第1回東根市議会定例会
予 算 特 別 委 員 会 会 議 録
平成22年3月1日 午後 1時40分 開 議
青 柳 安 展 予算特別委員長 高 橋 光 男 副委員長
◎出席委員(17名)
1番 水 上 公 明 委員 2番 高 橋 光 男 委員
3番 細 矢 俊 博 委員 4番 大 場 英 雄 委員
5番 浅 野 目 幸 一 委員 6番 加 藤 信 明 委員
7番 阿 部 清 雄 委員 8番 阿 部 綾 子 委員
9番 高 橋 ひ ろ み 委員 10番 佐 藤 直 委員
11番 奥 山 重 雄 委員 12番
13番 青 柳 安 展 委員 14番 清 野 忠 利 委員
15番 武 田 敏 夫 委員 16番 結 城 芳 委員
17番 秋 葉 征 士 委員
◎欠席委員(なし)
◎説明のため出席した者の職氏名
教育委員会
土 田 正 剛 市 長 横 尾 智三郎
委 員 長
選挙管理委員会
奥 山 元 荒 川 妙 子 代表監査委員
委 員 長
八 島 一 夫 農業委員会会長 大 江 和 明 消 防 長
椎 名 和 男 副 市 長 小 関 正 男 教 育 長
高 橋 一 郎 総 務 部 長 杉 浦 宗 義 市民生活部長
黒 田 長 健康福祉部長 岡 崎 春 夫 経 済 部 長
建 設 部 長
小 林 文 雄 山 科 優 会計管理者
兼水道部長
矢 作 隆 教 育 次 長 間木野 多加志 総合政策課長
塩 野 康 二 庶 務 課 長 中 里 純 一 財 政 課 長
選挙管理委員会 監査委員
太 田 紀代子 森 谷 健
事務局長 事務局長
農業委員会
今 野 和 行
事務局長
◎事務局職員出席者職氏名
佐 藤 信 行 事 務 局 長 石 垣 和 彦 事務局長補佐
安 達 利 也 議 事 主 査 高 橋 範 一 主 事
塩 野 睦 美 主 事
◎本日審査した案件
議第19号 平成22年度東根市一般会計予算
議第20号 平成22年度東根市国民健康保険特別会計予算
議第21号 平成22年度東根市東根財産区特別会計予算
議第22号 平成22年度東根市公共下水道事業特別会計予算
議第23号 平成22年度東根市老人保健特別会計予算
議第24号 平成22年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計予算
議第25号 平成22年度東根市介護保険特別会計予算
議第26号 平成22年度東根市市営墓地特別会計予算
議第27号 平成22年度東根市後期高齢者医療特別会計予算
議第28号 平成22年度東根市水道事業会計予算
議第29号 平成22年度東根市工業用水道事業会計予算
◎開 会
○青柳安展予算特別委員長 皆さん、御苦労さまです。
本会議に引き続き、ただいまから予算特別委員会を開会します。
◎開 議
○青柳安展予算特別委員長 本日の会議に欠席及び遅刻の届けはありません。したがって、委員の出席数は16名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
◎議第19号〜29号 平成22年度東根市一般会計予算外10件
○青柳安展予算特別委員長 先ほどの本会議におきまして予算特別委員会に付託なりました議案は、議第19号から議第29号までの予算関係11議案であります。以上、11議案を一括議題とします。
これから議第19号から議第27号までの9議案について、財政課長に補足説明を求めます。中里財政課長。
〔中里純一財政課長 登壇〕
○中里純一財政課長 委員長の指示によりまして水道会計予算を除く一般会計ほか8会計予算の補足説明を申し上げます。
一般会計予算書をお願いいたします。1ページをお願します。
最初に、議第19号 平成22年度東根市一般会計予算についてご説明いたします。
第1条は、歳入歳出予算総額を164億6,600万円と定めるものです。
第2条は、債務負担行為について。第3条は、地方債の借入限度額等の設定について。第4条では、地方自治法に基づき歳出予算を支出する際の一時借入金限度額を20億円と定めるものであります。第5条は、給料等の人件費に過不足が生じた場合には同一款内における各項の間の流用ができる規定を定めるものであります。
次に、7ページをお願いいたします。第2表 債務負担行為についてご説明いたします。
まず、東根市土地開発公社に対する債務保証につきましては、土地開発公社が事業遂行するにあたり金融機関から借り入れする際に8億円を限度として債務保証を行うものであります。次に、農林関係の農業経営基盤強化資金利子助成は、融資に対して後年度に利子補給を行うものであり、商工業夢タント利子補給につきましては、市内商工業者が経営基盤の安定と設備の近代化を図るための融資に対し利子補給を行うため、債務負担行為の設定を行うものであります。排水設備等設置改造資金利子補給につきましては、東部地区の特定地域に対する合併処理浄化槽設置に対する市独自のかさ上げ補助を行うにあたり、排水設備等の改造資金の融資に対し5年以内にわたり利子補給を行うことから債務負担行為の設定を行うものであります。また、平成21年度末までに債務負担行為の設定をした事項は、予算書の180ページからの調書に記載のとおりであります。
次に、8ページをお願いいたします。第3表 地方債につきましては、県単独・県施行公共事業負担金から臨時財政対策債までの市債の限度額、起債の方法等について設定するものであります。なお、平成21年度末の事業別地方債の現在高見込額等につきましては、予算書の192ページに掲載のとおりであります。
次に、12ページをお願いします。2の歳入の主なものについて説明いたします。
