第3回東根市議会定例会

平成20年9月11日 午前11時10分 開 議

 武  田  敏  夫  予算特別委員長      浅 野 目  幸  一  副委員長


◎出席委員(17名)
 1番   水  上  公  明 委員       2番   高  橋  光  男 委員
 3番   細  矢  俊  博 委員       4番   大  場  英  雄 委員
 5番   浅 野 目  幸  一 委員       6番   加  藤  信  明 委員
 7番   阿  部  清  雄 委員       8番   阿  部  綾  子 委員
 9番   高  橋  ひ ろ み 委員      10番   清  野  貞  昭 委員
11番   佐  藤     直 委員      12番   秋  葉  征  士 委員
13番   青  柳  安  展 委員      14番   清  野  忠  利 委員
15番   武  田  敏  夫 委員      16番   結  城     芳 委員
17番   奥  山  重  雄 委員

◎欠席委員(なし)

◎説明のため出席した者の職氏名
                                 教育委員会
土 田 正 剛  市     長        横 尾 智三郎
                                 委  員  長
         選挙管理委員会
奥 山   元                 奥 山 昭 男  代表監査委員
         委  員  長
八 島 一 夫  農業委員会会長                土 田 吉 博  消  防  長
椎 名 和 男  副  市  長        小 関 正 男  教  育  長
原 田 清一郎  総 務 部 長        牧 野 利 幸  市民生活部長
高 橋 一 郎  健康福祉部長                 岡 崎 春 夫  経 済 部 長
         建 設 部 長
青 柳 文 信                 荒 川 妙 子  会計管理者
         兼水道部長
矢 作   隆  教 育 次 長        間木野 多加志  総合政策課長
杉 浦 宗 義  庶 務 課 長        山 科   優  財 政 課 長
         選挙管理委員会                 監 査 委 員
齋 藤   平                 深 瀬 尚 信
         事 務 局 長                 事 務 局 長
         農業委員会
山 口 俊 夫
         事 務 局 長

◎事務局職員出席者職氏名
佐 藤 信 行  事 務 局 長        石 垣 裕 之  事務局長補佐
安 達 利 也  議 事 主 査        森 谷 秀 範  副  主  任
芦 野 美 和  主     事


◎本日審査した案件

 議第85号 平成20年度東根市一般会計補正予算(第3号)
 議第86号 平成20年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
 議第87号 平成20年度東根市東根財産区特別会計補正予算(第1号)
 議第88号 平成20年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
 議第89号 平成20年度東根市老人保健特別会計補正予算(第2号)
 議第90号 平成20年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)
 議第91号 平成20年度東根市介護保険特別会計補正予算(第1号)
 議第92号 平成20年度東根市水道事業会計補正予算(第1号)

◎開     議

○武田敏夫予算特別委員長 皆さん、おはようございます。
 ただいまから予算特別委員会を開きます。
 本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、委員の出席は17名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

