◎出席議員(20名) 1番 今 野 孝 議員 2番 加 藤 信 明 議員 3番 浅 野 目 幸 一 議員 4番 田 中 昭 議員 5番 阿 部 清 雄 議員 6番 阿 部 綾 子 議員 7番 高 橋 ひ ろ み 議員 9番 清 野 貞 昭 議員 10番 奥 山 重 雄 議員 11番 森 谷 政 志 議員 12番 佐 藤 直 議員 13番 岡 崎 賢 治 議員 14番 秋 葉 征 士 議員 15番 清 野 忠 利 議員 16番 高 橋 一 俊 議員 17番 結 城 芳 議員 18番 深 瀬 秋 広 議員 19番 武 田 敞 議員 21番 武 田 敏 夫 議員 22番 青 柳 信 雄 議員 ◎欠席議員(なし) ◎説明のため出席した者の職氏名 教育委員会 土 田 正 剛 市 長 高 橋 良 子 委 員 長 選挙管理委員会 植 村 良 作 横 尾 尚 代表監査委員 委 員 長 保 角 國 雄 農業委員会会長 小 関 善次郎 消 防 長 武 田 新 市 助 役 奥 山 昭 男 収 入 役 鈴 木 千 原 教 育 長 椎 名 和 男 総 務 部 長 武 田 稔 市民保険部長 寒河江 賢 一 健康福祉部長 建 設 部 長 細 矢 昭 男 経 済 部 長 小 野 幸 治 兼水道部長 原 田 清一郎 教 育 次 長 高 橋 一 郎 総合政策課長 牧 野 利 幸 庶 務 課 長 武 田 國 義 財 政 課 長 選挙管理委員会 監 査 委 員 佐 藤 信 行 小 林 文 雄 事 務 局 長 事 務 局 長 農業委員会 菊 口 吉 之 事 務 局 長 ◎事務局職員出席者職氏名 杉 浦 正 弘 事 務 局 長 清 野 敬 信 事務局長補佐 佐 藤 慎 司 議 事 係 長 齋 藤 美奈子 主 事 伊 藤 公 主 事 ◎議 事 日 程 議事日程第5号 平成16年9月13日(月) 決算特別委員会終了後 開 議 日程第 1 訂正の申し出について (決算特別委員長報告) 日程第 2 議第61号 平成15年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について 日程第 3 議第62号 平成15年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 4 議第63号 平成15年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 5 議第64号 平成15年度東根市学校給食事業費特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 6 議第65号 平成15年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 7 議第66号 平成15年度東根市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 8 議第67号 平成15年度東根市休日診療所特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 9 議第68号 平成15年度東根市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について 日程第10 議第69号 平成15年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定 について 日程第11 議第70号 平成15年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第12 議第71号 平成15年度東根市水道事業会計決算認定について 日程第13 議第72号 平成15年度東根市工業用水道事業会計決算認定について 日程第14 議第73号 市道路線の認定について (予算特別委員長報告) 日程第15 議第60号 平成16年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の専決 処分の承認について 日程第16 議第74号 平成16年度東根市一般会計補正予算(第3号) 日程第17 議第75号 平成16年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 日程第18 議第76号 平成16年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第19 議第77号 平成16年度東根市老人保健特別会計補正予算(第2号) 日程第20 議第78号 平成16年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計補正予算 (第2号) 日程第21 議第79号 平成16年度東根市介護保険特別会計補正予算(第1号) (閉会中の継続審査申出事件) 日程第22 請願第5号 消費税大増税反対に関する請願について (議員提出議案上程) 日程第23 発議第8号 地方分権推進のための国庫補助負担金改革案の実現を求める意見書の提 出について 日程第24 発議第9号 イラク人道復興支援活動に派遣される自衛官への支援決議について (説明・質疑・討論・表決) (閉 会) ◎本日の会議に付した事件 議事日程第5号に同じ。
