平成27年12月3日 午前10時43分 開 議

 佐  藤     直  予算特別委員長      山  科  幸  子  副委員長

◎出席委員(17名)
 1番   片  桐  勝  寿 委員       2番   山  科  幸  子 委員
 3番   高  橋  鉄  夫 委員       4番   白  井  健  道 委員
 5番   河  村     豊 委員       6番   原  田  利  光 委員
 7番     橋  光  男 委員       8番   細  矢  俊  博 委員
 9番   今  野     孝 委員      10番   加  藤  信  明 委員
11番   阿  部  綾  子 委員      12番     橋  ひ ろ み 委員
13番   清  野  貞  昭 委員      14番   森  谷  政  志 委員
15番   佐  藤     直 委員      16番   清  野  忠  利 委員
17番   浅 野 目  幸  一 委員

◎欠席委員(なし)
◎説明のため出席した者の職氏名
土 田 正 剛
市      長

石 山 泰 博
教  育  長
武 田 庄 一
選挙管理委員会
委  員  長

小 林 文 雄
代表監査委員
工 藤 喜惠治
農業委員会会長

本 間 芳 次
消  防  長
間木野 多加志
副  市  長

半 田   博
総 務 部 長
矢 萩 和 広
市民生活部長

 橋   昇
健康福祉部長
片 桐   崇
経 済 部 長

本 田   剛
ブランド担当部長
滝 口 亮 一
建 設 部 長
兼 水 道 部 長

今 野 和 行
会計管理者
古 谷 利 明
教 育 次 長

石 垣 裕 之
総合政策課長
浅野目   勇
庶 務 課 長
併選挙管理委員会
事 務 局 長

芦 野 耕 司
財 政 課 長
網 干   賢
監 査 委 員
事 務 局 長

菊 池 忠 芳
農 業 委 員 会
事 務 局 長


◎事務局職員出席者職氏名
斎 藤 吉 則
事 務 局 長

安 達 好 浩
事務局長補佐
井 上 正 宏
議事主査
兼議事係長

 村   充
副  主  任
松 山 朋 美
主     事

鈴 木 敬 一
兼 務 書 記
早 坂 康 弘
兼 務 書 記




◎本日審査した案件

 議第80号 平成27年度東根市一般会計補正予算(第4号)
 議第81号 平成27年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
 議第82号 平成27年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
 議第83号 平成27年度東根市介護保険特別会計補正予算(第2号)




  ◎開     会

○佐藤直予算特別委員長 皆さん、ご苦労さまです。ただ今から予算特別委員会を開会します。

  ◎開     議

○佐藤直予算特別委員長 本日の会議に、欠席及び遅刻の届け出はありません。
  したがいまして委員の出席は17名で定足数に達しておりますので、これから、本日の会議を開きます。

