平成２８年第２回東根市議会定例会　予算特別委員会　６月１７日

平成２８年６月１７日　午前１０時２０分　開　議

　佐　　藤　　　　　直　　予算特別委員長　　　　　　山　　科　　幸　　子　　副委員長

◎出席委員（１７名）

　１番　　　片　　桐　　勝　　寿　委員　　　　　　　２番　　　山　　科　　幸　　子　委員

　３番　　　高　　橋　　鉄　　夫　委員　　　　　　　４番　　　白　　井　　健　　道　委員

　５番　　　河　　村　　　　　豊　委員　　　　　　　６番　　　原　　田　　利　　光　委員

　７番　　　髙　　橋　　光　　男　委員　　　　　　　８番　　　細　　矢　　俊　　博　委員

　９番　　　今　　野　　　　　孝　委員　　　　　　１０番　　　加　　藤　　信　　明　委員

１１番　　　阿　　部　　綾　　子　委員　　　　　　１２番　　　髙　　橋　　ひろみ　委員

１３番　　　清　　野　　貞　　昭　委員　　　　　　１４番　　　森　　谷　　政　　志　委員

１５番　　　佐　　藤　　　　　直　委員　　　　　　１６番　　　清　　野　　忠　　利　委員

１７番　　　浅野目　　幸　　一　委員

◎欠席委員（なし）

◎説明のため出席した者の職氏名


土　田　正　剛	市　　　　　　長	石　山　泰　博	教　　育　　長
武　田　庄　一	選挙管理委員会委　　員　　長	小　林　文　雄	代表監査委員
工　藤　喜惠治	農業委員会会長	芳　賀　利　郎	消　　防　　長
間木野　多加志	副　　市　　長	髙　橋　　　昇	総　務　部　長
斎　藤　吉　則	市民生活部長	梅　津　佳　之	健康福祉部長
石　垣　裕　之	経　済　部　長	東海林　克　彦	建　設　部　長兼水道部長
網　干　　　賢	会計管理者	古　谷　利　明	教　育　次　長
芦　野　耕　司	総合政策課長	高　橋　重　俊	庶　務　課　長併選挙管理委員会事　務　局　長
石　垣　和　彦	財　政　課　長	半　田　　　薫	監　査　委　員事　務　局　長
菊　地　仁　志	農業委員会事　務　局　長

◎事務局職員出席者職氏名


片　桐　　　崇	事　務　局　長	牧　野　美和子	事務局長補佐
井　上　正　宏	議事主査兼議事係長	辻　村　　　充	副　　主　　任
松　山　朋　美	主　　　　　事	早　坂　　　康	兼　務　書　記
早　坂　康　弘	兼　務　書　記	早　坂　　　康	兼　務　書　記

◎本日審査した案件

　議第４５号　平成２７年度東根市一般会計補正予算（第７号）の専決処分の承認について

　議第５４号　平成２８年度東根市一般会計補正予算（第１号）

平成２８年東根市議会第２回定例会予算特別委員会発言通告書


番号	質問者	質疑事項	要　　旨	答弁者
１	髙橋ひろみ委　　　員	１．議第54号　平成28年度東根市一般会計補正予算（第１号）	１．歳出　第３款民生費　第２項児童福祉費　２目保育所費　保育所等整備加速化事業	市　　　長

　　◎開　　　　　議

○佐藤　直予算特別委員長　皆さん、ご苦労さまです。本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、委員の出席は17名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

　　◎議第４５号　平成２７年度東根市一般会計補正予算（第７号）の専決処分の承認について外１件

○佐藤　直予算特別委員長　６月９日の本会議において予算特別委員会に付託なりました議案は、議第45号及び議第54号の２議案です。以上２議案を一括して議題とします。

　　これらの議案については、既に６月９日の本委員会において詳細な説明がありましたので、これから通告に基づき質疑を行います。

　　12番髙橋ひろみ委員。

○１２番（髙橋ひろみ委員）　それでは、通告によりまして、平成28年度東根市一般会計補正予算（第１号）について、質疑を行います。

　　議案書の76ページ、歳出　第３款民生費　第２項児童福祉費　２目保育所費、そのうちの保育所等整備加速化事業についてお伺いいたします。

　　補正額2,538万6,000円は、交付金の基準の変更によるという増額と説明をお聞きしておりますけれども、もう少し詳しく増額の内容と理由についてお伺いいたします。

○佐藤　直予算特別委員長　梅津健康福祉部長。

○梅津佳之健康福祉部長　お答えいたします。

　　今回、補正をお願いしております保育所等整備加速化事業については、保育所等整備方針に基づき、昨年度に公募し、今年度整備を進めております民設民営による３施設の施設整備に対する国と市の補助金を計上している事業であります。

　　議案書の73、74ページの歳入の欄をご覧いただきたいと思います。

　　この度の補正は、大きく分けて２つの理由からであります。

　　１つは、今年度４月１日付で、国から補助金の内示をいただきましたが、当初予算計上額と比較して、昨今の資材費や労務費の高騰などを勘案して、約2.2％増額された内示となりました。この増額分として、国庫支出金に保育所等整備費交付金777万4,000円を計上したものであります。

