第3回東根市議会定例会
決 算 特 別 委 員 会 会 議 録
平成19年9月4日 午前10時50分 開 会
結 城 芳 決算特別委員長 浅 野 目 幸 一 副委員長
◎出席委員(17名)
1番 水 上 公 明 議員 2番 高 橋 光 男 議員
3番 細 矢 俊 博 議員 4番 大 場 英 雄 議員
5番 浅 野 目 幸 一 議員 6番 加 藤 信 明 議員
7番 阿 部 清 雄 議員 8番 阿 部 綾 子 議員
9番 高 橋 ひ ろ み 議員 10番 清 野 貞 昭 議員
11番 佐 藤 直 議員 12番 秋 葉 征 士 議員
13番 青 柳 安 展 議員 14番 清 野 忠 利 議員
15番 武 田 敏 夫 議員 16番 結 城 芳 議員
17番 奥 山 重 雄 議員
◎欠席委員(なし)
◎説明のため出席した者の職氏名
教育委員会
土 田 正 剛 市 長 横 尾 智三郎
委 員 長
選挙管理委員会
植 村 良 作 奥 山 昭 男 代表監査委員
委 員 長
八 島 一 夫 農業委員会会長 土 田 吉 博 消 防 長
椎 名 和 男 副 市 長 小 関 正 男 教 育 長
武 田 國 義 総 務 部 長 牧 野 利 幸 市民生活部長
高 橋 一 郎 健康福祉部長 原 田 清一郎 経 済 部 長
建 設 部 長
青 柳 文 信 荒 川 妙 子 会計管理者
兼水道部長
武 田 稔 教 育 次 長 岡 崎 春 夫 総合政策課長
杉 浦 宗 義 庶 務 課 長 矢 作 隆 財 政 課 長
選挙管理委員会 監 査 委 員
武 田 綏 深 瀬 尚 信
事 務 局 長 事 務 局 長
農業委員会
青 柳 弘 索
事 務 局 長
◎事務局職員出席者職氏名
佐 藤 信 行 事 務 局 長 石 垣 裕 之 事務局長補佐
佐 藤 慎 司 議 事 主 査 森 谷 秀 範 主 事
芦 野 美 和 主 事
◎本日審査した案件
議第51号 平成18年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について
議第52号 平成18年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
議第53号 平成18年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について
議第54号 平成18年度東根市学校給食事業費特別会計歳入歳出決算認定について
議第55号 平成18年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
議第56号 平成18年度東根市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
議第57号 平成18年度東根市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について
議第58号 平成18年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について
議第59号 平成18年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
議第60号 平成18年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算認定について
議第61号 平成18年度東根市水道事業会計決算認定について
議第62号 平成18年度東根市工業用水道事業会計決算認定について
◎開 会
○佐藤信行事務局長 本会議に引き続き、大変御苦労さまです。
先ほどの本会議において、議長を除く全員で構成する決算特別委員会が設置されました。
委員長が互選されるまでの間、委員会条例第10条第2項の規定により、年長の委員が臨時委員長の職を行うことになっております。ただいま出席委員の中で結城 芳委員が年長委員でありますので、結城 芳委員に臨時委員長をお願いいたします。
〔臨時委員長 着席〕
○結城芳臨時委員長 皆さん御苦労さまです。
ただいま臨時委員長に指名されました結城 芳です。委員会条例第10条第2項の規定により、委員長が互選されるまでの間、臨時委員長の職務を務めさせていただきますので、よろしくお願いします。
ただいまから決算特別委員会を開会いたします。
◎開 議
○結城芳臨時委員長 本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、委員の出席数は17名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
◎委員長の互選
○結城芳臨時委員長 はじめに、委員長互選を行います。
お諮りします。互選の方法については指名推選により行うこととしますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○結城芳臨時委員長 異議なしと認めます。したがって、互選の方法は指名推選により行うことに決しました。
次に、指名の方法については臨時委員長が指名することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○結城芳臨時委員長 異議なしと認めます。したがって、臨時委員長が指名することに決しました。
