第3回東根市定例会 決算特別委員会
平成14年9月13日 午前10時00分 開 議
深 瀬 秋 広 決算特別委員長 清 野 忠 利 副委員長
◎出席委員(23名)
1番 清 野 貞 昭 委員 2番 佐 藤 万記子 委員
3番 清 野 周 治 委員 4番 奥 山 重 雄 委員
5番 森 谷 政 志 委員 6番 佐 藤 直 委員
7番 岡 崎 賢 治 委員 8番 髙 橋 ひろみ 委員
9番 秋 葉 征 士 委員 10番 清 野 忠 利 委員
11番 高 橋 一 俊 委員 12番 青 柳 安 展 委員
13番 結 城 芳 委員 14番 早 坂 隆 委員
15番 阿 部 清 雄 委員 16番 渡 辺 正 幸 委員
17番 市 村 賢 治 委員 18番 深 瀬 秋 広 委員
19番 小 野 一 男 委員 20番 武 田 敞 委員
21番 阿 部 忠 男 委員 22番 槙 仙一郎 委員
23番 武 田 敏 夫 委員
◎欠席委員(なし)
教育委員会
土 田 正 剛 市 長 髙 橋 良 子
委員長
選挙管理委員会
植 村 良 作 横 尾 尚 代表監査委員
委 員 長
保 角 國 雄 農業委員会会長 槙 栄 司 消 防 長
武 田 新 市 助 役 奥 山 昭 男 収 入 役
鈴 木 千 原 教 育 長 喜 嶋 與平治 総 務 部 長
小 川 武 市民生活部長 小 野 幸 治 保健福祉部長
建 設 部 長
山 本 源太郎 経 済 部 長 加 藤 信 明
兼水道部長
細 矢 昭 男 教 育 次 長 原 田 清一郎 総合政策課長
武 田 稔 庶 務 課 長 牧 野 利 幸 財 政 課 長
選挙管理委員会 監 査 委 員
芦 野 良 美 保 科 正 一
事 務 局 長 事 務 局 長
農業委員会
菊 口 吉 之
事 務 局 長
◎事務局職員出席者職氏名
椎 名 和 男 事 務 局 長 塩 野 康 二 事務局長補佐
議 事 主 査
網 干 賢 牧 野 美和子 主 任
兼議事係長
伊 藤 公 主 事
◎本日審査した案件
議第66号 平成13年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について
議第67号 平成13年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
議第68号 平成13年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について
議第69号 平成13年度東根市学校給食事業費特別会計歳入歳出決算認定について
議第70号 平成13年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
議第71号 平成13年度東根市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
議第72号 平成13年度東根市休日診療所特別会計歳入歳出決算認定について
議第73号 平成13年度東根市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について
議第74号 平成13年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について
議第75号 平成13年度東根市縄目工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について
議第76号 平成13年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
議第77号 平成13年度東根市水道事業会計決算認定について
議第78号 平成13年度東根市工業用水道事業会計決算認定について
◎開 議
〇深瀬秋広決算特別委員長 皆さん、おはようございます。ただいまから決算特別委員会を開会します。本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、委員の出席は23名で、定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。
◎議第66号 平成13年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について外12件
〇深瀬秋広決算特別委員長 さきの9月5日の本会議におきまして決算特別委員会に付託されました議案は、議第66号から議第78号までの決算関係13議案です。以上13議案を一括議題とします。
これらの議案につきましては、既に9月5日の決算特別委員会で詳しい説明がありましたので、これから質疑を行います。
