第2回東根市議会定例会
平成15年6月9日 午前10時50分 開 議
阿 部 忠 男 委員長 市 村 賢 治 副委員長
◎出席委員(22名)
1番 清 野 貞 昭 委員 2番 佐 藤 万 記 子 委員
3番 清 野 周 治 委員 4番 奥 山 重 雄 委員
5番 森 谷 政 志 委員 6番 佐 藤 直 委員
7番 岡 崎 賢 治 委員 8番 高 橋 ひ ろ み 委員
9番 秋 葉 征 士 委員 10番 清 野 忠 利 委員
11番 高 橋 一 俊 委員 13番 結 城 芳 委員
14番 早 坂 隆 委員 15番 阿 部 綾 子 委員
16番 渡 辺 正 幸 委員 17番 市 村 賢 治 委員
18番 深 瀬 秋 広 委員 19番 小 野 一 男 委員
20番 武 田 敞 委員 21番 阿 部 忠 男 委員
22番 槙 仙 一 郎 委員 23番 武 田 敏 夫 委員
◎欠席委員(なし)
◎説明のため出席した者の職氏名
教育委員会
土 田 正 剛 市 長 高 橋 良 子
委 員 長
選挙管理委員会
植 村 良 作 横 尾 尚 代表監査委員
委 員 長
保 角 國 雄 農業委員会会長 槙 栄 司 消 防 長
武 田 新 市 助 役 奥 山 昭 男 収 入 役
鈴 木 千 原 教 育 長 椎 名 和 男 総 務 部 長
武 田 稔 市民生活部長 小 川 武 保健福祉部長
建 設 部 長
細 矢 昭 男 経 済 部 長 小 野 幸 治
兼水道部長
山 本 源太郎 教 育 次 長 原 田 清一郎 総合政策課長
牧 野 利 幸 庶 務 課 長 高 橋 一 郎 財 政 課 長
選挙管理委員会 監 査 委 員
佐 藤 信 行 保 科 正 一
事 務 局 長 事 務 局 長
農業委員会
菊 口 吉 之
事 務 局 長
◎事務局職員出席者職氏名
杉 浦 正 弘 事 務 局 長 荒 川 妙 子 事務局長補佐
議 事 主 査
清 野 敬 信 牧 野 美和子 主 任
兼議事係長
伊 藤 公 主 事
◎本日審査した案件
議第28号 平成14年度東根市一般会計補正予算(第9号)の専決処分の承認について
議第29号 平成14年度国民健康保険特別会計予算(第4号)の専決処分の承認について
議第30号 平成14年度東根市老人保健特別会計補正予算(第5号)の専決処分の承認について
議第31号 平成14年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号)の専決処分
の承認について
議第32号 平成14年度東根市介護保険特別会計補正予算(第3号)の専決処分の承認について
議第34号 平成15年度東根市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認について
議第39号 平成15年度東根市一般会計補正予算(第1号)
議第40号 平成15年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)
◎開 議
○阿部忠男予算特別委員長 皆さん、御苦労さまです。本会議に引き続きまして、ただいまから予算特別委員会を開会します。
本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、委員の出席は22名で、定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
◎議第28号 平成14年度東根市一般会計補正予算(第9号)の専決処分の承認について外7件
○阿部忠男予算特別委員長 去る6月2日の本会議において、予算特別委員会に付託なりました議案は、議第28号から議第32号までの5議案と、議第34号、議第39号及び議第40号の予算関係8議案です。
以上、8議案を一括議題とします。これらの議案については、すでに2日の本委員会において詳細な説明がありましたので、これから質疑を行います。
質疑を行うときは、最初に会計別とページ番号をお示しの上、簡潔な発言を願います。また、当局においても、漏れなく簡潔な答弁を願います。
これから一括して質疑を行います。ご質疑ありませんか。2番佐藤万記子委員。
○2番(佐藤万記子委員) 最後の質問をさせていただきます。
ページ数46ページの国民健康保険の特別会計補正予算のことの第2項一般被保険者高額療養費、それから退職被保険者の高額療養費のことについて、お尋ねいたしたいと思います。
これは、平成14年の9月までは上限が6万3,600円以上の人の分にしたわけですが、それが14年の10月からは変わりまして、金額が7万2,300円になったわけですが、このことに関して、今この状態の人、一般保険者と退職の被保険者では何名ぐらいずつに変わっていったのか。上限が上がっていって変わったのか。