◎議第85号 平成20年度東根市一般会計補正予算(第3号)外7件

○武田敏夫予算特別委員長 9月4日の本会議において予算特別委員会に付託なりました議案は、議第85号から議第92号までの8議案です。以上8議案を一括議題とします。
 ただいまの議案については、既に9月4日の本委員会において詳細な説明がありましたので、これから一括して質疑を行います。
 質疑を行うときは、最初に会計別とページ番号をお示しの上、簡潔な発言を願います。
 また、当局においても漏れなく的確な答弁を願います。
 これから一括して質疑を行います。ご質疑ありませんか。4番大場英雄委員。
○4番(大場英雄委員) それでは、60ページ、61ページお願いいたします。第7款第4項3目街路事業費についてです。
 今年度の当初予算に仮称東根中央橋建設事業の調査予備設計として1,400万円が計上されております。それに対しまして今回2,700万円の増額補正を提案されているわけですが、その経過と事業の内容についてお伺いしたいと思います。
○武田敏夫予算特別委員長 答弁を求めます。青柳建設部長兼水道部長。
○青柳文信建設部長兼水道部長 ただいま大場委員から8款4項3目の街路事業の補正予算について質問あったところでございますけれども、仮称東根中央橋新設事業につきましては、平成21年度の国庫補助新規採択に向けまして本年5月に県を経由しまして国土交通省東北地方整備局に要望書を提出しておったところでございます。去る7月、県から連絡が入りまして、東北地方整備局におきましては平成23年4月に開校する新設小学校の通学路の確保などから、橋梁整備の必要性や緊急性について十分理解を示しているということでございました。来年度から道路特定財源が一般財源化されることにより道路整備の財源が不透明であり、新年度の新規採択が確実とはいえない状況にあるとのことでございました。この状況下にあって、このたび東北地方整備局と山形県のご高配により前倒しして本年度に国庫補助採択化を受けてはどうかと打診されたところであります。
 以上の結果を踏まえて、本年度に国庫補助採択が得られること、さらには今年度より事業着手することにより、現在、振興実施計画(第41号)では平成24年度に橋の完成となっておりますが、平成23年度中に完成が見込まれるというメリットがあるために2,700万円を追加補正するものでございます。
 現在、本年度の当初予算で土質調査のほか河川管理者である山形県と河川協議を行いながら、橋の長さやスパン割、橋桁の構造などの予備設計を進めているところでございます。
 今回追加補正します事業内容でございますが、現在進めている予備設計をもとにしまして工事を実施するのに必要な構造計算、詳細な図面の作成、取付道路の設計など、実施に向けた詳細設計の委託業務でございます。
 よろしくご理解をお願いいたします。
○武田敏夫予算特別委員長 4番大場英雄委員。
○4番(大場英雄委員) ありがとうございます。ただいま建設部長の方から今回の補正、この経過と前倒しにより詳細設計に入るという旨、また、それに伴う効果について答弁がございました。この橋につきましては、平成23年4月に開校を予定しております新設小学校、この通学路としての意味はもちろんことですけれども、東根地区と神町地区を結ぶ架け橋としての、また、市民の交通利便性に大きく貢献することになるわけでございます。したがいまして、前倒しによる効果として完成年度が1年早まるということにつきましては、橋の竣工、そして供用開始が一日でも年度内の中でも早まるように、引き続き所管の進捗フォローについてお願いし、質問を終わりたいと思います。
○武田敏夫予算特別委員長 以上で、ご了承願います。
 ほかにご質疑ありませんか。9番高橋ひろみ委員。
○9番(高橋ひろみ委員) 第10款教育費のことでお伺いいたします。ページ64ページをお願いいたします。第2項の小学校費の中の小学校耐震2次診断等の調査事業についてお伺いいたします。
 小学校は児童が一日の大半を過ごすということで、本当に大きな役割をしていて安全・安心のために重要な場所であります。このたび、小学校の耐震化の促進に取り組んでいただいて本当に喜ばしいことだと思っております。
 まず、この小学校の2次診断が当初予算ではなくてこの補正に出た、3,560万円の補正となったことに対する経過をお願いしたいと思います。
○武田敏夫予算特別委員長 答弁を求めます。矢作教育次長。
○矢作隆教育次長 今回の補正予算にただいま委員ご指摘のとおり、東根小学校と東根中部小学校を除く市内小学校6校の耐震2次診断を行うために補正予算を計上させていただきました。
 耐震診断を実施する補正の理由と、当初予算に組まないで補正の理由ということでありますけれども、今年5月に中国の四川大地震がありまして、6月14日にはまた岩手・宮城内陸地震がありました。特に四川大地震については死者が5万人とも7万人とも言われる大きな地震でありまして、多くの子どもたちが生き埋めになったり犠牲になりました。
