議事日程 第5(表 決)

平成23年3月17日 午前11時00分 開 議

      清  野  貞  昭 議長       秋  葉  征  士 副議長


◎出席議員(18名)
 1番   水  上  公  明 議員       2番   高  橋  光  男 議員
 3番   細  矢  俊  博 議員       4番   大  場  英  雄 議員
 5番   浅 野 目  幸  一 議員       6番   加  藤  信  明 議員
 7番   阿  部  清  雄 議員       8番   阿  部  綾  子 議員
 9番   高  橋  ひ ろ み 議員      10番   佐  藤     直 議員
11番   奥  山  重  雄 議員      12番   森  谷  政  志 議員
13番   青  柳  安  展 議員      14番   清  野  忠  利 議員
15番   武  田  敏  夫 議員      16番   結  城     芳 議員
17番   秋  葉  征  士 議員      18番   清  野  貞  昭 議員

◎欠席議員(なし)

◎説明のため出席した者の職氏名
                                 教育委員会
土 田 正 剛  市     長        石 山 泰 博
                                 委  員  長
         選挙管理委員会
奥 山   元                 荒 川 妙 子  代表監査委員
         委  員  長
八 島 一 夫  農業委員会会長        大 江 和 明  消  防  長
椎 名 和 男  副  市  長        小 関 正 男  教  育  長
高 橋 一 郎  総 務 部 長        山 科   優  市民生活部長
黒 田   長  健康福祉部長        岡 崎 春 夫  経 済 部 長
         建 設 部 長
小 林 文 雄                 菊 池 修 明  会計管理者
         兼水道部長
杉 浦 宗 義  教 育 次 長        間木野 多加志  総合政策課長
塩 野 康 二  庶 務 課 長        中 里 純 一  財 政 課 長
         選挙管理委員会                 監 査 委 員
太 田 紀代子                 斎 藤 吉 則
         事 務 局 長                 事 務 局 長
         農業委員会
今 野 和 行
         事 務 局 長

◎事務局職員出席者職氏名
矢 作   隆  事 務 局 長        石 垣 和 彦  事務局長補佐
安 達 利 也  議 事 主 査        高 橋 範 一  主     事
塩 野 睦 美  主     事        梅 津 佳 之  兼務書記
井 澤 志都香  兼務書記


◎議 事 日 程

 議事日程第5号
       平成23年3月17日(木) 予算特別委員会終了後 開 議

 日程第 1  議第 3号 東根市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について
 日程第 2  議第 4号 東根市土地開発基金条例の一部を改正する条例の制定について
 日程第 3  議第 5号 東根市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
 日程第 4  議第 6号 東根市市民バス設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制
              定について
 日程第 5  議第 7号 東根市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
 日程第 6  議第 8号 指定管理者の指定について
 日程第 7  議第 9号 指定管理者の指定について
 日程第 8  議第10号 市道路線の認定について
    (質疑・討論・表決)
    (予算特別委員長報告)
 日程第 9  議第20号 平成23年度東根市一般会計予算
 日程第10  議第21号 平成23年度東根市国民健康保険特別会計予算
 日程第11  議第22号 平成23年度東根市東根財産区特別会計予算
 日程第12  議第23号 平成23年度東根市公共下水道事業特別会計予算
 日程第13  議第24号 平成23年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計予算
 日程第14  議第25号 平成23年度東根市介護保険特別会計予算
 日程第15  議第26号 平成23年度東根市市営墓地特別会計予算
 日程第16  議第27号 平成23年度東根市後期高齢者医療特別会計予算
 日程第17  議第28号 平成23年度東根市水道事業会計予算
 日程第18  議第29号 平成23年度東根市工業用水道事業会計予算
    (質疑・討論・表決)
    (経済建設常任委員長報告)
 日程第19  請願第1号 2011年度山形県「住宅リフォーム助成制度」に関し、使い勝手の
              良い制度を求める意見書の提出を求める請願
    (質疑・討論・表決)
    (閉会中の継続審査申出事件)
 日程第20  請願第5号 選択的夫婦別姓制度の法制化に反対することに関する請願書
 日程第21  請願第6号 永住外国人への地方参政権付与に反対する意見書採択を求める請願
    (委員会提出議案上程)
 日程第22  発議第1号 平成23年度山形県「住宅リフォーム助成制度」に関し、要件緩和を
              求める意見書の提出について
 日程第23  発議第2号 東根市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について
    (説明・質疑・討論・表決)
 日程第24  閉会中の継続調査の申し出について
    (閉     会)


◎本日の会議に付した事件

 議事日程第5号に同じ。

◎開     議

○清野貞昭議長 皆さん、御苦労さまです。

◎黙     祷

○清野貞昭議長 最初に3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で犠牲となられた多くの方々に対し、ここで哀悼の意を表し、ご冥福を祈り、黙祷を捧げたいと思います。
○矢作隆事務局長 全員ご起立をお願いいたします。
 黙祷をはじめてください。

   〔黙祷〕

○矢作隆事務局長 お直りください。ご着席をお願いいたします。
○清野貞昭議長 本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、出席議員の数は18名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
 本日の会議は、議事日程第5号によって進めます。

◎議第3号 東根市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について

○清野貞昭議長 最初に、日程第1 議第3号を議題とします。
 これから質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第3号 東根市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について採決をします。
 議第3号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。よって、議第3号は原案のとおり可決されました。

