程第１２　　発議第１号　東根市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について
　日程第１３　　発議第２号　東根市議会傍聴規則の一部を改正する規則の制定について
　　　　（説明・質疑・討論・表決）
　　　　（議案上程）
　日程第１４　　平成２９年度施政方針表明
　日程第１５　　報第　１号　損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について
　日程第１６　　議第　２号　東根市個人情報保護条例及び東根市行政手続における特定の個人を識
　　　　　　　　　　　　　　別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び
　　　　　　　　　　　　　　特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定につい
　　　　　　　　　　　　　　て
　日程第１７　　議第　３号　東根市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定
　　　　　　　　　　　　　　について
　日程第１８　　議第　４号　東根市税条例等の一部を改正する条例の制定について
　日程第１９　　議第　５号　指定管理者の指定について
　日程第２０　　議第　６号　指定管理者の指定について
　日程第２１　　議第　７号　指定管理者の指定について
　日程第２２　　議第　８号　指定管理者の指定について
　日程第２３　　議第　９号　市道路線の認定について
　日程第２４　　議第１６号　平成２９年度東根市一般会計予算
　日程第２５　　議第１７号　平成２９年度東根市国民健康保険特別会計予算
　日程第２６　　議第１８号　平成２９年度東根市東根財産区特別会計予算
　日程第２７　　議第１９号　平成２９年度東根市公共下水道事業特別会計予算
　日程第２８　　議第２０号　平成２９年度東根市介護保険特別会計予算
　日程第２９　　議第２１号　平成２９年度東根市市営墓地特別会計予算
　日程第３０　　議第２２号　平成２９年度東根市後期高齢者医療特別会計予算
　日程第３１　　議第２３号　平成２９年度東根市水道事業会計予算
　日程第３２　　議第２４号　平成２９年度東根市工業用水道事業会計予算
　　　　（説　　　　　明）
　日程第３３　　予算特別委員会への議案付託
　　　　（散　　　　　会）

◎本日の会議に付した事件

　議事日程第１号に同じ。



　　◎開　　　　　会

○秋葉征士議長　皆さん、おはようございます。
　　ただ今から平成29年東根市議会第１回定例会を開会します。

　　◎開　　　　　議

○秋葉征士議長　本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがいまして、出席議員の数は18名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
　　本日の会議は、議事日程第１号によって進めます。

　　◎会議録署名議員の指名

○秋葉征士議長　はじめに、日程第１　会議録署名議員の指名を行います。
　　会議録署名議員には、５番河村　豊議員、６番原田利光議員、７番髙橋光男議員、以上３名を指名します。

　　◎会期の決定

○秋葉征士議長　次に、日程第２　会期の決定を議題とします。
　　今期定例会の会期については、議会運営委員会に協議を願っておりますので、その結果を委員長から報告願います。
　　議会運営委員長　10番加藤信明議員。
　　　〔加藤信明議会運営委員長　登壇〕
○加藤信明議会運営委員長　おはようございます。
　　議長の指名により、議会運営委員会における協議の結果についてご報告を申し上げます。
　　本日招集なりました第１回定例会の会期につきましては、去る２月17日午前10時から第４委員会室において議会運営委員会を開催し、提案されます議案数や一般質問の発言者数などを勘案し、慎重に協議を行いました。
　　その結果、会期は本日から３月15日までの21日間とし、その間の会議などにつきましては別紙会議予定表のとおりであり、議案の取り扱いにつきましては、平成29年度予算関係議案を予算特別委員会に付託をして審議すべきものと決定なりました。
　　以上で、議会運営委員会における協議の結果についての報告を終わります。
○秋葉征士議長　お諮りします。
　　ただ今の議会運営委員長報告のとおり、今期定例会の会期は、本日から３月15日までの21日間とすることにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。したがいまして、今期定例会の会期は、本日から３月15日までの21日間とすることに決定いたしました。

平成２９年東根市議会第１回定例会会議予定表

月　　日
曜
会　　議　　名
開議時刻
場　所
議　　　　　　事
２月23日
木
本　　会　　議
午前１０時
議　場
・開　　会
・会議録署名議員の指名
・会期の決定
・議案上程（専決処分の承認、事件決議事項、補正予算、人事案件）
　説明・質疑・討論・表決
・委員会提出議案上程
　説明・質疑・討論・表決
・議案上程
　説明
・予算特別委員会への議案付託
予算特別委員会
本　会　議
終　了　後
議　場
・予算議案概要説明
２月24日
金
休　　　　　　　　　会
２月25日
土
２月26日
日
２月27日
月
本　　会　　議
午前１０時
議　場
・会派代表質問
２月28日
火
休　　　　　　　　　会
３月１日
水
３月２日
木
本　　会　　議
午前１０時
議　場
・市政一般に対する質問
３月３日
金
本　　会　　議
午前１０時
議　場
・市政一般に対する質問
３月４日
土
休　　　　　　　　　会
３月５日
日
３月６日
月
３月７日
火
本　　会　　議
午前１０時
議　場
・総括質疑
・常任委員会への議案付託
予算特別委員会
本　会　議
終　了　後
議　場
・付託議案審査
　分科会設置及び議案の付託
総務文教常任委員会
予算特別
委員会
終了後
第３委員会室
・所管事務調査について
経済建設常任委員会
第１委員会室
厚　　生常任委員会
第４委員会室
３月８日
水
予算特別委員会総務文教分科会
午前１０時
第３委員会室
・付託議案審査
予算特別委員会経済建設分科会
第１委員会室
予算特別委員会厚生分科会
第４委員会室
３月９日
木
予算特別委員会総務文教分科会
午前１０時
第３委員会室
・付託議案審査
予算特別委員会経済建設分科会
第１委員会室
予算特別委員会厚生分科会
第４委員会室
３月10日
金
総務文教常任委員会
午前１０時
第３委員会室
・付託議案審査及び所管事務調査
経済建設常任委員会
第１委員会室
厚　　生常任委員会
第４委員会室
３月11日
土
休　　　　　　　　　会
３月12日
日
３月13日
月
３月14日
火
各常任正副委員長打ち合わせ
午前１０時
各　室
・付託議案審査報告について
３月15日
水
予算特別委員会
午前１０時
議　場
・分科会委員長審査報告
　質疑・討論・表決
本　　会　　議
予算特別
委員会
終了後
議　場
・委員長審査報告（条例・事件決議・予算議案）
　質疑・討論・表決
※委員会・議員提出議案上程
　説明・質疑・討論・表決
・閉　　会



　　◎諸般の報告

○秋葉征士議長　次に、日程第３　諸般の報告を行います。
　　はじめに、監査委員から報告がありました平成28年10月分から12月分の例月出納検査結果報告、工事監査結果報告、各課等に関わる定例監査結果報告について、及び財政援助団体の監査結果報告について、その写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承を願います。
　　次に、今期定例会に説明員として出席通知がありました者の職・氏名を一覧表にして、お手元に配付しておきましたので、ご了承願います。