それから、払い戻しとか支給、いわゆる支給、払い戻しに関して、あちこちの自治体でトラブルというかいろいろとあって、なかなか払い戻しがスムーズにいっていないということがありますが、東根市の場合はどういうふうになっているのか、それをお聞きしたいと思います。
○阿部忠男予算特別委員長 小川保健福祉部長。
○小川武保健福祉部長 お答えいたします。
最初に、退職被保険者の高額療養費の流れなんですけれども、昨年度、13年度と比較してのパーセントというふうになっているんですけれども、9月分が例えば13年度比較で15.4%、10月からの数字が10月分としてマイナスで34.4%、あるいは11月分として38.42%というふうな数字が出ているところでございますけれども。具体的なちょっと人数、実数の人数的にはちょっと不明なんでございますけれども、給付の件数というふうなところでございますけれども、例えば9月分につきましては8万6,161、10月分につきましては6万3,463、あるいは11月分については7万8,668というふうな数字、給付の件数というふうなことになってございます。
それから、一般保険の高額療養費につきましてですけれども、さきに給付の件数ですけれども、9万950件、それから10月分としては9万6,907件、11月分としては9万344件というふうな件数でございます。また、13年度、前年度との対比の中では、9月分が13.4%、10月分としては、失礼しました、マイナスの12.62%、11月分としてはマイナスの8.56%、こういうふうな数字が出ているものでございます。特に払い戻しにつきまして問題というか、そういったことがあるかということなんですけれども、特に話としては聞いておりませんので、ないのかなというふうに考えておりますけれども、以上でございます。
○阿部忠男予算特別委員長 2番佐藤万記子委員。
○2番(佐藤万記子委員) ありがとうございました。
昨年の9月と10月に切りかわった時点で少し給付の件数が動いているようでございますが、これで払い戻しを何人が受けているかというのが、その人の所得の状況によってずいぶん違いますし、大変な数字、わかりにくい条件が出てきているので大変かと思いますが、払い戻しをする際に普通だと2カ月ぐらいで戻ってくるはずが、なかなか制度が変わったところで機械のあれもうまくいってなくて、4カ月もかかってまだ払い戻し受けていないという状況があるということを聞きましたので、これは東根市の場合ではなくてほかのところだったんですから、東根市がそうではなければいいなと思いましてお聞きしたのです。今後ともよろしくお願いしたいと思います。これは一般被保険者と退職者のものですが、老人保健の方も同じことだと思いますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。
以上で終わります。
○阿部忠男予算特別委員長 ご了承願います。
ほかにご質疑ありませんか。10番清野忠利委員。
○10番(清野忠利委員) 議案書の39ページということで、国民健康保険特別会計補正予算の中で、今回5,700万ほど追加しているわけなんですけれども、今国民健康保険を見ますと、東根市は何年か前に値上げをしているということで、そんなに窮屈ではないと思うんですけれども、他市町村を見ると非常に国民健康保険税が不足しているということなものですから、その辺から考えてみますと、今基金としてどのぐらい準備なっているのか、ひとつお聞きしたいと思います。
○阿部忠男予算特別委員長 小川保健福祉部長。
○小川武保健福祉部長 基金の額ですけれども、現在、4億8,300万ほどの基金があります。
○阿部忠男予算特別委員長 10番清野忠利委員。
○10番(清野忠利委員) 今、お聞きしますと大体4億8,300万ほどだということなんですけれども、今後、今までですと去年、今年ということでインフルエンザの猛威はなかったんですけれども、その辺から見れば非常に良かったのかなという感じがするんですけれども、また、先ほど佐藤委員が言ったように去年の10月1日から医療費の値上げもなっている、負担の増もなっているということなものですから、その辺の因果関係もいろいろ検討して、このものの対策をお願いしたいということをお願いしておきたいと思います。
次に、52ページの老人保健特別会計補正予算ということで、14年度の9,500万ほど減額しているということの中で、先ほど佐藤委員が言ったように10月1日から医療費が改定になりまして、その辺の因果関係というのはまだ定かではないと思うんですけれども、その辺のどのようにこれからとらえていくのか、よろしくお願いしたいと思います。
○阿部忠男予算特別委員長 小川保健福祉部長。
