決　算　特　別　委　員　会　会　議　録
平成２７年９月３日　午前１１時０５分　開　会

　森　　谷　　政　　志　　決算特別委員長　　　　　　今　　野　　　　　孝　　副委員長

◎出席委員（１６名）
　１番　　　片　　桐　　勝　　寿　委員　　　　　　　２番　　　山　　科　　幸　　子　委員
　３番　　　高　　橋　　鉄　　夫　委員　　　　　　　４番　　　白　　井　　健　　道　委員
　５番　　　河　　村　　　　　豊　委員　　　　　　　６番　　　原　　田　　利　　光　委員
　７番　　　髙　　橋　　光　　男　委員　　　　　　　９番　　　今　　野　　　　　孝　委員
１０番　　　加　　藤　　信　　明　委員　　　　　　１１番　　　阿　　部　　綾　　子　委員
１２番　　　髙　　橋　　ひ ろ み　委員　　　　　　１３番　　　清　　野　　貞　　昭　委員
１４番　　　森　　谷　　政　　志　委員　　　　　　１５番　　　佐　　藤　　　　　直　委員
１６番　　　清　　野　　忠　　利　委員　　　　　　１７番　　　浅 野 目　　幸　　一　委員

◎欠席委員（なし）
◎説明のため出席した者の職氏名
土　田　正　剛
市　　　　　　長

石　山　泰　博
教　　育　　長
武　田　庄　一
選挙管理委員会
委　　員　　長

小　林　文　雄
代表監査委員
工　藤　喜惠治
農業委員会会長

本　間　芳　次
消　　防　　長
間木野　多加志
副　　市　　長

半　田　　　博
総　務　部　長
矢　萩　和　広
市民生活部長

髙　橋　　　昇
健康福祉部長
片　桐　　　崇
経　済　部　長

本　田　　　剛
ブランド担当部長
滝　口　亮　一
建　設　部　長
兼 水 道 部 長

今　野　和　行
会計管理者
古　谷　利　明
教　育　次　長

石　垣　裕　之
総合政策課長
浅野目　　　勇
庶　務　課　長
併選挙管理委員会
事　務　局　長

芦　野　耕　司
財　政　課　長
網　干　　　賢
監　査　委　員
事　務　局　長

菊　池　忠　芳
農 業 委 員 会
事　務　局　長


◎事務局職員出席者職氏名
斎　藤　吉　則
事　務　局　長

安　達　好　浩
事務局長補佐
井　上　正　宏
議事主査
兼議事係長

辻　村　　　充
副　　主　　任
松　山　朋　美
主　　　　　事

鈴　木　敬　一
兼　務　書　記
早　坂　康　弘
兼　務　書　記




◎本日審査した案件

　議第５１号　平成２６年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について
　議第５２号　平成２６年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
　議第５３号　平成２６年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について
　議第５４号　平成２６年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
　議第５５号　平成２６年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
　議第５６号　平成２６年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算認定について
　議第５７号　平成２６年度東根市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
　議第５８号　平成２６年度東根市水道事業会計決算認定について
　議第５９号　平成２６年度東根市工業用水道事業会計決算認定について



　　◎開　　　　　会

○斎藤議会事務局長　本会議に引き続き、大変ご苦労さまです。
　　先ほどの本会議において、議長及び議会選出の監査委員を除く全員で構成する決算特別委員会が設置されました。
　　委員長が互選されるまでの間、委員会条例第10条第２項の規定により、年長の委員が臨時に委員長の職務を行うことになっております。
　　本日出席されている委員の中で、清野貞昭委員が年長の委員でありますので、本日の会議の臨時委員長となります。清野貞昭委員、委員長席へお願いいたします。
〔臨時委員長　登壇〕
○清野貞昭臨時委員長　皆さんご苦労さまです。
　　ただいま臨時委員長に指名されました清野貞昭です。
　　委員会条例第10条第２項の規定により、委員長が互選されるまでの間、臨時委員長の職務を務めさせていただきますのでよろしくお願いします。
ただいまから決算特別委員会を開会します。

　　◎開　　　　　議

○清野貞昭臨時委員長　本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがいまして、委員の出席は16名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

