第３回東根市議会定例会 予算特別委員会
平成１４年９月１２日 午前１０時３４分 開 議
阿 部 忠 男 委員長 市 村 賢 治 副委員長
◎出席委員（２３名）
１番 清 野 貞 昭 委員 ２番 佐 藤 万記子 委員
３番 清 野 周 治 委員 ４番 奥 山 重 雄 委員
５番 森 谷 政 志 委員 ６番 佐 藤 直 委員
７番 岡 崎 賢 治 委員 ８番 髙 橋 ひろみ 委員
９番 秋 葉 征 士 委員 １０番 清 野 忠 利 委員
１１番 高 橋 一 俊 委員 １２番 青 柳 安 展 委員
１３番 結 城 芳 委員 １４番 早 坂 隆 委員
１５番 阿 部 清 雄 委員 １６番 渡 辺 正 幸 委員
１７番 市 村 賢 治 委員 １８番 深 瀬 秋 広 委員
１９番 小 野 一 男 委員 ２０番 武 田 敞 委員
２１番 阿 部 忠 男 委員 ２２番 槙 仙一郎 委員
２３番 武 田 敏 夫 委員
◎欠席委員（なし）
◎説明のため出席した者の職氏名
教育委員会
土 田 正 剛 市 長 髙 橋 良 子
委員長
選挙管理委員会
植 村 良 作 横 尾 尚 代表監査委員
委 員 長
保 角 國 雄 農業委員会会長 槙 栄 司 消 防 長
武 田 新 市 助 役 奥 山 昭 男 収 入 役
鈴 木 千 原 教 育 長 喜 嶋 與平治 総 務 部 長
小 川 武 市民生活部長 小 野 幸 治 保健福祉部長
建 設 部 長
山 本 源太郎 経 済 部 長 加 藤 信 明
兼水道部長
細 矢 昭 男 教 育 次 長 原 田 清一郎 総合政策課長
武 田 稔 庶 務 課 長 牧 野 利 幸 財 政 課 長
選挙管理委員会 監 査 委 員
芦 野 良 美 保 科 正 一
事 務 局 長 事 務 局 長
農業委員会
菊 口 吉 之
事 務 局 長
◎事務局職員出席者職氏名
椎 名 和 男 事 務 局 長 塩 野 康 二 事務局長補佐
議 事 主 査
網 干 賢 牧 野 美和子 主 任
兼議事係長
伊 藤 公 主 事
◎本日審査した案件
議第６５号 平成１４年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算（第１号）の専決処分の承
認について
議第８３号 平成１４年度東根市一般会計補正予算（第２号）
議第８４号 平成１４年度東根市国民健康保険特別会計補正予算（第１号）
議第８５号 平成１４年度東根市東根財産区特別会計補正予算（第１号）
議第８６号 平成１４年度東根市学校給食事業費特別会計補正予算（第１号）
議第８７号 平成１４年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算（第２号）
議第８８号 平成１４年度東根市老人保健特別会計補正予算（第２号）
議第８９号 平成１４年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計補正予算（第２号）
議第９０号 平成１４年度東根市介護保険特別会計補正予算（第１号）
議第９１号 平成１４年度東根市水道事業会計補正予算（第１号）
◎開 議
〇阿部忠男予算特別委員長 皆さん、御苦労さまです。本会議に引き続きまして、ただいまから予算特別委員会を開会します。
本日の会議に欠席、遅刻の届け出はありません。したがって、委員の出席は23名で、定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。
◎議第６５号 平成１４年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算（第１号）の専決処分の承認について外９件
〇阿部忠男予算特別委員長 さきの９月５日の本会議において予算特別委員会に付託になりました議案は議第65号及び議第83号から議第91号までの10議案です。以上の10議案を一括議題とします。
これらの議案につきましては、既に９月５日の予算特別委員会で詳しい説明がありましたので、これからだたちに質疑を行います。
なお、質疑を行うときは会計別とページ番号をお示しの上、簡潔な発言を願います。また、当局においても、漏れなく的確な答弁を願います。ご質疑ありませんか。２番佐藤万記子委員。
〇２番（佐藤万記子委員） 議第83号、一般会計補正予算の59ページをお願いします。
総務費の企画費、ここに企画事業として20万円ありますが、負担金補助及び交付金、後継者問題に関する組織づくりもちょっとありますが、これの内容をお知らせ願います。
〇阿部忠男予算特別委員長 原田総合政策課長。
〇原田清一郎総合政策課長 ただいまの後継者問題に関する組織づくり補助金についてでございますけれども、これは各地域に後継者問題、要するに結婚問題に関しまして、各地域から代表出し合い、現在準備委員会ができております。これ各地域にそれぞれ組織をつくっていただくということでの補助金でございまして、今年度その組織づくりの運営の部分だけということで、考え方としては２万円の７地区、14万円、これが各地区の運営部分と、残りの６万円については市全体の準備委員会の経費という考え方で補助金を計上したものでございます。
〇阿部忠男予算特別委員長 ２番佐藤万記子委員。
〇２番（佐藤万記子委員） ありがとうございます。結婚問題に関しては、ここの議会でも何回か一般質問でも２回しましたが、本当に深刻な問題で40代、50代になっても結婚相手が見つからなくて大変困っているという状況は単に東根市だけの問題ではなくて、全国的にも都会でもそれは非常に問題になっているということでございます。それで、今とにかく準備会を集めて各地区から出していただいてということですが、その人材などはどのようにして、たとえば公民館あたりにお話なさってというか、どういうふうにして選ばれたのでしょうか。
〇阿部忠男予算特別委員長 原田総合政策課長。
〇原田清一郎総合政策課長 今年度当初に各地区の区長会長さんにお願いしまして、各地区ごとに区長会長さんの推薦ということで２名の委員を推薦していただきました。
〇阿部忠男予算特別委員長 ２番佐藤万記子委員。
