第3回東根市議会定例会
平成19年9月12日 午前10時00分 開 議
武 田 敏 夫 委員長 浅 野 目 幸 一 副委員長
◎出席委員(17名)
1番 水 上 公 明 議員 2番 高 橋 光 男 議員
3番 細 矢 俊 博 議員 4番 大 場 英 雄 議員
5番 浅 野 目 幸 一 議員 6番 加 藤 信 明 議員
7番 阿 部 清 雄 議員 8番 阿 部 綾 子 議員
9番 高 橋 ひ ろ み 議員 10番 清 野 貞 昭 議員
11番 佐 藤 直 議員 12番 秋 葉 征 士 議員
13番 青 柳 安 展 議員 14番 清 野 忠 利 議員
15番 武 田 敏 夫 議員 16番 結 城 芳 議員
17番 奥 山 重 雄 議員
◎欠席委員(なし)
◎説明のため出席した者の職氏名
教育委員会
土 田 正 剛 市 長 横 尾 智三郎
委 員 長
選挙管理委員会
植 村 良 作 奥 山 昭 男 代表監査委員
委 員 長
八 島 一 夫 農業委員会会長 土 田 吉 博 消 防 長
椎 名 和 男 副 市 長 小 関 正 男 教 育 長
武 田 國 義 総 務 部 長 牧 野 利 幸 市民生活部長
高 橋 一 郎 健康福祉部長 原 田 清一郎 経 済 部 長
建 設 部 長
青 柳 文 信 荒 川 妙 子 会計管理者
兼水道部長
武 田 稔 教 育 次 長 岡 崎 春 夫 総合政策課長
杉 浦 宗 義 庶 務 課 長 矢 作 隆 財 政 課 長
選挙管理委員会 監 査 委 員
武 田 綏 深 瀬 尚 信
事 務 局 長 事 務 局 長
農業委員会
青 柳 弘 索
事 務 局 長
◎事務局職員出席者職氏名
佐 藤 信 行 事 務 局 長 石 垣 裕 之 事務局長補佐
佐 藤 慎 司 議 事 主 査 森 谷 秀 範 主 事
芦 野 美 和 主 事
◎本日審査した案件
議第63号 平成19年度東根市一般会計補正予算(第3号)
議第64号 平成19年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
議第65号 平成19年度東根市東根財産区特別会計補正予算(第1号)
議第66号 平成19年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
議第67号 平成19年度東根市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
議第68号 平成19年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)
議第69号 平成19年度東根市介護保険特別会計補正予算(第1号)
議第70号 平成19年度東根市市営墓地特別会計補正予算(第1号)
◎開 議
○武田敏夫予算特別委員長 皆さん、御苦労さまです。
ただいまから予算特別委員会を開きます。
本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、委員の出席は17名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
◎議第63号 平成19年度東根市一般会計補正予算(第3号)外7件
○武田敏夫予算特別委員長 9月4日の本会議において、予算特別委員会に付託なりました議案は議第63号から議第70号までの8議案です。以上の8議案を一括議題とします。
ただいまの議案については、既に9月4日の本委員会において詳細な説明がありましたので、これから一括して質疑を行います。
質疑を行うときは、最初に会計別とページ番号をお示しの上、簡潔な発言をお願いします。
また、当局においても漏れなく的確な答弁をお願いします。
これから一括して質疑を行います。ご質疑ありませんか。6番加藤信明委員。
○6番(加藤信明委員) それでは私から歳入2点につきまして質問をいたします。
議第63号 平成19年度東根市一般会計補正予算(第3号)であります。14ページ、第1表 歳入歳出予算補正であります。同じく20ページ、21ページにわたるわけですけれども、11款の地方交付税35億8,400万円ということであります。第1項地方交付税につきましては9,914万8,000円について約1億円近い大きな額でありますけれども、この補正内容についてまずお聞きをしたいと思います。
○武田敏夫予算特別委員長 武田総務部長。
○武田國義総務部長 地方交付税の補正額が9,000万円になっておるということで、その内容でありますけれども、補正予算で32億3,500万円を計上しているところであります。今回、地方交付税の内示がありまして、33億3,414万8,000円が内示を受けたところであります。その差額分として今回9,914万8,000円を補正をさせていただいたというところですので、よろしくお願いしたいと思います。
○武田敏夫予算特別委員長 6番加藤信明委員。
○6番(加藤信明委員) 今、私の手元に地元紙があります。これによりますれば、2007年度普通交付税決定額、本県分につきましては1.5%減の1,262億円。新たに導入されました頑張る地方応援プログラムの支援措置ということで、全市35市町村で29億3,800万円とのことであります。東根市分につきましてはトータルでは33億3,400万円、うち頑張る地方応援プログラム分につきましては1億3,300万円であります。私は3月議会でこの頑張る地方応援プログラムについて一般質問をした経緯があるわけですが、どのように反映されたのか、改めて内容をお聞きいたします。
○武田敏夫予算特別委員長 武田総務部長。
○武田國義総務部長 頑張る地方応援プログラムの内容ということであります。この部分については、委員もご承知のとおり今年度から地方の活力なくして国の活力なしという方針のもとに、地方分権の推進とともに地方独自のプロジェクトをみずから考え、前向きに取り組んでいる地方自治体に交付するということで創設されたものです。具体的には、国の交付税総額が15億2,000万円でありますけれども、19年度におきましては2,700億円を頑張る地方応援プログラムの方にあてるという形になっています。また、この2,700億円から500億円については特別交付税で今後配分するという形になってございます。
