第 1 回 臨 時 会 会 議 録

平成20年1月18日 午前10時 開 会

      岡  崎  賢  治 議長       奥  山  重  雄 副議長


◎出席議員(17名)
 1番   水  上  公  明 議員       2番   高  橋  光  男 議員
 3番   細  矢  俊  博 議員       4番   大  場  英  雄 議員
 5番   浅 野 目  幸  一 議員       6番   加  藤  信  明 議員
 7番   阿  部  清  雄 議員       8番   阿  部  綾  子 議員
 9番   高  橋  ひ ろ み 議員      10番   清  野  貞  昭 議員
11番   佐  藤     直 議員      12番   秋  葉  征  士 議員
13番   青  柳  安  展 議員      14番   清  野  忠  利 議員
15番   武  田  敏  夫 議員      16番   結  城     芳 議員
17番   奥  山  重  雄 議員

◎欠席議員(1名)
18番   岡  崎  賢  治 議員

◎説明のため出席した者の職氏名
土 田 正 剛  市     長        椎 名 和 男  副  市  長
武 田 國 義  総 務 部 長        高 橋 一 郎  健康福祉部長
                                 建 設 部 長
原 田 清一郎  経 済 部 長                青 柳 文 信
                                 兼水道部長
岡 崎 春 夫  総合政策課長         杉 浦 宗 義  庶 務 課 長
矢 作   隆  財 政 課 長

◎事務局職員出席者職氏名
佐 藤 信 行  事 務 局 長        石 垣 裕 之  事務局長補佐
佐 藤 慎 司  議 事 主 査        森 谷 秀 範  主     事
芦 野 美 和  主     事

◎議 事 日 程

 議事日程第1号
       平成20年1月18日(金) 午前10時 開 会

 日程第 1  会議録署名議員の指名
 日程第 2  会期の決定
 日程第 3  諸般の報告
    (議 案 上 程)
 日程第 4  議第 1号 平成19年度東根市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認に
              ついて
 日程第 5  議第 2号 東根市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制
              定について
 日程第 6  議第 3号 東根市水道給水条例の一部を改正する条例の制定について
 日程第 7  議第 4号 平成19年度東根市一般会計補正予算(第8号)
 日程第 8  議第 5号 平成19年度東根市介護保険特別会計補正予算(第4号)
    (説明・質疑・討論・表決)
    (委員会提出議案上程)
 日程第 5  発議第1号 議員の派遣について
    (説明・質疑・討論・表決)
    (閉     会)

◎本日の会議に付した事件

 議事日程第1号に同じ。

◎開     会

○奥山重雄副議長 皆さん、おはようございます。
 ただいまから平成20年東根市議会第1回臨時会を開会します。

◎開     議

○奥山重雄副議長 本日の会議に欠席の届け出ありましたのは、18番岡崎賢治議員です。遅刻の届け出がありましたのは、13番青柳安展議員です。したがって、出席議員の数は16名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
 なお、本日の会議に岡崎議長が欠席となっておりますので、地方自治法第106条第1項の規定により、本日の会議は副議長の私が議長の職務をとらせていただきますので、よろしくお願いいたします。
 本日の会議は、議事日程第1号によって進めます。

◎会議録署名議員の指名

○奥山重雄副議長 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員には、16番結城 芳議員、1番水上公明議員、2番高橋光男議員、以上3名を指名します。

◎会 期 の 決 定

○奥山重雄副議長 次に、日程第2 会期の決定を議題とします。
 今期臨時会の会期については議会運営委員会に協議を願っておりますので、その結果を委員長から報告願います。議会運営委員長 10番清野貞昭議員。