〇２番（佐藤万記子委員） この問題のことでちょっとあちこち調べてみたのですが、結婚問題のことに関して、後継者問題に関しての組織づくりを全国各地でやっているところがありますが、いろいろな条件をつけて、まだ準備段階ですのであれなのでしょうが、これから話し合いにはなると思いますが、各地区から代表というか、推薦された方に出ていただいて話し合いをするわけですけれども、うまく話がいって結婚にこぎつけた場合に、少なくとも３年間はなるべくその地区に住んでもらうという条件をつけたり、それから話をまとめた方に対しては10万円を別枠で報償費として払うとか、いろんな手当てを考えてやっているところもあるようです。
それから、結婚にも相談に乗るときの年齢層ですが、若い人に限らず、年齢層は広くとったり、再婚もオーケーとか、そういうこともつけているそうです。今東根市は、大体結婚しない独身男女が何名いるのか。それから、そういうのはつかんでいらっしゃるのでしょうか。今ここでは準備からですからあれですが、目標何組ぐらいまとめたいとか、そういう話は出ていないのでしょうか。
〇阿部忠男予算特別委員長 原田総合生活課長。
〇原田清一郎総合政策課長 今回の組織づくりに関しましては、東根市の立場は組織つくるまでの支援、指導は申し上げますが、実際の運営につきましては、住民組織として自らが行うということを指導しております。行く行くは、今回準備委員会ですので、これ自体が稼働するのではなくて、それぞれやっぱり各地域に２人の準備委員が中心になって組織をつくっていただくと、それから地区組織であります。それらの連合体としての市全体の組織もその上で立ち上がると。それがいわゆる結婚問題ですので、これはパーティーみたいな形で事業をやっていく。あるいはいろんな情報を収集しながら、そういうところへの参加を呼びかけていくというような活動が実際始まっていくと思います。その段階で佐藤委員がおっしゃるような、いろいろなその条件とか、そういうのが出てくるのだと思いますけれども、それに対して私どもとしては口出しはしないと、あくまでも住民、その組織の中で運営方法やその後のいろいろ報酬とかあると思いますけれども、それはその地区の方で考えていただくと。できればそういうものを、地区を母体にしながらＮＰＯ法人として活動してくれればなという考えもありまして、先日ＮＰＯに関する研修会を行ったのですけれども、この準備委員会からも出席していただいて勉強していただいているところです。そういう組織づくりのお手伝いはしますけれども、運営はあくまでも組織で対応してもらうと、こういう方針で今考えております。
〇阿部忠男予算特別委員長 ２番佐藤万記子委員。
〇２番（佐藤万記子委員） では、組織ができましたら、各地区に対していろんな計画を持つと思うのですが、そのときに対してはまた別に補助金とか、そういうものが出てくるというわけですね。
〇阿部忠男予算特別委員長 土田市長。
〇土田正剛市長 これは、私が直接要請を受けたものとして、これはあくまでも情報交流の場なのです。ですから、そういうふうな意味で今、神町地区と東郷地区が連携してやっておるわけでありますが、ただなかなか実態としては効果というのは上がっておりません。そういう意味で市内全域にそういう組織を網羅して幅広く情報交換などもしながら少しでも後継者問題に対応できたならばというふうなことでありまして、あくまでもいわばボランティア組織に私どもが少し補助金を出したということでありまして、最もいいのは本当は市議会議員の皆様方はその地域の名士でありますから、人脈も非常に豊富に持っているわけでありますから、そういう方の中で、実際皆様方の先輩の議員の中にはそういうふうにして活動しておったありがたい存在の方もありました。そんなこんな経緯で、今の現役の議員の皆様でも中にちらほらおられるようでありますけれども、本来ならば、そういう意味で私は古きよき時代というのが単にその言葉だけではなくて、本当に今そうやってボランティア的に仲人さんを引き受けていろいろと紹介するというのがもうそのものが薄くなったですね。ですから、そんなふうな意味も今日の40代あたりまでなってもなかなか結婚できないというふうなことも現象もあるのではないかなと、そんなふうな意味では、議員の皆さん方なども含めていろいろこういう組織の中に入っていただいて、そして活動していただければなというふうに思う次第であります。
〇阿部忠男予算特別委員長 ２番佐藤万記子委員。
〇２番（佐藤万記子委員） 私も個人的に嫁さんを世話してほしいと言われて、頼まれているのですが、全然うまくいかなくて本当に悩んでおるので、この組織ができてうまく活動できて、結果が出ていったらいいなと思いますので、そこのところよろしくお願いします。これはこれで終わります。
次に、あと２点ほどありますので、次は65ページ、65ページの民生費の保育所費。この中の認可外保育施設児童育成支援事業とあります。これの20万2,000円のことの内容をもう少し、恐れ入りますが、説明お願いいたします。
〇阿部忠男予算特別委員長 小野健康福祉部長。
〇小野幸治保健福祉部長 これにつきましては、市以外の認可外の保育所に従事している保母さん方の職員の健康診断での一部を補助するという名義で県から補助を受けて行うものでありまして、48名分を計上したところであります。
〇阿部忠男予算特別委員長 ２番佐藤万記子委員。
〇２番（佐藤万記子委員） ありがとうございました。
市長も部長ももちろん御存じだと思いますが、認可外保育所の今の状況、経営状況とか、そういうものが非常に厳しいものがあって、子供たちの健やかな育ちを見守っていくとは言いながらも、働いている人たちの状況は聞いてみますととても大変だなと思うわけです。それで、東根市にお願いしたいのですが、隣の天童市とか宮城県仙台市とか近くの例でもありますが、認可外保育所に対しての助成補助、そういうものがとても充実していて、もちろん御存じと思いますが、そういうところを今この経済状況の中では大変困難なことかもわかりませんが、施設費の一部なんか補助してあげるとか、何かできることがあるのではないかと思います。働いている方に、保育所の方たちの健康診断の補助一部ということだけではなく、もっともっとしていただかないと、条件が悪いと子供たちを預けている保護者にとってはやっぱり近くで条件のいいところがあればそちらに移っていくということはいつだか私学童保育のことで申しましたが、東根地域内よりも天童市の方が条件がいいからというようなことで移っていってしまわれるという可能性もなきにしもあらずですので、そこを考慮していただいて、ないそでは振れぬと言わないで、何とかこの認可外保育所に、今でも預かってほしいというお母さんたちの申し込みは相当あるそうなのです。でも、もう手いっぱいで無理だということで言ってらっしゃるらしいのですが、それでもやっぱり頼ってこられると断るわけにはいかないというところまで来て、大変苦慮しておられるようです。ここに関して市長、どのように思っておられるかちょっとお聞かせいただきたいなと思います。