◎議第4号 東根市土地開発基金条例の一部を改正する条例の制定について

○清野貞昭議長 次に、日程第2 議第4号を議題とします。
 これから質疑を行います。ご質疑ありませんか。1番水上公明議員。
○1番(水上公明議員) 議第4号 東根市土地開発基金条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これにつきましては先般、市長から改めて議員懇談会の中でご説明をいただいたところであります。そこの中で、こちらの方からの質問はできなかったわけでありますけれども、その後、私なりにいろいろ考えて精査させていただきました。そこの中で若干の疑問点がまた生じましたので、改めてお伺い申し上げたいと思います。
 まず共通認識をという視点から、現条例の課題と疑問点といいますか、そういったところで確認をさせていただきたいと思います。
 まず第1点が、本条例というのは制定されてから何十年となるという経過もございまして、第2条第1項に規定している基金の額というものと現在の基金額、非常に大きな乖離があるというところが見受けられるというところの中での基金額の改定という意味合いなんだろうということが第1点であります。
 それから第2点なんでありますけれども、これがちょっと不明な点があるわけですが、いわゆる第2条第2項の中で、予算の定めるところにより基金に追加して積み立てるということでの積立基金の額、これがまず積立額としての基金設定なんですよと言っております。ところが一方では、第6条、運用基金の処理についてでありますけれども、第6条の中で一般会計歳入歳出予算に計上して、この基金に繰り入れすると規定されているわけであります。となりますと、この基金の額ということ、いわゆる第2条第1項の基金の額の増減が第2条第3項でその基金というものの第2項で設定された額がそのまま第3項で基金の額となっているところでありますけれども、ところが第6条では運用益の部分については繰り入れるということであって、基金の額というふうに設定できるのかどうかというところがちょっと不明な点があります。というのは、決算書、予算書の中で見ても、ほかの基金設定の部分については積立金と明記されているにもかかわらず、本条例の基金の部分については運用繰出金という形での表現になっております。こう見ていきますと、基金という性格のものは第2条第2項で積み立てられた額が基金であって、運用益その他等々の部分については基金に相当せず、運用損益等々が生じた場合の補てん額等々というふうにも解されるわけであります。そういったことから、この基金というものの第2条第1項に規定する基金の額というものがどうも不明瞭であるな。この不明瞭な点も今回の条例の改正の中で判断が明確になるような表現に改めるという意味合いもあるかと思ったところであります。
 それから第3点が、この基金の中で幾らでもふくれ上がってしまう基金の設定になっているわけですね。そういうふうに見ていきますと、この基金の運用が適正に行われるにあたって、その額以上に基金が積み上げられていくということになれば、当然のことながら予算執行のむだということに流れてしまう。こういう視点から、このいわゆる処分規定というものを設けながらこの予算執行を適正にしていこうという趣旨のこの3点あたりが、現条例の課題と問題点というふうに私なりに整理をさせていただいたところでございますが、これについてご意見等あればお伺いいたします。
○清野貞昭議長 答弁を求めます。土田市長。
○土田正剛市長 まず3月8日の予算特別委員会前に議員懇談会を開いて私から説明をさせていただきました。もう一度申し上げたいと思います。
 確かに今、水上議員が指摘したようなこともあろうかと思います。そういう中で、昭和47年だっけ、45年にこの土地開発基金というものが最初に国から交付を受け、そして条例が制定をされたわけであります。それ以来、平成3年、4年にそれぞれ合計で3億2,000万円が基金に国から交付税として入れられたわけであります。
 そういう中で、議員の皆様も余り普段これ承知をしていなかったわけであります。私自身も実は余り承知をしておりませんでした。
 そして、なぜこれが今回、去年の決算で問題になったかというと、かつて中央土地区画整理事業が行われたわけであります。そしてその後、一本木土地区画整理事業が行われたわけであります。そのときに、これはもちろん私の代ではありません、伊勢市長時代であります。そのときに減歩率が違ってたわけであります。そういう中で、減歩率を緩和するために一本木土地区画整理事業のときにその不足する額の調整において、不足する額について土地開発基金からその額を流用したわけであります。そしてそのままずっとなってたわけであって、そしてたまたま私の代のときに、平成何年かに、つまり平成21年になるのかな、そのときに東根市の財政に少しゆとりが出てきたという中で、これをまた土地開発基金に戻し入れをしなきゃいかんということでそっくりそのまま戻し入れをしたのが、たまたま私の市長時代になって、そしてそういうことでやったことがその決算で報告されているわけであります。そのことが実は監査委員のいわゆる意見を付し、ということになっておるんですが、今までもずっと代表監査員もそのことについては一回も議会に意見を付しということもやらなかったわけであります。現在の荒川代表監査員もそういうことで、必要なのかなとは思いつつもそうやって何も指摘をしなかったということの中で、初めて水上議員からこういうことを指摘されたわけであります。それはそれとして私は評価をしたいと思っております。
 ただ、だからといって、公金でありますから、今まで1円足りともその不透明な会計であったということはないわけであります。ですから、ああやって今の土地開発基金も利息も含めて何ぼ何円まで全部明確になっているわけであります。まずこのことを頭に皆さん置いてていただきたいと思います。
 そして、今度は今4億7千何がしかのお金が利息も含めてあるわけであります。そういう中で、このたび基金の総額というものについては1億5,000万円にまず設定をしたわけであります。したがって、その残りの3億2,000万円、利息は除きます。3億2,000万円については、いわゆる基金から一般会計に繰り出した場合に、それをまたそっくりそのまま土地開発基金にまた戻し入れをするという操作が必要であったわけでありますが、これを必要でなくすために処分することができるということで、ここに規定をしているわけであります。しかしながら、その3億2,000万円というのは、じゃあ自由に使えるということはあっても、しかしこれは逆に言うと、そこに透明性を確保しなきゃ当然いけないわけであります。そしてその額というものについては、いちいち処分することはできますけれども、その処分をした場合には、ここに皆さん見てください、一般会計歳入歳出予算の定めるところにより、基金の額が1億5,000万円を下回らない範囲でということは3億2,000万円のことを言うわけであります。ですから、一般会計歳入歳出予算の定めるところによりということは、いわゆる議会の議決なしには使えないということは、逆に言うと言えるわけであります。ですからそういう意味では、透明性というものは私はより図られるのではないかと思うわけであります。ですから、そういうことの中で是非理解をしていただきたいと。
 あと、第何条の第何項とか何とかということについては、担当部長に説明をさせたいと思います。
○清野貞昭議長 高橋総務部長。
○高橋一郎総務部長 若干、私からも補足説明申し上げたいと思います。
 1点目ですけれども、基金の現在額と条例上に記載されている基金の額が非常に相違しているというご質問でありますけれども、ご指摘のとおり、これらについては昭和45年の当初から条例改正も一部変更もしておりません。こんなわけで、その条例の第2条第3項、要するに議員が申されました基金の額が積み増しされたときについては、それが基金の現在額ですよという条例になっておりますので、それをずっと長年運用してきたと、それに基づいて運用してきたと。結果、市長先ほど申し上げましたように平成4年、5年ですか、3億2,000万円も加わったわけですけれども、そういう形になっているということでありまして、若干その辺も非常に議員からこれまで幾度もなく、やはり不透明さ、あるいは分かりづらいというご指摘がありました。そんなことで、その辺の改善策を今後ご指摘のとおり事務局としては申し上げていきたいというのが1点であります。