 今回、国は今年の6月に地震防災対策特別措置法を改正いたしまして、大規模な地震により倒壊の危険性の高い小中学校の校舎の耐震補強と、それから改築事業について国庫補助率を引き上げる措置を取りました。具体的には、建物の強度を示すIS値が0.3未満の学校施設、これは倒壊の危険性が非常に高い施設です。これについて平成20年度から平成22年度までの3カ年間で耐震補強工事を行うものについて、補助率について従来の2分の1から3分の2に引き上げ、さらに起債の充当率も75%から90%、そして起債の戻りの部分についても交付税措置でありますが50%から66.7%に引き上げる措置を講じたところであります。また、改築でありますけれども、改築についても補助率が3分の1でありましたが2分の1に引き上げられました。
 本市の場合、中学校は耐震基準を満たしていますけれども、小学校については東根中部小学校の校舎、それから大富小学校の体育館、さらに高崎小学校の体育館を除いて耐震基準を満たしていないわけでございます。去年、教育委員会で東根小学校の2次診断を行ったわけでありますけれども、その結果でありますが、校舎の西側の1棟と、それから体育館、屋内運動場でありますが1棟がIS0.3未満ということになりました。今回の嵩上げ補助の適用を今回東根小学校では受けることができるという大変有利な制度で耐震補強、あるいは大規模改造ができると。この制度が確立されたわけであります。こういった耐震補造、あるいは大規模改造を行うにあたりましても、2次診断をしなければこの地震防災対策特別措置法の適用にはならないということであります。したがいまして、今回残る小学校6校について2次診断を行うために補正計上したということであります。
 なお、今回でありますが、建設課の方で東根市建築物耐震改修促進計画、これを策定しましたので、国土交通省の補助制度、これは3分の2が補助になりますが、これを活用して2次診断を行い、地震防災対策特別措置法の適用を受けるようにするものでありますので、よろしくお願いいたします。
○武田敏夫予算特別委員長 9番高橋ひろみ委員。
○9番(高橋ひろみ委員) いろいろ地震防災対策特別措置法の一部改正によりまして、いろいろと補助金の増額ということで、いろんな増額が決まったようで、その計画が3年間の中でということになっておるようです。そういう時限立法の中で耐震化を進めていかなくてはいけないということだと思います。この3年間でどの小学校の耐震補強をするのかお尋ねしたいと思います。
○武田敏夫予算特別委員長 矢作教育次長。
○矢作隆教育次長 先ほどの国土交通省の補助制度で私「3分の1」と申し上げたつもりでしたが「3分の2」と言ったということでございますので、訂正させていただきます。「3分の1」の補助金適用を受けて今回、耐震2次診断をすると。3分の1の補助金の適用を受けて2次診断をやるということでございます。
 次に、3年間でどの学校を耐震化しようとするのかという質問であります。
 平成18年度に策定しました小学校耐震整備計画に基づき、前期計画として優先度調査結果から優先度の高い順に東根小学校、東根中部小学校屋内運動場、神町小学校としてきましたが、そのうち市長が申し上げましたように今回の補助金の嵩上げの対象となります東根小学校について、平成21年度と平成22年度の2カ年間で耐震補強工事と大規模改造事業について取り組んでまいります。総額で6億円という大変大きな事業規模になります。そのほかにつきましては、このたびの小学校6校の耐震2次診断、その結果を待って優先度を整備しながら検討を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
○武田敏夫予算特別委員長 9番高橋ひろみ委員。
○9番(高橋ひろみ委員) まず東根小学校についてなのですけれども、新設小学校の開校が平成23年の4月ということで、それと同時に耐震補強と大規模改修をしてくださるということは、この新設小学校の学区再編で転校することが決まっております新田町2区、柳町の一部、原方、そういう方々の保護者さんとか児童の方々は本当に不安と混乱をしていたのが、このお答えをいただいて本当に喜んでいるのだと思います。その東根小学校については本当にありがとうございますと感謝申し上げます。
 今お答えになりました、耐震化計画の中の前期の分で、中部小学校の体育館が入っております。その中部小学校の体育館は耐力度調査を今まで行いまして、点数が低いということで改築が必要であるのではないかということで計画が出されておりますけれども、その補助率の高い3年間で改築のお考えはあるのかお伺いしたいと思います。
