第 1 回 定 例 会 会 議 録

平成23年2月28日 午前10時 開 会

      清  野  貞  昭 議長       秋  葉  征  士 副議長


◎出席議員(18名)
 1番   水  上  公  明 議員       2番   高  橋  光  男 議員
 3番   細  矢  俊  博 議員       4番   大  場  英  雄 議員
 5番   浅 野 目  幸  一 議員       6番   加  藤  信  明 議員
 7番   阿  部  清  雄 議員       8番   阿  部  綾  子 議員
 9番   高  橋  ひ ろ み 議員      10番   佐  藤     直 議員
11番   奥  山  重  雄 議員      12番   森  谷  政  志 議員
13番   青  柳  安  展 議員      14番   清  野  忠  利 議員
15番   武  田  敏  夫 議員      16番   結  城     芳 議員
17番   秋  葉  征  士 議員      18番   清  野  貞  昭 議員

◎欠席議員(なし)

◎説明のため出席した者の職氏名
                                 教育委員会
土 田 正 剛  市     長        石 山 泰 博
                                 委  員  長
         選挙管理委員会
奥 山   元                 荒 川 妙 子  代表監査委員
         委  員  長
八 島 一 夫  農業委員会会長        大 江 和 明  消  防  長
椎 名 和 男  副  市  長        小 関 正 男  教  育  長
高 橋 一 郎  総 務 部 長        山 科   優  市民生活部長
黒 田   長  健康福祉部長         岡 崎 春 夫  経 済 部 長
         建 設 部 長
小 林 文 雄                 菊 池 修 明  会計管理者
         兼水道部長
杉 浦 宗 義  教 育 次 長        間木野 多加志  総合政策課長
塩 野 康 二  庶 務 課 長        中 里 純 一  財 政 課 長
         選挙管理委員会                 監 査 委 員
太 田 紀代子                 斎 藤 吉 則
         事 務 局 長                 事 務 局 長
         農業委員会
今 野 和 行
         事 務 局 長

◎事務局職員出席者職氏名
矢 作   隆  事 務 局 長        石 垣 和 彦  事務局長補佐
安 達 利 也  議 事 主 査        高 橋 範 一  主     事
塩 野 睦 美  主     事        梅 津 佳 之  兼務書記
井 澤 志都香  兼務書記


◎議 事 日 程

 議事日程第1号
       平成23年2月28日(月) 午前10時 開 会

 日程第 1  会議録署名議員の指名
 日程第 2  会期の決定
 日程第 3  諸般の報告
 日程第 4  請願(1件)の委員会付託
    (議 案 上 程)
 日程第 5  議第 2号 平成22年度東根市一般会計補正予算(第6号)の専決処分の承認に
              ついて
 日程第 6  議第11号 平成22年度東根市一般会計補正予算(第7号)
 日程第 7  議第12号 平成22年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
 日程第 8  議第13号 平成22年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)
 日程第 9  議第14号 平成22年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計補正予算(第1
              号)
 日程第10  議第15号 平成22年度東根市介護保険特別会計補正予算(第3号)
 日程第11  議第16号 平成22年度東根市市営墓地特別会計補正予算(第2号)
 日程第12  議第17号 平成22年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
 日程第13  議第18号 平成22年度東根市水道事業会計補正予算(第2号)
 日程第14  議第19号 平成22年度東根市工業用水道事業会計補正予算(第2号)
 日程第15  議第30号 東根市教育委員会委員の任命について
 日程第16  議第31号 人権擁護委員候補者の推薦について
    (説明・質疑・討論・表決)
    (議 案 上 程)
 日程第17  平成23年度施政方針表明
 日程第18  議第 3号 東根市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について
 日程第19  議第 4号 東根市土地開発基金条例の一部を改正する条例の制定について
 日程第20  議第 5号 東根市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
 日程第21  議第 6号 東根市市民バス設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制
              定について
 日程第22  議第 7号 東根市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
 日程第23  議第 8号 指定管理者の指定について
 日程第24  議第 9号 指定管理者の指定について
 日程第25  議第10号 市道路線の認定について
 日程第26  議第20号 平成23年度東根市一般会計予算
 日程第27  議第21号 平成23年度東根市国民健康保険特別会計予算
 日程第28  議第22号 平成23年度東根市東根財産区特別会計予算
 日程第29  議第23号 平成23年度東根市公共下水道事業特別会計予算
 日程第30  議第24号 平成23年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計予算
 日程第31  議第25号 平成23年度東根市介護保険特別会計予算
 日程第32  議第26号 平成23年度東根市市営墓地特別会計予算
 日程第33  議第27号 平成23年度東根市後期高齢者医療特別会計予算
 日程第34  議第28号 平成23年度東根市水道事業会計予算
 日程第35  議第29号 平成23年度東根市工業用水道事業会計予算
    (説     明)
 日程第36 予算特別委員会への議案付託
    (散     会)


◎本日の会議に付した事件

 議事日程第1号に同じ。

◎開     会

○清野貞昭議長 皆さん、おはようございます。
 ただいまから平成23年東根市議会第1回定例会を開会します。

◎開     議

○清野貞昭議長 本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、出席議員の数は18名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
 本日の会議は、議事日程第1号によって進めます。

◎会議録署名議員の指名

○清野貞昭議長 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員には、17番秋葉征士議員、1番水上公明議員、2番高橋光男議員、以上3名を指名します。

◎会 期 の 決 定

○清野貞昭議長 次に、日程第2 会期の決定を議題とします。
 今期定例会の会期については議会運営委員会に協議を願っておりますので、その結果を委員長から報告願います。議会運営委員長 5番浅野目幸一議員。

   〔浅野目幸一議会運営委員長 登壇〕

○浅野目幸一議会運営委員長 おはようございます。議長の指名により、議会運営委員会における協議の結果についてご報告申し上げます。
 本日招集なりました第1回定例会の会期につきましては、去る2月22日午前10時から第4委員会室において議会運営委員会を開催し、提案されます議案数や一般質問の通告数などを勘案し、慎重に協議を行いました。
 その結果、会期は本日から3月17日までの18日間とし、その間の会議などについては別紙会議予定表のとおりであり、議案の取り扱いについては、平成23年度予算関係議案を予算特別委員会に付託して審議するべきものと協議なりました。
 以上、よろしくお諮りくださるようお願い申し上げまして、ご報告といたします。
○清野貞昭議長 お諮りします。ただいまの委員長報告のとおり、今期定例会の会期は本日から3月17日までの18日間とすることにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。したがって、今期定例会の会期は本日から3月17日までの18日間とすることに決定しました。

平成23年東根市議会第1回定例会会議予定表

月  日 会  議  名 開議時刻 場 所 議      事
2月28日 本  会  議 午前10時 議 場 ・開  会
・会議録署名議員の指名
・会期の決定
・請願(1件)の委員会付託
・議案上程(補正予算・人事案件)
 説明・質疑・討論・表決
・議案上程
 施政方針及び提出議案の説明
・予算特別委員会への議案付託
予算特別委員会 本 会 議
終 了 後
議 場 ・予算議案説明
3月1日 本  会  議 午前10時 議 場 ・市政一般に対する質問
3月2日 本  会  議 午前10時 議 場 ・市政一般に対する質問
3月3日 休         会
3月4日
3月5日
3月6日
3月7日 本  会  議 午前10時 議 場 ・総括質疑
3月8日 予算特別委員会 午前10時 議 場 ・付託議案審査
 分科会設置及び議案の付託
3月9日 休         会
3月10日 総務文教常任委員会・分科会 午前10時 第3委員会室 ・付託議案審査
経済建設常任委員会・分科会 第1委員会室
厚生常任委員会・分科会 第4委員会室
3月11日 総務文教常任委員会・分科会 午前10時 第3委員会室 ・付託議案審査
経済建設常任委員会・分科会 第1委員会室
厚生常任委員会・分科会 第4委員会室
3月12日 休         会
3月13日
3月14日
3月15日 火  各常任・正副委員長
打ち合わせ
午後1時 各 室 ・付託議案審査報告について
3月16日 休         会
3月17日 予算特別委員会 午前10時 議 場 ・分科会委員長審査報告
 質疑・討論・表決
本  会  議 予算特別委
員会終了後
議 場 ・市長提出議案(条例・事件決議)
 質疑・討論・表決
・委員長審査報告
 質疑・討論・表決
※委員会・議員提出議案上程
 説明・質疑・討論・表決
・閉  会

◎諸 般 の 報 告

○清野貞昭議長 次に、日程第3 諸般の報告を行います。
 はじめに、監査委員から報告がありました平成22年12月分の例月出納検査結果報告及び各課等に関わる定例監査の結果報告並びに財政援助団体等の監査結果報告について、その写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
 次に、今期定例会に説明員として出席通知がありました者の職氏名を一覧表にしてお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
 以上で諸般の報告を終わります。