   〔清野貞昭議会運営委員長 登壇〕

○清野貞昭議会運営委員長 おはようございます。議長の指名により、議会運営委員会における協議の結果についてご報告申し上げます。
 本日招集なりました第1回臨時会の会期につきましては、去る1月16日午前11時より第4委員会室において議会運営委員会を開催し、提案されます議案数などを勘案し、慎重に協議を行いました。
 その結果、会期は本日1日限りとすることに協議なりました。
 以上、よろしくお諮りくださいますようお願い申し上げまして、ご報告といたします。
○奥山重雄副議長 お諮りします。ただいまの議会運営委員長からの報告のとおり、会期は本日1日限りとすることにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○奥山重雄副議長 異議なしと認めます。したがって、会期は本日1日限りとすることに決定しました。

◎諸 般 の 報 告

○奥山重雄副議長 次に、日程第3 諸般の報告を行います。
 最初に平成19年第4回定例会において可決されました、発議第12号 道路特定財源の確保・充実に関する意見書の提出については、12月6日付けで、また、発議第13号 2008年度県予算における私学助成関係予算の増額を求める意見書の提出について、発議第14号 教育予算の拡充を求める意見書の提出について及び発議第15号 原油高に伴う弱者救済を求める意見書の提出についての3件については、12月19日付けで関係機関に送付しましたので、ご報告いたします。
 次に、監査委員から報告がありました平成19年11月分の例月出納検査結果報告と、各課等に関わる定例監査の結果報告について、その写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
 次に、今期臨時会に説明員として出席通知のありました者の職氏名を一覧表にしてお手元に配付しておきましたので、これもご了承願います。
 以上で諸般の報告を終わります。

◎議 案 上 程

○奥山重雄副議長 次に、日程第4 議第1号から日程第8 議第5号までの5議案を一括議題とします。

◎提案理由の説明

○奥山重雄副議長 これから提案理由の説明を求めます。土田市長。

   〔土田正剛市長 登壇〕

○土田正剛市長 市議会第1回臨時会に提案いたします案件についてご説明を申し上げます。
 本臨時会に提案いたします案件は、専決処分の承認1件、条例の一部改正2件、補正予算2件の計5件であります。
 はじめに、議第1号 平成19年度東根市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認についてでありますが、これは原油高に伴う弱者救済を目的に新たに原油高騰対策支援事業を行うために増額補正を行ったものであります。
 この結果、歳入歳出予算にそれぞれ1,010万6,000円を追加し、予算総額を153億4,687万7,000円とするものであります。
 次に、議第2号 東根市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定についてについてでありますが、介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令の一部を改正する政令が平成20年4月1日から施行されることに伴い、所要の改正を行うものであります。
 次に、議第3号 東根市水道給水条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、平成20年2月1日からの水道料金の改定及び平成20年4月1日からの簡易水道事業の水道事業への統合に伴い、所要の改正を行うものであります。
 次に、議第4号 平成19年度東根市一般会計補正予算(第8号)についてでありますが、第1表 歳入歳出予算補正の歳入については財政調整基金からの繰り入れによる増額、歳出については介護保険特別会計への繰り出しによる増額補正を行うものであります。
 第2表 債務負担行為補正については、天災対策資金利子補給の限度額を増額するものであります。
 この結果、歳入歳出予算にそれぞれ72万3,000円を追加し、予算総額を153億4,760万円とするものであります。
 次に、議第5号 平成19年度東根市介護保険特別会計補正予算(第4号)についてでありますが、歳入については国庫補助金と一般会計繰入金の増額補正、歳出については一般管理事業にシステム改修委託料の増額補正を行うものであります。
 この結果、歳入歳出予算にそれぞれ144万6,000円を追加し、予算総額を25億2,227万1,000円とするものであります。
 以上、提案理由を申し上げましたが、詳細につきましては担当課長に説明させますので、ご審議を賜りまして原案のとおりご可決くださいますよう、よろしくお願いいたします。
○奥山重雄副議長 次に、議第2号及び議第3号の2議案について庶務課長に補足説明を求めます。杉浦庶務課長。