　　◎委員長の互選

○清野貞昭臨時委員長　はじめに委員長の互選を行います。
　　お諮りします。
　　互選の方法については、指名推選により行うこととしますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野貞昭臨時委員長　異議なしと認めます。
　　したがいまして、互選の方法は指名推選により行うことに決しました。
　　次に、指名の方法については臨時委員長が指名することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野貞昭臨時委員長　異議なしと認めます。
　　したがいまして、臨時委員長が指名することに決しました。
　　直ちに指名します。
　　委員長に14番森谷政志委員を指名します。
　　お諮りします。
　　ただいま指名しました森谷政志委員を委員長とすることにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野貞昭臨時委員長　異議なしと認めます。
　　よって森谷政志委員が委員長となりました。
　　この際、お諮りします。
　　今後、決算特別委員会が設置される際は、森谷政志委員を委員長とすることにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野貞昭臨時委員長　異議なしと認めます。
　　よって今後、決算特別委員会が設置される際は、森谷政志委員を委員長とすることに決しました。
　　以上で臨時委員長の職務を終わらせていただきます。ご協力ありがとうございました。
　　ここで委員長と交代のため、暫時休憩します。

午前　１１時０９分　休　憩

午前　１１時１０分　開　議

○森谷政志決算特別委員長　休憩前に引き続き、会議を開きます。
　　ただいま委員長に選任されました森谷政志です。円滑な議事進行に努めてまいりますので、皆様のご協力をお願いいたします。

　　◎副委員長の互選

○森谷政志決算特別委員長　次に、副委員長の互選を行います。
　　お諮りします。
　　互選の方法については、指名推選により行うこととしますが、これにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○森谷政志決算特別委員長　異議なしと認めます。
　　したがって、互選の方法は指名推選により行うことに決しました。
　　次に、指名の方法については委員長が指名することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○森谷政志決算特別委員長　異議なしと認めます。
　　したがいまして、委員長が指名することに決しました。
　　直ちに指名します。
　　副委員長に９番今野孝委員を指名します。
　　お諮りします。
　　ただいま指名しました今野孝委員を副委員長とすることにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○森谷政志決算特別委員長　異議なしと認めます。
　　よって今野直委員が副委員長となりました。
　　この際、お諮りします。
　　今後、決算特別委員会が設置される際は、今野孝委員を副委員長とすることにご異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○森谷政志決算特別委員長　異議なしと認めます。
　　よって今後、決算特別委員会が設置される際は、今野孝委員を副委員長とすることに決しました。