　　◎議　案　上　程

○秋葉征士議長　　次に、日程第４　議第１号から日程第11　議案第25号までの８議案を、一括して議題とします。

　　◎提案理由の説明

○秋葉征士議長　これから提案理由の説明を求めます。土田市長。
　　　〔土田正剛市長　登壇〕
○土田正剛市長　おはようございます。
　　平成29年東根市議会第１回定例会に提案いたします案件についてご説明を申し上げます。
　　本定例会に提案いたします案件は、報告事項１件、専決処分の承認１件、条例の一部改正が３件、事件決議事項６件、補正予算５件、当初予算９件、人事案件１件の計26件であります。
　　このうち、専決処分の承認、議第10号　山形県市町村職員退職手当組合規約の一部変更について、補正予算並びに人事案件につきましては、先議をいただきたく、はじめにご説明を申し上げます。
　　議第１号　平成28年度東根市一般会計補正予算（第５号）の専決処分の承認についてでありますが、冬期間における除排雪作業については、市民生活の安全確保を最優先に取り組んでいるところでありますが、既決予算で不足が生じる見込みとなった市道及び農道等の除排雪事業費について緊急に増額補正の必要があったため、１月20日付で専決処分を行ったものであります。この結果、既決予算に１億9,800万円を追加し、予算総額を228億3,101万1,000円としたところであります。
　　次に、議第10号　山形県市町村職員退職手当組合規約の一部変更についてでありますが、構成団体である置賜広域病院組合の名称変更に伴い、規約の一部を変更する必要があり、地方自治法の規定により提案するものであります。
　　次に、議第11号　平成28年度東根市一般会計補正予算（第６号）についてでありますが、第１表　歳入歳出補正の歳入については、決算見込みに基づく調整、各種給付金の計上、事業実績見込みに基づく財源調整を行うものであります。歳出については、学校トイレリニューアル事業の国内示に伴う前倒し計上、除排雪経費の増額、事業の実績見込みに基づく各種事業費の調整等を行うものであります。
　　第２表　繰越明許費については、臨時福祉給付金給付事業及び学校トイレリニューアル事業等を平成29年度に繰り越して執行するため、繰越明許費の設定を行うものであります。
　　第３表　地方債補正については、事業費の増額及び事業費決算見込みによる限度額の変更を行うものであります。
　　この結果、歳入歳出予算からそれぞれ1,230万1,000円を減額し、予算総額を228億1,871万円とするものであります。
　　次に、議第12号　平成28年度東根市国民健康保険特別会計補正予算（第３号）についてでありますが、これは交付金、負担金、拠出金等の額の確定及び実績見込みに基づく調整を行うものであります。
　　この結果、歳入歳出予算にそれぞれ１億8,569万7,000円を追加し、予算総額を53億4,550万3,000円とするものであります。
　　次に、議第13号　平成28年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算（第３号）についてでありますが、第１表　歳入歳出予算補正については、事業の決算見込みに基づく調整を行うものであります。
　　第２表　繰越明許費については、管渠建設事業について平成29年度に繰り越して執行するため、繰越明許費の設定を行うものであります。
　　第３表　地方債補正については、事業費等の減額による限度額の変更を行うものであります。
　　この結果、歳入歳出予算からそれぞれ4,868万7,000円を減額し、予算総額を20億3,987万4,000円とするものであります。
　　次に、議第14号　平成28年度東根市介護保険特別会計補正予算（第３号）についてでありますが、決算見込みに基づく調整を行うものであります。
　　この結果、歳入歳出予算にそれぞれ404万7,000円を追加し、予算総額を37億322万1,000円とするものであります。
　　次に、議第15号　平成28年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算（第２号）についてでありますが、決算見込みに基づく調整を行うものであります。
　　この結果、歳入歳出予算にそれぞれ1,661万2,000円を追加し、予算総額を４億6,921万円とするものであります。
　　次に、議第25号　人権擁護委員候補者の推薦についてでありますが、石山陽一委員が平成29年６月30日をもって任期満了となるので、引き続き同人を人権擁護委員候補者として推薦するため提案するものであります。なお、本人の略歴につきましては、参考資料のとおりでありますので、説明を省略いたします。
　　以上、先議分として提案のご説明を申し上げましたが、詳細につきましては、担当課長に説明させますので、ご審議を賜りまして原案のとおりご可決、ご同意くださいますようお願いを申し上げます。
○秋葉征士議長　次に、議第10号について庶務課長に補足説明を求めます。
　　高橋庶務課長。
〔高橋重俊庶務課長併選挙管理委員会事務局長　
　登壇〕
○高橋庶務課長併選挙管理委員会事務局長　それでは、議長の指示によりまして、補足してご説明を申し上げます。
　　議案書の22ページ、参考資料の23ページをお願いいたします。
　　議第10号　山形県市町村職員退職手当組合規約の一部変更についてであります。
　　山形県市町村職員退職手当組合の構成団体であります置賜広域病院組合につきましては、現在、地方公営企業法の一部を適用し運営されておりますが、平成29年４月１日から地方公営企業法の規定の全部を適用し、その名称を置賜広域病院企業団に変更されることとなりました。この名称変更に伴いまして、当該退職手当組合規約の一部を変更する必要が生じたため、地方自治法の規定により提案するものであります。
　　以上、補足説明を申し上げました。よろしくお願いいたします。
○秋葉征士議長　次に、議第１号及び議第11号から議第15号までの６議案について、財政課長に補足説明を求めます。
　　石垣財政課長。
　　　〔石垣和彦財政課長　登壇〕
○石垣和彦財政課長　議長の指示によりまして、補足してご説明申し上げます。
　　議案書の３ページをお願いいたします。
　　平成28年度東根市一般会計補正予算（第５号）の専決処分の承認についてでございます。
　　先ほど市長から補正額と補正後の予算総額について説明がありましたので、私からは事項別明細などの主なものについてご説明させていただきます。
　　８ページ、９ページをお願いいたします。
　　順序が前後いたしますけれども、歳出の方からご説明申し上げます。歳出の２款１項４目財産管理費におきまして、公共施設除排雪経費800万円を追加しております。
　　次に、６款農林水産業費１項５目農地費におきまして、農道の除雪経費1,000万円を追加しております。
　　また、８款土木費２項２目道路維持費におきまして、市道除雪経費を１億8,000万円追加しております。
　　歳入になりますけれども、その財源といたしまして、19款繰入金２項１目財政調整基金繰入金を１億9,800万円増額するものでございます。
　　この冬の雪につきましては、大型の寒波による数日間にわたる大雪がございました。圧雪状態となり除雪に困難をきわめ、その分除雪経費も増嵩いたしました。その後も降雪が予測されたことから、１月20日に必要額の予算の補正を専決処分させていただいたところでございます。
　　続きまして、23ページをお願いいたします。
　　議第11号　平成28年度東根市一般会計補正予算（第６号）でございます。私からは事項別明細などの主なものについてご説明をさせていただきます。
　　26ページをお願いいたします。
　　第２表　繰越明許費では、翌年度に繰り越して使用する経費といたしまして４事業を挙げております。
　　住民基本台帳ネットワーク事業は、個人番号カードの交付に係る経費の地方公共団体情報システム機構に対する事務委任交付金となっております。
　　臨時福祉給付金事業は、国の２次補正を受けて12月補正にて計上したものでございます。現在、申請の受け付けをしており、３月中に第１回目の給付金の交付を予定しておりますが、申請・交付とも翌年度に継続するためのものでございます。
　　道路新設改良事業につきましては、国の２次補正で対象事業となりまして、12月補正に計上したものでございます。翌年度に繰り越すものでございます。
　　学校トイレリニューアル事業につきましては、平成29年度に予定しておりました事業の一部が、国の２次補正の対象事業に採択されたため、この度予算化した上で29年度に繰り越すものでございます。
　　第３表　地方債補正では変更が２件ございます。いずれも決算見込みまたは国の２次補正に基づく限度額の変更でございます。
　　29、30ページをお願いいたします。
　　事項別明細の歳入でございます。歳入につきましては、歳出事業費の決算見込みによる増額・減額に応じまして額を調整するものがほとんどでございますので、個々の説明につきましては省かせていただきまして、それ以外についてご説明を申し上げます。
　　31ページ、32ページをお願いいたします。16款２項２目民生費県補助金の説明の欄にございます、認定こども園施設整備交付金は、対象となる補助金が変更になったことから、保育所緊急整備事業費補助金となったものでございます。
　　18款寄附金でございます。１項２目民生費寄附金に、本年度いただきました各種寄附金を計上しております。
　　続きまして、33ページ、34ページをお願いいたします。
　　19款繰入金１項１目財政調整基金繰入金では、各種財源を調整したところ9,372万4,000円を減額しております。
　　続きまして、35、36ページをお願いいたします。
　　歳出になります。歳出につきましても、本年度のこれまでの実績を踏まえまして決算見込みに基づいて事業費の増額・減額、また財源の組み替えを行っております。それ以外のものについてご説明させていただきます。
　　２款総務費１項２目広報広聴費の広報広聴事業におきまして、東根市を紹介する簡易的なプロモーション映像の作成経費といたしまして59万4,000円を計上しております。
　　５目企画費では、ふるさと納税特産品ＰＲ事業におきまして、ふるさと納税管理システムの導入経費といたしまして100万円を計上しております。
　　次に、37、38ページをお願いいたします。
　　３款民生費２項２目保育所費の保育所事業におきまして、保育に係る委託料の国が定める公定価格が引き上げられたことによりまして、568万3,000円を増額しております。
　　39、40ページをお願いいたします。
　　３目児童館費の放課後児童健全育成事業でございます。こちらにつきましては、不用額380万6,000円を減額いたしまして、また、国庫の負担割合が増額、国の方が３分の１から３分の２に上がっております。県の方が３分の１から６分の１となりましたことから、財源の方を組み替えさせていただいております。
　　続きまして41、42ページをお願いいたします。
　　６款農林水産業費１項３目農業振興費の果樹王国ひがしねＰＲ事業におきましては、さくらんぼタント館に設置しておりますさくらんぼ周年栽培育成装置の修繕費用、86万9,000円を計上しております。
　　続きまして、43、44ページをお願いいたします。
　　８款土木費２項２目道路維持費におきまして、市道除排雪事業に5,000万円増額しております。市道の除排雪経費につきましては、１億8,000万円を専決処分させていただいております。その後に想定を上回ります降雪があったことや今後予測される除雪経費、さらには市民の方からお借りしております雪押し場の排雪処理経費といたしまして追加計上するものでございます。
　　10款教育費２項３目施設維持費では、学校トイレリニューアル事業を、国の２次補正に伴う内示に合わせまして、9,210万円を計上しております。
　　４項学校建設費では、神町小学校改築事業に伴います道路の予備調査費といたしまして40万円を計上しております。
　　一般会計につきましては以上でございます。
　　続きまして、47ページをお願いいたします。
　　議第12号　平成28年度東根市国民健康保険特別会計補正予算（第３号）についてご説明申し上げます。
　　50、51ページをお願いいたします。
　　はじめに、歳入についてでありますけれども、決算見込みに基づいて給付費の調整、各種交付金の確定に伴う調整となっておりまして、３款国庫支出金１項１目療養給付費等負担金では7,000万円の増額、５款療養給付費等交付金１項１目療養給付金等交付金では4,148万6,000円の減額、７款共同事業交付金１項１目高額医療費共同事業交付金では7,077万1,000円を増額しております。
　　52、53ページをお願いいたします。
　　９款繰入金２項１目給付金繰入金を5,883万5,000円増額しております。
　　54、55ページをお願いいたします。
　　歳出になります。歳入でも申し上げましたけれども、決算見込みに基づく補正になってございます。２款１項１目一般被保険者療養給付費は増額いたしまして、２目の退職被保険者等療養給付費については減額しております。７款の共同事業拠出金につきましては、額の確定に伴いまして、１目高額医療費拠出金が2,040万6,000円、２目保険財政共同安定化事業拠出金は1,579万8,000円、それぞれ増額しております。
　　続きまして、58ページをお願いいたします。
　　議第13号　平成28年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算（第３号）についてご説明申し上げます。
　　60ページをお願いいたします。
　　第２表繰越明許費で１件の繰越事業がございます。管渠建設事業の舗装復旧工事におきまして、年度内に事業が完了するように進めておったところでございますけれども、１月の豪雪により現地調査及び現地測量ができずに工事工程が遅れることになることから繰り越すものでございます。
　　３表　地方債補正でございます。２件の変更がございます。いずれも歳出事業費の決算見込みに基づきまして限度額を減額するものでございます。
　　63、64ページをお願いいたします。
　　歳入でございます。いずれも決算見込みに基づいて増額・減額するものでございますので、説明は省略させていただきます。
　　65、66ページをお願いいたします。
　　歳出になります。こちらも決算見込みに基づきまして増額あるいは減額するものでございます。１款公共下水道事業費１項１目下水道総務費で、最上川流域下水道（村山処理区）維持管理負担金が1,214万5,000円、また３目の管渠建設費の最上川流域下水道建設事業負担金で2,548万9,000円それぞれ減額しております。
　　続きまして、67ページをお願いいたします。
　　議第14号　平成28年度東根市介護保険特別会計補正予算（第３号）でございます。
70、71ページをお願いいたします。
歳入になっておりますけれども、歳出側の決算の見込みに合わせた調整でございますので、説明は省略させていただきます。
　　72、73ページをお願いいたします。
　　歳出になります。決算見込みによりまして、２款１項３目地域密着型介護サービス給付費に280万円、８目居宅介護住宅改修費に120万円、それぞれ増額しております。
　　次に、74ページをお願いいたします。
　　議第15号　平成28年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算（第２号）についてご説明申し上げます。
77、78ページをお願いいたします。
歳入におきまして、保険料の増額が見込まれることから、歳出において同額を広域連合納付金として増額補正するものでございます。
以上で補足説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○秋葉征士議長　以上で提案理由の説明を終わります。
　　ここで、お諮りします。
　　ただ今議題となっております８議案については、会議規則第37条第３項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。
　　よって委員会付託を省略することに決しました。