 それから2点目については、その2条と6条のかかわりでありますけれども、ここに書いてあるとおりの条文であります。2条については、やはり原資が積み増ししたときについては2条、それから運用益の部分ですね、要するにこれは前回も申し上げましたけれども土地開発基金というのは原資を運用すると、原資そのものを運用して、それで回転していくという制度でありますので、ここに条例には書いてありませんけれども要綱の中に貸付するには条例改正前ですと6.5%を限度として利子をつけて一般会計に貸さなければならないという規定もあります。そんな関係で、以前ですとそういう利子をかけてやってたこともあります。それが運用益ですね。それから預金利子。そういう部分については、先ほど申し上げたように一般会計の財政課の予算に計上して、また基金に戻すと。それが繰越金という形になっております。議員が先ほど積立金と繰入金の違いは何かということでありますけれども、積立金については財政調整基金とか減債基金とか基金を取り崩して運用するというそういうものがいろいろありますけれども、それらについては積立金。運用基金については、自治法上等についても繰入金にあげるとなっております。これはやはり繰入金というのは特別会計でも一般会計出すときは、繰出金ですよね、失礼しました、繰入金じゃなくて、訂正します。繰出金の項目で出しています。ということは、特別会計のように土地開発基金も独立しているんだよという趣旨があるからこそ、繰出金という項目でなっていくのかなと思っております。
 それからもう一つ、今回取り崩しをご提案申し上げているわけですけれども、これも4億7,200万円、今現在あるわけですけれども、これまでも前回も申し上げましたとおり、ここ数年のこの基金運用を見ますと700万円とか800万円とかそういう運用が続いてきております。そういうことを考えますと、4億7,200万円をこのままにしておきますと非常に財源的に活用できないというか、運用でなければ活用できないということでありますので、その辺の有効活用も踏まえて、条件はつけましたけれども一部取り崩して活用したら、市の財政運営上、あるいは事業推進に役立つのかなということで今回ご提案申し上げたわけであります。
 全体的には、何回も申し上げますけれども、この運用基金という制度上、なかなか分かりづらい面がたくさんあります。そういうことで今後いろんな決算・予算、あるいは分科会の委員会等々の中で、その都度、現在額あるいはそれらについて事務局サイドでご説明の方法を今後考えていきたいと思っておりますので、是非ご理解をお願いしたいと思います。
○清野貞昭議長 土田市長。
○土田正剛市長 それで1億5,000万円の基金については、その運用についてはいちいち議会に報告するということはないわけであって、これまでどおりですね。しかし、それは全部決算のときに監査委員の意見を付し、正確に使われたかどうかというその意見を付して、その決算で皆さん方に審議を願うということになりますので、1億5,000万円についてはそういうことで今までどおりそういう公共事業の土地の先行取得だとか何かというときに流用させていただいて、それで翌年の決算のときに代表監査員の意見を付してこれを議会に報告すると、それでそこで議論をしてもらうという形になりますので、その他のものについては一般会計と同じような形で取り崩し処分する場合には、当然、議会の議決が必要になるということを理解していただきたいと思います。
○清野貞昭議長 1番水上公明議員。
○1番(水上公明議員) いや、市長、今おっしゃったことは当然のことなので、それは問題ないです。
 大分時間なくなってしまって質問がなかなかできかねると思うんですが、いわゆる運用益と、それから基金の2条の関係の部分については、もう少し詰める必要があるなと思いますけれども、解釈上の問題ですからね、これは結構微妙なんですよ。さっきの説明では基金はそれぞれの基金も単独で動いているわけでございますので、独立性はあるのは当たり前のことで、それに対してその項目別の積立金と繰出金の部分で分離している論拠というのはどこかというところの意味合いを申し上げているんです。ただ、これについては時間がありませんので、ちょっとまず本題に入らせていただきたいと思います。
 この前、市長がご説明いただいた中での市長としての今回の提案の中身といいますか、そういった趣旨というのは3つの柱にあると私は理解をしたところであります。いわゆる開発基金として本市としては今後の活用を考えれば1億5,000万円でまず運用できるんだろうという基本的な考え方を持っているんだということが1つですね。それからもう1点が、しかしながら今後の近況を見れば、例えばということで例を挙げておられましたが、中高一貫校や神町小学校の建設等々を考えれば、その蓄えというものも必要であるし、この運用というものを考えていきたいし、この基金というのはそういうものについても活用でき得るものだということで、すぐさま一般会計に繰り入れるというのは早計だという思いを持っているんだというお話でございました。そしてこの4億7,000万円有余の金額については、この1億5,000万円という判断の部分で取れるような表現にしようじゃないかという意味合いがあるということでの3つの理由なのかと私は解釈いたしたところでありますが、しかしながら市長がおっしゃっている今の考え方の中でこの条例の改正を考えた場合には、現行の原案、出されている改革案の中でそれが踏襲されているのかというと甚だ疑問でございまして、といいますのは、この1億5,000万円という部分については、いわゆるその解釈上、運用上の中で今後の時代的なビジョンとか、それから今後決定するでありましょう、いわゆる本市の土地開発公社の活用の方法、そういったものを総合的に勘案すれば、この開発基金の運用のあり方についても今後十分検討をし、そこの意思が反映されるものでなければならないのじゃないかと。だから早計に1億5,000万円、今の現状の中での1億5,000万円というものが正しいのかどうなのかというものは、もう少し時間をかける必要があるんじゃないだろうかという思いもあるわけであります。そして1億5,000万円と4億7,000万円の部分の乖離の部分の3億2,000万円の部分については一般会計に入れて、そこの中で繰り入れ精算するという考え方でございますけれども、7条の新しい規定の中では一般会計に繰り入れることで、その後、一般会計から、一般会計の中でこの何といいますかね、繰り入れ処分をするという中身になると、どうもそこの運用、3億2,000万円云々の部分については、本市の場合は考えられるのは土地開発公社に基金を流用するための手続として一般会計に繰り入れて、その後、土地開発公社に繰り出しするという中身での処理というものしかちょっと想定できないんですよね。そういう中身の中でいくと、ちょっと、確かに議会の解釈というものがあるわけでありますけれども、議会の賛同を得るということでありますけれども、時間もあれなんでございますが、端的に申し上げれば、今の今回の改正条例というのは、条例案というのは、もう少し時間を持って、そしてこの8条までの規定ですか、8条までの規定でございますが、要綱の方に明記されている部分についても今後の条例の性格からして、本条例の方にもってこなければならない中身もあるんじゃないかという思いもありますし、市長がお考えの3つの、3点の部分については、当分の間、当分の間、現行の条例の中で十分泳ぎ切っていける内容でございます。せっかく今回改正するという方向に来た意思については十分理解できるところでありますが、しかしながらここは一歩引いて、もう少し時間をかけてこの条例の本質ですね、この基金の条例のあるべき姿というものをもう少し底辺からご議論いただいて再提案いただくことを願い、時間も4分しかございませんけれども、そうするのが妥当なんじゃないのかなという思いがすごく強いわけでありますけれども、よろしくご協力のほどをお願い申し上げたいと思います。
○清野貞昭議長 土田市長。
○土田正剛市長 その土地開発基金の、つまり3億2,000万円を土地開発公社にというのは、私全然その言っている意味が私理解できません。これは本質的に違うんじゃないかなと思っております。したがって、何度も申し上げますが1億5,000万円の基金というのは、そういう解釈の中で今後とも決算議会において皆さん方から議論をしてもらうと。そしてその他の3億2,000万円については、必要なときに一般会計にちゃんと歳入歳出を全部起こして、そしてそこで皆さん方に議論を願って、いわゆる議決を得なければこれは使えないわけでありますから、ですからそういう形の中でやるんですよということで、いちいちその基金まで使うとするならば基金で一般会計に繰り出しをするという形の中で、そしてその使ったものはまた一般会計から戻し入れをすると、そういうことをしなくても済むという形の中で議会の承認も得てやれるんだということをまずご理解の上に、ひとつご可決を賜りたいと思っておる次第であります。重ねてお願いを申し上げる次第であります。
○清野貞昭議長 1番水上公明議員。