◎請願(1件)の委員会付託

○清野貞昭議長 次に、日程第4 請願の委員会付託を議題とします。
 今期定例会で受理しました請願は1件です。この1件の請願については、お手元に配付しております請願文書表のとおり、経済建設常任委員会に付託します。

請  願  文  書  表

平成23年第1回定例会
受理
番号
受理年月日 件     名 請  願  者 紹介議員 付託委員会
平成23年
2月21日
2011年度山形県「住
宅リフォーム助成制
度」に関し、使い勝
手の良い制度を求める意見書の提出を求める請願
山形市南栄町
2−17−16
県の住宅リフォーム
助成制度を良くする
連絡会
代表事務局団体
山形県商工団体連合会
会長  遠藤  強
結 城   芳 経済建設
常任委員会

◎議 案 上 程

○清野貞昭議長 次に、日程第5 議第2号から日程第16 議第31号までの12議案を一括議題とします。

◎提案理由の説明

○清野貞昭議長 これから提案理由の説明を求めます。土田市長。

   〔土田正剛市長 登壇〕

○土田正剛市長 おはようございます。
 市議会第1回定例会に提案いたします案件について、ご説明を申し上げます。
 本定例会に提案いたします案件は、専決処分の承認1件、条例の一部改正5件、事件決議事項3件、補正予算9件、当初予算10件、人事案件2件の計30件であります。
 このうち、専決処分の承認及び補正予算、人事案件の12議案につきましては先議をいただきたく、はじめにご説明を申し上げます。
 議第2号 平成22年度東根市一般会計補正予算(第6号)の専決処分の承認についてでありますが、豪雪による各種の課題に対し、市では1月21日に豪雪警戒本部を設置し、市民生活の安全確保を最優先に施策を講じているところでありますが、既決予算で不足が生じる見込みとなった市道、公共施設、農道等の除排雪事業費について緊急に増額補正の必要があったため、2月2日付けで専決処分を行ったものであります。
 この結果、既決予算に7,450万円を追加し、予算総額を183億8,313万9,000円としたところであります。
 次に、議第11号 平成22年度東根市一般会計補正予算(第7号)についてでありますが、第1表 歳入歳出予算補正の歳入については、国の第1次補正予算に伴う地域活性化・住民生活に光をそそぐ交付金の追加計上、市税の決算見込みに基づく調整、事業の確定等に伴う国・県支出金及び市債等の調整などによる増額補正を行うものであります。
 歳出については、国の補正予算に伴う交付金活用事業の計上、事業の確定及び決算見込み等に基づく各種事業費の調整、特別会計の決算見込み等に基づく各繰出金の調整などによる増額補正を行うものであります。
 なお、住民生活に光をそそぐ交付金の追加配分により、新たに東の杜資料館の利活用について調査委託料を計上しておりますが、これは去る2月14日に横尾智三郎氏から4月1日付けで同施設を寄附する旨の申し出を受けたことから、活用を検討するものであります。
 第2表 繰越明許費については、国の補正予算に伴う地域活性化・予備費事業並びにきめ細かな交付金事業及び小学校耐震改修事業などについて平成23年度に繰り越して執行するため、繰越明許費の設定を行うものであります。
 第3表 地方債補正については、事業費決算見込みにより限度額の変更を行うものであります。
 この結果、歳入歳出予算にそれぞれ2億1,994万4,000円を追加し、予算総額を186億308万3,000円とするものであります。
 次に、議第12号 平成22年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてでありますが、これは退職被保険者等療養給付事業等の増額補正等を行うものであります。
 この結果、歳入歳出予算にそれぞれ1億2,742万円を追加し、予算総額を44億1,666万円とするものであります。
 次に、議第13号 平成22年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてでありますが、第1表 歳入歳出予算補正については、最上川流域下水道建設事業負担金の確定に伴う増額補正、下水道使用料及び受益者負担金等の決算見込みに基づく歳入歳出の調整等を行うものであります。
 第2表 繰越明許費については、管渠建設事業について関係機関との協議の時間を要したことから平成23年度に繰り越して執行するため、繰越明許費の設定を行うものであります。
 第3表 地方債補正については、決算見込みによる限度額の変更を行うものであります。
 この結果、歳入歳出予算にそれぞれ616万3,000円を追加し、予算総額を20億5,464万6,000円とするものであります。
 次に、議第14号 平成22年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、これは徴収清算金の確定に伴う減額補正であります。
 この結果、歳入歳出予算からそれぞれ101万7,000円を減額し、予算総額を728万3,000円とするものであります。
 次に、議第15号 平成22年東根市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてでありますが、決算見込みに伴う増額補正を行うものであります。
 この結果、歳入歳出予算にそれぞれ30万9,000円を追加し、予算総額を25億9,509万8,000円とするものであります。
 次に、議第16号 平成22年度東根市市営墓地特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、これは決算見込みに伴う減額補正を行うものであります。
 この結果、歳入歳出予算からそれぞれ297万円を減額し、予算総額を4,303万7,000円とするものであります。
 次に、議第17号 平成22年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、これは保険基盤安定負担金の確定による増額補正を行うものであります。
 この結果、歳入歳出予算にそれぞれ49万9,000円を追加し、予算総額を3億8,278万2,000円とするものであります。
 次に、議第18号 平成22年度東根市水道事業会計補正予算(第2号)についてでありますが、人件費の調整により収益的支出の水道事業費用を4万5,000円増額するものであります。
 次に、議第19号 平成22年度東根市工業用水道事業会計補正予算(第2号)についてでありますが、経済対策として行った基本水量の減量に伴い、収益的収入の工業用水道事業収益を2,012万1,000円減額し、さらに人件費の調整により収益的支出の工業用水道事業費用を6,000円増額するものであります。
 次に、議第30号 東根市教育委員会委員の任命についてでありますが、小関正男委員が平成23年3月31日限りで辞職するため、新たに高橋一郎を後任の教育委員に任命することについて、議会の同意を求めるものであります。
 次に、議第31号 人権擁護委員候補者の推薦についてでありますが、石山 勇委員が平成23年6月30日をもって任期満了となることから、引き続き同人を推薦するため、議会の意見を求めるものであります。
 なお、人事案件2件についての本人の略歴につきましては、それぞれ参考資料のとおりでありますので説明を省略いたします。
 以上、先議分として提案のご説明を申し上げましたが、詳細につきましては担当部課長に説明させますので、ご審議を賜りまして原案のとおりご可決、ご承認くださいますようお願いを申し上げます。
○清野貞昭議長 次に、議第2号及び議第11号から議第17号までの8議案について財政課長に補足説明を求めます。中里財政課長。

