第　１　回　定　例　会　会　議　録
平成２８年２月２５日　午前１０時００分　開　会

　　　　　　秋　　葉　　征　　士　議長　　　　　　　浅野目　　幸　　一　副議長

◎出席議員（１８名）
　１番　　　片　　桐　　勝　　寿　議員　　　　　　　２番　　　山　　科　　幸　　子　議員
　３番　　　高　　橋　　鉄　　夫　議員　　　　　　　４番　　　白　　井　　健　　道　議員
　５番　　　河　　村　　　　　豊　議員　　　　　　　６番　　　原　　田　　利　　光　議員
　７番　　　髙　　橋　　光　　男　議員　　　　　　　８番　　　細　　矢　　俊　　博　議員
　９番　　　今　　野　　　　　孝　議員　　　　　　１０番　　　加　　藤　　信　　明　議員
１１番　　　阿　　部　　綾　　子　議員　　　　　　１２番　　　髙　　橋　　ひ ろ み　議員
１３番　　　清　　野　　貞　　昭　議員　　　　　　１４番　　　森　　谷　　政　　志　議員
１５番　　　佐　　藤　　　　　直　議員　　　　　　１６番　　　清　　野　　忠　　利　議員
１７番　　　浅 野 目　　幸　　一　議員　　　　　　１８番　　　秋　　葉　　征　　士　議員

◎欠席議員（なし）
◎説明のため出席した者の職氏名
土　田　正　剛
市　　　　　　長

石　山　泰　博
教　　育　　長
武　田　庄　一
選挙管理委員会
委　　員　　長

小　林　文　雄
代表監査委員
工　藤　喜惠治
農業委員会会長

本　間　芳　次
消　　防　　長
間木野　多加志
副　　市　　長

半　田　　　博
総　務　部　長
矢　萩　和　広
市民生活部長

髙　橋　　　昇
健康福祉部長
片　桐　　　崇
経　済　部　長

本　田　　　剛
ブランド担当部長
滝　口　亮　一
建　設　部　長
兼水道部長

今　野　和　行
会計管理者
古　谷　利　明
教　育　次　長

石　垣　裕　之
総合政策課長
浅野目　　　勇
庶　務　課　長
併選挙管理委員会
事　務　局　長

芦　野　耕　司
財　政　課　長
網　干　　　賢
監　査　委　員
事　務　局　長

菊　池　忠　芳
農業委員会
事　務　局　長


◎事務局職員出席者職氏名
斎　藤　吉　則
事　務　局　長

安　達　好　浩
事務局長補佐
井　上　正　宏
議事主査
兼議事係長

辻　村　　　充
副　　主　　任
松　山　朋　美
主　　　　　事

鈴　木　敬　一
兼　務　書　記
早　坂　康　弘
兼　務　書　記


◎議　事　日　程

　議事日程第１号
　　　　　　　平成２８年２月２５日（木）　午前１０時　開　会

　日程第　１　　会議録署名議員の指名
　日程第　２　　会期の決定
　日程第　３　　諸般の報告
　日程第　４　　請願（１件）の委員会付託
　　　　（議　案　上　程）
　日程第　５　　議第　９号　東根市特別職に属する者の給与に関する条例の一部を改正する条例の
　　　　　　　　　　　　　　制定について
　日程第　６　　議第１０号　東根市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定
　　　　　　　　　　　　　　について
　日程第　７　　議第３０号　平成２７年度東根市一般会計補正予算（第６号）
　日程第　８　　議第３１号　平成２７年度東根市国民健康保険特別会計補正予算（第３号）
　日程第　９　　議第３２号　平成２７年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算（第３号）
　日程第１０　　議第３３号　平成２７年度東根市介護保険特別会計補正予算（第３号）
　日程第１１　　議第３４号　平成２７年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算（第２号）
　日程第１２　　議第４４号　東根市固定資産評価審査委員会委員の選任について
　　　　（説明・質疑・討論・表決）
　　　　（議　案　上　程）
　日程第１３　　発議第１号　東根市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について
　　　　（説明・質疑・討論・表決）
　　　　（議　案　上　程）
　日程第１４　　平成２８年度施政方針表明
　日程第１５　　議第　１号　東根市行政不服審査会設置条例の設定について
　日程第１６　　議第　２号　東根市公益文化施設の設置及び管理に関する条例の設定について
　日程第１７　　議第　３号　東根市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の設定につい
　　　　　　　　　　　　　　て
　日程第１８　　議第　４号　東根市神町防災センターの設置及び管理に関する条例の設定について
　日程第１９　　議第　５号　東根市空家等の適正管理に関する条例の設定について
　日程第２０　　議第　６号　東根市行政手続条例の一部を改正する条例の制定について
　日程第２１　　議第　７号　東根市情報公開条例等の一部を改正する条例の制定について

　日程第２２　　議第　８号　東根市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の
　　　　　　　　　　　　　　制定について
　日程第２３　　議第１１号　東根市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例
　　　　　　　　　　　　　　の一部を改正する条例の制定について
　日程第２４　　議第１２号　東根市税条例の一部を改正する条例の制定について
　日程第２５　　議第１３号　東根市社会教育条例の一部を改正する条例の制定について
　日程第２６　　議第１４号　東根市大平山みはらし霊園の設置及び管理に関する条例の一部を改正
　　　　　　　　　　　　　　する条例の制定について
　日程第２７　　議第１５号　東根市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
　日程第２８　　議第１６号　東根市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する
　　　　　　　　　　　　　　基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
　日程第２９　　議第１７号　東根市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営
　　　　　　　　　　　　　　並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果
　　　　　　　　　　　　　　的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制
　　　　　　　　　　　　　　定について
　日程第３０　　議第１８号　東根市市民バス設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制
　　　　　　　　　　　　　　定について
　日程第３１　　議第１９号　東根市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について
　日程第３２　　議第２０号　東根市川原地区多目的集会施設の設置及び管理に関する条例を廃止す
　　　　　　　　　　　　　　る条例の設定について
　日程第３３　　議第２１号　指定管理者の指定について
　日程第３４　　議第２２号　指定管理者の指定について
　日程第３５　　議第２３号　指定管理者の指定について
　日程第３６　　議第２４号　指定管理者の指定について
　日程第３７　　議第２５号　指定管理者の指定について
　日程第３８　　議第２６号　指定管理者の指定について
　日程第３９　　議第２７号　市有財産の無償譲渡について
　日程第４０　　議第２８号　市道路線の廃止について
　日程第４１　　議第２９号　市道路線の認定について
　日程第４２　　議第３５号　平成２８年度東根市一般会計予算
　日程第４３　　議第３６号　平成２８年度東根市国民健康保険特別会計予算
　日程第４４　　議第３７号　平成２８年度東根市東根財産区特別会計予算
　日程第４５　　議第３８号　平成２８年度東根市公共下水道事業特別会計予算
　日程第４６　　議第３９号　平成２８年度東根市介護保険特別会計予算
　日程第４７　　議第４０号　平成２８年度東根市市営墓地特別会計予算
　日程第４８　　議第４１号　平成２８年度東根市後期高齢者医療特別会計予算
　日程第４９　　議第４２号　平成２８年度東根市水道事業会計予算
　日程第５０　　議第４３号　平成２８年度東根市工業用水道事業会計予算
　　　　（説　　　　　明）
　日程第５１　　予算特別委員会への議案付託
　　　　（散　　　　　会）


◎本日の会議に付した事件

　議事日程第１号に同じ。



　　◎開　　　　　会

○秋葉征士議長　皆さん、おはようございます。
　　ただ今から平成28年東根市議会第１回定例会を開会します。

　　◎開　　　　　議

○秋葉征士議長　本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがいまして、出席議員の数は18名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
　　本日の会議は、議事日程第１号によって進めます。

　　◎会議録署名議員の指名

○秋葉征士議長　日程第１　会議録署名議員の指名を行います。
　　会議録署名議員には、10番加藤信明議員、11番阿部綾子議員、12番髙橋ひろみ議員、以上３名を指名します。
　　◎会期の決定

○秋葉征士議長　次に、日程第２　会期の決定を議題とします。
　　今期定例会の会期については、議会運営委員会に協議を願っておりますので、その結果を委員長から報告願います。議会運営委員長　10番加藤信明議員。
　　　〔加藤信明議会運営委員長　登壇〕
○加藤信明議会運営委員長　おはようございます。議長の指名により、議会運営委員会における協議の結果についてご報告申し上げます。
　　本日招集となりました第１回定例会の会期につきましては、去る２月19日午前10時から第４委員会室において議会運営委員会を開催し、提案されます議案数や一般質問の発言者数などを勘案し、慎重に協議を行いました。
　　その結果、会期は本日から３月17日までの22日間とし、その間の会議につきましては別紙会議予定表のとおりであります。また議案の取り扱いにつきましては、平成28年度予算関係議案を予算特別委員会に付託をして、審議すべきものと協議なりました。
　　以上、よろしくお諮りくださいますようお願い申し上げまして、ご報告といたします。
○秋葉征士議長　お諮りします。
　　ただ今の委員長報告のとおり、今期定例会の会期は、本日から３月17日までの22日間とすることにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。したがいまして、今期定例会の会期は、本日から３月17日までの22日間とすることに決定いたしました。
平成２８年東根市議会第１回定例会会議予定表