なお、一般会計歳入歳出決算のうち歳入の全部は申し合わせにより全員で審査することになっておりますので、そのようにご了承願います。また、一般会計の歳出及び各特別会計など、決算に対する質疑は後ほど各議案とも所属分科会に付託を予定しておりますので、政策的なものに絞るようご配慮いただくとともに、最初に会計別とページ番号をお示しの上、簡潔な発言を願います。なお、当局においても漏れなく簡潔な答弁を願います。
最初に、議第66号の一般会計決算について質疑を行います。ご質疑ありませんか。2番佐藤万記子委員。
〇2番(佐藤万記子委員) 一般会計、総務費の98ページ、99ページ、住民基本台帳ネットワーク事業についてお尋ねいたします。これは、きのうの予算委員会でも質問されておりましたことですが、特に東根市は8月5日に接続してスタートしたわけですが、この間いろいろと問題がなっておりまして、全国でいろいろ方針として出てきておりますが、こういったまでの間に住民基本台帳ネットワーク、住基ネットに関してどのような内容のことおっしゃったのか、ちょっとお聞かせいただきたいなと思います。住基ネットは、使いようによっては個人情報が漏れたりして大変な事態になるということもわかっておりますが、それに対してのセキュリティーの関係でどういうふうなものをつくられたのか。各地でそれを設置しておられましても、それがここに入っているのかどうか、それをお聞かせいただきたいなと思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 実際の運用面につきましては、市民部長の方からお願いしたいと思いますが、このセキュリティー対策として3つあると思います。1つはハード面、いわゆる機械システム関係上の問題、それからそのシステムを管理する対策として、それからもう1つは運用面でということで3つの対策が考えられるわけでございますが、1つはハード面という機械上のセキュリティー関係につきましては、現在東根市のホストコンピューターから国のセンターの方に、県を通じて国のセンター、あるいは国の各機関にネットワークがつくられているわけでございますが、直接このネットワークに、いわゆる通常言われておりますいろいろな媒体が入ってこないようにということで、するとそれはファイアウオールという機械を設置して、そのシステムを導入しているという1つのセキュリティー対策をつくっているわけでございます。
それから、システム関係につきましては、現在助役を総括責任者としてセキュリティー対策の組織を立ち上げてございます。これにつきましては、すべての情報、あるいはコンピューター、機械等の管理を行うというようなことになっているわけですが、実際は4階のコンピューター室の方に重要な部分の中枢、いわゆるホストコンピューターを設置しているわけですが、そこの管理の問題が1つございます。いわゆるデザインの問題がございます。よく業者なども出入りするわけでございますので、そういった安全管理の問題が1つ上げられるというふうに思っています。
それから、利用する課として市民部の方に末端の機械が設置しているわけですが、その運用上の問題、市民の出入りの問題、あるいは職員自身の取り扱いの問題、そういった3つの面でのセキュリティー対策を講じているのが現状でございます。
もう少し運用面での詳しいところについては、市民部長の方から答弁させていただきたいと。
〇深瀬秋広決算特別委員長 小川市民生活部長。
〇小川武市民生活部長 運用面にかかることはどのようにしましたかというようなご質疑だと思いますけれども、先ほど総務部長より答えがあった部分なのですけれども、ハード面と人的面といいますか、担当する側の責任を明確にしながら実施していくということが大切だというふうなことで、先ほども言ったように、セキュリティーの総括責任者……その前に、対策にかかる運用基準を設けてございます。その運用基準の中で、セキュリティー総括責任者、あるいは副総括責任者、それからシステムの管理者というふうな意味で、4階にある住基のシステムを管理するという意味で総務課長が、そして窓口のセキュリティーを管理するという部分で市民課長がというふうな形で運用基準を設けながら実施しているというふうに、特に市民課の部分においては、ICカード、普通銀行などでも自動のやつで使うやつと似たようなものですけれども、そういったものでだれがそれを操作したかという部分をわかるようにしながら実際の運用をしていくというふうな形で、その責任体制を明確にしながら運用していこうというふうな形をつくっております。
〇深瀬秋広決算特別委員長 2番佐藤万記子委員。
〇2番(佐藤万記子委員) ありがとうございます。セキュリティー会議ちゃんと助役をしてやっているということと、それから運用の管理規定もきちんとなっているということで、一応安心できるかとは思います。でも、どのような場面で規制が、アクセスなんかで情報漏れたりするかもわからないわけですが、そのときに緊急の会議開いて、この段階ではネット接続を切断をしますとか、そういうようなことまでなっているのでしょうか。そこをお聞かせいただきたい。
