第3回東根市議会定例会
決 算 特 別 委 員 会 会 議 録
平成25年8月29日 午前10時55分 開 会
奥 山 重 雄 決算特別委員長 今 野 孝 副委員長
◎出席委員(15名)
1番 河 村 豊 委員 2番 原 田 利 光 委員
3番 高 橋 光 男 委員 4番 細 矢 俊 博 委員
5番 今 野 孝 委員 6番 大 場 英 雄 委員
7番 浅 野 目 幸 一 委員 8番 加 藤 信 明 委員
9番 10番 阿 部 綾 子 委員
11番 高 橋 ひ ろ み 委員 12番 清 野 貞 昭 委員
13番 森 谷 政 志 委員 14番 奥 山 重 雄 委員
16番 青 柳 安 展 委員 17番 佐 藤 直 委員
◎欠席議員(なし)
◎説明のため出席した者の職氏名
教育委員会
土 田 正 剛 市 長 石 山 泰 博
委 員 長
選挙管理委員会
奥 山 元 荒 川 妙 子 代表監査委員
委 員 長
八 島 一 夫 農業委員会会長 黒 田 長 消 防 長
椎 名 和 男 副 市 長 高 橋 一 郎 教 育 長
間木野 多加志 総 務 部 長 菊 池 修 明 市民生活部長
塩 野 康 二 健康福祉部長 本 田 剛 経 済 部 長
建 設 部 長
滝 口 亮 一 片 桐 秀 男 会計管理者
兼水道部長
半 田 博 教 育 次 長 古 谷 利 明 総合政策課長
庶 務 課 長
高 橋 昇 併選挙管理委員会 森 谷 健 財 政 課 長
事 務 局 長
監査委員 農業委員会
網 干 賢 原 田 光 茂
事務局長 事務局長
◎事務局職員出席者職氏名
杉 浦 宗 義 事 務 局 長 安 達 好 浩 事務局長補佐
井 上 正 宏 議 事 係 長 辻 村 充 主 事
児 玉 由希実 主 事 鈴 木 敬 一 兼務書記
牧 野 美和子 兼務書記
◎本日審査した案件
議第73号 平成24年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について
議第74号 平成24年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
議第75号 平成24年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について
議第76号 平成24年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
議第77号 平成24年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について
議第78号 平成24年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
議第79号 平成24年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算認定について
議第80号 平成24年度東根市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
議第81号 平成24年度東根市水道事業会計決算認定について
議第82号 平成24年度東根市工業用水道事業会計決算認定について
◎開 会
○杉浦宗義事務局長 本会議に引き続き、大変ご苦労さまでございます。
先ほどの本会議において、議長及び議会選出の監査委員を除く全員で構成する決算特別委員会が設置されました。
委員長が互選されるまでの間、委員会条例第10条第2項の規定により、年長の委員が臨時に委員長の職務を行うことになっております。本日出席されている委員の中で清野貞昭委員が年長の委員でありますので、本日の会議の臨時委員長となります。
清野貞昭委員、委員長席へお願いいたします。
〔清野貞昭臨時委員長 着席〕
○清野貞昭臨時委員長 皆さん、ご苦労さまです。
ただいま臨時委員長に指名されました清野貞昭です。委員会条例第10条第3項の規定により、委員長が互選されるまでの間、臨時委員長の職務を務めさせていただきますので、よろしくお願いします。
ただいまから決算特別委員会を開会します。
◎開 議
○清野貞昭臨時委員長 本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、委員の出席は15名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
◎委員長の互選
○清野貞昭臨時委員長 はじめに、委員長の互選を行います。
お諮りします。互選の方法については指名推選により行うこととしますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野貞昭臨時委員長 異議なしと認めます。したがって、指名の方法は指名推選により行うことに決しました。
次に、指名の方法については臨時委員長が指名することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野貞昭臨時委員長 異議なしと認めます。したがって、臨時委員長が指名することに決しました。