月　　日
曜
会　　議　　名
開議時刻
場　所
議　　　　　　事
２月25日
木
本　　会　　議
午前１０時
議　場
・開　　会
・会議録署名議員の指名
・会期の決定
・請願（１件）の委員会付託
・議案上程（条例の一部改正、補正予算、人事案件）
　説明・質疑・討論・表決
・委員会提出議案上程
　説明・質疑・討論・表決
・議案上程
　説明
・予算特別委員会への議案付託
予算特別委員会
本　会　議
終　了　後
議　場
・予算議案概要説明
２月26日
金
休　　　　　　　　　会
２月27日
土
２月28日
日
２月29日
月
本　　会　　議
午前１０時
議　場
・会派代表質問
３月１日
火
休　　　　　　　　　会
３月２日
水
３月３日
木
本　　会　　議
午前１０時
議　場
・市政一般に対する質問
３月４日
金
本　　会　　議
午前１０時
議　場
・市政一般に対する質問
３月５日
土
休　　　　　　　　　会
３月６日
日
３月７日
月
３月８日
火
本　　会　　議
午前１０時
議　場
・総括質疑
・常任委員会への議案付託
予算特別委員会
本　会　議
終　了　後
議　場
・付託議案審査
　分科会設置及び議案の付託
総務文教常任委員会
予算特別
委員会
終了後
第３委員会室
・所管事務調査について
経済建設常任委員会
第１委員会室
厚　　生常任委員会
第４委員会室
３月９日
水
予算特別委員会総務文教分科会
午前１０時
第３委員会室
・付託議案審査
予算特別委員会経済建設分科会
第１委員会室
予算特別委員会厚生分科会
第４委員会室
３月10日
木
予算特別委員会総務文教分科会
午前１０時
第３委員会室
・付託議案審査
予算特別委員会経済建設分科会
第１委員会室
予算特別委員会厚生分科会
第４委員会室
３月11日
金
総務文教常任委員会
午前１０時
第３委員会室
・付託議案審査、請願審査
　及び所管事務調査
経済建設常任委員会
第１委員会室
厚　　生常任委員会
第４委員会室
３月12日
土
休　　　　　　　　　会
３月13日
日
３月14日
月
３月15日
火
３月16日
水
各常任正副委員長打ち合わせ
午前１０時
各　室
・付託議案審査報告について
３月17日
木
予算特別委員会
午前１０時
議　場
・分科会委員長審査報告
　質疑・討論・表決
本　　会　　議
予算特別
委員会
終了後
議　場
・委員長審査報告（条例・事件決議・予算・請願）
　質疑・討論・表決
※委員会・議員提出議案上程
　説明・質疑・討論・表決
・閉　　会


　　◎諸般の報告

○秋葉征士議長　次に、日程第３　諸般の報告を行います。
　　はじめに、監査委員から報告がありました、平成27年10月分から12月分までの例月出納検査結果報告、工事監査結果報告、各課等に関わる定例監査結果報告、及び財政援助団体の監査結果報告について、その写しをお手元に配付しておきましたのでご了承願います。
　　次に、今期定例会に説明員として出席通知がありました者の職・氏名を一覧表にして、お手元に配付しておきましたので、ご了承を願います。

　　◎請願（１件）の委員会付託

○秋葉征士議長　次に、日程第４　請願の委員会付託を議題とします。
　　今期定例会で受理しました請願は、１件です。この請願については、お手元に配付しております、請願文書表のとおり、総務文教常任委員会に付託します。




請　願　文　書　表

平成２８年第１回定例会


受理
番号
受　理
年月日
件　　　名
請　願　者
紹介議員
付託委員会
５
平成28年
２月18日
奨学金制度の充実と教育費負担の軽減を求める請願について
山形県山形市木の実町12番37号
一般社団法人山形県労働者福祉協議会
理事長　岡田　新一
森谷政志
佐藤　直
片桐勝寿
総務文教
常任委員会