今回の頑張る地方応援プログラムの普通交付税分としましては、これまで東根市の進めてきました行政改革や少子化対策、転入者の増への取り組み、ごみ処理等の対策等の9項目が指標で積算されております。その9項目について成果指数をもとに地方交付税に反映されたものと思っています。この9項目の指標を積算した結果、本市におきましては第一産業の就業者比率、製造品出荷額、行政改革による取り組みや少子化対策などに対する比率が全国平均より上回っております。しかし、農業算出額、小売年間商品販売額、転入者人口が下回ったという形になります。その9項目を積算した結果、1億3,343万1,000円が今回の交付税内示額に含まれて交付されたという形になっています。
他の市町村から見れば、東根市の場合については予想よりは低かったという結果的にはなったわけですけれども、大きく影響した部分については財政力指数が全国平均で0.535以下の市町村につきましては条件不利地域という部分での加算があったわけであります。ところが東根市の場合については、財政力指数が全国平均の基準である数値よりも高い0.582という結果になっておりますので、この条件不利地域の加算がゼロとなった関係から、他の市町村から見れば1億円ほどの、一番高い寒河江市さんから見れば1億円ほど下がった内示額になったということですので、よろしくお願いしたいと思います。
○武田敏夫予算特別委員長 6番加藤信明委員。
○6番(加藤信明委員) 今、総務部長から聞かない分まで説明していただきましてありがとうございます。
私は3月議会では、「5月に予定されているところのプロジェクトの第1次募集につきまして策定を進めていく」という答弁をいただきました。
そこで、現段階では市政運営の最重要課題として取り組んでいる子育て支援を掲げていくとのことでありましたが、今後どうなるのかお聞きをいたします。
○武田敏夫予算特別委員長 土田市長。
○土田正剛市長 この頑張る地方応援プログラムというのは、私は結果的に全然評価をしていません。それはなぜかといいますと、総務政務官が、土谷という前の武蔵野市長であったわけでありますが、前回の衆議院の選挙で比例で自民党から当選した者でありますが、我々市町村長の要望というものは人一倍わかっている方でありますが、その方が山形においでになったときに県内の市町村長の代表、私も出席をさせてもらいましたが、そこに出て、そして政務官と率直な意見交換をしたわけであります。そしてそこで私から提案したのは、その後、東北市長会でも同じ趣旨を私発言をしておりますが、いわゆるこれは交付税の枠の中でやるんじゃなくて、いわゆる別立てとして頑張る地方応援プログラムということで別個に配分するということであるならば私は評価をしたいと。しかし、交付税の中でカウントするということは、先ほど総務部長の方からも説明がありましたように、財政力指数が一定を超えていればここは恵まれているんだという中において大幅にカットされるということの中で、言ってみれば交付税全体が削減される中において、そこの中で頑張る地方応援プログラムなんて言ったところで、そこにたまたま交付税を支給される中に名目をただ羅列するという形の中で配分させるということが私は非常に懸念をされたわけで、そういうことをしっかりと提言をさせてもらったわけでありますが、結果的には最初から交付税の枠の中でそれを、2,700億円を別立てということじゃなくて、その枠の中で配分をしたということについて、私は評価ゼロと申し上げたいと思います。
○武田敏夫予算特別委員長 6番加藤信明委員。
○6番(加藤信明委員) わかりました。魅力ある地方に生まれ変わるための独自のプロジェクトをみずから考え、前向きに取り組むやる気のある自治体に対しまして様々な支援を行うということであります。東根市には適切なメニューと考えております。今後とも頑張っていただきたいと思います。
以上で1問目につきましては終わります。
次に、2問目であります。同じく14ページの歳入につきましては、26、27ページであります。
第17款の財産収入1億4,333万3,000円のうち、第1項財産運用収入1,258万1,000円、今回補正は670万6,000円とのことで、トータルで1,928万7,000円であります。これは平成18年度の決算を見た場合、1,043万7,076円で884万9,920円、約900万円の増となっておるわけですが、この理由についてまずお聞きをします。
○武田敏夫予算特別委員長 武田総務部長。
○武田國義総務部長 今回の財産収入の補正につきましては、この27ページにありますとおり各基金の利率について、当初0.25を想定したものが今回0.5になったということでの増分を計上させていただいたものですので、よろしくお願いしたいと思います。
○武田敏夫予算特別委員長 6番加藤信明委員。
○6番(加藤信明委員) 関連してでありますけれども、旧青年センター用地売り払いについてお聞きをいたします。
この件につきましては、今年度当初予算で議決をし、振興実施計画(第40号)、それに市報8月15日号のとおり、面積につきましては3,588.6平米、金額にいたしまして1億4,282万6,000円ということで、申し込みの期限が9月14日、今月の14日までの申し込みになっております。面積につきましては約1,100坪と大きいわけでありまして、この土地の利用につきましては購入者に当然委ねられるわけでありますけれども、ここは都市計画用途地域では第2種の住居地域となっております。店舗、結婚式場、あるいは斎場などの建設は可能なのか。また、今日現在までの申し込み状況はどうなのか、お聞きをいたします。
○武田敏夫予算特別委員長 武田総務部長。
○武田國義総務部長 旧青年センターの売り払いの部分については、6月1日号の市報で周知を図るとともに、市のホームページでも広く周知をしているところであります。当地区、委員が言われましたとおり第2種住居地域ということで、確認申請上は委員が言われました結婚式場、さらにセレモニーホール等については集会施設という部分に該当すると確認をしているところです。
この申し込み状況ですけれども、現在のところまだありません。現在、前に話のあった業者の方に今電話で問い合わせをしているという状況でありますので、よろしくお願いしたいと思います。
○武田敏夫予算特別委員長 6番加藤信明委員。
○6番(加藤信明委員) そうしますと、第2種住居地域ということですから店舗、あるいは結婚式場、斎場は建てられると解釈してよろしいでしょうか。
○武田敏夫予算特別委員長 武田総務部長。
○武田國義総務部長 建てられると思っております。
○武田敏夫予算特別委員長 6番加藤信明委員。