直ちに指名いたします。決算特別委員長に私、16番結城 芳を指名します。
お諮りします。ただいま指名しました私、結城 芳を決算特別委員長とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○結城芳臨時委員長 異議なしと認めます。よって、私が決算特別委員長となりました。
この際、お諮りします。今後、決算特別委員会が設置される際は私、結城 芳を委員長とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○結城芳臨時委員長 異議なしと認めます。よって、今後決算特別委員会が設置される際は私を委員長とすることに決しました。
以上で臨時委員長の職務を終わらさせていただきます。
引き続き委員長として議事をとらせていただきます。
◎副委員長の互選
○結城芳決算特別委員長 これから副委員長の互選を行います。
お諮りします。互選の方法については指名推選により行うこととしますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○結城芳決算特別委員長 異議なしと認めます。したがって、互選の方法は指名推選により行うことに決しました。
次に、指名の方法については委員長が指名することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○結城芳決算特別委員長 異議なしと認めます。したがって、委員長が指名することに決しました。
直ちに指名いたします。決算特別副委員長に4番大場英雄委員を指名します。
ただいま指名しました大場英雄委員を決算特別副委員長とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○結城芳決算特別委員長 異議なしと認めます。よって、大場英雄委員が決算特別副委員長となりました。
この際、お諮りします。今後、決算特別委員会が設置される際は大場英雄委員を副委員長とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○結城芳決算特別委員長 異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
◎議第51号 平成18年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について外11件
○結城芳決算特別委員長 先ほどの本会議におきまして、決算特別委員会に付託なりました議案は、別紙付託表のとおり議第51号から議第62号までの12議案であります。
以上12議案を一括議題とします。
これから議第51号から議第60号までの10議案について、会計管理者に説明を求めます。荒川会計管理者。
〔荒川妙子会計管理者 登壇〕
○荒川妙子会計管理者 委員長から指示ありました議第51号から議第60号までの平成18年度東根市一般会計及び特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要をご説明申し上げます。
はじめに、提出書類についてであります。厚い冊子の平成18年度東根市歳入歳出決算書には、一般会計と9つの特別会計の歳入歳出決算書、それから歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書が記載されております。次の平成18年度東根市歳入歳出決算附属資料には、各会計における平成17年度と18年度の款別決算額比較表、市税税目別収入状況比較表、地方債現在高の状況のほか、主要な施策の成果を記載しております。そして平成18年度東根市一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに基金運用状況審査意見書と、本日の説明用として用意いたしました東根市歳入歳出決算概要説明資料でございます。
これから決算書に基づき進めてまいりますが、説明は決算概要説明資料で行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。
説明資料の1ページと決算書は4ページをお願いいたします。
最初に、決算の概況、総括表についてでありますが、一般会計と特別会計を合わせました10会計の総括表となっております。
歳入についてであります。平成18年度の予算額299億5,754万3,000円に対し、歳入の決算額は297億8,600万413円で、予算額より1億7,154万2,587円少ない決算額で、予算額に対する収入割合は99.4%でありますが、平成17年度に比べ6億696万4,252円多い決算額であります。
歳出につきましては、決算額292億5,305万8,243円、不用額7億448万4,757円、予算額に対する執行率は97.6%で、平成17年度に比べ8億9,715万4,236円多い決算額となりました。
その結果、歳入から歳出を引いた差引残額は5億3,294万2,170円であります。
(2)の表は決算統計から見た財政分析の推移でございます。
