第3回東根市議会定例会

決 算 特 別 委 員 会 会 議 録

平成24年8月30日 午前10時50分 開 会

 阿  部  綾  子  決算特別委員長      細  矢  俊  博  副委員長


◎出席委員(16名)
 1番   河  村     豊 委員       2番   原  田  利  光 委員
 3番   高  橋  光  男 委員       4番   細  矢  俊  博 委員
 5番   今  野     孝 委員       6番   大  場  英  雄 委員
 7番   浅 野 目  幸  一 委員       8番   加  藤  信  明 委員
 9番   阿  部  清  雄 委員      10番   阿  部  綾  子 委員
11番   高  橋  ひ ろ み 委員      12番   清  野  貞  昭 委員
13番   森  谷  政  志 委員      14番   佐  藤     直 委員
15番   奥  山  重  雄 委員      17番   清  野  忠  利 委員

◎欠席議員(なし)

◎説明のため出席した者の職氏名
                                 教育委員会
土 田 正 剛  市     長        石 山 泰 博
                                 委  員  長
         選挙管理委員会
奥 山   元                 荒 川 妙 子  代表監査委員
         委  員  長
八 島 一 夫  農業委員会会長        伴   正 昭  消  防  長
椎 名 和 男  副  市  長        高 橋 一 郎  教  育  長
黒 田   長  総 務 部 長        植 松 敏 夫  市民生活部長
塩 野 康 二  健康福祉部長         間木野 多加志  経 済 部 長
         建 設 部 長
菊 池 修 明                 片 桐 秀 男  会計管理者
         兼水道部長
半 田   博  教 育 次 長        本 田   剛  総合政策課長
         庶 務 課 長
高 橋   昇  併選挙管理委員会       古 谷 利 明  財 政 課 長
         事 務 局 長
         監査委員                    農業委員会
梅 津 佳 之                 原 田 光 茂
         事務局長                    事務局長

◎事務局職員出席者職氏名
杉 浦 宗 義  事 務 局 長        石 垣 和 彦  事務局長補佐
井 上 正 宏  議  事 係 長        高 橋 範 一  主     事
児 玉 由希実  主     事        鈴 木 敬 一  兼務書記
井 澤 志都香  兼務書記


◎本日審査した案件

 議第58号 平成23年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について
 議第59号 平成23年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
 議第60号 平成23年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について
 議第61号 平成23年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
 議第62号 平成23年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について
 議第63号 平成23年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
 議第64号 平成23年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算認定について
 議第65号 平成23年度東根市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
 議第66号 平成23年度東根市水道事業会計決算認定について
 議第67号 平成23年度東根市工業用水道事業会計決算認定について

◎開     会

○阿部綾子決算特別委員長 皆さん、御苦労さまです。
 ただいまから決算特別委員会を開会します。

◎開     議

○阿部綾子決算特別委員長 本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、委員の出席は16名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

◎議第58号 平成23年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について外9件

○阿部綾子決算特別委員長 先ほどの本会議におきまして決算特別委員会に付託なりました議案は、別紙付託表のとおり議第58号から議第67号までの10議案であります。以上、10議案を一括議題とします。
 これから議第58号から議第65号までの8議案について、会計管理者に説明を求めます。片桐会計管理者。