第1款市税第1項市民税のうち1目個人では、景気低迷や雇用情勢の悪化等により、前年度比で2.4%減の17億4,140万円、2目法人では前年比9.8%減の4億6,250万1,000円を計上するものであります。第2項1目固定資産税は、前年度評価替えの実績を踏まえ2.4%増の27億5,677万2,000円を計上。2目国有資産等所在市町村交付金は、前年と同額の5,940万6,000円を計上いたしました。第3項1目軽自動車税は、前年比2.6%増の9,651万円を計上。
14ページをお願いします。第4項たばこ税は、前年度比10.8%減の2億1,687万6,000円を計上。下段の第7項都市計画税では、5.2%増の3億7,979万9,000円を計上いたしました。
16ページをお願いいたします。第2款地方譲与税第1項自動車重量譲与税は、55.2%減の6,500万円を計上。第2項地方揮発油譲与税は、30%減の3,500万円を計上。いずれも暫定税率廃止を想定した予算となっております。第3項航空機燃譲与税は、前年同額を計上しております。
18ページをお願いいたします。第6款地方消費税交付金は、景気動向を勘案し、前年度比6.7%減の4億2,000万円を計上。第8款自動車取得税交付金は、暫定税率廃止を想定したことから前年度比40%減の2,400万円を計上。第9款国有提供施設等所在市町村助成交付金は、11.8%減の3,000万円を見込み、第10款地方特例交付金の第1項地方特例交付金は、個人市民税の住宅ローン控除に伴う減収補てん特例交付金の減により前年度比42.6%減の2,700万円を計上いたしました。
20ページをお願いいたします。上段の特別交付金は、平成19年度から行われた消費税減税補てん特例制度の経過措置終了により2,000万円の皆減となりました。第11款地方交付税では、地域活性化・雇用等臨時特例費の創設及び本市の市税減収等を考慮し、前年度比で10.2%増の41億3,300万円を計上するものです。
24ページをお願いします。下段の第15款国庫支出金第1項1目民生費国庫負担金第1節社会福祉費負担金の障害者自立支援給付費負担金は、障害者自立支援法に伴う障がい者の日常生活を支援する給付費負担金として1億1,640万7,000円を計上。
26ページをお願いします。同じく5節子ども手当費負担金は、6億6,225万6,000円を新規計上。2目教育費国庫負担金は、さくらんぼ小学校施設整備費負担金として5億5,619万8,000円を新規計上しました。第2項国庫補助金3目土木費国庫補助金のうち1節道路橋りょう費補助金では、市町村道整備事業費補助金として市道泉郷北部線道路改良事業6,380万円等を計上しております。
28ページをお願いいたします。第16款県支出金第1項県負担金1目民生費県負担金の1節社会福祉費負担金の保険基盤安定負担金の国民健康保険分7,828万2,000円及び後期高齢者医療分5,967万9,000円は、見込額を計上しました。
30ページをお願いします。第2項県補助金では、各事務事業への市町村総合交付金等を計上しております。
32ページをお願いします。4目農林水産業費県補助金の1節農業費補助金のうち山形県園芸産地活性化支援事業費補助金は、昨年度までの山形県園芸担い手チャレンジプラン支援事業費補助金にかえて6,666万6,000円を計上しております。
34ページをお願いいたします。中段の9目労働費県補助金は、ふるさと雇用再生特例基金事業費補助金3,379万3,000円及び緊急雇用創出事業臨時特例基金事業費補助金9,510万1,000円は、当初としては新規計上となります。第3項委託金1目総務費委託金について、36ページをお願いいたします、4節の選挙費委託金では、新年度予定される参議院議員通常選挙の委託金2,400万円及び平成23年度に予定の山形県議会議員選挙の準備経費に係る委託金として500万円を計上しております。
38ページをお願いいたします。第19款繰入金第2項基金繰入金では、1目財政調整基金繰入金は、前年度比833万1,000円増の1億5,711万8,000円を計上。
40ページをお願いします。市立小中学校建設基金繰入金は耐震事業費の変更により、また、減債基金繰入金は公的資金補償金免除繰上償還の終了により、それぞれ皆減としました。
42ページをお願いします。第4項雑入7目雑入は、一本木土地区画整理事業市有地分清算交付金等の減により8,673万7,000円減の5,903万1,000円を計上するものです。第22款市債につきまして、44ページをお願いします、3目教育債では、新設小学校に係る学校教育施設等整備事業債に5億30万円を計上。4目臨時財政対策債では、地方財政計画に基づき前年度比1億円増の6億円を計上するものです。
46ページをお願いします。次に、3 歳出の主なものについてご説明いたします。
第1款議会費では、人事院勧告等により前年度比591万円減の1億6,996万2,000円を計上しております。
次に、48ページをお願いします。第2款総務費の主な事業についてご説明いたします。
50ページをお願いします。第1項総務管理費2目広報広聴費に市勢要覧作成事業99万8,000円を新規計上。4目財産管理費では、財産管理事業及び52ページをお願いいたします、庁舎管理事業等につきましては、平年ベースでの予算計上をしております。5目企画費ですが、54ページをお願いします、第四次東根市総合計画策定事業では、計画策定に向けた振興審議会の開催や専門家会議等の開催経費等を計上しております。
56ページをお願いします。8目交通安全対策費では、交通災害共済基金活用事業として交通安全環境整備に966万1,000円を計上。
58ページをお願いします。11目市民生活費では、地方消費者行政活性化基金分の消費者行政事業314万2,000円を新規計上。国の消費者庁設置に伴う消費生活相談窓口の一元化により、消費者保護行政の充実を図るものです。
