第1回東根市議会定例会

平成26年2月28日 午後1時00分 開 会

 浅 野 目  幸  一  予算特別委員長      加  藤  信  明  副委員長


◎出席委員(16名)
 1番   河  村     豊 委員       2番   原  田  利  光 委員
 3番   高  橋  光  男 委員       4番   細  矢  俊  博 委員
 5番   今  野     孝 委員       6番   大  場  英  雄 委員
 7番   浅 野 目  幸  一 委員       8番   加  藤  信  明 委員
 9番                      10番   阿  部  綾  子 委員
11番   高  橋  ひ ろ み 委員      12番   清  野  貞  昭 委員
13番   森  谷  政  志 委員      14番   奥  山  重  雄 委員
15番   秋  葉  征  士 委員      16番   青  柳  安  展 委員
17番   佐  藤     直 委員

◎欠席委員(なし)

◎説明のため出席した者の職氏名
                                 教育委員会
土 田 正 剛  市     長        石 山 泰 博
                                 委  員  長
         選挙管理委員会
奥 山   元                 小 林 文 雄  代表監査委員
         委  員  長
八 島 一 夫  農業委員会会長        黒 田   長  消  防  長
椎 名 和 男  副  市  長        高 橋 一 郎  教  育  長
間木野 多加志  総 務 部 長        菊 池 修 明  市民生活部長
塩 野 康 二  健康福祉部長         本 田   剛  経 済 部 長
         建 設 部 長
滝 口 亮 一                 片 桐 秀 男  会計管理者
         兼水道部長
半 田   博  教 育 次 長        古 谷 利 明  総合政策課長
         庶 務 課 長
高 橋   昇  併選挙管理委員会       森 谷   健  財 政 課 長
         事 務 局 長
         監査委員                    農業委員会
網 干   賢                 原 田 光 茂
         事務局長                    事務局長

◎事務局職員出席者職氏名
杉 浦 宗 義  事 務 局 長        安 達 好 浩  事務局長補佐
井 上 正 宏  議  事 係 長        辻 村   充  主     事
児 玉 由希実  主     事        鈴 木 敬 一  兼務書記
牧 野 美和子  兼務書記


◎本日審査した案件

 議第20号 平成26年度東根市一般会計予算
 議第21号 平成26年度東根市国民健康保険特別会計予算
 議第22号 平成26年度東根市東根財産区特別会計予算
 議第23号 平成26年度東根市公共下水道事業特別会計予算
 議第24号 平成26年度東根市介護保険特別会計予算
 議第25号 平成26年度東根市市営墓地特別会計予算
 議第26号 平成26年度東根市後期高齢者医療特別会計予算
 議第27号 平成26年度東根市水道事業会計予算
 議第28号 平成26年度東根市工業用水道事業会計予算

◎開     会

○浅野目幸一予算特別委員長 皆さん、ご苦労さまです。
 本会議に引き続き、ただいまから予算特別委員会を開会します。

◎開     議

○浅野目幸一予算特別委員長 本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、委員の出席数は16名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

◎議第20号 平成26年度東根市一般会計予算外8件

○浅野目幸一予算特別委員長 先ほどの本会議におきまして予算特別委員会に付託なりました議案は、議第20号から議第28号までの9議案であります。以上、9議案を一括して議題とします。
 これから議第20号から議第26号までの7議案について、財政課長に補足説明を求めます。森谷財政課長。