　　◎議　案　上　程

○秋葉征士議長　次に、日程第５　議第９号から日程第12　議第44号までの８議案を、一括して議題とします。

　　◎提案理由の説明

○秋葉征士議長　これから提案理由の説明を求めます。土田市長。
　　　〔土田正剛市長　登壇〕
○土田正剛市長　おはようございます。
　　平成28年東根市議会第１回定例会に提案いたします案件についてご説明を申し上げます。
　　本定例会に提案いたします案件は、条例の設定５件、条例の一部改正14件、条例の廃止１件、事件決議事項９件、補正予算５件、当初予算９件、人事案件１件の計44件であります。
　　このうち議第９号　東根市特別職に属する者の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第10号　東根市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、補正予算並びに人事案件については先議をいただきたく、はじめにご説明申し上げます。
　　はじめに議第９号　東根市特別職に属する者の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、人事院及び山形県人事委員会の勧告に基づく国及び県の給与改定に準じ改正を行うものであります。
　　次に、議第10号　東根市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行並びに人事院及び山形県人事委員会の勧告に基づく国及び県の給与改定に準じ一般職の職員の給与改定を行うため、所要の改正を行うものであります。
　　次に、議第30号　平成27年度東根市一般会計補正予算（第６号）についてでありますが、第１表　歳入歳出予算補正の歳入につきましては、ふるさとづくり寄附金の増額、事業実績見込みに基づく財源調整、子ども・子育て新制度の導入に伴う組み替え等を行うものであります。歳出につきましては、ふるさとづくり寄附金の増額に伴う基金積立金及びＰＲ事業経費の増額、国の補正に伴う関連経費の新規計上、事業の実績見込みに基づく各種事業費の調整及び給与改定に基づく人件費補正等を行うものであります。
　　第２表　繰越明許費につきましては、国の補正に伴う新規事業及び小中学校の屋内運動場等天井落下防止対策事業を平成28年度に繰り越して執行するため、繰越明許費の設定を行うものであります。
　　第３表　地方債補正につきましては、国の補正に係る新規事業実施に伴う追加及び事業費決算見込みによる限度額の変更を行うものであります。この結果、歳入歳出予算にそれぞれ６億7,014万5,000円を追加し、予算総額を209億9,257万9,000円とするものであります。
　　次に、議第31号　平成27年度東根市国民健康保険特別会計補正予算（第３号）についてでありますが、これは交付金、繰入金、拠出金等の額の確定及び実績見込みに基づく調整及び人件費補正を行うものであります。この結果歳入歳出予算にそれぞれ5,992万1,000円を追加し、予算総額を53億1,380万4,000円とするものであります。
　　次に、議第32号　平成27年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算（第３号）についてでありますが、第１表　歳入歳出予算補正については、事業の決算見込みに基づく調整及び人件費補正等を行うものであります。
　　第２表　繰越明許費については、管渠建設事業について平成28年度に繰り越して執行するため繰越明許費の設定を行うものであります。
　　第３表　地方債補正については、事業費等の減額による限度額の変更を行うものであります。この結果、歳入歳出予算からそれぞれ4,189万9,000円を減額し、予算総額を20億613万7,000円とするものであります。
　　次に、議第33号　平成27年度東根市介護保険特別会計補正予算（第３号）についてでありますが、実績見込に伴う調整及び人件費補正を行うものであります。この結果歳入歳出予算にそれぞれ112万3,000円を追加し予算総額を34億5,011万5,000円とするものであります。
　　次に、議第34号　平成27年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算（第２号）についてでありますが、負担金に額の確定に伴う不足額の調整を行うものであります。この結果歳入歳出予算にそれぞれ105万8,000円を追加し、予算総額を４億4,151万4,000円とするものであります。
　　次に、議第44号　東根市固定資産評価審査委員会委員の選任についてでありますが、髙橋誠委員が平成28年５月31日をもって任期満了となることから、後任者として新たに深瀬尚信氏を選任するため議会の同意を求めるものであります。なお本人の略歴につきましては参考資料のとおりでありますので説明を省略いたします。
　　以上、先議分として提案のご説明を申し上げましたが、詳細につきましては担当課長に説明させますので、ご審議を賜りまして原案のとおりご可決、ご同意くださいますようお願いを申し上げます。
○秋葉征士議長　次に、議第９号及び議第10号の２議案について庶務課長に補足説明を求めます。
　　浅野目庶務課長。
〔浅野目勇庶務課長併選挙管理委員会事務局長　
　登壇〕
○浅野目勇庶務課長併選挙管理委員会事務局長　
　　おはようございます。議長の指示により補足して説明を申し上げます。
　　議案書の32ページ、参考資料の26ページをお願いいたします。
　　議第９号　東根市特別職に属する者の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
　　人事院及び人事委員会の勧告に基づく国及び県の給与改定に準じて、特別職の給与改定を行うため所要の改正を行うものであります。第１条で平成27年12月の期末手当の支給月を0.1月引き上げ、年3.10月とするとともに、第２条において期末手当の支給月数の配分について、県の給与改定に準拠するため改正を行うものであります。施行期日等につきましては、議案の附則に記載のとおりでございます。
　　議案書の34ページ、参考資料の30ページをお願いいたします。
　　議第10号　東根市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
　　地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴う等級別基準職務表の設定並びに人事院及び人事委員会勧告に基づく、国及び県の給与改定に準じて一般職員の給与改定を行うため所要の改正を行うものであります。
　　第１条で給料表の改定及び平成27年12月の勤勉手当を0.15月引き上げ0.85月とするとともに、第２条においては平成28年度からの期末勤勉手当の配分を県の給与改定に準拠するため改正を行うものであります。
　　施行期日等につきましては、議案の附則に記載のとおりでございます。以上ご説明申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。
○秋葉征士議長　次に、議第30号から議第34号までの５議案について財政課長に補足説明を求めます。
　　芦野財政課長。
　　　〔芦野耕司財政課長　登壇〕
○芦野耕司財政課長　おはようございます。議長の指示によりまして補足して説明を申し上げます。
　　議案書の90ページをお願いいたします。
　　議第30号　平成27年度東根市一般会計補正予算（第６号）でありますが、市長から補正額と補正後の予算総額について説明がございましたので、私からは事項別明細などの主なものについて説明させていただきます。
　　94ページをお願いいたします。
　　第２表　繰越明許費でございますが、翌年度に繰り越しして使用する経費としてここの５事業を挙げております。上から３つの事業が国の補正予算に伴う事業でございまして、いずれもこの度予算化をした上で繰り越して平成28年度に執行するものでございます。一番上の情報セキュリティ強化対策事業はマイナンバー関連業務が進む中で住民基本台帳や税の情報管理システムの安全を強化するためのシステム改修費でございます。
　　２番目の年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業は65歳以上の一定要件を満たす方に1人当たり３万円をお配りするもの、３番目の子どものための教育・保育事業は国の実施する低所得者に対する保育料の軽減対策、これが新年度から始まりますけれども、そのシステム改修費用、本年度に計上した上で平成28年度の早い段階で改修に取りかかれるようにするものでございます。それから、下の２事業は、もともと新年度の平成28年度に実施を予定していた天井落下防止対策でございますけれども、東日本復興特別会計関連の有利な起債、これが本年度で終了することから国の交付金も追加で交付いただけることとした上で12月の補正で本年度に前倒して計上したものでございます。
　　95ページをお願いいたします。
　　第３表　地方債補正では、追加１件、変更３件がございます。追加いたしました情報通信設備整備事業は繰越明許でただ今説明しました国の補正予算関連の情報セキュリティ強化対策事業に充てる補正予算債でございます。変更いたします３件はいずれも事業費の確定または決算見込みに基づく減額でございます。
　　98ページ、99ページをお願いいたします。
　　事項別明細の歳入でございます。歳入につきまして、歳出は事務事業の決算見込みにより事業費を増額あるいは減額するのに伴って、財源としての歳入科目を増額あるいは減額するものでございますので、個別の説明は省かせていただきまして２点ほど触れさせていただきます。
　　102ページ、103ページでございます。
　　一番上18款１項１目総務費寄附金、これは６億5,000万円増額しまして補正後の額を９億5,000万円としてございます。ふるさと納税の本年度ここまでの実績を踏まえ増額をするものでございます。
　　それからもう１点、19款１項１目財政調整基金繰入金ですけども、財源調整のため1,852万7,000円を追加して繰り入れるものでございます。
　　104ページ、105ページをお願いいたします。歳出でございます。歳出につきましても、ほとんどが本年度ここまでの実績を踏まえ決算見込みなどに基づきまして事業費を増額あるいは減額するものでありますので、ここでは特徴的なもののみ触れさせていただきます。
　　１款１項１目議会費の議会事業、それから２款総務費の１項１目一般管理費の人事管理事業で給料、職員手当等、共済費を増額しております。これは国と県の給与改定に準じた本市の改定を行うために所要額を追加したものでございます。ここ以外でも人件費を計上している一般会計の多くの目で同じ理由での補正がございます。同じく５目企画費の右手説明欄をご覧下さい。上から２番目の定住促進事業は本年度当初予算に計上していましたけれども、地方創生先行型交付金活用事業として26年度の補正予算にも計上いたしまして、本年度に繰り越しておりました。今回二重計上となっておりました部分のうちの執行状況を勘案して不用となる見込みの額を減額するものでございます。交付金活用事業として前年度予算に計上した上で本年度に繰り越した事業、これが同じ目の第４次東根市総合計画後期計画策定事業ですとか、７款の企業奨励補助事業、10款の集会施設等開設整備事業などでございます。いずれも今回減額補正をしております。また後ほど触れさせていただきます。
　　その下のふるさと納税特産品ＰＲ事業で、8,084万7,000円を増額しております。寄附の増加に伴いまして返礼に要する経費も増えることから所要額を増額するものでございます。同じく下から２番目のふるさとづくり基金管理事業、こちらは歳入の総務費寄附金と同額の６億5,000万円を追加しております。収入した寄附金を基金に積み立てるために追加をするものでございます。
　　106ページ、107ページをお願いいたします。
　　２款１項10目情報管理費ですけれども、情報セキュリティ強化対策事業、国の補正予算関連事業として計上しております。内容は繰越明許費のところでお話しましたとおりでございます。
　　110ページ、111ページをお願いいたします。
　　中段の３款１項１目社会福祉総務費の説明欄のところでございますが、一番下の事業、年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業、こちらも国補正予算関連事業として１億4,419万6,000円を計上しております。これも繰越明許費に挙げた事業でございます。
　　114、115ページをお願いいたします。
　　上段の３款２項２目保育所費で子どものための教育・保育事業を国の補正予算関連として、99万4,000円計上しております。これも繰越明許費に挙げた事業です。
　　120、121ページをお願いいたします。少し飛びます。
　　中ほどになりますけども、７款１項４目企業誘致対策費で２つの事業を減額しております。先ほども触れましたけど、国の交付金活用事業としまして昨年度の予算に計上した上で本年度予算に繰り越した予算、もともと本年度の当初予算に計上していた予算の二重計上の部分を解消するものでございます。
　　少し飛びまして、126、127ページをお願いいたします。
　　10款２項３目施設維持費、小学校分ですけれども、小学校屋内運動場等天井落下防止対策事業で250万円、それから３項３目施設維持費で中学校屋内運動場等天井落下防止対策事業で2,550万円それぞれ減額がございます。本年度中に完了したもの、それから来年度に繰り越し実施するものそれぞれ事業費が固まりましたので不要と見込まれる額を減額したものでございます。このページの一番下、社会教育総務費で集会施設等開設整備事業を1,690万円減額しております。こちらも国の交付金関連での二重計上の部分を解消したものでございます。
　　一般会計については以上でございます。
　　続きまして130ページをお願いいたします。
　　議第31号　平成27年度東根市国民健康保険特別会計補正予算（第３号）についてご説明申し上げます。
　　133、134ページをお願いいたします。
　　はじめに歳入でありますが、３款１項２目高額医療費共同事業負担金、国の負担分でございますが、これとその下の４款１項１目同じ名称の歳入科目、こちらは県の負担金でございますけども、それぞれ453万6,000円を増額しております。
　　またその下の７款１項共同事業交付金の２つの目、高額医療分と保険財政共同安定化分で減額あるいは増額がございます。これらは県の共同事業の規模が確定したことに伴う歳入側の確定によるものでございます。同様の理由で歳出側でも共同事業に係る負担金の補正がございます。後ほど触れさせていただきます。
　　その下の９款１項１目一般会計繰入金では人事院勧告の実施に係る事務費繰入を増額したほか、保険税の軽減対象、被保険者数を勘案する保険基盤安定繰入金などルール分の一般会計繰入が確定いたしましたことから増額、あるいは減額をしております。
　　135ページ、136ページをお願いいたします。
　　歳出でございます。１款１項１目一般管理費の増額は人事院勧告に伴う人件費補正でございます。
　　後段の７款１項の１目と２目につきましては歳入で触れましたとおり、県内の共同事業の規模が確定しましたことによる増額でございます。
　　続きまして、139ページをお願いいたします。
　　議第32号　平成27年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算（第３号）についてご説明を申し上げます。
　　141ページをお願いいたします。
　　第２表　繰越明許費で２件の繰越事業がございます。上の管渠建設事業の公共分が神町地区そして下の単独債分が東郷地区での事業でございます。いずれも本年度からスタートした第７期事業計画で拡張した区域での事業でありまして、公共分につきましては管渠布設した後に道路事業が予定されておりまして一連のスケジュールから早期の完成を目指しておりますこと、あと下の単独分では地元の要望でさくらんぼの収穫時期前に完成を目指していること、これらの理由から本年度中に契約をして早期に着工を期すために行うものでございます。
　　第３表　地方債補正で地方債の変更が２件ございます。いずれも歳出側事業の決算見込みに基づきまして限度額を減額するものでございます。
　　144、145ページをお願いいたします。
　　歳入でございますが、歳入はいずれも既決予算の決算見込みあるいは歳出側事業費の見込みに基づいて増額あるいは減額をするものですので、説明は省かせていただきます。
　　148ページ、149ページをお願いいたします。
　　歳出でございますが、こちらも新規の要件はございません。既決予算を決算見込みに基づきまして増額あるいは減額するものですので説明は省かせていただきます。
　　続きまして150ページをお願いいたします。
　　議第33号　平成27年度東根市介護保険特別会計補正予算（第３号）でございます。
　　153ページ、154ページをお願いいたします。
　　歳入でありますが、歳出側の既決の事業費の変動に伴って増額あるいは減額するものでございますので、説明は省かせていただきます。
　　157ページ、158ページをお願いいたします。
　　歳出でございます。１款１項１目の一般管理費の増額、これは人事院勧告に基づく人件費補正でございます。
　　２款１項１目居宅介護サービス給付費、それから３目地域密着型介護サービス給付費、９目の居宅介護サービス計画給付費、ここで増額がございます。本年度ここまでの推移から予測される不足額を追加するものでございます。
　　一方で不用額を生じる見込みの給付費、５目の施設介護サービス給付費、それから２項になりますけども、２項１目介護予防サービス給付費、それを減額いたしまして保険給付費全体では増減なしとしております。
　　159ページ、160ページをお願いいたします。
　　４款１項２目の一次予防事業費の増額も１款の一般管理費と同様の人件費補正でございます。
　　161ページをお願いいたします。
　　議第34号　平成27年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算（第２号）についてご説明を申し上げます。
　　164ページ、165ページをお願いいたします。
　　順番が前後いたしますけど、下の歳出から説明をさせていただきます。
　　２款１項１目後期高齢者医療広域連合納付金におきまして、保険料の軽減状況に応じて負担をする保険基盤安定分の広域連合負担額が確定したことから、所要額を増額するとともに上の歳入になりますけれども、３款１項１目一般会計繰入金で歳出の増加分の財源としたものでございます。以上で補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○秋葉征士議長　以上で提案理由の説明を終わります。
　　ここで、お諮りします。ただ今議題となっております８議案については、会議規則第37条第３項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。

　　◎議第９号　東根市特別職に属する
　　　者の給与に関する条例の一部を改
　　　正する条例の制定について

○秋葉征士議長　これから、議第９号について質疑を行います。質疑ありませんか。
　　４番白井健道議員。
○４番（白井健道議員）　９号、10号も同じような趣旨なのですけれども、今現在給与を上げるということで国の方も取り組んでおりますけれども、中小企業を中心になかなか給料が上がらないという中で、今回人事院勧告に基づいて我々の給与あるいは職員の給与が上がるわけですので、今回補正が組まれて特別会計を入れれば2,000万円弱の補正予算もこれによって組まれております。ですから今年の春にプレミアム商品券というものを使われて地元の経済を活性化するために我々も支出しましたけども、この補正予算で我々の給与が上がることによって地元の経済を活性化するために、もし上がるのであればこれを使うべきだということで、質問ではないのですけれどもそういったことを申し入れしたいと思っております。以上です。
○秋葉征士議長　以上でご了承願います。ほかにご質問ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　質疑もありませんので、これで終わります。ここで、暫時休憩します。

　　　午前１０時３７分　休　憩

　　　午前１０時３７分　開　議

○秋葉征士議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。
　　次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
　　これから、議第９号　東根市特別職に属する者の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について採決をします。
　　議第９号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。よって、議第９号は原案のとおり可決されました。

