第2回東根市議会定例会
平成19年12月13日 午前11時40分 開 議
武 田 敏 夫 委員長 浅 野 目 幸 一 副委員長
◎出席委員(17名)
1番 水 上 公 明 議員 2番 高 橋 光 男 議員
3番 細 矢 俊 博 議員 4番 大 場 英 雄 議員
5番 浅 野 目 幸 一 議員 6番 加 藤 信 明 議員
7番 阿 部 清 雄 議員 8番 阿 部 綾 子 議員
9番 高 橋 ひ ろ み 議員 10番 清 野 貞 昭 議員
11番 佐 藤 直 議員 12番 秋 葉 征 士 議員
13番 青 柳 安 展 議員 14番 清 野 忠 利 議員
15番 武 田 敏 夫 議員 16番 結 城 芳 議員
17番 奥 山 重 雄 議員
◎欠席委員(なし)
◎説明のため出席した者の職氏名
教育委員会
土 田 正 剛 市 長 横 尾 智三郎
委 員 長
選挙管理委員会
奥 山 元 奥 山 昭 男 代表監査委員
委 員 長
八 島 一 夫 農業委員会会長 土 田 吉 博 消 防 長
椎 名 和 男 副 市 長 小 関 正 男 教 育 長
武 田 國 義 総 務 部 長 牧 野 利 幸 市民生活部長
高 橋 一 郎 健康福祉部長 原 田 清一郎 経 済 部 長
建 設 部 長
青 柳 文 信 荒 川 妙 子 会計管理者
兼水道部長
武 田 稔 教 育 次 長 岡 崎 春 夫 総合政策課長
杉 浦 宗 義 庶 務 課 長 矢 作 隆 財 政 課 長
選挙管理委員会 監 査 委 員
武 田 綏 深 瀬 尚 信
事 務 局 長 事 務 局 長
農業委員会
青 柳 弘 索
事 務 局 長
◎事務局職員出席者職氏名
佐 藤 信 行 事 務 局 長 石 垣 裕 之 事務局長補佐
佐 藤 慎 司 議 事 主 査 森 谷 秀 範 主 事
芦 野 美 和 主 事
◎本日審査した案件
議第84号 平成19年度東根市一般会計補正予算(第5号)
議第85号 平成19年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
議第86号 平成19年度東根市学校給食事業費特別会計補正予算(第1号)
議第87号 平成19年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議第88号 平成19年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)
議第89号 平成19年度東根市介護保険特別会計補正予算(第2号)
議第90号 平成19年度東根市水道事業会計補正予算(第1号)
議第91号 平成19年度東根市工業用水道事業会計補正予算(第1号)
議第92号 平成19年度東根市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)
◎開 議
○武田敏夫予算特別委員長 皆さん、御苦労さまです。
本会議に引き続き、ただいまから予算特別委員会を開会します。
本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、委員の出席は17名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
◎議第84号 平成19年度東根市一般会計補正予算(第5号)外8件
○武田敏夫予算特別委員長 12月6日の本会議において、予算特別委員会に付託なりました議案は、議第84号から議第92号までの9議案です。以上の9議案を一括議題とします。
ただいまの議案については、既に12月6日の本委員会において詳細な説明がありましたので、これから一括して質疑を行います。
なお、質疑を行うときは、最初に会計別とページ番号をお示しの上、簡潔な発言をお願いします。
また、当局においても漏れなく的確な答弁を願います。
これから一括して質疑を行います。ご質疑ありませんか。1番水上公明委員。
○1番(水上公明委員) 学校給食共同調理場費の件についてお尋ねをいたします。
59ページ、第10款第5項4目についてでございますが、一般質問の中でも学校関係のPFI事業の中でお尋ねを申し上げたところでございますが、この事業の中で、このたび補正の中に載っておりますが、国庫補助金の部分について771万6,000円、それから市単独債として2,740万円が計上され、一般財源を相当分減額をしているようでございますけれども、これはどのような背景があるのかお尋ねをしたいと思います。
○武田敏夫予算特別委員長 武田教育次長。
○武田稔教育次長 学校管理費の補正に伴うもので、歳入の方は国庫補助金の補正、そして歳出の方は中学校費の方に充当した補正でございます。これは下水道が今度大富地区も布設になりましたので、それに伴った形で大富中学校の設備を下水道に接続する工事でございます。ただ、当初、市単独で行うという予定でございましたけれども、国の方に申請をしたところ、国庫補助として大規模改造に該当するということになりまして、年度途中ではございますけれども市単独から国庫補助事業という形での今回補正をさせていただいたところでございます。
以上でございます。
○武田敏夫予算特別委員長 1番水上公明委員。
○1番(水上公明委員) 私が見たところの国庫補助の部分と起債の部分については、学校給食事業債として2,740万円を起こしていると思うのですが、市の方で、31ページの教育債として学校給食事業債2,740万円、これ起こされてますよね。これの件なのですが。
○武田敏夫予算特別委員長 武田教育次長。
○武田稔教育次長 安心・安全な学校づくり交付金と、これは国庫補助金の教育費国庫補助金でございますけれども、この補助金が2つあるのです。学校給食共同調理場を新しくつくるものの補助金と、それから先ほど言いました下水道で大富中学校の大規模改造になる分、これ同じ補助金でございまして、国庫補助金という形になります。それで32ページの方は、それに伴いまして残った部分を起債で賄うということで、PFI事業で行っても当初の、国庫補助事業に該当する年度を建設する年度に合わせるということで国庫補助をいただく。そして、それに該当する国庫補助の基準単準に見合って市費で残る分を本当はしなければいけないのですけれども、その当年度の部分だけなのですけれども、それについては起債充当がなると。起債も借りられるということで、起債もこの事業に対しては起こすという形での今回補正を行ったところでございます。
以上でございます。
○武田敏夫予算特別委員長 1番水上公明委員。