　　◎議第１号　平成２８年度東根市一
　　　般会計補正予算（第５号）の専決
　　　処分の承認について

○秋葉征士議長　これから議第１号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　ここで暫時休憩をします。

　　　午前１０時３０分　休　憩

　　　午前１０時３０分　開　議

○秋葉征士議長　休憩前に引き続き会議を開きます。
　　次に、議第１号に対する討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
　　これから、議第１号　平成28年度東根市一般会計補正予算（第５号）の専決処分の承認について採決をします。
　　議第１号は、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。よって、議第１号は原案のとおり承認されました。

　　◎議第１０号　山形県市町村職員退
　　　職手当組合規約の一部変更につい
　　　て

○秋葉征士議長　次に、議第10号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　ここで暫時休憩します。

　　　午前１０時３１分　休　憩

　　　午前１０時３２分　開　議

○秋葉征士議長　休憩前に引き続き会議を開きます。
　　次に、議第10号に対する討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
　　これから、議第10号　山形県市町村職員退職手当組合規約の一部変更について採決をします。
　　議第10号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。よって、議第10号は原案のとおり可決されました。

　　◎議第１１号　平成２８年度東根市
　　　一般会計補正予算（第６号）

○秋葉征士議長　次に、議第11号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　ここで暫時休憩をします。

　　　午前１０時３３分　休　憩

　　　午前１０時３３分　開　議

○秋葉征士議長　休憩前に引き続き会議を開きます。
　　次に、議第11号に対する討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
　　これから、議第11号　平成28年度東根市一般会計補正予算（第６号）について採決をします。
　　議第11号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。よって、議第11号は原案のとおり可決されました。

　　◎議第１２号　平成２８年度東根市国民健康保険特別会計補正予算（第３号）

○秋葉征士議長　次に、議第12号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。
　　４番白井健道議員。
○４番（白井健道議員）　資料の件なんですけれども、54ページ、歳出のところの補正額の特定財源がありますけれども、一般財源のところが空欄になっていて、補正額と合計が合わないことになっているので、ミスプリントか何かかなと思いますので、確認をさせていただきたいと思います。
○秋葉征士議長　髙橋総務部長。
○髙橋　昇総務部長　大変申しわけありません。額が違っているようでありますので、早急に訂正させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○秋葉征士議長　ここで暫時休憩します。

　　　午前１０時３６分　休　憩

　　　午前１１時２０分　開　議

○秋葉征士議長　休憩前に引き続き会議を開きます。
　　財政課長より発言の申し出があり、これを許可します。
　　石垣財政課長。
　　　〔石垣和彦財政課長　登壇〕
○石垣和彦財政課長　大変申しわけございません。予算関係の資料について誤りがございましたので、訂正させていただきます。
54ページと56ページでございますけれども、こちらの補正の財源の内訳、一番右側の欄になります、一般財源の欄が抜けておりましたので、資料の差しかえをよろしくお願いしたいと思います。
　　次に、65ページになりますけれども、３番の歳出の欄で、数字の掲載する位置が間違っていたり、数字の訂正がございます。65ページの管渠建設費の方で、財源の方を一般財源から地方債とその他財源に組み替えがなっているところでございます。公債費につきましても、一般財源からその他財源という形で誤っておりましたので、資料の訂正をよろしくお願いいたします。
以上になります。大変申しわけございませんでした。
○秋葉征士議長　以上でご了承願います。
　　引き続き、議第12号に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　ここで暫時休憩します。

　　　午前１１時２２分　休　憩

　　　午前１１時２２分　開　議

○秋葉征士議長　休憩前に引き続き会議を開きます。
　　次に、議第12号に対する討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
　　これから、議第12号　平成28年度東根市国民健康保険特別会計補正予算（第３号）について採決をします。
　　議第12号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。よって、議第12号は原案のとおり可決されました。

　　◎議第１３号　平成２８年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算（第３号）

○秋葉征士議長　次に、議第13号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　ここで暫時休憩をします。

　　　午前１１時２３分　休　憩

　　　午前１１時２３分　開　議

○秋葉征士議長　休憩前に引き続き会議を開きます。
　　次に、議第13号に対する討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
　　これから、議第13号　平成28年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算（第３号）について採決をします。
　　議第13号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。よって、議第13号は原案のとおり可決されました。

　　◎議第１４号　平成２８年度東根市介護保険特別会計補正予算（第３号）

○秋葉征士議長　次に、議第14号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　ここで暫時休憩します。

　　　午前１１時２４分　休　憩

　　　午前１１時２４分　開　議

○秋葉征士議長　休憩前に引き続き会議を開きます。
　　次に、議第14号に対する討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
　　これから、議第14号　平成28年度東根市介護保険特別会計補正予算（第３号）について採決をします。
　　議第14号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。よって、議第14号は原案のとおり可決されました。