   〔片桐秀男会計管理者 登壇〕

○片桐秀男会計管理者 委員長の指示により、議第58号から議第65号までの平成23年度東根市一般会計及び特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要をご説明申し上げます。
 はじめに、提出しております決算関係書類の確認をお願いいたします。
 お手元の厚い冊子が平成23年度東根市歳入歳出決算書であります。一般会計と7つの特別会計の歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書が記載されております。次に、平成23年度東根市歳入歳出決算付属資料であります。これには、各会計における平成22年度と平成23年度の款別決算額比較表、市税税目別収入状況比較表、地方債現在高の状況、主要な施策の成果を記載しております。そして本日説明用資料の平成23年度東根市歳入歳出決算概要説明資料であります。
 それでは、決算書に基づき進めてまいりますが、説明は決算概要説明資料で行いますので、よろしくお願いいたします。
 概要説明資料の1ページ、決算書は4ページをお願いいたします。
 資料No.1、決算の概況でありますが、一般会計ほか特別会計7会計の総括表であります。
 最初に、歳入についてででありますが、一番上の表をご覧ください。歳入の比較表であります。歳入の平成23年度決算額は285億2,254万7,520円で、平成22年度に比較し、2億8,042万5,167円の増となっております。
 次に、2番目の表が歳出の比較表であります。歳出につきましては、平成23年度決算額は276億9,907万3,767円で、平成22年度と比較しますと5億8,187万6,365円の増となりました。
 この結果、中段に記載してありますように、歳入歳出差引残額は8億2,347万3,753円となったものであります。
 次に、(2)の決算統計から見た財政分析の推移でありますが、平成23年度の各財政指標は、経常収支比率が85.3%、実質収支比率が6.5%、財政力指数は0.537%、公債費比率は14.8%、起債制限比率は10.1%となったところであります。
 次に、資料の2ページをご覧ください。
 資料No.2、各会計の決算の状況であります。
 一般会計の歳入は188億3,133万7,198円となり、歳出は180億1,614万3,723円となったところであります。そして、歳入歳出差引残額が8億1,519万3,475円であります。そのうち、8,651万3,000円は翌年度への繰越財源でありますので、実質収支は7億2,868万475円となったところであります。
 また、平成22年度の実質収支額は8億2,746万3,799円でありますので、平成23年度実質収支額から平成22年度の実質収支額を差し引いた平成23年度の単年度収支は、9,878万3,324円の赤字となったところであります。
 以下、特別会計7会計を含めた合計の実質収支額は、7億3,546万753円であります。
 次に、3ページをお願いします。
 この資料No.3に記載しておりますのは、歳入歳出における決算規模の状況であります。一般会計と特別会計について、平成23年度決算額を平成22年度決算額と比較し、記載したものであります。説明の方は省略させていただきます。
 次に、説明資料の5ページ、決算書は8ページをお願いいたします。
 資料No.4、各会計における歳入歳出決算の状況であります。
 これから各会計の決算について概要をご説明いたします。
 最初に、議第58号 平成23年度東根市一般会計歳入歳出決算認定についてであります。
 一般会計の歳入についてでありますが、第1款市税の収入済額は62億2,339万9,090円で、前年度に比べ1億2,611万7,021円、2.07%の増となっております。また、不納欠損額は1,186万9,276円で、収入未済額は3億6,475万4,514円となったところであります。
 項目別に見ますと、第1項市民税が24億9,426万8,048円で、前年度に比べ3,436万1,912円、1.4%の増となっております。また、1目の個人市民税については、個人所得の伸びが見られず、平成22年度に比べ111万4,764円、0.07%の減となりましたが、2目の法人市民税は、企業業績の回復を受け、前年度に比べ3,547万6,676円、4.59%の増となったところであります。次の第2項固定資産税は29億510万2,619円で、前年度に比較し2,591万1,613円、0.9%の増。第3項軽自動車税は1億281万4,365円で、前年度と比較し170万2,520円、1.68%の増。第4項たばこ税は3億408万6,425円で、5,065万5,054円、19.99%の増。第6項入湯税は1,118万7,000円で、85万950円、7.07%の減になったところであります。
 次に、6ページ上段、第7項都市計画税は4億594万633円で、前年度に比較し1,433万6,872円、3.66%の増であります。