   〔森谷 健財政課長 登壇〕

○森谷健財政課長 委員長の指示により、一般会計と6特別会計当初予算について、東根市一般会計及び特別会計予算書に沿って説明申し上げます。
 はじめに、1ページをお願いします。
 議第20号 平成26年度東根市一般会計予算でございます。
 第1条は、歳入歳出予算総額を175億3,600万円と定めるものです。第2条は、債務負担行為について。第3条は、地方債の借入限度額等の設定について。第4条では、地方自治法に基づき歳出予算を支出する際の一時借入金限度額を20億円と定めるものです。第5条は、給料等の人件費に過不足が生じた場合に同一款内における各項の間の流用ができる規定を定めるものです。
 次に、2ページをお願いします。
 2ページから6ページまでは、第1表 歳入歳出予算で、款項の区分とその区分ごとの予算額を表にしたものです。
 次に、7ページをお願いします。
 第2表 債務負担行為でございます。
 商工業みらい応援利子補給につきましては、市内商工業者が経営基盤の安定化と設備の近代化を図るための融資に対する利子補給を実施するために、そして次の排水設備等設置改造資金利子補給は、東部地区の特定地域に対する合併処理浄化槽設置に対する市独自のかさ上げ補助を行うにあたり、排水設備等の改造資金の融資に対し利子補給を行うために、それぞれ債務負担行為の設定を行うものであります。次の農業経営基盤強化資金利子助成は、融資に対して後年度に利子補給を行うものであります。
 なお、これまでに債務負担行為を設定した事項については、後ろの方の176ページから183ページまでの調書に記載しております。
 次に、8ページをお願いいたします。
 第3表 地方債につきましては、福祉施設整備事業から臨時財政対策債までの市債の限度額、起債の方法等について設定するものです。限度額の合計は17億4,750万円となります。
 なお、平成25年度末の事業別地方債の現在高及び平成26年度末における現在高の見込額等につきましては、184・185ページの調書に記載しております。
 平成26年度中の増減見込額では、元利償還が起債額を上回りますことから、平成26年度末では平成25年度末の残高よりも減る見込みでございます。
 12ページをお願いいたします。
 2.歳入の主なものについて説明いたします。
 第1款市税第1項市民税のうち1目個人では、雇用環境に回復基調が見られること等から、前年度比2.4%増の17億8,200万円を、2目法人でも、景気回復の兆しがあることから、前年比18.7%増の7億5,000万1,000円を、それぞれ計上するものでございます。第2項1目固定資産税は、土地評価の下落修正等に伴い、土地分については前年度比マイナスですが、家屋及び償却資産についてはプラスと見込み、1.7%増の26億9,800万円を計上しております。第3項1目軽自動車税は、前年度比7.1%増の1億601万円でございます。
 14ページをお願いいたします。
 第4項たばこ税については、決算見込み等から、前年度比2.1%増の3億2,370万円を計上いたしました。第7項都市計画税でも、家屋分の増を見込み、1.4%増の3億7,110万円を計上しております。
 16ページをお願いいたします。
 第2款地方譲与税第1項自動車重量譲与税、第2項地方揮発油譲与税及び第3項航空機燃料譲与税については、合計で前年比11%減の1億5,400万円を計上しています。
 18ページをお願いします。
 第6款地方消費税交付金は、消費税率8%への引き上げに伴い増額を見込みますが、事業所からの納付時期等を考慮して、18.9%増の5億3,500万円を計上いたしました。
 第8款自動車取得税交付金は、消費税率引き上げに伴い自動車取得税が5%から3%になることなどから、55.6%減の2,000万円を計上しています。
 第10款地方特例交付金は、個人市民税の住宅ローン控除に伴う減収補てん分を見込み、前年同額の3,000万円計上です。
 20ページをお願いいたします。
 第11款地方交付税では、地方消費税交付金や市税の増に見合う分の減額、国の地方財政対策による交付税総額の減額、その一方で、臨時財政対策債振替額が減ることに伴う交付税の増額、法人市民税徴収猶予による交付税減額分の回復による増などを見込みまして、前年比で4%増の40億3,500万円を計上いたしました。
 第13款分担金及び負担金、次のページからの第14款使用料及び手数料につきましては、前年度までの歳入実績を勘案してそれぞれ歳入額を計上しております。
 24ページをお願いいたします。
 第15款国庫支出金第1項1目民生費国庫負担金では、1節社会福祉費負担金の障害者自立支援給付費負担金、障害者自立支援法に伴う障がい者の日常生活を支援する給付費負担金として、9.6%増の2億1,037万6,000円を計上。5節生活保護費負担金は、前年比3.7%の2億879万7,000円を計上いたしました。
 26ページをお願いします。
 第2項1目総務費国庫補助金では、社会保障・税番号制度に係るシステム整備費補助金で1,440万円の増。2目民生費国庫補助金では、1節の臨時福祉給付金給付事業費補助金で1億4,812万5,000円の増。2節の子育て世帯臨時特例給付金給付事業費補助金で5,815万円の増などにより、2目としては1億9,995万9,000円の増額計上です。4目土木費国庫補助金では、2節都市計画費補助金において都市防災推進事業費補助金、これは神町地区に防災まちづくり拠点施設であります神町公民館を整備するもので、1,750万円の増。5目教育費国庫補助金では、2節小学校費補助金において地震補強事業で9,452万5,000円、防災機能強化で5,491万8,000円の増でございます。
 次ページ、28ページをお願いします。
 4節社会教育費補助金の都市再生整備計画事業費補助金で1億934万4,000円の増額などがございます。
 第16款県支出金ですが、第1項1目民生費県負担金の増額は、1節社会福祉負担金の保険基盤安定負担金(国民健康保険)などの増額によるものでございます。