○小川武保健福祉部長 老人健康保険特別会計の方ですけれども、いろいろな中で9,500万ほどの減額になっているというふうなことでございます。この会計につきましては、3月にプラスというか、補正をしていただきました。この段階で、3月に3億2,000万ほどの増額の補正をさせていただきました。というのは、前年度対比なんですけれども、9月から11月、14年の9月から11月の伸びが前年度対比で7、8%ぐらいの伸びがあったということで、それらを見込んで3月に今言った3億2,000万ほどの増額をさせていただきました。それらの中で医療費を支出してきたわけですけれども、結果として見込んだほどの伸びにはならなかったというふうなことで、今回9,500万ほどの減額をさせていただきたいというふうなことでございますので、よろしくお願いいたします。
○阿部忠男予算特別委員長 10番清野忠利委員。
○10番(清野忠利委員) わかりました。3月に補正をやったわけなんですけれども、この中で今非常に市民の老人あたりからの声を聞きますと、10月からの医療改定で非常に負担が大きいということで、ある程度我慢している人もいるということの中なものですから、やはり市民の健康を守るためには今後どのような方策をとったらいいのかということもあるんでしょうけれども、非常に我慢している人もおるものですから、その辺の対策としてはどのようにとっていくのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○阿部忠男予算特別委員長 小川保健福祉部長。
○小川武保健福祉部長 なかなか難しい課題だと思いますけれども、第一義的には、やはり予防というふうな中で力を入れていく必要があるのかなと。やはり医療にいく前に健康な体と言いますか、そういったことを実施していくというふうなことが大切な事項ではないのかなというふうに私たちは考えているところでございます。
○阿部忠男予算特別委員長 10番清野忠利委員。
○10番(清野忠利委員) そのような方法でひとつお願いしたいんですけれども、地域的にも非常に医療の受けられない点もありますので、やはり各公民館当たりでも保健婦さんがまわってくださって、医療、1カ月1回でもいいですから医療相談というような現状を設けていただければ、また安心するんではないかということと、また予防対策にはなるんでないかなと思いますので、その辺を十分検討していただくようにひとつお願いして、質問を終わりたいと思います。
○阿部忠男予算特別委員長 ご了承願います。
ほかにご質疑ありますか。22番槙仙一郎委員。
○22番(槙仙一郎委員) 最初、12ページ、専決処分、これの中で繰越明許の変更、私は先立っての全員協議会等で、助役の方から先だっての地震の問題が経過報告ありました。本市はこれ4度。活断層が本市直下ということではないけれども、非常に危険な状態にさらされているんだなという報告を聞いて感じました。
そこで、この状態を受けて、あまり私はそう真剣に考えてみなかったわけであります。予算を見て、この繰越明許の消防関係のポンプ3,200万、補正後が3,000万何がし、これは大変市長はじめ相当努力をしてここまできたのだなと理解いたしました。あの震度4の地震を受けて、このポンプの繰越明許で新しくポンプを買う。それまではいいけれども、私はあまりそう真剣に考えていなかったけれども、あの地震を受けて、3,200万、3,000万で新車を、消防車を買う。例えば、震度7の地震がきた場合に、今の消防署のあの車庫と相当古いあの消防庁舎と申しますか、震度7ということになった場合に相当危険な状態にさらされるというように私は予想します。新しく買って、その庁舎に保管した。震度7がきた。新しい消防その他が、その車庫に入っておってつぶれた。相当の被害が本市に出たというときに、果たして消防車がその車庫から出るようなことがひょっとしたらそのまま、危険な、それこそ大変になってくる可能性があるのだなということ、あの地震、助役の説明を聞いて痛切に感じました。そういうことがなければいいけれども、今まで何回か論議になってきて、あの庁舎というものが果たして新車を入れてあまり心配なくて、そのままで耐えられるかということになると果たしてどうなのか。これは予算の審議でない一般質問という委員長から指摘される面もあるかと思いますけれども、覚悟で私は質問します。
先だっての議会で、今保有している土地、その土地も、ともすると新しく検討しなければならないやに正式に聞いておりません。すると、一体この直下型の地震が起きた場合に、消防の体制というのは将来一体どうなるのか。この新しいポンプを買って、そして車庫に入れてつぶれた、出ることができない、そういうことを私痛切に感じたので、果たして安心して確保されるこの構想の消防車というものについての考えというのは一体、市長も十分その点は肝に命じておられると思いますけれども、この際、市長からその中身についてどうお考えになっているのか、買う前にどうなのかということを検討する必要があるというふうに私痛切に感じましたので、この機会に、この12ページの繰越明許をあわせてお伺いしたいと思います。
○阿部忠男予算特別委員長 土田市長。