　　◎議第１５号　平成２８年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算（第２号）

○秋葉征士議長　次に、議第15号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　ここで暫時休憩をします。

　　　午前１１時２５分　休　憩

　　　午前１１時２５分　開　議

○秋葉征士議長　休憩前に引き続き会議を開きます。
　　次に、議第15号に対する討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
　　これから、議第15号　平成28年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算（第２号）について採決をします。
　　議第15号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。よって、議第15号は原案のとおり可決されました。

　　◎議第２５号　人権擁護委員候補者の推薦について

○秋葉征士議長　次に、議第25号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　次に、議第25号に対する討論ですが、本案は人事案件ですので、討論を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。よって、討論を省略することに決しました。
　　これから、議第25号　人権擁護委員候補者の推薦について採決をします。
　　議第25号は、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。よって、議第25号は原案のとおり同意されました。

　　◎委員会提出議案上程

○秋葉征士議長　次に、日程第12　発議第１号及び日程第13　発議第２号の２議案を一括して議題とします。

　　◎提案理由の説明
　
○秋葉征士議長　はじめに、議会運営委員長に提案理由の説明を求めます。
　　議会運営委員長　10番加藤信明議員。
　　　〔加藤信明議会運営委員長　登壇〕
○加藤信明議会運営委員長　議長の指名により発議第１号及び発議第２号の委員会発議２件につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
　　提案いたします２議案につきましては、市民に開かれた議会を推進し、議会の活性化をより一層図るため、条例及び規則の一部を改正するものであります。
　　はじめに、発議第１号　東根市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
　　改正の理由は、委員会における審査内容の透明性をより高めるため、所要の改正を行うものであります。
　　改正の概要は、条例に規定する常任委員会をはじめとした各種委員会について、秘密会となる場合を除きまして公開とするもので、委員会の傍聴に関する取り扱いにつきましては、別に規則に定めるものとしたものであります。
　　次に、発議第２号　東根市議会傍聴規則の一部を改正する規則の制定についてであります。
　　改正の理由は、委員会条例の改正に伴い、委員会の傍聴に関する取り扱いを定めるため、所要の改正を行うものであります。
　　改正の概要は、委員会の会議の傍聴について本規則を準用する規定を新たに追加するものであります。
　　なお、施行期日につきましては、いずれも３月１日とし、委員会の公開を今期定例会から実施いたしたく先議をお願いするものであります。
　　以上、提案理由の説明を申し上げましたが、何とぞご理解を賜りまして原案のとおりご可決くださいますようお願いを申し上げ、私からの説明を終わります。
○秋葉征士議長　以上で提案理由の説明を終わります。

　　◎発議第１号　東根市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について

○秋葉征士議長　これから発議第１号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　ここで暫時休憩します。

　　　午前１１時３１分　休　憩

　　　午前１１時３１分　開　議

○秋葉征士議長　休憩前に引き続き会議を開きます。
　　次に、発議第１号に対する討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
　　これから、発議第１号　東根市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について採決をします。
　　発議第１号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。
　　よって、発議第１号は原案のとおり可決されました。

　　◎発議第２号　東根市議会傍聴規則の一部を改正する規則の制定について

○秋葉征士議長　次に、発議第２号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　ここで暫時休憩します。

　　　午前１１時３２分　休　憩

　　　午前１１時３２分　開　議

○秋葉征士議長　休憩前に引き続き会議を開きます。
　　次に、発議第２号に対する討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
　　これから、発議第２号　東根市議会傍聴規則の一部を改正する規則の制定について採決をします。
　　発議第２号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。
　　よって、発議第２号は原案のとおり可決されました。