　　◎議題５１号　平成２６年度
　　　東根市一般会計歳入歳出決算
　　　認定について　外８件

○森谷政志決算特別委員長　次に、先ほどの本会議におきまして、決算特別委員会に付託のありました議案は、別紙・付託表のとおり、議第51号から議第59号までの９議案であります。
　　以上９議案を一括議題とします。
　　これから議第51号から議第57号までの７議案について、会計管理者に説明を求めます。
　　今野会計管理者。
　　　〔今野和行会計管理者　登壇〕
○今野和行会計管理者　委員長の指示により、議第51号から議第57号までの平成26年度東根一般会計及び特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要をご説明申し上げます。
　　はじめに、提出しております決算関係書類の確認をお願いいたします。お手元の厚い冊子が平成26年度東根市歳入歳出決算書であります。それから平成26年度東根市歳入歳出決算付属資料であります。そして本日説明用資料の平成26年度東根市歳入歳出決算概要説明資料であります。
　　それでは、決算書に基づき進めてまいりますが、説明は決算概要説明資料で行いますのでよろしくお願いいたします。
　　概要説明資料１ページ、決算書は４ページをお願いいたします。資料Ｎｏ．１、決算の概況であります。（１）は一般会計ほか特別会計６会計の歳入歳出決算総括表であります。
　　はじめに、歳入についてでありますが、一番上の表をご覧ください。歳入比較表であります。歳入の平成26年度の決算額は292億2,928万5,868円で、平成25年度と比較しますと９億1,282万6,211円の増となっております。次の表が歳出の比較表であります。歳出につきましては、平成26年度決算額は284億2,078万585円で、平成25年度と比較しますと９億1,543万5,203円の増となっております。この結果、歳入歳出差引残高は８億850万5,283円となったものであります。
　　次に（２）の決算統計から見た財務分析の推移であります。平成26年度の各財政指標で経常収支比率は88.6％、実質収支比率が6.7％、財政力指数は0.577、公債費比率は13.4％となったところであります。
　　次に説明資料２ページをお願いいたします。資料Ｎｏ．２、各会計の決算収支の状況であります。
　　一般会計の歳入は190億6,020万6,267円で、歳出は182億8,109万2,101円となったところであります。そしてこの歳入歳出差引は７億7,911万4,166円となっております。そのうち4,296万円が翌年度への繰り越し財源でありますので、平成26年度の実質収支はこれを差し引いた７億3,615万4,166円となっております。また、平成26年度の実質収支から平成25年度の実質収支を差し引いた実質収支の増減は3,080万4,332円の減となっております。以下、国民健康保険特別会計から後期高齢者医療特別会計の６会計を含めた実質収支は７億6,554万5,283円となり、前年度と比較しますと2,106万2,992円の減となっております。
　　次に説明資料３ページ、４ページをお願いいたします。
　　この資料Ｎｏ．３に記載しておりますのは、歳入歳出における決算規模の状況であります。一般会計と特別会計で、平成26年度決算額を平成25年度決算額と比較し記載したものであります。説明の方は省略させていただきます。
　　次に説明資料５ページ、決算書は８ページをお願いいたします。
　　資料Ｎｏ．４、各会計における歳入歳出決算状況であります。ここから議案に沿って、各会計の決算についての概要をご説明申し上げます。
　　最初に議第51号　平成26年度東根市一般会計歳入歳出決算認定についてであります。
　　一般会計の歳入をご説明いたします。
　　第１款市税の収入済額は66億1,007万6,017円で、前年度に比べ４億3,780万6,648円の増となっております。また、不納欠損額は1,697万9,497円で、収入未済額は２億9,274万990円と前年度より大幅な減となったところであります。
　　次に項目別に見ますと、第１項市税の収入済額は29億4,636万5,258円で、前年度に比べ４億4,378万3,875円の増で、１目個人市民税についてはほぼ前年度並みで、２目法人市民税は市内企業の申告納税が上がったことにより、前年度に比べ大幅な増となったところであります。
　　またそのほかの市税は、第２項固定資産税から第６項入湯税のうち第３項軽自動車税以外の税はいずれも減となっております。
　　次に説明資料６ページ、上段第７項都市計画税の収入済額は３億8,689万3,716円で、前年度に比べ482万2,264円の増となったところであります。
　　第２款地方譲与税の収入済額は１億4,581万9,001円で、前年度に比べ371万1,999円の減で、次に第６款地方消費税交付金の収入済額は５億3,955万8,000円で、前年度に比べ8,988万3,000円の増となり、第11款地方交付税の収入済額は43億2,789万円で、前年度に比べ２億4,147万3,000円の増となっております。この増の要因は、平成25年度の法人税の徴収課税対象にかかわって交付税が増となったものであります。