○土田正剛市長 今ご指摘あったとおり、消防庁舎の建てかえの問題というのは、非常に焦眉の急を要する問題だなというふうに思っております。いろんな財政的な問題もありますが、いずれにしましても消防庁舎の問題等については早急に検討を加えなければならないというふうに思っております。この間も事務当局の方にいろいろと命じたわけでありますが、できるならば今年またローリングがなされると思いますが、37号の振興実施計画の中に入れて正式に議会の皆様方にもご相談を申し上げ、そういうふうにやってみたいと、こんなふうに思っておるところであります。
○阿部忠男予算特別委員長 22番槙仙一郎委員。
○22番(槙仙一郎委員) 今、市長が37号というようにはっきり答弁されましたけれども、ただ、37号に15、16、17、18、3年間で土地を新しく買収する、新しく調査を立てる、その3カ年でできるならば4年後に落成というように果たしてできるのかどうか。財政上、非常に大変だ。市長は、まず緊急にそういうように腹構えをされたようでありますけれども、いつそれが稼動できるような、37号で完全にできるという私は想像されませんので、その点の考え方はどうですか。
○阿部忠男予算特別委員長 土田市長。
○土田正剛市長 例えば、箱物を建築する場合に、新設の小学校の問題もあります。そういうふうなところからしますと、私としては今事務当局の方に検討を命じておるのは、最終的にはまたその結果が出た段階で議会の皆様方にもご相談を申し上げますが、少なくともその新設の小学校の建築の前に消防庁舎を建てかえをするという基本的なそのことを踏まえて検討を加えてみなさいと、長期財政計画などもいろいろあろうかと思いますが、そういう中で今事務当局の方でいろいろと用地その他等も含めて、あるいは現在の消防庁舎をその場合に消防の方法であるとか、いろんなことを踏まえて検討を命じております。少なくとも新設小学校の前という、新設小学校は今のところは19年かそこらと、年度という形になるわけでありますけれども、その段階で何とかできないものか、その辺も踏まえて検討を今加えさせているわけであります。
○阿部忠男予算特別委員長 22番槙仙一郎委員。
○22番(槙仙一郎委員) 相当今、市長の腹構えは思い切った考えをお持ちのようであります。私は、これは明日でも活火山が起きたということになれば、明日でも出てくるという危険な状態で、もう市長は学校を次の段階というまで今この場所で説明答弁ありましたので、相当覚悟されておられるようだなというふうに考えました。非常に財政が苦しいわけであります。このことだけは、苦しいけれども、あの震度4を受けた市民は今の市長の答弁、説明、そういうものについてはすべての方々が理解してもらえるというように私は考えます。ですから、19年度という小学校の中身が示されたので、相当早い時期に消防署の処理についてお考えになっておられるのだなと大変こういう大変お世辞のように言われますけれども、お聞きされると思いますけれども、今の話をお聞きしまして感動します。これは、起きてからでは、早くやればいいという、この地震災害というものはいかに恐ろしいかということ、助役の説明を聞かなかったならば私はあまり本日言うまでもなかったわけでありますけれども、あの説明と、そして自分、あの震度4というおそろしい状況を私はあのときは河北の谷地橋を通っておりました。非常に危険であります。ですから、どうしても市民と一緒にこれを、2次災害、3次災害のならないような消防庁舎の方向づけをぜひお願いをしたい、申し上げておきたいと思います。若干まだありますので、次の段階にいきます。
介護保険でありますけれども、83ページで、これは施設、83ページの介護保険で、施設介護サービス給付2億6,200万減額になって、国に返さなければならない金は1億8,000万。これは施設というように明示されておりますけれども、私はこの介護保険制度というものについて値上げをしなければならないあの段階で申し上げました。上げる状況と10%の負担率から考えると、この減額予算というものが相当出てくる可能性がある。これがそっくり基金の方に積み立てられる可能性があるというように指摘を申し上げました。これは、施設の関係での減額であるけれども、しかし、介護保険全体から見ても、これにかかわる減額、そしてそのものが基金に積み立てに流れていくという、そういう予算の流れ、今の介護保険の利用状況とあわせますと三角が相当出てくる、こういうように私は判断いたしますけれども、部長はその点はどうですか。
○阿部忠男予算特別委員長 小川保健福祉部長。
○小川武保健福祉部長 お答えしたいと思います。
