第2回東根市議会定例会

平成21年6月12日 午前10時20分 開 議

      武  田  敏  夫  委員長     浅 野 目  幸  一  副委員長


◎出席委員(17名)
 1番   水  上  公  明 委員       2番   高  橋  光  男 委員
 3番   細  矢  俊  博 委員       4番   大  場  英  雄 委員
 5番   浅 野 目  幸  一 委員       6番   加  藤  信  明 委員
 7番   阿  部  清  雄 委員       8番   阿  部  綾  子 委員
 9番   高  橋  ひ ろ み 委員      10番   清  野  貞  昭 委員
11番   佐  藤     直 委員      12番   秋  葉  征  士 委員
13番   青  柳  安  展 委員      14番   清  野  忠  利 委員
15番   武  田  敏  夫 委員      16番   結  城     芳 委員
17番   奥  山  重  雄 委員

◎欠席委員(なし)

◎説明のため出席した者の職氏名
                                 教育委員会
土 田 正 剛  市     長        横 尾 智三郎
                                 委  員  長
         選挙管理委員会
奥 山   元                 奥 山 昭 男  代表監査委員
         委  員  長
八 島 一 夫  農業委員会会長                大 江 和 明  消  防  長
椎 名 和 男  副  市  長        小 関 正 男  教  育  長
高 橋 一 郎  総 務 部 長        杉 浦 宗 義  市民生活部長
黒 田   長  健康福祉部長                 岡 崎 春 夫  経 済 部 長
         建 設 部 長
小 林 文 雄                 山 科   優  会計管理者
         兼水道部長
矢 作   隆  教 育 次 長        間木野 多加志  総合政策課長
塩 野 康 二  庶 務 課 長        中 里 純 一  財 政 課 長
         選挙管理委員会                 監 査 委 員
太 田 紀代子                 森 谷   健
         事 務 局 長                 事 務 局 長
         農業委員会
今 野 和 行
         事 務 局 長

◎事務局職員出席者職氏名
佐 藤 信 行  事 務 局 長        石 垣 和 彦  事務局長補佐
安 達 利 也  議 事 主 査        高 橋 範 一  主     事
塩 野 睦 美  主     事

◎本日審査した案件

 議第44号 平成21年度東根市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認について
 議第51号 平成21年度東根市一般会計補正予算(第3号) 

◎開     議

○武田敏夫予算特別委員長 皆さん、御苦労さまです。
 本会議に引き続き、ただいまから予算特別委員会を開会します。
 本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、委員の出席数は17名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