  ◎議第80号 平成27年度
   東根市一般会計補正予算
   (第4号)外3件

○佐藤直予算特別委員長 先ほどの本会議におきまして、予算特別委員会に付託なりました議案は、別紙付託表のとおり、議第80号から議第83号までの4議案であります。以上、4議案を一括して議題とします。
  これから、財政課長に補足説明を求めます。
  芦野財政課長。
○芦野耕司財政課長 委員長の指示により補足して説明を申し上げます
  議案書の25ページをお願いいたします。
  議第80号平成27年度東根市一般会計補正予算(第4号)でございます。
  先ほどの本会議で、市長から補正額、それから補正後の予算総額などについて説明がありましたので、私からは事項別明細などを中心に、主なものを説明させていただきます。
  29ページをお願いいたします
  第2表、債務負担行為補正でありますが、7件追加がございます。
  1番目の降霜被害天災対策資金利子補給でございますが、今年4月9日に発生しました、霜被害の対策資金に対する利子補給でありまして、県の制度創設に伴って実施するものでございます。
  2番目のさくらんぼ図書館運営管理事業は、本年度で指定管理期間が満了となることから、新たな債務負担を設定するものでありますが、図書館機能が平成28年9月限りで終了いたしますので、期間を平成28年度までとしてございます。
  3番目の東の杜資料館リノベーション事業は、来年度に基本設計と実施設計を予定しておりましたけれども、今の施設に対する精密診断など、来年度の業務量が多いことから万全を期すために、本年度に契約をして、現地調査など一部業務にも着手していくというものでございます。
  4番目のさくらんぼタント館運営事業、こちらも期間満了に伴う指定管理の更新でございますけども、さくらんぼ図書館が来年9月に業務を終えまして、その後、施設全般にわたる利用目的の見直しなどが予定されていることから、平成28年度、単年度の指定とするものでございます。
  残りの3件、子どもの遊び場、ふれあいセンター及び小田島ふれあい交流館、さくらんぼ保育所、この3つにつきましては、3年ないし5年の指定管理期間が満了となったため、次の5年間の指定管理者を指定するためのものでございます。
  続きまして、30ページ、31ページをお願いいたします。
  第3表、地方債補正でございますが、2件の変更がございます。
  道路橋りょう整備事業の財源として見込んでおりました地方債のうち、交付税措置のない地方債の借り入れ、これを抑制することとしまして、1億円を一般財源に振り替えまして、限度額を1億3,600万円とするものでございます。
  学校施設環境改善交付金事業では、歳出のところで説明いたしますけども、小中学校の天井落下防止対策事業に3,840万円を増額いたしまして、限度額を2億2,330万円とするものでございます。
  続きまして、33、34ページをお願いいたします。
  事項別明細の2歳入でございます。
  第1款の市税におきまして、第2項固定資産税1億7,000万円、第7項都市計画税で2,000万円を決算見込みに基づきまして、それぞれ増額しております。評価替えによる課税標準額の低下幅が予想よりも小さかったこと、企業の設備投資が堅調であったことなどから、償却資産が当初の想定よりも増えたことなどによるものでございます。
  第15款国庫支出金の第2項1目、総務費国庫補助金で、説明欄のところに、地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金、これを2種類合わせて2,296万7,000円新規に計上しております。昨年度、国の経済対策の一環としまして、この交付金が創設されまして、本市でも3月の議会で、昨年度、平成26年度の予算にプレミアム商品券などの予算を計上したところでございますけども、そのうちの地方創生先行型といわれるものの本年度上乗せ交付分でございます。周りの市町村と広域的に取り組むタイプT、それから総合戦略を策定した団体に一律に1,000万円が配られるタイプUの2つがございます。
  35ページ、36ページをお願いいたします。
  下から2番目の第19款第1項1目財政調整基金繰入金ですけども、今回の補正に必要な一般財源、1,313万4,000円を繰り入れることとしております。
  その他歳入につきましては、ほとんどが歳出事業の特定財源でございますので主なものについては歳出のところで説明させていただきます。
  39ページ、40ページをお願いいたします。
  第1款第1項1目議会費で、給料、職員手当等、共済費の人件費に補正がございます。今年4月1日付の人事異動に伴う人件費の調整でございまして、以下同様の増額あるいは減額の人件費補正をしておりますので、あとは省略させていただきます。
  41ページ、42ページをお願いいたします。
  第2款第1項12目、地方バス対策費に54万4,000円を増額しております。路線ですとか運行時刻の変更に要する経費でございます。ここでは4月に開校いたします東桜学館への通学にも配慮した運行計画としているところでございます。