平成18年度についてでありますが、経常収支比率は83.70%、実質収支比率3.60%、財政力指数0.582、公債費比率18.60%、起債制限比率12.20%で、実質公債費比率につきましては、平成18年、平成19年度とも19.0でございます。
資料の2ページをお願いいたします。
決算収支の状況でございます。各会計とも歳入額、歳出額、歳入歳出差引額、そして歳入歳出差引額から翌年度繰越財源を控除したものが実質収支となります。さらに、平成17年度の実質収支を差し引いたのが単年度収支で、実質収支の増減の欄の額が各会計の単年度収支となります。
一般会計からご説明いたします。
歳入158億95万5,398円、歳出153億5,715万3,553円、歳入歳出差引額は4億4,380万1,845円、翌年度繰越財源が7,629万4,000円で、実質収支は3億6,750万7,845円であります。平成17年度の実質収支は3億9,429万9,036円でしたので、実質収支の増減額が単年度収支となりますので、平成18年度の単年度収支は2,679万1,191円の赤字となりました。翌年度繰越財源につきましては、泉郷北部線道路新設改良事業、長谷平林線及び宮崎西道線の街路新設改良事業の繰越明許費に係るものでございます。
国民健康保険特別会計は、歳入41億1,944万346円、歳出40億9,179万5,073円、歳入歳出差引額は2,764万5,273円、実質収支額も同額であります。
東根財産区特別会計は、歳入143万5,006円、歳出79万5,756円、歳入歳出差引額63万9,250円、実質収支額も同額であります。
学校給食事業費特別会計は、歳入3億6,280万1,580円、歳出3億6,280万238円、歳入歳出差引額1,342円、実質収支も同額であります。
公共下水道事業特別会計は、歳入22億2,578万5,864円、歳出22億2,535万8,243円、歳入歳出差引額42万7,621円、実質収支も同額であります。
簡易水道事業特別会計は、歳入4,107万3,110円、歳出4,103万6,810円、歳入歳出差引額3万6,300円、実質収支も同額であります。
老人保健特別会計につきましては、歳入41億2,865万7,553円、歳出41億8,947万9,735円で、歳入歳出差引で6,082万2,182円の歳入不足となりました。この不足額につきましては、平成19年度から繰上充用を行いました。
一本木土地区画整理事業特別会計は、歳入9億642万6,901円、歳出8億9,447万2,997円、歳入歳出差引額1,195万3,904円、実質収支も同額であります。
介護保険特別会計は、歳入21億9,838万6,155円、歳出20億8,916万5,838円、歳入歳出差引額は1億922万317円、翌年度繰越財源が95万9,000円、実質収支は1億826万1,317円であります。翌年度繰越財源は、繰越明許費分でシステム改修委託料に係るものであります。
市営墓地特別会計は、歳入103万8,500円、歳出100万円、歳入歳出差引額3万8,500円、実質収支も同額であります。
一般会計、特別会計の合計であります。歳入297億8,600万413円、歳出292億5,305万8,243円、歳入歳出差引額は5億3,294万2,170円、翌年度繰越財源が7,725万3,000円で、実質収支は4億5,568万9,170円であります。
次の決算規模の状況は、各会計の平成17年度と平成18年度の決算額の比較で、3ページは歳入について、4ページは歳出についてであります。説明は省略いたします。
これから各会計の決算について概要をご説明申し上げます。
最初に、議第51号 平成18年度東根市一般会計歳入歳出決算についてであります。説明資料の5ページ、決算書は8ページをお願いいたします。
一般会計の歳入についてであります。第1款市税の収入済額は59億7,647万7,465円、歳入合計に占める割合は37.82%で、収入済額は平成17年度より9,031万3,884円、1.53%の増となりました。また、法令等に基づき不納欠損処分としました不納欠損額は3,615万8,494円、5月31日出納閉鎖日における収入未済額は4億687万1,212円であります。
市税の内訳についてであります。第1項市民税は24億2,980万6,532円、前年度に比べ1億8,798万4,047円、8.39%の増となりました。第2項固定資産税は28億279万7,181円で、評価替えの影響等により前年度より9,309万7,406円、3.21%の減となりました。第3項軽自動車税は8,995万5,060円、前年度より236万9,560円、2.71%の増。第4項たばこ税は2億8,326万3,947年、前年度より644万5,550円、2.33%の増となりましたが、第6項入湯税は収入済額1,687万2,400円で、前年度より99万4,025円、5.56%の減となりました。
資料の6ページをお願いいたします。第7項都市計画税は3億5,378万2,345円、前年度より1,239万3,842円、3.38%の減であります。
次に、第2款地方譲与税についてでありますが、歳入済額は5億5,956万8,903円、前年度より1億9,114万4,903円、51.88%の増となりました。これは第1項所得譲与税が前年度より1億9,458万2,903円増となったことによるものであります。