◎議第44号 平成21年度東根市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認について外1件

○武田敏夫予算特別委員長 5月29日の本会議において予算特別委員会に付託なりました議案は、議第44号及び議第51号の2議案です。以上の2議案を一括議題とします。
 ただいまの議案については、既に5月29日の本委員会において詳細な説明がありましたので、これから一括して質疑を行います。
 質疑を行うときは、最初に会計別とページ番号をお示しの上、簡潔な発言を願います。また、当局においても、漏れなく的確な答弁を願います。
 これから一括して質疑を行います。ご質疑ありませんか。9番高橋ひろみ委員。
○9番(高橋ひろみ委員) 第2款総務費、31ページをお願いいたします。
 先ほど市長の方からも話がありましたけれども、子どもの遊び場検討事業ということで、ご質問いたしたいと思います。
 当初の予算、また、振興実施計画においても、第10款教育費社会教育総務費の中に入っておりましたけれども、その移管の理由、どのようになっているのか、まずはお尋ねいたしたいと思います。
○武田敏夫予算特別委員長 高橋総務部長。
○高橋一郎総務部長 私からお答え申し上げたいと思います。
 平成21年度当初予算は、1月末にまとまったわけですけれども、その時点において、屋外版タントクルセンターの対象者は、主に小学生を対象ということで考えたところであります。その際に小学生の課外活動ということを考えますと、所管する生涯学習課、それから管理課が主に担当するだろうということで、当初、10款の教育費にしたところであります。その後、担当のレベルで検討を進めていきますと、いろんな事前調査、あるいは先進地などの資料収集をした結果、運営体あるいは対象者についても幼児から小学生まで幅広い対象者の参加が見込まれると、それから運営体についてもNPO団体等々がいろんな形で、よりいいかかわり方をしているということがあります。それからもう一つ、想定される場所、その辺についても現在のところ都市公園ということでありまして、所管課が都市整備課ということになっております。そういうもろもろの観点を踏まえますと、庁内のいろんな課がかかわってくるということで相互調整が必要だということで、組み替え補正ということでしたものであります。
 よろしくお願いします。
○武田敏夫予算特別委員長 9番高橋ひろみ委員。
○9番(高橋ひろみ委員) 理由は分かりました。この事業は新規事業でもありまして、いろんな課のかかわりをもちまして幅広く検討していくということのあらわれではないかと思います。先日、東根地区の敬老会においても、市長のお祝いのメッセージがありました。その中でも、この子育て支援のけやきホールの屋外版ということで皆さんにお知らせをしているほど、東根市として重要な事業だと考えることであります。今回、所管が変わりまして、また増額の50万円ということで、旅費という名目がつきましたけれども、その点に関して、これから多分いろんなことで視察やら何やらと計画しておるのだと思いますけれども、その辺のこともちょっとお伺いしたいと思います。
○武田敏夫予算特別委員長 高橋総務部長。
○高橋一郎総務部長 今後のスケジュール、これからの進め方ということでありますけれども、まずは庁内、先ほど申し上げました関係する部署、主に総合政策課、生涯学習課、子育て健康課という担当のレベルの中で素案を今、先ほど申し上げました先進地等々の資料を収集しながらまとめております。その後、市民からなる検討委員会を設置しながら詳細な形の中で詰めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○武田敏夫予算特別委員長 9番高橋ひろみ委員。
○9番(高橋ひろみ委員) 分かりました。屋外版けやきホールということで、今活用しています屋内のけやきホールの成功は、施設はもちろんすばらしいものだと思いますけれども、それを運営している、それを支えてくださっている人があったからこそ、その成功があると思います。屋外版においても、そのようなサポートというか、そういうことも含めて考えなくてはいけないのではないかと思います。そういうハード面はもちろんのこと、ソフト面、そういうことに対して今後どのように考えでおるのか、その辺ちょっと市長にお伺いしたいと思います。
○武田敏夫予算特別委員長 土田市長。
○土田正剛市長 もちろんNPO団体などに委託になるのか、指定管理者になるのか今後検討して、いずれにしても、こういうことに行政だけがからむということは私はよくないと思っておりますので、そういった民間の発想などを最大限取り入れられることを今後考えていきたいと思っております。
○武田敏夫予算特別委員長 9番高橋ひろみ委員。
○9番(高橋ひろみ委員) 分かりました。これから東根市にとって大きな事業となると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 次に、その下の第4款衛生費についてお尋ねいたします。その中の妊婦健康診査事業についてお尋ねいたします。
 まずは、委託料の1,421万4,000円、そのほかに当初の予算にない扶助費120万円、その内容についてまずはお伺いしたいと思います。
○武田敏夫予算特別委員長 黒田健康福祉部長。
○黒田長健康福祉部長 私の方からは、妊婦健康診査事業の委託料及び扶助費の内容についてということですので、その分についてお答えしたいと思います。