   〔杉浦宗義庶務課長 登壇〕

○杉浦宗義庶務課長 議長の指示により、補足してご説明を申し上げます。
 はじめに、議案書の8ページと参考資料は1ページをお願いいたします。
 議第2号 東根市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明を申し上げます。
 改正の内容ですが、平成17年の税制改正を受け、介護保険料の激変緩和措置を平成18年度、平成19年度の2カ年実施してきましたが、平成20年度の1年間延長して行うものであり、平成18年の改正条例第5号に平成20年度における保険料額の特例に係る附則を加えるものでございます。
 対象者は、平成19年の所得が125万円以下で、平成17年1月1日現在65歳以上であった方、また、その同一世帯で平成20年度分の市民税が非課税である方を対象に、本来適用される額と税制改正前に適用された額の差を3分の2となるように設定をし、介護保険料を決定するもので、参考資料2ページの表のとおり、平成19年度と同様の激変緩和を行うものでございます。
 なお、条例の施行につきましては平成20年4月1日からとしております。
 次に、議案書の10ページ、参考資料の6ページをお願いいたします。
 議第3号 東根市水道給水条例の一部を改正する条例の制定についてご説明を申し上げます。
 改正の内容ですが、水道料金につきましては、先の全員協議会でご説明申し上げましたとおり平成10年4月に19.55%の値上げを行い現在に至っているところでございますけれども、来年度から村山広域水道からの受水費が27.4%引き下げられることから、これまでの経営状況を踏まえ、平成18年度との実績対比で18.14%の引き下げとなる基本料金及び従量料金の改定を行うものでございます。あわせまして、口径ごと1カ月5立方メートルの基本水量につきましても廃止を行うものでございます。
 また、第1条、第2条の改正につきましては、先に議決をいただいております簡易水道事業の水道事業への統合に伴う改正となっており、その他条文中の文言の整理を合わせて行うものでございます。
 条例の施行につきましては平成20年2月1日からとしておりますが、簡易水道事業の統合に伴う第1条、第2条の改正規定は平成20年4月1日からの施行となります。
 以上、ご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。
○奥山重雄副議長 次に、議第1号、議第4号及び議第5号の3議案について財政課長に補足説明を求めます。矢作財政課長。

   〔矢作 隆財政課長 登壇〕

○矢作隆財政課長 それでは、議長の指示によりまして補足説明を申し上げます。
 議案書の1ページをお願いします。
 議第1号 平成19年度東根市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認についてご説明いたします。
 なお、先ほど市長から補正額並びに補正後の予算総額等について説明いたしましたので、私からは事項別明細などの主なものについてご説明いたします。
 補正の内容は、12月定例会において、市長から原油高騰対策として高齢者世帯や低所得者世帯に対する救済を目的に独自の助成策について専決処分をお願いしていたところでありますが、灯油購入費補助を行うための経費を補正計上したものでございます。
 6ページをお願いします。歳入では、財政調整基金から1,010万6,000円を繰り入れし、歳出では、原油高騰対策支援事業として需用費、役務費、扶助費に合わせて1,010万6,000円を補正したものでございます。
 具体的には、1世帯の1月から3月までの平均灯油使用量を540リットルとし、灯油の価格差をリットル当たり18円、価格高騰による負担増を9,720円と試算し、約半分の5,000円を補助するものでございます。対象となるのは住民税非課税世帯で、70歳以上の単身世帯や70歳以上のみの世帯、障がい者、母子・父子、生活保護世帯で、対象世帯は約2,000世帯です。民生児童委員の訪問や1月15日号市報で周知し、2月1日号の市報において再度周知をする予定です。
 今回の灯油代の補助については、国は経費の半分が特別交付税で、県は補助率が2分の1で100万円を限度に補助される予定でございます。
 次に、議案書の13ページをお願いします。
 議第4号 平成19年度東根市一般会計補正予算(第8号)についてご説明いたします。
 補正の内容は、介護保険特別会計への繰出金の増額補正と債務負担行為の変更です。
 14ページお願いします。第2表 債務負担行為補正 1 債務負担行為の変更につきましては、9月7日の台風9号による県の天災対策資金利子補給事業について、制度利用者の要望額を調査した時点で融資総額を1億3,590万円に設定しましたが、各農協で申し込みを取りまとめたところ、当初予定していた人数よりも融資希望が多く寄せられ、融資限度額の追加について県と調整したところ、追加配分が可能となったことから1億4,131万円に限度額の変更を行うものでございます。
 16ページをお願いします。歳入では、介護保険料激変緩和措置の継続に必要な経費を計上するため、財政調整基金から72万3,000円を繰り入れし、歳出では、介護保険特別会計繰出金を増額するものでございます。
 次に、議案書の18ページをお願いします。
 議第5号 平成19年度東根市介護保険特別会計補正予算(第4号)についてご説明いたします。
 21ページをお願いします。歳入では、第3款国庫支出金と第7款一般会計繰入金を増額し、歳出では、一般管理費にシステム改修委託料を増額するものでございます。これは、平成17年の税制改正による介護保険料の急激な上昇を抑えるために平成18年度と19年度の2カ年間について介護保険料に対する激変緩和措置がとられてきましたが、介護保険法施行令等の一部が改正され、平成20年度においても激変緩和措置の延長が可能となったことから、激変緩和措置の継続に必要なシステム改修費を補正計上するものでございます。この改修経費につきましては国庫補助対象であり、歳入に経費の2分の1の72万3,000円を計上しております。
 以上で補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○奥山重雄副議長 以上で提案理由の説明を終わります。
 お諮りします。ただいま議題となっております5議案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○奥山重雄副議長 異議なしと認めます。したがって、議第1号から議第5号までの5議案は委員会付託を省略することに決しました。