○6番(加藤信明委員) 私、その後、市報を見ました。そうしましたら、9月1日号付で条件追加ということでありました。これによりますれば住宅ということでありましたので、この辺の理解がちょっとならないわけですけれども、それと隣の天童市では温泉街に斎場建設という動きがありまして、温泉街から外れた場所に代替地を用意する方針ということになっておるそうであります。私は慎重な対応をしていただきたいということでお聞きをしたものであります。また、仮に申し込みがない場合の対応は今後どのようにするのか、お聞きいたします。
○武田敏夫予算特別委員長 土田市長。
○土田正剛市長 これについては、私が途中で変更をさせました。これは市有地であります。民地ではありません。したがって、市の考え方が強く出てしかるべきだと思っています。したがって私は、セレモニーホールについては申し込みがあったそうであります。しかし私は、これを拒否するように言いました。おっしゃるように第2種住宅地建設地域ということにもなっておりますし、私としては定住人口を増やすという意味で、例えばパチンコ屋が来るとかセレモニーホールが来るとか、場所が場所だけに私はそういうものは拒否してよろしいということでやりましたので、それでなければ14日が、明後日が締め切りに一応なっています。今のところは正式に申し込みがあったところはありません。しかし、14日の締め切りまでを見て今後どうするかというものについては、またその時点で考えなければいかんことでありますが、あくまでもそういう意味では定住人口を増やすという意味の中で当面は対処していかなければならないのではないかと考えております。
○武田敏夫予算特別委員長 6番加藤信明委員。
○6番(加藤信明委員) 定住人口の増ということであります。当然だと思います。私は今後、自主財源の確保について積極的な対応をお願いしたいと思います。
以上で質問を終わります。
○武田敏夫予算特別委員長 以上で、ご了承願います。
ほかにご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○武田敏夫予算特別委員長 質疑もありませんので、これで終わります。
次に、議第63号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第63号 平成19年度東根市一般会計補正予算(第3号)について採決をします。
議第63号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第63号は原案のとおり可決されました。
次に、議第64号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第64号 平成19年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について採決をします。
議第64号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第64号は原案のとおり可決されました。
次に、議第65号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第65号 平成19年度東根市東根財産区特別会計補正予算(第1号)について採決をします。
議第65号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第65号は原案のとおり可決されました。
次に、議第66号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第66号 平成19年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について採決をします。
議第66号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第66号は原案のとおり可決されました。
次に、議第67号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第67号 平成19年度東根市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)について採決をします。
議第67号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第67号は原案のとおり可決されました。
次に、議第68号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第68号 平成19年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について採決をします。
議第68号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第68号は原案のとおり可決されました。
次に、議第69号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第69号 平成19年度東根市介護保険特別会計補正予算(第1号)について採決をします。
議第69号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第69号は原案のとおり可決されました。
次に、議第70号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第70号 平成19年度東根市市営墓地特別会計補正予算(第1号)について採決をします。
議第70号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○武田敏夫予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第70号は原案のとおり可決されました。
以上で、本予算特別委員会に付託されました議案の審査は全部終了しました。
なお、本委員会の審査の結果については、9月21日の本会議で審議されることになっていますが、審査の経過と結果についての私からの報告は、申し合わせにより結果について報告させていただきますので、ご了承願います。
次に、執行部に申し上げます。予算の審査の中で示された各委員の意見、要望などを十分に尊重し、的確な事務処理に当たられることをお願いいたします。
◎閉 会
○武田敏夫予算特別委員長 これで、予算特別委員会を閉会いたします。大変に御苦労さまでございました。
午前10時25分 閉 会