○武田敏夫予算特別委員長 土田市長。
○土田正剛市長 確かに今、教育委員会の方で申し上げたように残る6校、これを2次診断の補正をこのたびお願いをしているわけでありますが、基本的には平成22年までの間には東根小学校だけがやれるものと思っております。また、中部小学校の体育館については、あれは文句なしにもう耐震とかそういうことではなくて全面改築をやらなければいかんと考えております。したがって、平成22年までというのは、少なくとも2次診断が終わっている東根小学校の大規模改修並びに耐震補強ということを理解していただきたい。私も理解をそのようにしております。したがって、このたび補正で第2次診断をお願い、補正をしております6校につきましては、今、教育次長が述べたようにその結果を待って優先度を決めながら取りかかっていかなければいかんと思っておりますけれども、少なくともこの耐震補強については、この平成22年までの間に終わるということはまず不可能であります。したがって、今現在、山形県市長会等々でいわゆるこのたびの6月に改正になったことを、その後またさらに延ばしていただきたいということで今要望書を出しているところであります。当然、近々開かれる東北市長会の中でもこの問題は取り上げられる予定になっております。
 私は当然まだ、安易に判断することは危険なことではありますが、しかし私はこの問題は第1期の3カ年計画だけで終わるとは思っておりません。この問題については過般にもこの議会で述べましたように、1区の遠藤利明代議士がこの6月の改正についての提案者になっております。私と2人で、この道を開いたと自負をしております。その関係からも、あの近々行われるであろう総選挙で政権が交代するかどうか分かりません。しかし、政権が仮に交代したとしても、この義務教育の施設については、これは私は最重要課題だと認識をしております。したがって、私はこの11月とも言われておる総選挙の結果にかかわらず、平成23年以降のこの計画が延長なるものと私は確信をしておりますので、そういう段階でこれを整備していかなければいかんと思っております。
○武田敏夫予算特別委員長 9番高橋ひろみ委員。
○9番(高橋ひろみ委員) 市長の答弁、いろいろありがとうございます。平成22年度までは東根小学校の耐震化をなさってくださるということで、その後のことに関しては耐震診断の結果を見て優先順位を決めて計画を行うとおっしゃっておりますので、その点は理解いたしました。
 IS値コンマ3未満ということは、震度6強から7の地震で倒れる恐れがあるという建物であります。この2次診断の結果、コンマ3以下という結果が出るやもしれません。そういうことに対する対応は本当に早目にしていただかないと、子どもたちの安全・安心、また、小学校の場合は地域の避難場所ということでもう本当に重要な場所だと思います。そういうことを踏まえて中部小学校の体育館も平成23年以降と。それに加え、まず神町小学校のことなんですけれども、神町小学校もこのたび2次診断を行うということの中で、地域の人々は今、神町小学校の改築移転ということで話題を呼んだり、いろんなところで話がなされたり、そういう希望が多々あると思います。万が一、コンマ3以下という数値が出た場合、また、いろんな基準があるかとは思うのですけれども、そういうことに対して移転改築、そういうことに対して市長はどのように思っているかちょっとお尋ねしたいと思います。
○武田敏夫予算特別委員長 土田市長。
○土田正剛市長 基本的に、6つの小学校の中でコンマ3以下と考えられるのは神町小学校であります。神町小学校のことを考えてみた場合に、東根小学校よりも一部早く建築をしているわけでありますから、当然2次診断をした結果、0.3以下の部分というのは私は出てくるのではないかと思っております。その場合については、やはり平成23年4月1日からいわゆる新設小学校に編入されてくる生徒数がおります。そうなりますと相当な生徒数が減ります。その中で0.3以上の箇所、いわゆる危険度がそんなに高いと言われないところ、いわゆる0.3以上の部分については当然あの神町小学校の校舎のうち、少なくとも半分くらい私はあると思っております。そうなった場合に、現在の生徒数からすると半分くらいはその0.3以下でない部分で授業ができるのではないかと。今とっさの質問ですからきちんと精査をしなければ分かりませんけれども、大体そんなところになってくるのではないかと思います。