　　説明資料の７ページをお願いいたします。
　　第13款分担金及び負担金の収入済額は２億2,504万7,817円で、前年度に比べ854万2,514円の増となっております。不納欠損額の１万4,400円は保育所運営費保護者負担金で、収入未済額は263万4,940円であります。
　　第14款使用料及び手数料の収入済額は１億3,747万6,400円で、不納欠損額の13万580円は児童センター使用料で、収入未済額は130万1,965円であります。
　　次に第15款国庫支出金21億5,689万2,429円と、第16款県支出金11億7,913万4,636円は前年度に比べ減となっております。
　　次に説明資料の８ページをお願いいたします。
　　第17款財産収入の収入済額が１億5,078万5,511円で、前年度に比べ大幅な増であります。増の主なものは山形県立東桜学館中高用地と東根市東根中央運動公園用地の土地交換差金などが収入となったものです。
　　第18款寄附金の収入済額は１億6,953万3,721円で、前年度に比べ１億6,882万5,936円の増となっております。増の主なものはふるさとづくり寄附金が大幅に伸びたものです。
　　第21款諸収入の収入済額は６億1,194万9,201円で、前年度に比べ131万4,004円の増となっております。この増は延滞金、加算金及び過料の増が主なもので、内容は市内企業の法人市民税が租税条約に基づく徴収猶予を解かれ、納付があったことによりこの税金にかかる延滞金も納付されたことによるものです。収入未済額の191万4,784円は学校給食費保護者負担金などであります。
　　第22款市債は18億8,200万円で、前年度に比べ１億6,320万円の増となっております。増の主なものは東部子育てサポートセンター整備事業の福祉施設整備事業債や社会体育施設整備事業債などの増であります。
　　以上の結果、歳入合計は収入済額が190億6,020万6,267円で、不納欠損額は1,712万4,477円、収入未済額は２億9,859万2,679円であります。
　　次に説明資料９ページ、決算書は14ページをお願いいたします。一般会計の歳出であります。
　　はじめに、第１款議会費の歳出済額は１億8,844万8,247円で、前年度に比べ465万2,008円の増となっております。
　　第２款総務費の支出済額は20億2,147万3,905円で平成25年度に比べ３億1,470万8,640円の増となっております。この増の主なものは基金管理事業のふるさと基金積立金と市民バス運行事業などであります。翌年度繰越額の2,460万1,000円は総務管理費の総合戦略策定事業、定住促進事業、空き家コンシェルジュ事業であります。
　　第３款民生費56億1,977万7,217円は前年度に比べ５億7,172万1,314円の増となっております。増となりました主な事業は、社会福祉費の臨時福祉給付金給付事業や児童福祉費の東部子育てサポートセンター整備事業などであります。
　　次に説明資料10ページをお願いします。
　　第４款衛生費、13億6,213万4,848円は前年度に比べ4,183万250円の減であります。減の主なものは保健衛生費の北村山公立病院組合事業の負担金等であります。
　　次に第７款商工費の支出済額は６億1,167万1,264円で、前年度に比べ8,576万8,635円の減となっております。減の主な事業はさくらんぼ東根駅西口駐車場用地取得事業などであります。翌年度繰越額の１億円はI love HIGASHINE応援事業と企業奨励補助事業であります。
　　第８款土木費の支出済額は22億4,684万9,840円で、前年度に比べ２億442万8,912円の減となっております。減となりました主な事業は、地方道路防災減災事業などであります。翌年度繰越額の２億1,105万2,000円は都市計画費の神町地区都市防災推進事業であります。
　　次に説明資料の11ページをお願いします。
　　第９款消防費の支出済額は６億7,467万3,634円で、前年度に比べ２億6,654万6,576円の減となりました。この減の主な事業は、消防救急デジタル無線整備事業などであります。
　　第10款教育費28億8,565万1,951円は前年度に比べ７億4,450万7,801円の増であります。増の主な事業は、教育総務費の市立小中学校建設基金積立事業や保健体育費の社会体育施設整備事業などが増となっております。翌年度繰越額の7,266万円は社会教育費の集会施設等開設整備事業と保健体育費の社会体育施設整備事業であります。
　　第11款災害復旧費は皆減となっております。
　　以上の結果、歳出合計は182億8,109万2,101円となったところであります。また歳入歳出差引残額は７億7,911万4,166円であり、翌年度繰越額は４億831万3,000円であります。
　　資料の12ページ、決算書の20ページをお願いいたします。ここからは特別会計になります。
　　議第52号　平成26年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について、ご説明申し上げます。
　　歳入でありますが、第１款国民健康保険税の収入済額は11億4,332万3,935円で、前年度に比べ3,233万3,545円の減となりました。不納欠損額は2,192万6,207円で、収入未済額は１億9,493万9,579円であります。