  43ページ、44ページをお願いいたします。
  第2款第4項1目選挙管理委員会費の選挙システム管理事業に267万7,000円を増額しております。選挙権が18歳まで拡大されることに伴うシステム改修経費でございます。
  45、46ページをお願いいたします。
  第3款第1項1目社会福祉総務費の一番下の事業になりますけども、臨時福祉給付金給付事業の償還金・利子及び割引料で443万3,000円の増額がございます。これは昨年度の同じこの事業にかかる国庫負担金の確定に伴う返還金でございます。このようなものが5目の障害者自立支援費においても2件、これ以降も第3款で償還金・利子及び割引料が計上されておりますが、いずれも前年度の精算による返還金でございます。
  7目の老人福祉費で、ヘルスアップ住ま居る事業に185万4,000円を増額しております。昨年度までの軽度生活援助事業のメニューを変更したり、あるいはコーディネーターを置くということで、使いやすさの点でリニューアルをしたということもありまして、当初想定よりも利用が伸びていることから増額をするものでございます。
  47、48ページをお願いいたします。
  第3款第2項2目保育所費におきまして、子どものための教育・保育給付事業に1,581万円を増額しております。本年度からスタートした、子ども子育て支援新制度に基づく市外の認定こども園に通う児童に対する給付でございます。当初の見込みよりも対象者が多いなどの理由で増額をするものでございます。
このページの一番下になりますけれども、第3項2目扶助費では、生活保護扶助事業に7,225万9,000円の増額がございます。このうち、5,102万9,000円が高額医療に要するケースなどが重なるという理由によりまして扶助費の増、そして残りが前年度の国庫負担金の確定に伴う返還金でございます。
  51、52ページをお願いいたします。
  第6款第1項3目農業振興費においてさくらんぼ雨よけ施設整備支援事業で2,155万円を減額しております。県の事業の終了に伴う減額でございます。
その下の元気なトップランナー育成プロジェクト事業は、新しい県の補助事業として3月の定例会の時にも補正予算としてご可決いただきましたが、今回はその追加採択分であります。1事業体に対するものでございます。
その下の、日本一のさくらんぼ名産地生産性向上支援事業、これは天童市と連携しまして、高品質なさくらんぼの生産のため、農業団体等の雨よけテント整備を支援するものでございます。
歳入のところで説明しました、地方創生先行型交付金、240万余を本事業に充てることとしております。雨よけ施設関係では、県の事業の終了と先ほど申し上げましたけども、本事業とそれから補欠の事業によりまして本年度補助を希望している事業体への対応は可能としてございます。
  このページの一番下になりますけども、第7款第1項2目商工業振興費で特産品販路拡大事業、100万円を新たに計上しております。特産品パンフレットを作成して販路拡大につなげるというもので、ここでも地方創生先行型交付金の充当事業にしております。
  53ページ、54ページをお願いいたします。
  第7款第1項3目、観光費で移住体験交流事業、1,055万円を新規に計上しております。この事業も地方創生先行型交付金事業でありまして、河北町と連携して中京圏などの30代、40代をターゲットに移住体験旅行を提供するものであり、全額を交付金で賄うこととしております。
  4目の企業誘致対策費で企業マッチング用データーベース作成事業、490万円を新たに計上しております。こちらも地方創生先行型交付金事業でありまして、市内で操業する製造業中心とした企業、約200社のデータベースを作成いたしまして、これをホームページで公開することで異業種マッチングを促進していくというものでございます。こちらも全額、交付金を充てることにしてございます。
  少し飛びますけれども、57、58ページをお願いいたします。
  第10款第1項2目事務局費で一番下になりますが、教育力向上支援事業、297万5,000円を新たに計上しております。これも地方創生先行型交付金事業であります。9月の補正予算に計上しました教育支援専門員設置事業112万5,000円とあわせて410万円の事業になるんですが、これを組み足してこの交付金を全額充てるということにしております。
総合戦略に掲げる教育力によるひとづくり、まちづくりのための事業でありまして、学力の向上とともに地域と連携した教育活動の充実のために教員免許を持っている方、あるいは教員のOBの方にご活躍をいただくというものでございます。
  59ページ、60ページをお願いいたします。
  第10款第2項3目施設維持費、小学校の施設維持費でありますけども、小学校屋内運動場等天井落下防止対策事業に、705万円を増額しております。この事業につきましては本年度と来年度の2カ年で整備を終える計画でございましたけども、東日本復興特別会計による有利な起債がありまして、これが本年度限りで終了することとなりましたので、財政的な有利さも考えまして、来年度実施予定であった東根小学校の小体育館ほか1施設、これについて本年度に前倒しをして実施するものでございます。国の交付金も当初計上分と同様に確保できる見込みでございます。