   〔中里純一財政課長 登壇〕

○中里純一財政課長 議長の指示によりまして補足して説明を申し上げます。
 議案書の1ページをお願いいたします。
 議第2号 平成22年度東根市一般会計補正予算(第6号)の専決処分の承認について、ご説明いたします。
 先ほど市長から補正額並びに補正後の予算総額について説明いたしましたので、私からは事項別明細などの主なものについてご説明いたします。
 3ページをお願いいたします。補正の内容は、この冬の大雪による除排雪経費として7,450万円を補正したものであります。
 6ページをお願いいたします。2 歳入は、財政調整基金より7,450万円繰り入れし、3 歳出では、第2款総務費第1項4目財産管理費に公共施設除排雪事業として2,060万円、第6款農林水産業費第1項5目農地費に農道除雪事業として390万円、第8款土木費第2項2目道路維持費に市道除排雪事業として5,000万円をそれぞれ増額補正したものです。
 なお、これらの除排雪等に係る予算総額は、当初予算及び今回の専決で2億7,780万円となったところであります。
 次に、議案書の20ページをお願いいたします。
 議第11号 平成22年度東根市一般会計補正予算(第7号)について、ご説明いたします。
 24ページをお願いいたします。第2表 繰越明許費につきまして、第2款総務費第1項総務管理費の市庁舎駐車場照明更新整備事業から第7款第1項商工費の屋内多目的コート環境整備事業までは、1月臨時会でご可決いただいた国の1次補正による、きめ細かな交付金事業及び住民生活に光をそそぐ交付金事業ですが、全額翌年度に繰越し実施いたします。第8款土木費第2項道路橋りょう費の道路新設改良事業は、物件補償交渉等に日数を要したもの2事業及び国1次補正予算分2事業の繰越です。次の国の地域活性化予備費の地方道更新防災等対策事業も全額繰越いたします。4項都市計画費の都市計画道路神町駅前通線道路整備事業は、補償物件移転に日数を要するための繰越。都市公園整備改修事業は、きめ細かな交付金事業での全額繰越です。第9款消防費の2事業は、道路新設改良事業に関連した繰越となります。第10款教育費第1項教育総務費の学校図書館充実支援事業は、後ほどご説明いたします光をそそぐ交付金の2次配分に係る分の300万円を繰越します。第2項小学校費の小学校耐震改修事業の2件につきましては、地域活性化予備費分は神町小学校の耐震改修事業、国1次補正予算分は東根中部小学校屋内体育館耐震改修事業であり、全額繰越を行うものです。第3項中学校費の中学校施設改修事業は、設計委託料を年度内に執行、そのほかの事業費を繰り越すものです。第4項社会教育費の3事業及び5項保健体育費の1事業は、事業費全額について繰越明許費の設定を行うものです。
 25ページをお願いいたします。第3表 地方債補正は、県単独・県施行公共事業負担金から街路整備事業までは、交付税措置のある有利な起債借入れにあわせて見直しを行うものであり、安全・安心な学校づくり交付金事業及び学校教育施設等整備事業は、大森小学校への国の負担金・補助金の追加配分に係る起債対象増に伴い増額するもので、次の臨時財政対策債は配当額の確定に伴い増額補正するものであり、それぞれ起債限度額の変更を行うものです。
 28ページをお願いいたします。次に、2の歳入の主なものについてご説明いたします。第1款市税第1項市民税について、決算見込みにより個人市民税の滞納繰越分、法人市民税は現年課税分の法人税割について、あわせて1億6,900万円の増額補正。第2項固定資産税は、滞納繰越分について4,500万円の増額補正。第4項たばこ税は、1,500万円の増額補正。第6項入湯税については、決算見込みにより現年度分について200万円を減額補正するものです。
 30ページをお願いいたします。第15款国庫支出金第1項2目教育費国庫負担金は、大森小学校の校舎整備に係る負担金2,042万6,000円の増額補正。第2項国庫補助金4目教育費国庫補助金は、同じく大森小学校のグラウンド、プールの整備に係る交付金477万円の増額補正。5目総務費国庫補助金は、住民生活に光をそそぐ交付金の2次配分がありましたので1,383万3,000円の増額補正で、この結果、住民生活に光をそそぐ交付金は総額2,400万円となります。
 32ページをお願いいたします。第16款県支出金第2項県補助金では、4目農林水産業費県補助金で山形県園芸産地活性化支援事業費補助金は、事業実績見込みにより1,842万8,000円の減額補正を行います。
 34ページをお願いいたします。第19款繰入金第2項1目財政調整基金繰入金では、財源調整のため交通災害共済基金事業分を除く全額の戻し入れのため、3億8,402万9,000円の減額補正。
 36ページをお願いいたします。第22款市債3目教育債では、安全・安心な学校づくり交付金事業債と学校教育施設等整備事業債について、起債対象事業の増加により2,760万円の増額補正。4目臨時財政対策債は、配当額の確定に伴い3億7,340万円の増額補正を行うものです。
 38ページをお願いいたします。3 歳出の主なものについてご説明いたします。第2款総務費第1項総務管理費4目財産管理費では、基金管理事業に2億5,799万1,000円の増額補正を計上。財政調整基金の元金積み立てを行うものであり、この結果、財政調整基金の現在高は14億1,825万1,000円となります。
 40ページをお願いいたします。第2款総務費第4項3目選挙執行費では、参議院議員通常選挙事業と東根市長選挙及び東根市議会議員補欠選挙事業において、事業費精算に基づき総額2,715万1,000円の減額補正。
 44ページをお願いいたします。第3款民生費第1項5目障害者自立支援費では、各事業の給付実績見込みや給付者の増加に伴い5,423万5,000円の増額補正を行います。
 46ページをお願いいたします。第2項児童福祉費1目児童福祉総務費では、子ども手当給付事業で支給実績見込みにより9,540万6,000円の減額補正を計上。
 48ページをお願いいたします。第3項生活保護費2目扶助費では、生活保護扶助事業で支給対象者の増加に伴い955万円の増額補正を行います。
 50ページをお願いいたします。第4款衛生費第1項3目環境衛生費では、地球温暖化対策事業で太陽光発電システム設置補助の申請実績見込みに基づき、10件分、120万円の増額補正を行います。
 第6款農林水産業費第1項3目農業振興費では、52ページをお願いいたします、園芸産地活性化支援事業で事業実績見込みに基づき2,310万9,000円を減額補正。
 54ページをお願いいたします。第7款商工費第1項2目商工業振興費の商工業夢タント利子補給補助事業では、利子補給額の確定に伴い354万円の減額補正を行うものです。
 56ページをお願いいたします。第8款土木費第2項2目道路維持費では、市道除排雪事業について2月2日付けで専決処分による5,000万円の増額補正を行いましたが、さらに実績見込みにより3,600万円の追加補正を計上するものです。
 58ページをお願いいたします。第4項都市計画費3目街路事業費では、街路新設改良事業において都市計画道路宮崎西道線道路改良事業負担金の確定等に伴い2,463万7,000円の減額補正を行います。
 60ページをお願いいたします。第10款教育費第1項2目事務局費では、62ページをお願いいたします、上段、学校図書館充実支援事業では光をそそぐ交付金の2次配分を受け300万円の増額補正。第2項小学校費4目学校建設費では、大森小学校整備等事業について国庫補助対象変更に係る1次払金増に伴い5,443万2,000円を増額補正。
 64ページをお願いいたします。第4項社会教育費4目文化振興費では、東の杜資料館等利活用計画策定事業に光をそそぐ交付金2次配分から1,000万円の新規計上。これは東の杜資料館などの土地・建物の寄贈申し出を受けたことから、整備計画の策定を行うものです。
 次に、66ページをお願いいたします。
 議第12号 平成22年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、ご説明いたします。
 70ページをお願いいたします。2 歳入につきましては、第3款国庫支出金第2項1目財政調整交付金は、1,106万3,000円の増額補正。レセプト電子化に係る特別調整交付金です。第5款療養給付費等交付金は5,667万5,000円の増額補正。退職者療養給付費等交付金の給付実績見込みに基づく増額です。
 74ページをお願いいたします。3 歳出ですが、下段の第2款保険給付費第1項2目退職被保険者等療養給付費は、一般被保険者からの振替に伴い5,000万円の増額補正。
 76ページをお願いいたします。下段、第7款共同事業拠出金では、次の78ページをお願いします、国保連合会拠出金の確定により計4,193万4,000円を増額補正するものです。
 次に、80ページをお願いいたします。
 議第13号 平成22年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、ご説明いたします。
 81ページをお願いいたします。下段、第2表 繰越明許費ですが、公共下水道事業費の管渠建設事業(公共)で翌年度繰越額を5,250万円と設定するものです。現在、クリーンピアでの下水道へのし尿投入事業が進められていますが、管渠の荷口川横断について河川協議に時間を要したためのものです。
 82ページをお願いいたします。第3表 地方債補正ですが、管渠建設事業については財源調整のための増額を、最上川流域下水道(村山処理区)建設事業負担金については、事業費の決算見込みによりそれぞれ起債限度額の変更を行うものです。
 85ページをお願いいたします。2 歳入につきましては、第1款分担金及び負担金第1項1目下水道費負担金及び第2款使用料及び手数料第1項1目下水道使用料は、決算見込みによりそれぞれ増額補正を行い、第4款繰入金第1項1目一般会計繰入金は、決算見込みにより2,770万2,000円の減額補正を行います。
 89ページをお願いいたします。3 歳出では、第1款公共下水道事業費第1項1目下水道総務費では、最上川流域下水道(村山処理区)維持管理負担金については実績に基づき431万3,000円の減額補正。3目管渠建設費では、最上川流域下水道(村山処理区)建設事業負担金は実績に基づき970万1,000円の増額補正を行うものです。
 次に、91ページをお願いいたします。
 議第14号 平成22年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について、ご説明いたします。
 94ページをお願いします。2 歳入では、第2款諸収入第1項1目徴収清算金は、実績により101万7,000円の減額補正。3 歳出では、一般会計繰出金を同額減額補正するものです。
 次に、96ページをお願いします。
 議第15号 平成22年度東根市介護保険特別会計補正予算(第3号)について、ご説明いたします。
 99ページをお願いします。2 歳入では、第7款繰入金第1項4目その他一般会計繰入金を30万9,000円増額補正します。
 101ページをお願いいたします。3 歳出では、第2款保険給付費第1項介護サービス等諸費及び103ページをお願いします、第2項介護予防サービス等諸費では、それぞれ決算見込みに基づき増額及び減額補正を行うものです。
 次に、105ページをお願いします。
 議第16号 平成22年度東根市市営墓地特別会計補正予算(第2号)について、ご説明いたします。
 108ページをお願いいたします。2 歳入では、第1款使用料及び手数料第1項1目使用料では、墓地使用料の実績に基づき295万円の減額補正。
 110ページをお願いします。3 歳出では、第1款総務費第2項1目一般会計繰出金は、永代使用料納入や墓地建設費の減額により673万3,000円の新規計上。第2款第1項1目墓地整備事業費においては、第2期の墓地建設事業の事業実績見込みにより970万3,000円の減額補正を行います。
 次に、112ページをお願いします。
 議第17号 平成22年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、ご説明いたします。
 115ページをお願いいたします。2 歳入では、第3款第1項1目一般会計繰入金を49万9,000円増額補正し、歳出では、第2款第1項1目後期高齢者医療広域連合納付金に同額を増額補正。広域連合の保険基盤安定負担金の確定によるものです。
 以上、補正予算の補足説明を申し上げました。よろしくお願いいたします。
○清野貞昭議長 次に、議第18号及び議第19号について水道部長に補足説明を求めます。小林水道部長。

