◎出席議員(20名) 1番 今 野 孝 議員 2番 加 藤 信 明 議員 3番 浅 野 目 幸 一 議員 4番 田 中 昭 議員 5番 阿 部 清 雄 議員 6番 阿 部 綾 子 議員 7番 高 橋 ひ ろ み 議員 9番 清 野 貞 昭 議員 10番 奥 山 重 雄 議員 11番 森 谷 政 志 議員 12番 佐 藤 直 議員 13番 岡 崎 賢 治 議員 14番 秋 葉 征 士 議員 15番 清 野 忠 利 議員 16番 高 橋 一 俊 議員 17番 結 城 芳 議員 18番 深 瀬 秋 広 議員 19番 武 田 敞 議員 21番 武 田 敏 夫 議員 22番 青 柳 信 雄 議員 ◎欠席議員(なし) ◎説明のため出席した者の職氏名 教育委員会 土 田 正 剛 市 長 高 橋 良 子 委 員 長 選挙管理委員会 植 村 良 作 横 尾 尚 代表監査委員 委 員 長 保 角 國 雄 農業委員会会長 小 関 善次郎 消 防 長 武 田 新 市 助 役 奥 山 昭 男 収 入 役 鈴 木 千 原 教 育 長 椎 名 和 男 総 務 部 長 武 田 稔 市民保険部長 寒河江 賢 一 健康福祉部長 建 設 部 長 細 矢 昭 男 経 済 部 長 小 野 幸 治 兼水道部長 原 田 清一郎 教 育 次 長 高 橋 一 郎 総合政策課長 牧 野 利 幸 庶 務 課 長 武 田 國 義 財 政 課 長 選挙管理委員会 監 査 委 員 佐 藤 信 行 小 林 文 雄 事 務 局 長 事 務 局 長 農業委員会 菊 口 吉 之 事 務 局 長 ◎事務局職員出席者職氏名 杉 浦 正 弘 事 務 局 長 清 野 敬 信 事務局長補佐 佐 藤 慎 司 議 事 係 長 齋 藤 美奈子 主 事 伊 藤 公 主 事 ◎議 事 日 程 議事日程第1号 平成16年8月25日(水) 午前10時 開 会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 (議 案 上 程) 日程第4 議第80号 人権擁護委員候補者の推薦について (説明・質疑・討論・表決) (議 案 上 程) 日程第5 議第60号 平成16年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の専決 処分の承認について 日程第6 議第61号 平成15年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について 日程第7 議第62号 平成15年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第8 議第63号 平成15年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について 日程第9 議第64号 平成15年度東根市学校給食事業費特別会計歳入歳出決算認定について 日程第10 議第65号 平成15年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第11 議第66号 平成15年度東根市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第12 議第67号 平成15年度東根市休日診療所特別会計歳入歳出決算認定について 日程第13 議第68号 平成15年度東根市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について 日程第14 議第69号 平成15年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定 について 日程第15 議第70号 平成15年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第16 議第71号 平成15年度東根市水道事業会計決算認定について 日程第17 議第72号 平成15年度東根市工業用水道事業会計決算認定について 日程第18 議第73号 市道路線の認定について 日程第19 議第74号 平成16年度東根市一般会計補正予算(第3号) 日程第20 議第75号 平成16年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 日程第21 議第76号 平成16年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第22 議第77号 平成16年度東根市老人保健特別会計補正予算(第2号) 日程第23 議第78号 平成16年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計補正予算 (第2号) 日程第24 議第79号 平成16年度東根市介護保険特別会計補正予算(第1号) (説 明) 日程第25 決算特別委員会への議案付託 日程第26 予算特別委員会への議案付託 (議員提出議案上程) 日程第27 発議第7号 議員の派遣について (説明・質疑・討論・表決) (散 会) ◎本日の会議に付した事件 議事日程第1号に同じ。