直ちに指名します。委員長に14番奥山重雄委員を指名します。
お諮りします。ただいま指名しました奥山重雄委員を委員長にすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野貞昭臨時委員長 異議なしと認めます。よって、奥山重雄委員が委員長となりました。
この際、お諮りします。今後、決算特別委員会が設置される際は、奥山重雄委員を委員長とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野貞昭臨時委員長 異議なしと認めます。よって、今後、決算特別委員会が設置される際は、奥山重雄委員を委員長とすることに決しました。
以上で臨時委員長の職務を終わらせていただきます。ご協力ありがとうございました。
ここで、委員長と交代のため暫時休憩します。
午前10時58分 休 憩
午前11時00分 開 議
○奥山重雄決算特別委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
ただいま委員長に選任されました奥山重雄です。円滑な議事進行に努めてまいりますので、皆様のご協力をお願いいたします。
◎副委員長の互選
○奥山重雄決算特別委員長 次に、副委員長の互選を行います。
お諮りします。互選の方法については指名推選により行うこととしますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○奥山重雄決算特別委員長 異議なしと認めます。したがって、互選の方法は指名推選により行うことに決しました。
次に、指名の方法については委員長が指名することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○奥山重雄決算特別委員長 異議なしと認めます。したがって、委員長が指名することに決しました。
直ちに指名します。副委員長に5番今野 孝委員を指名します。
お諮りします。ただいま指名しました今野 孝委員を副委員長とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○奥山重雄決算特別委員長 異議なしと認めます。よって、今野 孝委員が副委員長となりました。
この際、お諮りします。今後、決算特別委員会が設置される際は、今野 孝委員を副委員長とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○奥山重雄決算特別委員長 異議なしと認めます。よって、今後、決算特別委員会が設置される際は、今野 孝委員を副委員長とすることに決しました。
◎議第73号 平成24年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について外9件
○奥山重雄決算特別委員長 次に、先ほどの本会議におきまして決算特別委員会に付託なりました議案は、別紙付託表のとおり議第73号から議第82号までの10議案であります。以上、10議案を一括議題とします。
これから議第73号から議第80号までの8議案について、会計管理者に説明を求めます。片桐会計管理者。
〔片桐秀男会計管理者 登壇〕
○片桐秀男会計管理者 委員長の指示により、議第73号から議第80号までの平成24年度東根市一般会計及び特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要をご説明申し上げます。
はじめに、提出しております決算関係書類の確認をお願いいたします。
お手元の厚い冊子が平成24年度東根市歳入歳出決算書であります。一般会計と7つの特別会計の歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書が記載されております。次に、平成24年度東根市歳入歳出決算付属資料であります。これには、各会計における平成23年度と平成24年度の款別決算額比較表、市税税目別収入状況比較表、地方債現在高の状況、主要な施策の成果を記載しております。そして本日の説明資料用の平成24年度東根市歳入歳出決算概要説明資料であります。
それでは、決算書に基づき進めてまいりますが、説明の方は決算概要説明資料で行いますので、よろしくお願いいたします。
決算概要説明資料の1ページ、決算書は4ページをお願いいたします。
資料No.1、決算の概況であります。(1)は、一般会計ほか特別会計7会計の歳入歳出決算総括表であります。
はじめに歳入についてででありますが、一番上の表をご覧ください。歳入の比較表であります。歳入の平成24年度決算額は281億2,654万2,057円で、平成23年度と比較しますと、3億9,600万5,463円の減額となっております。