 したがって行く行くは、あの新設小学校と現在の神町小学校の通学区域も変更しました。その時には協力もしていただきました。その背景には、いずれ神町小学校は移転建築なるものであるということを私はふれあい座談会等々でもう既に言っております。したがって、それについては新しく全面改築するのは、まだ年度については特定はできないわけでありますが、少なくとも林木育種場の土地を想定をしております。林木育種場、今、林野庁でありますが、林野庁にはもう既に私の市長の公印を持って確か3年前になるかと思いますが、林野庁の方に申し入れをして、そしてその林木育種場の土地が民間に売買されるという段階の中では、一番最初にまず東根市と協議をすることということを申し入れて了承されております。したがって、いつの時点で買収をするかということはまだはっきり申し上げるわけにはいきませんけれども、その形の中で少なくとも10年先は見なければいけないだろうと。それで、10年先まで我々林野庁を縛るんですかいうことも林野庁から言われたわけですが、しかし我々としては財源的にほかに見つけ出すことができないと、その形の中で強く申し入れをしてきておりますので、その段階になっていわゆる新しい小学校の建設ということを私自身は神町区長会、あるいは神町のふれあい座談会等々で私は自分の考えとして披瀝をしているわけであります。したがって、そういうことでこのたび新しい学区ということで、一部不承不承ながらも理解をしてもらった経緯もあるわけでありますから、その形の中で対応していかなければいけないと。
 今とっさの質問で、おそらくだけど今の答弁の中である程度、間違いはないと思いますけれども、そのことでご理解をしていただきたいと思っております。
○武田敏夫予算特別委員長 9番高橋ひろみ委員。
○9番(高橋ひろみ委員) 市長のお考えは本当に理解できます。
 ただ今、この神町小学校の計画が近々というわけにはいかず、10年やら何やらかかる計画だと思います。そうするとコンマ3以下が出て耐震改修をした場合、私の知るところでは20年間は改築ができないと捉えておるのですけれども、その辺はどうなっているのかお尋ねしたいと思います。
○武田敏夫予算特別委員長 矢作教育次長。
○矢作隆教育次長 今回、耐震改修、耐震補強工事をした場合、基本的には20年は持つということでございます。ただ、神町小学校は完成して何年になるんでしょうか、30年は過ぎているんでしょうか、さらに20年待つと50年になります。その間20年間できないのかということですが、そうではなくて、東根中部小学校の体育館のように経年劣化をしまして耐力度が落ちるということが想定されます。ですから、例えば5年あるいは10年の間に耐力度調査を行いまして、それでいわゆる基準が4,500点以下になったら当然危険校舎ということで改築になると理解しております。
○武田敏夫予算特別委員長 9番高橋ひろみ委員。
○9番(高橋ひろみ委員) 大変よく分かりました。耐震改修をしたとしても改築移転はできるのだということで、多分、神町の地区民の方は理解して喜ぶのではないかと思います。とにかく今回2次診断を行いますけれども、そこの中でやはりIS値がコンマ3未満が出たりすれば非常に皆さん不安で心配でありますので、なるべく早く他の6校も含めて耐震改修をお願いしたいと思います。
 以上で終わります。
○武田敏夫予算特別委員長 以上で、ご了承願います。
 ほかにご質疑ありませんか。12番秋葉征士委員。
○12番(秋葉征士委員) ページ58ページ、第2項の林業費で、ページは59ページになりますが、製材廃材エネルギー利用促進事業とありますが、先般の財政課長の説明では50万円は5台分だという説明があったわけですが、この5台分についての単価、あるいは補助の内容などをまずお尋ねしたいと思います。
 次に、60ページ、商工費の5目のさくらんぼタント館管理費でございます。この管理事業は照明器具だと先般ご説明を得たわけですが、この照明器具はどれほどなのか、まず一つお伺いしたいと。
 この2点をお願いしたいと思います。
○武田敏夫予算特別委員長 岡崎経済部長。
○岡崎春夫経済部長 お答えいたします。
 まずはじめに、ペレットストーブ関連の方でありますけれども、今、全国的に地球温暖化防止、あるいはバイオマス資源の有効活用ということが叫ばれております。そういうものとあわせまして、近年、原油高によりまして一般家庭に大きな影響を与えている状況であります。そういう中で県におきまして、このたびペレットストーブの設置経費補助を創設をしております。その内容につきましては、市で補助をした場合に県でも補助をしますよという内容であります。そういうことから、このたび市でも補助制度を創設しまして補正を計上したというものでございます。
 内容につきましては、市で使った施策の内容でありますけれども、対象施設が住宅あるいは事業所が中心、小さなペレットストーブでございます。対象経費につきましては、ペレットストーブを購入する経費とストーブの取り付けに要する経費ということであります。
 補助の内容ですけれども、ペレットストーブ1台当たりの経費の3分の1を補助するということであります。大体1台当たり30万円ぐらいしますので、その3分の1でありますので10万円を限度として補助をするという内容であります。市で10万円でありますから、その2分の1を県から補助を受けるということであります。