月 日 | 曜 | 会 議 名 | 開議時刻 | 場 所 | 議 事 |
---|---|---|---|---|---|
8月25日 | 水 | 本 会 議 | 午前10時 | 議 場 | ・開 会 ・会議録署名議員の指名 ・会期の決定 ・議案上程(人事) 説明・質疑・討論・表決 ・議案上程 説明 ・決算特別委員会への議案付託 ・予算特別委員会への議案付託 ・議員提出議案上程 説明・質疑・討論・表決 |
決算特別委員会 | 本 会 議 終 了 後 |
議 場 | ・決算議案概要説明 | ||
予算特別委員会 | 決算特別委 員会終了後 |
議 場 | ・予算議案概要説明 | ||
8月26日 | 木 | 休 会 | |||
8月27日 | 金 | 本 会 議 | 午前10時 | 議 場 | ・市政一般に対する質問 |
8月28日 | 土 | 休 会 | |||
8月29日 | 日 | ||||
8月30日 | 月 | 本 会 議 | 午前10時 | 議 場 | ・市政一般に対する質問 |
8月31日 | 火 | 休 会 | |||
9月1日 | 水 | 本 会 議 | 午前10時 | 議 場 | ・総括質疑 |
予算特別委員会 | 本 会 議 終 了 後 |
議 場 | ・付託議案審査 質疑・討論・表決 | ||
9月2日 | 木 | 決算特別委員会 | 午前10時 | 議 場 | ・付託議案審査 分科会設置及び議案の付託 |
9月3日 | 金 | 総務常任委員会・分科会 | 午前10時 | 第3委員会室 | ・付託議案審査 |
文教経済常任委員会・分科会 | 第1委員会室 | ||||
建設常任委員会・分科会 | 第2委員会室 | ||||
厚生常任委員会・分科会 | 第4委員会室 | ||||
9月4日 | 土 | 休 会 | |||
9月5日 | 日 | ||||
9月6日 | 月 | 総務常任委員会・分科会 | 午前10時 | 第3委員会室 | ・付託議案審査 |
文教経済常任委員会・分科会 | 第1委員会室 | ||||
建設常任委員会・分科会 | 第2委員会室 | ||||
厚生常任委員会・分科会 | 第4委員会室 | ||||
9月7日 | 火 | 休 会 | |||
9月8日 | 水 | ||||
9月9日 | 木 | ||||
9月10日 | 金 | 各常任・正副委員長会 | 午前10時 | 各 室 | ・付託議案審査報告について |
9月11日 | 土 | 休 会 | |||
9月12日 | 日 | ||||
9月13日 | 月 | 決算特別委員会 | 午前10時 | 議 場 | ・分科会委員長審査報告 質疑・討論・表決 |
本 会 議 | 決算特別委 員会終了後 |
議 場 | ・委員長審査報告 ・市長提出議案(決算・補正予算・ 事件決議) 質疑・討論・表決 ・議員提出議案上程 説明・質疑・討論・表決 ・閉 会 |
◎諸 般 の 報 告
○青柳信雄議長 次に、日程第3、諸般の報告を行います。
最初に、平成16年第2回定例会において可決されました発議第6号、地方分権を確立するための真の三位一体改革の実現を求める意見書については、6月23日付けで関係機関に送付しましたので、ご了承願います。
次に、監査委員から報告がありました5月及び6月分の例月出納検査結果報告と各課等にかかわる定例監査の結果報告について、その写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
次に、議員の派遣についての報告について、地方自治法第100条第12項及び会議規則第159条の規定により、お手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
次に、会期定例会に説明員として出席通知がありました者の職氏名を、一覧表にしてお手元に配付しておきましたので、これもご了承願います。
以上で諸般の報告を終わります。
◎議 案 上 程
○青柳信雄議長 次に、日程第4、議第80号について議題とします。
◎提案理由の説明
○青柳信雄議長 これから提案理由の説明を求めます。土田市長。
〔土田正剛市長 登壇〕
○土田正剛市長 おはようございます。
第3回定例会に提案いたします案件について、ご説明を申し上げます。
本定例会に提案いたします案件は、専決処分の承認1件、決算認定12件、事件決議事項1件、補正予算6件、人事案件1件の計21件であります。