 次に、第2款の地方譲与税につきましては1億8,454万216円で、前年度に比較し170万7,910円、0.92%の減。第10款地方特例交付金は6,892万1,000円で、前年度に比較して1,242万2,000円、15.27%の減となり、第11款地方交付税は48億9,239万6,000円で、前年度に比較し1億8,038万5,000円、3.83%の増となっております。
 7ページをお願いいたします。
 第13款分担金及び負担金は、収入済額が2億380万6,231円で、前年度に比べ252万2,646円、1.25%の増となりましたが、不納欠損額が36万3,500円、収入未済額は456万9,630円となっております。不納欠損額と収入未済額については、保育所運営費保護者負担金などであります。
 次に、第14款使用料及び手数料は、収入済額が1億4,173万8,392円で、前年度に比べ601万3,642円、4.43%の増であります。収入未済額の116万6,680円、これは児童館等使用料と住宅使用料であります。
 次に、8ページをお願いいたします。
 第17款財産収入は1,603万443円で、前年度に比較し603万3,368円、27.35%の減となっております。減額となった主なものは、財産貸付収入と不動産売払収入の減であります。
 次に、第19款繰入金は2,755万5,976円で、第1項特別会計繰入金1,583万623円は、一本木土地区画整理事業特別会計繰入金548万2,623円、また、公共下水道事業特別会計繰入金728万円、さらに市営墓地特別会計繰入金306万8,000円であります。第2項基金繰入金1,172万5,353円は、財政調整基金より交通災害共済基金活用事業の実績として繰り入れしました1,016万4,247円と、アイジー基金よりアイジー基金運営事業の実績として繰り入れした156万1,106円であります。
 第21款諸収入は7億7,146万5,132円で、前年度に比較し1億7,870万4,171円、30.15%の増となっております。この増額は、貸付金元利収入の増額1億6,910万円が主なものになります。
 第22款市債は14億5,620万円で、前年度に比較し少ない借入金となっております。これは、主なものとしましては、学校教育施設整備事業債や臨時財政対策債の減によるものであります。
 以上の結果、一般会計の歳入は、収入済額が188億3,133万7,198円で、前年度に比較し3億3,261万1,747円、1.74%の減となったところであります。
 次に、9ページをお願いいたします。決算書は14ページになります。
 一般会計の歳出であります。
 はじめに、第1款議会費の支出済額は2億4,164万5,491円で、前年度に比べ7,939万2,007円、48.93%の増となっております。この増額の主なものは、議員給付費負担金掛金であります。
 第2款総務費は19億8,381万5,834円で、前年度に比べ9,651万1,019円、4.64%の減であります。
 次に、第3款民生費は46億3,684万7,127円で、前年度に比較し2億6,820万249円、6.14%の増となっております。項目別で増となりました主な事業でありますけれども、第1項社会福祉費では、障害者介護給付事業及び介護保健施設整備事業で、第2項児童福祉費では、子ども手当給付事業及び、ひとり親家庭等医療給付事業、第3項生活保護費では、生活保護扶助事業であります。
 次に、第4款衛生費は12億3,664万5,811円で、前年度に比較し2,233万4,560円、1.84%の増となっております。増額の主なものは、予防事業及び子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業などであります。
 次に、10ページをお願いいたします。
 第5款労働費は1億5,851万9,809円で、前年度に比較し1,960万5,696円、14.11%の増となっております。増額の主な事業でありますけれども、東根市職業訓練センター指定管理委託事業及び重点分野雇用創出事業の果樹王国サポーター事業などであります。
 第6款農林水産業費は4億7,406万3,747円で、前年度と比較し3,341万3,641円、7.58%の増となっております。翌年度繰越額の1億8,318万円は、畜産振興事業における国庫支出金であります。
 次の第7款商工費は7億5,370万4,836円で、前年度に比較し3億60万7,548円、66.35%と大幅な増となっております。増額となりました主なものは、住宅新築・リフォーム支援事業(ひがしね元気応援事業)、果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン大会事業、企業奨励補助事業、産業立地促進資金融資事業の増などになります。