　　◎議第１０号　東根市一般職の職員
　　　の給与に関する条例の一部を改正
　　　する条例の制定について

○秋葉征士議長　次に、議第10号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。
　　９番今野　孝議員。
○９番（今野　孝議員）　それでは議第10号についてお尋ねいたします。
　　参考資料30ページ、Ⅱで改正の概要が示されております。
　　第１条給料月額の引き上げ、給料表の改定、平均改定率プラス0.19％となっておりますが、今年度の給与改定は平成27年度から実施されている給与の総合的な見直しに伴う現給保障の対象者に対して影響はどのようになるのでしょうか。また現給保障の対象となっている職員数と割合はどのようになっているのでしょうか。以上お尋ねいたします。
○秋葉征士議長　半田総務部長。
○半田　博総務部長　それでは私の方からお答えいたします。先ほどご指摘がありました給与の総合的な見直しに伴いまして、平成27年の４月から高年齢層の月例給が引き下げとなっている現状でございます。また引き下げになった職員につきましては経過措置ということで、今年度から３カ年平成29年まで現給の保障もしているところでございます。ご質問の今年度の給与改定につきましては、現給保障されている対象者につきましても該当することになりますがその額が現給保障の額に満たないということもありまして、実施的には引き上げとはならないという現状になります。
　　続きまして現在の現給保障の対象者につきましては66名でございまして、職員全体の18.3％になっているところでございます。また内訳につきましては、50歳以上の職員が54名、49歳以下が12名となっているところでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○秋葉征士議長　９番今野　孝議員。
○９番（今野　孝議員）　さらに第１条の②になるわけですけれども、期末・勤勉手当の支給月数の引上げが示されております。プラス0.15月に改正されることになるわけでありますけれども、現給保障対象者の手当はどのようになるのでしょうか。
○秋葉征士議長　半田総務部長。
○半田　博総務部長　ご指摘の手当0.15カ月の引き上げの改正でございます。これにつきましては現給保障の給与、月額をもって算出するということになってございます。よろしくお願いします。
○秋葉征士議長　９番今野　孝議員。
○９番（今野　孝議員）　給料月額の引き上げに係って最初にご答弁いただいた内容のとおりでありますけれども現給保障対象者、職員のほぼ２割の人にはこの給与改定に伴って実質的なプラスはないんですね。そしてその方々の多くが年配の方々なのです。本市の行政サービスに一生懸命やってこられた方に対して冷たくはないかと、それから改定額の0.19％というのも非常に不十分ではないかとこのように考えます。東根市の行政サービスを充実させるためには職員のモチベーションを高く維持するということはとても大事なことだと思いますし、そういう観点から考えてもこれは極めて不十分で、私としては賛成いたしかねる内容だとそのように申し上げて私の質疑を終わらせていただきます。
○秋葉征士議長　以上でご了承願います。ほかにご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　質疑もありませんので、これで終わります。ここで、暫時休憩します。

　　　午前１０時４２分　休　憩

　　　午前１０時４２分　開　議

○秋葉征士議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。
　　次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
　　これから、議第10号　東根市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について採決をします。
　　議第10号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
　〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　ご異議がありますので起立により採決をします。
　　議第10号は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
　　　〔賛成者起立〕
○秋葉征士議長　起立多数であります。よって議第10号は原案のとおり可決されました。

　　◎議第３０号　平成２７年度東根市
　　　一般会計補正予算（第６号）

○秋葉征士議長　次に、議第30号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　質疑もありませんので、これで終わります。ここで、暫時休憩します。

　　　午前１０時４４分　休　憩

　　　午前１０時４４分　開　議

○秋葉征士議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。
　　次に、討論ですが通告がありませんので討論を終わります。
　　これから、議第30号　平成27年度東根市一般会計補正予算（第６号）について採決をします。
　　議第30号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。よって、議第30号は原案のとおり可決されました。

　　◎議第３１号　平成２７年度東根市国民健康保険特別会計補正予算（第３号）

○秋葉征士議長　次に、議第31号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　質疑もありませんので、これで終わります。ここで、暫時休憩します。

　　　午前１０時４５分　休　憩

　　　午前１０時４５分　開　議

○秋葉征士議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。
　　次に、討論ですが通告がありませんので討論を終わります。
　　これから、議第31号　平成27年度東根市国民健康保険特別会計補正予算（第３号）について採決をします。
　　議第31号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。よって、議第31号は原案のとおり可決されました。

　　◎議第３２号　平成２７年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算（第３号）

○秋葉征士議長　次に、議第32号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　質疑もありませんので、これで終わります。ここで、暫時休憩します。

　　　午前１０時４６分　休　憩

　　　午前１０時４６分　開　議

○秋葉征士議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。
　　次に、討論ですが通告がありませんので討論を終わります。
　　これから、議第32号　平成27年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算（第３号）について採決をします。
　　議第32号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。よって、議第32号は原案のとおり可決されました。

　　◎議第３３号　平成２７年度東根市介護保険特別会計補正予算（第３号）

○秋葉征士議長　次に、議第33号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　質疑もありませんので、これで終わります。ここで、暫時休憩します。

　　　午前１０時４７分　休　憩

　　　午前１０時４７分　開　議

○秋葉征士議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。
　　次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
　　これから、議第33号　平成27年度東根市介護保険特別会計補正予算（第３号）について採決をします。
　　議第33号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。よって、議第33号は原案のとおり可決されました。

　　◎議第３４号　平成２７年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算（第２号）

○秋葉征士議長　次に、議第34号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　質疑もありませんので、これで終わります。ここで、暫時休憩します。

　　　午前１０時４８分　休　憩

　　　午前１０時４８分　開　議

○秋葉征士議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。
　　次に、討論ですが通告がありませんので討論を終わります。
　　これから、議第34号　平成27年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算（第２号）について採決をします。
　　議第34号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。よって、議第34号は原案のとおり可決されました。

　　◎議第４４号　東根市固定資産評価
　　　審査委員会委員の選任について

○秋葉征士議長　次に、議第44号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　質疑もありませんので、これで終わります。
　　次に、討論ですが本案は人事案件ですので、討論を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。したがって、討論を省略することに決しました。
　　これから、議第44号　東根市固定資産評価審査委員会委員の選任について採決をします。
　　議第44号は原案に同意することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。よって、議第44号は原案に同意することに決しました。

　　◎委員会提出議案上程

○秋葉征士議長　次に、日程第13　発議第１号を議題とします。

　　◎提案理由の説明

○秋葉征士議長　はじめに議会運営委員長に提案理由の説明を求めます。
　　議会運営委員長　10番加藤信明議員。
　　　〔加藤信明議会運営委員長　登壇〕
○加藤信明議会運営委員長　皆さん、ご苦労さまです。
　　議長の指示により、発議第１号　東根市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてご説明申し上げます。
　　改正の理由は、本市議会のさらなる活性化を図るため、市民に開かれた議会、政策提言・立案機能の強化、議員の資質向上及び議会運営のあり方などを幅広く議論する場として、新たに議会のみらい検討委員会を設立するため、会議規則の一部を改正するものであります。
　　改正の概要は、議会のみらい検討委員会を協議調整会議に位置づけるため、会議規則第167条の別表に必要な項目を追加するものであります。
　　以上、提案理由の説明を申し上げましたが、何とぞご理解を賜りまして、原案のとおりご可決くださいますようお願い申し上げ説明を終わります。
○秋葉征士議長　以上で提案理由の説明を終わります。

　　◎発議第１号　東根市議会会議規則
　　　の一部を改正する規則の制定につ
　　　いて

○秋葉征士議長　これから、発議第１号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。
　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　質疑もありませんので、これで終わります。ここで、暫時休憩します。

　　　午前１０時５３分　休　憩

　　　午前１０時５３分　開　議

○秋葉征士議長　休憩前に引き続き、会議を開きます。
　　次に、発議第１号についての討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
　　これから発議第１号　東根市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について採決をします。
　　発議第１号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。よって、発議第１号は原案のとおり可決されました。