このうち人事案件につきましては、先議をいただきたくはじめにご説明を申し上げます。
議第80号、人権擁護委員候補者の推薦についてでありますが、現職の今田賢一委員が平成16年11月30日で任期満了となることから、引き続き同人を推薦するため提案するものであります。
なお、本人の略歴につきましては、参考資料のとおりでありますので説明を省略いたします。
以上、先議分としてご提案を申し上げましたが、原案のとおりご同意賜りますようお願いを申し上げます。
○青柳信雄議長 以上で、提案理由の説明を終わります。
お諮りします。ただいま議題となっております議第80号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略をしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青柳信雄議長 異議なしと認めます。したがって、議第80号は委員会付託を省略することに決しました。
◎議第80号 人権擁護委員候補者の推薦について
○青柳信雄議長 これから議第80号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青柳信雄議長 質疑もありませんので、これで終わります。
次に、討論ですが、本案は人事案件ですので討論を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青柳信雄議長 異議なしと認めます。したがって、討論を省略することに決しました。
これから議第80号、人権擁護委員候補者の推薦について採決をします。
議第80号は原案に同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青柳信雄議長 異議なしと認めます。よって、議第80号は原案に同意することに決しました。
◎議 案 上 程
○青柳信雄議長 次に、日程第5、議第60号から日程第24、議第79号までの20議案を一括議題とします。
◎提案理由の説明
○青柳信雄議長 これから提案理由の説明を求めます。土田市長。
〔土田正剛市長 登壇〕
○土田正剛市長 それでは、先議いただきました議案以外の案件について、ご説明を申し上げます。
はじめに、議第60号、平成16年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認についてでありますが、地方債の借入利率が年利7%以上のものについて借り換え債が適用されることにより、借り換えを行ったものであり、年率7%以上の起債はすべて借り換えを実施したことになります。
歳入の市債及び歳出の公債費にそれぞれ9,180万円を追加し、予算総額を22億8,180万円とする専決処分を行いましたので、地方自治法の規定に基づき承認を求めるものであります。
次に、決算の認定12議案についてでありますが、はじめに議第61号、平成15年度東根市一般会計歳入歳出決算認定についてから議第70号、平成15年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてまでの10議案につきましては、地方自治法の規定により監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものであります。
各会計の歳入歳出の内容は、配付しております決算書のとおりでありますが、一般会計及び特別会計を含めた10会計の決算総額は、歳入が289億5,050万1,656円、歳出が281億4,879万679円となり、差引残額は8億171万977円となったところであります。
ご承知のとおり景気の不安定に伴う先行き不透明な昨今の経済活動の停滞は、多くの企業が立地している本市にとって、雇用不安や市税の落ち込みなど深刻な影響を受けております。一方、国では聖域なき構造改革による地方交付税の削減など、地方公共団体にとってますます厳しい財政状況となっております。
さて、決算の概要についてでありますが、国の補正予算関連などで一般会計の土木費の市道五間通り線道路改良事業や長谷平林線街路新設改良事業など5事業について1億7,905万6,000円を、また、一本木土地区画整理事業特別会計において7,338万円を本年度に繰越し、執行しているところであります。
歳入において、前年度と比較して増額となった主なものは、地方譲与税、地方消費税交付金、地方交付税、使用料及び手数料、県支出金、市債などであります。また、減額になった主な歳入は、市税、利子割交付金、地方特別交付金、分担金及び負担金、国庫支出金などであります。