 30ページをお願いします。
 第2項2目民生費県補助金では、2節児童福祉費補助金の説明欄一番下に放課後児童クラブ設置促進事業費補助金1,433万6,000円とありますのは、東部子育てサポートセンター関係でございます。
 32ページをお願いします。
 3目衛生費県補助金の1節保健衛生費補助金の一番下の項目、夜間救急医療体制整備推進事業費補助金210万1,000円は、土曜日の夜間診療への補助金でございます。4目労働費県補助金は、平成26年度新規の緊急雇用創出事業5つの事業への補助金で、3,230万円を見込んでおります。5目農林水産業費県補助金の1節農業費補助金のうち、上から7行目のさくらんぼ高生産性施設整備支援事業費補助金は、1,558万6,000円増の2,521万1,000円。2つ下の青年就農給付金(経営開始型)事業費補助金は、2,529万3,000円増の5,022万5,000円を計上いたしました。6目土木費県補助金では、1節道路橋りょう費補助金の空港周辺環境整備対策事業費補助金が1,050万円増の1,175万円を見込むものの、次ページになります、34ページ、4節で住宅費補助金において住宅リフォーム総合支援事業費補助金2,000万円を減額したことから、6目全体では前年比908万8,000円の減額としております。8目教育費県補助金では、3節学校給食事業費補助金で約330万円減などによりまして、8目全体では606万7,000円の減額としております。第3項1目総務費委託金では、国勢選挙委託金の減等により1,294万2,000円減で計上しています。
 36ページをお願いします。
 第3項1目5節の統計調査費委託金では、農林業センサス事業委託金470万6,000円の増、経済センサス基礎調査事業委託金で248万8,000円の増などがございます。
 38ページをお願いします。
 第17款財産収入2項1目不動産売払収入では、中高一貫校予定地と東根工業校用地などとの交換に伴う差額1億4,200万円。これは、土地売払収入とみなされるためのここへの計上でございます。
 第18款寄附金1項1目総務費寄附金では、さくらんぼ等の市内特産品を贈ることでふるさと納税制度による寄附が増えると想定し、340万円増額するものでございます。
 第19款繰入金2項1目財政調整基金繰入金は、前年度比2億257万円減として計上しております。
 40ページをお願いいたします。
 第21款諸収入3項2目中小企業融資資金貸付金元利収入は、産業立地促進資金融資事業に係る回収金として1億8,980万円を計上いたしました。
 42ページをお願いします。
 第4項5目給食事業収入ですが、食材の値上がりや消費税引き上げによりまして給食費1食当たり10円の増額を予定することから、1,225万6,000円の増額としております。
 第22款市債第1項1目民生債は、東部子育てサポートセンターで1億3,950万円を増額し、3目土木債では、都市防災施設整備事業債の増額はあるものの、一方で、道路新設改良事業(単独)等に係る道路橋りょう事業債の減などがございましたので、1億4,030万円の減額計上です。
 44ページをお願いします。
 5目教育債は、1節小学校債が耐震改修事業により大幅増、2節社会教育債が社会体育施設整備による皆増のため、5目として2億9,210万円増の計上でございます。
 46ページをお願いします。
 ここから、3.歳出になります。
 第1款議会費では、議会事業、議会だより発行、議員研修、政務活動費交付の各事業を継続して計上する中で、共済費の増額や東京便2便化等に対応した旅費の計上などによりまして、前年度比764万1,000円増の1億9,586万3,000円を計上しております。
 48ページをお願いします。
 ここから第2款総務費ですが、このページはほぼ前年同様ですので、50ページの方をお願いいたします。
 第1項2目広報広聴費の説明欄の一番下、市勢要覧作成事業112万9,000円は、4年ごとに作っております関係でこのたびは新規計上でございます。4目財産管理費では2,678万4,000円の増額ですが、53ページをお願いいたします。説明欄の2行目に使用料及び賃借料で約500万円の減、その下の備品購入費で約2,000万円の増です。これは、一般の公用車について、地元経済効果等を期しましてリース方式から買い取り方式に切り替えていくのですが、更新時期の関係で平成26年度は更新が8台と平年より多いことから、使用料と購入費を合わせた額が大きくなっているものでございます。庁舎管理事業では、庁舎入り口の看板修繕工事などもございまして約500万円増で、9,151万5,000円を計上しています。
 次に、5目企画費ですが、次の55ページをお願いいたします。5目の中ほどの交流事業ですが、新得町友好都市締結20周年記念事業などによりまして約280万円増の446万6,000円を計上。ともに築く地域未来創造事業では、各区公民館の備品購入なども対象にするなど拡充を図りまして、170万円増の675万円を計上。定住促進事業は、前年同額の1,000万円で継続するものでございます。
 56ページをお願いいたします。
 8目交通安全対策費では、交通安全対策事業の中に運転免許証を自主返納をした65歳以上の方に、1回限りではございますがタクシー券を交付する事業を追加しております。9目空港対策費は、山形空港利用拡大推進協議会負担金を増額。また、東根市山形空港利用促進協議会負担金を新規に計上しまして、約800万円増の927万3,000円としております。
 58ページをお願いします。
 11目市民生活費では、防犯事業の公衆街路灯LED化改修事業費補助金として1,402万1,000円を計上し、12目地方バス対策費では、市民バス1台を更新するなどのため備品購入費に2,193万円を計上しております。
 60ページをお願いいたします。
 13目プロジェクト推進費では、公益文化施設整備に係るアドバイザリー業務委託の継続や既存施設の移設などで、1,995万2,000円を計上しております。14目空き家等対策費は、先の12月定例会で平成25年度予算110万円を補正いただいたものでございますが、平成26年度は252万7,000円を計上しております。