   〔小林文雄建設部長兼水道部長 登壇〕

○小林文雄建設部長兼水道部長 議長の指示により補足説明を申し上げます。
 議案書の117ページをお願いいたします。
 議第18号 平成22年度東根市水道事業会計補正予算(第2号)について、ご説明いたします。
 第2条は、支出第1款第1項営業費用において4万5,000円を増額し、8億6,759万2,000円とするものです。
 次のページをお願いします。補正の内容は、共済負担率の変更による人件費の増として、収益的支出の第1款水道事業費用の営業費用について4万5,000円を補正するもので、3つの科目において法定福利費を補正するものです。
 120ページをお願いします。
 議第19号 平成22年度東根市工業用水道事業会計補正予算(第2号)について、説明いたします。
 第2条は、業務予定量につきまして経済対策として行いました基本水量の変更を行うもので、1日平均給水量を875立方メートル減じ、8,075立方メートルとするものであります。
 第3条は、業務予定量が減少したことに伴う給水収益の減及び共済負担率の変更により人件費を補正するものであります。
 次のページをお願いいたします。補正の内容は、収益的収入の補正といたしまして、第1款工業用水道事業収益の営業収益のうち給水収益について2,012万1,000円を減額補正し、収益的支出の営業費用のうち配水及び給水費において法定福利費6,000円を増額するものです。
 以上で説明を終わります。
○清野貞昭議長 以上で提案理由の説明を終わります。
 ここでお諮りします。ただいま議題となっております12議案については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。したがって、議第2号及び議第11号から議第19号まで並びに議第30号及び議第31号の12議案については、委員会付託を省略することに決しました。

◎議第2号 平成22年度東根市一般会計補正予算(第6号)の専決処分の承認について

○清野貞昭議長 これから議第2号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。

   午前10時38分 休 憩


   午前10時39分 開 議

○清野貞昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第2号 平成22年度東根市一般会計補正予算(第6号)の専決処分の承認について採決をします。
 議第2号は、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。よって、議第2号は原案のとおり承認されました。

◎議第11号 平成22年度東根市一般会計補正予算(第7号)

○清野貞昭議長 次に、議第11号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。

   午前10時39分 休 憩


   午前10時40分 開 議

○清野貞昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第11号 平成22年度東根市一般会計補正予算(第7号)の採決を行います。
 議第11号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。よって、議第11号は原案のとおり可決されました。

◎議第12号 平成22年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)

○清野貞昭議長 次に、議第12号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。

   午前10時40分 休 憩


   午前10時40分 開 議

○清野貞昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第12号 平成22年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の採決をします。
 議第12号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。よって、議第12号は原案のとおり可決されました。

◎議第13号 平成22年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)

○清野貞昭議長 次に、議第13号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。

   午前10時41分 休 憩


   午前10時41分 開 議

○清野貞昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第13号 平成22年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)の採決をします。
 議第13号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。よって、議第13号は原案のとおり可決されました。

◎議第14号 平成22年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

○清野貞昭議長 次に、議第14号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。

   午前10時42分 休 憩


   午前10時42分 開 議

○清野貞昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第14号 平成22年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)の採決をします。
 議第14号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。よって、議第14号は原案のとおり可決されました。

◎議第15号 平成22年度東根市介護保険特別会計補正予算(第3号)

○清野貞昭議長 次に、議第15号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。
   午前10時43分 休 憩


   午前10時43分 開 議

○清野貞昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第15号 平成22年度東根市介護保険特別会計補正予算(第3号)の採決をします。
 議第15号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。よって、議第15号は原案のとおり可決されました。

◎議第16号 平成22年度東根市市営墓地特別会計補正予算(第2号)

○清野貞昭議長 次に、議第16号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。

   午前10時44分 休 憩


   午前10時44分 開 議

○清野貞昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第16号 平成22年度東根市市営墓地特別会計補正予算(第2号)の採決をします。
 議第16号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。よって、議第16号は原案のとおり可決されました。

◎議第17号 平成22年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)

○清野貞昭議長 次に、議第17号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。

   午前10時45分 休 憩


   午前10時45分 開 議

○清野貞昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第17号 平成22年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の採決をします。
 議第17号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。よって、議第17号は原案のとおり可決されました。

◎議第18号 平成22年度東根市水道事業会計補正予算(第2号)

○清野貞昭議長 次に、議第18号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。

   午前10時45分 休 憩


   午前10時45分 開 議

○清野貞昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第18号 平成22年度東根市水道事業会計補正予算(第2号)の採決をします。
 議第18号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。よって、議第18号は原案のとおり可決されました。

◎議第19号 平成22年度東根市工業用水道事業会計補正予算(第2号)

○清野貞昭議長 次に、議第19号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。

   午前10時46分 休 憩


   午前10時46分 開 議

○清野貞昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第19号 平成22年度東根市工業用水道事業会計補正予算(第2号)の採決をします。
 議第19号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。よって、議第19号は原案のとおり可決されました。

◎議第30号 東根市教育委員会委員の任命について

○清野貞昭議長 次に、議第30号について質疑を行いますが、本案は高橋総務部長の一身上に関する事件でありますので、高橋総務部長の退席を求めます。

   〔高橋一郎総務部長 退席〕

○清野貞昭議長 これから質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 次に、討論ですが、本案は人事案件ですので討論を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。したがって、討論を省略することに決しました。
 これから議第30号 東根市教育委員会委員の任命について採決をします。
 議第30号は、原案に同意することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。よって、議第30号は原案に同意することに決しました。
 ここで高橋総務部長の復席を求めます。

   〔高橋一郎総務部長 復席〕

○清野貞昭議長 高橋総務部長に申し上げます。議第30号については、これに同意することに決しましたので報告いたします。

◎議第31号 人権擁護委員候補者の推薦について

○清野貞昭議長 次に、議第31号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 次に、討論ですが、本案は人事案件ですので討論を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。したがって、討論を省略することに決しました。
 これから議第31号 人権擁護委員候補者の推薦について採決をします。
 議第31号は、原案に同意することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。よって、議第31号は原案に同意することに決しました。