歳出の主なものは、東根すこやか・やすらぎの郷整備事業、アグリチャレンジャー支援事業、市道五間通り線など道路新設改良事業、公共下水道事業、一本木土地区画整備事業、組合施行神町北部土地区画整理支援事業、高崎小学校屋内運動場改築工事など、本市の発展と市民の福祉向上に向けて取り組んできたところであります。
老人保健特別会計を除く9会計は、実質黒字になったところでありますが、老人保健特別会計は歳入不足により4,752万5,665円を翌年度から繰上充用したところであります。
また、大型事業の実施に伴い多額の市債を発行いたしましたが、今後の公債費比率を抑制するため、財政調整基金等の積み立て及び2億3,351万9,432円の繰上償還を実施したところであります。
東根すこやか・やすらぎの郷建設事業につきましては、昨年度から着工し、来年1月に完成の予定でありますが、今後におきましても財源の確保を図るとともに、地方債の繰上償還や経常経費の削減に努め、健全財政を堅持しながら快適空間やすらぎと交流のまちの実現に向けて積極的に取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
次に、公営企業会計の2会計の決算認定についてでありますが、地方公営企業法の規定に基づき、監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものであります。
はじめに、議第71号、平成15年度東根市水道事業会計決算認定についてでありますが、事業の概要としては、公共下水道事業及び一本木土地区画整理事業関連の配水管布設工事のほか漏水調査などを実施し、有収率の向上を図るとともに、安定給水に努めてまいりました。また、上水道事業施設更新計画に基づき、平成15年度より袋田新浄水場の築造工事に着手しております。事業の経営につきましては、経費の節減等に努めた結果、3億8,723万2,486円の準利益を計上したところであります。
今後におきましても効率的な事業運営を図り、適切な施設の更新と安定給水に努めてまいります。
次に、議第72号、平成15年度東根市工業用水道事業会計決算認定についてでありますが、健全な事業運営に努めてまいりました結果、6,740万7,910円の準利益を計上したところであります。平成14年度に改定いたしました本事業の新協定に基づき、各受水企業からの協力を得ながら今後ともより一層の経営健全化を図り、工業用水の安定供給に努めてまいります。
以上ご説明いたしました12会計の決算に関する監査委員からのご意見につきましては十分に尊重し、今後の行財政の運営に反映してまいりますので、よろしくお願いをいたします。
次に、議第73号、市道路線の認定についてでありますが、都市計画法の規定により、市に帰属した道路等を市道として認定するものであります。
次に、議第74号、平成16年度東根市一般会計補正予算(第3号)についてでありますが、第1表歳入歳出予算補正の歳入の主なものは、普通交付税の交付額の確定による増額、市町村総合交付金の交付額確定による県支出金の調整などであります。繰入金については、財政調整基金の減額。繰越金の確定に伴う増額。さらに、臨時財政対策債の確定に伴う市債の減額を行うものであります。
歳出の主なものは、旧猪野沢保育所解体工事負担金の計上に伴う財産管理事業の増額。市内小中学校等のオンライン化に伴うオンラインシステム事業の計上。障害者小規模作業所の利用者の増加の伴い、C型からB型への変更に伴う助成事業の増額計上。山形園芸農業拡大推進事業から園芸産地拡大強化支援事業への事業変更に伴う事業名及び事業費の変更。白水川北部雨水対策事業費の計上。さくらんぼタント館東口駐車場用地購入費並びに整備事業費の計上。市道除雪事業費の増額。幼年消防用活動資器材助成事業、豊かな体験活動推進事業などの計上であります。
第2表地方債補正については、臨時財政対策債の確定に伴い起債限度額の変更を行うものであります。
以上の結果、歳入歳出予算に2億5,378万4,000円を追加し、予算総額を174億2,429万6,000円とするものであります。
次に、議第75号、平成16年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、第1表歳入歳出予算補正の歳入については、繰越金の増額並びに基金繰入金の減額を行うものであります。歳出については、給付基金積立金及び償還金の増額を行うものであります。
この結果、歳入歳出予算に1億3,014万7,000円を追加し、予算総額を37億7,007万2,000円とするものであります。
次に、議第76号、平成16年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、第1表歳入歳出予算補正の歳入の主なものは、繰入金及び市債の増額、歳出では下水道維持費及び管渠建設事業のルール単独分の増額を行うものであります。
