第4回東根市議会定例会
平成15年12月11日 午前10時20分 開 議
清 野 忠 利 委員長 高 橋 ひ ろ み 副委員長
◎出席委員(20名)
1番 今 野 孝 委員 2番 加 藤 信 明 委員
3番 浅 野 目 幸 一 委員 4番 田 中 昭 委員
5番 阿 部 清 雄 委員 6番 阿 部 綾 子 委員
7番 橋 ひ ろ み 委員 8番 清 野 周 治 委員
9番 清 野 貞 昭 委員 10番 奥 山 重 雄 委員
11番 森 谷 政 志 委員 12番 佐 藤 直 委員
13番 岡 崎 賢 治 委員 14番 秋 葉 征 士 委員
15番 清 野 忠 利 委員 16番 高 橋 一 俊 委員
17番 結 城 芳 委員 18番 深 瀬 秋 広 委員
19番 武 田 敞 委員 21番 武 田 敏 夫 委員
◎欠席委員(なし)
◎説明のため出席した者の職氏名
教育委員会
土 田 正 剛 市 長 高 橋 良 子
委 員 長
選挙管理委員会
植 村 良 作 横 尾 尚 代表監査委員
委 員 長
保 角 國 雄 農業委員会会長 槙 栄 司 消 防 長
武 田 新 市 助 役 奥 山 昭 男 収 入 役
鈴 木 千 原 教 育 長 椎 名 和 男 総 務 部 長
武 田 稔 市民生活部長 小 川 武 保健福祉部長
建 設 部 長
細 矢 昭 男 経 済 部 長 小 野 幸 治
兼水道部長
山 本 源太郎 教 育 次 長 原 田 清一郎 総合政策課長
牧 野 利 幸 庶 務 課 長 高 橋 一 郎 財 政 課 長
選挙管理委員会 監 査 委 員
佐 藤 信 行 保 科 正 一
事 務 局 長 事 務 局 長
農業委員会
菊 口 吉 之
事 務 局 長
◎事務局職員出席者職氏名
杉 浦 正 弘 事 務 局 長 荒 川 妙 子 事務局長補佐
議 事 主 査
清 野 敬 信 牧 野 美和子 主 任
兼議事係長
伊 藤 公 主 事
◎本日審査した案件
議第89号 平成15年度東根市一般会計補正予算(第6号)
議第90号 平成15年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
議第91号 平成15年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)
議第92号 平成15年度東根市老人保健特別会計補正予算(第3号)
議第93号 平成15年度東根市介護保険特別会計補正予算(第3号)
◎開 議
○清野忠利予算特別委員長 皆さん、御苦労さまです。本会議に引き続きまして、ただいまから予算特別委員会を開会します。
本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、委員の出席は20名で、定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
◎議第89号 平成15年度東根市一般会計補正予算(第6号)外4件
○清野忠利予算特別委員長 さきの12月4日の本会議において、予算特別委員会に付託になりました議案は、議第89号から議第93号までの5議案です。以上の5議案を一括議題とします。
これらの議案については、既に12月4日の本委員会において詳細な説明がありましたので、これから質疑を行います。
質疑を行うときは、最初に会計別とページ番号をお示しの上、簡潔な発言をお願いします。
また、当局においても、漏れなく的確な答弁をお願いします。
これから一括して質疑を行います。ご質疑ありませんか。7番高橋ひろみ委員。
○7番(高橋ひろみ委員) 10款教育費の40ページをお願いいたします。
小学校の耐震度調査事業のことで、お伺いいたします。
小学校の耐震事業というか、耐震については、ほかの議員さんもいろいろ指摘されておりますけれども、このたび当初では150万に対して40万の補正で、災害時の避難場所となる、また小学校の児童が安心できる小学校に対する耐震化の優先度調査ということでご説明いただきましたけれども、今回の予算では東根小学校と神町小学校がなされるようですが、残りの小学校はどのような計画で、また同じように耐震化優先度調査を行うのか、お尋ねいたします。
○清野忠利予算特別委員長 山本教育次長。
○山本源太郎教育次長 お答えいたします。
耐震調査でございますけれども、これにつきましては、中学校は除外になっておりますので、さらに中部小学校、大富小学校の屋内体操場、これは除外であります。したがいまして、該当するのは小学校施設の中の校舎13棟、屋内体育館6棟の計19棟であります。それで、本年度、東根小学校、神町小学校を行いますけれども、来年度も引き続き行う予定であります。2カ年間での計画で実施いたします、全校。
○清野忠利予算特別委員長 7番高橋ひろみ委員。
○7番(高橋ひろみ委員) 2カ年間ということは、残りのすべてを来年度に行うということなのでしょうか。
○清野忠利予算特別委員長 山本教育次長。
○山本源太郎教育次長 残りの6棟、東郷小学校、高崎小学校、大富小学校、小田島小学校、長瀞小学校、中部小学校の体育館。以上でございます。
○清野忠利予算特別委員長 7番高橋ひろみ委員。
○7番(高橋ひろみ委員) 屋内運動場というか、体育館も行うようですけれども、これは昭和56年以降のやつも行うということ。長瀞小学校とか小田島小学校、大富小学校とかの体育館も耐震化の優先度調査を行うということなのでしょうか。