○1番(水上公明議員) 市長ね、基金の部分の3億2,000万円の部分も1億5,000万円の部分も今お話しされている部分については、当然のことながら一般会計の部分で処理されるわけです。だから議決を経るということには変わらないわけで、3億2,000万円だけが一般会計の部分で整理されるものではないと解釈しますけれども。
○清野貞昭議長 時間も来ましたので、以上で、ご了承願います。
 ほかにご質疑ありませんか。15番武田敏夫議員。
○15番(武田敏夫議員) この基金については、私も総務文教常任委員会に属しておりまして、予算委員会の中でも今回基金の141万8,000円の繰り出しがありました。確かに今市長がおっしゃるように基金の運用は必ず変化があった場合、運用があった場合には一般会計に入れて、そして今回141万円の利息として出しているわけです。これの運用をしました。その中で総務文教常任委員会としても基金の運用についても、今委員長からお話あったようにいろいろなやり取りがあったわけですが、まず第1点は、基金には2種類があると。1つは特定の目的のために財産を維持するための管理する基金と。それからもう一つは、基金の積み立て、または定額の基金を運用して事務または事務を運営するための、その基金としてされるもの。私聞きたいのは、昭和45年に3,540万円のお金が国から来たときには、そのどっちの方の種類なのか、目的のための基金だったのか、運用されるためにもあるような基金だったのか、それらが出発点だったと思うんです。というのは、この今話あったように基金の運用の状況を示す書類、これは確かにその監査委員の方で一応報告しております、決算のときには。運用がない場合には、決算のそのものを私も見ました、総務文教常任委員会に出しましたので。それで今回の運用は分かりますけれども、その基金の預金の方法も定期預金なのか、それから普通預金なのかもあるわけです。それをいちいち運用がない場合には果たして議会にも報告するのかどうか、その辺を今、総務部長がおっしゃったように、委員長の報告にあったように明朗にしてくださいということで、一応、委員長報告にもあったわけです。その点を考えれば、45年のときの基金3,540万円は、その2種類のうちの特定の目的のための財産を維持するための管理の基金なのか、また、その資金の積み立てとして、また定額の基金として運用できるための基金なのか、それどっちなんですか。
○清野貞昭議長 高橋総務部長。
○高橋一郎総務部長 基金の性格については武田議員おっしゃるとおり2つです。2つの基金があります。特定目的基金的なものと運用基金です。土地開発基金については、当初から、当初から運営基金です、運用基金です。ですので運用基金というものは、何回も申し上げますけれども原資を回転させていくという性格でありますので、今までるる申し上げてきた手続の中で活用していくものだということであります。
○清野貞昭議長 15番武田敏夫議員。
○15番(武田敏夫議員) だとすれば、昭和45年のときにも3,540万円の基金は来ましたよ。それから平成3年に、これも1億4,000万円、6,000万円。それから平成4年には1億6,000万円。全部で3億2,000万円ちょっとのお金が、利息がなって、それで全部で4億7,200万円何がしのお金になったんだよと市長が説明しました。運用については分かります。そういう面では、何がこの不透明性がなかったかといえば、実はその入とか運用の状況を示す書類が、監査委員にはかかるんですけれども、動いていない場合にはやっぱりただ基金は4億7千何ぼかありますよだけじゃないわけです。だから監査の方も議会の方も、議会に報告すべきですが書類だけ報告なってて、その明朗化がなかったということであって、私はこの条例については賛成したいと思いますので、よろしくお願いします。コメントあったらお願いします。
○清野貞昭議長 高橋総務部長。
○高橋一郎総務部長 先ほど議員の皆さんからご指摘いただいている点については、いかにこの分かりやすくご説明申し上げるかという1点だと思います。そういう点では、繰り返しになりますけれども、その都度その都度、例えば当初予算の計上時、あるいは補正、仮にあれば補正時、あるいは決算時、それから決算の報告時、それらをとらまえまして、それぞれの中でできる範囲の中でご説明申し上げながら、運用の状況あるいは現在の基金残高等々についてご説明申し上げる努力をしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○清野貞昭議長 ほかにご質疑ありませんか。2番高橋光男議員。
○2番(高橋光男議員) 確認だけをさせていただきたいと思います。
 私もこの条例の中身、改正条例をちょっと見させていただきまして、現在のこの基金条例あるわけなんですが、その中でひとつ5条と、それから6条、それからこの経過措置というのも含めて、この辺の条例との関係でちょっと整理がどうなのかなというふうに思ったところがございます。といいますのは、例えば7条についてなんですけれども、3条では効果的な運用という、確実、効果、効率的な運用に努めなければならないということであるわけなんですが、これが基金の運用にあたってだという考え方が一つなんですね。ところがこの7条という話になってきますと、3億2,000万円の話をしてございますので、ちょっとそこでずれが生じてくるのかなということですよね。それからあともう1点は、今度6条の方に行きますと、今度、収益という話になってきて、今回も先ほどありましたとおり140何万何がしが、これは私も承知してございます。それから使った場合のその措置がどうなったかという会計の意見、これも承知してございますが、6条でこのように規定になってる。そして、だけどもまた7条にもこのように使うということですよね。経過措置の中で、これを基金として扱うと。こういうことになってますから、この6条でもちょっと楽じゃないのかなということがあるんですね、ひとつ思ってましたのが。それから、あと7条、この経過措置、これも経過措置分かりましたが……まずまず。それであとはここで思ってましたのは、この経過措置で基金ということになってきますと、現行との違いなんですよ。ですからそこのところでちょっと疑問を感じてたというところなんです。それと経過措置ということで、この基金とみなすということからいくと、自動更新性という話をこの間も説明ございましたけれども、ここで3条の方でも、2条の3項でも説明になっているんで、これも果たして、いるのかなといったようなことがちょっとこれは疑問になったところでありまして。
○清野貞昭議長 高橋総務部長。
○高橋一郎総務部長 条例の中で、今いろいろ議員がおっしゃいました運用した場合にはこういう手続、あるいは運用益が出た場合についてはこういう手続ということでそれぞれ書いてあります。7条についても、先ほど来申し上げてますように一部取り崩しができますよという規定です。それから経過措置については新しい条例になりますので、そこで1億5,000万円という新たな基金の額と設定しましたので、実際4億7,200万円ありますので、その差額3億2,000万円の取り扱いについてこの経過措置で規定していまして、この条例の施行前にというのは4月1日以前という、施行が4月1日予定していますので以前にです。改正後の東根市土地開発、要するに新しい条例第2条第1項に定める額を超えて積み立てられた額というのは、1億5,000万円を超えたものということで3億2,200万円、この額を指しています。それは新しい新条例で積み立てられたとみなすということで、ここで金額の額は1億5,000万円になりますけれども、最終的に現金の残高として4億7,200万円幾ら幾らというふうになりますと、経過で措置に引き継ぎますよという、ちょっとこの辺も非常に市長からもうちの方に指示ありましたけれども、もうちょっとおまえ分かりやすくしなくちゃ駄目なんじゃないかという指導もありましたので、その辺ちょっとお詫びしながら今ご説明申し上げたところでありますので、よろしくお願いします。
○清野貞昭議長 2番高橋光男議員。簡潔にお願いします。
○2番(高橋光男議員) 今、部長からありました。市長からも指摘指導いただいてというような回答をいただきまして、分かりました。ありがとうございます。
○清野貞昭議長 ほかにご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第4号 東根市土地開発基金条例の一部を改正する条例の制定について採決をします。
 議第4号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 ご異議がありますので、本案は起立により採決をします。
 議第4号は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