60ページをお願いします。12目地方バス対策費の市民バス運行事業は、前年同額の1,600万円の計上。下段、除排雪管理費は、昨年度まで公共施設分とともに市道・農道分を総務費に一括計上しておりましたが、予算執行上の観点から公共施設分は4目財産管理費に、市道除排雪は第8款土木費で、農業除雪は第6款農林水産業費へ計上いたしております。
62ページをお願いします。第2項徴税費1目税務総務費の税務総務事業では、納税業務アドバイザー報酬や納税相談員2名の賃金等を計上し、2目賦課徴収費の賦課事業では、電子申告等、国税連携基幹税システム改修の委託料費等を計上。同じく徴収事業では、滞納管理システムの賃借料等を計上しております。
64ページをお願いします。第3項1目戸籍住民基本台帳費の戸籍住民基本台帳事業は、戸籍電算化業務システム等借上費等を含む5,537万7,000円を計上しております。第4項の選挙費ですが、66ページをお願いします、3目選挙執行費に本年7月任期満了の参議院議員通常選挙事業費及び平成23年4月に任期満了の山形県議会議員選挙の準備経費、次の68ページをお願いします、本年9月に任期満了の東根市長選挙の経費を計上しております。第5項統計調査費ですが、70ページをお願いします、2目基幹統計費ですが、5年に一度実施する国勢調査事業に1,302万7,000円を新規計上しております。
72ページをお願いします。次に、第3款民生費の主な事業についてご説明いたします。
第1項社会福祉費1目社会福祉総務費の最下段、福祉推進員設置事業は、地域福祉計画に基づく主要施策である福祉推進員制度推進のため、15万円を計上しております。2目社会福祉施設費ですが、74ページをお願いします、子どもの遊び場整備事業は300万円を新規計上。大森山周辺に整備する子どもの遊び場について、円滑な運営のための研修会の実施や検討委員会開催及びプレイリーダー養成の準備等に取り組むものです。3目身体障害者福祉費と、次の76ページの5目障害者自立支援費6目地域生活支援費は、障害者自立支援法に基づく障害者の日常生活を支援するため、各種事事業について予算計上しております。
78ページをお願いします。7目老人福祉費は、下段の家族介護用品支給事業や生きがい活動支援通所事業等について、それぞれ所要の予算を計上。
80ページをお願いします。中段のふれあいセンター及び小田島ふれあい交流館運営管理事業は、同施設の管理運営を指定管理者へ委託するため、630万1,000円を新規計上しました。次のいきいきサロン推進事業148万円は新規計上で、社会福祉協議会が実施する高齢者サロン支援に対して補助するものです。
82ページをお願いします。10目後期高齢者医療費は、後期高齢者医療療養給付費負担金事業など所要の予算を計上。第2項児童福祉費の児童手当等給付事業は、子ども手当の開始により、前年度2・3月分のみの5,769万4,000円を計上。
84ページをお願いします。中段、子ども手当給付事業は、中学校修了までの児童生徒を対象に月額1万3,000円を支給するものであり、8億2,091万7,000円を新規計上しました。2目保育所費の保育所事業の委託料4億394万6,000円は、民間委託ひがしね保育所の運営業務委託料及び市内4施設の認可保育所運営委託料等を計上しております。
86ページをお願いします。3目児童館費の東根児童館運営管理事業の委託料793万3,000円は、東根児童館の管理運営を指定管理者に委託するため新規計上するものです。
88ページをお願いします。5目児童福祉施設費の児童福祉施設遊具整備事業200万円は、子育て応援マニフェスト2010事業として、地域における身近な遊び場の充実を目的に保育所・児童センターの遊具整備を行うため新規計上しております。6目医療給付費では、90ページをお願いします、子育て支援医療給付事業9,589万2,000円は、昨年度までの乳児医療給付事業が小学生の入院までに対象を拡大したことにより、名称変更して新現計上。次の小学校低学年医療費無料化事業は、子育て応援マニフェスト2010の事業として、小学校1年生から3年生までの通院医療費を無料化するものであり、市単独で本年7月からの実施を見込み、3,785万4,000円を新規計上いたしました。第3項生活保護費は、92ページをお願いします、2目扶助費の生活保護扶助事業は、前年度比10.4%増の1億7,980万3,000円を計上しております。
次に、94ページをお願いします。第4款の衛生費の主な事業についてご説明いたします。
第1項1目保健衛生総務費では、北村山公立病院組合事業の負担金で交付税算入分が前年度比1億4,000万円の増により、4億3,561万5,000円を計上。妊婦健康診査事業は3,769万1,000円を計上。前年度中途より公費負担を7回分から14回分に拡充し、支援するものです。
96ページをお願いします。上段、こうのとり支援事業の200万円及び育児相談充実事業の50万円は、子育て応援マニフェスト2010の事業として新規計上。不妊治療への支援及び保育施設への臨床心理士派遣による育児相談を実施するものです。3目環境衛生費ですが、98ページをお願いします、地球温暖化対策等推進基金活用事業1,900万円は新規計上で、地域公民館に省エネ効果の高いLED照明を設置するものです。
100ページをお願いします。8目健康増進事業費の女性特有のがん検診推進事業は、女性のがん検診受診率を向上させ早期発見、健康保持を図るものであり、959万5,000円を計上。
102ページをお願いします。第2項清掃費1目清掃総務費の東根市外二市一町共立衛生処理組合事業では、交付税算入分の元利償還金の減により前年度比較約1億2,000万円減の3億6,514万3,000円を計上しております。
104ページをお願いします。次に、第5款労働費の主なものについてご説明いたします。