第2表地方債補正については、管渠建設事業の起債限度額の変更を行うものであります。
この結果、歳入歳出予算にそれぞれ1,555万5,000円を追加し、予算総額を22億9,735万5,000円とするものであります。
次に、議第77号、平成16年度東根市老人保健特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、第1表歳入歳出予算補正の歳入の主なものは、一般会計繰入金、歳出では過年度分医療給付費の清算に伴い償還金の増額を行うものであり、歳入歳出予算にそれぞれ68万6,000円を追加し、予算総額を39億8,868万6,000円とするものであります。
次に、議第78号、平成16年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、第1表歳入歳出予算補正の歳入の主なものは、市町村総合交付金の確定に伴う県補助金の増額及び一般会計繰入金の増額、歳出では事業推進のための単独事業費の増額を行うものであります。
この結果、歳入歳出予算にそれぞれ2,400万円を追加し、予算総額を7億2,975万1,000円とするものであります。
次に、議第79号、平成16年度東根市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、第1表歳入歳出予算補正の歳入の主なものは、繰越金の増額及び基金繰入金の減額、歳出では要介護認定者の増加に伴う認定及び調査事業費の増額、保険給付費の清算に伴う過年度分国庫支出金償還金を増額するものであります。
この結果、歳入歳出予算にそれぞれ1,561万6,000円を追加し、予算総額を20億7,661万6,000円とするものであります。
以上、提案理由の説明を申し上げましたが、詳細については担当部課長に説明させますので、よろしくご審議を賜りまして原案のとおりご可決、ご承認くださいますようお願いを申し上げます。
○青柳信雄議長 次に、議第73号について、庶務課長に補足説明を求めます。牧野庶務課長。
〔牧野利幸庶務課長 登壇〕
○牧野利幸庶務課長 それでは、議長の指示により議第73号、市道路線の認定について補足してご説明を申し上げます。
議案書の20ページと参考資料をご参照願います。
道路法の規定に基づき、開発許可を受けた開発行為により新たに市に帰属した道路や市道整備事業の計画路線として、21ページの市道路線認定調書のとおり、東原2号線ほか7路線を市道として認定するため提案するものであります。
なお、路線の位置図につきましては、別冊の参考資料のとおりであります。
以上、ご説明を申し上げました。よろしくお願い申し上げます。
○青柳信雄議長 以上で、提案理由の説明を終わります。
次に、監査委員より決算監査意見書の提出がされていますので、その説明を求めます。横尾代表監査委員。
〔横尾 尚代表監査委員 登壇〕
○横尾 尚代表監査委員 議長からご指示ありましたので、決算審査の内容についてご説明を申し上げます。
最初に、一般会計及び特別会計の意見書についてご説明を申し上げます。
1ページをお願いいたします。
平成15年度東根市一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに基金運用状況の審査意見であります。
第1に審査の対象でありますが、平成15年度東根市一般会計歳入歳出決算ほか特別会計9件の決算及び平成15年度東根市各基金の運用状況であります。
第2に審査の期間でありますが、平成16年7月8日から同年7月28日までであります。 第3、審査の方法でありますが、平成16年7月8日付けで市長から審査に付された平成15年度一般会計、特別会計歳入歳出決算及び付属書類並びに基金の運用状況を示す書類が法令に基づいて処理されているか、計数は正確かについて、関係諸帳簿、証書類と照合するとともに、関係職員から説明を聴取するなどにより審査を行いました。
第4に審査の結果でありますが、審査に付された各会計の決算及び付属書類は、関係法令に準拠して処理されており、計数は正確であり、予算の執行についても適正であると認めました。また、各基金は、それぞれの設置目的に沿って運用されており、かつ決算における計数も正確で、その執行は適正であると認めました。
2ページをお願いいたします。
第5、審査の概要でございますが、以下28ページまで記載してございますので説明を省略させていただきます。
29ページをお願いいたします。
29ページは第6、基金の運用状況でございます。これも、このページ記載してあるとおりでございますので、説明を省略させていただきます。
次の30ページをお願いいたします。