 次に、第8款土木費は26億5,378万1,029円で、前年度に比較し7,081万7,884円の減であります。土木費における翌年度繰越額の4億8,287万3,000円は、道路橋りょう費における市道野田荒小屋線など、道路新設改良事業としての1億889万8,000円、そのほか、都市計画費の東根地区まちづくり交付金事業の3,101万円と、都市計画道路神町駅前通り線道路改良整備事業の3,645万5,000円、さらに子どもの遊び場整備事業の3億651万円であります。
 次の第9款消防費は6億2,069万6,709円で、前年度と比較し4,315万4,173円の増であります。この増額の主なものは、非常備消防事業の災害補償負担金の増と、消防施設費の高規格救急自動車の購入などになります。翌年度繰越額の569万2,000円は、国の三次補正による消防団安全対策設備整備事業であります。
 11ページをお願いいたします。
 第10款教育費は29億2,577万1,118円で、前年度に比較し6億9,927万8,146円、19.29%の減となりました。減額の主なものとしましては、第2項小学校費になりますが、大森小学校開校準備事業と大森小学校整備等事業、また、公益文化用地取得事業などであります。なお、増額となりました第4項社会教育費でありますけれども、これは公共文化施設整備基金積立事業であります。
 次の第11款災害復旧費は5,965万1,014円で、前年度と比較し4,758万2,367円の394.26%の増となっております。この増額は、第3項の文教施設災害復旧費になりますが、主なものは東日本大震災の影響に伴う市民体育館災害復旧事業で、体育館アリーナ天井の一部落下に伴う復旧工事になります。
 第12款公債費は22億7,100万1,198円で、前年度と比較し1,444万9,085円の増であります。13款予備費の支出はございませんが、他科目への充用額が1,548万5,513円となっております。
 以上の結果、歳出合計は180億1,614万3,723円、歳入歳出差引残額は8億1,519万3,475円で、翌年度繰越額は6億7,174万5,000円となったものであります。
 次に、資料の12ページ、決算書は20ページをお願いいたします。
 議第59号の平成23年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、ご説明を申し上げます。
 はじめに、歳入についてでありますが、第1款国民健康保険税の収入済額は10億1,811万182円で、前年度に比較し1,445万8,403円の減となりました。このほか歳入の主なものは、第3款国庫支出金、第5款療養給付費等交付金、第6款前期高齢者交付金などで、歳入の合計は44億8,543万8,724円で、前年度に比べ1億4,786万6,109円、3.41%の増となったところであります。不納欠損額は1,613万6,786円で、収入未済額は2億5,605万9,492円であります。
 次に、資料の13ページ、決算書の24ページをお願いいたします。
 歳出であります。内容は、第2款保険給付費が29億8,323万7,624円で、前年度に比較し9,093万2,659円、3.14%の増。第3款後期高齢者支援金が5億5,866万1,123円で、前年度に比較し7,358万4,816円、15.17%の増となりました。
 歳出合計は、支出済額が44億8,411万4,081円で、前年度に比較し1億4,902万244円、3.44%の増となり、歳入歳出差引残額は132万4,643円となったものであります。
 次に、資料の14ページ、決算書の30ページをお願いいたします。
 議第60号 平成23年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定についてでありますが、歳入は、第1款財産収入及び第3款繰越金で、歳入合計は188万4,557円。
 歳出では、第1款総務費の66万8,321円で、歳入歳出差引残額は121万6,236円となったところであります。
 次に、15ページ、決算書の36ページをお願いいたします。
 議第61号 平成23年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。
 歳入の主なものは、第2款使用料及び手数料の5億5,826万2,953円で、前年度に比較し1,219万7,758円の増であります。そして、第4款の繰入金と第7款の市債などを含めた歳入合計は、21億1,364万1,162円であります。また、不納欠損額は136万5,873円で、収入未済額は2,299万9,557円となっております。
 歳出は、第1款公共下水道事業費が、前年度に比較し40.3%の増、11億8,498万161円で、第2款公債費が9億2,697万3,471円となり、歳出合計は21億1,195万3,632円となったところであります。
 歳入歳出差引残額は168万7,530円となり、翌年度繰越額は1億8,750万円となりました。
 次に、16ページ、決算書の42ページをお願いいたします。
 議第62号の平成23年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。