第1項2目ふるさと雇用再生特別基金事業費は、3,379万3,000円を新規計上。安定的な雇用機会の創出を図るため、果樹王国ひがしねニューツーリズム企画造成事業などの4事業を実施いたします。3目緊急雇用創出事業費は、9,510万1,000円を新規計上。緊急に対応すべき雇用就業機会の創出を図るため、公会計管理台帳整備事業など次ページまでの18事業を実施いたします。
次に、108ページをお願いします。第6款農林水産業費の主なものについてご説明いたします。
1目農業委員会の農地制度実施円滑化事業は、125万1,000円を新規計上。農地法の改正により、農地利用関係の調整や利用状況の調査、農地基本台帳の整備等を行います。
110ページをお願いします。3目農業振興費ですが、112ページをお願いします、果樹王国ひがしねブランド戦略事業は、市内3農協合併を契機に東根市ブランドを全国に発信するための事業費など450万円を計上。園芸産地活性化支援事業は7,299万9,000円を計上。さくらんぼ加温ハウス等に対する助成を行うものです。5目農地費ですが、114ページをお願いします、中段の白水川北部雨水対策事業785万8,000円は、東根第一中学校西側の白金地区排水路整備負担金などを計上。6目農道整備事業費の柏原農道整備事業は1,949万3,000円を計上。事業最終年度となります。
116ページをお願いします。7目地籍調査事業費は、引き続き事業推進のため1,249万8,000円を計上しております。
118ページをお願いします。9目農業経営基盤強化促進対策費の認定農業者支援事業は、本市農業の活性化と認定農業者の担い手育成を目的にした補助金400万円の計上。第2項林業費2目林業振興費ですが、120ページをお願いします、下段、森林病害虫等防除事業は、森林の公益的機能が発揮されるようナラ枯れ、松くい虫の適切な防除予防を行うため979万1,000円を新規計上しております。
122ページをお願いします。次に、第7款商工費の主な事業についてご説明いたします。
2目商工業振興費の商工業夢タント利子補給助成事業は、中小商工業者が経営基盤の安定と設備の近代化を図るための融資を受けた場合に支援するものであり、400万円の新規計上をしております。3目観光費の観光事業では、124ページをお願いします、ひがしね祭実行委員会負担金に1,000万円、果樹王国ひがしね観光物産推進協議会負担金に755万円を計上。下段の果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン大会事業は、第9回実行委員会負担金として1,650万円を計上しております。
126ページをお願いします。5目さくらんぼタント館管理費は、さくらんぼタント館の運営管理を新年度から指定管理者に委託するものであり、委託料ほか3,109万4,000を新規計上するものです。
128ページをお願いします。次に、第8款土木費の主な事業についてご説明いたします。
第2項道路橋りょう費2目道路維持費では、道路維持事業の市道維持修繕業務の委託料4,600万円を計上。
130ページをお願いします。3目道路新設改良費の道路新設改良事業(補助)は、地方道路交付金事業として長瀞ウォーキングトレイル事業や市道泉郷北部線、市道蟹沢最上川線などのほか、橋梁長寿命化修繕計画策定等として2億9,688万1,000円を計上しております。
134ページをお願いします。第4項都市計画費2目土地区画整理費の組合施行神町北部土地区画整理事業支援事業は、次のページをお願いします、組合施行土地区画整理費負担金2,200万円等を計上するものです。3目街路事業費は、東根地区まちづくり交付金事業に2億4,300万円。都市計画道路神町駅前通線道路整備事業に5,000万円を計上するものです。
138ページをお願いします。6目公園整備費は、子どもの遊び場整備事業に100万円を計上。屋外版子どもの遊び場を整備するため、公園事業認可申請等の事業を行います。第5項住宅費1目住宅管理費の住宅管理事業の3,160万6,000円のうち、次のページをお願いします、木造住宅耐震改修事業費補助金180万円は、耐震改修工事費の一部を補助し、木造住宅の耐震化を促進するものです。
次に、142ページをお願いします。第9款消防費の主なものについてご説明いたします。
第1項消防費1目常備消防費の常備消防事業は、4億1,491万4,000円を計上。指令装置保守管理、発信地表示装置管理委託料、火災テレホン情報サービスの充実等の経費を計上しております。2目非常備消防費の非常備消防事業は、5,747万1,000円を計上。団員報酬のほか、各分団の旗と部の旗の更新及び消防団員法被更新等を計上しております。
144ページをお願いします。3目消防施設費では、貯水槽新設事業に貯水槽4基分を計上。消防施設事業に小型ポンプ車庫改築工事ほかを計上。消火栓新設事業では消火栓2基分を計上しております。
146ページをお願いします。次に、第10款教育費の主な事業についてご説明いたします。
第1項教育総務費2目事務局費では、148ページをお願いします、私立幼稚園就園奨励事業は、私立幼稚園に就園する世帯の負担軽減を目的に補助金2,787万8,000円の計上をしております。
150ページをお願いします。4目語学指導費の語学指導事業は、2名の英語指導助手配置経費1,027万3,000円を計上しております。第2項小学校費1目学校管理費では、152ページをお願いします、さくらんぼ小学校開校準備事業に6,484万2,000円を新規計上。小学校開校に係る備品・消耗品整備及び校歌作成等を行うものです。2目教育振興費の要保護・準要保護児童就学援助事業は、経済的理由によって就学困難な児童の保護者に対し援助する事業費1,014万2,000円の計上。