本委員会に付託された事件について審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告します。
平成16年9月13日
東根市議会議長 青 柳 信 雄 殿
事件番号 | 件 名 | 審査の結果 |
---|---|---|
議第61号 | 平成15年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について | 原案認定 |
議第62号 | 平成15年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について | 原案認定 |
議第63号 | 平成15年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について | 原案認定 |
議第64号 | 平成15年度東根市学校給食事業費特別会計歳入歳出決算認定につい て |
原案認定 |
議第65号 | 平成15年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につい て |
原案認定 |
議第66号 | 平成15年度東根市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について | 原案認定 |
議第67号 | 平成15年度東根市休日診療所特別会計歳入歳出決算認定について | 原案認定 |
議第68号 | 平成15年度東根市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について | 原案認定 |
議第69号 | 平成15年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認 定について |
原案認定 |
議第70号 | 平成15年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について | 原案認定 |
議第71号 | 平成15年度東根市水道事業会計決算認定について | 原案認定 |
議第72号 | 平成15年度東根市工業用水道事業会計決算認定について | 原案認定 |
◎決算特別委員長報告
○青柳信雄議長 最初に、決算特別委員会に付託しました決算議案第12件の審査の結果について、決算特別委員長に報告を求めます。決算特別委員長 結城 芳議員。
〔結城 芳決算特別委員長 登壇〕
○結城 芳決算特別委員長 皆さん、御苦労さまです。
議長の指名により8月25日の本会議におきまして当決算特別委員会に付託なりました議第61号、平成15年度東根市一般会計歳入歳出決算認定についてから議第72号、平成15年度東根市工業用水道事業会計決算認定についてまでの決算議案12件の審査の過程と結果についてご報告申し上げます。
審査にあたりましては、四つの分科会に付託し、慎重に審議を行いました。
審査の結果につきましては、先ほどの決算特別委員会におきまして、各分科会委員長の報告を本会議における決算特別委員長の報告に代えさせていただくことに決しておりますので、省略をさせていただきます。
審査の結果につきましては、別紙委員会審査報告書のとおりでありますが、議第61号から議第72号までの12議案については、全員異議なく認定すべきものと決した次第であります。
何とぞ、決算特別委員会の決定のとおり認定くださいますようお願い申し上げ、以上で報告を終わります。
○青柳信雄議長 次に、決算特別委員長に対する質疑でありますが、ご承知のとおり本決算は議長を除く全員で審査いただいておりますので、省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青柳信雄議長 異議なしと認めます。したがって、決算特別委員長に対する質疑は省略することに決しました。
次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第61号、平成15年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について採決をします。
お諮りします。本決算は委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青柳信雄議長 異議なしと認めます。したがって、議第61号は委員長報告のとおり認定することに決しました。
次に、議第62号、平成15年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてから議第72号、平成15年度東根市工業用水道事業会計決算認定についてまでの11議案を一括議題とします。
本決算は委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青柳信雄議長 異議なしと認めます。したがって、議第62号、平成15年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてから議第72号、平成15年度東根市工業用水道事業会計決算認定についてまでの11議案は、委員長報告のとおり認定することに決しました。