第3款利子割交付金は1,435万9,000円。
第4款配当割交付金1,494万9,000円。
第5項株式等剰余所得割交付金897万円。
第6款地方消費税交付金4億5,363万2,000円。
第7款ゴルフ場利用税交付金115万1,424円。
第8款自動車取得税交付金8,728万6,000円。
第9款国有提供施設等所在市町村助成交付金の収入済額は3,536万1,000円であります。
第10款地方特例交付金は1億6,303万2,000円で、前年度より3,151万1,000円、16.2%の減であります。
第11款地方交付税についてでありますが、収入済額39億3,642万8,000円、前年度より1億8,211万3,000円、4.42%の減であります。地方交付税の歳入全体に占める割合は24.11%でありますが、この交付税の中には北村山公立病院組合分2億4,030万1,000円、東根市外二市一町共立衛生処理組合分5億8,715万8,000円が元利償還交付税として算入されております。
資料の7ページをお願いいたします。第12款交通安全対策特別交付金は966万4,000円。
第13款分担金及び負担金は、収入済額1億8,599万8,595円、収入未済額459万9,680円で、保育所運営負担金による収入未済額であります。
第14款使用料及び手数料は、収入済額1億4,252万4,187円、収入未済額40万4,400円で、児童館・児童センター使用料、住宅使用料による収入未済額であります。
第15款国庫支出金につきましては、収入済額11億9,505万3,531円、前年度より3億488万1,985円、34.25%の増となりました。これは、凍上災等の災害復旧費国庫負担金や高機能通信司令システムの消防費国庫補助金等の増によるものであります。
第16款県支出金の収入済額は7億1,849万9,341円で、前年度より1,100万6,198円、1.51%の減であります。
8ページをお願いいたします。第17款財産収入は2億3,944万2,916円で、前年度より2億1,628万6,516円の増となりました。これは、旧東根保育所、一本木区域内の市有地等の売り払いによるものであります。
第18款寄附金は98万4,458円。
第19款繰入金200万円はアイジー基金から繰り入れを行ったものであります。
第20款繰越金は、平成17年度からの繰越金5億4,703万4,736円。
第21款諸収入は3億6,463万8,842円で、山形県信用保証協会貸付金回収金が主なものとなっております。
第22款市債は11億4,390万円、前年度より1億4,050万円、14%の増となりました。これは、公共土木施設災害復旧債が増となったことによるものであります。
以上の結果、一般会計の歳入合計は158億95万5,398円、前年度より6億1,461万2,471円、4.05%の増となりました。
次に、一般会計の歳出についてご説明いたします。資料の9ページ、決算書は14ページをお願いいたします。
第1款議会費の支出済額は1億8,547万6,361円で、前年度より904万7,919円、5.13%乃増であります。
第2款総務費は17億480万9,879円の支出済額で、前年度に比べ8,858万6,721円、5.48%の増となりました。これは、平成18年度までは第8款土木費から支出しておりました市道除雪事業費を、平成18年度から第2款総務費の第1項総務管理費に14目除排雪管理費として新たに目を設けたこと等によるものであります。
第3款民生費は、支出済額29億1,330万5,492円で、前年度に比べ4,821万784円、1.63%の減であります。これは、児童手当、児童扶養手当等により第2項児童福祉費は増となりましたが、第1項社会福祉費における老人福祉費の減額によるものであります。第4項災害救助費の500万円は、平成18年豪雪災害による弔慰金であります。
第4款衛生費は、支出済額が17億5,855万766円で、前年度に比べ1,980万2,157円、1.11%の減であります。支出済額につきましては、北村山公立病院組合、東根市外二市一町共立衛生処理組合、河北町ほか2市広域斎場事務組合への負担金と、簡易水道事業特別会計、老人保健特別会計への繰出金が第4款衛生費の82.4%となっております。
第5款労働費は3,310万3,973円の支出済額で、前年度に比べ37万4,702円、1.12%の減であります。
第6款農林水産業費の支出済額は3億9,745万6,777円で、前年度より1,400万8,697円、3.4%の減で、第1項農業費、第2項林業費とも減となりました。
資料の10ページをお願いいたします。第7款商工費は4億4,099万5,668円の支出済額で、前年度より1億8,759万8,412円、74.03%の増であります。企業誘致対策事業費の産業立地促進資金融資事業による山形県信用保証協会産業立地促進資金貸付金の増によるものであります。
第8款土木費についてご説明申し上げます。支出済額は21億6,468万9,198円で、平成17年度に比べ2億2,146万801円、9.28%の減となりました。先ほども申し上げましたが、市道除雪事業を第2款総務費からの支出としたこと等による減であります。翌年度繰越額1億3,317万9,000円は繰越明許費で、第2項道路橋りょう費の道路新設改良事業1件、第4項都市計画費の街路新設改良事業2件によるものであります。第4項都市計画費は、長谷平林線道路整備事業費、公共下水道事業特別会計繰出事業費により増となっております。
