第2回東根市議会定例会
平成17年6月10日 午前10時25分 開 議
清 野 忠 利 委員長 高 橋 ひ ろ み 副委員長
◎出席委員(17名)
1番 今 野 孝 委員 2番 加 藤 信 明 委員
3番 浅 野 目 幸 一 委員 5番 阿 部 清 雄 委員
6番 阿 部 綾 子 委員 7番 高 橋 ひ ろ み 委員
9番 清 野 貞 昭 委員 10番 奥 山 重 雄 委員
11番 森 谷 政 志 委員 12番 佐 藤 直 委員
14番 秋 葉 征 士 委員 15番 清 野 忠 利 委員
16番 高 橋 一 俊 委員 17番 結 城 芳 委員
18番 深 瀬 秋 広 委員 19番 武 田 敞 委員
21番 武 田 敏 夫 委員
◎欠席委員(1名)
4番 田 中 昭 委員
◎説明のため出席した者の職氏名
教育委員会
土 田 正 剛 市 長 高 橋 良 子
委 員 長
選挙管理委員会
植 村 良 作 横 尾 尚 代表監査委員
委 員 長
保 角 國 雄 農業委員会会長 小 関 善次郎 消 防 長
武 田 新 市 助 役 奥 山 昭 男 収 入 役
小 関 正 男 教 育 長 椎 名 和 男 総 務 部 長
武 田 稔 市民保険部長 寒河江 賢 一 健康福祉部長
建 設 部 長
武 田 國 義 経 済 部 長 杉 浦 正 弘
兼水道部長
原 田 清一郎 教 育 次 長 高 橋 一 郎 総合政策課長
荒 川 妙 子 庶 務 課 長 矢 作 隆 財 政 課 長
選挙管理委員会 監 査 委 員
武 田 綏 名 和 信 博
事 務 局 長 事 務 局 長
農業委員会
武 田 庄 一
事 務 局 長
◎事務局職員出席者職氏名
牧 野 利 幸 事 務 局 長 清 野 敬 信 事務局長補佐
齋 藤 美奈子 主 任 森 谷 秀 範 主 事
◎本日審査した案件
議第30号 平成16年度東根市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認について
議第31号 平成16年度東根市一般会計補正予算(第8号)の専決処分の承認について
議第32号 平成16年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の専決処分の承認につ
いて
議第33号 平成16年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計補正予算(第5号)の専決処分
の承認について
議第34号 平成16年度東根市介護保険特別会計補正予算(第3号)の専決処分の承認について
議第37号 平成17年度東根市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認について
議第42号 平成17年度東根市一般会計補正予算(第1号)
議第43号 平成17年度東根市学校給食事業費特別会計補正予算(第1号)
◎開 議
○清野忠利予算特別委員長 皆さん、御苦労さまです。本会議に引き続きまして、ただいまから予算特別委員会を開会します。
本日の会議に欠席の届け出がありましたのは、4番田中 昭委員です。遅刻の届け出はありません。したがって、委員の出席は17名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
◎議第30号〜議第34号、議第37号、議第42号、議第43号 平成16年度東根市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認について外7件
○清野忠利予算特別委員長 去る6月2日の本会議において予算特別委員会に付託なりました、議第30号から議第43号までの8議案を一括議題とします。
ただいまの議案については、既に2日の本委員会において説明がありましたので、これから質疑を行います。
質疑を行うときは、最初に会計別とページ番号をお示しの上、簡潔な発言をお願いします。
また、当局においても、漏れなく簡潔な答弁をお願いします。
これから一括して質疑を行います。ご質疑ありませんですか。2番加藤信明委員。
○2番(加藤信明委員) 議第31号 平成16年度東根市一般会計補正予算(第8号)の専決処分の承認について、お尋ねをしたいと思います。
19ページ、市税についてお尋ねをいたします。
まず1問目でありますけれども、この専決処分の時期は今年の3月末においての専決処分と思います。この時点での調定額に対する納入率状況は前年度対比ではどうだったのか。個人情報保護条例による影響と、またその対策はどうであったのか、まずお聞きをいたします。
○清野忠利予算特別委員長 椎名総務部長。
○椎名和男総務部長 お答え申し上げます。
3月末の市税の納入状況はどうかというご質問です。一般会計における3月31日現在における納入状況を見てますと、現年度分では96.88%で、前年度の97.11%と比べましてマイナスの0.23%と若干だけ低くなっております。しかしながら、滞納繰越分の方が13.37%で前年度の17.69%から見ると大幅に低下しておりまして、全体では93.39%、前年度の94.26%よりも0.87%下がっている状況にあります。
それから、個人情報保護条例の施行に伴う収納率への影響と、その対策はどうしたのかというご質問ですけれども、ご指摘のとおり個人情報保護条例の施行に伴いまして、納税組合が実質的に機能しない中で、納税者はこれまでどおり税金は地域の人が集めに来るものだと、このような感覚がまだ残っているようでありまして、いつもは滞納などしないような人でもうっかり忘れで納期内に納税しない人が増えてきたのが特徴であります。このことは、督促状の発行枚数が前年度比較で4割以上も増えていると、このようなことからも明らかなところであります。これらの状況に危機感を持ちまして緊急に対策を講ずるために、庁内における収納対策本部を大幅に組織改編しまして全部課長から本部員になっていただきまして、夜間の徴収活動や電話による催告などを行うとともに、税務課職員による夜間徴収においても回数を増やして収納活動を行ってきたところであります。