○清野忠利予算特別委員長 山本教育次長
○山本源太郎教育次長 東郷小学校については、校舎1棟、あと体育館1棟でございます。高崎小学校は、今、今年度改築になりましたので除外になります。あと、大富小学校、校舎と体育館。小田島小学校が体育館でございます。あと、長瀞小学校が体育館。中部小学校が体育館という内容でございます。
○清野忠利予算特別委員長 7番高橋ひろみ委員。
○7番(高橋ひろみ委員) そうすると、56年以降の建物も行うということになるんですね。私が調べたら、何か57年、大富小学校は59年とかってちょっと調べてまいったんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。
○清野忠利予算特別委員長 山本教育次長。
○山本源太郎教育次長 前に1回、調査をやっている学校もございますので、その分は除外になるわけでございまして、今ありました学校、56年以前の学校についての調査でございます。
○清野忠利予算特別委員長 7番高橋ひろみ委員。
○7番(高橋ひろみ委員) わかりました。
そうすると、来年度ですべての小学校が、検査しなくちゃいけない学校はすべて検査して、優先度の順位を決めてやるということなんですけれども、棟別ごとに、学校によっては同じ学校でも建てた年度が多分違うようなのがあると思うんですけれども、その棟別ごとにランクづけをして優先度順位はどのような形として出てくるのでしょうか。
○清野忠利予算特別委員長 山本教育次長。
○山本源太郎教育次長 調査やった学校が、例えば19ありました場合に、1から19というやり方でなくて、どういうふうなランクづけかちょっと具体的にはわかりませんけれども、例えばABCとあった場合、Aに該当するのはどの学校か、どの校舎かという、そういうやり方でABCというやり方で出てくるんだというふうに思っております。
○清野忠利予算特別委員長 7番高橋ひろみ委員。
○7番(高橋ひろみ委員) 文部科学省の方で言っている優先度の調査ということになりますと、その優先度の調査の段階で何ですか、ひとつの、5つの基本分類で分かれておるんですけれども、それのうちで、その5つの分類に分けるには建築年度と階数によって分かれるようなんです。そうすると、東根の小学校の方は大体47年から55年の当たりに建設されている建物がほとんどだと思います。そうすると、この耐震度調査は56年度前になんですけれども、一度47年に建築の基準がちょっと変わったところがありまして、47年を境にして分類がなっていまして、建築年度というのは40年以前のものと40年以降のものとして分かれておると思うんです。あと、それは階数によってちょっと分類が5つに分かれるんですけれども、東根小学校の場合で見ますと、その47年以後のものがほとんどなもので、あと階数も全部大体3階建てが多いということで、同じランクのところに入ると思うんです。そうすると、棟別ごとにそれぞれ分けても、同じようなランクの中に入ってしまうときの順位はどのようにするのかお尋ねしたいんですけれども。
○清野忠利予算特別委員長 山本教育次長。
○山本源太郎教育次長 お答えいたします。
今回の調査は優先度調査でございまして、その後のランク、順序とかそういうことについては2年間の調査が終わった時点で、改めて計画を策定してやっていくという考えでございます。
○清野忠利予算特別委員長 7番高橋ひろみ委員。
○7番(高橋ひろみ委員) 来年の全部が終わった段階でランクづけをお決めになるということなんですけれども、耐震化を推進していく計画は、その後のことはどのようにお考えなんでしょうか。
○清野忠利予算特別委員長 山本教育次長。
○山本源太郎教育次長 まず、調査の結果が出ておりませんので何とも申し上げられませんけれども、今、市の財政状況いろいろございまして、すぐさまこれにどうやって取り組むかというのはまだいろいろ内部でも検討中でございまして、はっきりしたものはございません。
ただ、この結果を受けて何らかの手順を策定していかなければいけないというふうに思っております。
○清野忠利予算特別委員長 7番高橋ひろみ委員。
○7番(高橋ひろみ委員) はい、わかりました。優先度調査が終わった段階で、それが耐震化に対して終わったということではないので、その後、耐震度調査とか改築、耐震補強、その他、耐震化にかかる施策を順次推進していく必要があると思うので、よろしくお願いいたします。
また、耐震化の推進計画を策定するには、具体的な目標を掲げて、年次を設定して、教育委員会とか財政のこととか、防災と、そういう行政の関係者、また建築の構造とか計画に携わる人とか、教職員等で構成する検討委員会などを設けていただいて、学校施設の耐震化を着実に進めていただきたいとお願いいたします。
これで終わります。
○清野忠利予算特別委員長 以上で、ご了承願います。
ほかにご質疑ございませんですか。8番清野周治委員。
○8番(清野周治委員) 今と同じ10款教育費、第2項小学校費の中の施設維持費の中で、小学校施設維持事業に865万円の補正ですけれども、これはさきに中部小学校、神町小学校の整備に伴う改築費用だということがありました。これ神小、中部小それぞれどこの、現在のどの部分をどのように改築するのか、お聞かせください。