　　このほか歳入の主なものは、第３款国庫支出金、第６款前期高齢者交付金などで、歳入合計は44億8,262万6,541円となり、不納欠損額は2,192万6,207円、収入未済額は１億9,497万7,832円であります。
　　説明資料の13ページ、決算書の24ページをお願いいたします。
　　歳出の主なものは、第２款保険給付費の29億653万5,421円で、前年度に比べ１億5,835万2,217円の減や、第３款後期高齢者支援金等の６億705万1,285円などで、歳出合計は44億6,693万602円、歳入歳出差引残額は1,569万5,939円となったところであります。
　　次に説明書資料14ページ、決算書の30ページをお願いいたします。
　　議第53号　平成26年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算についてであります。
　　歳入は第１款財産収入及び第３款繰越金で、歳入合計は152万1,023円で、歳出は第１款総務費の81万8,486円で、歳入歳出差引残額は70万2,537円となったところであります。
　　次に説明資料の15ページ、決算書の36ページをお願いいたします。
　　議第54号　平成26年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算についてであります。
　　歳入の主なものは、第２款使用料及び手数料の６億3,551万7,399円で、前年度に比べ1,765万6,747円の増であります。そして第４款繰入金と第７款市債などを含めた歳入合計は、20億4,177万8,550円であります。不納欠損額は572万6,194円、収入未済額は1,635万221円であります。
　　次に資料の16ページ、決算書の38ページをお願いいたします。
　　歳出は第１款公共下水道事業費の11億2,078万2,351円で、前年度に比べ296万9,794円の増で、第２款公債費９億2,091万4,933円は1,265万3,795円の減となり、歳出合計は20億4,169万7,284円で、歳入歳出差引残額は８万1,266円となりました。
　　次に資料の17ページ、決算書の42ページをお願いいたします。
　　議第55号　平成26年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算についてであります。
　　歳入の主なものは、第１款介護保険料や第３款国庫支出金、そして第４款の支払基金交付金などで、歳入合計は32億870万4,687円となったところであります。不納欠損額は50万7,626円、収入未済額は337万6,039円であります。
　　次に資料の18ページの歳出で主なものは、第２款保険給付費の30億7,207万4,724円であり、支出額全体の95.75％となっております。歳出合計は32億839万5,037円で、歳入歳出差引残額は30万9,650円となりました。
　　次に資料の19ページ、決算書の48ページをお願いいたします。
　　議第56号　平成26年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算についてであります。
　　歳入の主なものは、第１款使用料及び手数料で、歳入合計は570万8,065円であります。歳出は第１款総務費の356万3,790円で、歳入歳出差引残額は214万4,275円となったところであります。
　　次に資料の20ページ、決算書の54ページをお願いいたします。
　　議第57号　平成26年度東根市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についてであります。
　　歳入の主なものは、第１款後期高齢者医療保険料の２億8,655万4,200円で、歳入全体の66.84％を占めております。そして第３款繰入金等を加えた歳入合計は４億2,874万735円となっております。収入未済額は132万4,692円となっております。歳出の主なものは第２款後期高齢者医療広域連合納付金の４億504万3,675円で、歳出全体の96.83％を占め、歳出合計は４億1,828万3,285円となりました。そして歳入歳出差引残額は1,045万7,450円となったところであります。
　　以上、特別会計６会計につきましてご説明申し上げました。詳細は決算書の59ページからの各会計、歳入歳出決算事項別明細書の記載のとおりであります。
　　次に、概要説明資料の21ページ以降は参考資料であります。この資料の21ページから23ページまでは義務的経費や投資的経費といった普通会計における性質別歳出決算の状況を資料Ｎｏ．５として記載しております。説明は省略させていただきますので、よろしくお願いいたします。
　　次に、説明資料24ページをお願いいたします。
　　資料Ｎｏ．６の普通会計における地方債現在高の状況であります。なお、金額の単位は千円となっております。合計欄をご覧ください。平成26年度末地方債現在高は180億6,505万8,000円で前年度より１億690万9,000円の減となっております。
