第4回東根市議会定例会
平成24年12月13日 午前10時36分 開 議
森 谷 政 志 予算特別委員長 原 田 利 光 副委員長
◎出席委員(17名)
1番 河 村 豊 委員 2番 原 田 利 光 委員
3番 高 橋 光 男 委員 4番 細 矢 俊 博 委員
5番 今 野 孝 委員 6番 大 場 英 雄 委員
7番 浅 野 目 幸 一 委員 8番 加 藤 信 明 委員
9番 阿 部 清 雄 委員 10番 阿 部 綾 子 委員
11番 高 橋 ひ ろ み 委員 12番 清 野 貞 昭 委員
13番 森 谷 政 志 委員 14番 佐 藤 直 委員
15番 奥 山 重 雄 委員 16番 秋 葉 征 士 委員
17番 清 野 忠 利 委員
◎欠席委員(なし)
◎説明のため出席した者の職氏名
教育委員会
土 田 正 剛 市 長 石 山 泰 博
委 員 長
選挙管理委員会
奥 山 元 荒 川 妙 子 代表監査委員
委 員 長
八 島 一 夫 農業委員会会長 伴 正 昭 消 防 長
椎 名 和 男 副 市 長 高 橋 一 郎 教 育 長
黒 田 長 総 務 部 長 植 松 敏 夫 市民生活部長
塩 野 康 二 健康福祉部長 間木野 多加志 経 済 部 長
建 設 部 長
菊 池 修 明 片 桐 秀 男 会計管理者
兼水道部長
半 田 博 教 育 次 長 本 田 剛 総合政策課長
庶 務 課 長
高 橋 昇 併選挙管理委員会 古 谷 利 明 財 政 課 長
事 務 局 長
監査委員 農業委員会
梅 津 佳 之 原 田 光 茂
事務局長 事務局長
◎事務局職員出席者職氏名
杉 浦 宗 義 事 務 局 長 石 垣 和 彦 事務局長補佐
井 上 正 宏 議 事 係 長 高 橋 範 一 主 事
児 玉 由希実 主 事 鈴 木 敬 一 兼務書記
井 澤 志都香 兼務書記
◎本日審査した案件
議第78号 平成24年度東根市一般会計補正予算(第3号)の専決処分の承認について
議第83号 平成24年度東根市一般会計補正予算(第4号)
議第84号 平成24年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
議第85号 平成24年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議第86号 平成24年度東根市介護保険特別会計補正予算(第2号)
議第87号 平成24年度東根市水道事業会計補正予算(第1号)
議第88号 平成24年度東根市工業用水道事業会計補正予算(第1号)
◎開 議
○森谷政志予算特別委員長 皆さん、御苦労さまです。
ただいまから予算特別委員会を開きます。
本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、委員の出席は17名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
◎議第78号 平成24年度東根市一般会計補正予算(第3号)の専決処分の承認について外6件
○森谷政志予算特別委員長 12月6日の本会議において予算特別委員会に付託なりました議案は、議第78号及び議第83号から議第88号までの7議案です。以上の7議案を一括して議題とします。
ただいまの議案につきましては、既に12月6日の本委員会において詳細な説明がありましたので、これから通告に基づき質疑を行います。6番大場英雄委員。
○6番(大場英雄議員) どうもお疲れさまでございます。
議案書の43・44ページをお願いいたします。
議第83号 平成24年度東根市一般会計補正予算(第4号)の第3款民生費第2項児童福祉費3目児童館費の放課後児童健全育成事業についてお聞きいたします。
去る6日の本会議におきまして、現在の放課後児童クラブ数が12、それに現在開設準備中の長瀞小学校区を合わせますと全部で13というクラブの総数の説明がございました。共働きや、ひとり親家庭の小学生を放課後に預かる学童保育に対しまして、本市においては熱心に取り組まれていることに、まず感謝を申し上げたいと思います。
そこで質問に入ります。放課後児童健全育成事業の委託料と負担金・補助及び交付金、放課後児童健全育成事業費補助金の増額補正の内容について、まずお伺いしたいと思います。
○森谷政志予算特別委員長 塩野健康福祉部長。
○塩野康二健康福祉部長 お答えいたします。
増額の要因についてご説明を申し上げます。
はじめに、障がい児加算の対象クラブ数の増によるもの、続きまして児童数の増加による補助基本額の区分変更による増、次に基本額障がい児加算などの単価変更による増額、さらには低所得者に対する保育料助成制度の実施に伴う増によるもの、最後になりますが長瀞学童の新規開所による委託料の増によるもの、以上による補正となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。
○森谷政志予算特別委員長 6番大場英雄委員。
○6番(大場英雄議員) ただいま塩野部長から増額補正の内容について、クラブの増加、あるいは保育単価、保育児童数の増という形の中で増額補正という説明がございました。その中でお伺いしますけれども、このたび県では、いわゆる低所得世帯を支援しようということで、市町村と連携して利用料の半額を補助する新事業を始めるということが新聞に報道として出ております。対象につきましては、生活保護を受ける世帯、それと扶養保護者に準ずる程度に困窮していると市町村が判断した準要保護世帯ということになっており、クラブの利用料につきましては一般的に5,000円から1万円前後ということで、本市の場合ですと9,000円ということでございます。県と市町村がそれぞれ4分の1ずつ、合わせて上限5,000円という形でのその助成と理解をしているところであります。
それで、この低所得世帯に対する保育費の補助制度に対して、各学童保育施設に対してどのように周知されるのか、あるいはされたのか、これについてお伺いしたいと思います。
○森谷政志予算特別委員長 塩野健康福祉部長。
○塩野康二健康福祉部長 お答えいたします。