154ページをお願いします。4目学校建設費のさくらんぼ小学校整備等事業13億151万3,000円は、新設小のアドバイザリー業務委託料、建設費PFI一時金支払い等を計上いたしております。第3項中学校費の1目学校管理費では、156ページをお願いします、学校版ISO推進事業45万4,000円は、環境教育の普及・実践を行うものであります。
158ページをお願いします。第4項社会教育費1目社会教育総務費の集会施設等開設準備事業は、下野川公民館及び宮崎公民館の施設整備等補助金として750万円を計上。
160ページの2目公民館費の地域づくり活動推進事業700万円は、各地区の地域づくり活動を推進するための交付金の計上です。
162ページをお願いします。4目文化振興費では、東根の大ケヤキ環境整備事業にワイヤーロープの張り替え工事費等として330万9,000円を新規計上。下段、イバラトミヨ環境整備事業は、県指定天然記念物イバラトミヨ生息地に保全池を設置するもので、500万円を新規計上するものです。
164ページをお願いします。5目図書館費のさくらんぼ図書館運営管理事業1,124万8,000円は、新年度から指定管理者制度での運営管理を行うため新規計上するものです。第5項保健体育費の2目保育施設費ですが、166ページをお願いします、体育施設等指定管理委託事業4,370万円は、指定管理者制度での市民体育館ほかの管理運営委託料を計上するものです。4目学校給食費の下段の学校給食センター整備等事業は、PFI方式による学校給食センター運営維持管理業務委託料など2億5,678万2,000円を計上するものです。
168ページをお願いします。第11款災害復旧費の第2項公共土木施設災害復旧費は、市道柳沢線坂下地区流路口の復旧工事に対する事業費を計上しております。
170ページをお願いします。第12款公債費につきましては、平成19年度から3カ年実施された公的資金の補償金免除繰上償還が終了したことなどにより、前年度比15.5%、4億1,805万6,000円減の22億7,702万1,000円を計上しております。
以上で一般会計を終わります。
次に、国民健康保険特別会計予算書をお願いいたします。1ページをお願いします。
議第20号 平成22年度東根市国民健康保険特別会計予算についてご説明いたします。
第1条は、歳入歳出予算総額を43億4,500万円と定めるものであります。
第2条では、一時借入金の限度額を1億5,000万円と定め、第3条では、保険給付費に過不足が生じた場合は同一款内における各項の間の流用ができる規定を定めるものであります。
8ページをお願いします。2の歳入の主なものについてご説明いたします。
第1款国民健康保険税は、一般被保険者、後期高齢者被保険者数及び退職被保険者の対象人数や所得状況などにより収入を見込み、前年比6.9%増の10億7,029万4,000円を計上するものです。
第3款国庫支出金から、12ページをお願いします、中段、第7款の共同事業交付金までは、歳出の保険給付費の見込額にあわて計上するものであります。第9款繰入金1目一般会計繰入金は、国の基準に基づき算出いたしました保険基盤安定繰入金などの繰入金を計上し、14ページをお願いします、第2項基金繰入金は9,674万円の給付基金繰入金を見込んだところです。
18ページをお願いします。3の歳出についてご説明いたします。
第1款総務費第1項総務管理費1目一般管理費の医療費適正化特別対策事業は、レセプトの過誤請求等の防止を目的にレセプト点検委託料等462万2,000円を計上し、22ページをお願いします、第2款保険給付費第1項療養諸費は、これまでの実績をもとに対前年比2.8%減の26億46万5,000円を計上しました。
26ページをお願いします。第3款第1項後期高齢者支援金等は、実績をもとに前年度比6.1%減の5億60万円を計上いたしました。
28ページをお願いします。第5款老人保健拠出金は、制度の廃止に伴い清算分の予算額を計上しました。
30ページをお願いします。第7款第1項共同事業拠出金は、高額医療共同事業及び保険財政共同安定化事業等への拠出金として、前年度比11.4%増の4億9,285万6,000円を計上いたしました。
32ページをお願いします。第8款保健事業費第1項特定健康診査等事業費は、生活習慣病予防のための事業費2,663万9,000円を計上し、第2項保健事業費1目保健衛生普及費では、健康まつりに係る委託費等を計上いたしました。
以上で国民健康保険特別会計を終わります。
次に、東根財産区特別会計予算書をお願いします。1ページをお願いします。
議第21号 平成22年度東根市東根財産区特別会計予算についてご説明いたします。
第1条は、歳入歳出予算総額を150万円と定めるもので、第2条は、一時借入金の限度額を50万円と定めるものであります。
6ページをお願いします。2の歳入の主なものは、第1款財産収入の財産貸付収入は、クレー射撃場や堂ノ前公園用地のほか財産区有の貸付収入であり、第2款繰入金は、財産区管理会運営基金からの繰入金を計上するものです。
10ページをお願いします。3の歳出の主なものは、第1款総務費2目財産管理費では、市内小学校の緑の少年団の環境学習等の事業費と山林の管理経費等について計上するものであります。
以上で財産区特別会計を終わります。
次に、公共下水道事業特別会計予算書をお願いいたします。1ページをお願いします。
議第22号 平成22年度東根市公共下水道事業特別会計予算についてご説明いたします。
第1条は、歳入歳出予算総額を20億1,700万円と定めるものです。
第2条は、債務負担行為の設定。第3条は、地方債の借入限度額等の設定を定めるものであり、第4条は、一時借入金の借入限度額を2億5,000万円と定めるものであります。