◎議第1号 平成19年度東根市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認について

○奥山重雄副議長 これから議第1号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○奥山重雄副議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第1号 平成19年度東根市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認について採決をします。
 議第1号は、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○奥山重雄副議長 異議なしと認めます。よって、議第1号は原案のとおり承認されました。

◎議第2号 東根市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について

○奥山重雄副議長 次に、議第2号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○奥山重雄副議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第2号 東根市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について採決をします。
 議第2号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○奥山重雄副議長 異議なしと認めます。よって、議第2号は原案のとおり可決されました。

◎議第3号 東根市水道給水条例の一部を改正する条例の制定について

○奥山重雄副議長 次に、議第3号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。6番加藤信明議員。
○6番(加藤信明議員) 議第3号 東根市水道給水条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
 改正の理由、改正の概要につきましては概ね理解をしておりますけれども、料金に関する数字的なもの、また、施策についてお聞きをするものであります。
 まず第1点でありますけれども、昨年の11月29日付けの地元紙によりますれば、村山広域水道の供給単価は105.2円より76.3円に27.5%引き下げる見込みとのことでありました。平成18年度東根市水道事業決算の給水収益につきましては、決算書によりますれば11億4,191万7,000円で、年間使用水量は485万724立方メートルでありますが、このうち東根市の村山広域水道の基本水量、受水量及び受水単価はどうなっているのか。また、新年度より受水単価が東根市分では27.4%引き下げられるとのことでありますけれども単価はどうなるのか、お聞きをするものであります。
○奥山重雄副議長 青柳建設部長兼水道部長。
○青柳文信建設部長兼水道部長 ただいま加藤議員から市の村山広域水道の基本水量、受水量及び受水単価はどうなっているのか。また、新年度より受水単価が東根市分で27.4%引き下げられるとのことですが、単価はどうなるのかとのご質問にお答えをさせていただきます。
 村山広域水道の本市分の基本水量は、平成4年4月の受水開始当初から協定によりまして1日7,777立方メートルであり、平成18年度実績の受水量は年間255万5,678立方メートルで、1日当たり7,001立方メートルになっており、また、受水単価は現行で基本料金が1立方メートル当たり57円、従量料金が1立方メートル当たり20円になっておりますが、平成20年度の改正によりまして基本水量が28.1%減の1立方メートル当たり41円、従量料金が25%減の1立方メートル当たり15円になるところでございます。