   〔賛成者起立〕

○清野貞昭議長 起立多数であります。よって、議第4号は原案のとおり可決されました。

◎議第5号 東根市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について

○清野貞昭議長 次に、日程第3 議第5号を議題とします。
 これから質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第5号 東根市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について採決をします。
 議第5号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。よって、議第5号は原案のとおり可決されました。

◎議第6号 東根市市民バス設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

○清野貞昭議長 次に、日程第4 議第6号を議題とします。
 これから質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第6号 東根市市民バス設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について採決をします。
 議第6号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。よって、議第6号は原案のとおり可決されました。

◎議第7号 東根市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について

○清野貞昭議長 次に、日程第5 議第7号を議題とします。
 これから質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第7号 東根市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について採決をします。
 議第7号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。よって、議第7号は原案のとおり可決されました。

◎議第8号 指定管理者の指定について

○清野貞昭議長 次に、日程第6 議第8号を議題とします。
 これから質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第8号 指定管理者の指定について採決をします。
 議第8号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。よって、議第8号は原案のとおり可決されました。

◎議第9号 指定管理者の指定について

○清野貞昭議長 次に、日程第7 議第9号を議題とします。
 これから質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第9号 指定管理者の指定について採決をします。
 議第9号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。よって、議第9号は原案のとおり可決されました。

◎議第10号 市道路線の認定について

○清野貞昭議長 次に、日程第8 議第10号を議題とします。
 これから質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第10号 市道路線の認定について採決をします。
 議第10号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。よって、議第10号は原案のとおり可決されました。

◎議第20号〜29号 平成23年度東根市一般会計予算外9件

○清野貞昭議長 次に、日程第9 議第20号から日程第18 議第29号までの10議案を一括議題とします。

委 員 会 審 査 報 告 書

 本委員会に付託された事件について審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告します。
  平成23年3月17日
予算特別委員長  青 柳 安 展 ○印