次に、2番目の表が歳出の比較表であります。歳出につきまして、平成24年度決算額は272億3,325万5,776円で、平成23年度と比較しますと、4億6,581万7,991円の減額となりました。
この結果、中段に記載しておりますように、歳入歳出差引残額は8億9,328万6,281円となったものであります。
次に、(2)の決算統計から見た財政分析の推移であります。
平成24年度の各財政指標は、経常収支比率が87.8%、実質収支比率が7.8%、財政力指数は0.538で、公債費比率は14.5%、起債制限比率が10.0%となったところであります。
次に、2ページをお願いいたします。
資料No.2、各会計の決算収支の状況であります。
一般会計の歳入は178億8,755万5,134円で、歳出は169億9,996万6,489円となったところであります。そして、歳入と歳出の差し引きである形式収支は8億8,758万8,645円となりました。そのうち、2,065万円が翌年度への繰越財源でありますので、平成24年度の実質収支(E)は、これを差し引いた8億6,693万8,645円となったところであります。また、平成23年度の実質収支額(F)が7億2,868万475円でありましたので、平成24年度の実質収支額から平成23年度の実質収支額を差し引いた平成24年度の単年度収支は、1億3,825万8,170円の黒字となったところであります。
以下、特別会計7会計を含めました合計の実質収支額は8億7,253万6,281円となり、前年度と比較し1億3,707万5,528円の増額となったところであります。
次に、3ページ・4ページをお願いいたします。
この資料No.3に記載しておりますのは、歳入歳出における決算規模の状況であります。一般会計と特別会計について、平成24年度決算額を平成23年度決算額と比較し、記載したものであります。説明の方は省略させていただきます。
次に、説明資料の5ページ、決算書は8ページをお願いいたします。
資料No.4、各会計における歳入歳出決算の状況であります。
ここから、議案に沿って各会計の決算について概要をご説明いたします。
最初に、議第73号 平成24年度東根市一般会計歳入歳出決算認定についてであります。
一般会計の歳入のご説明をいたします。第1款市税の収入済額は62億3,718万2,732円で、前年度に比べ1,378万3,642円、0.22%の増となっております。また、不納欠損額は2,329万1,662円で、収入未済額は7億3,356万524円となったところであります。この収入未済額は、前年度と比べ3億6,880万6,010円の増となっております。この増は、租税条約に基づく法人市民税の徴収猶予額であります3億8,940万2,600円が含まれていることによるものです。
次に、項目別に見ますと、第1項市民税の収入済額は26億7,262万202円で、前年度に比べ1億7,835万2,154円、7.15%の増で、第1目の個人市民税については、個人所得などの伸びで、前年度に比べ7.68%の増となり、第2目の法人市民税も、企業業績の回復を受け、前年度に比べ6.04%の増となったところであります。次の第2項固定資産税は27億6,935万1,765円で、前年度と比較し1億3,575万854円、4.67%の減。第3項軽自動車税は1億442万9,170円で、前年度と比較し161万4,805円、1.57%の増で、第4項たばこ税は2億9,776万6,471円で、631万9,954円、2.08%の減。第6項入湯税は1,124万3,625円で、5万6,625円、0.51%の増になったところであります。
次に、6ページ上段、都市計画税は3億8,177万1,499円で、前年度と比較し2,416万9,134円、5.95%の減となっております。
そして、第2款の地方譲与税につきましては1億6,388万4,214円で、前年度と比較し2,065万6,002円、11.19%の減で、次に、下段の方になりますが、第10款地方特例交付金は3,057万8,000円で、前年度と比較し3,834万3,000円、55.63%の減となり、第11款地方交付税は45億1,018万7,000円で、前年度と比較し3億8,220万9,000円、7.81%の減となっております。減額の内訳でありますけれども、普通交付税が2億7,737万円、特別交付税が5,037万9,000円、震災復興特別交付税が5,446万円の減であります。
次に、7ページをお願いいたします。
第13款分担金及び負担金につきましては、収入済額が1億9,937万3,382円で、前年度に比べ443万2,849円、2.18%の減となっております。不納欠損額が55万2,360円、収入未済額は332万7,340円となっております。この不納欠損額と収入未済額については、保育所運営費保護者負担金であります。
次に、第14款使用料及び手数料は、収入済額が1億4,281万7,990円で、前年度に比べ107万9,598円の0.76%の増であります。収入未済額の87万3,480円は、児童センター使用料と住宅使用料であります。