○清野忠利予算特別委員長 山本教育次長。
○山本源太郎教育次長 お答えを申し上げます。どうもすいません。
神町小学校につきましては、北校舎2階の第2図工室を改造いたします。あと、東根中部小学校につきまして、3階西側のオープンスペースを改造いたす予定であります。
○清野忠利予算特別委員長 8番清野周治委員。
○8番(清野周治委員) 神町小学校は図工室だと。図工室だと一つ減るわけですけれども、減ることによって生徒も増加するわけですけど、図工教育に関して支障がないのか。また、中部小学校オープンスペース、またひとつその部分を教室にむけるということですけれども、前回の中部小学校オープンスペースに増設したとき、なかなか換気等の面で夏暑かったりして非常に不都合だったという話もありました。その辺の配慮は十分なされているのかどうか、お聞かせ願います。
○清野忠利予算特別委員長 山本教育次長。
○山本源太郎教育次長 図工室、それからその他のスペースをつぶすわけですから、絶対的に支障がないかというと、それは今までよりは不自由な面が出てくるとは思います。ただ、図工室についてはもう一つございますので、それらによって効率的な運用を図っていきたいと思っています。
あと今、空調その他暖房等ありましたけれども、これらについては十分配慮していきたいというふうに思っています。
○清野忠利予算特別委員長 8番清野周治委員。
○8番(清野周治委員) そうすれば、この補正予算の中には空調、暖房等も入っていると解釈してよろしいですね。
○清野忠利予算特別委員長 山本教育次長。
○山本源太郎教育次長 はい、それらの設備も含めてというふうに考えていただきたいと思います。
ただ、この865万円でございますけれども、これ少人数学級だけの改造工事費ではございません。この中の340万円が改造費でございます。
○清野忠利予算特別委員長 以上で、ご了承お願いします。
ほかにご質疑ありませんですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 質疑もありませんので、これで終わります。
次に、議第89号の討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
これから議第89号、平成15年度東根市一般会計補正予算(第6号)について採決をします。
議第89号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第89号は原案のとおり可決されました。
次に、議第90号の討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
これから議第90号、平成15年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について採決します。
議第90号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第90号は原案のとおり可決されました。
次に、議第91号の討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
これから議第91号、平成15年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)について採決をします。
議第91号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第91号は原案のとおり可決されました。
次に、議第92号の討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
これから議第92号、平成15年度東根市老人保健特別会計補正予算(第3号)について採決をします。
議第92号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第92号は原案のとおり可決されました。
次に、議第93号の討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
これから議第93号、平成15年度東根市介護保険特別会計補正予算(第3号)について採決をします。
議第93号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清野忠利予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第93号は原案のとおり可決されました。
以上で、本予算特別委員会に付託されました議案の審査は全部終了しました。
なお、本委員会の審査の結果については、12月18日の本会議で審議されることになっていますが、審査の経過と結果は、予算特別委員長の口頭報告は申し合わせにより省略しますので、ご了承願います。
次に、執行部に申し上げます。予算の審査の中で示されました各委員の意見、要望等を十分に尊重し、的確な事務処理に当たられることを強くお願い申し上げます。
◎閉 会
○清野忠利予算特別委員長 これで予算特別委員会を閉会します。
御苦労さまでした。
午前10時41分 閉 会