第9款消防費の支出済額は7億2,382万9,771円、前年度より1,956万6,502円、2.78%の増であります。新消防庁舎が平成18年度で完成し、平成19年4月1日から新庁舎での業務となりました。
第10款教育費の支出済額は16億9,745万3,499円、前年度より3億8,183万9,788円、29.02%の増であります。主な要因でありますが、第2項小学校費においての新設小学校整備事業、第4項社会教育費の広域文化施設用地取得事業等による増であります。
第11款災害復旧費は4億1,432万6,954円で、平成18年公共土木施設災害復旧事業等により前年度に比べ3億8,904万953円の増で、大きな増加率となっております。
11ページの第12款公債費についてでありますが、29億2,315万5,215円の支出済額で、元金の償還は23億8,976万8,669円、償還利子が5億3,338万6,546円であります。
次の第13款予備費につきましては、支出済額はありませんが、他科目への充用額は1,043万712円であります。
以上の結果、一般会計の予算現額158億7,599万2,000円に対し、歳出合計153億5,715万3,553円、歳出歳入差引額は4億4,380万1,845円、翌年度繰越額が1億3,317万9,000円であります。
次に、議第52号 国民健康保険特別会計についてご説明申し上げます。資料の11ページ、決算書は22ページをお願いいたします。
主な歳入についてでありますが、第1款国民健康保険税の収入済額は13億2,924万6,940円、前年度に比べ4,235万935円、3.09%の減となりました。不納欠損額が1,066万6,055円、収入未済額は2億4,566万6,263円であります。第3款国庫支出金は12億9,690万8,718円。
12ページをお願いします。第5款療養給付費等交付金6億6,577万1,000円、第6款共同事業交付金2億6,034万6,549円、第8款繰入金2億7,122万4,219円で、歳入の合計は41億1,944万346円、前年度に比べ5,914万4,757円、1.46%の増であります。
次に、歳出についてでありますが、第2款保険給付費の支出済額は26億6,005万8,285円で、前年度に比べ1,328万5,144円、0.5%の減となりましたが、第5款共同事業拠出金が前年度より1億6,044万34円増となったことにより、歳入合計は40億9,179万5,073円、前年度より1億3,911万7,681円、3.52%の増となりました。その結果、歳入歳出差引残額は2,764万5,273円であります。
資料の14ページ、決算書は32ページをお願いいたします。議第53号の東根財産区特別会計についてであります。
歳入の合計は土地の貸付収入等により143万5,006円、歳出は財産管理事業等による第1款総務費79万5,756円が歳出合計額となり、歳入歳出差引残額は63万9,250円であります。
次に、資料の15ページ、決算書は38ページをお願いします。議第54号の学校給食事業費特別会計についてであります。
歳入は、第1款分担金及び負担金が2億745万5,143円、第2款繰入金1億5,525万6,000円で、歳入の合計は3億6,280万1,580円であります。収入未済額114万932円は、給食費負担金の収入未済額であります。
歳出は、第1款事業費の学校給食事業による3億6,280万238円で、歳入歳出差引残額は1,342円であります。
次に、資料の16ページ、決算書は44ページをお願いいたします。議第55号 公共下水道事業特別会計についてであります。
歳入は、第1款分担金及び負担金が1億1,085万6,350円、第2款使用料及び手数料4億8,928万4,738円、第3款国庫支出金2億4,750万円、第4款繰入金6億6,300万円、第7款市債は7億420万円で、歳入合計は22億2,578万5,864円であります。不納欠損額34万7円、収入未済額1,396万6,437円は、受益者負担金、下水道使用料によるものであります。
歳出につきましては、第1款公共下水道事業費11億4,699万4,425円、第2款公債費10億7,836万3,818円で、歳出合計は22億2,535万8,243円、歳入歳出差引残額は42万7,621円であります。
次に、資料の17ページ、決算書は50ページをお願いいたします。議第56号の簡易水道事業特別会計についてであります。
歳入の主なものは、第2款使用料及び手数料が1,302万8,148円で、第3款繰入金、第6款市債等により、歳入の合計は4,107万3,110円であります。収入未済額8万9,660円は、水道使用料の収入未済額であります。
歳出は、入・上野台及び沼沢・猪野沢の両簡易水道維持管理事業等により、歳出の合計は4,103万6,810円、歳入歳出差引残額は3万6,300円であります。
次に、資料の18ページと決算書は56ページをお願いいたします。議第57号の老人保健特別会計についてであります。