次に、第15款国庫支出金は18億6,484万5,415円で、前年度に比べ1億1,201万4,201円、5.67%の減となっております。減額の主なものは、教育費国庫補助金及び総務費国庫補助金などであります。
次に、8ページをお願いいたします。
第17款の財産収入は2,858万1,418円で、前年度と比較し1,255万975円、78.29%の増であり、増額となりました主なものは、不動産売払収入であります。
第19款繰入金は2,024万311円で、第1項特別会計繰入金701万5,274円の内訳は、一本木土地区画整理事業特別会計繰入金の274万274円と公共下水道事業特別会計繰入金119万5,000円、市営墓地特別会計繰入金の228万円になります。また、第2項の基金繰入金1,322万5,037円は、財政調整基金より交通災害共済基金活用事業実績として繰り入れした842万3,534円と、アイジー基金よりアイジー基金運営事業の財源として繰り入れした180万1,503円、また、ふるさとづくり基金より子どもの遊び場整備事業に繰り入れした300万円であります。
次に、第21款諸収入は7億1,432万6,593円で、前年度と比較し5,713万8,539円、7.41%の減となっております。この減額は、第3項の貸付金元利収入の減額が主なものになります。
第22款市債は13億390万円で、前年度と比較し1億5,230万円の減となっております。市債は、平24年災公共土木施設災害復旧事業に関わる災害復旧債は増となっておりますが、この減額となりましたのは、土木債及び消防債、さらに教育債などが減になったことによるものであります。
以上の結果、一般会計の歳入合計は、収入済額が178億8,755万5,134円で、前年度と比較し9億4,378万2,064円、5.01%の減となったところであります。
次に、9ページをお願いいたします。決算書は14ページになります。
一般会計の歳出であります。
はじめに、第1款議会費の支出済額は1億9,746万5,054円で、前年度に比べまして4,418万437円、18.28%の減となっております。この減額の主なものは、議会事業の議会音響設備更新整備の完了に伴う減と議会給付費負担金掛金の減であります。
第2款総務費は15億8,419万1,843円で、前年度に比べ3億9,962万3,991円、20.14%の減であります。この減額の主なものは、基金管理事業の財政調整基金元金積立金及び公共施設除排雪事業の減、また、市庁舎駐車場照明整備事業及び災害緊急対策事業の皆減などであります。翌年度繰越額の2,300万円は、国の一次補正に伴う全国瞬時警報システム整備事業であります。
次に、第3款民生費は47億8,263万1,024円で、前年度と比較し1億4,578万3,897円、3.14%の増となりました。項目別で増となりました主な事業は、第1項社会福祉費では、障害者介護給付事業及び自立支援医療給付事業などで、第3項生活保護費では、生活保護扶助事業になります。
次に、第4款衛生費は13億330万4,884円で、前年度と比較し6,665万9,073円、5.39%の増となっております。項目別で増となりました主な事業は、第1項保健衛生費では、予防事業及び統合簡易水道繰出事業で、第2項清掃費では、東根市外二市一町共立衛生処理組合事業であります。
次に、10ページをお願いします。
第5款労働費は5,104万6,088円で、前年度と比較し1億747万3,721円、67.80%の減となっております。減額となりました主な事業は、ふるさと雇用再生特別基金事業と重点分野雇用創出事業及び緊急雇用創出事業の公会計管理台帳整備事業であります。
次に、第6款農林水産業費は5億8,864万8,976円で、前年度と比較し1億1,458万5,229円、24.17%の増となっております。この増額となりました主なものは、第1項農業費における人・農地プラン推進事業と、さくらんぼ高生産性施設整備支援事業、また、畜産振興事業の強い農業づくり交付金事業などになります。翌年度繰越額の1,200万円は、国の一次補正に伴う農村地域防災・減災事業であります。
次の第7款商工費は7億1,535万9,881円で、前年度と比較し3,834万4,955円、5.09%の減となっております。減額となりました主な事業は、産業立地促進資金融資事業などであります。
第8款土木費は25億6,274万8,126円で、前年度と比較し9,103万2,903円、3.43%の減であります。減額となりました主なものは、市道除排雪事業、東根地区まちづくり交付金事業、都市計画道路神町駅前通り線道路整備事業などであります。なお、増額となっております主な事業でありますけれども、子どもの遊び場整備事業と仮称大森山公園グラウンドゴルフ整備事業、また、大森山山道整備事業などであります。土木費における翌年度繰越額の3億4,919万2,000円は、地方道路防災・減災事業のほか、道路新設改良事業と都市公園安全・安心対策緊急総合支援事業であります。