○1番(水上公明委員) 頭がまだついていかないわけでありますが、私は単純に思ったのは、共同調理場整備事業債の中で一般財源の方から充当しているものをわざわざ起債を起こしながら行われると、とりわけ実質公債費比率の問題を今議論しているときに、なぜこういう操作的なところが出てくるのかというところが疑問でありまして、今のお答えでは理解ができないものですから、もうちょっとご説明いただけませんでしょうか。
○武田敏夫予算特別委員長 矢作財政課長。
○矢作隆財政課長 今回の起債の変更でありますけれども、学校給食共同調理場整備事業の充当率でありますけれども、通常75%です。補助金の国の補助基準額が3分の1、残りが起債になるわけでありますけれども、当初、充当75%と見ていたわけでありますけれども、施設分について財源対策分として起債が15%上乗せになったということで、その分で今回起債が2,740万円プラスになりました。その財対分の特徴でありますけれども、これについては交付税で戻りがあります。戻りについては50%が戻るということであります。したがいまして、当初は充当率75%で見ていましたけれども、支出分について財対分でプラス15%の起債が適用になるということで今回増額計上したということでございます。
○武田敏夫予算特別委員長 1番水上公明委員。
○1番(水上公明委員) 了解いたしました。いわゆる一般財源で今回出すよりも、起債を起こして後ほどいただいた方が財政的な負担の軽減にもなるというご判断の中でこうなったということでございますね。了解いたしました。
次に、土木関係の部分なのですが、道路橋りょう費関係でございますけれども、これについては49ページ。款項目については省略させていただきますが、いわゆる国庫補助金の部分について2,420万円減額になっております。それから、それに合わせた格好で市債の部分についても1,890万円減額をされているという状況になっておるわけでありますが、当然、こういった事業の部分については一般財源充当分もあると考えられるわけでありますけれども、この一般財源の部分が減額されてないというところがあるわけです。連動性があるのではないかと思っておるところでありまして、その辺で一般財源の方が逆に増えておりますので、この辺についてご説明をお願いしたいと思います。
○武田敏夫予算特別委員長 青柳建設部長兼水道部長。
○青柳文信建設部長兼水道部長 補助金が減額されておるということでございますけれども、これまでは事業のヒアリング等を前年度に行いまして、減るということはなかったわけですけれども、現在、山形県に配分されている中で、事業の緊急性というものからして前年度ヒアリングした予算よりも実際の内示の段階で減額されているというのが昨今の状況でございます。そのことから、今回補助金についても2,420万円という形で減額されたわけです。当然、その分につきまして財源構成でございますけれども、交付金、あるいは起債、一般財源という形になるわけですけれども、それに伴いましてこの起債につきましても減額をしているという状況でございます。
また、一般財源が最終的に増えているということでございますけれども、増えた中身につきましては、人件費というものは固定で変わりません。補助金で見られる人件費が今申し上げましたように減額されますと、一定の割合で事務的もとれるという形になっております。でも、人件費は変わらないということからとれる部分が少なくなるわけなので、その分だけ一般財源で上積みをしなければならないという形になっております。
よろしくお願いします。
○武田敏夫予算特別委員長 1番水上公明委員。
○1番(水上公明委員) 人件費の部分、今のご説明ですと若干疑問が残るわけですが、道路橋りょう事業という位置づけになっているわけでありまして、総額では当初の部分では1億1,000万円ほどの補助でございますし、また、市債の部分については2億2,000万円ほどになっているわけです。この部分と一般財源の充当分、これを事業構成しているわけでありますから、補助率と市債充当分と一般財源という率は当然一定のルールで決まってくるだろうと思います。にもかかわらず、一般財源充当分が下がらないでほかの部分が10%から20%下がっているわけです。いわゆる事業自体を当初見ていた部分よりも10%から。100メートルの道路をつくろうというときに10%削減されると90メートルしかつくれないということになるわけです。そうすると、10メートル部分についてはそれぞれの補助率の割合でいくわけですから、当然、一般財源分も減らなければならない、原則はそうなわけです。そこの部分が減っておらず、むしろ増えているということをご指摘しているのです。その中で人件費の部分があるから減らないのだということは若干おかしいのではないかと思います。人件費の部分が増えたので、事業費が減って人件費が上がるというのはちょっと納得いかないのですけれども、お願いします。
○武田敏夫予算特別委員長 武田総務部長。
○武田國義総務部長 私の方からお答えさせていただきます。
補助事業する場合について、建設部長からあったとおり総体事業費があって、それに補助、起債、市の持ち出しが出てくるわけです。その市の持ち出しの部分の中には、事業をするための事務的経費というものが補助事業で見られるわけです。今回は人件費の部分で、それを担っていると。この部分を当初から見ているわけです。ところが、現実的に今回のように事業量が下がったとなった場合は、国から補助が入りません。起債もいらなくなります。ただし、この事務的経費は事業をやるわけですから必要なわけです。ですけれども、総体事業費からとれる事務費が少なくなったという部分で市が負担しなければならなくなると、いわゆる国庫補助金の中にも事務的経費が入っております。ですけれども、国庫補助事業で事務費経費が削られますので、市単独で持ち出ししなければならないという形になりますので、ご理解願いたいと思います。これからもこういう対応になってきますので、よろしくお願いします。
○武田敏夫予算特別委員長 1番水上公明委員。
○1番(水上公明委員) ある程度のところは理解できるのですよ。ところが、人件費の部分がこれほどまでも占められるとは思わないわけです。だから、この一般財源の部分のものについては3月補正の部分まで持ち越さないとなかなか不透明だからということであればわかるのですが、通常であれば連動しなければならないものの性格だと思うわけです。お願いします。
○武田敏夫予算特別委員長 武田総務部長。