 歳入の主なものは、第2款諸収入第1項の徴収金で、収入合計は548万2,623円で、前年度に比較しますと180万1,302円、24.73%の減となっております。
 歳出は、第1款総務費の548万2,623円で、歳入歳出差引残額は0円であります。
 17ページですけれども、決算書の方は48ページをお願いいたします。
 議第63号 平成23年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてであります。
 歳入の主なものでありますけれども、第1款の介護保険料、また、第3款の国庫支出金、そして第4款の支払基金交付金などで、歳入合計は26億9,241万3,709円となったところであります。不納欠損額は92万2,733円で、収入未済額が324万4,020円であります。
 次の18ページの歳出で主なものは、第2款の保険給付費が25億5,817万9,110円で、支出額全体の95.09%となっております。
 歳出合計は26億9,015万5,107円で、歳入歳出差引残額は225万8,602円となったところであります。
 次に、19ページ、決算書の54ページをお願いいたします。
 議第64号 平成23年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算認定についてであります。
 歳入の主なものは、第1款使用料及び手数料で、歳入合計は466万2,890円であります。
 歳出は、第1款総務費の423万4,603円で、歳入歳出差引残額は42万8,287円となったところであります。
 次に、20ページ、決算書の60ページをお願いいたします。
 議第65号 平成23年度東根市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてであります。
 歳入の主なものは、第1款の後期高齢者医療保険料が2億5,553万2,290円で、歳入全体の65.91%を占めております。そして、第3款繰入金等を加えた歳入合計は3億8,768万6,657円で、不納欠損額は6万200円、収入未済額は57万1,192円であります。
 歳出の主なものは、第2款後期高齢者医療広域連合納付金が3億7,278万4,861円で、歳出全体の96.5%を占め、歳出合計は3億8,632万1,677円であります。歳入歳出差引残額は136万4,980円となったところであります。
 以上、特別会計7会計についてご説明を申し上げました。
 次に、21ページ以降が参考資料であります。21ページから23ページまでは、義務的経費や投資的経費といった、普通会計における性質別歳出決算の状況を資料No.5として記載しております。説明は省略させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 次に、24ページをお願いいたします。
 資料No.6の普通会計における地方債現在高の状況であります。なお、金額の単位は千円となっております。合計の欄をご覧ください。
 平成23年度末の地方債の現在高は190億156万7,000円で、前年度に比較し4億8,474万7,000円の減額となっております。
 次に、25ページをお願いいたします。
 資料No.7の市税等収入未済額の推移であります。
 平成23年度の収入未済額合計は6億5,465万7,000円で、平成22年度末の6億7,227万1,000円と比較しますと1,761万4,000円の減額となっております。
 次に、26ページの方をお願いいたします。
 資料No.8の市税等不納欠損額の推移であります。
 平成23年度の不納欠損額の合計は3,071万3,000円で、平成22年度末の1億4,443万4,000円と比較しますと1億1,372万1,000円の減額となっております。
 以上が各会計の決算についてでありますが、詳細は決算書の65ページから各会計歳入歳出決算事項別明細書に記載のとおりであります。
 次に、決算書の523ページをお願いいたします。
 実質収支に関する調書であります。
 内容につきましては、先ほど決算収支の状況で申し上げましたので、説明の方は省略させていただきたいと思います。
 次に、決算書533ページになります。
 財産に関する調書であります。
 公有財産、債権、基金、物品の平成23年度中の推移を記載しております。内容については記載のとおりでありますので、説明は省略させていただきます。
 以上で、議第58号から議第65号までの平成23年度東根市一般会計及び特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要をご説明申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。
○阿部綾子決算特別委員長 次に、議第66号及び議第67号の2議案について、水道部長に説明を求めます。菊池水道部長。