3ページをお願いします。第2表 債務負担行為は、平成22年度において排水設備等の改造資金の融資に対し5年間にわたり利子補給を行うことから債務負担行為の設定を行うものであります。
4ページをお願いします。第3表 地方債は、管渠建設事業などに係る起債について限度額等の設定を行うものであります。
8ページをお願いします。2の歳入の主なものについてご説明いたします。
第1款分担金及び負担金は受益者負担金、第2款使用料及び手数料は下水道使用料を計上し、第3款国庫支出金は管渠建設事業等に対する補助金として2億円を計上。
10ページをお願いします。第7款市債は、補償金免除の繰上償還が終了したことなどから前年比11億1,020万円減の4億6,250万円を計上しております。
12ページをお願いします。3の歳出の主なものについてご説明いたします。
第1款公共下水道事業費第1項下水道建設費1目下水道総務費では、職員人件費、下水道使用料徴収委託料等を計上。
14ページをお願いします。3目管渠建設費の下段にあります管渠建設事業(浸水対策)では、まちづくり交付金事業にあわせた雨水対策事業費など1億2,000万円を計上。
16ページをお願いします。第2款公債費では、3カ年間実施しました補償金免除繰上償還が終わりまして、前年度比55.6%減の9億3,651万5,000円を計上しております。
以上で公共下水道事業特別会計予算を終わります。
次に、老人保健特別会計予算書をお願いします。1ページをお願いします。
議第23号 平成22年度東根市老人保健特別会計予算について説明いたします。
第1条は、歳入歳出予算総額を80万円と定めるものであります。
6ページをお願いします。2の歳入及び10ページ、3の歳出は、平成20年度から後期高齢者医療制度に改編されたことによりまして、過年度分の清算行為により歳入歳出予算額を計上したところであります。
以上で老人保健特別会計を終わります。
次に、一本木土地区画整理事業特別会計予算書をお願いします。1ページをお願いします。
議第24号 平成22年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計予算について説明いたします。
第1条は、歳入歳出予算総額を830万円と定めるものであります。
6ページをお願いします。2の歳入では、第2款諸収入第1項徴収金の1目徴収清算金は、前年度比79.1%減の829万8,000円を計上。
10ページをお願いします。3の歳出では、第1款総務費第1項一般会計繰出金に830万円を計上したところです。
以上で一本木土地区画整理事業特別会計を終わります。
次に、介護保険特別会計予算書をお願いします。1ページをお願いします。
議第25号 平成22年度東根市介護保険特別会計予算についてご説明いたします。
第1条は、歳入歳出予算総額を25億8,300万円と定めるもので、第2条は、保険給付費に過不足が生じた場合における同一款内での流用規定を定めたものです。
8ページをお願いします。2の歳入の主なものは、第1款介護保険料は特別徴収、普通徴収分それぞれ昨年同額の見込額を計上し、第3款国庫支出金から、10ページの第5款県支出金までは、各種サービスの給付額にあわせた補助金等を計上いたしました。第7款繰入金第1項一般会計繰入金は、12ページをお願いします、3億8,874万円を計上したところです。
16ページをお願いします。3の歳出の主なものにつきましては、第1款総務費第1項総務管理費は職員人件費等を計上し、第2項徴収費は賦課徴収に係る経費を計上。
18ページをお願いします。第3項介護認定審査会費では介護認定や調査事業費等を計上し、20ページをお願いします、第2款保険給付費第1項介護サービス等諸費は、居宅介護サービスや施設介護サービス給付費等で、新年度新規施設開所もあり、前年度比8.3%増の21億3,503万円を計上。
22ページをお願いします。第2項介護予防サービス等諸費は、介護予防のための各種事業費1億5,236万4,000円を計上。
24ページをお願いします。第5項特定入所者介護サービス等費は、介護施設入所者の居住費等で1億2,297万円を計上。
26ページをお願いします。第4款地域支援事業費の第1項介護予防事業費は、要介護状態になることを予防するための事業費等2,486万2,000円の計上。
28ページをお願いします。第2項包括的支援事業・任意事業費は、高齢者見守りネットワーク事業委託料等を含めた2,678万3,000円の計上を行うものであります。
以上で介護保険特別会計を終わります。
次に、市営墓地特別会計予算書1ページをお願いいたします。
議第26号 平成22年度東根市市営墓地特別会計予算について説明いたします。
第1条は、歳入歳出予算総額を4,600万円と定めるものであります。
6ページをお願いいたします。2の歳入では、第1款使用料及び手数料第1項1目使用料は、墓地の第2期分譲による墓地使用料4,484万円等を計上。
8ページをお願いいたします。3の歳出の第1款総務費は、墓地管理委託料などの計上。第2款墓地整備事業費は、第2期墓地造成工事費請負費4,487万6,000円を計上しております。
以上で市営墓地特別会計を終わります。
次に、後期高齢者医療特別会計予算書1ページをお願いいたします。
議第27号 平成22年度東根市後期高齢者医療特別会計予算について説明いたします。
第1条は、歳入歳出予算総額を3億5,600万円と定めるものであります。
8ページをお願いいたします。2の歳入の主なものについてご説明いたします。
第1款第1項後期高齢者医療保険料は、特別徴収保険料及び普通徴収保険料について対象人員等により積算し、2億3,981万6,000円を計上。第3款繰入金第1項一般会計繰入金は、国の基準に基づき算出した保険基盤安定繰入金等の繰入金を計上するものです。