次の第9款消防費は5億4,425万9,631円で、前年度と比較し7,643万7,078円、12.31%の減であります。この減額の主なものは、非常備消防事業の災害補償負担金と消防施設費の貯水槽新設事業及び高規格救急自動車購入事業などであります。翌年度繰越額の2億8,960万円は、消防救急デジタル無線整備事業であります。
11ページをお願いいたします。
第10款教育費は21億2,268万895円で、前年度と比較では8億2,309万223円、28.13%の減となりました。減額の主なものとしましては、第2項小学校費になりますが、神町小学校耐震改修工事及び東根中部小学校屋内運動場の改築工事の完了による小学校耐震改修事業で、また、第4項社会教育費では、公益文化施設整備基金積立事業であります。教育費における翌年度繰越額の1億4,831万1,000円は、国の一次補正に伴う小学校耐震改修事業及び中学校冷房設備等設置事業であります。
第11款災害復旧費は3億3,226万1,450円で、前年度と比較し2億7,261万436円、457.01%の増となっております。この増額となりましたのは、第2項公共土木施設災害復旧費の24年災公共土木施設災害復旧事業の皆増によるものであります。
第12款公債費は22億3,536万8,637円の支出済額で、元金の償還は19億3,398万5,473円、償還利子が3億138万3,164円であり、前年度と比較し3,563万2,561円の減であります。
第13款予備費の支出はございませんが、他科目への充用額が1,866万5,753円となっております。
以上の結果、歳出合計は169億9,996万6,489円で、歳入歳出差引残額は8億8,758万8,645円となり、翌年度繰越額は8億2,210万3,000円となったものであります。
次に、資料の12ページ、決算書は20ページをお願いいたします。
議第74号の平成24年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について、ご説明を申し上げます。
はじめに歳入でありますが、第1款国民健康保険税の収入済額は10億5,592万4,032円で、前年度と比較し3,781万3,850円、3.71%の増となりました。不納欠損額は2,370万2,209円で、収入未済額は2億4,628万2,899円であります。このほか歳入の主なものは、第3款国庫支出金、また、第5款療養給付費等交付金、第6款前期高齢者交付金などで、歳入の合計は46億8,688万7,836円で、前年度に比べ2億144万9,112円、4.49%の増となったところであります。
次に、資料の13ページ、決算書の24ページをお願いいたします。
国民健康保険特別会計の歳出であります。歳出の主なものは、第2款保険給付費が31億2,603万1,475円で、前年度に比較し1億4,279万3,851円、4.79%の増。第3款後期高齢者支援金などが5億9,766万7,323円で、前年度との比較では3,900万6,200円、6.98%の増となりました。歳出合計は、支出済額が46億8,487万9,436円で、前年度と比較し2億76万5,355円、4.48%の増となり、歳入歳出差引残額は200万8,400円となったところであります。
次に、資料の14ページ、決算書の30ページをお願いいたします。
議第75号 平成24年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算についてであります。
歳入は、第1款財産収入及び第3款繰越金で、歳入合計は212万5,045円。
歳出では、第1款総務費の94万4,245円で、歳入歳出差引残額は118万800円となったところであります。
次に、15ページ、決算書の36ページをお願いいたします。
議第76号 平成24年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算についてであります。
歳入の主なものは、第2款使用料及び手数料の6億735万2,069円で、前年度と比較し4,908万9,116円の増であります。そして、第4款の繰入金と第7款の市債などを含めた歳入合計は、22億1,560万9,085円となったところであります。また、不納欠損額は257万6,330円で、収入未済額は2,290万844円となっております。
歳出は、第1款公共下水道事業費が、前年度と比較し4.07%減の11億3,670万4,402円で、第2款公債費が10億7,863万9,497円となり、歳出合計は22億1,534万3,899円となったところであります。
歳入歳出差引残額は26万5,186円となり、翌年度繰越額は7,600万円であります。
次に、16ページ、決算書の42ページをお願いいたします。
議第77号の平成24年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算についてであります。
