第3回東根市議会定例会平成

25年9月6日 午前10時20分 開 議

 浅 野 目  幸  一  予算特別委員長      加  藤  信  明  副委員長


◎出席議員(16名)
 1番   河  村     豊 委員       2番   原  田  利  光 委員
 3番   高  橋  光  男 委員       4番   細  矢  俊  博 委員
 5番   今  野     孝 委員       6番   大  場  英  雄 委員
 7番   浅 野 目  幸  一 委員       8番   加  藤  信  明 委員
 9番                      10番   阿  部  綾  子 委員
11番   高  橋  ひ ろ み 委員      12番   清  野  貞  昭 委員
13番   森  谷  政  志 委員      14番   奥  山  重  雄 委員
15番   秋  葉  征  士 委員      16番   青  柳  安  展 委員
17番   佐  藤     直 委員

◎欠席議員(なし)

◎説明のため出席した者の職氏名
                                 教育委員会
土 田 正 剛  市     長        石 山 泰 博
                                 委  員  長
         選挙管理委員会
奥 山   元                 荒 川 妙 子  代表監査委員
         委  員  長
八 島 一 夫  農業委員会会長        黒 田   長  消  防  長
椎 名 和 男  副  市  長        高 橋 一 郎  教  育  長
間木野 多加志  総 務 部 長        菊 池 修 明  市民生活部長
塩 野 康 二  健康福祉部長         本 田   剛  経 済 部 長
         建 設 部 長
滝 口 亮 一                 片 桐 秀 男  会計管理者
         兼水道部長
半 田   博  教 育 次 長        古 谷 利 明  総合政策課長
         庶 務 課 長
高 橋   昇  併選挙管理委員会       森 谷   健  財 政 課 長
         事 務 局 長
         監査委員                    農業委員会
網 干   賢                 原 田 光 茂
         事務局長                    事務局長

◎事務局職員出席者職氏名
杉 浦 宗 義  事 務 局 長        安 達 好 浩  事務局長補佐
井 上 正 宏  議  事 係 長        辻 村   充  主     事
児 玉 由希実  主     事        鈴 木 敬 一  兼務書記
牧 野 美和子  兼務書記


◎本日審査した案件

 議第86号 平成25年度東根市一般会計補正予算(第4号)
 議第87号 平成25年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
 議第88号 平成25年度東根市東根財産区特別会計補正予算(第1号)
 議第89号 平成25年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
 議第90号 平成25年度東根市介護保険特別会計補正予算(第1号)
 議第91号 平成25年度東根市市営墓地特別会計補正予算(第1号)
 議第92号 平成25年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)

平成25年東根市議会第3回定例会予算特別委員会発言通告書

番号 質 問 者 質問事項 質   問   要   旨 答弁者
今 野   孝
委     員
1.議第86号
平成25年度東根市一般会計補正予算(第4号)
1.第3款 第2項 児童福祉費
(1)子ども・子育て支援計画推進事業
(2)保育所事業
(3)放課後児童健全育成事業
2.第8款 第4項 都市計画費
(1)公園管理事業
市  長

◎開     議

○浅野目幸一予算特別委員長 皆さん、ご苦労さまです。
 ただいまから予算特別委員会を開会します。
 本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、委員の出席は16名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