〇阿部忠男予算特別委員長 小野保健福祉部長。
〇小野幸治保健福祉部長 市内の認可外の保育施設と事業所の２施設があるわけでございますけれども、現在県と市の補助合わせまして１施設に人員の関係もありますけれども、運営費として108万円ほど補助をしております。小さい施設につきましては、市単独で補助を行っておりますけれども、その金額は年間36万円となっているところであります。
他市の状況につきましては、今後調査してみたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇阿部忠男予算特別委員長 ２番佐藤万記子委員。
〇２番（佐藤万記子委員） 市長のお答えはなかったのですが、是非ここ考えていただきたいなというふうに思います。
次は、83ページです。教育費の社会教育総務費の青少年の社会意欲を高めるための環境づくり推進事業、これに市町村新子供センター事業負担金というのが出ておりますが、これの青少年の社会力を高めるためというのはどういう面で言っているのか教えてください。
〇阿部忠男予算特別委員長 鈴木教育長。
〇鈴木千原教育長 今ご指摘のとおりに、本年度まで子供センター事業をやって、皆さん御存じのチェリーだＺＯＯという情報誌、それを発行してきたわけでありますが、今年度でこの事業は切れるわけであります。それで、東根市としてこれにかわるメニューはないかということで模索してまいりましたところ、新規に文部科学省の事業として100％補助委託事業があるということがわかりましたので、これに目をつけて、県に対していち早く手を挙げて認可されたということでございます。
それで、その中に３つの事業があるのですけれども、東根市では２つの事業をやります。１つが青少年の社会力地域教育力活性化保全事業、ともう１つは市町村新子供センター事業という２つの事業がありまして、今までやってまいりました子供センター事業はこの今２番目に申し上げました市町村新子供センターというのをもって引き継いでいくことになりました。そして、この事業は14、15、16の３年間になる事業であります。そして、私どもの方で一番上の青少年の社会力地域力活性化モデル事業に193万1,000円、そして市町村子供センター事業に66万円を見込んでやっていくと、こういう事業で、子供センターの事業を引き継ぐ面と、それからもう１つは青少年の社会力と地域教育力を活性化していくという事業の２つに分かれているということでございます。これは100％補助ということになります。
〇阿部忠男予算特別委員長 ２番佐藤万記子委員。
〇２番（佐藤万記子委員） 市町村新子供センター事業負担金というのは66万円というのが今までやってきたチェリーだＺＯＯの事業としてよろしくお願いいたします。
それから、今後３年間ということは、その上の青少年の社会力云々のところの193万1,000円というのの内容というのは具体的にはどういうふうに、もうちょっと具体的にお願いします。
〇阿部忠男予算特別委員長 鈴木教育長。
〇鈴木千原教育長 １つは、児童推進協議会を設置すること。まず、今言った青少年の社会力地域教育力活性化モデル事業に当たって事業推進協議会を設置すること。
２番目に、青少年の社会力地域教育力活性化コーディネーターの委嘱を行うこと。地域教育プランのためのネットワーク化を図ること。こういう内容を過去にみえる内容になっていますので、この線に沿って生涯学習課を中心にして進めてまいると。
それから、先ほど申し上げましたとおりに14、15、16年、３カ年間の事業でございますので、その節はまたご協力、ご支援いただきたいと思います。
〇阿部忠男予算特別委員長 ２番佐藤万記子委員。
〇２番（佐藤万記子委員） 14、15、16ということは、14年度が来ていますので、もう協議会設置されてコーディネーターも要請とか、そういうことを終えていらっしゃるのでしょうか。それともまだネットワークづくりとか、具体的に青少年の社会力、地域教育力ということに関してはどういうふうなことを考えておられるのか、そこまで教えてください。
〇阿部忠男予算特別委員長 鈴木教育長。
〇鈴木千原教育長 今のいわゆる青少年の地域における立場、そして地域に対する教育、あるいは地域から守られるといいますか、大人から守られて、指導されて活動している、そういったことも含めてでありますが、このコーディネーターでなくユースワーカーと言っていますけれども、ユースワーカー、そういうことの方を委嘱して、そして指導に当たっていく、あるいは支援していただく、こういうことも１つの内容になっております。
それから、地域ボランティアが方々にあるわけですけれども、それのネットワークとして、そして東根市全体としてのボランティア活動、あるいは連携とそういういうものを強めていく、こういうことによって、青少年の社会力あるいは地域教育力の活性化を図っていくと、こういうねらいでございます。
〇阿部忠男予算特別委員長 ２番佐藤万記子委員。
〇２番（佐藤万記子委員） 先般聞きましたら、東根市は県内でも青少年の犯罪率が数％上がっていてそういう関係とあわせてとても悪い状況にあるとお聞きしまして、信じられない状況なのですが、でも実際にいろんな地域に入りますと、子供たちが夏休みなんかにコンビニで深夜までたむろしているとか、そういうことは今でも聞きます。でも、それは東根市に限ったことではないのではないかと思いましたが、いろんな検挙された子供たちのこととか、そういうのを聞きますと、そういうふうな事例も随分あるのだということがわかりましたが、そういうところを考えてこのような社会力とか地域での教育力ということで考えて、ボランティアとか、そういうことなさろうとしていらっしゃるのですか。
〇阿部忠男予算特別委員長 鈴木教育長。
〇鈴木千原教育長 もちろん、ご指摘のとおりにそういうふうな内容も視野の中に入れて活動、あるいは支援していく、そういう活動を支援していくと、こういう方向でいきたいと思います。