　　◎議　案　上　程

○秋葉征士議長　次に、日程第14　平成28年度施政方針表明及び日程第15　議第１号から日第50　議第43号までの36議案を一括して議題とします。

　　◎平成２８年度施政方針表明
　　◎提案理由の説明

○秋葉征士議長　これから、平成28年度施政方針表明及び提案理由の説明を求めます。
　　土田市長。
　　　〔土田正剛市長　登壇〕
○土田正剛市長　本日ここに、平成28年東根市議会第１回定例会において、新年度予算をはじめ、重要案件のご審議をお願いするに当たり、私の市政運営に対する所信の一端を申し上げ、市議会並びに市民の皆様のご理解とご支援を賜りたいと存じます。
　　昨年は、安保関連法の制定やＴＰＰの合意など、国全体が大きく揺れた年でありました。
　　特にＴＰＰに関しては、経済界において、輸出産業を中心に追い風と受け止め、概ね賛同の声が挙がる一方で、農産物の輸入自由化等が見込まれる一部農業関係者等からは、未だに、根強い反感があるのも事実であり、経営基盤の強化や高収益化への転換等、国や県と一体となり、その対策を講じてまいります。
　　一方、果樹王国を標榜する本市としては、農業面においても好機と捉え、国内の市場開拓はもとより、海外への販路拡大に向けた必要な支援策を講じ、市全体、さらには市民一人一人の利益につなげてまいりたいと思っております。
　　また、経済面では、円安効果等により輸出が好調に推移し、一部製造業の業績等からはやや明るい兆しが見え始めています。
　　しかしながら、アベノミクス効果の地方への浸透は、未だ十分だと言い切れず、さらに、緊迫の度合いを増す中東情勢や中国をはじめとする世界経済の動向等が不安定なことから、依然として予断を許さない状況にあります。
　　安定した雇用の創出に向け各種施策に取り組む本市としては、一日も早い本格的な景気の回復とその安定を切望するところであります。
　　一方、本市では、いくつかのうれしい出来事がありました。
　　その１つ目は、天皇・皇后両陛下の行幸啓の栄に浴したことであります。昨年６月18日、両陛下のご来市を賜り、さくらんぼをお手摘みになられたことは、本市にとってこの上ない光栄の至りであります。このことは、本市が長年にわたって取り組んできた「さくらんぼにこだわったまちづくり」が高い評価を受けたものと捉えており、今後も市政発展に邁進しなければならないとの思いを、一層強くしたところであります。また、昨年12月には、市庁舎南側に「天皇皇后両陛下行幸啓記念碑」を建立し、この栄誉を末永く後世に伝えてまいります。
　　２つ目は、県集計の速報値ではありますが、昨年10月に実施された国勢調査において、本市の人口が４万7,865人となり、前回の調査からは3.1％、1,451人の増加という結果が得られたことであります。これは、県全体では、ほぼ本市分に相当する人口が減少している中で、県内で最も人口の増加が多く、増加率では、東北76市の中でも３番目に多いというものであります。人口の増加は、自治体における元気度と未来への可能性を示すバロメーターでもあります。今回の結果は、「県内市町村で最も勢いと元気のあるまち」という評価を実証するとともに、市民の皆様とともに築き上げてきた本市のまちづくりが多くの方々に支持されたものと受けとめ、喜びもひとしおであります。同時に、地方の衰退が危惧される状況の中、今後は、この勢いを止めることなく、「躍進を続ける東根」の深化が必要であるとの思いをさらに強くしたところでもあります。
　　そして３つ目は、増設された東京便発着枠の期間延長が決定されたことであります。本市としては、永続的な増便枠の確保を目指し、空港所在市として、県や近隣市町等と一体となった運動を実施してまいりましたが、12月に開催された有識者懇談会による評価・検証の結果、東京便の利用拡大に向けた取り組みとその実績が高く評価され、３年間の期間延長となったところであります。今後は、永続的な発着便枠の確保を目指し、山形空港利用拡大推進協議会や東根市山形空港利用促進協議会とともに、さらなる利用拡大を図ってまいります。
　　また、１月には、山形空港利用拡大推進協議会と一体になって要望してきた名古屋便の２便化が、３月27日から実現するとの大変うれしいニュースが飛び込んでまいりました。かねてから申し上げてきたとおり、朝夕の２便化は、利便性の高まりから、観光面はもちろんのこと、ビジネス利用の拡大につながるものと期待しているところであります。今後は、２便化された名古屋便の定着を図りながら、路線の拡大等に向け、取り組みを進めてまいります。
　　このように、取り組んできた先駆的な施策が、多方面から高く評価され、さらに実績として表れ、本市の勢いと元気を生み出しておりますが、この勢いをさらに発展させ、次代に継承していくことは、今の市政に課せられた大きな責務であります。このため、昨年10月には、地方創生時代における躍進を生み出すための指針として「東根市総合戦略」を、さらに12月には、今後５年間の市政運営を総合的に進めるための指針として、本市の最上位計画である「第４次東根市総合計画後期基本計画」を策定したところであります。「躍進を続ける東根」の深化、そして「東根創生」をなし遂げるためには、先の計画に掲げた各種施策の着実な推進とともに、市民と行政の協働によるまちづくりを一層力強く推し進めてまいります。
　　地方創生時代を迎えた中で、私が特に力を入れて推し進める施策は、「教育によるまちづくり」であります。これからのまちづくりを担う人づくりを推進するとともに、教育力の向上により、「教育によって人が育まれ、そこで育った人がまちをつくる」といった東根市版好循環型社会の構築を目指してまいります。４月には待望の、県内初の中高一貫校である県立東桜学館中学校・高等学校が開校します。１月に実施された同中学校の選抜試験には、99名の定員に対し、市内外から265名の受験があり、同校に対する期待の高さをうかがい知るところであります。東桜学館は、県並びに本市の教育に、必ずや新風を吹き込んでくれるものと確信しており、くわえて、新たな人の流れによるさらなる賑わいと「風格あるまちづくり」の一助になるものと、期待を寄せているところであります。同校の開校により、市立中学校等との相乗効果が大いに期待されるところであり、これを具現化するため、様々な施策を講じてまいります。そして、11月にオープンする「まなびあテラス」とともに、元気で勢いのある東根市を象徴する新たな顔として、「学びと憩いの空間」を創出してまいります。
　　続きまして、本年度の施策の大綱について、総合計画に掲げた６つの目標に沿って説明いたします。
　　第１に「だれもがやすらぎと充実、しあわせを実感できるまち」について申し上げます。
　　最初に子育て環境の充実でありますが、昨年策定した、「東根市子ども・子育て支援事業計画」・「東根市児童福祉施設等整備方針」に基づき、より質の高い保育環境を提供するため、民間事業者による保育所の整備を支援する「保育所等整備加速化事業」を実施してまいります。また、平成28年度に第３子以降の保育料無料化を拡充し、保護者に対する経済的な支援を行ってまいります。学童保育所につきましては、市内全ての小学校に整備されておりますが、一部の施設について、老朽化や学童保育の需要の増加を受け、施設の計画的な整備を進めるものとし、新年度は、東根中部学童保育所の整備に着手してまいります。さらに、母子保健の充実を図るため、コーディネーターの設置や「乳児全戸訪問事業」を推進してまいります。
　　次に高齢者福祉の充実についてであります。健康で生きがいのある毎日を送ることは、世代を問わず、私たち全員の願いでもあります。このため、市内外に浸透した「子育てするなら東根市」に加え、「長生きするのも東根市」を標榜し、高齢者福祉の推進に努めてまいります。その具現策として、平成28年度より、市内各地区に健康遊具を計画的に整備し、その活用を支援することによって高齢者等の健康づくりを推し進める「健康遊具体験教室」などの事業を実施いたします。また、平成29年度からの総合事業の実施を見据えながら、「介護予防事業」の充実を図ってまいります。
　　次に障がい者福祉の充実についてであります。昨年12月に、東根市社会福祉協議会が新たに障がい者の相談支援事業を開始し、より一層、支援体制の充実が図られました。利用者から好評を得て順調に推移していることから、今後とも整備促進に努めてまいります。また、この春には、児童発達支援や放課後等デイサービス、生活介護等のサービスを提供する施設が、市内に開所する予定となっており、障がい者福祉の一層の推進に期待しているところであります。
　　私たちが充実した生活を送るうえで最も基本となる、健康づくりは、予防の取り組みが重要であります。このため、昨年10月から実施している「健康マイレージ事業」の普及を図るとともに、策定を進めている「東根市食育・地産地消推進計画」に基づき、食育や地産地消の推進にも努めてまいります。
　　また、肺がん検診事業では、対象年齢の拡充とともに、助成内容を充実させることにより、受診率の向上を図り、早期発見や早期治療につなげてまいります。
　　北村山地域の基幹病院である北村山公立病院については、健全運営に向けた措置を講じるとともに、関係機関等と一体となって、県に対し、支援の実施を求めてまいりたいと考えております。
　　さて、近年、大規模な自然災害が全国各地で頻発していることから、安全で安心なまちづくりが、喫緊の課題となっております。防災と消防の充実では、土砂災害ハザードマップの整備を行うとともに、平成29年度の完全稼働を目標に、防災行政無線の整備を推進してまいります。また、緊急時における迅速で的確な対応のためには、日ごろの備えによる消防力の強化が不可欠なことから、新たに、必要な資機材等を整備する緊急防災対策事業を実施いたします。
　　生活安全の充実につきましては、東根警察署の設置が実現するよう、市民とともに粘り強く要望してまいります。
　　また、交通手段の確保は、本市の均衡ある発展を推し進める上で、非常に重要な課題であることから、乗降性に配慮した市民バスの更新とともに、運行時間や経路等の見直しを図り、利便性の向上に努めてまいります。
　　さらに、市民の消費生活の安全と安心を確保するために、相談業務の拡充を図るとともに、引き続き、消費者行政の強化に取り組んでまいります。
　　第２に「環境、自然、歴史、文化が調和する風格とうるおいのあるまち」について申し上げます。
　　近年、世界各地で頻発する様々な異常気象の発生要因の一つに、地球温暖化が挙げられ、その対策が喫緊の課題となっております。東根市は、環境先進都市として、自然にあふれる住みよい環境を守り、次代に継承するため、県内自治体の中で、いち早く環境ＩＳＯ14001の認証を取得し、環境保全に関する様々な取り組みを進めてまいりました。特に、生活排水については、公共下水道並びに合併処理浄化槽の整備促進を図り、水環境の保全に取り組んでおります。また、街路灯のＬＥＤ化や一般家庭における太陽光発電の導入支援等による再生可能エネルギーの活用をとおし、環境負荷の低減に努め、持続可能な社会の構築を図ってまいります。
　　次に都市景観の形成と自然環境の保全については、一連の土地区画整理事業等により、快適性と利便性に富んだ街並みが形成され、これが人口増加の大きな要因となっております。今後も、計画的な土地利用を推し進め、魅力ある都市景観の形成を図ってまいります。
　　第３に「魅力にあふれ、にぎわいと活力に満ちたまち」について申し上げます。
　　最初に、交流の推進についてでありますが、姉妹都市交流を見据えた新たな国際交流を模索するため、新年度は、交流する海外自治体の選定に向け、調査研究を進めていく予定であります。そして国内では、中央区との友好都市交流が、25年という節目の年を迎えることから、さらなる交流拡大に向けて、各種メモリアル事業を実施してまいります。また、友好都市である新得町や東松島市、さらには災害援助協定を締結した朝霞市との信頼関係をさらに深め、市民と一体となった交流の拡大を図ってまいります。
　　国内でも有数の市民マラソン大会として評価の高いさくらんぼマラソン大会は、15回目の節目の大会として、ゲストランナーを１名増員するとともに、延泊プランの新設や、外国人ランナーに向けエントリーサイトの立ち上げ等により、ランナーや観光客の積極的な誘致に努め、これまで以上に充実した魅力ある大会にしてまいります。グルメフェスティバルについては、昨年、３万人を超える来場者を数え、新たな秋のイベントとして定着しつつあります。今後は、さくらんぼマラソン大会や東根の夏を華やかに彩るひがしね祭とともに、本市の魅力を内外に発信し、観光や交流を促進するイベントとして、市民との協働により、さらなる充実を図ってまいります。
　　平成27年度から職員の専任体制を構築し、推進に努めたふるさと納税については、２月14日現在で９億1,000万円を突破し、昨年度の実績と比較して約5.4倍となっております。
　　本市における返礼品の特徴としては、寄付金総額から見た割合において、市内企業で生産する工業製品と農産物が、半分ずつを占めており、まさに農工一体のまちづくりを進めてきた本市の成果が出ているものと捉えているところであります。本制度は、地域経済の活性化や本市のＰＲに直結することから、平成28年度には、経済部ブランド戦略推進課に改編し、事務を移管するとともに、新たな係を設け、推進体制の充実を図ってまいります。
　　次に、都市基盤の整備についてであります。地方道路交付金事業では、市道新町中ノ目線ほか10路線の整備を実施するとともに、橋梁の長寿命化事業に取り組んでまいります。
　　市単独の道路新設改良事業については、これまで継続して取り組んできた路線のほか、新たに大富小学校線や長瀞22号線等の整備に着手し、市民の利便性と安全性の向上に努めてまいります。
　　そして国道48号については、これまで地域高規格化道路としての整備を要望してまいりましたが、昨年はこれとあわせ、関山・作並、双方の除雪ステーションの区間、およそ12キロメートルについて、バイパス化による整備構想を新たに提示したところであります。一朝一夕に実現するものではないものの、仙台市の反応等から、可能性は大幅に向上したものと捉えているところであり、今後も粘り強く要望してまいります。
　　また、市外からの定住を支援する定住促進事業については、昨年、空家対策等を新たに盛り込み、制度を大幅に拡充したところ、２月15日現在で73件に達し、本市の元気と勢いを生み出す一助になっていることから、今後とも市内外へのＰＲ等に努め、事業の推進を図ってまいります。
　　次に農林業の振興については、農業所得の向上を図り、魅力ある農業にしていくことが肝要であり、この実現に向け、本市の優位性を最大限に生かす必要があると考えております。このため、サクランボの栽培環境を整備する「日本一のさくらんぼ名産地生産性向上支援事業」を、隣接市との連携のもとで実施してまいります。また、本市の農業を牽引する経営力の高い農家を育成するため、新たに「元気なトップランナー育成プロジェクト事業」を実施し、農業経営の発展に必要な施設整備や機械導入等について支援してまいります。
　　昨年、海外への販路拡大を調査・研究するため、５月には、タイでさくらんぼ、そして11月には、香港でラ・フランスのプロモーションを実施し、一定の手応えをつかんだところであります。さらに新年度は、先般、策定した「果樹王国ひがしね輸出推進戦略」に基づき、東根市農産物海外販路拡大推進協議会を主体として、取り組みの強化を図ってまいります。
　　６次産業化については、果樹王国ひがしね６次産業化推進協議会を主体とし、地域資源を生かした農産物の付加価値向上を目指してまいります。
　　次に商工業の振興であります。市内企業の商品開発や取引の拡大等に対する支援として、新たに「企業マッチング用データベース作成事業」に取り組むとともに、企業の設備投資を喚起し、これまでも大きな実績を挙げてきた「東根市企業奨励補助金」を、引き続き実施してまいります。
　　また、さくらんぼ図書館廃止後の施設を活用し、起業支援を目的とするコワーキングスペースの整備に着手してまいります。
　　さらに、新たな工業用地の整備につきましては、適地や整備手法を記載した「東根市産業創出基本計画」の策定作業を、年度内を目標に進めており、今後は、策定された計画に基づき、取り組みを進めてまいります。これらの施策を積極的に推進することにより、「東根創生」の実現に向けた「安定した雇用の創出」を図ってまいります。
　　第４に「こころ豊かな人が輝く教育と文化のまち」についてであります。