 飛びまして64ページをお願いいたします。
 第3項1目戸籍住民基本台帳費では、戸籍電算システムの再リースなどによりまして戸籍住民基本台帳事業で約1,500万円減、神町北部の住居表示事業終了によりまして住居表示事業は約460万円減、1目全体で1,713万2,000円の減額計上でございます。
 次に、66ページから第4項の選挙費ですが、68ページをお願いいたします。
 3目選挙執行費では、国勢選挙の分が減額ですが、東根市長選挙及び東根市議会議員補欠選挙事業などによりまして3,999万3,000円を計上しております。
 70ページをお願いいたします。
 第5項2目基幹統計費では、説明欄で2番目の全国消費実態調査事業から経済センサス基礎調査事業までの4事業が新規事業でございます。
 次に、72ページをお願いします。
 第6款監査委員費は、ほぼ前年同様でございます。
 74ページをお願いいたします。
 第3款民生費1項1目社会福祉総務費では、一番下の臨時福祉給付金給付事業1億4,812万5,000円が新規事業で、これは消費税率引き上げに伴う低所得者対策として、市民税非課税者1人に1万円などを給付する事業でございます。
 76ページをお願いします。
 2目社会福祉施設費ですが、さくらんぼタントクルセンターの維持管理や運営管理の委託、それから、昨年オープンしたあそびあランドの運営委託を引き続き実施していきます。
 78ページをお願いします。
 5目障害者自立支援費では、障がい者の日常生活を支援するため、介護給付事業など各種事業について所要額を計上しておりますが、扶助費が増えております。
 80ページをお願いいたします。
 老人福祉費では、老人クラブ活動助成事業などがございますが、次の82ページをお願いいたします。シルバー人材センター事業では、運営費補助で200万円増の1,050万円。4つ下の軽度生活援助事業は、高齢者世帯の雪片づけなどですが、88万円増の228万4,000円など、それぞれ所要額を計上しております。
 84ページをお願いします。
 説明欄の2つ目、高齢者社会参加促進事業は、運転免許のない高齢者に対するタクシー費用の助成を行う「おでかけさぽーとタクシー事業」ですが、平成26年度より、条件付ではございますが80歳以上であった対象者を70歳以上までに拡大して、1,164万8,000円を計上しております。
 86ページをお願いいたします。
 第2項1目児童福祉総務費では、7,070万4,000円の増額です。
 88ページをお願いいたします。
 説明欄一番上の子育て世帯臨時特例給付金給付事業、消費税引き上げに伴う子育て世代の負担軽減策として、児童手当受給者に対し児童1人当たり1万円を給付するもので、5,815万円の新規計上でございます。
 3目児童館費では1,434万1,000円の増ですが、90ページをお願いいたします。説明欄中ほどの放課後児童健全育成事業8,659万6,000円、これは学童保育を委託しているものですが、1,450万円ほどの増額でございます。
 92ページをお願いいたします。
 5目児童福祉施設費では、児童福祉施設維持事業で保育所等の耐震診断を行うためなどで、約1,200万円増の2,687万8,000円。それから、(仮称)東部子育てサポートセンター整備事業では、建築工事や備品購入等がございます。6目医療給付費では、中ほどの子育て支援医療給付事業1億1,200万円と、ひとり親家庭等医療給付事業2,566万4,000円が県事業ですが、ほかの4つの市単独事業でこれらを補うことで子育てをさらに支援しているもので、それぞれ所要の経費を見積もり、6目全体で2億4,084万4,000円を計上しています。
 94ページをお願いします。
 第3項生活保護費2目扶助費では、生活保護扶助事業の増により、前年比1,002万2,000円増の2億8,256万1,000円を計上しております。
 次に、96ページをお願いします。
 第4款衛生費第1項1目保健衛生総務費では、北村山公立病院組合事業の負担金の(経常分)が追加部分の減で約4,000万円減、同じ負担金の下の行ですが、(交付税算入分)が電子カルテ償還終了などで約4,000万円減、その他各事業見積もりの結果、1目全体として7,081万7,000円減の6億2,157万円でございます。
 98ページをお願いいたします。
 前ページに引き続き1目ですが、幸せパスポート事業4,181万2,000円。これは従来の妊婦健診事業に妊娠届け出前の健診助成を追加し、事業名を親しみやすく改めたものでございます。2目予防費ですが、これまでの実績等をもとに所要額を見積もり、1億586万7,000円としたものでございます。
 3目環境衛生費ですが、100ページをお願いいたします。3目の一番下に再生可能エネルギー導入地方公共団体支援基金活用事業2,518万円とありますが、平成26年度はタントクルセンターへの設置を予定しております。
 102ページをお願いいたします。
 6目休日診療所運営事業費ですが、毎週土曜日に3時間ほどの夜間診療を施行する経費等をここに含んでおり、6目として427万円増の1,417万円計上です。7目健康増進事業費では、がん検診事業において特定健診義務化となります40歳に到達した方の自己負担を無料化することで、受診率向上に努めます。
 104ページをお願いします。
 同じ1項7目ですが、スマイル健診事業395万6,000円。これも受診率向上による健康維持を期するもので、30歳代の方の特定健診や、がん健診の一部を負担する新規事業でございます。第2項1目清掃総務費では、東根市外二市一町共立衛生処理組合事業4億1,968万9,000円ですが、負担金の(経常分)が消費税引き上げや、し尿処理施設改造により約5,000万円増、同じ負担金の(交付税算入分)が、下釜最終処分場の起債償還終了などで約1,500万円減、その他各事業見積もりの結果、1目全体で3,507万9,000円減の4億2,335万円の計上でございます。