○武田國義総務部長 人件費という話をちょっと前もってしたのですけれども、補助の補正の中身の中で、人件費以外の部分で単独で持ち出ししなければならない事業費があるわけです。これが相殺されて、区分表の一般財源の数値になりますので、結果的に数字が大きくなったという形で理解していただきたいと思います。人件費だけで百何万円の数字ではなくて、説明の方にありますとおり56万4,000円が人件費で影響した額で、その上に市単独で公有財産購入費等の経費が新たに計上されたという相殺の中でありますので、よろしくお願いしたいと思います。
○武田敏夫予算特別委員長 1番水上公明委員。
○1番(水上公明委員) 説明聞いてくるとだんだんわからなくなってしまう。私はこれを本当は言いたかったんじゃないのです。ただ、ちょっと今の説明の中では不透明なところが多いので、後ほどじっくりお尋ねしたいと思います。
いわゆる国の補助事業の部分について、本来的には当初でしっかりしていれば、10%から20%の事業費が削減されて事業が停滞するということにならないわけです。これを見ていけば、いわゆる10年で終わる事業が11年、12年かかってしまうという形になるわけです。そういった中で、もう少し、県の判断なのだろうと思いますけれども、事業の必要性とか、そういったものできちんと説明をしながら、当初予算の執行にご努力いただくことをご期待を申し上げまして質問を終わらせていただきます。
○武田敏夫予算特別委員長 以上で、ご了承願います。
会議の途中ですが、ここで午後1時まで休憩いたします。
午後12時01分 休 憩
午後 1時00分 開 議
○武田敏夫予算特別委員長 午前中に引き続き会議を開きます。
ほかにご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○武田敏夫予算特別委員長 質疑もありませんので、これで終わります。
次に、議第84号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第84号 平成19年度東根市一般会計補正予算(第5号)について採決します。
議第84号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第84号は原案のとおり可決されました。
次に、議第85号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第85号 平成19年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について採決します。
議第85号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第85号は原案のとおり可決されました。
次に、議第86号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第86号 平成19年度東根市学校給食事業費特別会計補正予算(第1号)について採決をします。
議第86号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第86号は原案のとおり可決されました。
次に、議第87号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第87号 平成19年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について採決をします。
議第87号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第87号は原案のとおり可決されました。
次に、議第88号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第88号 平成19年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について採決をします。
議第88号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第88号は原案のとおり可決されました。
次に、議第89号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第89号 平成19年度東根市介護保険特別会計補正予算(第2号)について採決をします。
議第89号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第89号は原案のとおり可決されました。
次に、議第90号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第90号 平成19年度東根市水道事業会計補正予算(第1号)について採決をします。
議第90号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第90号は原案のとおり可決されました。
次に、議第91号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第91号 平成19年度東根市工業用水道事業会計補正予算(第1号)について採決をします。
議第91号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第91号は原案のとおり可決されました。
次に、議第92号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第92号 平成19年度東根市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)について採決をします。
議第92号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第92号は原案のとおり可決されました。
以上で、本予算特別委員会に付託されました議案の審査は全部終了しました。
なお、本委員会の審査の結果については、12月19日の本会議で審議されることになっておりますが、審査の経過と結果についての私からの報告は、申し合わせにより結果について報告させていただきますので、ご了承願います。
次に、執行部に申し上げます。予算の審査の中で示された各委員の意見、要望などを十分に尊重し、的確な事務処理に当たられることをお願いいたします。
◎閉 会
○武田敏夫予算特別委員長 これで予算特別委員会を閉会します。大変に御苦労さまでございました。
午後 1時07分 閉 会