 このたび東根市への配分が5台ということでありますので、10万円掛ける5台で50万円と。そのうちの半分の25万円が県から補助が来るという内容でありますので、よろしくお願いします。
 続きまして、さくらんぼタント館の管理事業の中の照明器具の修繕であります。
 これにつきましては、タント館の階段を上りますと吹抜けになっております。その3階部分に上から吊るさっている形で照明器具があります。あれの約半分ぐらいが付かないと、芯が切れている、あるいは電気器具そのものが故障しているという状況であります。これらを観光物産協会の方に委託をして修繕をするというものでございます。
 その金額につきましては約25万円程度ということでございますので、よろしくお願いいたします。
○武田敏夫予算特別委員長 12番秋葉征士委員。
○12番(秋葉征士委員) ペレット関係では今部長からあったように、世界的な地球温暖化への懸念、バイオマスの有効活用、それから原油高騰だということでありましたが、やっぱりこの今ありましたように本市は環境ISOの取得をしている、そういう立場からして、やっぱりこういうものが温暖化防止のためには大変いい事業だと思うわけであります。
 この金額、今お聞きしますと初期投資額が大変高うございますが、長い目で見ればやっぱりペレットも、今単価の説明がちょっとなかったですが私なりに調べてあったんですが、灯油よりもペレットが安い気がするんです。ですから、やっぱりこういうものが、前に何かさくらんぼの加温ハウスにもということがちょっとあったようですが、それと同時に家庭用にもこういうものが、環境にいい燃料器具というものがやっぱり推進していっていただければ大変ありがたい。これは是非こういうものの推進を図るべきであろうと。それにはもう少し、補助率がありましたが、この補助率ももっと上げてやって、もっとこれが普及になるようにひとつ今後施策をお願いしたいと、これはお願いをしたいと思います。
 次に、商工費のタント館関係ですが、階段3階の吹抜けの約半分だということでありますが、照明器具が。やっぱりあのタント館、それからさくらんぼ東根駅、やっぱり開業してからはもう、平成11年度開業ですから相当年数も9年になると思うので、やっぱりそちこちの修繕をしなければならないところが出てくるのかと思うわけですが、この管理事業ですから、タント館の管理事業ですから大変周辺の管理も必要でないかと思うわけです。中ばかりでなくて。
 よく言われているのが、まず東口が大変いいと。ただ、高校生の自転車の置き場に屋根がほしいという高校生の声があります。それと同時に西口の方を見れば、相当、この自転車の置き場が乱雑してございます。自転車の置き場が設けてあるんですが、階段の上り口までにちょっと距離があるためになかなかそこに自転車を置いてくれない。階段の下に乱雑に置かれて非常に見栄えも悪いといいますか、大変、生徒たちも時間いっぱい来ると思うんですが、発車時間にね、そういう関係もあろうかと思いますが、西口の駐輪場をもっと南から階段の上り口の周辺の北側に移転すべきだと思うんですが、その点についてどうですか。
○武田敏夫予算特別委員長 岡崎経済部長。
○岡崎春夫経済部長 お答えをいたします。
 はじめにペレットストーブの単価でありますけれども、今、市民課の前の方、市役所の正面玄関のところにペレットストーブを置いております。あれで今使っているのが1袋10キロ入りですけれども400円、消費税入って420円程度であります。大体、一日1袋半使うということですので、15キロぐらい使うと、単価すれば600円ぐらいということであります。石油と比べればどうかということもあるわけですけれども、石油リッター100円とすれば6リッター分、6リッターであれと同じ熱量が、朝8時半から午後5時15分まで出さるかということの調査はしておりませんけれども、その形で私考えるには幾らかペレットストーブの方が安いのではないかと思っております。
 あと、さくらんぼ東根駅の西口の自転車置き場でありますけれども、議員ご指摘のとおり入り口のちょうど南側といいますか、そのそばに自転車が乱雑に置かれております。あれについては観光物産協会の方にも常にお願いをして、所定の自転車置き場、あそこから10メートル、15メートルぐらい南の方に行ったところにあるわけですけれども、そこに置いてくださいということで指導をしてもらっております。ただ、なかなか徹底になってないというのが現状であります。