　　◎議　案　上　程

○秋葉征士議長　次に、日程第14　平成29年度施政方針表明及び日程第15　報第１号から日程第32　議第24号までの18議案を一括して議題とします。

　　◎平成２９年度施政方針表明
　　◎提案理由の説明

○秋葉征士議長　これから、平成29年度施政方針表明及び提案理由の説明を求めます。
　　土田市長。
　　　〔土田正剛市長　登壇〕
○土田正剛市長　本日ここに、平成29年東根市議会第１回定例会において、新年度予算をはじめ重要案件の審議をお願いするにあたり、私の市政運営に対する所信の一端を申し上げ、市議会並びに市民の皆様のご理解とご支援を賜りたいと存じます。
　　今日、世界では、テロの頻発や大量の難民の発生、さらには格差拡大や生活不安等の社会的背景も加わって、保護主義や排外主義が西側諸国を中心に芽生え、飛び火しております。その最も衝撃的な例が、イギリスのＥＵ離脱であり、アメリカ新政権の自国の利益を最優先する保護的な政策の相次ぐ表明であります。これらは世界に混乱と分断を引き起こしております。
　　他方、国内では、最大の政治課題である経済政策、アベノミクスの成果が問われています。デフレ脱却、個人消費の回復等、課題はあるものの、景気は緩やかな回復基調で推移し、有効求人倍率も伸びてきました。金融政策が円安を導き、多くの外国人観光客が日本を訪れるようになりました。その流れは地方にも及んでおり、インバウンドや農産物の海外輸出等、グローバル化の進展が身近に感じられるようになりました。今後の地域振興を図る上で、市政においても、積極的に海外を視野に入れた施策の展開が重要と考えております。
　　そのためには、異なる文化や価値観にも柔軟な対応ができる国際感覚を身に付けた地域人材の育成が必要であり、文化的に成熟した魅力あるまちづくりにつながるものと考えております。
　　新年度は、市内立地企業と関係を持つドイツの自治体との交流を見据え、市民各層の協力をいただきながら、国際姉妹都市提携に向けた調査事業を本格化します。
　　３年後には、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。オリンピック・パラリンピックは、スポーツへの関心や障がい者スポーツへの理解が深まるだけでなく、経済効果や異文化交流を通じた文化振興も期待されます。特に、参加国との交流を図るホストタウンは、その効果が特に期待されるものであることから、登録に向けた取り組みを進めてまいります。
　　市内には、果物の輸出に意欲的な農家も育ってきており、市も農協や生産者と一緒に、本市特産果物の海外へのプロモーション活動等を実施しております。早ければ４月にも農林水産省の地理的表示保護制度、いわゆるＧＩとして「東根さくらんぼ」が知的財産として登録される見込みであり、東根ブランドの強力な発信になるとともに、国内はもとより海外での販路拡大に大きな後押しとなるものと期待しております。
　　こういった状況を踏まえ、新年度を本市の「国際交流元年」と位置づけ、強い決意をもって国際化の取り組みを実施してまいります。
　　昨年は、公共施設のオープンラッシュの年でありました。とりわけ「まなびあテラス」は長年市民が待ち望んだ学びの拠点、芸術文化活動の拠点でありまして、オープン以来、３カ月で約９万人の来館者がありました。隣接する県立東桜学館中学校・高等学校開校の効果と相まって、市の中心部に新たな交流と賑わいが生まれており、中心市街地の形成という、まちづくりの大きな流れが完結した感があります。
　　教育の充実と人材育成、ホストタウンと国際姉妹都市、農作物のブランド化、地域の国際化に向けたこれらの取り組みは、まちづくりの節目を迎えた本市にふさわしい政策テーマであり、その実現に向け、果敢にチャレンジしてまいります。
　　本年度の主な重点施策を総合計画に掲げた体系に基づき説明いたします。
　　最初に「だれもがやすらぎと充実、しあわせを実感できるまち」について申し上げます。
　　これまで、「子育てするなら東根市」を標榜し、さくらんぼタントクルセンターやあそびあランドの遊育施設の整備、先導的に拡充してきた子どもの医療費助成、休日保育等の多様な保育サービスの提供、保育料の負担軽減など、子育て環境の充実を市の重要施策に掲げ、ハード・ソフトの両面から重点的に施策を講じてまいりました。これら施策は、市内外から高い評価を受けてまいりましたが、まだ道のり半ばであります。日本の人口減少問題は、最も深刻で切実な問題であり、少子化に歯止めをかけ、夫婦が希望する子どもの数、さらには人口が維持できる水準まで出生率を上げることが強く求められており、出会い、結婚支援も含めて一層の子育て環境の充実を図ってまいります。
　　多様化し、高まる保育ニーズにつきましては、「東根市子ども・子育て支援事業計画」及び「東根市児童福祉施設等整備方針」に基づき、より質の高い保育環境を提供するため、民間事業者による保育施設の整備を支援してまいります。新年度は、小田島地区及び神町地区に保育施設の整備を進めてまいります。
　　学童保育につきましては、市内全ての小学校区に整備しておりますが、一部の施設について、老朽化や利用児童数の増加を受け、施設の計画的な整備を進める必要があり、新年度は、東根学童保育所及び高崎学童保育所の整備に着手してまいります。
　　また、新たな取り組みとして、子どものロタウイルスワクチン接種の助成や不妊治療助成の拡充を行い、子どもの健康増進や経済負担の軽減を図ってまいります。結婚、出産、育児などの様々なステージにおいて、切れ目ない支援を引き続き行ってまいります。
　　子育て支援と並行して、高齢者の健康、福祉にも力を注いでまいります。現在、65歳以上を高齢者と定義しておりますが、年々若返ってきており、元気な高齢者が増加しております。このような人々が就労やボランティア活動等、社会に参加していくことが、地域社会に活力をもたらすものと考えております。超高齢社会を迎え、団塊の世代が後期高齢期に突入する前に、元気高齢者の育成、健康寿命の延伸に向けてのさらなる取り組みを強力に進めることが肝要であります。
　　その施策の一つとして、健康遊具の整備を進めてまいります。今後３年間で市内各地区に整備するとともに、その有効活用を図るため、体験教室等を開催し、高齢者の健康づくりを進めてまいります。
　　また、社会参加を通じ、心身の健康保持・増進を図るため、介護施設等での高齢者ボランティア活動に対するポイント事業を行うとともに、これまでの仕組みをリニューアルした介護予防・日常生活支援総合事業を実施し、さらなる介護予防の推進と要支援者等に対する支援の充実を図ってまいります。
　　昨年は、熊本地震や台風10号等による豪雨など、大規模な災害が各地で発生し、甚大な被害に見舞われました。災害から市民の生命、身体を保護するためには、住民一人ひとりが適切な避難行動をとれるよう防災情報を迅速、正確、確実に提供することが重要となってきております。新年度から稼働する防災行政無線は、情報伝達の向上に大きく寄与するものであり、今後、順次移動系の無線整備を進めてまいります。
　　ＩＴ社会の普及により、多様な消費形態が市民に広く浸透し、購入契約や商品に関する相談など、多岐にわたる相談が数多く寄せられております。これら相談業務の充実を図り、市民の安全で安心した消費生活を確保するとともに、引き続き、消費者行政の強化に取り組んでまいります。
　　次に「環境、自然、歴史、文化が調和する風格とうるおいのあるまち」について申し上げます。
　　東根小学校周辺では、大けやきをはじめ、歴史を感じさせる沼や寺社などのたたずまいを活かして、ウォーキングトレイル事業や龍興寺沼公園の整備を実施してまいりました。その地域内にある東の杜資料館を中核的交流施設としてリノベーションを実施し、さらなる魅力の向上を図ってまいります。新年度から本格的な建設工事に着手し、平成30年度の完成を目指してまいります。
　　近年、世界各地で頻発する様々な異常気象と大規模な自然災害は地球温暖化が原因の一つと考えられております。
　　東根市は、環境先進都市として、自然豊かな住み良い環境を守り、次代に継承するため、県内自治体の中で、いち早く環境ＩＳＯ14001の認証を取得し、以後、継続して認証を受け、環境保全に関する取り組みを学校や家庭等にも広げ、レジ袋の削減など県内に先駆けた取り組みも実施してきました。現在、先駆的に街路灯のＬＥＤ化を市内全地域に進めており、今後も環境負荷の低減を図り、持続可能な社会の構築を目指してまいります。
　　次に「魅力にあふれた、にぎわいと活力に満ちたまち」について申し上げます。
　　はじめに、交流の推進についてでありますが、冒頭に申し上げましたとおり、国際姉妹都市の提携に向けた取り組みを本格化いたします。
　　国内交流につきましても、昨年、東京都中央区との交流が25周年を迎え、双方で記念の行事を行いました。北海道新得町の台風被害に際しては多くの市民から多額の善意が寄せられました。震災復興に取り組む宮城県東松島市にも未だ多くの義援金が寄せられております。皆さまのご支援、ご協力に感謝申し上げますとともに、今日まで培ってきた交流の実績を踏まえ、国内３つの友好都市との絆を一層強くしてまいります。
　　昨年12月に、本年３月から山形空港札幌便が復活するうれしいニュースが飛び込んでまいりました。これまでの要望活動や山形空港の順調な搭乗率の実績等から実現したものであり、関係機関、団体と一体となって利用拡大に取り組んだ結果がもたらしたものであります。まずは、当路線の維持、定着に向けて、関係機関、団体と連携しながら利用拡大に取り組んでまいります。
　　現在は、東京便、名古屋便が１日２便の就航となっております。東京便については、搭乗率が向上し、路線の黒字化が起きております。私は、かねてから朝夕の２便化は利便性が増し、新幹線との共存共栄は可能であると訴えてまいりました。搭乗率の推移を見ると、私の主張が正しかったと感じている次第であります。しかしながら、東京便については、政策コンテスト枠で、暫定的な就航となっているため、気を緩めることなく、発着便枠の固定化を目指し、名古屋便もあわせて、関係機関、団体と連携しながら、空港所在市として、一層の利用拡大を図ってまいります。
　　次に、都市基盤の充実についてであります。　　国道48号は、先の東日本大震災において、山形空港を経由した緊急支援物資の輸送等極めて重要な役割を果たし、太平洋と日本海をつなぐ産業振興の上でも重要な路線でもあります。しかしながら、規定雨量を超えれば通行止めになる等、天候に左右される脆弱性が露呈しております。私は市長就任以来、国道48号の高規格化を訴え、本市の重要要望に掲げ、特に力を入れて運動を展開してまいりました。しかし、高規格化による整備は手続等に長期間を要することから、私は当面の対策として、事前通行規制区間、いわゆる関山除雪ステーションから作並除雪ステーションまでの12キロ区間についてトンネル等によるバイパス化の整備を提案しております。これについては、仙台市長からも一定の理解をいただき、仙台市、天童市、東根市で構成する「国道48号道路改良整備促進協議会」で東北地方整備局に要望活動を行ったところであります。
　　2020年の東京オリンピックが終了し、人件費や資材単価の高騰が一段落した時点で調査事業に着手していただくよう、今後とも実現に向けて、熱意を持って、粘り強く運動を展開してまいります。
　　東北中央自動車道の建設にあたっては、整備促進の課題であった地権者調整も完了し、新年度には開通時期の公表を期待しており、2020年の東京オリンピック前の開通を強く要望してまいります。また、現在整備が進められている仮称東根北インターチェンジや主要地方道寒河江村山線、県道東根長島線のアクセス道路が新たな人・物の流れを生み出しております。さらにアクセス性を高めるため、長瀞地区と小田島地区を結ぶ県道長瀞野田線の早期着手について強く要望してまいります。
　　次に、道の駅についてであります。
　　道の駅は道路利用者に快適な休憩と道路情報等を提供し、道路交通環境の向上に寄与するだけでなく、近年は、地域活性化の拠点施設としても位置づけられてきております。東北一の販売額を誇る東根市農協の産直施設「よってけポポラ」が本市の広域幹線ルートに開設されております。このため、当該施設の持つ魅力を生かし、また、道の駅が有する機能との相乗効果が図られる新たな交流拠点の整備を検討してまいります。特に、インバウンドを含めた広域観光の情報発信機能、周辺地域の活性化を図る地域振興機能、災害発生時に地域の拠点となる地域防災機能等、様々な可能性について検討するため、新年度は、道の駅の基本構想の策定に着手します。
　　市道整備は地域からの要望も多く、最も身近で生活に密着した都市基盤整備でもあり、これまで同様、道路拡幅、歩道設置、側溝整備など、市道の改良を順次進めてまいります。特に近年は、ゲリラ豪雨による浸水被害が市街地を中心に起きていることから、雨水幹線の整備を進めるとともに、その枝線となる市道の側溝整備を進め、被害の解消を図ってまいります。
　　次に、農林業の振興についてであります。
　　本市の果樹農業は、高度な栽培技術により高品質な果物が生産されており、また、若手農家も多く、海外輸出に意欲的な農家も育っており、攻めの農業の土壌ができ上がっております。海外展開を後押しするため、東根市農産物海外販路拡大推進協議会による輸出力の強化と販路拡大を行ってまいります。さらに、本市を代表するさくらんぼの生産振興を図るため、新たに授粉用花粉の購入に対する補助を実施してまいります。
　　本市においても、農業従事者の高齢化や離農により、耕作放棄地の増加や地域営農の維持が困難になるなど、担い手不足による様々な問題が顕在化してきております。そのため、地域おこし協力隊制度等を活用し、都市圏から営農に意欲のある人材を積極的に誘致するなど、さらなる農業振興を図ってまいります。
　　一方、ブランド構築による高付加価値化や生産から加工、販売、流通まで関係者が一体となった新たな価値を創出するなど、農業の６次産業化を「果樹王国ひがしね６次産業化推進戦略」に基づき、各種プロジェクトを進めてまいります。
○秋葉征士議長　ここで申し上げます。
　　施政方針表明の途中でありますが、ここで午後１時まで休憩をいたします。