歳入の主なものは、第2款の諸収入第1項の徴収金で、歳入合計は274万274円で、前年度と比較しますと274万2,349円、50.02%の減となっております。
歳出は、第1款総務費の274万274円で、歳入歳出差引残額は0円であります。
次に、17ページ、決算書の48ページをお願いいたします。
議第78号 平成24年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてであります。
歳入の主なものは、第1款の介護保険料、第3款の国庫支出金、そして第4款の支払基金交付金などで、歳入合計は29億1,685万9,840円となったところであります。不納欠損額は55万5,715円で、収入未済額が346万7,420円であります。
次の18ページの歳出で主なものは、第2款の保険給付費が27億5,140万6,614円で、支出額全体の94.33%となっております。
歳出合計は29億1,679万6,228円で、歳入歳出差引残額は6万3,612円となったところであります。
次に、19ページ、決算書の54ページをお願いします。
議第79号 平成24年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算についてであります。
歳入の主なものは、第1款使用料及び手数料で、歳入合計は504万4,487円であります。
歳出は、第1款総務費の400万8,675円で、歳入歳出差引残額は103万5,812円となったところであります。
次に、20ページ、決算書の方の60ページの方をお願いいたします。
議第80号 平成24年度東根市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についてであります。
歳入の主なものは、第1款の後期高齢者医療保険料が2億7,295万8,708円で、歳入全体の66.62%を占めております。そして、第3款繰入金などを加えた歳入合計は4億972万356円で、不納欠損額は3,800円、収入未済額は64万5,384円であります。
次に、歳出の主なものは、第2款後期高齢者医療広域連合納付金が3億9,556万2,449円で、歳出全体の96.81%を占め、歳出合計は4億857万6,530円であります。
歳入歳出差引残額は114万3,826円となったところであります。
以上、特別会計7会計についてご説明を申し上げました。
次に、21ページ以降は参考資料であります。この21ページから23ページまでは、義務的経費や投資的経費といった、普通会計における性質別歳出決算の状況を資料No.5として記載しております。説明は省略させていただきますので、よろしくお願いいたします。
次に、24ページをお願いいたします。
資料No.6の普通会計における地方債現在高の状況であります。なお、金額の単位は千円となっております。合計の欄をご覧ください。
平成24年度末の地方債の現在高は183億7,148万1,000円で、前年度と比較し6億3,008万6,000円の減額となっております。
次に、25ページをお願いいたします。
資料No.7の市税等収入未済額の推移であります。
平成24年度の収入未済額合計は10億1,226万円で、平成23年度の6億5,465万7,000円と比較しますと3億5,760万3,000円の増となっております。この増は、先ほど歳入の第1款市税のところで説明申し上げたとおり、租税条約に基づく法人市民税の徴収猶予額が含まれていることによるものであります。
次に、26ページをお願いいたします。
資料No.8の市税等不納欠損額の推移であります。
平成24年度の不納欠損額の合計は5,067万7,000円で、平成23年度の3,071万3,000円と比較しますと1,996万4,000円の増となっております。
以上が各会計の決算についてでありますが、詳細は決算書の65ページから各会計歳入歳出決算事項別明細書に記載のとおりであります。
次に、決算書の505ページをお願いいたします。
実質収支に関する調書であります。内容につきましては、先ほど決算収支の状況で説明申し上げましたので、説明の方は省略させていただきたいと思います。
次に、決算書の方の515ページになります。お願いします。
これは財産に関する調書であります。公有財産、債権、基金、物品の平成24年度中の推移を記載しております。内容は記載のとおりでありますので、説明は省略させていただきます。
以上、議第73号から議第80号までの平成24年度東根市一般会計及び特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要をご説明申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。
○奥山重雄決算特別委員長 次に、議第81号及び議第82号の2議案について、水道部長に説明を求めます。滝口水道部長。
〔滝口亮一建設部長兼水道部長 登壇〕