 それで今、委員から西口の北側の部分に自転車置き場をつくったらどうかということでありますけれども、多分、砂利になっている部分ではないかと思います。あそこについては、まだ開発公社の土地でありまして買い戻しをやっておりません。今、振興実施計画(第41号)の中でもご説明申し上げましたとおり、平成24年度まで、まだ買い戻し計画の中に入っておりません。そういう中から、まずは買い戻し計画の議論をして、それとあわせた形での調査検討になるかと思いますので、よろしくお願いいたします。
○武田敏夫予算特別委員長 12番秋葉征士委員。
○12番(秋葉征士委員) 舗装になってないところ、今部長からあったように当然あそこは開発公社の土地だと私も分かっていますが、今、平成24年ころ買い戻しだと言うんですが、自転車の駐輪場のスペース分だけやっぱり階段のそばに、やはり買い戻ししてでもそこにやっぱり高校生たちが使いやすいようにつくってやるべきだと思うのですが、大した広さでないですよ、自転車駐輪場は。ですから、そこをひとつ、その部分だけでも早く買い戻ししてもつくるべきだと思いますが、どうでしょうか。
○武田敏夫予算特別委員長 岡崎経済部長。
○岡崎春夫経済部長 お答え申し上げます。
 先ほど申し上げましたとおり、土地の買い戻し計画について今のところ持っておりません。そういう中で全体の土地開発公社の土地の買い戻し計画、また、振興実施計画(第42号)策定の中で検討されると思いますけれども、それらとあわせて進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○武田敏夫予算特別委員長 12番秋葉征士委員。
○12番(秋葉征士委員) 買い戻し計画を持ってないのが今部長からあったわけですが、私言っているのは、それまで待たず、そのスペース分だけは買い戻しできないかと言っているのです。それはどうですか。
○武田敏夫予算特別委員長 原田総務部長。
○原田清一郎総務部長 開発公社の担当ということで申し上げますが、西口に一部まだ未利用地があるということで、この土地につきましては、かつてさくらんぼ東根駅を整備するときに、東口も含めてですが600台の駐車場を確保するということで東・西口に開発公社で先行取得したということでございます。そのうち東・西口とも買い戻しが終わりまして、一部西口で未舗装になっている部分がまだ買い戻しになってないということです。駐車場につきましては、今、東口の方にまだ舗装になってない部分がありますが、これから一部なってない部分につきましては整備をしていきたいと。完全な舗装までできるかどうか分かりませんが、そうすることによって東口も今大変満車状態ということで、現在の駐車場の南側のまだ未舗装の部分についてはこれから整備していきたいという考え方ですので、駐車場については600台という約束をしましたけれども、それを完全に達成しなくても現状では間に合うかと思っております。そんなことで、西口の一部については塩漬けの状態になっているというのが現状でございます。
 ご質問のように、その一部を買い戻して駐輪場にすべきでないかということですが、今、駐輪場は東口と西口にございます。東口については相当利用されているわけですが、まだ屋根もないという状況ですので、何とか東口については利用者の利便が高まる施策は取っていきたいと。屋根をつけるのかどうかですが、そのような考え方を持っております。西口についてどうなのかといえば、確かに雑然としている、あるいは階段から少し遠いということですが、これについてはやっぱり適正な指導をしてスペースの中に駐輪できるように、まずは指導していくのが先なのかと思います。それと屋根もないから階段の下の方に置くのではないかということですが、まずは今、東口の方の整備ということを申し上げました。この次の段階で、あと神町駅、あるいは東根駅の方にも自転車を止めている生徒がおりますので、そこら辺との兼ね合いもありますが、順次、西口なり、あるいは神町、東根も含めて駐輪場の整備をしていくべきだろうと。それを優先に考えながら、西口の一部未利用地についての買い戻しについては駐車場とは切り離して別個考えていきたい思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。
○武田敏夫予算特別委員長 12番秋葉征士委員。
○12番(秋葉征士委員) 今、総務部長からありました。やはり駐輪場だけでも先行取得して是非通学生、高校生のためにやっぱり利便性のいいように、場所に移転をしていただきたい。今、部長からいい答弁がありましたので、やっぱりこれは平成24年と言わないで早速来年度からでも頑張っていただくように指摘をして終わります。
○武田敏夫予算特別委員長 以上で、ご了承願います。
 ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○武田敏夫予算特別委員長 ご質疑もありませんので、これで終わります。
 会議の途中ですが、ここで午後1時まで休憩いたします。