〇深瀬秋広決算特別委員長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 これにつきましては、段階を設けてございます。こういうふうなことになったからここまで措置をすると、こういうような段階を設けながら、その対策を講じているところでございます。
〇深瀬秋広決算特別委員長 2番佐藤万記子委員。
〇2番(佐藤万記子委員) わかりました。そうしたら、だれがそれを見たかということなんかに対しての、操作した人の履歴とか、接続した人、だれが通信したかとかというのももちろんチェックになっている、記録として残るわけですね。そうしたら、それは安心かと思います。きのう市長もちょっとおっしゃっていましたが、個人情報保護条例をつくりたいとおっしゃっていましたが、私議員になったときに2年間、電子計算組織個人情報保護審議委員会の委員になったわけですが、これとの絡みはどんなふうになるのですか。これは一たん廃止というか、改廃するということで、きのう市長がお答えなさったような新しいものになっていくのか、そこをお聞きしたいと思いますが。
〇深瀬秋広決算特別委員長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 お答えを申し上げたいと思います。
現在電算組織に係る個人情報の保護条例がございますけれども、これにつきましては行政の事務がかなりの部分コンピューター利用されているということでの保護条例なわけでございます。しかしながら、コンピューター以外に関わる業務も相当行政事務としてあるわけでございますので、この部分についても個人情報というものは保護しなくてはいけない、こういうふうなことで、この部分についてこれから検討して、条例策定まで持っていきたいと、こういうふうに考えているところです。
〇深瀬秋広決算特別委員長 2番佐藤万記子委員。
〇2番(佐藤万記子委員) いわゆるコンピューター関係の部分ではなくて、紙に書いた部分の個人情報のこともちゃんと保護していくようなことにしていこうということをおっしゃっているわけですね。全国的には、65%の自治体でもう個人情報保護条例ができているということですが、その中でいわゆるそういうような情報が漏れた場合、もしミスがあった場合、行政に対する罰則規定がある保護条例というのが全体として9.3%の自治体しかないそうなのです。罰則規定を設けるかどうかというのは少し検討していただいて、やっぱりこういうふうなこと、重大な過失があった場合はこういうふうになりますということをきちっと設けておくのが本当ではないかなと思いますので、そこをきちんとしていって、ほかに誇れる個人情報保護条例をつくっていただきたいなというように思います。このことに関して、これは終わります。
それから、一般会計、歳出の衛生費の145ページ、146ページにかかります。保健衛生費、総務費の乳幼児健康診査事業です、145ページの備考欄、右側の下から10行目ぐらいにありますが、その次のページにわたって1歳6か月児健康診断事業と両方ありますが、これは今回の決算資料に、いただきました中にも入っておりましたが、この健康診断事業をやりましたが、受診者が結構多くて83.7%、受診の対象者の83.7%がこの乳児健康診断を受けている。それから、次のページの1歳6か月児の事業の場合は97.8%の人が受けているということになっております。それでも、乳幼児の場合は83名の方が対象の子供たちから外れている、受診していない、それから1歳6か月児の方は10名が受けていないという数字になっていました。それで、先般もいろいろ事件があって、育児ノイローゼになったような母親が子供をビルの上から落としたとか、いろんな事件があるわけですが、こういうふうな健診に来られない家族ほど問題を抱えているのではないかなと私は思っています。そういうところ、この欠席した子供たちに対してどういうふうな追跡した措置なさったのか、そこをお聞きしたいと思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 小野保健福祉部長。
〇小野幸治保健福祉部長 詳しい資料は持ち合わせておりませんけれども、各種健診の中で受診されない方につきましては、保健婦が家庭訪問した上でいろんな面で指導を行っているのが現状であります。
〇深瀬秋広決算特別委員長 2番佐藤万記子委員。
〇2番(佐藤万記子委員) 確実にそういうふうなお母さん方にチェック入れていただいて、それこそ東根で子育てしてよかったと思えるような状況をつくり出していただきたいなというふうに思いました。