 106ページをお願いいたします。
 第5款労働費1項2目の緊急雇用創出事業費ですが、新規事業としてインバウンドコーディネーター育成事業から、おもてなし向上プログラム実施事業までの5つの事業を予定しています。いずれも地域の多様な人づくりを通した雇用拡大などを目的とするものです。
 108ページをお願いします。
 第6款農林水産業費第1項1目農業委員会費は、所要額の積算の結果、前年とほぼ同額でございます。
 3目農業振興費ですが、110ページをお願いいたします。説明欄一番下の人・農地プラン推進事業では、約2,800万円増の5,312万7,000円を計上しています。
 112ページをお願いします。
 3目一番下の佐藤錦生産環境整備事業1,876万6,000円ですが、さくらんぼ受粉環境の整備を主とするもので、マメコバチ、葦受粉樹苗木の購入などに農協分と合わせて2分の1を補助する新規事業です。
 114ページをお願いいたします。
 地籍調査事業費は680万円減の270万円計上です。
 116ページをお願いいたします。
 8目水田農業経営確立対策費では、戸別所得補償制度推進事業にかわりまして経営所得安定対策事業として516万1,000円を計上しています。
 118ページをお願いいたします。
 第2項2目林業振興費ですが、鳥獣保護及び有害鳥獣事務事業では新たに新規狩猟免許取得負担金18万円を計上し、狩猟免許保持者の確保を目指します。
 次に、一枚飛びまして122ページをお願いいたします。
 第7款商工費1項1目商工総務費では、東根駅駐輪場整備の終了などで701万4,000円の減で、2目商工業振興費では、一番下の商業活性化事業1,000万円が新規事業です。商店街や各店舗の魅力、集客力向上を目指に、ソフト事業、共同施設整備などに対して補助するものでございます。
 124ページをお願いいたします。
 2目の住まい応援事業4,000万円は、前年までの住宅・新築リフォーム支援事業をもとにエコキュートなど対象を拡大した事業でございます。次の3目観光費としては、さくらんぼ東根駅西口の用地買い戻し終了などによりまして6,049万1,000円の減ですが、観光事業では、委託料が中央区の江戸バスラッピング広告などにより約840万円増の942万5,000円、下の方の果樹王国ひがしねグルメイベント実行委員会負担金1,000万円や、その下のHigashine Sweets Club負担金156万7,000円の新規事業。それから、白水川ダム公園キャンプ場管理事業では、滑り台とトイレの撤去工事で550万8,000円を計上してございます。
 126ページをお願いいたします。
 果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン大会事業では、昨年に引き続き、前年比200万円増の2,500万円を計上しております。ふるさと納税特産品PR事業は、新規で125万円。これは、1万円以上の寄附をいただいた市外の方に果物を中心とした特産品を送付するもので、ふるさと納税制度を利用いたしますが、特産品で本市を全国にPRすることに主眼を置いたものでございます。4目企業誘致対策費では、企業誘致対策事業において大森西工業団地の北側を調査するための委託料600万円が新規計上です。企業奨励補助事業は、市単独の企業支援制度として事業者が工業用設備等を新規取得した場合に固定資産税相当額を補助するもので、前年同額の1億1,000万円計上です。産業立地促進資金融資事業は、工業用設備投資や運営資金の借入れに対し県とともに利子軽減を図る事業で、現段階では企業の借入れ残高が減少すると見込み、約1億1,000万円減の1億8,980万円を計上しております。なお、これは貸付銀行に対する資金運用の形で支援するため、先ほどありました歳入の21款諸収入の科目にて年度末には回収される予定のものでございます。
 128ページをお願いいたします。
 第8款土木費2項1目道路橋りょう総務費は1,657万1,000円の減ですが、130ページをお願いいたします。右上の方にあります県単独・県施行公共事業負担金事業において、一部事業の完了などに伴い約1,600万円減の2,343万9,000円計上でございます。2目道路維持費では、道路維持事業で街路樹伐採等のため350万円増ですが、除雪車更新終了で1,500万円ほど減のため、2目全体では1,141万7,000円の減額計上となっております。
 次に、3目道路新設改良費ですが、132ページをお願いいたします。3目の一番下の公益文化施設関連融雪歩道設置事業900万円は、新規で平成26年度は調査と設計を行うものでございます。
 134ページをお願いいたします。
 第4項都市計画費の2目街路事業費では、神町駅前広場整備事業として駅前のロータリーや駐輪場整備のために4,015万9,000円を計上。その下の神町地区都市防災推進事業として、防災まちづくり拠点施設の実施設計、プール解体等のために5,000万円の計上でございます。その下の本町地区都市再生整備計画フォローアップ事業は、事後評価を国等に提出するための調査で、新規に400万円計上です。
 136ページをお願いいたします。
 5目公園整備費では、大森山公園グラウンドゴルフ場整備事業を引き続き1億円の事業費で、用地買収や補償、造成工事などを行います。
 飛びまして140ページの方をお願いいたします。
 ここから第9款消防費になります。
 1項1目常備消防費では、消防救急デジタル無線整備事業を継続いたしますが、平成26年度はサイレン吹鳴装置や消防団の受令機の整備に9,470万6,000円を計上しております。
 2目非常備消防費ですが、142ページをお願いいたします。消防団雨衣整備事業として、全団員の雨衣を整備するために1,204万円を新規に計上しております。3目消防施設費では、消防施設事業において消防団の消防ポンプ車、小型ポンプ積載車を購入するなどのために約3,000万円増の4,098万7,000円を計上しています。
 144ページをお願いいたします。
 ここから第10款教育費になります。