なお、この前もちょっと指摘があったわけですけれども、東根市の青少年の問題、ほか指摘されましたけれども、あるいは１月から７月までの統計で指摘されたわけなのですけれども、小中学校の児童生徒については、警察の統計では６件であります。そのほかそれ以上の年齢に達している青少年、いわゆる有職者、無職青少年を含めて、そういう年齢層の検挙といいますか、補導といいますか、そういう人数が多いという今の警察での統計でありまして、そういうことから、東根市としていわゆる学校だけではなくて補導センターとか、あるいは防犯協会とか、そういう１つの青少年指導の総合的な立場で奉仕あるいは健全育成に努めていかなければならないということで補導センター、そしてこの前は東根市の地区公民館が対象にされていました。所管になりまして、地域の防犯活動に従事していらっしゃる方々が集まりまして、その対処について十分な意見交換等をやっているようであります。青少年問題について今ちょっと追加させていただきました。
以上です。
〇阿部忠男予算特別委員長 ２番佐藤万記子委員。
〇２番（佐藤万記子委員） ありがとうございました。これは、地域にとって子供を大切に、しかも生きる力をつけて育てていかなければいけない、見守っていく責任は大人にもあると思いますので、このモデル事業がうまくいくようにお願いしまして終わります。
〇阿部忠男予算特別委員長 ご了承願います。
会議の途中ですが、ここで午前11時10分まで休憩します。
午前１０時５９分 休 憩
午前１１時１０分 開 議
〇阿部忠男予算特別委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
ご質疑ありませんか。14番早坂 隆委員。
〇１４番（早坂隆委員） 私の方から74ページでございます。第８款の土木費第２項道路橋梁費でございます。その目の２の道路維持費でございます。市道の除雪事業でございます。この件につきまして、今回の補正予算で5,000万円の計上になっておるわけでございます。この柳沢地区の除雪につきまして、昨年同様ジャングルジャングルのナイターのために12月にもまた補正をしていくのか、これ１つと、また昨年は山形県より支援をもらったということでありますが、その内容をお知らせ願います。
〇阿部忠男予算特別委員長 加藤建設水道部長。
〇加藤信明建設部長兼水道部長 １点、２点ございます。
まず、１点でありますけれども、昨年山形県より支援をもらった補正の内容というふうなことでございます。昨年は、山形県より代行路線というふうなことで支援をしてもらったわけであります。
具体的には、県よりは高崎郵便局から東北採石の入り口まで約2.2キロ、雪の多く降る箇所でありました。それで、市の方においては、雪の少ないところ、主要地方道尾花沢関山線の六日町から市民体育館の丁字路まで１カ所と、あとそれから県道野川行沢線、野川から武田自動車箇所までこれ2.2キロというふうなことで代行路線というふうなことで支援を受けたところであります。
実績では、ナイターも含めまして約3,380万円ほどで済んでおります。よって、今年も山形県に支援をお願いしていく考え方でありまして、今回の補正額によって創意工夫をして対応してまいると思っております。昨年度は、12月に更に2,000万円の補正をいただいたわけでありますけれども、今年度は今のところ考えておりませんです。
〇阿部忠男予算特別委員長 14番早坂 隆委員。
〇１４番（早坂隆委員） どうも内容上本当に大変わかりました。ありがとうございました。
それで、除雪機械の購入計画ということで上げてございますけれども、どのような利用をするための機械でしょうか、その辺お尋ねいたします。
〇阿部忠男予算特別委員長 加藤建設水道部長。
〇加藤信明建設部長兼水道部長 今回の5,000万円の補正の中に備品購入費というようなことで除雪機械の購入を見てございます。これにつきましては、歩道用の除雪機械を山形県より求めたわけであります。現在歩道用除雪機械２台あります。委託業者が１台持っております。計３台で昨年は36.6キロを除雪したわけでありますが、今回１台が増車になることによりまして、通勤通学の足が更に確保されるものと思っております。
また、大雪時につきましては、除雪除雪というふうなことにしておきますと路面の幅がだんだん狭くなるというふうなことで、この幅出しなどにも有効利用してまいりたいと、このように思っています。
〇阿部忠男予算特別委員長 14番早坂 隆委員。
〇１４番（早坂隆委員） よろしくお願いいたしまして、この関係につきましてはよろしくお願いしたいと思います。なお、何せこの仕事は夜間の仕事が大部分でございます。どうか災害等に十分お気をつけくださいまして完成に向けて頑張っていただきたいと、かように思っております。これで終わります。
〇阿部忠男予算特別委員長 ご了承願います。
ほかにご質疑ありますか。９番秋葉征士委員。
〇９番（秋葉征士委員） １点だけお願いします。
60ページで住民基本台帳ということで153万5,000円ほどかかっておるのですが、これは住民基本台帳ネットワークが先月からスタートしたわけですが、その日から１カ月と半ばということになりますが、スタートしたばかりで何もないとなればあれなのですが、何もないとは思うのですが、この個人情報はもれるといういろんなそういう市民からの苦情というものが、そういうものが行政側に今のところ何かありますか。あったらその内容や件数などを市の方でお示し願えたらと考えております。
〇阿部忠男予算特別委員長 小川市民生活部長。
〇小川武市民生活部長 それでは、ネットワークで個人情報の漏れるというふうな情報があるかというふうなことですけれども、今のところそういった形で漏れるというふうな話を聞いたことはございません。これは、はがきそのものが送付が市民課で郵便局に持っていっていますし、送付したのが郵便局で各個人のところに配達をしていただいたというふうなことで、今日に至るまでそういうのを扱ってきたというふうなことから、その辺は守秘義務という部分はあるわけですし、情報としてもそのようなところはちょっと聞いていないと思います。
以上です。
〇阿部忠男予算特別委員長 ９番秋葉征士委員。