12ページをお願いします。3の歳出では、第2款後期高齢者医療広域連合納付金は、市が徴収した保険料の全額と一般会計から繰り入れした保険基盤安定負担金分及び広域連合の事務費負担金、あわせて3億4,352万5,000円を計上したものであります。
以上で後期高齢者医療特別会計を終わります。
以上で水道関係予算を除く会計について補足説明を申し上げました。よろしくお願いいたします。
○青柳安展予算特別委員長 次に、議第28号及び議第29号の2議案について、水道部長に補足説明を求めます。小林水道部長。
〔小林文雄建設部長兼水道部長 登壇〕
○小林文雄建設部長兼水道部長 委員長の指示により補足説明を申し上げます。
はじめに、議第28号 平成22年度東根市水道事業会計予算について説明いたします。
予算書の1ページをお願いします。
第2条の業務予定量ですが、給水戸数については平成21年度の実績見込みを考慮して1万5,200戸を予定しております。年間総給水量については469万250立方メートル、1日平均給水量を1万2,850立方メートルとし、前年度予定数量と比較し、年間総給水量では16万7,900立方メートルの減、1日平均給水量では460立方メートルの減を見込んでおります。給水量の減少を見込みましたのは、給水戸数が増加する一方、核家族化の拡大、単身世帯の増加、節水型給水機器の普及に伴い有収水量が減少傾向にあることから、使用水量の減少傾向を推測したものであります。
主な建設改良事業は、簡易水道統合事業の中継ポンプ場築造のほか、入・上野台地区統合に向けた事業を行います。また、神町駐屯地周辺水道施設設置助成事業として防衛省所管の補助事業で採択されました神町配水池施設改良につきましては、平成23年度までの債務負担行為で配水池築造工事を計画しております。さらに、災害に強い施設整備を図るため、東部高区配水池の耐震補強工事のほか、東根中央橋への送配水管転架工事、老朽管布設替え工事及び公共下水道事業関連配水管布設替え工事等を計画的に実施していく計画であります。なお、漏水調査の計画的な実施と漏水箇所の復旧工事により、有収率の向上に努めてまいります。
次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額でありますが、収入につきましては10億3,121万2,000円であり、前年度と比較し432万7,000円の減。支出につきましては8億6,449万7,000円となり、前年度と比較し2,974万6,000円の減となるものであります。
2ページをお願いいたします。第4条の資本的収入及び支出の予定額でありますが、収入につきましては3億6,555万7,000円であり、前年度と比較し1億4,716万7,000円の増となり、支出につきましては9億7,569万4,000円で、前年度と比較し2億8,642万1,000円の増となるものであります。
収入増の要因といたしましては、簡易水道統合事業及び神町配水池施設改良事業に伴う補助金及び負担金並びに企業債の増額などによるものであります。
資本的収支額が資本的支出額に対して不足する額6億1,013万7,000円は、過年度分損益勘定留保資金6,568万円、当年度分損益勘定留保資金9,445万7,000円、減債積立金5,000円、建設改良積立金4億円で補てんするものです。
次に、第5条の債務負担行為につきましては、神町配水池施設改良における配水池築造工事を平成23年度までの2カ年間で整備を行うもので、限度額を1億8,144万円とするものです。
次に、第6条の企業債についてですが、3ページをお願いします、簡易水道統合事業に係る借入れとして1億7,000万円を予定しているものであります。
次に、第7条の一時借入金から第10条のたな卸資産購入限度額までは、予算書に記載のとおりであります。
6ページをお願いします。予算の実施計画でありますが、収益的収入及び支出のうち収入について説明いたします。給水収益は、水需要の低下を見込み前年度対比977万4,000円、1.0%の減の9億8,066万円であります。受託工事収益、その他営業収益、受取利息及び配当金、雑収益は記載のとおりであり、他会計負担金の計上額が222万1,000円と皆増となりましたのは、簡易水道統合に伴う一般会計からの負担のうち企業債償還利子分について計上したことによるものです。
この結果、収入合計では10億3,121万2,000円で、前年度対比432万7,000円、0.4%の減となったところであります。
7ページをお願いします。支出について、原水及び浄水費は2億5,251万7,000円で、前年度対比60万6,000円、0.2%の増であります。配水及び給水費は1億5,135万7,000円で、前年度対比611万5,000円、4.2%の増であり、災害に強い水道づくりの一環として沼沢・猪野沢地区の配水池耐震診断等を行うものであります。
8ページをお願いします。受託工事費については1,265万円で、前年度対比100万円、8.6%の増で、消火栓新設、修繕工事などを見込んだものであります。業務総係費は1億542万9,000円で、前年度対比1,088万6,000円、11.5%の増であり、会計システムの更新に伴う賃借料として機能を充実させて更新するため増額を見込んでおります。
9ページをお願いします。減価償却費は、新たに布設した配水管などで2億5,409万円となり、前年度対比1,342万2,000円、5.6%の増であります。次に、資産減耗費は505万円で、前年度同額です。その他営業費用は記載のとおりであります。