○滝口亮一建設部長兼水道部長 委員長より指示ありました議第81号及び議第82号の2議案につきまして、その概要をご説明申し上げます。
はじめに、議第81号 平成24年度東根市水道事業会計決算認定について、ご説明を申し上げます。
なお、説明は東根市水道事業会計決算書並びに決算概要で行いますので、よろしくお願い申し上げます。
決算書の1・2ページをお願いいたします。ここでは、予算額との比較による決算状況についてご説明を申し上げます。
最初に、経営の収支である収益的収入及び支出について申し上げます。
収入についてでありますが、第1款水道事業収益は、予算額合計10億1,112万7,000円に対し決算額が10億7,910万2,756円となり、予算額に比べ6,797万5,756円の増となりました。
次に、支出についてでありますが、第1款水道事業費用は、予算額合計9億2,456万3,000円に対し決算額が8億3,241万212円となり、不用額が9,215万2,788円となったところであります。
3・4ページをお願いいたします。
資産などの収支となる資本的収入及び支出について申し上げます。
収入についてでありますが、第1款資本的収入は、予算額合計の5億1,558万9,000円に対し決算額が2億6,034万4,290円、予算額に比べ2億5,524万4,710円の減となりました。
次に、支出についてでありますが、第1款資本的支出は、予算額合計の14億8,249万2,000円に対し決算額が9億6,260万2,441円、翌年度繰越額が国の一次補正に伴い2億4,500万円となり、不用額が2億7,488万9,559円となったところであります。
なお、表の外に記載しておりますが、資本的収入額が資本的支出額に不足する額7億225万8,151円は、過年度分損益勘定留保資金1億7,576万1,277円、減債積立金3億円、建設改良積立金2億円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,649万6,874円で補てんするものであります。
続いて、項目ごとの内容につきましては別冊の決算概要でご説明を申し上げます。
概要の1ページをお願いいたします。
最初に、収益的収入及び支出についてご説明を申し上げます。
なお、説明につきましては、純利益を求める必要があることや実質収支による経営状況を把握しなければならないことから、消費税を除いた実質額で申し上げます。
はじめに、収入についてご説明をいたします。
最初に、第1款第1項第1目給水収益でありますが、9億7,569万7,657円で、これは水道料金です。前年度比101.9%となっております。次の受託工事収益は379万198円で、消防用消火栓移設工事などに伴う収入であります。その他営業収益は4,029万1,533円で、下水道使用料徴収事務委託料及び開閉栓手数料などであります。次の受取利息及び配当金及び、次の雑収益基金は記載のとおりであります。他会計負担金は338万6,124円で、簡易水道統合事業に係る一般会計からの繰出金であります。特別利益は11万3,904円で、前年度末に施工した受託工事の精算による過年度分損益修正益であります。
その結果、収入合計といたしましては10億2,837万2,432円で、前年度比102.2%となったところであります。
次に、2ページをお願いいたします。
支出についてご説明をいたします。
第1款第1項第1目原水及び浄水費は2億4,097万8,720円で、人件費と村山広域水道への受水費等であります。前年度比で104.4%となったところであります。次の配水及び給水費は1億360万6,372円で、人件費と修繕費やメーター交換業務委託などの委託料で、当該年度は前年度比で105.5%となったところであります。次の受託工事費は379万198円で、消防用消火栓移設工事などであります。業務総係費は9,817万9,221円で、人件費と事務経費であります。次の減価償却費は2億7,768万1,115円であります。次の資産減耗費は2,461万2,378円で、管路資産の減耗費であります。その他営業費用は、ありません。
第1款第2項第1目支払利息及び企業債取扱諸費の4,600万2,902円は、企業債利息であります。次の雑支出は501万6,091円で、特定収入及び非課税収入に見合う消費税を費用化したものであります。固定資産売却損は、ありません。
第1款第3項第2目過年度損益修正損346万8,501円は、不納欠損金及び過年度還付金であります。予備費の支出は、ありません。
支出合計といたしまして8億333万5,498円で、前年度比104.4%となったところであります。
その結果、収入支出差し引きの純利益は2億2,503万6,934円となりました。
次に、利益剰余金の処分案についてでありますが、減債積立金に1億7,503万6,934円、そして建設改良積立金に5,000万円を積み立てする計画であります。
次に、3ページをお願いいたします。
資本的収入及び支出であります。
収入についてご説明をいたします。