◎議第73号 市道路線の認定について
○青柳信雄議長 次に、日程第14、議第73号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青柳信雄議長 質疑もありませんので、これで終わります。
次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第73号、市道路線の認定について採決をします。
議第73号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青柳信雄議長 異議なしと認めます。したがって、議第73号は原案のとおり可決されました。
◎議第60号 平成16年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認について外6件
○青柳信雄議長 次に、日程第15、議第60号から日程第21、議第79号までの7議案を一括して議題とします。
本委員会に付託された事件について審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告します。
平成16年9月13日
東根市議会議長 青 柳 信 雄 殿
事件番号 | 件 名 | 審査の結果 |
---|---|---|
議第60号 | 平成16年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の専 決処分の承認について |
原案承認 |
議第74号 | 平成16年度東根市一般会計補正予算(第3号) | 原案可決 |
議第75号 | 平成16年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) | 原案可決 |
議第76号 | 平成16年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) | 原案可決 |
議第77号 | 平成16年度東根市老人保健特別会計補正予算(第2号) | 原案可決 |
議第78号 | 平成16年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計補正予算 (第2号) |
原案可決 |
議第79号 | 平成16年度東根市介護保険特別会計補正予算(第1号) | 原案可決 |
◎予算特別委員長報告
○青柳信雄議長 最初に、予算特別委員会に付託しました予算議案7件の審査の結果について、予算特別委員長に報告を求めます。予算特別委員長 清野忠利議員。
〔清野忠利予算特別委員長 登壇〕
○清野忠利予算特別委員長 皆さん、御苦労さまです。
議長の指名により、8月25日日の本会議におきまして当予算特別委員会に付託なりました、議第60号、平成16年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認及び議第74号、平成16年度東根市一般会計補正予算(第3号)から議第79号、平成16年度東根市介護保険特別会計補正予算(第1号)までの予算議案7件の審査の経過と結果についてご報告いたします。
去る9月1日と本日の予算特別委員会におきまして、慎重な審査を行いました。
その結果、別紙委員会報告書のとおり、全議案とも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
何とぞ、予算特別委員会の決定どおりご可決くださいますようお願い申し上げます。
報告を終わります。
○青柳信雄議長 お諮りします。予算特別委員会は議長を除く全員で構成されておりますので、委員長に対する質疑は省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青柳信雄議長 異議なしと認めます。したがって、予算特別委員長に対する質疑は省略することに決しました。
次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
最初に議第60号、平成16年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認について採決します。
お諮りします。議第60号は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青柳信雄議長 異議なしと認めます。したがって、議第60号は原案のとおり承認されました。
次に、議第74号、平成16年度東根市一般会計補正予算(第3号)について採決をします。
本予算は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青柳信雄議長 異議なしと認めます。したがって、議第74号は原案のとおり可決されました。