   〔菊池修明建設部長兼水道部長 登壇〕

○菊池修明建設部長兼水道部長 委員長より指示がありました議第66号及び議第67号の2議案につきまして、その概要をご説明申し上げます。
 はじめに、議第66号 平成23年度東根市水道事業会計決算認定について、ご説明を申し上げます。
 なお、説明は、東根市水道事業会計決算書並びに決算概要で行いますので、よろしくお願い申し上げます。
 決算書の1から2ページをお願いいたします。ここでは、予算額との比較による決算状況についてご説明を申し上げます。
 最初に、経営の収支である収益的収入及び支出について申し上げます。
 収入についてでありますが、第1款水道事業収益は、予算額合計が10億5,569万5,000円に対し決算額が10億5,635万3,287円となり、予算額に比べ65万8,287円の増となりました。
 次に、支出についてでありますが、第1款水道事業費用は、予算額合計が8億8,114万6,000円に対し決算額が7億9,614万4,501円となり、不用額が8,500万1,499円となったところであります。
 3・4ページをお願いいたします。
 次に、資産の部の収支となる資本的収入及び支出について申し上げます。
 収入についてでありますが、第1款資本的収入は、予算額合計が1億9,882万3,700円に対し決算額が1億8,825万7,656円となり、予算額に比べ1,056万6,044円の減となりました。
 次に、支出についてでありますが、第1款資本的支出は、予算額合計が9億9,083万3,500円に対し決算額が7億3,387万1,119円となり、不用額が2億5,696万2,381円となったところであります。
 なお、表の外に記載してございますが、資本的収入額が資本的支出額に不足する額5億4,561万3,463円は、過年度分損益勘定留保資金1億1,835万8,732円、減債積立金1億円、建設改良積立金3億円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,725万4,731円で補てんをするものであります。
 続いて、項目ごとの内容につきましては別冊の決算概要でご説明を申し上げますので、よろしくお願いしたいと思います。
 概要の1ページをお開き願います。
 最初に、収益的収入及び支出についてご説明を申し上げます。
 なお、説明につきましては、純利益を求める必要があることや実質収支による経営状況を把握しなければならないことから、消費税を除きました実質額で申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
 はじめに、収入についてご説明いたします。
 最初に、給水収益でありますが、9億5,755万1,432円となり、これは水道料金であります。前年度比99.0%となっております。次の受託工事収益は310万5,963円で、消防用消火栓移設工事などに伴う収入でございます。その他営業収益は3,809万7,015円で、下水道使用料徴収事務委託料及び開閉栓手数料などでございます。少し飛びますが、他会計負担金は289万7,800円で、簡易水道統合事業にかかわる一般会計からの繰出金であります。特別利益は、ございません。
 その結果、収入合計といたしましては10億666万1,090円となり、前年度比99.6%となったところであります。
 次に、2ページをご覧ください。
 支出についてご説明を申し上げます。
 原水及び浄水費は2億3,072万8,290円で、人件費と村山広域水道への受水費などでございます。前年度比で99.6%となったところであります。次の配水及び給水費は9,818万5,116円で、人件費と修繕費やメーター交換業務委託などの委託料でございます。当該年度は、前年度比で108.7%となったところであります。次の受託工事費は317万2,073円で、消防用消火栓移設工事などでございます。業務総係費は1億102万4,370円で、人件費と事務経費であります。次の減価償却費は2億6,934万2,772円であります。資産減耗費は1,044万5,181円で、管路資産の減耗費であります。その他営業費用は、ございません。また、災害支援費は、東日本大震災に係る被災地への給水支援でございまして、77万928円となったところであります。また、支払利息及び企業債取扱諸費の4,969万8,845円は、企業債利息であります。次の雑支出447万7,003円は、特定収入における消費税の支出となります。固定資産売却損は、ありません。過年度損益修正損177万8,295円は、不納欠損金及び過年度還付金でございます。予備費の支出は、ございません。
 支出合計といたしましては7億6,962万2,873円で、前年度比102.0%となりました。
 その結果、収入支出差し引きの純利益は2億3,703万8,217円となったところであります。
 次に、利益剰余金の処分案についてでありますが、減債積立金に1億3,703万8,217円、そして建設改良積立金に1億円を積み立ていたしたく、今議会に提案するものであります。