◎議 案 上 程

○清野貞昭議長 次に、日程第17 平成23年度施政方針表明並びに日程第18 議第3号から日程第35 議第29号までの18議案を一括議題とします。

◎平成23年度施政方針表明
◎提案理由の説明

○清野貞昭議長 これから平成23年度施政方針表明及び提案理由の説明を求めます。土田市長。

   〔土田正剛市長 登壇〕

○土田正剛市長 本日ここに、平成23年東根市議会第1回定例会において、新年度予算をはじめ重要案件のご審議をお願いするに当たり、私の市政運営に対する所信の一端を申し述べ、市議会並びに市民の皆様のご理解とご支援を賜りたいと存じます。
 私は昨年8月の市長選挙において、議員の皆様をはじめ多くの市民の皆様の絶大なるご支援を賜り、4期連続無投票当選を果たし、引き続き市政の舵を取る重責を担わせていただくことになりました。
 このことは、これまでの3期12年にわたる私の市政運営に対し、皆様から信頼とご支持をいただき、さらには今後4年間のまちづくりへの大きな期待が込められたものと受け止めており、改めて無投票で市民から負託を受けた責任の重さを感じているところであります。
 今、国政においては民主党政権が誕生してから1年半が経過しようとしておりますが、地域主権改革や一括交付金の創設などの制度設計が定まらず、地方の将来展望について不透明感がぬぐえない状況にあります。
 地域がそれぞれの課題と向き合い、自らの知恵と裁量で住民主体のまちづくりを進められるよう、仕組みづくりが実現することを期待するものであります。
 また、本市の基幹産業の一つである農業への深刻な影響が懸念されるTPPへの対応につきましては、今後たどるべき道筋が全く見えない、先行き不透明な状況となっております。農業の実態を見極め、農業の将来を展望した確固たる方向性と実効性のある農業振興策が示されるよう、早急な対応が待たれるところであります。
 経済情勢についても、リーマンショック以降の景気低迷から明らかな回復の兆しは見られず、急激な円高や急速に進むグローバル化の波などで依然として厳しい状況が続いております。
 このような状況の中で、本市では昨年からいち早く、独自の緊急経済対策として「ひがしね元気応援事業」を実施しておりますが、こうした取り組みが実を結び、一日も早く景気が回復し、地域経済と市民生活に明るい光が差すよう願うところであります。
 昨年は4月の低温と7月からの記録的な猛暑で、さくらんぼをはじめとする果樹や米などの農作物が大きな影響を受けました。農業のさらなる活性化を図るため、今後も気象条件などに左右されない強い農業を目指した取り組みを進めてまいります。
 また、例年にない豪雪は道路交通に支障を来し、農業被害をもたらすなど、市民生活に大きな影響を及ぼしているところでありますが、市民生活の安全・安心を第一とした対策を講じてまいります。
 その一方で、幾つかのうれしいニュースがありました。
 我が国は本格的な人口減少局面を迎え、地方自治体にも少子高齢化の波が確実に押し寄せてきております。こうした中で、昨年10月の国勢調査の結果、本市の人口が4万6,412人となり、前回の調査から578人、1.26%の伸びとなったことは、非常に喜ばしいことであります。人口が増加したのは県内の市町村では唯一本市のみであり、伸び率においては東北75市の中で第3位という輝かしい結果となったところであります。
 これは、本市は高速交通網が整備され、県内における交通の要衝となっていること、大森工業団地や臨空工業団地をはじめとする多くの働く場があること、先駆的な子育て支援策が実を結び「子育てするなら東根市」というイメージが定着したことなど、様々な要因が生み出した成果であります。そして何といっても、市民と行政の協働による、たゆまざるまちづくりの成果のあらわれであり、議会の皆様をはじめとする全ての市民の皆様と喜びを分かち合いたいと思うところであります。
 今後とも「県内で最も勢いのあるまち」と標榜され、躍進を続ける東根市をさらに前へと前進させるため、全力を傾注してまいる所存であります。
 また、昨年、市内に映画館と2つ目のボーリング場がオープンしたのも、うれしい大きな出来事でありました。
 本市は昼間人口が夜間人口を上回っている都市型のまちとなっております。これは、主に工業団地をはじめとした働く場所があることから生じる現象であります。私はこうした特色を生かすことによって、県都山形市を中心とした都心とは異なる副都心の形成が可能だと力説してまいりました。
 このたびの2つの施設のオープンは、本市が多くの集客を見込める求心力を有した、山形以北における商圏の中核となり得ることを示唆しているものであります。こうした施設の開設によって、中心市街地としての新たな魅力とにぎわいが創出され、交流人口の拡大が大いに図られるものと期待をしております。
 さらには、財団法人関西社会経済研究所による「自治体行政生産性ランキング」の総合評価において第1位にランクされたことは、就任当初から一貫して取り組んできた不断の行財政改革の成果があると自負しております。とりわけ全国的にも例のない、短期間での3つのPFI事業の導入は高い評価を受けており、総務省の地方行政改革事例集にも先進事例として紹介されているところであります。
 私は、行財政改革によって捻出した経費を、創意工夫を凝らした子育て支援策をはじめ多様化する新たな行政課題に振り向けてまいりました。今後も「入るを量りて出ずるを制す」の精神で、新たに行財政改革推進プランを策定し、積極的に推進してまいります。
 新年度から子どもの遊び場整備事業に本格的に着手いたします。子育て支援を考える上で経済的な負担軽減も大切ですが、親ならば誰しもが望むのは子どもの健全なる育成であると確信しているところであります。本市の子育て支援の最大の特徴は、けやきホールを中心に据えた「遊びの中から子どもを育てる」という視点であり、その斬新的な視点が県内外から注目を浴び、連日のように行政視察が相次いでいるのであります。
 このけやきホールの理念に、青空のもとでのびのびと遊び「自然に回帰し、土に親しむ」という側面を付加した子どもの遊び場については、平成25年度のオープンを目指して、屋外における新たな遊育の拠点づくりとして推進してまいります。
 また、子育て支援に欠かせないのが教育環境の整備であります。
 平成23年度は学校耐震化計画に基づき、神町小学校の耐震化、東根中部小学校屋内体育館の改築が完成する一方、山形県が本市に整備する中高一貫モデル校の教育課程の基本方針や、施設整備計画を定める教育基本計画が最終的に策定される重要な年度となります。
 中高6年間の一貫した教育により、勉学とスポーツの両面に秀でた人材を育成できる魅力的な中高一貫校は、本市が進める子育て支援の切札となるものであり、大いに期待をしているところであります。今後、県とさらに連携を深め、よりよい中高一貫モデル校の整備に向け全力で取り組んでまいります。
 良好な定住環境が整えられた神町北部地区にこの春、大森小学校が開校しますが、それと同時に東根中央橋も完成します。このことによって東根地区と神町地区の人口が増加している両地区の市街地が連続した一つの町並みとなり、新しい人と物の流れが生まれることで、まちの魅力と求心力が一段と高まるものと期待をしているところであります。
 私が就任当初から取り組んでまいりました、さくらんぼにこだわったまちづくりの中で本市最大のイベントとなった、さくらんぼマラソン大会は、昨年、第9回にして参加者が1万人の大台を超え、東北最大、全国屈指の大会に成長いたしました。地方の一大会が短期間でこれほど急速な盛り上がりを見せたのは、数多くのボランティアに支えられ、おもてなしの心いっぱいのアットホームな雰囲気が支持されていることが大きな要因であります。
 今年は第10回という記念の大会を迎えます。私たち東根市民のおもてなしの心を総動員して盛大に開催し、交流の輪をさらに広げる節目の大会にしたいと考えております。
 また、東根市の将来ビジョンを定めた第三次東根市総合計画が昨年で10年の計画期間を終了いたしました。皆様の温かいご理解とご支援のもと、そこに掲げられたほとんどの施策が推進され、「快適空間やすらぎと交流のまち」を実現することができました。そして、この間における本市の子育て支援や環境行政の先駆的な取り組みが全国的に高い評価を受け、日本経済新聞社主催の「にっけい子育て支援大賞」や「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」の受賞に結びついたところであります。
 そして本年は、第4次東根市総合計画がスタートする年であります。この計画は今後10年間のまちづくりの指針であり、これまでの3期12年で皆様とともに築いたまちづくりの成果の上に繰り出す、私の次なる一手であります。市民力、地域力の向上に努めながら、市政全般のレベルアップを図り、目指す都市像である「しあわせつくる 学びと交流のまち」の実現に向け、主要プロジェクトをはじめ計画に掲げた施策を積極的に推進してまいります。
 続きまして平成23年度の施策の大綱について、新しい総合計画に掲げた5つのまちづくりの目標に沿って、その概要をご説明申し上げます。
 第1に「だれもがやすらぎと充実 しあわせを実感できるまち」について申し上げます。
 子育て環境の充実を図るため、平成26年度に開所を予定している(仮称)東部子育てサポートセンターの整備に向け、調査に着手いたします。
 平成25年度オープン予定の子どもの遊び場についても、用地買収等施設整備に着手いたします。
 また、さくらんぼ保育所を指定管理者制度に移行するのにあわせ、延長保育を充実し、現在、ひがしね保育所で行っている休日保育を同保育所でも実施することとしております。
 大森小学校の開校にあわせ、同校区の学童保育所を開所するとともに、東郷地区学童保育所の開設・運営を支援いたします。
 これらの新規施策に加え、本年度スタートした子育て応援マニフェスト2010など各種子育て支援施策を併行して展開し、「子育てするなら東根市」をより強固なものにしてまいります。
 高齢者福祉に関しては、従前のいきいきデイサービス事業に加え、今年度からいきいきサロン推進事業を実施し、高齢者の生きがいづくり、地域での居場所づくりを強化したところですが、新年度は、ふれあい配食サービスを拡充し、在宅福祉の充実を図ります。
 また、第4期介護保険事業計画に計上した特別養護老人ホームについては、この春、社会福祉法人により90床の新、増設が行われますので、施設への入所待機者の解消に効果を発揮するものと見込んでおります。
 健康づくりに関しては、先の臨時会におきましてワクチン接種関連予算をご可決いただき、この2月から子宮頸がん等の2予防接種に助成を行っているところですが、新年度からは高齢者の肺炎球菌ワクチン接種への一部助成も単独で実施いたします。
 また、悠遊健歩などの事業を通して、生涯を通じた健康づくりの推進を図ります。
 さらに、本年度中に食育推進計画を策定し、計画に基づく食育活動を展開いたします。本市の伝統的な豊かな食文化を取り入れた健康的な食習慣の定着に向け、関係する団体の皆様と協力して取り組んでまいります。
 防災と消防の充実を図るため、消防署に高規格救急車1台を追加配備するとともに、消防団の小型ポンプ3台を更新いたします。
 電波法の改正に伴い、消防救急無線のデジタル化が必要となることから、平成28年の供用開始に向け基本設計を行います。
 第2に「環境、自然、歴史、文化が調和する風格とうるおいのまち」について申し上げます。
 環境保全の活動を市民ぐるみで推し進めるには、まず市役所が率先垂範すべきことから、今後もISO14001の認証を維持し、規格に適合した行政運営を行います。
 太陽光発電システム設置を支援する地球温暖化防止対策事業を充実するとともに、公衆街路等のLED化を推進し、環境先進都市の地位を確固たるものにしてまいります。