第7のむすびでございます。以上が、平成15年度一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに各基金の運用状況を審査した結果であります。
当年度一般会計においては、歳入では前年度より3億5,050万8,020円、2.3%の増となりました。これは、法人市民税は増となったものの、個人市民税や固定資産税などの減により、市税全体では1億1,661万7,683円、2.1%の減となったほか、道路整備事業等の完了による国庫支出金9,673万5,719円、9.7%の減や、繰越金1億3,183万164円、20.7%の減となったのに対して、地方消費税交付金5,645万7,000円、14.0%、地方交付税9,829万4,000円、2.2%、県支出金7,254万8,527円、11.0%、繰入金1億5,027万2,000円、75,136.0%、市債3億7,770万3,000円、29.6%の増によるものであります。
歳出では、前年度より3億9,077万9,356円、2.7%の増となりました。これは、総務費のうちの徴税費で、過誤納付還付金の減などにより1億3,178万7,863円、38.6%の減、土木費で道路・公園整備事業等の完了により5億5,132万892円、18.0%の減のほか、災害復旧費等が減となったのに対して、民生費で東根すこやか・やすらぎの郷の着工などにより3億9,611万5,471円、15.2%、商工費でさくらんぼタント館東口駐車場用地取得事業などにより1億4,293万272円、52.0%、公債費で4億1,940万4,723円、17.8%の増などによるものであります。
この結果、一般会計歳入歳出差引4億6,370万7,759円の黒字となり、翌年度繰越財源7,403万3,000円を差し引いた実質収支額は3億8,967万4,759円の黒字となりました。
特別会計におきましては、当年度も引き続き老人保健特別会計で4,752万5,665円の赤字となって繰上充用を行ったほかは、いずれも黒字となりました。
9特別会計合計では、前年度より歳入で4億7,200万4,618円、3.6%の増、歳出で3億8,849万4円、3.1%の増となり、歳入歳出差引3億3,800万3,218円の黒字となりました。翌年度繰越財源3,302万1,000円を除いた実質収支額は3億498万2,218円の黒字となりました。
この結果、10会計全体では、歳入が289億5,050万1,656円で、前年度より8億2,251万2,638円、2.9%の増となり、歳出が281億4,879万679円で、前年度より7億7,926万9,360円、2.8%の増となり、歳入歳出差引8億171万977円の黒字となりました。翌年度繰越財源1億705万4,000円を差し引いた実質収支額は6億9,465万6,977円の黒字となり、単年度収支額は4,132万2,278円、実質単年度収支額は4,148万8,125円といずれも黒字となりました。
財政構造を見ますと、前年度において低下傾向から上昇傾向に転じました財政力指数は、0.540と前年度の水準を維持し、経常収支比率もまだ80%台ではありますが、82.0%と前年度より3.3ポイント低下し、改善傾向を示しております。その中にあって、公債費比率は依然として上昇を続け、前年度より1.5ポイント伸びて19.3%となり、まさに償還のピーク時期に入ったものと考えられます。引き続き東根すこやか・やすらぎの郷建設事業が継続されており、さらに大規模事業が予定されていることから、これらの事業の円滑推進のためにも市債発行にあたっては慎重に取捨選択を行い、健全財政の維持に特段の努力を望むものであります。
また、財政運営の根幹である市税の収納状況を見ますと、一般会計では95.2%、国民健康保険特別会計では89.3%と、いずれも低下傾向を示しております。東根市市税等収納対策本部の設置をはじめ、納税相談員の増員など収納率向上のための努力はしているものの、その成果は必ずしも満足できるものとは認めがたいものがあります。今後、追い討ちをかけるようにプライバシー保護の観点から納税組合による収納が廃止されることになり、口座振替制度への移行を余儀なくされますが、その影響も無視できないものがあると思考されますことから、より効果的な対策を早急に講じられるよう望むものであります。
いずれにしても、人件費の抑制をはじめとする行財政改革の効果が財政構造指数の中からわずかながらも感じ取られるようになり、快適空間やすらぎと交流のまちづくりが県内でも有数の人口の伸びを追い風にして着実に推進されるよう、長期的視点に立って健全財政を堅持することを大前提としながらも、積極的な事業の展開を図り、市民の福祉向上のためより一層の努力を強く望むものであります。
以上であります。