　　　午前１１時５７分　休　憩

　　　午後　１時００分　開　議

○秋葉征士議長　午前に引き続き会議を開きます。
　　施政方針表明及び提案理由の説明を続けます。
　　土田市長。
　　　〔土田正剛市長　登壇〕
○土田正剛市長　次に、商工業の振興についてであります。
　　近年、情報伝達技術の発展により、ＩＴを活用して、特定のオフィスを持たない働き方や在宅勤務のような多様な働き方も広がっており、特に起業を考えている方やフリーランスの方に多くなっております。さくらんぼタント館内に新たに整備しているコワーキングスペースは、開放的な共有スペースで、利用者間の交流が促され、新しい発想やイノベーションが生まれることを期待しております。また、運営を山形大学に委託することで、起業相談・支援や様々な経営セミナーの提供等、質の高い起業・経営支援を実施してまいります。
　　また、商品開発や販路開拓に意欲的な小規模事業者に対しては、資金の一部を助成しておりますが、新年度からは事業内容を拡充し、商工業の一層の活性化を図ってまいります。
　　次に、観光の推進についてであります。
　　東桜学館とまなびあテラスは東根市に新たな交流と賑わいをもたらしましたが、このエリアを中心に、今年は冬季イベントを開催し、冬の夜を彩る雰囲気のある空間を演出してまいります。初夏のさくらんぼマラソン大会やお盆の時期のひがしね祭り、秋のグルメ・フェスティバルと並んで好評を博するよう、恒例の季節イベントとして育て上げてまいります。
　　また、空港がある強みを生かした観光商品の開発を進めてまいります。山形空港名古屋便を利用してのさくらんぼ狩りや各種パックツアー等を企画し、空港の利用拡大と新たな観光需要を掘り起こしてまいります。また、機内サービスに本市の特産品を提供し、「果樹王国ひがしね」を全国に発信してまいります。
　　次に、「こころ豊かな人が輝く教育と文化のまち」についてであります。
　　一昨年、地方創生を目的に総合戦略を策定しましたが、その中で、私が特に力を入れて推し進める施策は「教育によるひとづくり・まちづくり」であり、新しい時代を切り拓いていける「人材育成」であります。
　　学校教育の確かな学びを支えるため、全ての小中学校に学力向上支援員を、全中学校区にＡＬＴを配置し、理・数・英の教科を重点的に学力向上を目指してまいります。さらに、教育支援専門員の配置や学習支援ボランティアの派遣を継続し、マンパワーの充実に努めてまいります。
　　また、全国学力・学習状況調査では、新聞を読んでいる児童、生徒ほど読解力が向上しているとの相関関係を示す結果があることから、学校教育で新聞を積極的に活用できるよう、小学校５年生から中学校３年生までの全学級に新聞を設置してまいります。
　　あわせて、特別な配慮が必要な子どもや、やむを得ず別室登校となっている子ども、家庭環境が複雑な子どもたちへのきめ細やかな支援体制を充実させてまいります。
　　人口減少、少子化を背景とした学校の統廃合は、地域のシンボルである小学校が消滅し、人口流出が加速的に進むおそれがあります。市周辺部を衰退させてはならないとの強い思いから、２年前、私は、高崎小学校に学区外から通学することができる小規模特認校制度を導入しました。
　　小規模特認校制度にあわせて導入した高崎地区アフタースクールは、地域住民による企画・運営のもと、多彩なメニューを提供し、様々な体験や交流を通じて、子どもたちの豊かな人間性を育んでおります。この先駆的な地域一体の取り組みが評価され、昨年、文部科学大臣賞を受賞しました。地域の教育力向上に積極的に関わってきた皆様の熱意に感謝申し上げる次第であります。
　　一般家庭や商業施設等においては、洋式のトイレが普及している一方で、学校においては依然として和式トイレがほとんどを占めております。子どもたちが快適な学校生活を送れるよう、新年度から普通教室のあるフロアと、災害時に住民の避難場所となる体育館のトイレの洋式化を行い、より衛生的なトイレ環境整備を行ってまいります。
　　情報伝達技術の進歩と普及は、ライフスタイルの変化や経済のグローバル化をもたらしました。特に、ブロードバンド等の普及は、人工知能等の新技術開発を促し、大きな成長分野となっております。新たな時代に対応した人材の育成に向けた教育環境を整えるため、学校にタブレット型情報端末等の配備と校内無線ＬＡＮの整備を進めてまいります。
　　神町小学校の移転改築については、平成32年12月の開校を目途に着々と準備を進めておりまして、新年度は、基本設計や用地取得等を行ってまいります。また、大富中学校は、市内中学校で唯一武道場がなく、現在、体育で必修となっている武道の授業に対応するため、平成30年度の武道場完成を目指し、新年度は実施設計を行ってまいります。
　　昨年、芸術文化の拠点施設として華々しくオープンしたまなびあテラスは、開館３カ月で約９万人の来館者を数え、好調なスタートを切ったところであります。ＰＦＩ事業として、民間事業者の創意工夫により、図書館・美術館・市民活動支援センターの各機能が相乗効果を発揮し、魅力的な運営が展開されております。引き続き、バラエティに富む展覧会の開催やイベント等の実施により、まなびあテラスの幅広い活用を図り、芸術文化の振興に努めてまいります。
　　優れた高校生の自己研鑽や社会貢献等の取り組みに活動経費の一部を助成し、東根市の将来を担う人材の育成を図ってまいります。また、名誉市民の故石川　堯氏からいただいた貴重な寄付金を財源として、学校卒業後、本市に居住するなどの要件に該当した場合、返還支援を行う奨学金制度を創設します。こうした取り組みによって、総合戦略に掲げた「ひとづくり」を推進してまいります。
　　最後に「市民みんなで力をあわせる協働のまち」について申し上げます。
　　東根市は、全国でもいち早く「協働のまちづくり」を市政の基本方針に掲げ、まちづくりを進めてまいりました。今日においては、福祉、防犯、環境等、様々な分野で自らの発想と創意工夫により課題解決を図ろうとする協働の姿が見られます。少子高齢化の進行や周辺部における人口の流出、地域産業の低迷、社会保障負担の増など、地域活力が失われかねない中、市民力・地域力の向上は、地方創生における極めて重要なテーマであります。
　　そのため、地域づくり補助金や交付金制度の活用、区の適正規模化等を実施して、地域への関心を高め、互いの絆を強め、活動の輪の広がりを促してまいります。
　　基本的な行政サービスを提供し、その上で特色ある行政サービスを展開するには、何より経済的基盤である財源が確保されてなくてなりません。安定した自主財源、その根幹をなす市税収入については、引き続き高い収納率を確保してまいるとともに、現在、推進に努めている、ふるさと納税制度による寄附金のさらなる増を目指してまいります。多くの人が応援していただけるように、寄附金を財源とした特色ある施策を展開するとともに、感謝の印である返礼品については、東根らしさを生かした魅力ある品をラインナップし、地域の経済活性化にもつなげてまいります。他方、歳出については、既存事業の不断の見直しを図るとともに、選択と集中により、財源の重点的配分と事業費の効率的執行に努めてまいります。
　　先の国勢調査の確定値が発表され、東根市は５年間で1,354名増加し、県内で唯一人口が増えた自治体でありました。東北で見ると、人口の伸び率が高い上位自治体は、仙台市のベッドタウンであるという立地特性を持っており、大都市との依存関係にある衛星都市であります。本市は、仙台市のベッドタウンでもなく、比較的都市化の進んだ天童市、山形市からも転入し居を構える方も多いこと、昼間人口が夜間人口を上回ることから、仙台近郊の市町村とは性格を異にしております。生活や就業、教育、自然環境等の様々な面から東根市に魅力を感じ、移住されているのでありまして、それは、これまで取り組んできたまちづくりが総合的に評価された証と自負するところであります。
　　今後とも、様々な分野において、特色ある施策を展開し、本市の一層の魅力向上に努めてまいります。
　　次に、平成29年度予算案の大綱についてご説明を申し上げます。
　　国のデフレ脱却と経済再生に向けた取り組みにより、国内経済は明るさを取り戻しつつある中、地方自治体の予算編成に大きな影響を及ぼす国の平成29年度予算案における一般会計予算の規模は、前年度当初比0.8％増の97兆4,547億円で、５年続けて過去最大を更新したところであります。
　　地方財政計画では、一般財源総額の確保が掲げられ、平成28年度を4,000億円上回る62兆1,000億円が確保され、過去最高となりました。一般財源の内訳につきましては、地方譲与税を含む地方税収が対前年度比1.1％増の地方交付税は2.2％の減、臨時財政対策債の発行が6.8％増となり、復興関連費を除いた通常収支分の規模は対前年度比1.0％増の総額86兆6,100億円となったところであります。
　　これらの一般財源により、財源調整・財源保障の両方が機能し、一億総活躍社会の実現や地方創生の推進、防災・減災対策等に取り組むべく安定的に財政運営が図られるものであります。
　　本市に密接なかかわりを持つ県の新年度予算は、県民一人ひとりが喜びと幸せを実感できる「自然と文明が調和した理想郷山形」の実現に向けた施策の展開と、財政健全化の達成を２つの大きな柱とし、持続可能な財政運営の確保を目指し、予算の編成が進められたところであります。
　　本市は、これまで職員一人ひとりがコスト意識を持った改善や見直しの徹底を図ることで、効率的な行財政運営や市民サービスの維持向上に努めてまいりました。職員数の削減や民間の活力の積極的な活用、市債発行の抑制、大型事業へのＰＦＩ手法の導入など、県内でも先駆的な行財政改革に取り組んでおります。
　　このことにより、歳出の平準化を図り、今後予定されている大型事業にも十分対応できる財政の健全性を堅持しているところであります。
　　このような状況の中で、これまでに進めてきた事業を着実に継続、推進することはもとより、本市が持つ特性と主体性を最大限に発揮して、地方創生に取り組み、本市の実情に応じた決め細やかな施策を実現するために編成いたしました平成29年度の一般会計予算案は、過去最大だった前年度当初予算額に対し、5.0％減の205億2,100万円となり、前年度に次いで２番目となる大型予算になったところであります。
　　その概要についてでありますが、はじめに歳入予算について説明いたします。
　　雇用情勢・所得環境が改善するなど、緩やかな回復基調にあるものの、平成28年度の決算見込み等を踏まえ、個人市民税で対前年度比1.7％の減、法人市民税についても平成27年度の税制改正に伴う法人税率引き下げの影響や設備投資等の企業活動の状況を勘案し、20.4％減の大幅減と見込んだところであります。その結果、市税総額として前年度比2.9％減の62億4,603万2,000円としたところであります。
　　また、地方交付税につきましては、平成28年度の決算見込み額と地方財政計画を踏まえ、前年度比0.2％増の39億2,700万円を見込んでおります。
　　次に、歳出予算についてご説明を申し上げます。
　　議会費につきましては、開かれた議会推進のために議会だより発行事業、インターネット議会中継配信業務委託費等を継続して計上しております。
　　総務費につきましては、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた「ホストタウン」登録の取り組みに加え、ドイツを知るキックオフイベント開催などのホストタウン推進事業を新規計上したほか、国際姉妹都市提携を見据えた交流を進めるため、国際交流員配置事業を新規計上し、国際交流事業も拡充しております。
　　スマートフォンを活用した市の施策をはじめとする生活関連情報等をきめ細かく発信するためのアプリの開発経費や国内外で本市の魅力をＰＲするプロモーションビデオを作成する経費、マイナンバーを含む個人情報を適正に管理するため、情報セキュリティーの強靭化対策費を計上しております。
　　さらには、自然災害から市民の生命・財産を守り、暮らしの安全・安心を確保するため、昨年度の同報系防災行政無線の整備事業に引き続き、今年度は移動系防災行政無線の整備費を計上し、防災対策をさらに強固なものとします。
　　ふるさと納税制度につきましては、返礼品に市内の特産品を増やして魅力発信を強化するためにふるさと納税特産品ＰＲ事業を拡充しております。
　　民生・福祉部門では、子ども・子育て支援新制度における給付費の増や対象施設の増加により子どものための教育・保育給付事業の増額、東根市児童福祉施設等の整備計画に基づいた児童福祉施設等整備・維持事業を増額計上しております。
　　市民の疾病予防と重症化防止を図るため、これまでの予防接種助成に新たにロタウイルス予防接種を加え、助成を拡大しております。
　　高齢者福祉については、高齢者の社会参加の促進による介護予防や健康の保持を目指し、おでかけさぽーとタクシー事業の拡充と介護支援ボランティアポイント事業を新規計上しております。
　　さらには、生活保護受給者の就労支援等を担う、生活保護就労支援員の配置経費を新規計上するなど、各種支援の拡充を図っております。
　　経済部門につきましては、コワーキングスペース運営事業、販路拡大等を目指す事業者に対する助成として小規模事業者応援補助事業を新規計上したほか、本市の新たな冬の魅力をＰＲし賑わいを創出するために、東根ウインターフェスティバルの開催費用を新規計上したところであります。