それから納税相談員につきましても、おかげさまで10月から1名を増員していただきまして、納入率の向上に努めてきたところでありますので、ご理解をお願いしたいと思います。
○清野忠利予算特別委員長 2番加藤信明委員。
○2番(加藤信明委員) わかりました。
2問目についてお聞きをいたします。
出納閉鎖は既になっておるわけであります。市税全般につきまして、平成15年度の決算においては55億4,422万円でありました。平成14年度から見ますと約1億1,662万円の減であったわけであります。平成16年度は、前年平成15年度対比でおおよそどの程度の額になっているのか、お尋ねをいたします。
○清野忠利予算特別委員長 椎名総務部長。
○椎名和男総務部長 まだ最終的に細かい点までの確定した数字ではありませんけれども、概算について申し上げたいと思います。
一般会計における平成16年度の市税の決算見込額は57億円を大きく突破する見込みであります。これは、平成13年度の59億円に次ぐ多額の税収となりまして、対前年度対比におきましては2億円以上の増収となる見込みであります。
内容を見てみますと、個人市民税が落ち込んでおりますけれども、この分については固定資産税と都市計画税の増収分でカバーしておりまして、法人市民税が大幅に2億円ほど伸びておりまして、この分がそっくり2億円の増収につながっているものと、このように分析しているところであります。
以上です。
○清野忠利予算特別委員長 2番加藤信明委員。
○2番(加藤信明委員) 自主財源の根幹をなす市税につきまして約57億円強と、前年対比で2億円以上の増収というふうなことは大変喜ばしいことであります。地方譲与税、さらには交付税については確定をしておるわけでありまして、次回、決算審査でいろいろお聞きをしたいと思います。
3問目についてでありますが、市長にお尋ねをいたします。
仮称、滞納整理機構の設立についてというふうなことで、平成18年度東根市の重要事業として山形県に対しまして要望しておるわけでありますが、このことに対しての県の対応はどうだったのか。一つの市だけ、東根市だけではどうにもならないわけで、13市にて足並みをそろえて行動すべきと考えます。他市の動きなども含めて市長にお尋ねをいたします。
○清野忠利予算特別委員長 土田市長。
○土田正剛市長 13市ということでありますが、44市町村が全部入ってやるのが望ましいと私は思っております。ただ、13市に限ってみますと、大体は本市の意向と同じように同一歩調を取っているところが多いんではありますけれども、ごく2、3の市が足並みをそろえておりません。これはなぜかというと、以前は市税の納入率が悪かったんだそうでありますが、最近になってこの4、5年は市役所職員の意識の向上もあって納入率が大分増したんだそうであります。したがって、その滞納整理機構によらなくともという考えを持っているところがあるらしいのですが、大部分は東根と同一歩調を取っておるということであります。
そういう背景も踏まえて、去る5月30日に山形県に本市の18年度の重要事業を要望した際に、私の方から特にこの滞納整理機構を重点的に要望をしたわけでありますが、県の方ではその必要性については非常にわかっているという節が見受けられました。今後、茨城県のような先進県も含めて、県としても大いに勉強をしてみたいということでありました。
ただ、いずれにしましても、これをつくるかどうかということについては何といっても県のリーダーシップを待つ以外にないわけでありますから、そういう意味では、まずは最初の感触としては良好というふうに私は受け止めております。今後とも繰り返し県の方には機構の設立に向けてなお一層リーダーシップ並びに尽力をしていただきますように、今後とも要請をしていきたいとこんなふうに思っております。
○清野忠利予算特別委員長 2番加藤信明委員。
○2番(加藤信明委員) 了解しました。
それでは、議第42号 平成17年度東根市一般会計補正予算(第1号)、ページ数102ページから103ページであります。
第8款の土木費3目の道路新設改良費であります。1,194万円、これはタントクルセンター箇所の市道西道大林新田線の交差点の改良、さらには信号機設置予定とのことでありますが、タントクルセンターへの入館者は4月から既に7万9,000人に達しておるというふうなことであります。当然、この賑わいについては予想されたことであると思っておりますし、予算編成の指針となる振興実施計画第38号になぜ計上できなかったのか、その点をお聞きしたいと思います。
○清野忠利予算特別委員長 武田市民保険部長。
○武田稔市民保険部長 信号機の関係は市民保険部でございますので、答えさせていただきたいと思います。
信号機は毎年重要事業の要望で県に設置を要望しております。昨年度の16年度は残念ながら東根市内には信号機の新しい設置がなかったということでございまして、昨年度要望しているにもかかわらず、どうして設置がないのだということで村山警察署の方にも要請をしたところでございます。年度末になりまして、ようやくタントクルセンターの箇所に信号機設置という話が持ち上がりまして、その当時は村山警察署との話の中では、現道のままで信号機設置という話が出ておったということで、その当時は信号機設置にかかわる道路関係の予算としては振興実施計画には入れなかったというところでございます。
○清野忠利予算特別委員長 2番加藤信明委員。
○2番(加藤信明委員) 了解いたしました。関連してお尋ねをします。
この信号機の設置につきましては、特に必要に迫られているというふうなことで、私が知る限りでは、1つは市役所の西の道路から新田町の方に抜ける道路、中央ハイツの交差点。2つが、若木山北の市道と県道との交差点。特に中央ハイツの交差点につきましては死亡事故まで出ておるという状況の中で、市民の方から要望の声がよく聞かれます。この2カ所の信号機の設置の見通しは今後どのようになるのか、お尋ねをいたします。
○清野忠利予算特別委員長 土田市長。