次に、公営企業会計の決算審査の結果についてご説明を申し上げます。
1ページをお願いいたします。
平成15年度東根市公営企業会計決算審査意見であります。
第1に審査の対象でありますが、平成15年度東根市水道事業会計決算、同じく工業用水道事業会計決算の2件であります。
第2に審査の期間でありますが、平成16年5月24日から同年6月23日までであります。
第3に審査の方法でありますが、平成16年5月24日付けで市長から審査に付された、平成15年度東根市水道事業会計決算書及び平成15年度東根市工業用水道事業会計決算書並びに財務諸表、付属書類が当該事業の経営成績及び財務状態を適正に表示しているか、計数が正確か、事業の運営が常に企業としての経済性を発揮するとともに、本来の目的である公共の福祉増進と産業の発展という法の趣旨に従ってなされているかを主眼として、関係帳票及び証拠書類との照合並びに関係職員から説明を求めるなどの方法により審査を実施いたしました。また、水道事業における貯蔵品については、現品と照合して、その確認を行いました。
第4の審査の結果でありますが、審査に付された決算書及び財務諸表は、地方公営企業法及び関係法令並びに東根市水道事業及び工業用水道事業会計規程に基づいて作成され、かつ計数も正確で、経営成績及び財政状態を適正に表示しているものと認めました。
次に、2ページをお願いいたしますが、第5、審査の概要、以下記載してございます。13ページまで記載してございますが、説明を省略させていただきます。
14ページをお願いいたします。
第6のむすびでございます。以上が、平成15年度東根市水道事業会計決算及び東根市工業用水道事業会計決算の概要と分析の結果であります。
水道事業においては、給水戸数、給水人口ともに増加を続け、普及率も98.3%に達しました。その反面、順調な伸びを示してきた年間給水量が不順な天候の影響を受けてか前年度より7万7,323立方メートル、1.6%の減となりました。これにより、収益的収入が11億4,943万414円となって、前年度より2,639万687円、2.2%の減となりましたが、収益的支出も経費の節減等に努めたことにより、7億6,219万7,928円となって、前年度より6,024万5,144円、7.3%の減となりました。
この結果、当年度純利益は3億8,723万2,486円となり、前年度より3,385万4,457円、9.6%の伸びを示しております。
財務及び経営分析では、年間総配水量や料金収入の減少を受けて、これに関連する数値が一部マイナス傾向を示しておりますが、これは一時的なものであって、全体としてはおおむね順調に推移しているものと判断されます。その中にあって、有収率と料金徴収率に低下傾向が見受けられます。有収率については、漏水調査をはじめ施設設備の整備に努め、料金徴収率については定期的な給水停止措置をはじめ、種々の対策を講じているようでありますが、今後より一層、未納者との接触を密にするなどに努め、水道事業の根幹をなす料金収入確保に向けて特段の努力を望むものであります。
工業用水道事業においては、年間給水量が278万7,632立方メートルと前年度より18万5,359立方メートル、7.1%の増となり、前年度に減少した給水収益も1億8,580万4,160円と前年度より715万440円、4.0%の増となりました。
財政及び経営分析では、ほとんどの数値が好調に推移しておりまして、事業の順調な進展が窺われますが、施設設備の老朽化への対応策が望まれるところであり、その意味で利益剰余金の処分にあたり建設改良積立金に配慮したことは時宜を得たものと考えます。いずれにしても、両事業ともに健全経営の維持に最善の努力を傾注し、飲料水並びに工業用水を安定的に供給することにより、事業本来の目的である公共の福祉増進と産業の発展に寄与されることを強く望むものであります。
以上、ご説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
◎決算特別委員会への議案付託
○青柳信雄議長 次に、日程第25、決算特別委員会への議案付託を議題とします。
お諮りします。議第61号から議第72号までの決算関係12議案については、お手元に配付の議案付託表のとおり、議長を除く全員で構成する決算特別委員会を設置し、議案を付託したいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青柳信雄議長 異議なしと認めます。したがって、ただいまの決算関係12議案については、別紙議案付託表のとおり、決算特別委員会を設置して審査することに決しました。
決 算 特 別 委 員 会 議 案 付 託 表
議第61号 平成15年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について