◎議第86号 平成25年度東根市一般会計補正予算(第4号)外6件

○浅野目幸一予算特別委員長 8月29日の本会議において予算特別委員会に付託なりました議案は、議第86号から議第92号までの7議案です。以上の7議案を一括して議題とします。
 ただいまの7議案につきましては、既に8月29日の本委員会において詳細な説明がありましたので、これから通告に基づき質疑を行います。5番今野 孝委員。
○5番(今野孝委員) 5番今野 孝です。通告に従い、議第86号 平成25年度東根市一般会計補正予算(第4号)にかかわってお尋ねいたします。
 はじめに、議案書32ページ、第3款第2項児童福祉費についてお尋ねいたします。
 第1目子ども・子育て支援計画推進事業、ニーズ調査とお聞きしましたけれども、この事業、どのようなものなのか詳しくお聞きしたいと思います。
○浅野目幸一予算特別委員長 塩野健康福祉部長。
○塩野康二健康福祉部長 このたび補正予算として計上しているのが220万円ということになっております。
 その補正の内訳になりますけれども、これは平成27年度にスタートする予定の子ども・子育て支援新制度に対応した、東根市の子ども・子育て支援事業計画を策定するために必要な事業費を計上しておるところであります。具体的には、このたび条例の設定を提案しております東根市子ども・子育て会議に係る費用、さらに計画策定に当たり幅広く保護者のニーズを把握するためのニーズ調査費に係る費用を計上しているところであります。
○浅野目幸一予算特別委員長 5番今野 孝委員。
○5番(今野孝委員) それでは、対象となる保護者とか、それからどの程度の規模でニーズ調査を行うのかなど、その辺についても教えていただきたいと思います。
○浅野目幸一予算特別委員長 塩野健康福祉部長。
○塩野康二健康福祉部長 ニーズ調査の内容ということだと思います。
 未就学児の保護者及び小学生の保護者約1,500人、これは今のところ1,500人でありますけれども、今後さらに見つめ直しながら適当なニーズ調査の人数を決定していきたいと考えております。そういった人たちに対して、生活実態や保育サービスの利用状況や今後の利用希望等について尋ねるアンケート調査となっております。
 質問内容についてでありますが、国から示されるガイドラインや東根市の次世代育成支援行動計画策定時に行ったアンケート調査の内容等も考慮し、検討してまいりたいと考えております。このアンケートについては、年内いっぱいで調査結果を取りまとめていきたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
○浅野目幸一予算特別委員長 5番今野 孝委員。
○5番(今野孝委員) 未就学児と小学生を持つ保護者の数は本市では5,400人とお聞きしておりますけれども、その中で1,500人を対象にするというと、ほぼ3割の規模で実施する。非常にそういう意味では大規模なニーズ調査かと思いますし、聞かれる中身についても生活実態等も含めていろいろな調査をされると理解いたしました。
 先ほど私、一般質問で、市民生活実態に沿ったアンケート調査を実施して政策づくりをお願いしたいということを申し上げましたけれども、それに近いような形でこのニーズ調査が行われ、保育政策が確立されていくかと思うと、非常に期待するところが大であります。よろしくお願いしておきたいと思います。
 次に、2問目の保育事業ですけれども、説明の中では処遇改善というところに力点を置いた事業とお聞きしましたけれども、この事業、どんな事業なのかお尋ねしたいと思います。
○浅野目幸一予算特別委員長 塩野健康福祉部長。
○塩野康二健康福祉部長 事業の補助金の中身でありますけれども、保育士等処遇改善臨時特例事業費補助金という内容になっております。この補助金が導入される背景といたしましては、民間立の保育所で働く保育士さんにつきましては、公立保育所や他の業種に比べ給与水準が低いと言われております。民間立保育所の人材確保を推進するため、保育士の処遇改善に取り組む施設に対し補助金を交付するものとなっております。
 また、国におきましては、平成27年度にスタート予定の子ども・子育て支援新制度で保育士の処遇改善を図った補助制度を構築するとしておりますが、それまでの臨時的な措置としてこのたび計上させていただいているところでありますので、よろしくお願い申し上げます。
○浅野目幸一予算特別委員長 5番今野 孝委員。
○5番(今野孝委員) 民間で働く保育士さんの処遇の改善を図るということと理解しました。これは保育の現場に人材を確保するというそういう意図があると考えてよろしいのでしょうか。また、なぜこの時期に保育士の処遇改善なのかということもちょっとお尋ねしたいような気がしますが、もし可能であるならばその辺も教えていただきたいと思います。事業の中身等も含めまして、お願いします。
○浅野目幸一予算特別委員長 塩野健康福祉部長。
○塩野康二健康福祉部長 確かに人材確保のために行う事業であります。あと時期等については、これは国の制度も入っておりますので、そういったいろんな政策的なからみの中で現在に至っているかと考えております。詳細については今のところちょっと分かりませんので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
○浅野目幸一予算特別委員長 5番今野 孝委員。
○5番(今野孝委員) いろいろちょっと実態がまだはっきりしていない部分もあるかというふうにお聞きしておりますので、その辺についてはこれからも注目していきたいと思います。
 次に、3目の放課後児童健全育成事業にかかわってですが、ここも処遇改善と説明をお聞きしたように記憶しておりますが、ただ、事業のお金の流れを見ますと、こちらの事業は委託料にかなりの部分が配分されております。この辺については保育所事業とまた違った事業展開が考えられているのかなというふうに考えるわけですけれども、この点についてお尋ねしたいと思います。
○浅野目幸一予算特別委員長 塩野健康福祉部長。
○塩野康二健康福祉部長 このたびの補正の中身につきましては、大きく分けて2つの理由がございます。