 自然環境と調和した良好な都市景観を形成するため、国土利用計画と都市計画マスタープランを改訂いたします。
 また、長瀞地区のウォーキングトレイル事業を推進するとともに、本町地区まちづくり交付金事業で地区住民が取り組む宮崎西道線沿線のまち並みづくりを支援し、個性と風格のあるまちづくりを進めます。
 第3に「魅力にあふれ、にぎわいと活力に満ちたまち」について申し上げます。
 交流の促進につきましては、さくらんぼマラソン大会をはじめ様々なイベントを通して交流人口の拡大に努めてまいったところ、去る2月6日、仙台市近郊に在住の東根市関係者の集いとして仙台さくらんぼ東根会が設立されました。人口100万を擁する東北の中心都市において本市ゆかりの方々が東根応援団を結成されたことは、誠に頼もしい限りであります。東京都中央区との友好都市提携も新年度20周年を迎えます。これらを格好の機会と捉え、仙台市、中央区との一層の交流拡大を図ってまいります。
 都市基盤の充実については、はじめに松沢地内への東北中央自動車道の追加インターチェンジ設置が挙げられます。これは、将来の人と物の流れを決定づけるまちづくりの根幹にかかわる事業でありますので、事業の進捗を注視し、必要に応じて国や県に働きかけをしてまいります。
 また、市域の均衡ある発展や地域力向上の観点から生活密着道路整備事業を進めます。長瀞6号線側溝整備事業や大富中央線交差点改良事業、瀬戸山1号線局部改良事業、長瀞1号線道路改良事業に着手し、あわせて市道危険箇所の調査改修など、身近な道路の整備を図ります。
 地方道路交付金事業としては、関山長坂線道路改良などの継続事業を推進するとともに、神町駅前線道路改良事業、松沢1号線道路改良事業、原宿上悪戸線道路改良事業、花岡地区市道整備事業に着手します。あわせて橋りょう長寿命化計画を策定し、計画に基づく修繕工事を実施いたします。
 雪に強いまちづくりについては、市道除雪機械更新整備事業として歩道ロータリーを購入いたします。
 さらに市営住宅の環境整備を図るため、羽入団地の政策空き家の除却を行ってまいります。
 山形空港を取り巻く環境は、運航路線の休止や低迷する利用者数など大変厳しい状況にあります。本市発展を展望した場合、利便性の向上や運航路線の拡大など山形空港の活性化は必須であり、県、周辺自治体、山形空港利用拡大推進協議会等、関係団体との連携のもと、要望活動をはじめ各種施策に取り組んでまいります。
 市民生活の安定のため、平成20年度から取り組んでまいりました入・上野台簡易水道が昨年12月に上水道に統合されました。新年度は沼沢・猪野沢簡易水道の平成26年度統合を目指し、送水管の布設を行います。
 農林業の振興につきましては、従事者の減少や高齢化など経営環境の厳しさに配慮し、認定農業者支援事業や農業再生機械導入支援事業など経済対策も含めて強力に支援を行ってまいります。
 水田農業については、本年度のモデル対策に引き続き、新年度は農業者戸別所得補償制度が本格実施されることから、引き続き農家への丁寧な説明を行い、県や農協等と十分な連携を図り推進してまいります。
 果樹については、基幹作物であるさくらんぼが昨年の販売価格の低迷や3年連続の作柄不良により、農家経営が非常に厳しい状況にあります。そのため、新年度も天候に左右されないさくらんぼ生産を目指し、フォーラムの開催や受粉環境整備事業への支援、雨除け施設の更新事業などを実施してまいります。
 また、加温・無加温ハウスの導入を促進し、長期リレー出荷体制による産地銘柄の確立や労働力の平準化を図るため、活力ある園芸産地創出支援事業により、収益性の高い農業の確立を図ってまいります。
 果樹王国ひがしねブランドを全国に発信するため、農協とともにトップセールスの実施や仙台圏の公共交通機関へのPR広告の掲載など効果的なブランド戦略を推進し、有利な価格形成につながる各種事業を展開してまいります。
 猿など有害鳥獣対策については、各地域協議会と連携を図り、追い払いや駆除、電気柵設置など効果的な被害防止に取り組んでまいります。
 国土の保全や水源の涵養など農地の持つ多面的機能を重視し、農村環境を保全する観点から、新年度も農地・水・環境保全対策を推進し、加えて特定農業用管水路等特定事業や高速道路関連特対事業など生産基盤の整備の土地改良区への支援を行います。
 林業従事者の減少や高齢化に伴い、森林の持つ公益的機能が低下していることから、県内で最初に策定したナラ枯れ被害対策や松くい虫被害対策など森林病害虫対策を継続して実施してまいります。
 また、新年度に開校する大森小学校にみどりの少年団を結成し、市内の小学校全校で豊かな緑を未来に引き継ぐ活動を実施してまいります。
 商工業の振興につきましては、景気の低迷により商工業の経営環境が厳しさを増していることから、市内中小事業者に配慮した経済対策として、本年度、ひがしね元気応援事業を実施いたしました。新年度も住宅新築・リフォーム支援事業を引き続き実施いたします。
 また、本年度から中小商工業者向けの利子補給制度として、商工業夢タント利子補給事業を創設したところであり、中小企業向け支援の保証料補給などとともに制度の周知に努め、市内商工業者の経営基基盤強化に努めます。
 企業活動の活性化対策として、農工法に基づく企業の固定資産税優遇措置に対する国の減収補てん制度が終了したことから、本年度、企業奨励補助金制度を創設いたしました。本年5月に制度創設後、初めての固定資産税課税通知がなされますので、制度の周知と適切な運用により、企業の設備投資や新規立地を支援してまいります。
 あわせて、農工法、低工法に基づく減収補てん制度の代替措置として、企業立地促進法に基づく減収補てん措置の期間延長と税の免除要件の緩和を国に強く求めてまいります。
 労働力の確保と人材育成に関しては、雇用能力開発機構が設置した東根地域職業訓練センターがこの3月末をもって廃止されることから、建物を譲り受け、本市の公の施設として業務を継承することといたしました。指定管理者に業務を委託し、地域の気候風土が育んだ、ものづくりの伝統、優れた技能を途絶えさせることなく将来に引き継ぐため、担い手となる人材の育成に努めてまいります。
 雇用対策につきましても、3年目となる緊急雇用創出事業等の活用により、雇用の確保に努めてまいります。
 観光の振興については、果樹王国ひがしねを生かした観光地づくりを進めます。特に新年度は、市内の観光関連団体や専門家とともに観光基本計画を策定いたします。本市の潜在的な可能性を探り観光施策の今後の方向を見出すとともに、特定作業を通して、そこにかかわる団体・関係者の意欲を喚起してまいります。
 第10回目を迎えるさくらんぼマラソン大会は、記念事業としてイベントにも趣向を凝らし、1万2,000名の参加者を目標に盛大に開催し、全国にさくらんぼのまち東根を力強く発信してまいります。
 また、東京東根会や仙台さくらんぼ東根会の会員に向けて、本市の観光やイベント情報を発信する、ふるさと東根情報発信事業を新たに実施いたします。
 さらに、真夏の夜を彩る恒例のひがしね祭については、伝統の七夕提灯行列や踊りの競演など多くの市民とともに盛大に開催してまいります。
 第4に「心豊かな人が輝く教育と文化のまち」について申し上げます。
 学校教育の充実については、教育環境の向上の観点から臨時会でご可決いただいた補正予算により、神町小学校の耐震改修、中部小学校屋内体育館の改築、神町中学校体育屋根の改修、同校グラウンド防球ネットの増設を行います。
 発達障がいを持つ児童の学校生活を支援するため、市内小中学校に配置しているスクールサポーターを増員いたします。
 これまで二度にわたり実施された東根工業高校の光プロジェクトは、モンゴル国と我が国の相互理解に寄与し、心温まる話題として多くのマスコミに取り上げられました。本市のイメージアップと知名度向上への貢献が認められ、本年度のまちづくり大ケヤキ大賞に輝いたところであります。新年度はプロジェクト最終年に当たることから、光プロジェクト応援事業により支援を強化いたします。
 一昨年、本市への設置が決定した中高一貫教育校は、ほかにはない6年間を通した教育により文武両道に秀でた有為な人材を将来にわたって輩出することが期待されます。これは本市のステイタスを大いに高めるものであります。市民に愛され、ここに住むことを誇りに思う風格のまちづくりに通ずるものであります。そのため、条件整備など地元としての協力に万全を期してまいります。
 生涯学習の充実については、新しい東根公民館が本町地区のまちづくり交付金事業により整備されます。平成24年に開館予定でありますので、円滑な施設の移転に向け、備品購入などの開館準備を進めます。
 まちづくり交付金事業の実施に当たっては、地域住民によるまちづくり協議会が組織され、にぎわいの創出や清流の活用など周辺地域の活性化に向けた取り組みが話し合われております。本町商店街や東根城址を結ぶ動線を生み出し、歴史と文化の香りに満ちた回遊型の観光、交流エリアを形成する上でも新しい東根公民館が役割を担うものと考えております。
 さらに、本市の歴史民俗資料の展示や芸術文化の発表の場として親しまれてきた東の杜資料館の敷地と建物をこのたび寄贈いただけることになったことから、東根城址周辺の魅力を高める上で今後どのように活用し、整備すべきかについて調査研究を進めます。
 芸術文化の振興では、公益文化施設用地の買い戻しを実施いたします。買い戻しは平成24年度に完了する見込みでありますので、用地取得後の施設内容について検討を進めます。多様な市民ニーズに配慮するとともに、財政や人口規模など本市の将来の姿をしっかり見据え検討してまいります。
 スポーツの振興につきましては、先の臨時会でご可決いただいた、きめ細かな交付金事業予算によりまして市営弓道場を整備いたします。多様なスポーツの機会を提供し、市民が生涯を通じてスポーツに親しめる環境を整えてまいります。
 第5に「市民みんなで力をあわせる協働のまち」について申し上げます。
 私が提唱する協働のまちづくりは、多くの市民の参画に支えられ、本市の勢いを生み出しております。複数のNPOが公共サービスの一翼を担い、また、子育て支援でも大きな役割を果たしております。様々な市民団体がボランティア活動や本市の魅力を引き出すイベントに取り組んでいます。個人や家庭のレベルでも多くの市民が街路樹里親や、ごみの分別回収などの環境保全活動でまちづくりに参加しています。
 少子高齢化が進む今日、持続発展可能な地域社会をつくるには協働の理念が必要不可欠でありますので、今後も様々な機会を通じて市民参画を促してまいります。
 第4次総合計画では地域力の向上を主要プロジェクトの一つに掲げておりますので、ともに築く地域未来創造事業により、地域が主体的に取り組むまちづくり学習活動や地域プランづくりを支援するとともに、地域の潜在的な魅力を引き出す住民活動や地域の定住環境を高めるための活動について、ソフト事業とハード事業を一体的に支援してまいります。
 まちづくりへの市民参加を拡大するには、市民が市議会での議論に関心を持ち、市政を身近に感じていただく必要があります。議会として取り組まれている開かれた議会の実現は、まさにそのための重要な取り組みであります。そのため、市議会映像のインターネット配信システムの整備と議場等の音響機器の更新を実施いたします。
 以上申し上げました施策は、効果的で効率的な行財政運営に支えられるものであります。そのため、第四次行財政改革大綱にかわる新たな行財政改革推進プランを策定いたしました。そこでは経費の節減とともに行政サービスの質の向上や市民力、地域力向上のための取り組みについても検討いたします。
 以上、新年度を迎えるに当たり、市政運営に対する私の基本的な考え方を申し上げました。