   午前11時56分 休 憩


   午後 1時00分 開 議

○武田敏夫予算特別委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 次に、議第85号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第85号 平成20年度東根市一般会計補正予算(第3号)について採決をします。
 議第85号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第85号は原案のとおり可決されました。
 次に、議第86号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第86号 平成20年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について採決をします。
 議第86号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第86号は原案のとおり可決されました。
 次に、議第87号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第87号 平成20年度東根市東根財産区特別会計補正予算(第1号)について採決をします。
 議第87号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第87号は原案のとおり可決されました。
 次に、議第88号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第88号 平成20年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について採決をします。
 議第88号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第88号は原案のとおり可決されました。
 次に、議第89号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第89号 平成20年度東根市老人保健特別会計補正予算(第2号)について採決をします。
 議第89号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第89号は原案のとおり可決されました。
 次に、議第90号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第90号 平成20年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について採決をします。
 議第90号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第90号は原案のとおり可決されました。
 次に、議第91号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第91号 平成20年度東根市介護保険特別会計補正予算(第1号)について採決をします。
 議第91号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第91号は原案のとおり可決されました。
 次に、議第92号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第92号 平成20年度東根市水道事業会計補正予算(第1号)について採決をします。
 議第92号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第92号は原案のとおり可決されました。
 以上で、本予算特別委員会に付託されました議案の審査は全部終了しました。
 なお、本委員会の審査の結果については9月22日の本会議で審議されることになっていますが、審査の経過と結果についての私からの口頭報告は、申し合わせにより結果について報告させていただきますので、ご了承願います。

◎閉     会

○武田敏夫予算特別委員長 これで、予算特別委員会を閉会いたします。大変に御苦労さまでした。

   午後 1時06分 閉 会