 東根市議会議長  清  野  貞  昭  殿



事件番号 件               名 審査の結果
議第20号 平成23年度東根市一般会計予算 原案可決
議第21号 平成23年度東根市国民健康保険特別会計予算 原案可決
議第22号 平成23年度東根市東根財産区特別会計予算 原案可決
議第23号 平成23年度東根市公共下水道事業特別会計予算 原案可決
議第24号 平成23年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計予算 原案可決
議第25号 平成23年度東根市介護保険特別会計予算 原案可決
議第26号 平成23年度東根市市営墓地特別会計予算 原案可決
議第27号 平成23年度東根市後期高齢者医療特別会計予算 原案可決
議第28号 平成23年度東根市水道事業会計予算 原案可決
議第29号 平成23年度東根市工業用水道事業会計予算 原案可決

◎予算特別委員長報告

○清野貞昭議長 最初に、予算特別委員会に付託しました予算議案10件の審査の結果について、予算特別委員長に報告を求めます。予算特別委員長 13番青柳安展議員。

   〔青柳安展予算特別委員長 登壇〕

○青柳安展予算特別委員長 議長の指名により、2月28日の本会議におきまして当予算特別委員会に付託なりました、議第20号 平成23年度東根市一般会計予算から議第29号 平成23年度東根市工業用水道事業会計予算までの予算議案10件の審査の経過と結果についてご報告いたします。
 審査にあたりましては、3つの分科会に付託し、慎重に審査を行いました。
 審査の経過につきましては、先ほどの予算特別委員会におきまして各分科会委員長の報告を本会議における予算特別委員長の報告にかえさせていただくことに決定にしておりますので、省略させていただきます。
 審査の結果につきましては、別紙委員会審査報告書のとおり、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 何とぞ予算特別委員会の決定どおりご可決くださいますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○清野貞昭議長 お諮りします。予算特別委員会は議長を除く全員で構成されておりますので、委員長に対する質疑は省略したいと思います。これにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。したがって、予算特別委員長に対する質疑は省略することに決しました。
 次に、討論ですが、通告がありませんので直ちに採決に入ります。
 最初に、議第20号 平成23年度東根市一般会計予算について採決をします。
 本案について、予算特別委員長の報告は原案可決であります。本案は、予算特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。よって、議第20号は予算特別委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議第21号 平成23年度東根市国民健康保険特別会計予算から議第29号 平成23年度東根市工業用水道事業会計予算までの9議案について一括して採決をします。
 ただいまの9議案について、予算特別委員長の報告は原案可決であります。本案は、予算特別委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。よって、議第21号から議第29号までの9議案は予算特別委員長報告のとおり可決されました。

◎請願第1号 2011年度山形県「住宅リフォーム助成制度」に関し、使い勝手の良い制度を求める意見書の提出を求める請願

○清野貞昭議長 次に、日程第19、請願第1号を議題とします。

請 願 審 査 報 告 書

 本委員会に付託された請願について、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第136条第1項の規定により報告します。
 なお、請願に対する決定の理由及び意見等は、委員長報告によってご承知願います。
  平成23年3月17日
経済建設常任委員長  加  藤  信  明  ○印

 東根市議会議長  清  野  貞  昭  殿



付  託
委員会
受理年月日 受 理
番 号
件    名 請 願 者 紹介議員 審 査
結 果
措 置
経済建設
常任委員会
平成23年
2月21日
請 願
第1号
2011年度山形県「住宅リフォーム助成制度」に関し、使い勝手の良い制度を求める意見書の提出を求める請願 山形県南栄町2-17-16
県の住宅リフォーム助成制度を良くする連絡会
代表事務局団体
山形県商工団体連合会
会長 遠藤強
結城  芳 採 択 意見書
送 付

◎経済建設常任委員長報告

○清野貞昭議長 はじめに請願第1号について、経済建設常任委員会における審査の経過と結果について委員長に報告を求めます。経済建設常任委員長 6番加藤信明議員。

   〔加藤信明経済建設常任委員長 登壇〕

○加藤信明経済建設常任委員長 議長の指名により、経済建設常任委員会に付託されました請願第1号 2011年度山形県「住宅リフォーム助成制度」に関し、使い勝手の良い制度を求める意見書の提出を求める請願の審査の経過と結果についてご報告申し上げます。
 本件を審査するため、去る3月10日午後2時35分から第1委員会室において経済建設常任委員会を開催し、全委員出席のもと関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
 山形県の平成23年度当初予算案が県議会において3月15日に可決されました。本予算では、現在の厳しい経済情勢の下、県が景気・雇用対策の充実強化に取り組むことが示されております。その目玉の一つが、平成23年度に新設、実施される住宅リフォーム助成制度であります。
 不況や人口減少などの影響で県内の住宅着工戸数は減少傾向が続いている状況にあります。一方、新築に対して比較的安価で居住環境を改善することのできる住宅リフォーム工事の潜在的需要はかなりあるものと見込まれ、また、同工事は地元の中小企業をはじめ幅広い業種に波及効果をもたらす裾野の広い産業でもあります。よって、本助成制度が住民の住宅リフォームへの意欲を促し、施工が増加すれば、本県経済の活性化につながるものと期待されます。
 しかしながら補助対象となる工事は、耐震化、省エネ化、バリアフリー化、県産木材の使用のいずれかの要件を含む工事と、ごく限られております。これらの工事の促進は災害への備えや高齢化など、現在の社会問題に対応できる住宅の普及のためには重要なことと理解いたしますが、これでは景気・雇用対策としては不十分と言わざるを得ません。景気・雇用対策として成功するためには、秋田県の例を見ましても適用要件を緩やかにして、屋根の塗装・補修や外壁の補修、水回りの改修など、住宅の耐久性の向上や長寿命化、住環境向上を目的とする幅広い工事を対象とし、使い勝手のよい制度にすべきと考えます。
 以上、本県経済の現状と住宅リフォーム助成制度に期待される効果について慎重に審議をした結果、本請願につきましては全会一致で願意妥当と決したところであります。
 何とぞご理解を賜りまして、本委員会の決定どおりご可決くださいますようお願いを申し上げまして、報告を終わります。
○清野貞昭議長 以上で報告を終わります。
 これから、ただいまの委員長報告に対し、質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。