特に14年度の予算の編成にあたって、13年度との比較の中でですけれども、まず全体的な伸びがあるだろうというふうなことが一点ございます。また、平成14年の10月からですか、ナーシングホームさくらんぼの建設があり、これらの施設の人数が100名の規模の施設だというふうな部分がございました。そういうふうなところとあわせて、この15年度から17年度まで3カ年計画なわけですけれども、この中で例えばナーシングホームのグループホームという部分もございます。そういうふうなこともあわせ、また介護の入所の希望する方々が増えているというふうな現状の中で、どうしても予算的にはそれらを見込んだ予算を組まざるを得なかったというふうに考えております。ただ、実績として例えば現状、ナーシングさくらんぼ、ナーシングホームの方ですけれども、100床のうち東根市民が入所している人数が現在40床というふうなことで、その辺の入所の人数が、それだけではないわけですけれども表れているのかなというふうな感じを受けているところでございます。
○阿部忠男予算特別委員長 22番槙仙一郎委員。
○22番(槙仙一郎委員) 今部長が答弁したのは、前段で申し上げているんです。これは施設の関係で減だと。これとあわせて、介護保険全体の利用の、これは数字的には伸びるかもしれません。予算上から見ると、これはどうしても10%、そして値上げというようになってくると、利用者が相当少なくなる、施設の関係はこれはランニング、そのものの計画、東根の市民が利用しないから、他の老人の方が入って100名ということになっている。私はそのことそのものも若干疑問です。東根の市民が入ることが少ない。これも今後の課題、新しく施設が去年一応めどがつくことができなかったので、今年がその方向づけ、市長が努力されておられるようでありますけれども、私はそのことを申し上げているわけであります。介護保険制度そのもの、今後は予算組むけれども、人口が、利用人口がこのくらいいるけれども、居宅の方々が金がかかるよりも家で老人を介護していくというような、しかもその介護するけれども利用者が、利用費が高いので、生活が苦しいので、予算は組んだけれどもそれが満杯、消化できない、それが基金に積み立てになっていく可能性が十分あると私はそう判断している。流れとして、部長はそういうお考えがあるのかどうなのか、これは推測で大変失礼ですけれども、しかし、流れからいくと判断はできます。その判断というのは、どの程度オーケーしているか、その点を聞いているんです。どうですか。
○阿部忠男予算特別委員長 小川保健福祉部長。
○小川武保健福祉部長 介護保険制度、基本的には槙委員さんのおっしゃるとおり在宅でお年寄りの面倒をみながら、介護保険制度を利用していくというふうなことが基本的な部分だろうというふうには思います。ただ、なかなかそういうふうにしていただいているところも多分にはあるというふうには思っておりますけれども、なかなか介護者自体、介護を必要とする方も増えていますし、その辺でどういうふうな方向にいくのかなと、ちょっと考えているところなんですけれども。
○阿部忠男予算特別委員長 22番槙仙一郎委員。
○22番(槙仙一郎委員) 私なぜそのことを強く申し上げるかというと、介護保険の基金が毎年これが多く積み立てになるような制度であってはならないというように原則的に。予算が組んだならば、利用者がいるけれども利用することができないという家庭と、経済的な問題とあるのだということを、これは強く申し上げて、前から申し上げてきた。ですから、基金にまわるならばまわったなりに、その基金をさらに介護関係の方々に返す考えを持たないと、負担だけが背負うような介護保険制度になりかねない、こういうふうに私は申し上げておきたいと思いますけれども。これは両面あると思いますけれども、最後に市長からお伺いしますけれども、必ず1億6,000万の基金、そういうものが13年度から14年度にかけての基金が1億6,000万たまった。そして、4,000万それを落とした。もっと私は落として、そして市民に返す、そういうものの考え方を今後していかないと、かつて500万赤字が出るので、出る可能性があるので、県の基金を利用する、そういう制度をつくったけれども、それはそのまま県のものは残り、市の基金だけが増えていく、ですから市長にその基金が市民に返られるような今後の介護保険の制度の取り組み方、そういうことをどうお考えになっているか。先だってのあげるときは私は提案しました。ですから、やればできるんですから、そういう基本的な考え、どうお持ちになっておるのか、お伺いしたいと思います。
○阿部忠男予算特別委員長 土田市長。
○土田正剛市長 過去において、今回の3年間の見直しというものの結果において出されたわけでありますが、今後また3年間の間で今指摘を受けたようなことも含めて勉強してみたい、こんなふうに思っております。
○阿部忠男予算特別委員長 ご了承願います。
ほかにご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○阿部忠男予算特別委員長 質疑もありませんので、これで終わります。
次に、議第28号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第28号、平成14年度東根市一般会計補正予算(第9号)の専決処分の承認について採決をします。