歳入の主なものは、第1款支払基金交付金22億3,047万2,000円、第2款国庫支出金12億5,367万2,727円で、歳入合計は41億2,865万7,553円であります。
歳出は、第2款医療諸費41億3,218万3,485円が歳出全体の98.63%で、歳出の合計は41億8,947万9,735円であります。
その結果、歳入歳出差引で6,082万2,182円の歳入不足となりました。この不足額につきましては、平成19年度から繰上充用を行っております。
次に、資料の19ページ、決算書は62ページをお願いいたします。議第58号 一本木土地区画整理事業特別会計についてであります。
歳入は、第3款国庫支出金2億390万7,000円、第6款繰入金2億6,418万7,000円、第9款市債1億8,260万円が主なもので、歳入合計は9億642万6,901円であります。
歳出は、第1款土地区画整理事業費による8億9,447万2,997円で、歳入歳出差引残額は1,195万3,904円であります。
次に、資料の20ページ、決算書は68ページをお願いいたします。議第59号 介護保険特別会計についてであります。
歳入の主なものは、第1款介護保険料3億9,241万8,550円、第3款国庫支出金5億2,416万3,689円、第4款支払基金交付金5億9,483万5,394円、第7款繰入金3億2,526万720円で、歳入合計は21億9,838万6,155円であります。不納欠損額93万5,820円、収入未済額443万7,023円は、介護保険料によるものであります。
歳出は、第2款保険給付費が18億7,538万3,619円で、前年度より1億2,784万4,888円、7.32%の増となり、歳出全体の89.77%であります。
22ページをお願いいたします。歳出の合計でありますが、20億8,916万5,838円、歳入歳出差引額は1億922万317円、翌年度繰越額191万8,000円は繰越明許費によるものであります。
次に、資料の23ページ、決算書は76ページをお願いいたします。議第60号 市営墓地特別会計についてでありますが、第1款使用料及び手数料、第3款諸収入により、歳入の合計は103万8,500円であります。
歳出につきましては、第1款総務費の墓地管理委託料等により、歳出の合計は100万円で、歳入歳出差引残額は3万8,500円であります。
資料の24ページ以降は参考資料で、普通会計における性質別歳出決算の状況、地方債の現在高の状況、市税等の収入未済額、不納欠損額の推移であります。
以上が各会計の決算についてでありますが、詳細は決算書の88ページからの各会計歳入歳出決算事項別明細書の記載のとおりでありますので、説明は省略いたします。
次に、決算書の545ページであります。お願いいたします。
実質収支に関する調書であります。説明は先ほど決算収支の状況で申し上げましたので省略いたします。
次に、決算書の557ページ、お願いいたします。
財産に関する調書であります。明細は、公有財産、債権、基金、物品の項目ごと、記載のとおりでありますので、説明は省略いたします。
以上、一般会計と特別会計の10件の決算について概要をご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。
○結城 芳決算特別委員長
次に、議第61号及び議第62号の2議案について、水道部長に説明を求めます。青柳建設部長兼水道部長。
〔青柳文信建設部長兼水道部長 登壇〕
○青柳文信建設部長兼水道部長 委員長から指示ありました、議第61号 平成18年度東根市水道事業会計決算認定について、決算書に基づき補足説明を申し上げます。
決算書の1、2ページをお願いします。
平成18年度東根市水道事業決算報告書であります。
(1)収益的収入及び支出の収入の部から、以下決算額の欄で説明をさせていただきます。
第1款水道事業収益12億2,785万4,319円で、第1項営業収益12億2,686万4,941円であり、このほとんどが水道料金であります。次に、第2項営業外収益98万9,378円であり、これは預金利子、消費税還付加算金などであります。なお、税額は備考欄に記載のとおりでございます。以降、備考欄の税額につきましては説明を省略させていただきます。
続いて、支出の部を説明申し上げます。第1款水道事業費用11億5,441万4,140円で、内訳としまして、第1項営業費用は10億3,112万781円、これは原水費、配水費などでございます。次に、第2項営業外費用は1億2,136万7,814円、これは企業債の利子がほとんどでございます。次に、第3項特別損失192万5,545円は不納欠損金でございます。なお、消費税納付額は2,112万5,300円であります。
続きまして、3、4ページをお願いします。なお、前年度決算額との比較につきましては別冊の参考資料の3ページをご参照願います。
(2)資本的収入及び支出であります。収入の部から説明いたします。
第1款資本的収入4,822万2,100円、第1項企業債はありません。第2項加入金は1,943万5,500円、第3項工事負担金は2,878万6,600円であります。