　　この春に登録を見込まれる「東根さくらんぼ」のＧＩ保護制度を活用し、ブランド産品としての組織化と差別化を図る取り組み経費として果樹王国ひがしね６次産業化推進事業を拡充いたしました。
　　また、都市部からの移住者を「地域おこし協力隊」として採用し、農業振興を図るための取り組みを行う事業として、果樹王国ＨＩＧＡＳＨＩＮＥ未来づくり応援事業を新規計上しております。
　　建設部門では、中央運動公園及び神町小学校の改築に関連する周辺道路の整備を実施するほか、道路維持事業及び生活密着道路整備事業は前年度同程度を確保し、身近な生活基盤の整備を図ります。道の駅整備も重要な成長戦略の一つであります。休憩機能のほか、大森山公園の各施設や、「よってけポポラ」との連携機能を持つ道の駅整備に向けた構想策定の経費を予算化しております。
　　また、さくらんぼ東根駅前通りの周辺区間の魅力を高めるために、街路灯に本市ＰＲのフラッグ設置経費を新規計上しております。
　　市営住宅の運営管理では、東根市公営住宅等長寿命化計画に基づき、並松団地１棟の長寿命化工事を行います。
　　都市公園の維持管理では、昨年度オープンしたグラウンドゴルフ場、パークゴルフ場の施設整備費を拡充して計上しております。
　　消防部門につきましては、全国的に相次いでいる水害への備えを強化するため、水防事業を拡充したほか、消防水利を含め、消防施設の整備改修を拡充、消防団活動の充実と活動支援強化のために非常備消防事業、消防団充実強化事業費を継続して計上いたしました。
　　教育部門では、特別支援教育、不登校対策、保護者や児童生徒の悩み相談、いじめ防止対策などの事業を「きめ細やかな学校教育推進事業」として一本化しております。それぞれの取り組みが有機的につながり、子どもたちに寄り添った居心地のよい学校になるものと期待しております。
　　教育文化施設につきましては、神町小学校改築事業、学校トイレリニューアル事業、東の杜資料館リノベーション事業などの本格実施にあたり、新規計上したところであります。
　　次代の担い手となる若者への支援としまして、山形県若者定着奨学金返還支援事業出捐金事業、未来を拓く高校生応援事業をそれぞれ新規計上し、将来の目標を実現できるよう支援してまいります。
　　次に、特別会計についてご説明申し上げます。国民健康保険特別会計につきましては、保険給付費、共同事業拠出金の増により、前年度比3.3％増の53億2,000万円としたところであります。
　　東根財産区特別会計では、財産管理費の所要額として120万円を計上しております。
　　公共下水道事業特別会計につきましては、流域下水道建設負担金、雨水台帳整備に係る委託費の減額により前年度より1.1％減の20億5,200万円としたところであります。
　　介護保険特別会計につきましては、介護保険施設の新設・増床等による介護サービス給付費の増額、地域包括支援センターの増設に伴う委託費の増額等により前年度比7.2％増の39億4,500万円を計上いたしました。
　　市営墓地特別会計では、墓地管理の所要額として前年度同額の180万円としたところであります。
　　後期高齢者医療特別会計につきましては、広域連合への負担金を増額計上し、前年度比3.3％増の４億6,500万円を計上しております。
　　次に、水道事業会計について申し上げます。収益的収入については、前年度比3.2％減の11億7,644万2,000円を見込み、収益的支出については事業運営費などに11億2,816万2,000円を計上したところであります。また、資本的収入については3,124万円を見込み、資本的支出については５億2,982万2,000円を計上いたしました。
　　次に、工業用水道事業会計について申し上げます。収益的収入については前年度比9.2％増の２億1,838万9000円を見込み、収益的支出については２億1,459万1,000円を計上したところであります。また、資本的収入はなく、資本的支出については１億円を計上いたしました。
　　両事業の施設の維持管理に万全を期しながら、より一層の安定供給に努めてまいります。
　　「最も勢いのあるまち」と言われる今の勢いをそのままに、風格を備えた「しあわせつくる　学びと交流のまち」の実現に向けて、私は４万8,000人の市民の先頭に立ち、全力を挙げ取り組んでまいる所存でありますので、議員各位並びに市民の皆さまのご理解とご協力をお願いを申し上げ、平成29年度の施政方針及び予算案の大綱といたします。
　　それでは、先議いただきました議案以外の案件についてご説明を申し上げます。
　　はじめに、報第１号　損害賠償の額の決定についての専決処分の報告についてでありますが、昨年９月、公務中の庁用自動車運転中に発生した事故に関して、地方自治法の規定により損害賠償の額の決定について専決処分を行いましたので、報告するものであります。　
　　次に、議第２号　東根市個人情報保護条例及び東根市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、個人情報保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部を改正する法律が公布されたこと、及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の附則に掲げる施行期日を定める政令が公布されたことから、関係条例について所要の改正を行うものであります。
　　次に、議第３号　東根市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、地方公務員法の改正に伴い、人事評価の給与への活用に関する規定を整備するため所要の改正について提案するものであります。
　　次に、議第４号　東根市税条例等の一部を改正する条例の制定についてでありますが、消費税率引き上げの施行日が平成29年４月１日から平成31年10月１日に変更されたことに伴い、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律及び地方税法施行令の一部を改正する政令等の一部を改正する政令が平成28年11月28日に公布され、同日から施行されたことから、東根市税条例等について所要の改正を行うものであります。
　　次に、議第５号から議第８号までの指定管理者の指定についてでありますが、東根市神町学童保育所などの、公の施設の管理を行わせる指定管理者の４件の指定に関し、地方自治法等の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。
　　次に、議第９号　市道路線の認定についてでありますが、市道路線網の見直しにより市道認定を行うため、提案するものであります。
　　次に、議第16号から議第24号までの平成29年度各会計予算につきましては、先に施政方針並びに予算案の大綱において概要を申し上げましたので、説明を省略させていただきます。
　　以上、提案理由を申し上げましたが、詳細につきましては、担当課長に説明させますのでご審議を賜りまして、原案のとおりご可決、ご承認くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○秋葉征士議長　次に、議第２号から議第９号までの８議案について庶務課長に補足説明を求めます。
　　高橋庶務課長。
〔高橋重俊庶務課長併選挙管理委員会事務局長　
　登壇〕
○高橋庶務課長併選挙管理委員会事務局長　それでは、議長の指示により、補足してご説明を申し上げます。
　　議案書の10ページ、参考資料の１ページをお願いいたします。
　　議第２号　東根市個人情報保護条例及び東根市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
　　個人情報保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用に関する法律の一部を改正する法律が公布されたこと。また、この改正法によって改正されました、いわゆる後段のマイナンバー法につきまして、その附則に規定されております施行期日を定める政令が公布されたことに伴いまして、関係する条例について所要の改正を行うものであります。
　　改正の概要ですが、本市の個人情報保護条例と本市のマイナンバーの独自利用を定めております、東根市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例におきまして、情報提供ネットワークシステムを利用し、特定個人情報の情報連携を行う場合に、その対象として法律に定められている事務のほか、市が条例で定める独自利用事務を加えるなど所要の改正を行うものであります。
　　なお、施行月日は平成29年５月30日からとするものであります。
　　次に、議案書の12ページ、参考資料は４ページをお願いいたします。
　　議第３号　東根市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
　　地方公務員法の改正に伴いまして、人事評価の給与への処遇反映に関し所要の改正を行うものであります。
　　改正の概要は、人事評価の結果に基づいて職員の昇級及び勤勉手当へ反映できるよう条文の整備を行うもので、施行月日は公布の日からとするものであります。
　　次に、議案書の14ページ、参考資料の６ページをお願いいたします。
　　議第４号　東根市税条例等の一部を改正する条例の制定についてであります。
　　本条例の改正は、消費税率引き上げの実施時期が平成31年10月１日に繰り延べされたことに伴い、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律、及び地方税法施行令の一部を改正する政令等の一部を改正する政令が施行されたことから、本市の税条例について所要の改正を行うものであります。
　　改正の概要ですが、個人市民税関係では住宅ローン控除制度の適用期限を平成31年６月30日から平成33年12月31日に延長をいたします。
　　法人市民税関係では、法人税割の税率引き下げの時期が延期されたため、当初予定されておりました、平成29年４月１日からの税率引き下げに係る規定を削除しまして、軽自動車関係におきましても、環境性能割の導入時期の延期に伴い、こちらも予定されておりました平成29年４月１日からの規定内容を削除するものであります。
　　なお、施行月日は、公布の日からとするものであります。
　　続きまして、議案書の17ページをお願いいたします。
　　議第５号から議第８号までの４議案につきましては、指定管理者の指定についてであります。いずれも、これまで指定した団体を継続して指定するものであります。
　　議第５号、東根市神町学童保育所につきましては、神町さくらんぼクラブ運営委員会を指定し、期間を平成29年４月１日から平成32年12月31日までとするものであります。
　　議第６号、東根市高崎学童保育所につきましては、高崎地区放課後子ども対策委員会を指定し、期間を平成29年４月１日から平成30年３月31日までとするものであります。
　　議第７号、東根市さくらんぼタント館につきましては、一般社団法人東根市観光物産協会を指定し、議第８号、東根市職業訓練センターにつきましては、職業訓練法人東根職業訓練協会を指定し、期間をそれぞれ平成29年４月１日から３年間とするものであります。
　　次に、議案書の21ページ、参考資料の21ページをお願いいたします。
　　議第９号　市道路線の認定についてになります。市道路線網の見直しにより、市道宮崎９号線について新たに認定するものであります。
　　以上、補足説明を申し上げました。よろしくお願いいたします。
○秋葉征士議長　次に、報第１号について、財政課長に補足説明を求めます。
　　石垣財政課長。
　　　〔石垣和彦財政課長　登壇〕
○石垣和彦財政課長　議長の指示によりまして、補足してご説明申し上げます。
　　議案書の１ページをお願いいたします。
　　報第１号　損害賠償の額の決定についての専決処分の報告についてであります。
　　交通事故の損害賠償に係る専決処分につきまして、地方自治法第180条第２項の規定によりまして報告するものでございます。
　　次のページをお願いいたします。
　　賠償の請求者につきましては、１番目にありますとおり、山形市在住の男性になっております。
　　２番目の原因でございますが、昨年９月12日に公務中の庁用自動車の運行中に発生した物損事故でございます。内容につきましては、県庁の駐車場において駐車場に進入した際に、ハンドル操作を誤り、駐車していた車に衝突したものでございます。
　　損害賠償の額につきましては、３の（１）のとおり、17万5,511円でございます。
　　公用車による事故が発生いたしましたことをお詫び申し上げます。この事故を受けまして、庁内に再発防止の注意喚起を行ったところでございます。
　　以上で補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○秋葉征士議長　以上で、施政方針表明及び提案理由の説明を終わります。
　　なお、報第１号については、報告案件ですので、以上でご了承を願います