　　さきに申し上げた「教育によるまちづくり」を推し進めるため、様々な先駆的取り組みを実施してまいります。具体的には、外国語教育に力を入れるため、さらにＡＬＴ２名を増員し、全ての中学校区に配置するとともに、イングリッシュキャンプやサイエンスアカデミー、算数オリンピックからなる「理数英チャレンジ・イン・ひがしね事業」を実施してまいります。また、小中学校における基礎学力の向上や地域との連携強化を図るため、新規事業として、「確かな学びを支える学力向上事業」に取り組んでまいります。
　　さらに、高崎小学校における「小規模特認校活性化事業」については、新年度で２年目となり、本年４月からは、７名の就学が予定されており、既に就学している児童と合わせると、12名の児童が学区外より通学することとなります。この状況から、地区の皆様と一体となった取り組みが、徐々に市民に浸透し、多くの共感を得たものと捉えているところであり、本事業のさらなる充実に向け、思いを強くしたところであります。
　　神町小学校の改築につきましては、地元からの強い要望を受け、平成32年度中の開校を目指して関係機関等との調整を行っており、平成28年度においては、物件調査を実施してまいります。
　　次に生涯学習の充実等についてでありますが、この４月には、防災機能も兼ね備えた、新たな神町公民館が開設いたします。そして、スポーツ分野では、市民スポーツの新たな拠点として、「東根市中央運動公園」と「大森山公園グラウンド・ゴルフ場、パークゴルフ場」が、この春、オープンいたします。また、市民待望の芸術・文化施設として、図書館・美術館・市民活動支援センターの機能をあわせ持つ「まなびあテラス」が、文化の日に合わせてオープンする予定であります。さらに、「東の杜資料館」については、そのリノベーションに向け、平成28年度は、基本設計・実施設計を行ってまいります。
　　これらの施設については、生涯学習の充実や芸術・文化、スポーツの振興に大きく寄与するものと期待するとともに、市民の皆様に愛され、にぎわいを醸し出す施設として、大いに活用していただきたいと強く願うところであります。
　　第５に「市民みんなで力をあわせる協働のまち」について申し上げます。
　　第４次東根市総合計画に掲げた「地域力の向上」を目的として創設した「ともに築く地域未来創造事業」が、大きな成果を上げております。今後も、より活発な地域づくり活動が展開されるよう、地域の自主性や主体性を尊重しながら、本制度の充実と推進に努めてまいります。
　　男女共同参画社会の推進につきましては、「第３次東根市男女共同参画社会推進計画」、「東根市女性の職業生活における活躍の推進に関する計画」の策定が大詰めを迎えております。平成28年度は、両計画に掲げた取り組みを着実に実行し、市民全員が協力し、助け合う、活力に満ちあふれた温かみのある地域社会を構築してまいります。
　　第６の「計画推進について」でありますが、本市を取り巻く様々な環境が、刻一刻と変化する状況において必要なのは、安定した財政基盤と効率的で質の高い行政運営であります。この実現を図るため、これまでの「コスト削減」や「市民サービスの向上」に「行政の質の向上」を視点として取り入れた「東根市第６次行財政改革推進プラン」を、本年度中に策定し、着実な推進を図ってまいります。
　　また、安定した自主財源、特にその根幹をなす市税収入については、市政運営において重要なテーマであります。本市の収納率は、県内自治体の中でトップクラスにありますが、今後も、収納対策本部を中心に収納率の維持・向上に努め、安定的な財源確保を図ってまいります。
　　次に、平成28年度予算案の大綱についてご説明を申し上げます。国内経済は雇用情勢や所得環境の改善などにより、緩やかな回復基調にあるとはいえ、回復には未だ地域間のばらつきが見られます。こうした中、地方自治体の予算編成に大きな影響を及ぼす国の平成28年度予算案につきましては、平成28年度を「経済・財政再生計画」の初年度と位置づけ、一般会計予算の規模は、前年度当初比0.4％増の96兆7,218億円で、４年続けて過去最大を更新したところであります。また、地方財政計画では、地方譲与税を含む地方税収を2.4％増と見込み、地方交付税は前年度と同程度のO.3％減とする一方で、臨時財政対策債は16.3％減と大幅に抑制され、復興関連費を除いた通常収支分の規模は、対前年度比0.6％増の、総額85兆7,700億円となったところであります。地方の安定的な財政運営に必要となる一般財源については、平成27年度の水準を下回らない程度の額が確保され、一億総活躍社会の実現に向けて地方創生の本格的展開を図ることとしております。
　　本市に密接なかかわりを持つ県の新年度予算は、県民一人ひとりが喜びと幸せを実感できる「自然と文明が調和した理想郷山形」の実現に向けた施策の展開と、持続可能な財政運営の確保を２つの大きな柱とし、「やまがた創生総合戦略」により「成長戦略」の加速化を図ることで、着実な施策の推進を目指し、予算の編成が進められたところであります。
　　本市はこれまで、効率的な行財政運営や市民サービスの向上を図るために、職員定数の削減や、公共サービスの一部民営化、市債発行の抑制、大型事業へのＰＦＩ導入など、県内でも先駆的な行財政改革に取り組んでまいりました。このことにより、歳出の平準化を図り、今後予定されている大型事業にも十分対応できる財政の健全性を堅持しているところであります。平成28年度は、まなびあテラス、東根市中央運動公園、大森山公園グラウンドゴルフ場パークゴルフ場をはじめとし、神町公民館や大富学童保育所など、市民待望の施設が次々にオープンいたします。それと同時に、将来にわたる維持管理経費の増加を見込む必要があることから、財政運営における長期的視点がより一層重要になると考えております。
　　安定した自主財源の要となる市税については、国の経済政策による景気の回復基調を受けて個人所得の増を見込み、一定の税収は確保されるものの、公益文化施設や防災行政無線の整備等、大型事業の実施をはじめ、労務単価や資材、光熱水費の高騰など、経常的経費も年々増加し、厳しさを増す要因となっているところであります。
　　このような状況の中で、これまでに進めてきた事業を着実に継続推進することはもとより、施政方針で申し上げました施策を具現化するため、新たな行政需要に積極的に対応するとともに、様々な市民のニーズに機動的かつ弾力的に対応し、さらなる市民福祉の向上を目指していく所存であります。
　　以上の基本的な考えのもとに編成いたしました平成28年度の一般会計予算案は、前年度当初予算額を大きく上回り、20億8,700万円増額、10.7％増の216億300万円と、過去最大の大型予算になったところであります。
　　その概要についてでありますが、はじめに歳入予算について説明いたします。
　　市税につきましては、法人市民税で7.7％の減としております。これは地域間における税源の偏在是正のために地方法人税が創設され、それに伴い法人税率が引き下げられたことによるものであります。その一方で、景気や雇用の動向を踏まえ、個人市民税で13.3％の大幅増を見込んでおります。また、昨年度評価替えにより減額とした固定資産税は、宅地造成等による住宅建設の増加や景気動向等による償却資産の増などの影響を踏まえ9.8％の増、都市計画税で8.7％の増を見込み、総額として前年度比7.7％増の64億2,940万6千円としたところであります。
　　また、地方交付税につきましては、国勢調査の結果等を踏まえつつも、地方財政計画の状況や市税収入の大幅な伸びに伴い、最終的に5.2％減の39億1,800万円と見込んでおります。
　　次に歳出予算についてご説明を申し上げます。
　　議会費につきましては、開かれた議会推進のために、議会だより発行事業、インターネット議会中継配信業務委託費等を継続して計上しております。
　　総務部門につきましては、災害発生時、早急に市民の安全安心を確保するため、防災行政無線の整備事業を計上し固定系無線の整備工事に着手するほか、ふるさと納税制度を活用したふるさと納税特産品ＰＲ事業をさらに拡充して計上いたしました。
　　さらに、交通弱者対策の一環である市民バスにつきましては、高齢者や障がい者に配慮したより利便性のある運行を目指し、老朽化したバスの更新経費を計上しております。
　　民生・福祉部門では、第３子以降の保育料等無料化拡充のため、認可外保育施設保育支援事業及び、子どものための教育・保育給付事業を増額計上し、併せて歳入では、保育所運営費保護者負担金及び、児童館・児童センター使用料を減額計上しております。また、民設保育所等の整備を促進するため、保育所等整備加速化事業を新規に計上し、放課後児童健全育成事業に東根中部学童保育所の改築経費を計上したところであります。
　　高齢者の福祉については、高齢者社会参加促進事業、いわゆる、おでかけさぽ一とタクシー事業ですが、地域差を考慮した、利用しやすい内容に改正し、拡充して計上、健康づくりのために健康遊具整備事業及び東根健康マイレージ事業を計上いたしました。また、第６期東根市介護保険事業計画に基づく民間の介護保険施設整備に対し、補助事業を新規に計上しております。
　　農林・商工部門につきましては、将来の本市の農業を牽引し、「果樹王国ひがしね」を支えていく個人や団体の育成・支援のため、元気なトップランナー育成プロジェクト事業及び、日本一のさくらんぼ名産地生産性向上支援事業を計上したほか、市内で操業する企業への支援として企業マッチング用データベース作成事業を計上、企業奨励補助事業を継続、商工業みらい応援利子補給補助事業を拡充し計上しております。また、「ひがしねブランド」を全国に発信するため、果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン大会事業やた～んとほおバルフェスティバル事業、農産物海外販路拡大推進事業、６次産業化推進事業、観光事業などを継続して計上したところであります。
　　建設部門では、11月にオープンする公益文化施設「まなびあテラス」の関連事業として街路灯設置事業を新規計上したほか、本格実施に向け「まなびあ公園」の整備事業を計上いたしました。また、市道新町中ノ目線をはじめとする市道整備のために地方道路交付金事業及び生活密着道路整備事業は前年度同額を確保し、単独の新設改良事業や本格実施される神町駐屯地周辺道路改良事業を計上しております。
　　消防部門につきましては、近年、全国的に相次いでいる水害への備えを強化するため、水防資機材搬送用トラックの購入費を計上したほか、消防団活動の充実と活動支援強化のために非常備消防事業、消防団充実強化事業を継続して計上、また、建設10年目を迎える消防庁舎の大規模改修費を計上いたしました。
　　教育部門では、11月のオープンに向けて着々と整備が進んでおります「まなびあテラス」の建設費を継続して計上するとともに、４月にオープンする「東根市中央運動公園」の維持管理経費を新たに予算化したところであります。また、神町小学校の移転改築に向けた物件調査費及び東の杜資料館リノベーション事業の設計委託料を計上いたしました。
　　ソフト事業においては、小中学校における基礎学力向上と、理数英への興味と理解を深めるため、それぞれ、確かな学びを支える学力向上事業、理数英チャレンジinひがしね事業を新たに計上し、さらに英語教育の充実を図るためＡＬＴ２名の増員経費を計上いたしました。
　　また、第３子以降の保育料等無料化の拡充にあわせて私立幼稚園子育て支援事業を拡充して計上したほか、大森山公園グラウンドゴルフ場パークゴルフ場のオープンを受け、記念大会の開催経費を計上しております。
　　次に、特別会計についてご説明申し上げます。
　　国民健康保険特別会計につきましては、保険給付費を昨年度と同程度計上しましたが、後期高齢者関連支援金、介護納付金等の減額により、前年度比0.4％減の51億5,000万円としたところであります。
　　東根財産区特別会計では、財産管理費の所要額として、140万円を計上しております。
　　公共下水道事業特別会計につきましては、公営企業会計への移行に向けた基本計画策定や雨水台帳整備に係る委託費の増、単独事業費の増額等により、前年度より1.4％増の20億7,500万円としたところであります。
　　介護保険特別会計につきましては、居宅及び地域密着型、施設介護サービス等の各種給付事業費の増額等により、前年度比6.9％増の36億7,900万円を計上いたしました。
　　市営墓地特別会計では、墓地管理の所要額として、前年度同額の180万円を計上しております。
　　後期高齢者医療特別会計につきましては、広域連合への負担金を増額計上し、前年度比4.7％増の4億5,000万円を計上しております。
　　次に、水道事業会計について申し上げます。収益的収入については、前年比1.5％増の12億1,525万1,000円を見込み、収益的支出については、事業運営経費などに11億6,170万円を計上したところであります。また、資本的収入については2,833万円を見込み、資本的支出については５億3,380万6,000円を計上いたしました。
　　次に、工業用水道事業会計について申し上げます。収益的収入については、対前年比0.5％増の1億9,995万1,000円を見込み、収益的支出については1億9,448万3,000円を計上したところであります。また、資本的収入はなく、資本的支出については２億5,604万円を計上いたしました。
　　両事業の施設の維持管理に万全を期しながら、より一層の安定供給に努めてまいります。
　　以上、新年度を迎えるに当たり、市政運営に対する基本的な考え方を申し上げました。今後も、私の政治信条であります、「誠実・公正・実行」の理念のもと、市民４万8,000人のリーダーとして、「躍進する東根市」をさらに前進させるため、新たな課題に積極的に挑戦しながら、「しあわせつくる学びと交流のまち」の実現に向け、勇往遭進してまいります。議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げ、平成28年度の施政方針及び予算案の大綱といたします。
　　それでは先議いただきました議案以外の案件についてご説明申し上げます。
　　はじめに議第１号　東根市行政不服審査会設置条例の設定についてでありますが、改正行政不服審査法の制定に伴い、東根市行政不服審査会の設置、組織、運営に関し必要な事項を定めるとともに、審議員等に提出された書類または資料の写し等の交付手数料について定めるため条例を設定するものであります。
　　次に議第２号　東根市公益文化施設の設置及び管理に関する条例の設定についてであります。
　　東根市公益文化施設の整備に伴い、地方自治法の規定に基づき、その設置及び管理について必要な事項を定めるため、条例設定を提案するものであります。
　　次に議第３号　東根市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の設定についてでありますが、消費者安全法の一部改正に伴い、消費生活センターの組織及び運営並びに情報の安全管理に関する事項について定めるため、条例を設定するものであります。
　　次に議第４号　東根市神町防災センターの設置及び管理に関する条例の設定についてでありますが、地域防災活動の拠点としての施設整備に伴い、地方自治法の規定に基づき、その設置及び管理について必要な事項を定めるため、条例を設定するものであります。
　　次に議第５号　東根市空家等の適正管理に関する条例の設定についてでありますが、空家等対策の推進に関する特別措置法の施行に伴い、所要の改正を行うものであります。
　　次に議第６号　東根市行政手続条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、行政手続法の改正に基づき、所要の改正を行うものであります。
　　次に議第７号　東根市情報公開条例等の一部を改正する条例の制定についてでありますが、行政不服審査法の施行に伴い、所要の改正を行うものであります。
　　次に議第８号　東根市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正を行うものであります。
　　次に議第11号　東根市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、地方公務員災害補償法施行令の一部改正に伴い、非常勤職員の公務災害補償について所要の改正を行うものであります。