 1つ目は、利用児童の増加によるものであります。学童保育所は、ご案内のとおり今年の3月に長瀞地区に開所し、市内全地区において設置されたところであります。利用児童数につきましては年々増加をしておりまして、平成24年度と比較し平成25年度については77人増の605人を見込んでいるようなところであります。このような利用児童数の増加に加え、委託料単価の基準も国・県基準に合わせ増額したことにより、953万6,000円の増額を見込んだところであります。
 2つ目といたしまして、県事業であります指導員処遇改善支援事業を新規に行うことによるものであります。この事業につきましては、保育士等処遇改善事業、先ほどの事業同様に学童保育所の指導員の処遇改善を図るため、指導員1人に対しまして月額で1万5,000円、年額にして18万円を委託料に上乗せして支払うものであります。所要額は468万円と見込んでおります。
 この財源でありますけれども、県の補助金として10分の10、100%当てられることになっておりますので、よろしくお願い申し上げます。
○浅野目幸一予算特別委員長 5番今野 孝委員。
○5番(今野孝委員) 児童センターの指導員に関しては、保育所の先生方よりもさらに厳しい処遇になっていると私は理解しています。そこのところに光を当てていただいて処遇改善を図られるということは、大変大事なことかと考えるわけであります。
 ここの児童福祉費にかかわって言えば、「子育てするなら東根市」と言われている東根市の子育てをさらなる充実を図ると、そういうことにつながるかと思います。大きな期待を集めているところであります。
 また、この「子育てするなら東根市」というキャッチフレーズは、市内に居住する人たちにもかなり浸透していると聞いております。これは実家が最上地区にある若いお母さんの話として私お聞きしたんですけれども、二重生活をするより実家に帰って子育てしたらというふうに勧められたのに対して、「いや、東根市はね、子育てがとてもしやすいんですよ。医療費の無償化は進んでいるし、けやきホールとかあそびあランドあたりも全部無料で使えるんです。」って、そういうふうに言われて、あえて二重生活をしても東根市で子育てしたいと、そういう人がおいでになるんだということを私感じまして、この施策というのは本市としてとても大事に、今までも大事にしてこれらたわけですけれども、今後とも大事にしていかなければいけない施策かと考えております。
 また、保育士さん、あるいは指導員さんの処遇改善ということにかかわっては、市民生活、市民所得を向上させるという意味もあると思いますし、さらにその方向を、例えば福祉の現場で働いている方々の処遇も必ずしも十分でないとお聞きしておりますし、そういう方向にも視野を広げていただきたいものだと理解しております。今後の事業の展開に注目させていただきたいと思います。
 それでは、次に進ませていただきます。
 次は、議案書38ページ、第8款第4項都市計画費にかかわってお尋ねしたいと思います。
 公園管理事業、樹木の移植と説明をいただいたと思いますけれども、この事業のあらましをまず初めにお聞きしたいと思います。
○浅野目幸一予算特別委員長 滝口建設部長。
○滝口亮一建設部長兼水道部長 お答えいたします。
 このたびの樹木の移植についてでありますけれども、市民交流広場の樹木についてであります。平成20年度に実施された市制施行50周年記念事業において、外周にケヤキやシラカシなど74本を記念植樹したところでございます。今後、市民交流広場は、ご案内のとおり山形県立東根中高一貫校や公益文化施設として利用されることから、74本の記念樹を大森山総合公園の芝広場やあそびあランド内に移植し保存するものであります。また、公園の景観形成と日陰の確保にも資することになるかと思います。
 なお、移植に際しては根巻きや枝払いなどを行いまして、枯れることのないように移植時期を考慮しまして来年3月に完成する予定でありますので、よろしくお願いしたいと思います。
○浅野目幸一予算特別委員長 5番今野 孝委員。
○5番(今野孝委員) 大事な記念植樹を移植してさらに育てる。さらには、あそびあランドの日陰の少なさというのは私も気になっておりましたので、そちらの方に移植して活用される。これは大変適切なご判断かと思われます。
 ところで東根市内には、かつて児童公園としてスタートした公園というのは、ほぼできてから40年ぐらい経過していると思われます。そこではいろいろ植栽した樹木が大きく育ち過ぎたといってもいいくらいなっている部分もあったりして、そちらの管理はどのようになっているのかちょっとお尋ねしたいと思います。
○浅野目幸一予算特別委員長 滝口建設部長。
○滝口亮一建設部長兼水道部長 下河原とか温泉の区画整理事業によって生み出された児童公園については、今ご指摘ありましたとおり相当の年数が経過しているわけですけれども、そちらの施設の維持管理については毎年4月の開設時期に総点検を行いまして、その後、定期的なパトロールを実施しております。
 なお、特に児童などが利用する遊具については、毎年、専門業者に点検や修繕をお願いしまして利用者の安全確保に努めております。
 また、ただいまご指摘ありました樹木の管理についてでありますけれども、周辺への影響や利用者の安全性を考慮しまして随時必要に応じて剪定や伐採等を行っておりますので、よろしくお願いいたします。
○浅野目幸一予算特別委員長 5番今野 孝委員。
○5番(今野孝委員) 私の住まいしている宮崎にあります宮崎公園も、児童公園としてスタートした公園です。ヒマラヤシーダなんかは結構な巨木になっておりまして、雪が降ったら道路に張り出した枝の上に積もった雪が落下して通行人にけがを負わせないかという心配もされ、また、近隣の家屋においてはテレビの受信状況が思わしくなくなったとかということがあって、昨年伐採、枝打ち等を進めていただきまして、かなりすっきりしたところであります。同じような状況にあるものが市内に結構あるのではないかと思われますので、まず一つには都市景観を整えるという意味、そして整備することによって多くの市民に利用されるような公園にしていただくということで、さらに行き届いた公園管理をお願いいたしまして私の質問といたします。ありがとうございました。
○浅野目幸一予算特別委員長 以上で、ご了承願います。

◎散     会

○浅野目幸一予算特別委員長 これで本日の日程は全部終了しました。
 なお、本委員会は9月19日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。
 これで予算特別委員会を閉会します。ご苦労さまでした。

   午前10時40分 散 会