〇９番（秋葉征士委員） 今私どもの話しですと、これはやるという心配はあるが、情報がないということで、私どもに聞こえてくるのはやっぱり番号が裸になったとか、あるいは住民情報の通知の受け取りなんかを拒否したいなという方も中にはいるわけです。それは、そういう方々が市民が出てきた場合にの対応はどう今後行政側では考えておいてほしいと思うわけです。大事なことで質問があります。
〇阿部忠男予算特別委員長 土田市長。
〇土田正剛市長 たとえば住基ネットワークについていろんな全国的に問題が潜んでいるように思われます。私も声の宅急便というふうなところには１件ありました。もちろん、個人の尊厳その他を考えれれば、個人の情報などについてはいろいろと大事なことは私は承知をしております。ところが、今回の無登録農薬使用問題について、一部には個人情報の保護の観点から云々というふうなことで慎重を期さなければいけないというふうなことが指摘をされております。私は、実は情報公開条例というふうなのが密接不可分な条例があるわけであります。この中には第８条の中に、いわゆる当市の公開条例を見てみますと、身体の生命危険なところにかんがみて保護する必要があるという場合については、たとえば個人の情報であってもこれは公開すべきであるというふうな点が含まれております。あるいは市民の消費生活に重大な支障が生じるというふうなことについても、同時にこれは公開してもよろしいというふうなのが本市の公開条例であります。そして、県の情報公開条例も同じ規定になっております。ただ県の場合は、市民生活の消費生活重大云々というようなことはないと思いますけれども、これは市独自のやつです。ただ、身体、生命に危険を及ぼす場合はその限りではありませんよというふうなことがあります。私は、ここで県内44市町村の中で、実は個人情報の保護条例を制定しているところは５市であります。つまり山形市、酒田市、米沢市、天童市、上山市と５つが個人情報の保護条例を制定しております。県の場合も個人情報の保護条例は平成12年度に制定しているようであります。ただし、私はそういう意味ではただし書きというのがないのです。情報公開条例ではただし書きがあります。ただし、個人情報保護条例にはそのただし書きがありません。私は、そういう意味で東根市も今後個人情報の保護条例を制定していかなければいけないというふうに思っています。時期については、大体来年度あたりになるのかなというふうに思っておりますが、その場合に、悪いことをしても個人情報保護という観点の中にすべてベールに包まれるということは私はおかしいと思います。ですから、たとえば情報公開条例と同じように密接不可分な条例でありますから、私は今後制定する場合は東根市の個人情報保護条例を制定する場合はその辺に留意をして制定をし、そして議会の皆さんにご理解、ご協力をいただいて、そして私はこの条例を制定すべきであるというふうに思っておるところであります。ちょっと思うところがありましたので付言をさせていただきました。
〇阿部忠男予算特別委員長 ９番。はい、ではご了承願います。
ほかにご質疑ありませんか。７番岡崎賢治委員。
〇７番（岡崎賢治委員） 69ページ、決算会計補正予算の中で、第５款農林水産業第１項農業費の中のアグリ・チャレンジャー支援事業というようなことで１億3,200万計上になっております。このことについては、さきの説明にありましたとおり東根市農協の直売所の支援だというような説明をいただきました。これは、もちろん国からの事業費の２分の１来るというようなことのようでありますけれども、このことについて若干お伺いします。
いつもの議長はじめ、議員の方々が県庁に赴いてじきじきに知事にお願いをしたいわゆる果樹王国復旧に向けてのことが大々的に報道されております。大変御苦労さまでございました。それとあわせて、いわゆるこれは大変大事なことではないかなと思いますけれども、この農業に対しての２分の１の国からの補助というようなことについては、これはいささかも曲げることは私はしませんけれども、この支援をしたことによって直売所が近々、これは立ち上げになって稼働されるものというふうに思います。
しかしながら、これを得たために周辺の農家あるいは直売所との兼ね合い、いわゆる果たして相乗効果があらわれるのかという面も心配する種の１つではないかなというようには思います。その辺担当部の部長さんは、どのように農協に対しての指導あるいは助言をされているのか。あるいはまた、さきの議会の中で、市長が果樹コンビナート構想というこれまで施策の中に配してきたわけでありますけれども、果樹コンビナート構想を新たなものに変えていかなければ東根市の農業振興、特に果樹生産に関わる東根市全体的な農業の振興はないだろうというようなことで新たな構想を考えていきたいというようなことも申されました。だとすれば、このアグリ・チャレンジャー支援事業がそれにかわってしまったのかどうかも含めてその辺お伺いしたいと思います。
〇阿部忠男予算特別委員長 山本経済部長。
〇山本源太郎経済部長 今ご指摘の部分についてでございますけれども、１つはアグリ・チャレンジャー支援事業でございますけれども、これはその上にあります農業経営構造改善対策事業ということで最初行ってきたわけであります。それで、今回のチャレンジャー支援事業でございますけれども、これにつきましては従来の農協といいますか、今回申請はＪＡさくらんぼひがしね、ファーマーズマーケット出荷者協議会というのがあるのですけれども、今度新たにもう１件農家100人の直売管理組合ということでの２件に増えております。したがって、１件だけではなくて２件の申請分であります。周辺に対する影響ということですけれども、まだ新たに育てたものが出ませんから影響はあるというふうには思っています。ただ、何かに活用ございますので、できるだけそういうふうな相乗効果を期待しながらやっていくようにしたいというふうには思っています。それで、次に農協関係の施設でございますけれども、これにつきましては取り扱い品目は果樹はもちろんですけれども、ジュース、ソフトクリーム、アイスクリーム、あわせて米、水、野菜までも扱うというような内容になっております。
あと農家100人の直売管理組合ということで代表者は安達茂夫さんなのですけれども、これについては果樹とジュースのみだというふうになっております。