 よろしくお願いいたします。
○奥山重雄副議長 6番加藤信明議員。
○6番(加藤信明議員) 2点目でありますけれども、昨年の12月19日の全員協議会におきまして、水道料金改定計画案の資料の中で村山広域水道からの受水と袋田浄水場との比率におきましては4.5対5.5となっており、受水費引き下げ額の水道料金に対する比率は5.1%とのことであります。今回の参考資料6ページに基本水量、基本料金及び従量料金の改定の中で、平成18年度実績比で18.14%の引き下げとのことでありますけれども、この数値は何をもとに算出されたのか。また、平成26年度完成を目標としております簡易水道統合計画が策定されております。簡易水道区域の水源は村山広域水道になるとのことでありますけれども、統合することによって基本水量と使用水量はどうなる見込みなのか、お聞きをいたします。
○奥山重雄副議長 青柳建設部長兼水道部長。
○青柳文信建設部長兼水道部長 基本料金及び従量料金の改定、平成18年度対比で18.14%の引き下げ、この数値は何をもとに算出されたのか。また、簡易水道区域の配水の水源は村山広域水道になるとのことですが、統合することによって基本水量と使用水量はどうなるのかの問いにお答えをさせていただきます。
 引き下げ率が前年比で18.14%になった経緯でございますが、昨年12月の全協でご説明のとおり、現状の水道事業経営の現状分析と水道料金の算定要領を主とした日本水道協会の経営診断業務委託を行いまして、概ねその結果に基づき算出された数値であり、簡易水道統合計画、耐震補強及び老朽管布設替え等を加味した資金計画を考慮し算定したものでございます。
 基本水量は、現状1日当たり7,777立方メートルでありますが、使用水量は平成18年度の実績から判断しまして、入・上野台簡易水道及び沼沢・猪野沢簡易水道合わせて年間5万9,000立方メートル余りで、1日当たり約160立方メートルの増で、平成18年度の簡易水道使用水量を加えても、7,161立方メートルとなり、基本水量の変更を要さない見込みでございます。
 よろしくお願いします。
○奥山重雄副議長 6番加藤信明議員。
○6番(加藤信明議員) 3点目であります。18.14%の引き下げにより、平成20年度の給水収益を平成18年度の水道事業決算書の給水収益により算出をしますと、私の計算では約2億円余りの減収になると思われます。給水収益が減になりますとサービスの低下が懸念されるところでありますが、この対策についてはどうされるのか。コンビニ収納委託導入との関わりはどうか、お聞きをいたします。
 次に、今回の東根市水道給水条例の一部を改正する条例の施行期日についてであります。議案書11ページの附則では、施行期日を平成20年2月1日としておりますけれども、村山広域水道の料金改定では平成20年度当初からの施行とお聞きをしておるところでありますが、2月1日とした理由をお聞きしたいと思います。
○奥山重雄副議長 青柳建設部長兼水道部長。
○青柳文信建設部長兼水道部長 給水収益の減に伴いましてサービスの低下がなされるのでないか、また、県の給水単価につきましては4月1日であるが、本市では2月1日からの改正ということでどうなるのかという質問でございますが、既にご承知のとおりと存じますけれども2月1日より水道料金納付の利便性や市民サービスの向上などを図るため、水道料金のコンビニ収納を導入する計画でおります。間もなく実施になるわけでございますが、実施にあたりましては市民の皆様へ周知徹底を図るため市報やホームページの掲載はもとより、市内各所へポスター掲示、立て看板等の設置を計画しているところでございます。
 また、2月1日からの料金改定でございますけれども、市民サービスを積極的に図るために、導入していくために2月1日としたところでございますので、よろしくお願いいたします。
○奥山重雄副議長 6番加藤信明議員。