 今後も東根市民4万6,000人のリーダーとして、躍進する東根市をさらに前進させるため、新たな課題に挑戦しながら「しあわせつくる 学びと交流のまち」の実現に全力を挙げ取り組んでまいる所存であります。
 議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げ、平成23年度の施政方針といたします。
 それでは、先議いただきました議案以外の案件についてご説明を申し上げます。
 はじめに、議第3号 東根市特別会計条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、老人医療保健制度の廃止に伴い東根市老人保健特別会計を廃止するため、所要の改正を行うものであります。
 次に、議第4号 東根市土地開発基金条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、土地開発基金の有効活用を図るため、所要の改正を行うものであります。
 次に、議第5号 東根市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、要介護認定申請件数の増加に対応し、高齢者福祉の増進を図るため、介護認定審査会委員の定数改正を行うものであります。
 次に、議第6号 東根市市民バス設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、運行経路の変更に伴い、所要の改正を行うものであります。
 次に、議第7号 東根市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、対象火気設置等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取り扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部改正等に伴い、所要の改正を行うものであります。
 議第8号及び議第9号 指定管理者の指定についてでありますが、東根中部学童保育所及び職業訓練センターの管理を行わせる指定管理者の指定に関し、地方自治法等の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
 次に、議第10号 市道路線の認定についてでありますが、市道路線網の見直しにより、市道2路線の市道認定を行うものであります。
 次に、平成23年度予算案の大綱についてご説明を申し上げます。
 地方自治体の予算編成に大きな影響を及ぼす国の平成23年度予算案につきましては、世界経済の緩やかな回復が期待される中で、景気が持ち直し、経済成長の好循環に向けた動きが進むことを見込み、経済成長と財政規律を両立させていくとの方針のもと、一般歳出を前年度比0.1%増加し、国債費等を含めた一般会計予算の規模は92兆4,116億円とされたところであります。
 また、地方財政計画では、地方税収を2.8%増としながらも、社会保障関係費の増要因から財源不足が拡大するものと見込み、地方交付税を2.8%増額確保する一方で、地方財政の健全化を推進するために臨時財政対策債を含む地方債総額を14.9%減とし、対前年度比0.5%増の総額82兆5,054億円となったところであります。
 本市に密接なかかわりを持つ県の新年度予算は、景気低迷が続く中で地域主権時代の県政運営指針による事務事業の見直しを図りながらも、景気雇用対策を重点とした持続可能な財政運営を確保するための編成が進められたところであります。
 本市では、保育所の民営化や学校給食センター整備事業へのPFI事業導入など県内でも先駆けて行財政改革に取り組んできたことにより、多くの大型プロジェクト事業に係る起債の償還にPFIで整備した消防庁舎整備事業や大森小学校整備等事業などの償還分が加わっているにもかかわらず、財政状況としては歳出の平準化を保ち、健全性を堅持しているところであります。
 しかし、歳入の根幹となる市税については、企業に回復傾向が見られるものの雇用情勢の回復までには至らず、個人市民税の大幅な減額が見込まれる厳しい状況となっております。
 このような状況の中で、市政の進展に必要な行政サービスを確保しながら、ともに築く地域未来創造事業、(仮称)東部子育てサポートセンター整備事業、企業奨励補助事業、生活密着道路整備事業などの新たな行政需要に対応する事業を展開するとともに、学校耐震化、子どもの遊び場整備事業、東根地区まちづくり交付金事業などの大型事業や子育て応援マニフェスト2010、四つ葉のクローバー事業などを継続推進し、さらなる市民福祉の向上を目指していく所存であります。
 以上の基本的な考えのもとに編成いたしました平成23年度の一般会計予算案は、前年度当初予算額164億6,600万円に対し、0.18%減の164億3,600万円を計上したところであります。このうち、大森小学校整備等事業の完了等により、前年度比21.8%減の23億3,400万1,000円とした普通建設事業費をはじめ物件費等を減額計上した一方で、子ども手当関連などにより12%増の24億8,823万7,000円を計上した扶助費や補助費、貸付金等を増額したところであります。
 その概要でありますが、まず歳入におきましては、市税について、法人市民税を24.7%増と見込むものの、景気低迷の影響から個人市民税を9.9%減に、さらに固定資産税は4.2%減とし、市税総額として前年度比2.6%減の55億7,853万7,000円を計上したところであります。
 また、地方交付税については、交付税制度の改正に伴う特別交付税の減額等はあるものの、本市の税収減による増額と基礎数値である国勢調査人口増加に基づく増額等により、2.8%増の42億4,900万円を見込んだところであります。
 次に、歳出予算についてご説明申し上げます。
 議会費につきましては、開かれた議会推進のため、議会事業に議会音響設備更新整備費やインターネット議会中継配信業務委託費を新たに計上したほか、地方議員年金制度の廃止に伴う議員共済費負担金を増額して予算化したところであります。
 総務部門につきましては、東根市議会議員選挙事業や、ともに築く地域未来創造事業等を新規計上したほか、区長会運営事業や交流事業費等を継続して予算化したところであります。
 民生・福祉部門につきましては、ひとり親家庭等医療給付事業や高齢者肺炎球菌ワクチン接種事業、子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業等を新たに計上し、子育て支援医療給付事業や子育て応援マニフェスト2010のこうのとり支援事業、地球温暖化対策事業、いきいきサロン推進事業等を継続して予算化したところであります。
 農林・商工部門につきましては、さくらんぼ生産量日本一確保対策事業や、ひがしね元気応援事業である農業再生機械導入支援事業と住宅新築・リフォーム支援事業、そして観光基本計画策定事業などを新規に計上し、果樹王国ひがしねブランド戦略事業、活力ある園芸産地創出支援事業、森林病害虫等防除事業、商工業夢タント利子補給補助事業、産業立地促進資金融資事業、果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン大会事業等を継続して予算化したところであります。
 建設部門につきましては、東北中央自動車道関連交差部拡幅・追加インターチェンジ負担事業、市道除雪機更新整備事業や都市計画マスタープラン改訂事業などを新たに計上したほか、子育て応援マニフェスト2010の基幹事業である子どもの遊び場整備事業や東根地区まちづくり交付金事業、市道神町東14号線道路改良事業、市道関山長坂線道路改良事業、市道蟹沢最上川線道路改良事業等を継続して予算化したところであります。
 消防部門につきましては、高規格化救急自動車購入事業や消防救援デジタル無線整備事業などを新規計上したほか、常備・非常備消防事業や消防庁舎の施設整備費と維持管理費等を継続して予算化したところであります。
 教育部門につきましては、光プロジェクト応援事業や学校支援地域本部事業等を新たに計上するとともに、大森小学校整備等事業や私立幼稚園就園奨励事業、特別支援教育推進事業、公益文化施設用地取得事業、東根の大ケヤキ環境整備事業、体育施設等指定管理委託事業等を継続して予算化したところであります。
 また、各部門において推進する緊急雇用創出事業等も継続して予算化したところであります。
 次に、特別会計についてご説明申し上げます。
 国民健康保険特別会計につきましては、保険給付費や後期高齢者支援金、介護納付金などを計上し、前年度比1.8%増の44億1,500万円を計上したところであります。
 東根財産区特別会計につきましては、財産管理費等を計上し、前年度同額の150万円を計上したところであります。
 公共下水道事業特別会計につきましては、管渠建設事業費、流域下水道維持管理負担金、公債費等を計上し、前年度比5.4%増の21億2,500万円を計上したところであります。
 一本木土地区画整理事業特別会計につきましては、徴収清算金等を計上し、前年度比31.3%減の570万円を計上したところであります。
 介護保険特別会計につきましては、居宅及び施設介護サービス等の各種給付金事業費、介護認定審査及び調査事業、介護予防事業等を計上し、前年度比11.6%増の28億8,200万円を計上したところであります。
 市営墓地特別会計につきましては、墓地管理経費等を計上し、市営墓地第2期建設完了に伴い、前年度比95.7%の大幅減での200万円を計上したところであります。
 後期高齢者医療特別会計につきましては、広域連合への納付金等を計上し、前年度比7.6%増の3億8,300万円を計上したところであります。
 次に、水道事業会計について申し上げます。
 はじめに収益的収入については、給水戸数及び給水人口の増加が見込まれることなどから、前年比2.3%増の10億5,490万5,000円とし、収益的支出については8億7,780万8,000円を計上したところであります。
 次に、資本的収入については1億9,815万8,000円、資本的支出については8億1,906万4,000円を見込んだところであり、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、過年度分損益勘定留保資金、当年度分損益勘定留保資金、減債積立金及び建設改良積立金で補てんするものであります。
 主な事業といたしましては、簡易水道統合事業に伴う送水管布設工事をはじめ2カ年事業として実施している神町配水池築造工事、さらに災害に強い施設整備を図るため東部中区及び平配水池の耐震補強工事のほか、老朽送配水管布設替工事等を計画しております。
 次に、工業用水道事業会計でありますが、1日平均基本水量を8,240万立方メートルとし、収益的収入については1億9,140万6,000円を見込み、収益的支出については1億1,174万7,000円とするものであります。
 次に、資本的収入については2億300万円、資本的支出については2億8,950万4,000円を見込んだところであり、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、過年度分損益勘定留保資金と建設改良積立金で補てんするものであります。
 主な事業としては、工業用水道更新計画に基づき機械設備及び電気設備の更新工事等を計画しており、施設の維持管理に万全を期しながら、より一層の安定供給に努めてまいります。
 以上、提案理由を申し上げましたが、詳細については担当課長に説明させますので、ご審議を賜りまして原案のとおりご可決くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○清野貞昭議長 次に、議第3号から議第10号までの8議案について庶務課長に補足説明を求めます。塩野庶務課長。