もう１つ、果樹コンビナート構想の面というのがございました。それで、これにつきましては前回の議会の中でも質問などがありましたけれども、今現在市としては庁内に検討組織をつくるべく検討しております。ただ、このように２つの施設が先行しているような状態ではありますけれども、市としては果樹コンビナート構想は構想としてつくっていきたいというふうに思っています。ただ、既存の施設等については十分活用していくような構想にしなければならないというふうに思っています。
〇阿部忠男予算特別委員長 ７番岡崎賢治委員。
〇７番（岡崎賢治委員） 私、今このことについては大変支持をするというように申し上げましたけれども、やはりこれは農家に対しての言い分あるいは行政の言い分、当然あるわけでありますけれども、いわゆる農協に対しての指導というものについては的確にしていかないと共倒れにしてしまったというケースは全国いろいろなところで見受けられますので、そういうふうな観点からしてやっぱり共存共栄ということも含めてお互いに話し合いの中で進めていただきたいというのは当然だと思いますので、ひとつリーダーシップも含めてお願いをしたいというふうに思います。と同時に、部長は果樹コンビナート構想のこれとは全く違う、是非ともそのような意味でお願いをしたいと、あくまでもこれは直売所の支援だというようなことにしていただいて、しかるべく時期に当然市長構想されている果樹コンビナート構想の延長線上に当然農業振興の策は別な面であるものだと私も理解しておりますので、是非よろしくお願い申し上げて終わりたいと思います。
〇阿部忠男予算特別委員長 土田市長。
〇土田正剛市長 今ご質問の中で果樹コンビナート構想というのが出ましたけれども、私自身は市内の農協がまず１つになることであるということはかねがね申し上げてきました。したがって、今後１行政、１農協というふうなことがこの東根市内で実現されない限りはコンビナート構想もまさに絵にかいたもちであるというふうに思っております。したがって、コンビナート構想の検討のような、もちろん内容その他関係については検討は農林課の方でいろいろ主体的に行っていくとは思いますが、同時に１農協、１行政というふうなもとが前提であるというふうにご理解をお願いしたいなというふうに思っておるところであります。
〇阿部忠男予算特別委員長 あと山本経済部長。
〇山本源太郎経済部長 農協等との話し合いとかということで答弁なかったということで。
〇７番（岡崎賢治委員） 要望だからいいです。
〇阿部忠男予算特別委員長 はい、ご了承願います。
ほかにご質疑ありませんか。22番槙 仙一郎委員。
〇２２番（槙仙一郎委員） 先ほどこれ５節で住民、つまり61ページです。問題はないという答弁をいただきました。ところが、問題はあります。前にちょっと申し上げましたけれども、今日この住民基本のコードを持ってまいりました。私封は切っておりません。それで、これを電気に透かして見るとコード番号は全部とは言いませんけれども、はっきり見えます。私これは受け取ったときにまず最初に見た。ところが、はっきり申し上げますけれども、私の孫の部分は明確に、これをだれが見てもはっきりわかります。最初に部長には、この問題申し上げませんでした、当時は。しかしながら、全国的に問題があるものについての中身についてお伺いしたわけであります。その後私がおもらいして見たわけです。ですから、秘密と申しますか、個人の中身をこれを守るという立場から考えると、相当全国で問題が出てきているそのものが東根市ではっきり郵便局通して配布したから問題はないというものではない。これは、職員を疑うわけではございませんけれども、この配布するときにその中身について吟味はしなかったように私はこれを指摘を申し上げます。
そこで、一たんこういう透かしをして見た場合に見えるものについて、これは私承知いたしませんと、別な番号をひとつお願いしたいというようになった場合に、私この機会に職員並びに市長の責任は追及いたしません。ただし、相当の方がこれは受け取ってすぐ見た人はまずほとんどない、私は思います。あとで参考にひとつ見ていただきたいと思います。そういう方が今から出た場合に、番号の変更というものについて申請さえすればこれは可能というようになるのか。
それから、どういう問題についてやはり相当申し上げればあらゆるものにこのコードがつけるわけですね。単なる住民票をもらうそれだけのものではない。その点だけをひとつどのようにお考えか。
〇阿部忠男予算特別委員長 小川市民生活部長。
〇小川武市民生活部長 ネットワークシステムそのもの、あるいは住民票コードの配布にしましても、常日頃から慎重に対処はしてきたというふうには思っております。ただ、残念なことに私としては通常扱うような形で吟味はしたというふうなつもりではございました。槙委員さん、あるいはそう言っていた方に対して不安を与えたことに対して申しわけなく思うところでございます。
もしそういった形で、先ほども秋葉委員さんのところでお話ししましたけれども、市役所の職員あるいは郵便局の職員が配達まで自宅まで届けるということで、個人情報が漏れたという点については守られているのではないかなというふうな気をしております。
槙委員さんの質問の中で、不安がある方が再交付を申請した場合に交付されるのかというふうなことですけれども、新裁定の申請をしていただいて、その場というわけにはならないのですけれども、後で別の番号を教えるというふうなことになると思います。ただ、その番号はその希望する方の希望の番号というわけにはいかなくて、これもランダムに出てくる数字だというふうにご理解をお願いしたいというふうに思います。そういうようなことで、今後もネットワークに関する事務については慎重に扱っていきたいというふうに思いますので、よろしくご理解をお願いしたいと思います。
〇阿部忠男予算特別委員長 22番槙 仙一郎委員。
〇２２番（槙仙一郎委員） それで、市長、今後の問題について条例化もやりながら個人情報のまず漏れないように、そういう条例もつくりたい、こういうように言われました。実は、見れば見られるような、そういう文書を市は出したわけです。できるならば、これはすべて見られるものですから、今までやったものについてはまず悪かったというように私は心では思っておりますけれども、しかしこれは個人の多くの者が来た場合にこれはまずネットを切るというような方法もあってもしかるべきだというふうに考えます。しかし、今日はその点の答弁、その他は今日は申し上げません。ただ、その心構えだけは執行部は十分とらえていただきたい、こういうことだけを申し上げます。改めて私は再交付の方法をとりたい、このように申し上げたい。