　　次に議第12号　東根市税条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、行政手続条例の一部が改正されること及び行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律により地方税法の一部が改正されたこと及び地方税分野における個人番号利用手続の一部が見直されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。
　　次に議第13号　東根市社会教育条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、神町公民館の移設による位置の変更に伴い、所要の改正を行うものであります。
　　次に議第14号　東根市大平山みはらし霊園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、墓地の適正使用に関する規定を整備するため、所要の改正を行うものであります。
　　次に議第15号　東根市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴い、個人番号の提供を求めることとなる書類の記載事項に関する規定の整備を行うため、所要の改正を行うものであります。
　　次に議第16号　東根市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、指定地域密着型サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。
　　次に議第17号　東根市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援に関する基準の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。
　　次に議第18号　東根市市民バス設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、市民バスの運行経路の一部見直しと路線名の変更を行うため、所要の改正を行うものであります。
　　次に議第19号　東根市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、まなびあ公園の設置等に伴い、所要の改正を行うものであります。
　　次に議第20号　東根市川原地区多目的集会施設の設置及び管理に関する条例を廃止する条例の設定についてでありますが、施設の無償譲渡に伴い、条例を廃止するものであります。
　　次に議第21号から議第26号までの指定管理者の指定についてでありますが、さくらんぼ保育所のなどの公の施設の管理を行わせる指定管理者の６件の指定に関し、地方自治法等の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。
　　次に議第27号　市有財産の無償譲渡についてでありますが、東根市川原地区多目的集会施設ついて自治会活動に資する施設として無償譲渡するため地方自治法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。
　　次に議第28号及び議第29号　市道路線の廃止及び認定についてでありますが、市道路線網の見直しにより、市道１路線の廃止及び10路線の認定を行うものであります。
　　次に議第35号から議第43号までの平成28年度各会計予算につきましては、さきに施政方針並びに予算案の大綱においてその概要を申し上げましたので説明を省略させていただきます。
　　以上提案理由を申し上げましたが詳細につきましては担当課長に説明させますのでご審議を賜りまして、原案のとおりご可決くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○秋葉征士議長　次に議第１号から議第８号、議第11号から議第26号、議第28号及び議第29号の26議案について庶務課長に補足説明を求めます。浅野目庶務課長。
〔浅野目勇庶務課長併選挙管理委員会事務局長　
　登壇〕
○浅野目勇庶務課長併選挙管理委員会事務局長　議長の指示により補足して説明を申し上げます。
　　議案書の１ページ、参考資料の１ページをお願いいたします。
　　議第１号　東根市行政不服審査会設置条例の設定についてご説明申し上げます。
　　行政不服審査法の制定に伴い、東根市行政不服審査会の設置、組織、運営に関し必要な事項を定めるとともに、審理員等に提出された書類または資料の写し等の交付を受ける際の手数料について規定するため条例を設定するものであります。
　　施行期日は平成28年４月１日としております。
　　議案書の４ページ、参考資料の３ページをお願いいたします。
　　議第２号　東根市公益文化施設の設置及び管理に関する条例の設定についてご説明いたします。
　　東根市公益文化施設の整備に伴い、地方自治法の規定に基づきその設置及び管理について必要な事項を定めるため、条例を設定するものであります。施設の位置名称及び使用の許可、使用料等について規定するものであります。
　　施行期日は平成28年４月１日となっております。
　　議案書の11ページ、参考資料の６ページをお願いいたします。
　　議第３号　東根市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の設定についてご説明いたします。
　　消費者安全法の一部改正に伴い、消費生活センターの組織及び運営並びに情報の安全管理に関する規定について定める必要があるため条例を設定するものであります。施設の名称、位置並びに消費生活相談員について規定するものであります。
　　施行期日は平成28年４月１日となっております。
　　議案書の13ページ、参考資料の７ページをお願いします。
　　議第４号　東根市神町防災センターの設置及び管理に関する条例の設定についてご説明いたします。
　　地域防災活動の拠点としての防災センターが整備されたことに伴い、その設置及び管理について必要な事項を定めるため、条例を設定するものであります。施設の位置、名称を定めるとともに使用許可等に関して規定するものであります。
　　施行期日は平成28年４月１日となってございます。
　　議案書の17ページ、参考資料の８ページをお願いいたします。
　　議第５号　東根市空家等の適正管理に関する条例の設定についてご説明いたします。
　　空家等対策の推進に関する特別措置法の施行に伴い、東根市空家等の条例について、全部を改正するものであります。状況調査、立入検査の権限を規定するとともに勧告、命令、代執行等の措置を規定するものであります。
　　施行期日は平成28年４月１日としております。
　　議案書の23ページ、参考資料の10ページをお願いいたします。
　　議第６号　東根市行政手続条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。
　　行政手続法の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。
　　法改正に伴い、違法な行政指導の中止等を求める制度や、一定の処分または行政指導を求める制度を整備するものであります。
　　施行期日は平成28年度４月１日となっております。
　　議案書の26ページ、参考資料の15ページをお願いいたします。
　　議第７号　東根市情報公開条例等の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。
　　行政不服審査法の施行に伴い、所要の改正を行うもので第１条で東根市情報公開条例の一部改正、第２条で東根市個人情報保護条例の一部改正、第３条で東根市固定資産評価審査委員会条例の一部改正を行うものであります。
　　施行期日は平成28年４月１日となっております。
　　議案書の30ページ、参考資料の23ページをお願いいたします。
　　議第８号　東根市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。
　　地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴い、引用規定を改めること及び男性職員の育児参加を推進するため、職員の特別休暇について定めるため所要の改正を行うものであります。職員の妻が出産する場合に、その子または小学校就学前の子の養育のため必要と認めれば５日の範囲以内で特別休暇を与えるものであります。
　　施行期日は平成28年４月１日としております。
　　議案書の43ページ、参考資料の36ページをお願いいたします。
　　議第11号　東根市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。
　　地方公務員災害補償法施行令の一部改正に伴い、公務災害に伴う傷病補償年金または休業補償とあせて障害厚生年金等が支給される場合の調整率が改正されるため、所要の改正を行うものであります。
　　施行期日は平成28年４月１日としております。
　　議案書の45ページ、参考資料の38ページをお願いいたします。
　　議第12号　東根市税条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。
　　行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律等により地方税法の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行うこと並びに地方税分野における個人番号利用手続の一部が見直されたことに伴い、個人住民税及び特別土地保有税に係る減免申請書への記載事項から個人番号を除くための改正であります。
　　施行期日等につきましては議案の附則に記載のとおりであります。
　　議案書の47ページ、参考資料の41ページをお願いいたします。
　　議第13号　東根市社会教育条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。
　　神町公民館の移設による位置の変更に伴い、所要の改正を行うものであります。
　　施行期日は平成28年４月１日としております。
　　議案書の48ページ、参考資料の42ページをお願いいたします。
　　議第14号　東根市大平山みはらし霊園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。
　　東根市大平山みはらし霊園の墓地の適正使用に関する規定を整備するため、所要の改正を行うものであります。
　　墓地の公募及び選考についての規定の追加、使用者の責務、使用許可の取り消し要件等について定めたものであります。
　　施行期日は平成28年４月１日からとしております。
　　議案書の50ページ、参考資料の46ページをお願いします。
　　議第15号　東根市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。
　　行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴い、個人番号の提供を求めることとなる書類の記載事項に関する規定の整備をするため所要の改正を行うものであります。
　　施行期日は公布の日からとし、改正後の条例は平成28年１月１日から適用するものであります。
　　議案書の51ページ、参考資料の48ページをお願いします。
　　議第16号　東根市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。
　　国の指定地域密着型サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準の改正に伴い所要の改正を行うものであります。地域密着型通所介護の基準を加える改正などが含まれております。
　　施行期日は平成28年４月１日からとしております。
　　議案書の73ページ、参考資料の103ページをお願いいたします。
　　議第17号　東根市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。
　　指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の公布によりまして、国の基準が改正されたことから所要の改正を行うものであります。
　　介護予防認知症対応型通所介護事業所の運営基準について、地域との連携や経営の透明性を確保するために運営推進会議の設置を加える改正などであります。
　　施行期日は平成28年４月１日としております。
　　議案書の76ページ、参考資料の111ページをお願いいたします。
　　議第18号　東根市市民バス設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。
　　市民バスの運行経路の一部見直しと、路線名の変更を行うため所要の改正を行うものであります。主な改正は「向原公立病院線」を「向原神町東根線」に改め、運行路線も公立病院行きから、公立病院経由さくらんぼ東根駅行きに変更するため、提案するものであります。
　　施行期日は平成28年４月１日からとしております。
　　議案書の77ページ、参考資料の113ページをお願いします。
　　議第19号　東根市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。
　　まなびあ公園の設置等に伴う所要の改正を行うものであります。
　　施行期日は平成28年11月１日からとしております。
　　議案書の79ページ、参考資料の116ページをお願いします。
　　議第20号　東根市川原地区多目的集会施設の設置及び管理に関する条例を廃止する条例の設定についてご説明いたします。
　　東根市川原地区多目的集会施設の無償譲渡に伴い、当該の条例の廃止を行うものであります。
　　施行期日は平成28年４月１日からとしております。
　　議案書の80ページから85ページまでをお願いいたします。
　　議第21号から第26号ですが、指定管理者の指定についてであります。
　　第21号から第25号までは施設の管理について、これまで指定した団体を継続して指定するものであります。
　　議第21号　東根市立さくらんぼ保育所については、株式会社コビーアンドアソシエイツを、議第22号　東根市大富学童保育所につきましては大富わらしっこクラブ運営委員会を、議第23号　東根市子どもの遊び場については特定非営利活動法人クリエイトひがしねを、議第24号　東根市ふれあいセンター及び小田島ふれあい交流館を社会福祉法人東根市社会福祉協議会をそれぞれ平成28年４月１日から５年間指定するものであります。
　　次に議第25号　東根市さくらんぼタント館については、一般社団法人東根市観光物産協会を平成28年４月１日から１年間指定するものであります。
　　次に議第26号　まなびあテラス、まなびあ公園については新たに株式会社メディアゲートひがしねを平成28年４月１日から20年間指定するものでございます。
　　議案書の87ページ、88ページ、参考資料の117ページから128ページをお願いいたします。
　　議第28号　市道路線の廃止及び議第29号　市道路線の認定についてご説明いたします。
　　市道路線網の見直しによりまして、長瀞21号線を廃止し、宮崎長瀞線ほか９路線を認定するものであります。位置につきましては参考資料のとおりでございます。
　　以上ご説明申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。
○秋葉征士議長　次に議第27号について、財政課長に補足説明を求めます。
　　芦野財政課長。
　　　〔芦野耕司財政課長　登壇〕
○芦野耕司財政課長　議長の指示によりまして、補足して説明を申し上げます。
　　議案書の86ページをお願いいたします。
　　議第27号　市有財産の無償譲渡についてでございます。
　　先ほど、議第20号で川原地区多目的集会施設の設置管理条例の廃止条例について説明がございましたが、同じ案件でございます。農林水産省の補助を受けて整備した施設であるために、市の財産となっておりまして処分制限期間は譲渡できないということで指定管理制度で川原地区に管理を任せる形をとってきたところですけども、処分制限期間が過ぎましたので譲渡をするものでございます。
　　説明は以上です。よろしくお願いいたします。
○秋葉征士議長　以上で、施政方針表明及び提案理由の説明を終わります。