○6番(加藤信明議員) 4点目であります。使用料金でありますけれども、私の手元にある平成18年4月1日現在の山形県市町村別の10立方メートル当たりの水道料金一覧表を見てみますと、東根市は13市のうち3番目に高い2,415円になっております。このたびの改定により10立方メートル当たりの料金につきまして何番目に位置づけになるのか、資料があればお聞きをしたいと思います。
○奥山重雄副議長 青柳建設部長兼水道部長。
○青柳文信建設部長兼水道部長 改正前におきましては県内13市のうち3番目に高い料金であったけれども、今回改正することによりどうなるのかということでございますが、改正後の10立方メートル当たりの料金は、現行2,415円が26.09%引き下げの1,785円になり、平成18年4月1日現在の市町村別水道料金一覧表に当てはめますと、山形市の1,344円、鶴岡市の1,732円につぎまして3番目に安価な料金になるところでございます。
 以上でございます。
○奥山重雄副議長 6番加藤信明議員。
○6番(加藤信明議員) 最後に施策につきまして市長へお聞きをしたいと思います。
 第4次東根市行財政改革大綱及び集中改革プランの中で、効率的な行政経営システムの確立を図るため地方公営企業の経営健全化に向けて水道料金の見直し、下水道使用料金の見直しなどがあります。定期的な見直し、近い将来とも安定的な、また適正な事業を推進する立場から、水道料金の引き下げを検討した中で下水道使用料金につきましてはどのような考察をされたのか、お聞きをするものであります。
○奥山重雄副議長 土田市長。
○土田正剛市長 今の質疑答弁を聞いておりまして、伝統なことかと私直感をいたしました。私は役人的発想だと思います。つまり、確かに行財政改革は大事なことであります。しかし、18.14%の水道料金値下げをするかわりに下水道料金の値上げということで当初私に持ってきたんです。今の質問と同じことだと思っています。ですから、「誰が決めたんだ、これはと」私は叱り飛ばしました。せっかく水道料金が下がるのに下水道料金をまたその分上げたんでは何にもならないじゃないかと。下水道料金を上げる前に下水道の水洗化率をまだまだ上げなくちゃいけないんです。下水道の水洗化率、確か75%ぐらい。だから、まだ25%上げなくちゃいけない。そういうことを考えて、下水道料金は据え置くという格好にするのが私は政治家的発想だと思っております。したがって、そういうことで下水道料金は今回は据え置くと。東根市は流入人口が非常に多くなっております。埼玉県のある人が移り住んできて、「桁がちょっと違うね」と。「何でこんなに水道料金高いんですか」ということを考えている市民も多くおります。そういうことを考えれば、やはり18.14%、水道料金を下げて、そしていわゆる天童市、村山市、寒河江市、そういった類似市と比べて、「ああ、水道料金は東根市は安いね」ということで、住みたくなる東根市ということになって流入人口が多くなれば、そういう意味では下水道料金を上げる分なんかはすぐ取り戻せると考えた次第であります。
○奥山重雄副議長 6番加藤信明議員。
○6番(加藤信明議員) わかりました。水道事業は市民の生活にとっては欠かすことのできない公共施設であります。安心・安全、安価な良質な飲料水の供給を図り、もって公衆衛生の向上と生活環境の改善にさらに寄与されることを要望して質問を終わります。
○奥山重雄副議長 以上で、ご了承願います。
 ほかにご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○奥山重雄副議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第3号 東根市水道給水条例の一部を改正する条例の制定について採決をします。
 議第3号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○奥山重雄副議長 異議なしと認めます。よって、議第3号は原案のとおり可決されました。