第1款第1項第1目企業債は9,730万円で、簡易水道統合事業に伴う財務省財政融資資金を借り入れたものであります。次の加入金及び工事負担金は、記載のとおりであります。次の補助金は6,486万9,000円で、簡易水道統合事業に伴う国庫補助金であります。負担金は3,403万5,503円で、簡易水道統合事業を実施するに当たり、一般会計から繰り出しを行ったものであります。
その結果、収入合計は2億6,034万4,290円で、前年度比138.3%となったところであります。
次に、支出でありますが、第1款第1項第1目建設改良費の6億2,541万9,803円は、配水管布設替工事や簡易水道事業に伴う送水管布設工事などであります。次の企業債償還金は、記載のとおりであります。
支出合計といたしましては9億6,260万2,441円となり、前年度比131.2%となったところであります。
続きまして、議第82号 平成24年度東根市工業用水道事業会計決算認定について、ご説明申し上げます。
水道事業会計同様、決算書並びに決算概要でご説明を申し上げますので、よろしくお願いをいたします。
決算書の1・2ページをお願いいたします。ここでは、予算額との比較による決算状況についてご説明を申し上げます。
最初に、経営の収支である収益的収入及び支出について申し上げます。
収入についてでありますが、第1款工業用水道事業収益は、予算額合計1億8,927万8,000円に対し決算額が1億9,169万6,669円となり、予算額に比べ241万8,669円の増となりました。
次に、支出についてでありますが、第1款工業用水道事業費用は、予算額合計1億3,972万3,000円に対し決算額が9,379万5,586円となり、不用額が4,592万7,414円となったところであります。
3・4ページをお願いいたします。
資産などの収支となる資本的収入及び支出について申し上げます。
収入については、ございません。
支出についてでありますが、第1款資本的支出は、予算額合計2億3,447万7,000円に対し決算額が6,778万1,602円となり、不用額が1億6,669万5,398円となったところであります。
なお、表の外に記載しておりますが、資本的収入額が資本的支出額に不足する額6,778万1,602円は、過年度分損益勘定留保資金1,457万3,602円、建設改良積立金5,000万円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額320万8,000円で補てんするものであります。
続いて、項目ごとの内容について別冊の決算概要でご説明申し上げます。
概要の1ページをお願いいたします。
最初に、収益的収入及び支出についてご説明を申し上げます。
説明につきましては、水道事業会計同様、消費税を除いた実質額で申し上げます。
はじめに、収入についてご説明をいたします。
第1款第1項第1目給水収益は1億8,027万1,800円で、受水企業からの料金であります。当該年度は使用水量を減ったことにより、前年度比99.2%となったところであります。次のその他営業収益から雑収益までは、記載のとおりであります。
その結果、収入合計といたしましては1億8,268万3,119円で、前年度比99.3%となったところであります。
次に、支出でありますが、第1款第1項第1目原水及び浄水費は4,904万1,789円で、各施設点検などの委託費と動力費などであります。次の配水及び給水費は2,259万7,742円で、人件費と賃借料などであります。業務総係費は116万2,087円で、事務費などであります。次の原価償却費から支払利息及び企業債取扱諸費までは、記載のとおりであります。
支出合計といたしましては8,799万114円で、前年度比112.3%となったところであります。
その結果、収入支出差し引きの純利益は9,469万3,005円となりました。
2ページをお願いいたします。
利益剰余金の処分案についてでありますが、建設改良積立金に全額を積み立てする計画であります。
次に、資本的収入及び支出についてご説明をいたします。
収入については、ありません。
支出でありますが、第1款第1項第1目建設改良費6,736万8,000円は、野田シタ水源地ほか電気計装設備更新工事などであり、前年度比22.3%となっております。次の企業債償還金は41万3,602円であります。
支出合計といたしまして6,778万1,602円となり、前年度比22.4%となったところであります。
以上、水道事業会計と工業用水道事業会計の決算についてご説明を申し上げました。よろしくお願いいたします。
○奥山重雄決算特別委員長 以上で説明を終わります。
◎散 会
○奥山重雄決算特別委員長 これで本日の日程は全部終了しました。
なお、本委員会は9月9日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。
本日は、これで散会します。ご苦労さまでした。
午前11時52分 散 会