　　◎予算特別委員会への議案付託

○秋葉征士議長　次に、日程第33　予算特別委員会への議案付託を議題とします。
　　お諮りします。
　　議第16号から議第24号までの予算関係９議案については、議長を除く全員で構成する予算特別委員会を設置し、お手元に配付の議案付託表のとおり議案を付託したいと思います。
　　これにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。
　　したがいまして、予算関係９議案については、予算特別委員会を設置して、別紙議案付託表のとおり審査することに決しました。

予　算　特　別　委　員　会　議　案　付　託　表

議第１６号　平成２９年度東根市一般会計予算
議第１７号　平成２９年度東根市国民健康保険特別会計予算
議第１８号　平成２９年度東根市東根財産区特別会計予算
議第１９号　平成２９年度東根市公共下水道事業特別会計予算
議第２０号　平成２９年度東根市介護保険特別会計予算
議第２１号　平成２９年度東根市市営墓地特別会計予算
議第２２号　平成２９年度東根市後期高齢者医療特別会計予算
議第２３号　平成２９年度東根市水道事業会計予算
議第２４号　平成２９年度東根市工業用水道事業会計予算



　　◎散　　　　　会

○秋葉征士議長　これで本日の日程は全部終了しました。
　　本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。

　　　午後　１時４４分　散　会