   午前11時55分 休 憩


   午前11時55分 開 議

○清野貞昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 請願第1号についての討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから請願第1号 2011年度山形県「住宅リフォーム助成制度」に関し、使い勝手の良い制度を求める意見書の提出を求める請願について採決を行います。
 本請願に対する委員長の報告は採択であります。お諮りします。請願第1号は、採択とすることにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。よって、請願第1号は採択とすることに決しました。

◎請願第5号 選択的夫婦別姓制度の法制化に反対することに関する請願書外1件

○清野貞昭議長 次に、日程第20 請願第5号及び日程第21 請願第6号についての閉会中の継続審査申し出を議題とします。

閉 会 中 の 継 続 審 査 申 出 書

 本委員会は、下記の事件についてさらに慎重に調査するため、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、会議規則第104条の規定により申し出ます。
  平成23年3月17日
総務文教常任委員長  結  城     芳  ○印
厚生常任委員長  阿  部  清  雄  ○印

東根市議会議長  清  野  貞  昭  殿



付  託
委員会
受理年月日 受 理
番 号
件    名 理 由 請 願 者 紹介議員
厚生
常任委員会
平成22年
11月22日
請 願
第5号
選択的夫婦別姓制度法制化に反対することに関する請願書 慎重に審査を行うため 山形県置賜郡高畠町二井宿1076
日本会議山形会長
 梅津伊兵衛
加藤 信明
清野 忠利
総務文教
常任委員会
平成22年
11月22日
請 願
第6号
永住外国人への地方参政権付与に反対する意見書採択を求める請願 慎重に審査を行うため 山形県置賜郡高畠町二井宿1076
日本会議山形会長
 梅津伊兵衛
加藤 信明
大場 英雄
清野 忠利
浅野目幸一
阿部 清雄

○清野貞昭議長 総務文教常任委員長及び厚生常任委員長から別紙お手元に配付のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。
 お諮りします。総務文教常任委員長及び厚生常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。したがって、請願第5号及び請願第6号は、総務文教常任委員長及び厚生常任委員長からの申し出のとおり継続査査とすることに決しました。

◎委員会提出議案上程

○清野貞昭議長 次に、日程第22 発議第1号及び日程第23 発議第2号の2議案を一括して議題とします。

◎提案理由の説明

○清野貞昭議長 はじめに発議第1号の委員会発議について、経済建設常任委員長に提案理由の説明を求めます。経済建設常任委員長 6番加藤信明議員。

   〔加藤信明経済建設常任委員長 登壇〕

○加藤信明経済建設常任委員長 議長の指名により、発議第1号 平成23年度山形県「住宅リフォーム助成制度」に関し、要件緩和を求める意見書について、提案理由の説明を申し上げます。
 先ほどご可決いただきました請願第1号の内容につきまして、山形県知事に対して意見書の提出を行うものであります。
 文案につきましては別紙配付のとおりでありますので、説明を省略させていただきます。
 何とぞご理解を賜り、原案のとおりご可決くださいますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
○清野貞昭議長 次に、発議第2号の委員会発議について、議会運営委員長に提案理由の説明を求めます。議会運営委員長 5番浅野目幸一議員。

   〔浅野目幸一議会運営委員長 登壇〕

○浅野目幸一議会運営委員長 議長の指名により、発議第2号 東根市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について、提案理由の説明を申し上げます。
 地方議会を取り巻く状況は、ここ数年、大きく変化しており、議会の役割を明確し、住民に「開かれた議会」とするための議会改革は全国的な広がりを見せています。
 本市議会においても、第4次行財政改革大綱に掲げられた「開かれた議会運営の推進」を実現するとともに議会の活性化を図るため、議会運営委員会では先進事例の調査・研究、県内自治体の状況なども参考にしながら議会改革について協議を重ねてまいりました。
 市民にとって身近で分かりやすい議会運営に主眼を置き検討を重ねた結果、議会における議論の明確化・活性化を図るため、質問席の設置及び一問一答方式の導入をし、あわせて議会のインターネット配信を実施することを決定しました。最終的には3月7日に開催した議会運営委員会において、ただいま申し上げました議会改革案を実現するため、別紙のとおり東根市議会会議規則を改正すべきであるとの意見の一致を見たところであります。
 次に、改正の内容について申し上げます。
 これまで発言場所については登壇あるいは自席としていましたが、新たに質問席を設けることから、発言場所に関する部分を削除の上、文言の整理を行うものです。
 また、一問一答方式の導入に伴い、質問回数の制限を取り除くことから、回数制限に関する規定を削除するとともに関連する準用規定を改めるものであります。
 なお、施行期日は平成23年8月1日からとするものであります。
 以上、提案理由の説明を申し上げましたが、何とぞ本委員会の決定のとおりご理解、ご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、説明を終わります。
○清野貞昭議長 以上で提案理由の説明を終わります。

◎発議第1号 平成23年度山形県「住宅リフォーム助成制度」に関し、要件緩和を求める意見書の提出について

○清野貞昭議長 これから発議第1号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。

   午後 0時01分 休 憩


   午後 0時01分 開 議

○清野貞昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 発議第1号についての討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから発議第1号 平成23年度山形県「住宅リフォーム助成制度」に関し、要件緩和を求める意見書の提出について採決をします。
 発議第1号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。よって、発議第1号は原案のとおり可決されました。

◎発議第2号 東根市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について

○清野貞昭議長 次に、発議第2号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。

   午後 0時02分 休 憩


   午後 0時02分 開 議

○清野貞昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 発議第2号についての討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから発議第2号 東根市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について採決をします。
 発議第2号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。よって、発議第2号は原案のとおり可決されました。

◎閉会中の継続調査の申し出について

○清野貞昭議長 次に、日程第24 閉会中の継続調査の申し出について議題とします。

閉 会 中 の 継 続 調 査 申 出 書

 本委員会は、下記の事件についてさらに慎重に調査するため、閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、会議規則第104条の規定により申し出いたします。
  平成23年3月17日
議会運営委員長  浅 野 目  幸  一  ○印