以上で終わります。
〇深瀬秋広決算特別委員長 次に、ご質疑ございませんか。22番槙 仙一郎委員。
〇22番(槙仙一郎委員) これは、毎回私申し上げているわけですけれども、一般会計で5ページの市税、収入のところ、これは市税は毎回収入未済額が一体、監査でも指摘になっておるわけでございます。こういうふうな若干下がるというのは相当困難でありますけれども、そういう規模の100万円単位ぐらいでとどまるのであれば、私は安定だというように言いたいわけであります。ところが、1,000万円以上、これも当分でいくと、収入未済額の金額、このペースでいくと2億円の収入未済額が出る可能性がある。この点が弾力性を持っているためには、これ私会計の方で聞いたわけですけれども、収入未済額は年度の3月31日だとばかり思っていたわけです。ところが、出納閉鎖という段階でこれが出てくるのだと。そうしますと、それからこの収入未済額の方法も相当努力しなければならないという私の判断です。こういう状況についてはどのように、全くやむを得ないという考えを持っているのか。その考える判断というのをまずどうお考えになっているか。
〇深瀬秋広決算特別委員長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 やむを得ないという判断は決していたしてございません。これまで税務課職員、あるいは総務を担当する管理職の職員ともども、いろいろな形で一斉徴収を実施しているわけでございますが、その結果、今委員ご質疑のとおり、年々未済額が増加しているというふうなことについては、非常に私どもも努力の足りなさも痛感しているわけでございますが、やはりいろいろな要因が重なっての未済額だなというふうに判断しているところでございます。
〇深瀬秋広決算特別委員長 22番槙 仙一郎委員。
〇22番(槙仙一郎委員) 当然やむを得ないなんていう処分を考えている職員はいないと思います。しかしながら、私はかつて国保と市税と一緒に計算していくと、一緒に算定していくと1億円の収入未済額が出てくるということ、これは常々言ってきた。ところが、このたびはこのように、今このペースでいくと、ひょっとすると14年度の見通しということになると2億円に近い未済額が出る可能性が出てくるのではないかというように考えております。今のペースでいくと。ですから、担当者はそういうペースをどういうように、2億円にならざるを得ないような現在の段階なのかどうか、その点ひとつ。
〇深瀬秋広決算特別委員長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 現在1億七千六百万何がしというふうな市税全体での未納があるわけでございます。これを若干内容を分析いたしますと、現年度分の徴収率については98.64というふうなパーセンテージになってございます。これは、昨年と比較して約0.1%上回っている状況にございます。これまで、1,000万円あるいは3,000万円の毎年の増額ペースで未済額が増えてきておったわけでございますが、今回12年度と比較して300万円近くが減少して8,000万円を割ったというようなことで、現年度の市税の徴収率関係につきましては非常な努力がうかがえるわけでございます。しかしながら、国保税関係についてはやはりいろいろな要因があると思います。そういうふうな要因上、また増えている、1,900万円増えて9,600万円の未済額になっているというふうなことであります。したがって、市税の1億7,600万円が2億円にもうなるのでないかというようなことでございますが、昨年から今年、12年から13年にかけて非常な伸び率、いわゆる未納の伸び率が逆に前年度と比較して減少しているというようなことをやはり14年度についても努力をして、そういうような傾向に持っていきたいと、こういうふうに決意をしているところでございます。
〇深瀬秋広決算特別委員長 22番槙 仙一郎委員。
〇22番(槙仙一郎委員) そこで、この収入未済額で固定資産、この固定資産収入未済額が前年度は65万8,000円でした、不納欠損。固定資産は、今年は収入未済額が、大方の市税の中で固定資産が多いという、この理由は一体どういう関係、生活困難、あるいはまず行方不明、そういうのだけで固定資産の収入未済額が大幅になったのかどうか、そいつはどうですか。
〇深瀬秋広決算特別委員長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 固定資産関係につきましては、1億千六百六十万何がしというふうな未済額がありますし、更には不納欠損として千六百万何がしがあるわけでございますが、特に固定資産の未済額につきましては、この約60%ほどが法人に関わる固定資産税の未納になっているわけでございます。内容的には、生活あるいは倒産あるいは破産の件数が非常に多くなっている原因の1つであると思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 22番槙 仙一郎委員。