　　もう１つの理由は、今年度整備予定の３施設については、保育所が２施設、保育所型認定こども園が１施設であります。このうち、こども園については、当初予算では、保育所機能部分に対する厚生労働省所管の補助金のみを計上しておりましたが、幼稚園機能部分に別途、文部科学省所管の認定こども園施設整備交付金が受けられることが確定したため、979万8,000円を新たに計上したものであります。

　　なお、この文科省の補助金については、県予算を経由いたしますので、歳入科目としては、県支出金に計上しております。

　　次の歳入科目、財政調整基金繰入金がこれらに呼応する市の補助金の財源であります。保育所等整備交付金の国の負担割合は、補助対象額の３分の２で、市が加算をしまして負担をする４分の１の補助金もルール上2.2％増額することになりますので、その分が291万5,000円となっております。

　　また、認定こども園に対する補助金は、国の補助対象額の２分の１で、市は４分の１の負担となりますので、その分が489万9,000円で、この２つを合わせますと、財政調整基金繰入金の781万4,000円となるものであります。

　　これら、歳入３科目の合計額が、今回補正をお願いする2,538万6,000円となっております。よろしくお願いいたします。

○佐藤　直予算特別委員長　12番髙橋ひろみ委員。

○１２番（髙橋ひろみ委員）　増額の内容と理由、大変詳しく説明いただいて、なかなか私には理解できなかったのが、ようやく理解ができるようになりました。ありがとうございます。

　　国においても、資材の高騰、労務費の高騰などを踏まえて、交付金が777万4,000円の増ということ、また、認定こども園が認められまして、文科省からの交付金も増えたということで、国の待機児童解消に向けたいろいろな増額のものかなと思っております。

　　そういうことで、いろんな理由によりまして、保育所等整備加速化事業として総額2,538万6,000円の補助額となったことは、承知いたしました。

　　今回、補正の説明を受けました保育所等整備加速化事業は、昨年度実施した公募により、採択になった事業所への補助金であります。この事業と関係しております東根市民間立保育所・こども園等整備事業者を今年度も募集しております。昨年度と異なり、早い募集開始ということで、今月30日の締め切りのようですが、その後、参入を希望する事業者に対して、どのような対応をしていかれるのかお伺いいたします。

○佐藤　直予算特別委員長　梅津健康福祉部長。

○梅津佳之健康福祉部長　お答えします。

　　今年度の公募については、来年度整備の、国との事前協議の時期などを勘案しまして、スケジュールを定めたものであります。

　　公募締め切り後の取り扱いについては、事業者からの相談などは、年間を通して受け付けておりますが、公平性の観点などからも、今回の公募で審査の上、採択される提案を優先していきたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

○佐藤　直予算特別委員長　12番髙橋ひろみ委員。

○１２番（髙橋ひろみ委員）　部長の答弁でよくわかりまして、公募のあとの参入者に対しては、年中相談は随時受けているということで、これからもいろんな相談がまいると思いますので、是非、適切なアドバイスをお願いしたいと思います。

　　また、今回の公募に応募していただいた提案を優先していきたいという考えでおられるようですが、この保育所等整備加速化事業は、振興実施計画49号によりますと、平成28年度と平成29年度の２カ年のみの計上となっております。

　　今後、この保育所等整備加速化事業のお考えは、どのようになっているのかお伺いいたします。

○佐藤　直予算特別委員長　梅津健康福祉部長。

○梅津佳之健康福祉部長　お答えいたします。

　　昨年度に定めた児童福祉施設整備方針において、平成27年、平成28年度の２カ年は、公募を実施するということを明示しております。

　　これに伴い、保育所等整備加速化事業を実施計画に計上しているわけでありますが、平成29年度以降の公募、そして平成30年度以降の加速化事業については、まずは、今年度の公募による応募状況を確認する必要があると考えております。

　　今年度及び来年度に整備される施設定員の増加によって、子ども・子育て支援事業計画に定めた保育の必要量の見込みに対する充足状況が判明してまいりますので、これらを勘案しながら判断してまいりたいと考えております。よろしくお願いします。

○佐藤　直予算特別委員長　12番髙橋ひろみ委員。

○１２番（髙橋ひろみ委員）　答弁ありがとうございます。

　　平成30年以降については、現在募集中の応募状況などに応じてというのは、当然のことと思います。充足率を勘案したり、いろんな条件を勘案して、今後の計画をなさることと思いますので、それも理解はできます。

　　施設の整備においては、乳幼児の数に応じた地域的なバランスまた公立民立の別、保育のニーズなども含め、是非、今後とも適切な定員の確保と良好な保育環境の実現をお願いいたしまして、私の質疑を終わります。ありがとうございました。

○佐藤　直予算特別委員長　以上で、ご了承願います。

　　◎散　　　　　会

○佐藤　直予算特別委員長　以上で、本日の日程は全部終了しました。

　　なお、本委員会は６月22日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。

　　本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。

　　　午前１０時３３分　散　会