議第62号 平成15年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
議第63号 平成15年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について
議第64号 平成15年度東根市学校給食事業費特別会計歳入歳出決算認定について
議第65号 平成15年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
議第66号 平成15年度東根市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
議第67号 平成15年度東根市休日診療所特別会計歳入歳出決算認定について
議第68号 平成15年度東根市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について
議第69号 平成15年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について
議第70号 平成15年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
議第71号 平成15年度東根市水道事業会計決算認定について
議第72号 平成15年度東根市工業用水道事業会計決算認定について
◎予算特別委員会への議案付託
○青柳信雄議長 次に、日程第26、予算特別委員会への議案付託を議題とします。
お諮りします。議第60号及び議案第74号から議第79号までの予算関係7議案については、お手元に配付の議案付託表のとおり、議長を除く全員で構成する予算特別委員会を設置し、議案を付託したいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青柳信雄議長 異議なしと認めます。したがって、予算関係7議案については、別紙議案付託表のとおり、予算特別委員会を設置して審査することに決しました。
予 算 特 別 委 員 会 議 案 付 託 表
議第60号 平成16年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認につ
いて
議第74号 平成16年度東根市一般会計補正予算(第3号)
議第75号 平成16年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
議第76号 平成16年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議第77号 平成16年度東根市老人保健特別会計補正予算(第2号)
議第78号 平成16年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)
議第79号 平成16年度東根市介護保険特別会計補正予算(第1号)
◎議員提出議案上程
○青柳信雄議長 次に、日程第27、発議第7号を議題とします。
◎提案理由の説明
○青柳信雄議長 発議第7号、議員の派遣について、13番議員に提案理由の説明を求めます。議会運営委員長岡崎賢治議員。
〔岡崎賢治議会運営委員長 登壇〕
○岡崎賢治議会運営委員長 議長の指名により、発議第7号、議員の派遣について、提案理由の説明を申し上げます。
地方自治法第100条第12項及び東根市議会会議規則第159条の規定により、議員を派遣するものであります。派遣目的、派遣場所、派遣期間、派遣議員につきましては、別紙配付のとおりでありますので説明を省略させていただきます。
何とぞご理解をいただきまして、原案のとおりご可決くださいますようお願い申し上げて、提案理由の説明を終わります。
◎発議第7号 議員の派遣について
○青柳信雄議長 これから発議第7号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青柳信雄議長 質疑もありませんので、これで終わります。
ここで暫時休憩をします。
午前10時48分 休 憩
午前10時48分 開 議
○青柳信雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから発議第7号、議員の派遣について採決します。
発議第7号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青柳信雄議長 異議なしと認めます。したがって、発議第7号は原案のとおり可決されました。
◎散 会
○青柳信雄議長 これで、本日の日程は全部終了しました。
本日はこれで散会いたします。御苦労さまでした。
午前10時50分 散 会