   〔塩野康二庶務課長 登壇〕

○塩野康二庶務課長 議長の指示により補足してご説明を申し上げます。
 議案書の8ページ、参考資料の1ページをお願いいたします。
 議第3号 東根市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明を申し上げます。
 改正の内容ですが、東根市老人保健特別会計を廃止して、特別会計を現在の8会計から7会計にするものであります。
 条例の施行につきましては平成23年4月1日からとしておりますが、経過措置として、本年の出納整理期間については従前の例によるとしております。
 次に、議案書の9ページ、参考資料の2ページをお願いいたします。
 議第4号 東根市土地開発基金条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明を申し上げます。
 改正の内容ですが、第2条の基金の額を現在の「3,540万円」を「1億5,000万円」に改め、第7条に「基金の額が1億5,000万円を下回らない範囲内において、その一部を処分することができる。」とする条項を新たに追加するものであります。
 条例の施行につきましては、平成23年4月1日からとしております。
 次に、議案書の11ページ、参考資料の4ページをお願いいたします。
 議第5号 東根市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明を申し上げます。
 改正の内容ですが、第2条の東根市介護認定審査会の委員の定数を現在の「40人」から「60人」に改めるもので、条例の施行につきましては平成23年4月1日からとしております。
 次に、議案書の12ページ、参考資料の5ページをお願いいたします。
 議第6号 東根市市民バス設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明を申し上げます。
 改正の内容ですが、休石線ほか2路線について、参考資料6ページ、7ページをお願いいたします。このように運行経路を変更するものであります。
 施行につきましては、平成23年4月1日からとしております。
 次に、議案書の14ページ、参考資料の8ページをお願いいたします。
 議第7号 東根市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明を申し上げます。
 改正の内容ですが、はじめに1といたしまして、第10条の2の燃料電池発電設備に新たに固体酸化物型燃料電池を追加するものであります。2といたしまして、第31条の3の住宅用防災警報器の設置及び維持に関する基準に住宅用防災警報器の設置を免除できる該当要件を追加し、3といたしまして、第45条の3の個室型店舗の避難通路管理の条項を加えるものであります。これはカラオケ等の個室型店舗の個室に設ける外開きドアのうち、避難通路に面するものにあっては自動的に閉鎖するものを設置しなければならないとするものであります。
 条例の施行につきましては、1と2の改正規定については平成22年12月1日に遡及して適用し、3の第45条の3につきましては公布の日から施行するとしております。
 次に、議案書の16ページと17ページになりますが、議第8号と議第9号の指定管理者の指定について、ご説明を申し上げます。
 なお、公の施設の所在地、指定する団体の代表者等につきましては、説明を省略させていただきます。
 議第8号 東根市東根中部学童保育所につきましては、タントスマイルクラブ運営委員会に平成23年4月1日から平成26年3月31日までの3カ年間、自治法、本市条例に基づき、このたびで2回目となりますが、指定管理者として指定をするものであります。
 次に、議第9号の東根市職業訓練センターにつきましては、職業訓練法人 東根職業訓練協会に平成23年4月1日から平成26年3月31日までの3カ年間、自治法、本市条例に基づき、指定管理者として指定するものであります。
 次に、議案書の18ページ、参考資料の12ページをお願いいたします。
 議第10号 市道路線の認定につきましては、市道路線網の見直しにより、調書にあるとおり、蟹沢11号線と小林南8号線の認定を行うため提案するもので、位置につきましては参考資料のとおりであります。
 以上、ご説明申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。
○清野貞昭議長 以上で施政方針表明及び提案理由の説明を終わります。

◎予算特別委員会への議案付託

○清野貞昭議長 次に、日程第36 予算特別委員会への議案付託を議題とします。
 お諮りします。議第20号から議第29号までの予算関係10議案については、お手元に配付しております議案付託表のとおり、議長を除く全員で構成する予算特別委員会を設置し、議案を付託したいと思います。これにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。したがって、予算関係10議案については、別紙議案付託表のとおり予算特別委員会を設置して審査することに決しました。


予 算 特 別 委 員 会 議 案 付 託 表

議第20号 平成23年度東根市一般会計予算
議第21号 平成23年度東根市国民健康保険特別会計予算
議第22号 平成23年度東根市東根財産区特別会計予算
議第23号 平成23年度東根市公共下水道事業特別会計予算
議第24号 平成23年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計予算
議第25号 平成23年度東根市介護保険特別会計予算
議第26号 平成23年度東根市市営墓地特別会計予算
議第27号 平成23年度東根市後期高齢者医療特別会計予算
議第28号 平成23年度東根市水道事業会計予算
議第29号 平成23年度東根市工業用水道事業会計予算

◎散     会

○清野貞昭議長 これで本日の日程は全部終了しました。
 本日は、これで散会します。御苦労さまでした。

   午前11時50分 散 会