支出の部でありますが、第1款資本的支出5億5,734万9,994円で、第1項建設改良費は3億9,851万9,580円、これは大森山低区配水池耐震補強工事及び袋田原水集水管更新工事が主なものとなっております。第2項企業債償還金は1億5,883万414円となっております。資本的収入が資本的支出額に不足する5億912万7,894円は、過年度分損益勘定留保資金2億2,178万3,612円、当年度分損益勘定留保資金1億6,070万8,724円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,663万5,558円、減債積立金6,000万円及び建設改良積立金5,000万円で補てんしたものであります。たな卸資産購入限度額の執行額は628万3,285円で、これに伴う仮払消費税及び地方消費税は29万9,204円でございます。
続きまして、5ページをお願いします。水道事業の損益計算書でございます。合わせて、別冊の参考資料1、2ページをご参照願います。各項目とも計の欄で説明をさせていただきます。
営業収益でございますが、給水収益からその他営業収益まで11億6,865万2,483円であります。次に、営業費用は原水及び浄水費から資産減耗費までの10億1,105万8,692円であり、営業利益といたしまして1億5,759万3,791円となったところでございます。
次に、営業外収益でありますが98万9,378円で、これは預金利子などでございます。営業外費用といたしまして1億24万2,514円であり、これは企業債の利子などでございます。営業外収益、営業外費用の差引額9,925万3,136円がマイナス要因となりまして、経常収益は5,834万655円となったところでございます。特別利益はなく、特別損失が183万5,377円でマイナス要因となり、当年度純利益といたしまして5,650万5,287円となったものであります。
続きまして6ページをお願いいたします。水道事業の剰余金計算書であります。
利益剰余金の部の減債積立金、利益積立金及び建設改良積立金の合計が9億352万7,192円となったところでございます。未処分利益剰余金につきましては、前年度未処分剰余金として3億7,808万7,797円、前年度利益剰余金処分額も同額であり、昨年議決をいただき減債積立金と建設改良積立金におのおの記載の金額のとおり処分させていただいたところでございます。
繰越利益剰余金年度末残高はなく、当年度純利益につきましては5,650万5,278円となりまして、当年度未処分利益剰余金も同額になったところでございます。
続きまして7ページお願いします。資本剰余金の部でありますが、受贈財産評価額から工事負担金まで記載のとおりの額となりまして、翌年度繰越資本剰余金といたしまして16億6,145万9,338円となったところでございます。
続きまして剰余金処分計算書の処分の案であります。当年度未処分利益剰余金の5,650万5,278円につきましては、減債積立金に650万5,278円を、建設改良積立金に5,000万円を積み立てしたいということでご提案を申し上げます。
次に、8ページをお願いします。水道事業貸借対照表でありますが、これは平成19年3月31日現在のものであり、各項目の計の欄で説明いたします。
資産の部でありますが、固定資産の有形固定資産につきましては土地から建設仮勘定まで記載のとおりであり、有形固定資産合計が65億7,799万4,998円であります。無形固定資産はございません。投資資産は額面1億円の国債を9,636万3,863円で購入したもので、固定資産合計は66億435万8,861円であります。
次に流動資産でありますが、現金預金、未収金、貯蔵品を含めまして14億3,561万113円であります。その結果、資産合計は80億3,996万8,974円となったところであります。
次に、9ページをお願いします。負債の部でございます。固定負債でありますが、引当金につきましては修繕引当金のみであり、固定負債合計といたしまして3,415万3,843円であります。流動負債でありますが、未払金及びその他流動負債を合わせまして1億7,880万291円となり、負債合計では2億1,295万4,134円となったところでございます。
次に資本の部でありますが、自己資本金及び借入資本金の合計が52億552万3,032円となったところであります。
次に剰余金でありますが、資本剰余金につきましては受贈財産評価額から工事負担金までの資本剰余金合計が16億6,145万9,338円であります。利益剰余金は減債積立金から当年度未処分利益剰余金までの9億6,003万2,470円であり、剰余金合計は26億2,149万1,808円、資本合計が78億2,701万4,840円、負債資本合計80億3,996万8,974円となったところでございます。
なお、10ページ以下につきましては、水道事業報告並びに工事概要などの諸資料及び収益費用明細書などを記載しておりますので、参考にしていただきたいと思います。
以上で水道事業の決算の補足説明を終わります。
続きまして、議第62号 平成18年度東根市工業用水道事業会計決算認定につきまして、決算書に基づき補足説明を申し上げます。
決算書の1、2ページをお願いします。
平成18年度東根市工業用水道事業決算報告書であります。