10ページをお願いします。支払利息及び企業債取扱諸費は5,253万9,000円で、前年度対比414万1,000円、7.3%の減で、繰上償還したことに伴い減額となっております。雑支出から固定資産売却損までは記載のとおりであります。過年度損益修正損は361万5,000円で、前年度対比203万8,000円、129.2%の増であります。これは平成17年度以前の居住地不明者及び企業倒産などにより不納欠損処分を見込んだもので、5年経過したものが対象になります。
以上の結果、支出合計が8億6,449万7,000円で、前年度対比2,974万6,000円、3.6%の増となったところであります。
11ページをお願いします。資本的収入及び支出の収入について説明申し上げます。企業債については1億7,000万円で、簡易水道統合事業に伴う企業債借入金であります。加入金については1,729万8,000円で、前年対比433万2,000円、20%の減となりますが、社会情勢を勘案し、過去5カ年間の最低件数を見込んだものであります。工事負担金につきましては1,000万円で、前年対比675万円、207.7%の増と、公共下水道工事について新たに下水道整備区域になりました松沢、大堀などの支障物件移転費負担金を見込んでいるところでございます。国庫補助金については、簡易水道統合整備事業費補助金及び神町駐屯地等周辺水道設置助成補助金として、あわせて1億3,103万4,000円を計上しております。負担金については3,722万5,000円で、簡易水道統合事業に係る一般会計からの繰入金であります。
以上の結果、収入合計は3億6,555万7,000円で、前年度対比1億4,716万7,000円、67.4%の増となったところであります。
12ページをお願いします。支出について説明いたします。施設費は8億7,191万1,000円で、前年度対比2億9,063万8,000円、50%の増で、施設改良費には公共下水道事業関連配水管布設替え工事、東根中央橋への送配水管転架工事、東部高区配水池耐震補強工事、また、老朽送配水管布設替え工事費等を計上しております。配水管布設費については、市道及び県道などの新たに整備される路線について計上しております。神町排水池施設改良費については1,600立方メートルのPCタンクを整備するものです。簡易水道統合費については、中継ポンプ場の新設工事、入工区配水池への塩素注入設備の増設などについて計上しております。企業債償還金は9,921万9,000円で、前年度対比425万3,000円、4.1%の減で、繰上償還により起債残高が減少したことによるものです。次に、国庫補助金返還金については322万4,000円で、平成21年度簡易水道統合整備事業が確定に伴い国庫補助金のうち消費税相当額を返還するものです。
以上の結果、支出合計は9億7,569万4,000円、前年度対比2億8,642万1,000円、41.6%の増となっています。
以上で水道事業会計の説明を終わります。
続きまして、議第29号 平成22年度東根市工業用水道事業会計予算について説明を申し上げます。
予算書の1ページをお願いいたします。第2条の業務の予定量は、給水社を11社、年間総給水量を326万6,750立方メートル、1日平均給水量を8,950立方メートルとするものです。
第3条の収益的収入及び支出の予定額については、収入を2億685万9,000円とし、支出を1億1,175万6,000円とするものです。
第4条の資本的支出の予定額は2億7,739万5,000円とし、過年度分損益勘定留保資金6,429万5,000円、消費税資本的収支調整額1,310万円及び建設改良積立金2億円で補てんするものです。
第5条から6条までは記載のとおりです。
4ページをお願いいたします。予算の実施計画でありますが、収益的収入及び支出のうち収入について説明をいたします。工業用水道事業収益の給水収益については2億580万5,000円で、前年度と同額で計上しており、平成20年度に締結した新協定の基本水量に基づき収入を見込んでおります。その他営業収益から雑収益までは記載のとおりであり、収入合計は2億685万9,000円となったところであります。
5ページをお願いします。支出について説明をいたします。原水及び浄水費は5,321万7,000円で、前年度対比61万2,000円、1.1%の減であります。配水及び給水費は3,520万4,000円で、前年度対比128万7,000円、3.8%の増で、総配水管の腐食診断委託料を計上したことなどによる増額であります。
6ページをお願いします。業務総係費からその他営業費用までは記載のとおりです。
7ページをお願いします。支払利息及び企業債取扱諸費は6万8,000円で、前年度対比1,786万3,000円、99.6%の減で、繰上償還を行ったことによる減額です。
以上の結果、支出合計は1億1,175万6,000円で、前年度対比2,461万3,000円、18%の減となったところです。
8ページをお願いします。資本的支出について説明をいたします。施設費は2億7,400万円で、緊急遮断弁設置及び設備更新工事費等として計上しております。固定資産購入費は300万円で、緊急遮断弁設置用地について購入費を計上したものです。企業債償還金は39万5,000円で、前年度対比99.9%の減で、繰上償還により起債残高が減少したことによるものであります。
以上で工業用水道事業会計の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○青柳安展予算特別委員長 以上で補足説明を終わります。
◎散 会
○青柳安展予算特別委員長 これで本日の日程は全部終了しました。
なお、本委員会は3月9日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。
本日は、これで散会します。御苦労さまでした。
午後 2時47分 散 会