次に、議第75号、平成16年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)から議第79号、平成16年度東根市介護保険特別会計補正予算(第1号)までの5議案を一括採決します。
本予算は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青柳信雄議長 異議なしと認めます。したがって、議第75号から議第79号までの5議案は原案のとおり可決されました。
◎閉会中の継続調査申出事件
○青柳信雄議長 次に、日程第22、閉会中の継続審査申出事件を議題とします。
本委員会は、下記の事件についてさらに慎重に審査するため、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、会議規則第104条の規定により申し出ます。
平成16年9月13日
東根市議会議長 青 柳 信 雄 殿
付 託 委員会 |
受理年月日 | 受理 番号 |
件 名 | 理 由 | 請 願 者 | 紹介議員 |
---|---|---|---|---|---|---|
総務 常任委員会 |
平成16年 6月3日 |
請願 5 |
消費税大増税反対に 関する請願 |
慎重に審査するため | 東根市大字蟹沢 1328−3 消費税廃止北村山各界連絡会 会長 石垣政志 |
今野 孝 |
○青柳信雄議長 総務常任委員長からお手元に配付しております別紙のとおり、閉会中の継続審査申出があります。
お諮りします。総務常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青柳信雄議長 異議なしと認めます。したがって、閉会中の継続審査申し出については、総務常任委員長からの申し出のとおりに決しました。
◎議員提出議案上程
○青柳信雄議長 次に、日程第23、発議第8号並びに日程第24、発議第9号の2議案を一括議題とします。
◎提案理由の説明
○青柳信雄議長 はじめに、発議第8号、地方分権推進のための国庫補助負担金改革案の実現を求める意見書の提出について、11番議員に提案理由の説明を求めます。11番森谷政志議員。
〔11番 森谷政志議員 登壇〕
○11番(森谷政志議員) 議長の指名により、発議第8号、地方分権推進のための国庫補助負担金改革案の実現を求める意見書の提出について、提案理由の説明を申し上げます。
日本経済は徐々に回復基調にあるとされておりますが、その足並みは遅く、経済活性化により地域づくりが近々の課題となっております。政府においては、三位一体の改革の名のもとに本来あるべき構造改革とは異なり、国の財政健全化に特化したものとなっています。国庫補助負担金の廃止が先行し、それに伴う税源移譲の財源対策が先送りされていることは誠に遺憾であります。我々地方公共団体の意見を十分に取り入れ、市民が安心して暮らせる行財政改革の実現が重要であると考え、国会及び政府機関に対して別紙意見書を提出するものであります。
なお、本案件につきましては別紙配付のとおりでありますので、説明は省略させていただきます。
何とぞ、ご理解を賜りまして原案のとおりご可決くださいますようお願いを申し上げ、提案理由の説明を終わります。
○青柳信雄議長 次に、発議第9号、イラク人道復興支援活動に派遣される自衛官への支援決議について、4番議員に提案理由の説明を求めます。4番田中 昭議員。
〔4番 田中 昭議員 登壇〕
○4番(田中昭議員) 東根市議会会派皷並びに新政会を代表いたしまして、イラク人道復興支援活動に派遣される自衛官への支援決議を提案するものであります。
まず、両会派合同で提案しております決議案を朗読いたします。
イラク人道復興支援活動に派遣される自衛官への支援決議。
現在政府は、「イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法」に基づき、イラクの人々を救援し被害を復旧するための医療、給水、施設の復旧整備、物資の輸送等を行う人道復興支援を自衛隊の派遣により実施している。
イラクの戦後復興は、中東全域のみならず国際社会全体の平和と安定のためにきわめて重要であり、とりわけ、エネルギー供給の大半を中東に依存している我が国にとって、イラクの一日も早い復興が非常に大きな意味を持っていることは論をまたないところであります。
こうしたなか今年度の11月には、本市を含む宮城県・福島県に所在する駐屯地からも、十分なる訓練を積み重ね、復興支援に対する使命感に燃えた優秀な自衛官が、イラク人道復興支援活動に派遣される予定となっている。
既にご承知のとおり、これら部隊を受け入れる神町駐屯地の隊員数名を含む業務支援隊の壮行会が、6月22日に仙台駐屯地で行われたことは、記憶に新しいところである。
イラクに派遣される自衛官が、復興支援に積極的に取り組んでいる多くの国の人々と協力し合い、無事に崇高な任務を完遂して、帰国するよう祈念するとともに、日本の国益のため困難な任務に赴く自衛官が、後顧の憂いなく支援活動に従事することができる環境を整えるよう、努力を惜しまないことを誓うものである。
以上、決議する。
以上であります。