  第3項3目の施設維持費、中学校の方の施設維持費でございますが、ここでも中学校屋内運動場等天井落下防止対策事業に7,385万円を増額しております。小学校と同じ理由によりまして、東根市立第一中学校武道場ほか3校6施設の天井落下防止対策を今年度に前倒して実施するものでございます。
  61、62ページをお願いいたします。
  第10款第4項2目、公民館費で神町公民館解体事業550万円を新たに計上しております。この事業も来年度に実施を予定しておりますけれども、4月に新しい公民館がオープンをしましたら、早々に旧施設の解体に着手ができるように実施設計を本年度に行っておくというものでございます。
  4目文化振興費の東の杜資料館イノベーション事業400万円、第2表債務負担行為補正のところで説明しましたとおり、基本設計の契約を本年度中に締結して業務の一部を本年度中に終えるための経費でございます。
  続きまして63ページをお願いいたします。
  議第81号平成27年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)でございます。こちらも事項別明細の主なところを説明させていただきます。
  66ページ、67ページをお願いいたします。
  歳入でございますが、第9款第1項1目、一般会計繰入金を34万7,000円減額しております。4月1日の人事異動に伴う人件費の調整を歳出で行っておりまして、その財源が変動したというものでございます。
  第2項第1目給付基金繰入金を6,472万7,000円増額しております。この今回の補正に要します事務費以外の経費の財源を繰入金で賄うものでございます。
  68ページ、69ページをお願いいたします。
  歳出でございます。第1款第1項1目、一般管理費の総務管理事業、これの減額は人件費の調整でございます。
  第2款以降の主なものとして、第2款第1項2目退職被保険者等療養給付費で2,800万円の追加、第2項1目一般被保険者高額療養費で3,300万円の追加、ほかにもいくつかの歳出科目で増額がございます。4月から7カ月間を経過しまして、執行の実績を踏まえまして今後不足が見込まれる経費について所要額を増額したものでございます。
  続きまして72ページをお願いいたします。
  議第82号平成27年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)であります。こちらも事項別明細の主なところを説明させていただきます。
  75ページ、76ページをお願いいたします。
  順序が逆になりますけど歳出の方から申し上げます。
  第1款第1項1目下水道総務費それから3目の管渠建設費で減額、あるいは増額がございますけども、いずれも4月1日付、人事異動に伴う人件費の調整でございます。下水道関係についてはこれ以外の要件はございません。
  そして歳入ですけども、歳出側の人件費の調整で必要な財源、100万7,000円を一般会計から繰り入れて賄うものでございます。
  続きまして77ページをお願いいたします。
  議第83号平成27年度東根市介護保険特別会計補正予算(第2号)でございます。こちらも事項別明細の主なものを説明させていただきます。
  80ページ、81ページをお願いいたします。
  歳入でございますけれども、歳出の方の側の給付費の増額、減額に伴って財源の変更がございます。
  第3款第1項1目介護給付費負担金、国の負担金でございますけども、これを180万増額しまして、中段にございます第5款第1項1目介護給付費負担金、これは県の負担金ですけども、これを同額180万減額しております。
  84ページ、85ページをお願いいたします。
  歳出でございますけど、第1款第1項1目、一般管理費の減額は、人事異動に伴う人件費の調整による減額と、システム改修の委託料の増額でございます。
中段ですけども第2款第1項5目施設介護サービス給付費を3,600万円減額しております。そしてその下の第5項1目特定入所者介護サービス費を同額の3,600万円増額しております。これは制度改正によりまして、低所得者に対する食事や居住費の保険者側の負担が手厚くなったということがありまして予算に不足が生じる見込みであることから施設介護サービス給付費との間で予算の調整、組み替えを行ったものでございます。
  以上で補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。

  ◎散     会

○佐藤直予算特別委員長 以上で説明を終わります。
  これで本日の日程は全部終了しました。なお本委員会は12月10日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。
  本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。

   午前11時08分 散 会