議第28号は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○阿部忠男予算特別委員長 異議なしと認めます。したがって、議第28号は原案のとおり承認されました。
次に、議第29の討論ですが、通告がありませのんで討論を終わります。
これから議第29号、平成14年度国民健康保険特別会計予算(第4号)の専決処分の承認について採決をします。
議第29号は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○阿部忠男予算特別委員長 異議なしと認めます。したがって、議第29号は原案のとおり承認されました。
次に、議第30号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第30号、平成14年度東根市老人保健特別会計補正予算(第5号)の専決処分の承認について採決をします。
議第30号は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○阿部忠男予算特別委員長 異議なしと認めます。したがって、議第30号は原案のとおり承認されました。
次に、議第31号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第31号、平成14年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号)の専決処分の承認について採決をします。
議第31号は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○阿部忠男予算特別委員長 異議なしと認めます。したがって、議第31号は原案のとおり承認されました。
次に、議第32号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第32号、平成14年度東根市介護保険特別会計補正予算(第3号)の専決処分の承認について採決をします。
議第32号は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○阿部忠男予算特別委員長 異議なしと認めます。したがって、議第32号は原案のとおり承認されました。
次に、議第34号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第34号、平成15年度東根市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認について採決をします。
議第34号は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○阿部忠男予算特別委員長 異議なしと認めます。したがって、議第34号は原案のとおり承認されました。
次に、議第39号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第39号、平成15年度東根市一般会計補正予算(第1号)について採決をします。
議第39号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○阿部忠男予算特別委員長 ご異議がありますので、起立により採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○阿部忠男予算特別委員長 ありがとうございました。起立多数であります。したがって、議第39号は原案のとおり可決されました。
次に、議第40号の討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第40号、平成15年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について採決をします。
議第40号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○阿部忠男予算特別委員長 異議なしと認めます。したがって、議第40号は原案のとおり可決されました。
以上で、予算特別委員会に付託されました議案の審査は全部終了しました。
なお、本委員会の審査結果については、16日の本会議で審議されることになっていますが、審査の経過と結果についての予算特別委員長の口頭報告は申し合わせにより省略しますので、ご了承願います。
次に、執行部に申し上げます。予算の審査の中で示された各委員の意見、要望等を十分に尊重し、的確な事務処理に当たられることを強くお願いいたします。
◎閉 会
○阿部忠男予算特別委員長 これで予算特別委員会を閉会します。
御苦労さまでした。
午前11時36分 閉 会