　　◎予算特別委員会への議案付託

○秋葉征士議長　次に、日程第51　予算特別委員会の議案付託を議題とします。
　　お諮りします。
　　議第35号から議第43号までの平成28年度予算関係９議案については、お手元に配付しております議案付託表のとおり議長を除く全員で構成する予算特別委員会を設置し、議案を付託したいと思います。これにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋葉征士議長　異議なしと認めます。
　　したがいまして、平成28年度予算関係９議案については、別紙、議案付託表のとおり予算特別委員会を設置して審査することに決しました。


予　算　特　別　委　員　会　議　案　付　託　表

議第３５号　平成２８年度東根市一般会計予算
議第３６号　平成２８年度東根市国民健康保険特別会計予算
議第３７号　平成２８年度東根市東根財産区特別会計予算
議第３８号　平成２８年度東根市公共下水道事業特別会計予算
議第３９号　平成２８年度東根市介護保険特別会計予算
議第４０号　平成２８年度東根市市営墓地特別会計予算
議第４１号　平成２８年度東根市後期高齢者医療特別会計予算
議第４２号　平成２８年度東根市水道事業会計予算
議第４３号　平成２８年度東根市工業用水道事業会計予算




　　◎散　　　　　会

○秋葉征士議長　以上で本日の日程は全部終了しました。
　　本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。

　　　午後　０時１１分　散　会