　　次に、資料の25ページをお願いいたします。
　　資料Ｎｏ．７の市税等収入未済額の推移であります。平成26年度収入未済額の合計は５億1,457万5,000円で、前年度より４億6,662万7,000円の減となっております。
　　次に、説明資料の26ページをお願いいたします。
　　資料Ｎｏ．８の市税等不納欠損額の推移であります。平成26年度の不納欠損額の合計は4,528万円で、前年度と比較しますと1,062万7,000円の増となっております。
　　次に、決算書の493ページをお願いいたします。
　　実質収支に関する調書であります。内容につきましては先ほど決算収支の状況で申し上げましたので、説明は省略させていただきます。
　　次に、決算書の501ページをお願いいたします。
　　財産に関する調書であります。公有財産、債権、基金、物品の平成26年度中の推移を記載しております。内容は記載のとおりでありますので説明は省略させていただきます。
　　以上、議第51号から議第57号までの平成26年度東根市一般会計及び特別会計歳入歳出決算につきましてその概要をご説明申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。
○森谷政志決算特別委員長　次に、議第58号及び議第59号の２議案について、水道部長に説明を求めます。
　　滝口水道部長。
　　　〔滝口亮一建設部長兼水道部長　登壇〕
○滝口亮一建設部長兼水道部長　委員長より指示のありました議第58号及び議第59号の２議案につきまして、その概要をご説明いたします。
　　はじめに、議第58号　平成26年度東根市水道事業会計決算認定についてご説明いたします。
　　お手元の東根市水道事業会計決算書の１、２ページをお願いいたします。経営の収支である収益的収入及び支出であります。
　　はじめに収入でありますが、第１款水道事業収益は予算額合計の11億2,614万5,000円に対し、決算額が11億3,585万2,877円となり、予算額に比べ970万7,877円の増となりました。次に支出でありますが、第１款水道事業費用は予算額合計の９億9,215万7,000円に対し、決算額が８億3,957万532円となり、不用額が１億5,258万6,468円となりました。
　　３、４ページをお願いいたします。資産などの収支となる資本的収入及び支出であります。
　　はじめに収入でありますが、第１款資本的収入は予算額合計の６億4,217万5,000円に対し、決算額が４億8,933万6,967円となり、予算額に比べ１億5,283万8,033円の減となりました。次に支出でありますが、第１款資本的支出は予算額合計の14億4,317万560円に対し、決算額が11億5,889万630円となり、不用額が２億8,427万9,930円となりました。
　　なお、表の外に記載しておりますが、資本的収入額が資本的支出額に不足する額６億6,955万3,663円は過年度分損益勘定留保資金３億2,669万424円、減債積立金6,000万円、建設改良積立金２億円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額8,286万3,239円で補てんいたしました。
　　続きまして、別冊の決算概要で主な項目の内容についてご説明いたします。
　　１ページをお願いいたします。
　　収益的収入及び支出であります。はじめに収入でありますが、第１款第１項第１目給水収益は９億4,134万1,395円で、水道料金であり、前年度比98.1％であります。
　　第３目その他営業収益は3,233万4,600円で、下水道使用料徴収事務委託料及び開閉栓手数料などであります。
　　第２項第６目長期前受金戻入益は5,537万1,147円で、公営企業会計制度の改正に伴いまして計上したもので、長期前受金償却相当額であります。収入合計は10億4,579万4,966円となり、前年度比102.6％であります。
　　２ページをお願いいたします。
　　次に支出でありますが、第１款第１項第１目原水及び浄水費は２億2,835万1,613円で、人件費と村山広域水道への受水等であります。
　　第４目業務総係費は１億483万5,016円で、人件費と事務経費であります。
　　第６目資産減耗費は178万3,857円で、構築物等の除却費でございます。
　　第２項第２目雑支出は2,121万8,729円で、特定収入及び非課税収入見合い消費税を費用化したものでございます。
　　第３項第２目過年度分損益修正損は51万8,622円で、過年度分還付金であります。支出合計は８億1,151万8,866円で、前年度比102,8％であります。
　　その結果、収入支出差し引きの純利益は２億3,427万6,100円となったところでございます。その利益剰余金の処分案でありますが、減債積立金に１億8,427万6,100円、建設改良積立金に5,000万円を積み立てするものであります。また公営企業会計制度の改正に伴いまして、資本金へ８億7,669万2,388円を繰り入れするものでございます。なお、この資本金の繰り入れについてでございますけれども、これまで国の補助金等で取得した資産を減価償却してこなかったわけでありますけれども、今回の会計制度の改正によりまして、減価償却を行うこととなったため、これまでの補助金等の減価償却費の累計額を計上したものでございます。また資本の分で不足する額については、これまでは利益剰余金から直接補てんしておりましたが、今回の会計制度の改正によりまして、資本金へ組み入れることとなったため計上したものでございます。