 次に、3ページをお開き願います。
 資本的収入及び支出であります。
 収入についてご説明を申し上げます。
 企業債は5,990万円で、これは簡易水道統合事業に伴い、財務省財政融資資金を借り入れたものでございます。次に、補助金は9,401万7,000円で、神町駐屯地周辺民生安定施設設置助成事業及び簡易水道統合事業に伴う国庫補助金であります。次の負担金は661万5,362円で、簡易水道統合事業を実施するに当たり、一般会計から繰り出しを行ったものでございます。
 その結果、収入合計が1億8,825万7,656円で、前年度比59.1%となったところであります。
 次に、支出でありますが、建設改良費の6億781万90円は、配水管布設替え工事や簡易水道統合事業に伴います送水管布設工事などでございます。
 支出合計といたしましては7億3,387万1,119円となり、前年度比で123.1%となったところであります。
 続きまして、議第67号 平成23年度東根市工業用水道事業会計決算認定について、ご説明を申し上げます。
 水道事業会計同様、決算書並びに決算概要でご説明を申し上げますので、よろしくお願いしたいと思います。
 まず最初に、決算書の1から2ページをお開き願いたいと思います。ここでは、予算額との比較による決算状況についてご説明を申し上げます。
 最初に、経営の収支である収益的収入及び支出について申し上げます。
 収入についてでありますが、第1款工業用水道事業収益は、予算額合計が1億8,979万2,000円に対し決算額が2億61万7,695円となり、予算額に比べ1,082万5,695円の増となりました。
 次に、支出についてでありますが、第1款工業用水道事業費用は、予算額合計が1億1,224万円に対し決算額が8,057万429円となり、不用額が3,166万9,571円となったところであります。
 次に、3・4ページをお願いいたします。
 資産などの収支となる資本的収入及び支出について申し上げます。
 収入については、ございません。
 支出についてでありますが、第1款資本的支出は、予算額合計が4億5,788万2,000円に対し決算額が3億288万7,851円となり、不用額が1億5,499万4,149円となったところであります。
 なお、表の外に記載してございますが、資本的収入額が資本的支出額に不足する額3億288万7,851円は、過年度分損益勘定留保資金3,848万3,851円、建設改良積立金2億5,000万円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,440万4,000円で補てんするものであります。
 続いて、項目ごとの内容については別冊の決算概要でご説明申し上げます。
 概要の1ページをお開き願いたいと思います。
 最初に、収益的収入及び支出についてご説明を申し上げます。
 説明につきましては、水道事業会計決算同様、消費税を除いた実質額で申し上げます。
 はじめに、収入についてご説明いたします。
 給水収益は1億8,170万3,040円で、受水企業からの料金でございます。当該年度は契約水量を増量したことによりまして、前年度比100.8%となったところであります。
 収入合計といたしましては1億8,402万200円で、前年度比100.5%となったところであります。
 次に、支出でありますが、原水及び浄水費は4,183万6,932円で、工業機器点検などの委託料と各施設の動力費などでございます。次の配水及び給水費は2,071万5,064円で、人件費と賃借料などでございます。次の業務総係費は106万2,340円で、事務費などでございます。
 支出合計といたしましては7,837万6,934円で、前年度比108.1%となったところであります。
 その結果、収入支出差し引きの純利益は1億564万3,266円となりました。
 2ページをご覧ください。
 利益剰余金の処分案についてでありますが、建設改良積立金に全額を積み立ていたしたく、今議会に提案するものであります。
 次に、資本的収入及び支出についてご説明いたします。
 収入については、ありません。
 支出でありますが、建設改良費3億248万4,000円は、野田シタ水源地ほか電気計装設備の更新工事などでございます。前年度比1,064.9%となっております。次の企業債償還金は40万3,851円であります。
 支出合計といたしましては3億288万7,851円となり、前年度比で1,051.7%となったところです。
 以上、水道事業会計と工業用水道事業会計の決算について概要をご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。
○阿部綾子決算特別委員長 以上で説明を終わります。

◎散     会

○阿部綾子決算特別委員長 これで本日の日程は全部終了しました。
 なお、本委員会は9月7日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。
 本日は、これで散会します。御苦労さまでした。

   午前11時38分 散 会