◎議第4号 平成19年度東根市一般会計補正予算(第8号)

○奥山重雄副議長 次に、議第4号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○奥山重雄副議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第4号 平成19年度東根市一般会計補正予算(第8号)の採決をします。
 議第4号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○奥山重雄副議長 異議なしと認めます。よって、議第4号は原案のとおり可決されました。

◎議第5号 平成19年度東根市介護保険特別会計補正予算(第4号)

○奥山重雄副議長 次に、議第5号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○奥山重雄副議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第5号 平成19年度東根市介護保険特別会計補正予算(第4号)の採決をします。
 議第5号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○奥山重雄副議長 異議なしと認めます。よって、議第5号は原案のとおり可決されました。

◎委員会提出議案上程

○奥山重雄副議長 次に、日程第9 発議第1号を議題とします。

◎提案理由の説明

○奥山重雄副議長 これから議会運営委員長に提案理由の説明を求めます。議会運営委員長 10番清野貞昭議員。

   〔清野貞昭議会運営委員長 登壇〕

○清野貞昭議会運営委員長 議長の指名により、発議第1号 議員の派遣について提案理由の説明を申し上げます。
 地方自治法第100条第12項及び東根市議会会議規則第159条の規定により、議員を派遣するものであります。
 派遣目的、派遣場所、派遣期間、派遣議員につきましては別紙配付のとおりでありますので、説明を省略させていただきます。
 何とぞご理解をいただきまして原案のとおりご可決くださいますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
 よろしくお願いします。
○奥山重雄副議長 以上で提案理由の説明を終わります。

◎発議第1号 議員の派遣について

○奥山重雄副議長 これから質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○奥山重雄副議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで、暫時休憩します。

   午前10時41分 休 憩


   午前10時41分 開 議

○奥山重雄副議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 発議第1号についての討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから発議第1号 議員の派遣について採決をします。
 発議第1号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○奥山重雄副議長 異議なしと認めます。よって、発議第1号は原案のとおり可決されました。
 以上で第1回臨時会の日程は全部終了しました。

◎市長あいさつ

○奥山重雄副議長 ここで市長から発言の申し出がありますので、これを許可します。土田市長。

   〔土田正剛市長 登壇〕

○土田正剛市長 第1回臨時会に提案をいたしました議案については、全部ご可決、ご承認をいただきましてありがとうございます。
 いよいよ今、道路特定財源が今の通常国会で決着がつけようとされているわけであります。その中で最近の原油高などもからんで、民主党の案は揮発油税等を本則税率に戻して、そしてガソリンがリッターあたり25円ほど安くなるということで今説明がされているようでありますけれども、だとするならば、それはそれで大変結構なことではありますが、かわりに我々税収減が各自治体とも発生するわけであります。揮発油税と、あるいは道路譲与税、あるいは取得税、そして重量税等々が全部一般財源化、本則税率に戻して一般財源化と主張しているわけでありますけれども、我々東根市だけでも現在の試算では1億3,200万円ほど減収になる予定であります。三位一体改革の中で、この地方交付税が年々再三減少する中において1億3千有余の額というのは大変大きな数字であります。もし、そういうリッターあたり25円安くなるのは大変結構なんですが、それならば、その減収分をどこで補うのか、地方には一切迷惑をかけないということを民主党も言っているのであります。そういうことを私は注意深く見守っていかなければいけない。また、そういう減収だけではなくて、その他の万般にわたる道路行政について、新規採用が無理ということにもなりかねないわけであります。そういうことも含めて明確に民主党は説明する必要があるだろうと。よって、政権担当能力の鼎の軽重を問われているのだということも忘れないで、民主党の方々に私は訴えたいと思っておる次第であります。
 議員の皆様方も、12月の議会において道路特定財源の維持という意見書を出していただきました。まさにその意味では、このガソリン国会の道路特定財源の行方というものが非常に懸念をされる今日だと思っております。いろんな意味で、私も全国市長会その他でいろいろと機会あれば発言をしていきたいということを申し上げ、一言所感を述べ、御礼のごあいさつとする次第であります。ありがとうございます。

◎閉     会

○奥山重雄副議長 これで平成20年第1回臨時会を閉会します。
 御苦労さまでした。

   午前10時46分 閉 会