それから、65ページ。生活保護扶助の573万6,000円、この件についてどういうようにとらえておられるか。生活保護を受ける場合に一括同意書、そういうふうなものが今実質行われているわけです。ところが、他県ではこれは国から私まだ調査していないので申しわけございません。国から今の制度のやり方、一括同意書というものが徐々に廃止になってきている自治体が出てきております。
そこで、部長にこの一括同意書というものについては、つまり１回同意書をもらえば、これはどこに行くにもその方が生活保護を受けて、更にやるときにはこれが通用されていくという、それを参考にと申しますか、やっているのが通例です。まず、国から県からそういう同意書の一括の禁止と申しますか、まずやるべきでないのではないかという通達はあるのかどうか、１つ。
〇阿部忠男予算特別委員長 小野保健福祉部長。
〇小野幸治保健福祉部長 現在のところそういう通達はまだ承知しておりません。
〇阿部忠男予算特別委員長 22番槙 仙一郎委員。
〇２２番（槙仙一郎委員） 部長は、そうしますと、通知が来ないので、そういうようなものはこれは今後も妥当だというふうに考えでおられるのかどうか。各自治体、ある自治体ではこれを廃止というように実際やっているわけですから、その点はどうですか。
〇阿部忠男予算特別委員長 小野保健福祉部長。
〇小野幸治保健福祉部長 今後のことにつきましては、調査研究した上で対応していきたいと思っています。
〇阿部忠男予算特別委員長 22番槙 仙一郎委員。
〇２２番（槙仙一郎委員） 検討して対応していくというのは、国からそういう通達あるいは県から通達が来なくても、法的に違反でないというならばこれはその限り私はやるべきであるというふうに考えます。その法的根拠というとらえ方はどうですか。
〇阿部忠男予算特別委員長 小野保健福祉部長。
〇小野幸治保健福祉部長 現在の生活保護を申請し開始になるまでの一連の手続の中で、たとえば戸籍なり、それから収入なり資産なりを調査させていただくという処理を手続をさせていただくものですから、現在のところのものは問題はないかと思いますけれども、たとえばそれに重なって次の調査に入るといったときに前回の文書は、あるいは交付はその辺についてはこれから研究していきたいと思っています。
〇阿部忠男予算特別委員長 22番槙 仙一郎委員。
〇２２番（槙仙一郎委員） 秋田県では既に実施しているわけです。私は、なぜかというと、こういう社会ですから、１日１日変動が起こってくるわけです。変動を超えてくる今の状況の中で、１回その同意書をもらったからそれをその方が受けている以上はその同意書１回のものを利用していくということについては、生活そのものについても私は非常に矛盾が出てくるという考えです。ですから、県とも十分相談をしながらできるだけ早く、秋田県では県がそういう指示を出した。ですから、まずそういう方向で進まれるように、これは市長にもお願いしたいと思いますけれども、県の段階でそういう進め方というものをこれはずっと通しても市長自ら要望をかけていただきたい。やっていくのかやっていかないか、そういうことは私は申し上げません。これは、市長に要望だけを申し上げておきたいと思います。そのように申し上げておきます。
次、142ページ。これは、介護住宅改修の400万円の補正であります。この問題について調べてみると、当初予算で259万5,000円、そしてこれは前年度約40件というふうにいってある。そして、件数は30件で受けているのはあります。ということは、なぜそういう昨年は少ないから今年も少ないようで結構だと、予算の組み方については、いささか年度まで12年度４月１日、その介護保険が実施されたのですから。この老人の増加しているときに、この項目については、去年は少ないからこれでいいという予算の組み方というのは非常に手薄であるというふうに私は考えるわけです。その判断についてどういうように部長はお考えになっておりますか、その点をお伺いします。
〇阿部忠男予算特別委員長 小野保健福祉部長。
〇小野幸治保健福祉部長 介護保険スタートして12年の実績と、それから13年度の経過時の実績等を勘案した上で、当初予算計上については多分11月15日ごろまでの実績で推計したと思いますけれども、13年度の実績がそれ相当の金額になっておりますので、後半に住宅改修などが出てきたという結果でありまして、計算の見誤りあるいは現在の進行している改修事業もそれ相当の見込みがあるわけですから、当初の計上がみまわったと関知しております。
〇阿部忠男予算特別委員長 22番槙 仙一郎委員。
〇２２番（槙仙一郎委員） そのように私何遍申し……、これは700万円の補正はとんでもないということで申し上げているわけでございます。事務担当のその事業の推移というものを十分に推測をしながら、予算化は的確に。
そこで、調べてみますと、認定している老人の方は本市は1,100人です。1,100人の中でもっと手すりあるいは敷居が高い、これを改造するというものがその中身をもっと100名の方々家庭に広報なり宣伝すれば、これはもっと多くなるわけです。私は、二、三回老人の方から電話があって、そういう利用が受けられると、いわゆる10％負担をすればできるのだというように言ってきました。このことについては、今後たとえば12年、２年間です。２年間ですぐ接続というものについては、このようにとらえたというようについては部長も認めておられると、今後のとらえ方について更に110人、もう既に利用されている方もおるわけで、人数が少なくなるから、しかしながら認定のその分が毎年変わっていくのです。変わって、対象人数は減らないわけですから、その辺の今後の方策、どのように部長はお考えになっているか、お願いします。
〇阿部忠男予算特別委員長 小野保健福祉部長。
〇小野幸治保健福祉部長 老人人口が増えているところでありますので、現在の住宅改修につきましては件数、それから内容について自治体と普及、会議があるとすればそれなりのＰＲをし、たとえば床の段差をなくすとか、手すりをつけるとかいろんな改造が適用されるわけですから、今後ＰＲ普及に努めていきたいと考えております。
〇阿部忠男予算特別委員長 委員、了解ですか。ご了承願います。
ほかにご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇阿部忠男予算特別委員長 質疑ありませんので、これで終わります。