毎月実施しています学童保育所定例会において、概要については既に周知をしているところでありますが、詳細については議決後に改めて説明を申し上げるという予定になっております。
○森谷政志予算特別委員長 6番大場英雄委員。
○6番(大場英雄議員) 低所得者にとりまして学校へのいろんな授業料も含めた支払い、これにもきゅうきゅうとしているという中で、どうしても放課後保育が必要だというケースが当然ございまして、ただ、ちょっと危惧されるところは、いわゆる学校に対してもいろいろ迷惑といいますか心配をかけて、それ以上に学童保育所にまで迷惑かけられないという形で、いわゆる対象となる保護者でありながら遠慮されるというケースもあるんだということを耳にしていますけれども、その辺についてお聞きになっているかどうか、その辺ちょっとお伺いしたいと思います。
○森谷政志予算特別委員長 塩野健康福祉部長。
○塩野康二健康福祉部長 この制度につきましては、要保護家庭、準要保護家庭を対象にしていることから、各施設ごとにその対応については慎重を期し、今後十分な説明をするように指導してまいりたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
○森谷政志予算特別委員長 6番大場英雄委員。
○6番(大場英雄議員) 確かにプライバシーに関する内容でございますので、慎重に対応することも必要だと思いますけれども、やはり生活に困窮している世帯、これについてはやはりできる限り学童保育の補助制度につきましても丁寧に説明をしていただき、受けるところは受けていただくということで、いわゆるお金がないからその学童にやれないということのないように配慮願いたいと要望しておきます。
次に、2点目でございますけれども、これも新聞記事でございますが、厚生労働省の調査としまして、今年の9月末までの1年間にいわゆる学童保育に関する怪我、事故ということについての記事がございました。その中で、全治1カ月以上の重傷事故が全国で、死亡1件も含め227件あったということでございます。死亡1件につきましては、学校を終えて学童保育所に向かう途中の車による交通事故ということで、1年生が亡くなっております。また、保育所内の怪我の原因としましては、集団で遊んでいる際の転倒や遊具からの転落というもので、その多くが骨折ということで約8割を占めているということです。また、学年別で見ますと、1年生が最も多いと。当然、2年生、3年生という児童から見ますと小さいわけですから、鬼ごっこなんかしててやっぱりぶつかれば1年生が飛ばされるということで、どうしても1年生の方が多くなる傾向になっているようであります。
そこで、本市の学童保育における事故や怪我の発生状況について、調査といいますか、その内容を把握されている部分についてお教え願いたいと思います。
○森谷政志予算特別委員長 塩野健康福祉部長。
○塩野康二健康福祉部長 本市の学童保育所における事故や怪我の状況はということでございますけれども、今年度については1件の事故の報告があったところであります。ただし、これは大変軽微なものでありました。また、今後こういった事故等がないように、毎月実施しています学童保育所定例会において情報交換を行い、各施設職員に対し適切な対処を行うように指導したところであります。よろしくお願い申し上げます。
○森谷政志予算特別委員長 6番大場英雄委員。
○6番(大場英雄議員) 今年度につきましては1件ということで、しかも軽微なものであったということで、これは安堵しているところでございます。
ただ、先ほども申し上げましたが、いわゆる学校を終えて学童保育所まで向かうという形が、いわゆる昨年度新設されました大森小学校区以外、全て校外に学童保育所があるということでございますので、学校から学童保育所までの通所といいますか、これに対する注意喚起を是非お願いしておきたいと思います。
次に、いわゆる学童保育所の施設のキャパといいますか、施設の大きさによるわけですけれども、いわゆる児童数が増えすぎますと事故率が上がるという傾向が指摘されております。それで今現在、各施設、個々でなくても結構ですけれども、学童保育所の児童数についてお教え願いたいと思います。
○森谷政志予算特別委員長 塩野健康福祉部長。
○塩野康二健康福祉部長 最初に、先ほど要望がありました通所する学童に対しての注意喚起はということでありますけれども、これについては今年の11月13日、山形県から事故防止のためのポイントが示されております。本市では、そのポイントに基づいて各放課後児童クラブに対しまして連絡を申し上げ、指導を徹底したところであります。
さらに、事故の発生につながる児童数の人数はということでありますけれども、各学童保育所の人数につきましては、本市の場合ですけれども、短期的な利用を含めまして21名から74名までとなっております。厚生労働省のガイドラインの児童1人当たり概ね1.65平米以上の面積を確保するということになっておりますけれども、その分については確保されている状況でありますので、よろしくお願い申し上げます。
○森谷政志予算特別委員長 6番大場英雄委員。
○6番(大場英雄議員) ただいま答弁がございました。施設につきましては、厚生労働省のガイドラインに沿った内容、環境で保育がされているということで、これにつきましては安心したところでございます。ただ、児童数につきましては、その年度によって増減があるわけで、とりわけ大森小学校区につきましては、来年度はちょっとまた増えそうだということもございます。そういった意味で、どの程度の増になるか今時点では把握してないわけですけれども、その辺についても今後よく見ていっていただきたいと思います。
最後になりますけれども、学童保育につきましては、いわゆる少子化の対策と、また、子育て支援に大きく寄与されるわけでございます。そこで要望になりますけれども、引き続き学童保育に対してご支援、ご指導をお願いして、質問を終わりたいと思います。
○森谷政志予算特別委員長 以上で、ご了承願います。
◎散 会
○森谷政志予算特別委員長 これで本日の日程は全部終了しました。
なお、本委員会は12月19日に再開いたしますので、ご協力をお願いいたします。
これで予算特別委員会を散会します。御苦労さまでした。
午前10時52分 散 会