 第1項2目事務局費では、一番下の私立幼稚園就園奨励事業、私立幼稚園に就園する世帯の負担軽減を目的とするものですが、約720万円増の4,350万5,000円を計上しています。
 146ページをお願いいたします。
 アイジー基金運営事業では、引き続き科学教育等の事業を実施していきます。
 148ページをお願いします。
 4目語学指導費では、英語指導助手を2名から3名に増員するために334万4,000円増額計上しております。
 150ページをお願いいたします。
 第2項小学校費2目教育振興費では、要保護・準要保護児童就学援助事業、経済的理由によって就学困難な児童の保護者に対し援助するものですが、約200万円増の1,292万8,000円の計上です。
 152ページをお願いいたします。
 3目施設維持費では、小学校耐震改修事業、平成26年度は東郷小学校、大富小学校、長瀞小学校の3校で実施するために3億7,894万円を計上しております。
 154ページをお願いいたします。
 第3項中学校費の3目施設維持費は、3,484万4,000円の減になりますが、これは中学校冷房設備等設置事業の終了によるものでございます。
 156ページをお願いいたします。
 第4項社会教育費1目社会教育総務費では、中央区交流事業が約75万円増の128万6,000円ですが、これは中央区との子ども交流として隔年で交互に訪問しておりまして、その関係で平成26年度は中央区が会場になりまして増額でございます。
 158ページをお願いします。
 2目公民館費では、前年同様に各事業を実施してまいります。
 160ページをお願いいたします。
 4目文化振興費では、文化振興事業として映画鑑賞に対する助成費などの追加によりまして160万円ほど増額となります。一番下の公共文化施設整備基金積立事業では、平成28年11月開設に向け、前年より2,000万円多い1億6,301万円の積み立てを予定しております。
 162ページをお願いします。
 第5項保健体育費の2目体育施設費では、社会体育施設整備事業3億236万円ですが、これについては164ページをお願いいたします。東根工業高校跡地を利用しての野球場、市民プール、体育館などを整備する事業で、平成26年度は実施設計、体育館購入、造成工事などを行う予定です。4目学校給食費では、食材の値上がりや消費税引き上げによりまして給食費1食当たり10円値上げを見込みまして、学校給食事業において860万円増の2億4,430万7,000円を計上しています。
 166ページをお願いいたします。
 第11款災害復旧費ですが、農林水産施設、土木施設ともに工事費を見込んでいないため、大幅な減額計上です。第12款公債費は、過年度起債の元金償還が開始されることなどによりまして、前年比4,308万3,000円増の22億3,720万円を計上しております。13款予備費は、前年同額の3,000万円でございます。
 以上で一般会計を終わります。
 次に、特別会計予算について説明申し上げます。
 189ページをお願いいたします。
 議第21号 平成26年度東根市国民健康保険特別会計予算でございます。
 第1条は、歳入歳出予算総額を47億4,400万円と定めるものです。第2条では、一時借入金の限度額を1億5,000万円と定め、第3条では、保険給付費に過不足が生じた場合は同一款内における各項の間の流用ができるとするものでございます。
 196ページをお願いします。
 2.歳入の主なものについてご説明いたします。
 第1款国民健康保険税は、個人所得の増を見込み、前年比0.4%増の11億3,891万1,000円を計上するものです。
 198ページをお願いします。
 第3款国庫支出金から、次のページをお願いいたします。第7款共同事業交付金までは、歳出の保険給付費の見込額などに合わせて歳入額をそれぞれ計上するものでございます。
 202ページをお願いいたします。
 第9款繰入金第1項1目一般会計繰入金ですが、前年はここに4,000万円の特別支援繰入金がありましたが、平成26年度は計上しないこともありまして978万8,000円減の3億466万1,000円を計上しております。
 飛びまして206ページをお願いいたします。
 3.歳出でございます。
 第1款1項総務管理費には、職員人件費、国保連合会負担金などを計上し、第2項徴税費には、賦課徴収に係る所要額を計上しております。
 飛びまして210ページをお願いいたします。
 第2款保険給付費1項療養諸費は、これまでの実績に基づき、対前年比1.9%減の27億7,278万3,000円を計上しています。
 212ページをお願いいたします。
 第3款1項後期高齢者支援金等ですが、次のページ、214ページをお願いします。合計で、前年比0.5%減の6億686万8,000円を計上しております。
 216ページをお願いいたします。
 第7款1項共同事業拠出金は、高額医療共同事業及び保険財政共同安定化事業等への拠出金として、5億3,923万5,000円を計上しています。
 218ページをお願いいたします。
 第8款第1項特定健康診査等事業費は、生活習慣病予防のための事業費3,389万4,000円を計上し、第2項1目保健衛生普及費では、健康まつりに係る委託費などを計上しております。
 以上で国民健康保険特別会計を終わります。
 次に、229ページをお願いいたします。
 議第22号 平成26年度東根市東根財産区特別会計予算でございます。
 第1条は、歳入歳出予算総額を160万円と定めるもので、第2条は、一時借入金の限度額を50万円とするものであります。
 234ページをお願いいたします。
 2.歳入の主なものとして、第1款1項1目財産貸付収入は、クレー射撃場や堂ノ前公園用地などの財産区有地の貸付収入でございます。第2款繰入金は、財産区管理会運営基金からの繰入金を計上するものでございます。
 236ページをお願いいたします。
 3.歳出の主なものとして、第1款1項1目一般管理費では、隔年で実施しております視察研修のために旅費などを増額して、42万円増の71万円計上です。2目財産管理費は、市内小学校児童の環境学習などの事業費と山林の管理経費などですが、備品購入費をゼロといたしまして12万円減の79万円を計上しております。