自衛隊は1992年以降、カンボジア、モザンビーク、東ティモール、ゴラン高原等にPKOの部隊を派遣、同様の部隊をここ神町駐屯地からも派遣され、国際社会の安定に多大な貢献をされてまいりました。自衛隊のこうした国連平和維持活動は、国際社会から高い評価を受けております。
そうした中、イラク人道復興支援活動の特別措置法に基づき新たな任務が自衛官に付与され、昨年の12月以降、多くの自衛官がイラクに赴き、人道復興支援活動に携わっております。特に、ことしの11月には本市に籍を置く自衛官を含め、南東北3県の隊員約550名が復興支援軍として編成され、イラクへの派遣が予定されております。6月22日に東北からはじめてイラクに派遣された第2次復興業務支援隊員の壮行会が宮城県仙台市に所在する仙台駐屯地で行われたこと、また、本支援隊に神町駐屯地から数名の隊員が派遣されたことは記憶に新しいところであります。
決議文にもありますように、我が国はエネルギー供給の大半を中東に依存しており、中東地域の安定が日本の国益になることは疑問を差し挟む余地はありません。
以上のことから、今回の決議はイラクに派遣される自衛官が無事に崇高な任務を完遂をして帰国されるよう願うとともに、市議会として派遣される自衛官への支援協力の意思をあらわす決議内容にいたました。言いかえれば、法律の定めに従ってイラクに赴く自衛官に対し、東根市議会から激励の思いを伝えるものであります。決議の趣旨をご理解の上、議員各位のご賛同をお願い申し上げます。
以上、決議案提出の趣旨説明とさせていただきます。
○青柳信雄議長 以上で、提案理由の説明を終わります。
◎発議第8号 地方分権推進のための国庫補助負担金改革案の実現を求める意見書の提出について
○青柳信雄議長 これから発議第8号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青柳信雄議長 質疑もありませんので、これで終わります。
ここで暫時休憩します。
午後 1時50分 休 憩
午後 1時50分 開 議
○青柳信雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、発議第8号についての討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから発議第8号、地方分権推進のための国庫補助負担金改革案の実現を求める意見書の提出について採決します。
発議第8号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○青柳信雄議長 ご異議があります。起立によって採決をしますので、原案に賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○青柳信雄議長 着席願います。起立多数であります。したがって、発議第8号は原案のとおり可決されました。
◎発議第9号 イラク人道復興支援活動に派遣される自衛官への支援決議について
○青柳信雄議長 次に、発議第9号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青柳信雄議長 質疑もありませんので、これで終わります。
ここで暫時休憩をします。
午後 1時52分 休 憩
午後 1時55分 開 議
○青柳信雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、発議第9号についての討論ですが、通告がありましたので順次発言を許可します。
はじめに、発議第9号に対する反対討論の通告者、1番今野 孝議員。
〔1番 今野 孝議員 登壇〕
○1番(今野孝議員) イラク人道復興支援活動に派遣される自衛官への支援決議に反対する立場から討論を行います。
自衛隊がイラクに派遣されて半年以上になりますが、この派遣を継続することの矛盾は、いよいよ深刻になっています。
一つは、イラク国民との矛盾であります。6月末の暫定政権への主権移譲後も、アメリカ軍を中心とするぼう大な外国軍が多国籍軍と名を変えて、事実上の占領軍として居座りを続け、掃討作戦と称して無差別攻撃を拡大していることがイラクの情勢をいよいよ悪化させています。自衛隊が、この多国籍軍の一員として活動を続けることは、イラクの国民との取り返しのつかない衝突につながりかねない、きわめて危険な状態となっています。
いま一つは、憲法との矛盾であります。自衛隊を戦闘地域に送らないから憲法違反に当たらないという政府の弁明は、サワーマに展開するオランダ軍に死者が出たこと、自衛隊の陣地に対して迫撃砲などでの攻撃が繰り返されていることをとってみても、いよいよ成り立たなくなっています。
加えて、自衛隊が武力行使を任務とする多国籍軍の一員となり、公然とアメリカ軍の指揮のもとに活動することになったことは、従来の政府の憲法解釈からも説明がつかないものであります。
国際社会の動向を見ても、イラクに派兵した36カ国のうち、既にスペインをはじめ5カ国が撤退を完了させ、さらに数カ国が撤退を表明、開始しております。アメリカ軍主導の軍事力最優先のイラク支配は、国際的にも孤立を深めています。
私は、自衛隊の速やかな撤退を改めて強く求めるものであります。国際社会の対応としても、アメリカに軍隊の速やかな撤退に向けた措置を取らせることが、真に国連中心の枠組みのもとでイラク国民が主人公になった国の再建を進める上で、いよいよ重要となっています。