東根市議会議長  清  野  貞  昭  殿



1.理  由  円滑な議会運営と議会活動の充実に資するため。
2.調査事項  別紙のとおり
3.方  法  適宜委員会を開催のうえ調査し、なお必要に応じて国内の状況も調査する。
4.期  間  平成23年4月1日から平成23年7月31日まで

調  査  事  項

(別  紙)
委員会名 調 査 事 項 具体的件名
議会運営
委員会
1.議会運営について
(1) 議会運営のあり方について
(2) 一般質問のあり方について
(3) 議会の会議規則、委員会条例等について
(4) 議長の諮問に関する事項について

閉 会 中 の 継 続 調 査 申 出 書

 本委員会は、下記の事件についてさらに慎重に調査するため、閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、会議規則第104条の規定により申し出いたします。
  平成23年3月17日
総務文教常任委員長  結  城     芳  ○印
経済建設常任委員長  加  藤  信  明  ○印
厚生常任委員長  阿  部  清  雄  ○印

東根市議会議長  清  野  貞  昭  殿



1.理  由  行政運営の効率化と議会活動の充実に資するため。
2.調査事項  別紙のとおり
3.方  法  適宜委員会を開催のうえ調査し、なお必要に応じて国内の状況も調査する。
4.期  間  平成23年4月1日から平成23年7月31日まで

調  査  事  項

(別  紙)
委員会名 調 査 事 項 具体的件名
総務文教
常任委員会
1.総合計画行政の推進に
 ついて
(1) まちづくりの手法について
(2) 防災及び災害対策について
(3) 子育て環境の整備について
2.行政水準の向上対策に
 ついて
(1) 行財政改革の推進について
(2) 広報広聴活動について
(3) 職員研修計画について
3.税財務事務の適正化に
 ついて
(1) 長期財政計画について
(2) 収納対策について
4.教育、文化及び体育に
 ついて
(1) 小中学校の整備について
(2) 教育環境の整備について
(3) 生涯学習の振興について
(4) 文化・体育振興について
(5) 学校給食について
(6) 学校・地域・家庭の連携について
(7) 中高一貫教育校について
5.消防行政について (1) 消防・救急業務について
(2) 消防の広域化について
経済建設
常任委員会
1.農林水産業について (1) 担い手農家の育成について
(2) 農業振興について
(3) 中山間地域農村活性化について
(4) 循環型農業の振興について
2.商工観光について (1) 観光事業の振興について
(2) 商業・労働・工業振興について
(3) 果樹王国イメージアップについて
3.土木事業について (1) 市道の整備について
(2) 駅周辺の整備について
(3) 空港周辺対策事業の推進について
4.都市計画事業について (1) 土地区画整理事業について
(2) 街路整備について
(3) 公園整備について
5.下水道事業について (1) 公共下水道の整備について
6.公営住宅事業について (1) 老朽住宅の建て替えについて
7.水道事業について (1) 水道施設整備について
(2) 工業用水道施設整備について
厚生常任
委員会
1.市民生活について (1) 戸籍、住民登録について
(2) 住居表示について
2.生活環境対策について (1) 環境保全対策について
(2) ごみの減量化・再資源化について
(3) 交通安全対策について
(4) 公営墓地整備について
3.地球環境対策について (1) 自然と水とみどりの保全対策について
4.保健事業について (1) 健康づくりについて
(2) 国民健康保険について
(3) 後期高齢者医療について
(4) 福祉医療制度について
5.社会福祉対策について (1) 高齢者福祉事業について
(2) 児童福祉事業について
(3) 心身障害(児)者福祉施策について
(4) 認知症老人対策事業について
(5) 地域福祉事業について

○清野貞昭議長 議会運営委員長及び各常任委員長から閉会中の継続調査の申し出があります。
 お諮りします。別紙お手元に配付のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。したがって、議会運営委員長及び各常任委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決しました。
 以上で第1回定例会の日程は全部終了しました。

◎市長あいさつ

○清野貞昭議長 ここで市長から発言を求められておりますので、これを許可します。土田市長。

   〔土田正剛市長 登壇〕

○土田正剛市長 まず、このたび第1回の定例会において提出いたしました全議案ともご承認、ご可決を賜り、まことにありがとうございます。
 去る3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の被災者、未曾有の被害が発生したわけであります。マグニチュード9.0という、まさに我々が今まで体験したことのない揺れを経験したわけであります。その中で多くの犠牲者が出ました。心からお悔やみを申し上げますとともに、被災に遭われた方々に対しましても心からお見舞いを申し上げる次第であります。
 なお、今後、まだ被害の全容というものはまだまだ分からないわけでありますけれども、今後、被災者の受け入れなど、いろんな問題が本市にも発生してくると思われます。既に市民体育館には100名の被災者を受け入れているわけでありますが、その中で臨機応変に東根市の持っておる底力というものを今こそ発揮をして、困ったときは助け合うという精神を発揮をして万全の体制を敷いていきたいと思っております。そのために私も先頭に立って頑張っていきたいと思っておるところであります。
 この当初予算の審議にあたりまして、議員の皆様方からは多くの意見、あるいは提言など指摘を受けました。それらの意見を最大限、今後尊重しながら、市政運営に資してまいりたいと考えておりますので、今後とも議員の皆様方のご理解、ご協力をよろしくお願いを申し上げまして、一言御礼の言葉にかえさせていただきます。ありがとうございました。

◎閉     会

○清野貞昭議長 ここで平成23年東根市議会第1回定例会の閉会にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。
 今期定例会は、2月28日から本日までの18日間にわたり、提案されました平成23年度の予算をはじめ数多くの重要議案について慎重に審議がなされ、全ての議案を議決して、ただいま閉会となりました。皆様のご協力に対し、心から感謝を申し上げます。
 また、執行部におかれましては、各議員から出されました意見や要望などを十分に尊重し、的確に事業の執行をお願い申し上げます。
 ここで3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により犠牲となった方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に対し、心からお見舞いを申し上げます。また、被災地の援助活動にあたられている方々に深く感謝の意を表しますとともに、活動中の安全を心からお祈り申し上げ、閉会のあいさつといたします。
 これで平成23年東根市議会第1回定例会を閉会します。御苦労さまでした。

   午後 0時08分 閉 会