次に、議第65号についての討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第65号、平成14年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算（第１号）の専決処分の承認についてを採決します。
議第65号は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇阿部忠男予算特別委員長 異議なしと認めます。
したがって、議第65号は原案のとおり承認されました。
次に、議第83号についての討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第83号、平成14年度東根市一般会計補正予算（第２号）について採決をします。
議第83号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕
〇阿部忠男予算特別委員長 ご異議がありますので、起立により採決をします。
本案は原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇阿部忠男予算特別委員長 起立多数であります。
したがって、議第83号は原案のとおり可決されました。
次に、議第84号についての討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第84号、平成14年度東根市国民健康保険特別会計補正予算（第１号）について採決します。
議第84号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇阿部忠男予算特別委員長 異議なしと認めます。
したがって、議第84号は原案のとおり可決されました。
次に、議第85号についての討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第85号、平成14年度東根市東根財産区特別会計補正予算（第１号）について採決します。
議第85号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇阿部忠男予算特別委員長 異議なしと認めます。
したがって、議第85号は原案のとおり可決されました。
次に、議第86号についての討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第86号、平成14年度東根市学校給食事業費特別会計補正予算（第１号）について採決します。
議第86号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇阿部忠男予算特別委員長 異議なしと認めます。
したがって、議第86号は原案のとおり可決されました。
次に、議第87号についての討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第87号、平成14年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算（第２号）について採決します。
議第87号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇阿部忠男予算特別委員長 異議なしと認めます。
したがって、議第87号は原案のとおり可決されました。
次に、議第88号についての討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第88号、平成14年度東根市老人保健特別会計補正予算（第２号）について採決します。
議第88号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇阿部忠男予算特別委員長 異議なしと認めます。
したがって、議第88号は原案のとおり可決されました。
次に、議第89号についての討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第89号、平成14年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計補正予算（第２号）について採決します。
議第89号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇阿部忠男予算特別委員長 異議なしと認めます。
したがって、議第89号は原案のとおり可決されました。
次に、議第90号についての討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第90号、平成14年度東根市介護保険特別会計補正予算（第１号）について採決します。
議第90号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇阿部忠男予算特別委員長 異議なしと認めます。
したがって、議第90号は原案のとおり可決されました。
次に、議第91号についての討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
これから議第91号、平成14年度東根市水道事業会計補正予算（第１号）について採決します。
議第91号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇阿部忠男予算特別委員長 異議なしと認めます。
したがって、議第91号は原案のとおり可決されました。
以上で本予算特別委員会に付託されました議案の審査は全部終了しました。
なお、本委員会の審査結果については、９月20日の本会議で審議されることになっていますが、審査の経過と結果についての予算特別委員長の口頭報告は申し合わせによって省略しますので、ご了承願います。
次に、執行部に申し上げます。予算審査の中で示された各委員の意見や要望等を十分に尊重し、的確な事務処理に当たられることを強くお願い申し上げまして予算特別委員会を終わらさせていただきます。
◎閉 会
〇阿部忠男予算特別委員長 これで予算特別委員会を閉会します。
御苦労さまでした。
午後０時００分 閉 会