(1)収益的収入及び支出の収入の部から申し上げます。決算額の欄で説明をさせていただきます。
工業用水道事業収益2億3,035万7,187円、内訳としましては、営業収益2億1,134万9,124円、これは全額水道料金であります。営業外収益1,900万8,063円、これは預金利子などでございます。
次に支出の部でありますが、工業用水道事業費用1億8,316万4,938円で、内訳としまして、第1項営業費用1億3,169万5,574円で、原水費及び配水費などでございます。第2項営業外費用は5,146万9,364円で、企業債の利子であります。
続きまして3、4ページを願います。なお、前年度決算額との比較等につきましては、別冊の参考資料5ページをお願いします。
(2)資本的収入及び支出でありますが、収入の部では資本的収入の企業債が400万円であります。
支出の部でありますが、第1款資本的支出4,073万7,016円、これは企業債の償還金であります。資本的収入額が資本的支出額に不足する額3,673万7,016円は、過年度分損益勘定留保資金で補てんいたしました。
続きまして5ページを願います。合わせて別冊の参考資料の4ページをご参照願います。
工業用水道事業損益計算書であります。各項目の計の欄で説明をさせていただきます。
営業収益は2億128万4,924円であり、これは水道料金であります。営業費用につきましては、原水及び浄水費から資産減耗費まで1億2,818万8,366円で、営業利益といたしまして7,309万6,558円となったところでございます。営業外収益は1,900万8,133円、営業外費用として4,491万2,442円であり、これは企業債の利子等でございます。営業外収益、営業外費用の差引額は2,590万4,309円のマイナス要因となりまして、その結果、経常利益につきましては4,719万2,249円となり、当年度の純利益についても同額となったところでございます。なお、前年度繰越利益剰余金はなく、当該年度未処分利益剰余金についても経常利益と同額になったところでございます。
次に、6ページをお願いします。工業用水道事業剰余金計算書であります。
利益剰余金の部、減債積立金及び建設改良積立金の合計としまして7億1,932万453円であります。
次に未処分利益剰余金ですが、前年度未処分利益剰余金として5,930万273円、前年度利益剰余金処分額も5,930万273円であり、昨年度議決をいただきまして減債積立金と建設改良積立金におのおの記載の金額のとおり処分させていただいたところでございます。
繰越利益剰余金年度末残高はございません。当年度純利益につきましては4,719万2,249円であり、当年度未処分利益剰余金も同額でございます。
次に、7ページお願いします。
資本剰余金の部でありますが、工事負担金として12億9,704万9,000円、受贈財産評価額としまして1億1,723万3,737円、翌年度繰越剰余金が14億1,428万2,737円となったところであります。
次に、工業用水道事業剰余金処分計算書の処分の案でございます。当年度末処分利益剰余金の4,719万2,249円につきましては、減債積立金に719万2,249円を、建設改良積立金4,000万円を積み立てし、今後の施設更新事業に向けていきたいと考えてご提案を申し上げます。
次に、8ページをご覧いただきたいと思います。工業用水道事業の貸借対照表でございます。これは平成19年3月31日のものであり、各項目の計の欄で説明いたします。
資産の部でありますが、固定資産の有形固定資産につきましては土地から機械及び装置減価償却累計額まで記載のとおりであり、有形固定資産合計としまして18億3,108万5,180円であります。無形固定資産はございません。投資資産は額面5,000万円の国債を4,818万1,931円で購入したものであり、固定資産合計は18億7,926万7,111円であります。
次に流動資産でありますが、現金預金と未収金合わせまして流動資産合計は9億4,588万5,520円となり、資産合計が28億2,515万2,631円となったところでございます。
資本の部でありますが、自己資本金及び借入資本金を合わせまして資本金合計が6億3,037万1,066円であります。
次に剰余金でありますが、資本剰余金につきましては受贈財産評価額と工事負担金であり、合計で14億1,428万2,737円であります。利益剰余金は、減債積立金から当年度未処分利益剰余金まで含めまして7億6,651万2,702円であり、剰余金合計が21億8,079万5,439円、資本合計が28億1,116万6,505円、負債資本合計が28億2,515万2,631円となったところであります。
なお、10ページ以下につきましては、工業用水道事業報告書並びに当事業会計の収益費用明細書などを記載しておりますので、参考にしていただきたいと思います。
以上で補足説明を終わらせていただきます。
○結城芳決算特別委員長 以上で説明を終わります。
◎散 会
○結城芳決算特別委員長 これで本日の日程は全部終了しました。
なお、本委員会は9月12日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。
本日は、これで散会します。御苦労さまでした。
午前11時52分 散 会