 以上で財産区特別会計を終わります。
 241ページをお願いいたします。
 議第23号 平成26年度東根市公共下水道事業特別会計予算でございます。
 第1条は、歳入歳出予算総額を21億2,300万円と定めるものです。第2条は、債務負担行為の設定。第3条は、地方債の借入限度額等を定めるもので、第4条は、一時借入金の借入限度額を2億5,000万円とするものであります。
 243ページをお願いいたします。
 第2表 債務負担行為は、平成26年度においても排水設備等の改造資金の融資に対し利子補給を行うことから、債務負担行為の設定を行うものでございます。
 244ページをお願いします。
 第3表 地方債は、管渠建設事業などに係る起債について限度額等を設定するものでございます。
 248ページをお願いいたします。
 2.歳入の主なものについて説明いたします。
 第1款分担金及び負担金では受益者負担金を計上し、第2款使用料及び手数料では下水道使用料に消費税引き上げ分を含んで計上しております。第3款国庫支出金は、管渠建設事業等に対する補助金として2億4,625万7,000円を計上いたしました。
 250ページをお願いいたします。
 第6款2項雑入では、管渠移設補償金がなくなったことから2,512万5,000円減の10万5,000円を計上です。第7款市債は、前年比160万円減の4億8,510万円計上でございます。
 252ページをお願いいたします。
 3.歳出の主なものについてご説明いたします。
 第1款公共下水道事業費1項1目下水道総務費では、職員人件費、下水道使用料徴収委託料等を計上しております。
 254ページをお願いいたします。
 3目管渠建設費では、公共、単独債、効果促進事業など、それぞれの事業区分に応じて事業費を計上しております。事業費総額では、前年比3.8%減の7億7,038万3,000円の計上でございます。
 256ページをお願いします。
 第2款公債費では、前年比1.5%減の9億2,371万5,000円計上でございます。
 以上で公共下水道事業特別会計予算を終わります。
 267ページをお願いいたします。
 議第24号 平成26年度東根市介護保険特別会計予算でございます。
 第1条は、歳入歳出予算総額を32億9,100万円と定めるもので、第2条は、保険給付費に過不足が生じた場合における同一款内での流用規定を定めたものでございます。
 274ページをお願いいたします。
 歳入の主なものとして、第1款介護保険料は、前年度比1.6%増の5億660万4,000円を計上しております。
 第3款国庫支出金から次の276ページの第5款県支出金までは、各種サービスの給付額に合わせた負担金・補助金等を計上しております。
 第7款1項一般会計繰入金は、278ページの方をお願いいたします。計で、前年比8%増の4億8,066万8,000円を計上いたしました。
 282ページをお願いいたします。
 3.歳出の主なものにつきまして、第1款1項総務管理費には職員人件費などを計上し、第2項徴収費には賦課徴収に係る所要額を計上しております。
 284ページをお願いいたします。
 第3項介護認定審査会費では、介護認定や調査事業費等について74万円増の3,312万8,000円を計上しています。
 286ページをお願いいたします。
 第2款1項介護サービス等諸費は、居宅介護サービスや地域介護サービス給付費などで、サービス利用の実績見込みに基づき、前年比12.4%増の27億8,885万円を計上です。
 288ページをお願いいたします。
 第2項介護予防サービス等諸費は、介護予防に係るサービス給付として前年比1.5%増の1億6,565万円を計上しています。
 飛びまして292ページの方をお願いします。
 第4款1項介護予防事業費は、要介護状態になることを予防するための事業費などで2,264万6,000円を計上。第2項包括的支援事業・任意事業費には、地域包括支援センター運営事業委託料など3,239万5,000円の計上を行うものでございます。
 以上で介護保険特別会計を終わります。
 次に、305ページをお願いいたします。
 議第25号 平成26年度東根市市営墓地特別会計予算でございます。
 第1条は、歳入歳出予算総額を180万円と定めるものであります。
 310ページをお願いいたします。
 2.歳入では、第1款2項1目手数料は、墓地管理料等159万8,000円を計上しております。
 312ページをお願いいたします。
 3.歳出、第1款1項1目一般管理費では、墓地管理委託料など170万円を計上しています。
 以上で市営墓地特別会計を終わります。
 315ページをお願いいたします。
 議第26号 平成26年度東根市後期高齢者医療特別会計予算でございます。
 第1条は、歳入歳出予算総額を4億5,0000万円と定めるものであります。
 322ページをお願いいたします。
 歳入の主なものについて説明いたします。
 第1款1項後期高齢者医療保険料は、特別徴収保険料及び普通徴収保険料について対象人員等により積算し、前年比10.4%増の3億549万4,000円を計上しております。第3款1項一般会計繰入金は、国の基準に基づき算出した事務費繰入れ、保険基盤安定繰入れ等の繰入金を計上するものでございます。
 326ページをお願いいたします。
 第2款後期高齢者医療広域連合納付金は、市が徴収した保険料の全額と、一般会計から繰入れした保険基盤安定負担金分及び広域連合の事務費負担金、合わせて4億3,545万9,000円を計上したものでございます。
 以上で後期高齢者医療特別会計を終わります。
 一般会計と6つの特別会計の当初予算補足説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○浅野目幸一予算特別委員長 次に、議第27号及び議第28号の2議案について、水道部長に補足説明を求めます。滝口水道部長。