このような情勢のもとでイラク人道復興支援活動に派遣される自衛官への支援決議を行うことは、東根市民である自衛官をより危険な事態に追いやることになりかねません。今、東根市議会としてやるべきことは、支援決議ではなく、イラクに派遣されている自衛隊の撤退決議の方ではないでしょうか。
イラク人道復興支援活動の派遣される自衛官への支援決議に反対する態度を重ねて表明しまして、私の討論を終わります。
○青柳信雄議長 次に、発議第9号に対する賛成討論の通告者、5番阿部清雄議員。
〔5番 阿部清雄議員 登壇〕
○5番(阿部清雄議員) ただいまの反対討論に対し、東根市議会皷及び新政会の会派を代表しまして、賛成の討論を述べさせていただきます。
第6師団約550名に対しまして派遣の命令が出されたわけではありませんが、今般、第2次派遣隊員が全員無事でその任務を完了し、帰国したニュースがきのうの夜、テレビで放映されたことは皆様もご存じのとおりであります。したがって、この11月には、このままの状態でいけば必ずその任に当たる隊員には派遣命令がくだるはずであります。この現実を踏まえ、市民の皆様方にも多くのご意見、あるいは選択肢があると思います。また、先ほど申されましたとおりに、このイラク特措法が成立するまでに国会で多くの議論の末、その結果、国の基として人道復興支援として派遣されるわけであります。その任務を任されたのが自衛隊であります。ましてや、その本拠地、自衛隊第6師団司令部が存在する東根市神町、そして、その多くの市民の中から数名、あるいは数十名、また、その親族、友人の輪を広げればたくさんの関係者、ますます危険度が高まりつつある、あのイラク・サマーワにたくさんの思い出を抱き、そしてまた後ろ髪を引かれる思いで命をかけて出発していくわけであります。輪を広げれば、この東根市民の皆様方にも多くの関係者が必ず出てきます。それも若い隊員が多いと聞いております。結婚したばかりの隊員、あるいは奥さんが妊娠している隊員、あるいは2ないし3歳のかわいい子供のいる隊員、このようなことを思いめぐらせば、市民の誰しもが無事にその任を果たして帰ってきてほしいと願うのは、一人の人間として、一人の市民として当然のこととと思います。命令が出る前に多くの紆余曲折はあったにしろ、このヒューマニズムの精神があるとすれば、誰しもがそう願うことと信じて疑いません。たくさんの主義主張、あるいは思想、これらをはるかに超えて、自らできることへの支援は大切な東根市民としての使命だと思うわけであります。イラク戦争そのものが是なのか非なのか、正しいのか悪いのか、そのことを問うのではありません。ただ、日本国政府の命令のもと、職務として派遣される自衛隊員に対して、支援の決議なのであります。
先般、当市議会でも支援窓口を総合政策課内に設置すると土田市長の答弁がありました。これを踏まえて、今回、この当議会において第6師団を抱えるこの東根市が県内の先陣を切って支援決議すべきこととして私は賛成します。ご理解ある議員の皆様、ぜひご賛同の上、この私の願いをかなえていただけるようにお願いしたいと思います。
私の決議賛成の意見とさせていただきます。
○青柳信雄議長 以上で、討論を終わります。
これから発議第9号、イラク人道復興支援活動に派遣される自衛官への支援決議について起立により採決します。
発議第9号は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○青柳信雄議長 着席願います。起立多数であります。したがって、発議第9号は原案のとおり可決されました。
以上で、本日の日程は全部終了しました。
◎市長あいさつ
○青柳信雄議長 ここで、市長から発言を求められていますので、これを許可します。土田市長。
〔土田正剛市長 登壇〕
○土田正剛市長 このたび9月定例議会に上程いたしました全議案とも、議員の皆様のご理解、ご協力によりまして全議案ともご承認、ご可決をいただきまして、誠にありがとうございます。
この間にいただきました各議員からのご意見等につきましては、真摯に耳を傾け、そして今後の市政運営に大いに参考にしてまいりたい、このように思っております。
今後とも議員皆様方のご理解、ご協力をお願いを申し上げ、一言御礼の言葉にかえさせていただきます。ありがとうございました。
◎閉 会
○青柳信雄議長 ここで、平成16年東根市議会第3回定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
今期定例会は、8月25日から本日までの20日間にわたり、提案されました数多くの重要議案について慎重に審議がなされ、すべての議案を議決して、ただいま閉会となりました。皆さんのご協力に対し、心から感謝を申し上げます。
また、執行部におかれましては、各議員から出されました意見や要望などを十分に尊重され、的確な市政運営を執行されるようお願いを申し上げまして、閉会のあいさつといたします。
これで、平成16年東根市議会第3回定例会を閉会いたします。
御苦労さまでした。
午後 2時09分 閉 会