　　３ページをご覧ください。
　　資本的収入及び支出であります。はじめに収入でありますが、第１款第１項第１目企業債は２億3,690万円で、簡易水道統合事業に伴い公営企業等金融機構より借り入れしたものでございます。
　　第６項補助金は１億9,308万円で簡易水道統合事業に伴う国庫補助金であります。
　　第８項負担金は4,456万8,355円で、簡易水道統合事業に伴う一般会計繰出金であります。
　　収入合計は４億8,933万6,967円で、前年度比114.9％であります。
　　次に支出でありますが、第１款第１項第１目建設改良費は10億9,299万5,823円で、配水管布設替工事や簡易水道統合事業に伴う送水管布設工事などでございます。
　　支出合計は11億5,889万630円で、前年度比165.7％であります。
　　以上で水道事業会計の決算について説明を終わらせていただきます。
　　続きまして、議第59号　平成26年度東根市工業用水道事業会計決算認定についてご説明いたします。
　　お手元の東根市工業用水道事業会計決算書の１、２ページをお願いいたします。
　　経営の収支である収益的収入及び支出であります。はじめに収入でありますが、第１款工業用水道事業収益は予算額合計の１億9,833万5,000円に対し、予算額が２億1,018万6,440円となり、予算額に比べ1,185万1,440円の増となりました。
　　次に支出でありますが、第１款工業用水道事業費用は予算額合計の１億8,592万1,000円に対し、決算額が１億3,495万1,547円となり、不用額が5,096万9,453円となりました。
　　３、４ページをお願いいたします。
　　資産などの収支となる資本的収入及び支出であります。収入はありません。
　　次に支出でありますが、第１款資本的支出は予算額合計の２億4,223万4,000円に対し、決算額が２億2,998万1,956円となり、不用額が1,225万2,044円となったところでございます。
　　なお、表の外に記載しておりますが、資本的収入額が資本的支出額に不足する額２億2,998万1,956円は、過年度分損益勘定留保資金6,297万8,390円、建設改良積立金１億5,000万円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,700万3,566円で補てんいたしました。
　　続きまして、別冊の決算概要で主な項目についてご説明をいたします。概要の１ページをお願いいたします。
　　収益的収入及び支出であります。はじめに収入でありますが、第１款第１項第１目給水収益は１億7,218万3,800円で、受水企業の水道料金であり、前年度比95.6％であります。
　　次のその他営業収益から長期前受金戻入益までは記載のとおりでございます。収入合計は１億8,934万8,907円で、前年度比103.9％であります。
　　次に支出でありますが、第１款第１項第１目原水及び浄水費は4,789万2,600円で、各施設の点検委託料や動力費などでございます。
　　第２目配水及び給水費は1,639万2,949円で、人件費や賃借料などでございます。
　　次の業務総係費から予備費までは記載のとおりでございます。
　　支出合計は１億3,111万9,225円で、前年度比105.2％であります。その結果、収入支出の差し引きの純利益は5,822万9,682円となりました。
　　２ページをお願いいたします。
　　次に利益剰余金の処分案でありますが、利益剰余金は建設改良積立金に全額を積み立てする金額であります。また公営企業会計制度の改正に伴い、資本金へ１億5,000万円を組入れするものであります。なお、この資本金への繰り入れについては資本の分で不足する額をこれまでは利益剰余金から直接補てんしておりましたが、今回の公営企業会計制度の改正に伴いまして、資本金へ繰り入れすることとなったために計上したものでございます。
　　続きまして、資本的収入及び支出についてであります。
　　収入はありません。次に支出でありますが、第１款第１項第１目建設改良費は２億2,954万8,141円で、野田シタ水源地電気機械設備更新工事などであり、前年度96.8％であります。支出合計は２億2,998万1956円となり、前年度比96.8％であります。
　　以上で工業用水道事業会計の決算について、説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○森谷政志決算特別委員長　以上で説明を終わります。
　　これで本日の日程は全部終了しました。
　　なお、本委員会は９月11日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。
　　本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。

　　　午前１１時５４分　散　会