   〔滝口亮一建設部長兼水道部長 登壇〕

○滝口亮一建設部長兼水道部長 委員長の指示により、補足説明を申し上げます。
 はじめに、議第27号 平成26年度東根市水道事業会計予算について、ご説明をいたします。
 予算書の1ページをお願いいたします。
 第2条の業務の予定量でありますが、給水戸数については平成25年度の実績数を勘案し、120戸増の1万6,420戸とし、年間総給水量については、前年度比2.25%減の459万1,700立方メートルを見込んでおります。1日平均給水量については、節水型水道機器や節水型に対する意識の高揚により1人当たりの使用水量は減少していくものと判断し、前年度と比較し290立方メートル減の1万2,580立方メートルと見込んでおります。
 主な建設改良事業については2つの事業になります。1つは簡易水道統合事業で、沼沢・猪野沢地区の送水管布設工事や各ポンプ場の機械設備及び電気計装設備の工事になります。2つ目は水道施設耐震化事業で、配水池の耐震補強工事や老朽管布設替工事になります。
 次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額でありますが、収入につきましては第1款水道事業収益は11億2,614万5,000円で、支出につきましては第1款水道事業費用は9億9,215万7,000円を計上したところであります。
 2ページをお願いいたします。
 第4条の資本的収入及び支出の予定額でありますが、収入の第1款資本的収入として6億704万9,000円、支出につきましては第1款の資本的支出として13億5,534万2,000円を計上したところであります。
 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額7億4,829万3,000円については、記載のとおり補てんするものであります。
 次に、第5条の企業債につきましては、前年度に引き続き、簡易水道統合事業用の財源として3億2,400万円を借入れするものであります。
 3ページをお願いいたします。
 第6条の一時借入金から第9条のたな卸資産購入限度額までは記載のとおりであります。
 5ページをお願いいたします。
 予算実施計画でありますが、収益的収入及び支出のうち、主なものについてご説明いたします。
 まず収入でありますが、収入合計となる第1款水道事業収益は、前年度対比4.8%増の11億2,614万5,000円を計上しております。
 その内訳でありますが、第1項営業収益のうち第1目の給水収益については、消費税率の改定などにより前年度対比0.2%増の10億1,587万5,000円を計上しております。次に、第2項営業外収益のうち第5目の他会計負担金については、簡易水道統合事業に伴う一般会計からの負担金のうち、起債償還利子分の634万4,000円を計上しております。第6目の長期前受金戻入益は、みなし償却資産の廃止により工事請負金等の減価償却見合う分を収益化するもので、5,079万6,000円を計上しております。
 6ページをお願いいたします。
 支出についてでありますが、支出合計となる第1款水道事業費用は、前年度対比2.7%増の9億9,215万7,000円を計上しております。
 その内訳でありますが、第1項営業費用のうち第1目の原水及び浄水費については、前年度対比2.1%増の2億7,104万円を計上しております。次に、第2項営業外費用のうち第1目支払利息及び企業債取扱諸費は、前年度対比6.6%増の3,496万6,000円を計上しております。
 7ページをお願いいたします。
 資本的収入及び支出のうち、収入についてご説明いたします。
 収入合計となる第1款資本的収入は、前年度対比29.6%増の6億704万9,000円となったところであります。
 その内訳でありますが、第1項の企業債については、簡易水道統合事業に伴う借入金として3億2,400万円を計上しております。第6項の補助金は、簡易水道施設整備費補助金として2億1,600万円を計上しております。
 次に、支出についてご説明いたします。
 支出合計となる第1款資本的支出は、前年度対比27.9%増の13億5,534万2,000円を見込んだところであります。
 その内訳でありますが、第1項建設改良費のうち第1目の施設費については、簡易水道統合事業や配水池耐震補強工事で、前年度対比29.5%増の12億8,100万円を計上したところであります。
 以上で水道事業会計の説明を終わります。
 続きまして、議第28号 平成26年度東根市工業用水道事業会計予算について、ご説明をいたします。
 予算書の1ページをお願いいたします。
 第2条の業務の予定量でありますが、給水数を11企業とし、年間総給水量を285万4,300立方メートル、1日平均給水量を7,820立方メートルとして運営を行う予定であります。
 次に、主な建設改良事業でありますが、野田シタ浄水場の機械設備及び電気設備の更新事業を予定しております。
 第3条の収益的収入及び支出の予定額でありますが、収入につきましては第1款工業用水道事業収益として1億9,833万5,000円、支出につきましては第1款工業用水道事業費用として1億8,592万1,000円を見込んだところであります。
 2ページをお願いいたします。
 第4条の資本的収入及び支出の予定額でありますが、収入についてはございません。支出については第1款資本的支出の2億4,223万4,000円を計上したところであります。
 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億4,223万4,000円については、記載のとおり補てんするものであります。
 第5条の債務負担行為につきましては、工業用水道施設更新事業として期間を平成27年度から平成28年度まで、限度額を3億4,620万円とするものであります。
 第7条については記載のとおりであります。
 4ページをお願いいたします。
 予算実施計画でありますが、収益的収入及び支出のうち、主なものについてご説明いたします。
 まず収入でありますが、収入合計となる第1款工業用水道事業収益は、前年度対比4.6%増の1億9,833万5,000円となったところであります。
 内訳でありますが、第1項営業収益のうち第1目給水収益については、1日当たりの基本水量7,820立方メートルをもとに1億8,267万5,000円を計上したところであります。
 その他については起載のとおりであります。
 次に、支出についてご説明いたします。
 支出合計となる第1款工業用水道事業費用につきましては、前年度対比27%増の1億8,592万1,000円となったところであります。
 内訳でありますが、第1項営業収益のうち第1目原水及び浄水費については、前年度対比8.6%増の7,932万1,000円となり、浄水場等の管理費を計上しております。2目の配水及び給水費は、前年度対比6.1%減の3,654万9,000円となり、配水池などの管理費を計上しております。
 5ページをお願いいたします。
 資本的収入及び支出についてご説明いたします。
 収入はございません。
 支出についてご説明いたします。
 支出合計となる第1款資本的支出につきましては、前年度対比9.1%減の2億4,223万4,000円となったところであります。
 その内訳でありますが、第1項建設改良費のうち第1目施設費として、前年度対比10.2%減の2億3,880万円を見込んだところであり、施設更新計画に基づく野田シタ水源地の機械設備及び電気設備更新工事を計上したところであります。第2項企業債償還金は記載のとおりであります。
 以上で工業用水道事業会計の説明を終わります。よろしくお願いたします。
○浅野目幸一予算特別委員長 以上で説明を終わります。

◎散     会

○浅野目幸一予算特別委員長 これで本日の日程は全部終了しました。
 なお、本委員会は3月11日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。
 本日は、これで散会します。ご苦労さまでした。

   午後 2時09分 散 会