 13節の委託料につきましては妊婦健康診査委託料で、委託料に計上しましたのは、医師会と妊婦健康診査委託契約を締結しています。県内医療機関は、市に対して翌月15日までに診査分を取りまとめ、報告書とともに請求書を市の方に提出しまして、市が委託料として医療機関へ直接支払うということになります。したがいまして、妊婦健康診査後は、妊婦の方は医療機関の窓口において受診票を渡して、公平負担分上限額以内であれば自己負担を支払う必要はないとしております。これは現物給付ということで手間を省いてやりたいということで、まず委託料に計上し、委託契約をしているというふうになります。
 続きまして、扶助費に計上した分でありますけれども、県外に里帰りした方、または県外の医療機関で受診した方については、妊婦健診を受けた方につきましては、帰県後、20節の扶助費より直接支払いを受けるというふうになります。これは、県外医療機関とは委託契約をしておりませんので、妊婦の方は受診した医療機関に全額を立て替え払いし、その後、領収書を持って市の窓口へ来ていただきまして償還払いの請求をするというふうになりますので、扶助費の方に計上しているということになります。
 なお、扶助費に上げております120万円につきましては、出産2カ月前ぐらい里帰りするだろうということを大体想定しまして、概数的に40名の方が大体里帰りするだろうということで計上している必要な金額となっております。
 以上です。よろしくお願いします。
○武田敏夫予算特別委員長 9番高橋ひろみ委員。
○9番(高橋ひろみ委員) 委託料の件、理解いたしまして、今までちょっと知らなかった扶助費、里帰り出産というんですか、それのことに関してもいろいろ手立てをしてくださったことに感謝申し上げます。
 この健康診査ということで、1回目は1万円、2回目以後は5,000円ということで、その以内であれば無料ということのようですけれども、それぞれ越えた場合は自腹を切ったり、その以内であれば、その点はどのようになるのか、ちょっとお尋ねしたいと思います。
○武田敏夫予算特別委員長 黒田健康福祉部長。
○黒田長健康福祉部長 実施項目以外に個人的に追加をして公費負担以上を超えた場合については、先ほど委員がおっしゃいましたように自己負担が発生してくるというふうになります。5,000円以内であった場合につきましては、窓口でお金を支払う必要はありませんので、そのままとなります。
 なお、5,000円以下ですと、例えば3,000円となった場合、2,000円分は、となりますけれども、それについては健診を受けた方に返還する金銭でありませんので返還するということにはなりませんので、ご了承をお願いします。ただ、公費負担分上限額以内であれば無償になるということですので、よろしくお願いいたします。
○武田敏夫予算特別委員長 9番高橋ひろみ委員。
○9番(高橋ひろみ委員) 分かりました。妊婦健診の公費負担の拡充は、少子化対策としても本当に重要なことだと思います。現在、百年に一度の経済危機ということで、母子の健康を考えるにつけて経済的な理由で健診を受けられない人にとっては本当に感謝申し上げたいと思います。
 ただ、この国の制度としては、平成21年、平成22年度の2カ年ということの措置のようですけれども、市においても厚生労働省に重要要望事項として提出してくださっていることに対しては感謝を申し上げます。
 平成21年度、平成22年度の拡充措置が打ち切られた場合、市の方ではどのように対処するのかが私たちには非常に関心のあるところであります。その辺に関して、その制度を継続していただきたい要望はありますけれども、市長のお考えはどのようなのか、ちょっとお尋ねしたいと思います。
○武田敏夫予算特別委員長 土田市長。
○土田正剛市長 まずは平成21年、平成22年となっておりますが、国の方に延長をお願いしていかなければいかんと思っております。
○武田敏夫予算特別委員長 9番高橋ひろみ委員。
○9番(高橋ひろみ委員) 分かりました。その要望が通るように、よろしくお願いしたいと思います。
 以上で終わります。
○武田敏夫予算特別委員長 以上で、ご了承願います。
 ほかにご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○武田敏夫予算特別委員長 質疑もありませんので、これで終わります。
 次に、議第44号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第44号 平成21年度東根市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認について採決します。
 議第44号は、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第44号は原案のとおり承認されました。
 次に、議第51号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第51号 平成21年度東根市一般会計補正予算(第3号)の採決をします。
 議第51号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第51号は原案のとおり可決されました。
 以上で、本予算特別委員会に付託されました議案の審査は全部終了しました。
 なお、本委員会の審査の結果については、6月17日の本会議で審議されることになっていますが、審査の経過と結果についての私からの口頭報告は、申し合わせにより結果についての報告とさせていただきますので、ご了承願います。
 次に、執行部に申し上げます。
 予算の審査の中で示された、各委員の意見、要望などを十分に尊重し、的確な事務処理に当たられることをお願いいたします。

◎閉      会

○武田敏夫予算特別委員長 これで、予算特別委員会を閉会いたします。御苦労さまでした。

   午前10時36分 閉 会