○土田正剛市長 若木山の北十字路については、過般、重要事業の要望に訪れたときに警察本部の方からは今年度中の設置の協議が終了しましたということであります。同時に今回補正でお願いをしておる、タントクルセンターについても、まもなく決定の見通しであります。あとについては来年度以降ということになろうかと思いますが、今あった死亡事故が起こった箇所についても、来年度以降の要望ということでいろいろ今後とも要請をしてまいりたい、このように思っております。
○清野忠利予算特別委員長 2番加藤信明委員。
○2番(加藤信明委員) ただいまの回答で了解しました。
○清野忠利予算特別委員長 以上で、ご了承願います。
ほかにご質疑ありませんですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 質疑もありませんので、これで終わります。
次に、議第30号の討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
これから議第30号 平成16年度東根市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認について採決をします。
議第30号は原案のとおり承認することにご異議ありませんですか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 異議なしと認めます。したがって、議第30号は原案のとおり承認されました。
次に、議第31号の討論ですが、通告がありませのんで、討論を終わります。
これから議第31号 平成16年度東根市一般会計補正予算(第8号)の専決処分の承認について採決をします。
議第31号は原案のとおり承認することにご異議ありませんですか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 異議なしと認めます。したがって、議第31号は原案のとおり承認されました。
次に、議第32号の討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
これから議第32号 平成16年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の専決処分の承認について採決をします。
議第32号は原案のとおり承認することにご異議ありませんですか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 異議なしと認めます。したがって、議第32号は原案のとおり承認されました。
次に、議第33号の討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
これから議第33号 平成16年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計補正予算(第5号)の専決処分の承認について採決をします。
議第33号は原案のとおり承認することにご異議ありませんですか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 異議なしと認めます。したがって、議第33号は原案のとおり承認されました。
次に、議第34号の討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
これから議第34号 平成16年度東根市介護保険特別会計補正予算(第3号)の専決処分の承認について採決をします。
議第34号は原案のとおり承認することにご異議ありませんですか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 異議なしと認めます。したがって、議第34号は原案のとおり承認されました。
次に、議第37号の討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
これから議第37号 平成17年度東根市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認について採決をします。
議第37号は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 異議なしと認めます。したがって、議第37号は原案のとおり承認されました。
次に、議第42号の討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
これから議第42号 平成17年度東根市一般会計補正予算(第1号)について採決をします。
議第42号は原案のとおり決することにご異議ありませんですか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 異議なしと認めます。したがって、議第42号は原案のとおり可決されました。
次に、議第43号の討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
これから議第43号 平成17年度東根市学校給食事業費特別会計補正予算(第1号)について採決をします。
議第43号は原案のとおり決することにご異議ありませんですか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 異議なしと認めます。したがって、議第43号は原案のとおり可決されました。
以上で、予算特別委員会に付託されました議案の審査は、全部終了しました。
なお、15日の本会議においての本委員会における審査の経過と結果の報告についてでありますが、申し合わせにより私からは結果のみの報告としますので、ご了承をお願います。
次に、執行部に申し上げます。予算の審査の中で示された各委員の意見・要望等を十分に尊重し、的確な事務処理に当たられることをお願いいたします。
◎閉 会
○清野忠利予算特別委員長 これで、予算特別委員会を閉会します。
御苦労さまでした。
午前10時48分 閉 会