〇22番(槙仙一郎委員) そうしますと、法人税の方が、法人関係の固定資産ということは、これは不景気が重なって1億1,600万円、前年対比は673万円という大幅な収入未済額でした。そうしますと、この法人関係の収入未済額という返済の見通しというのはどういうものかお考えになっていますか。
〇深瀬秋広決算特別委員長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 不納欠損額の費用分が千六百万何がしの数字を見ても明らかになるわけでございますが、これの70%が倒産、破産に関わるものでありまして、法律的には地方税法の15条の7、あるいは18条の1項でもって明らかに徴収することが不可能だというものについて不納欠損額しているわけでございますが、この今年度の未済額1億1,600万円のうちに、やはりそのようなものが相当不納欠損と同じような理由で取れない、取れないと言うとちょっと語弊ございますが、不可能な数字があるのでないかなというふうに思っています。
〇深瀬秋広決算特別委員長 22番槙 仙一郎委員。
〇22番(槙仙一郎委員) そうしますと、非常にその中身をお聞きしておかないと、不納欠損は前年度は65万8,000円なのです。ところが、今年度になって不納欠損は1,600万円です。そうしますと、この不納欠損額の1,600万円という法人に関わるというように私は受け取る、今までですと不納欠損は大体5カ年ぐらい、そのケースがあって不納欠損、大体この1,600万円というのは5年経過して不納欠損に落としたということになるのか、その点の中身はどうですか。
〇深瀬秋広決算特別委員長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 不納欠損のできる条文になるわけですけれども、3つございます。1つは、地方税法第15条の7、4項までございますが、これについては執行停止をして3年間継続したまま消滅だと、債権が消滅するということ。
それから、もう1つは地方税法第15条の7第5項になるわけでございますが、これについては徴収金を徴収することが明らかに不可能であるというふうな場合は消滅させることができるということでございます。
もう1つは、地方税法第18条の第1項に定めてございます、今委員おっしゃった5年間徴収権を行使しない場合は消滅するよと、こういうふうになっているわけでございます。
先ほどの固定資産の法人分の大まかな数字になるわけでございますけれども、これについてはいわゆる破産とか、あるいはいろんな形で法人が倒産しますと、法的な形で、裁判の方で法的な措置がなされ、強制執行の法的な措置がなされるわけですが、こうした場合はどうしても取れなくなるというものがあります。
〇深瀬秋広決算特別委員長 22番槙 仙一郎委員。
〇22番(槙仙一郎委員) そういうことは、十分私も知っています。私が聞いているのは、1,600万円という、通例でいった場合には、その収入未済額から不納欠損に落とす場合、5カ年経過の後に不納欠損という、今までそういう決め方をほとんどしてきたわけです。ところが、その年数は破産宣告を受けてやった場合には3年、あるいはその年数、この金額に対して私は聞いておったわけです。今明確に出ていなかったですが、時間がありませんので。
そこで、監査委員にお聞きします。監査の報告ではこういうことが、監査の29ページの、市税が依然として収入未済額の増加傾向はあるもののという表現であります。これは非常に私このあるものの問題について引っかかります。そして、収入に占める割合が前年度より2.5%上昇、上昇と書かれている限り、あるもののということになると、収入未済額というものがそう余り大したものではないというように私はとらえかねない。監査の指摘の中身については、この点は非常に弱いというように判断いたしますけれども、その点はどうですか。
〇深瀬秋広決算特別委員長 横尾代表監査委員。
〇横尾尚代表監査委員 表現の問題であろうかと思いますが、弱いというふうに受けとめられたとすれば、今後十分注意する必要があろうかと思います。ただ、今お話ありましたようなニュアンスで、悪い面としてはあくまでも収入未済額が増えている。ただ、その反面、全体の歳入に占める市税の割合が増えてきているということで、この下りにおきましては自主財源の確保ということに焦点を合わせたものですから、ちょっとそのような、やや収入未済額を軽んじたような表現に受けとめられるような書き方になってしまったというような理由でございます。基本的には、あくまでも収入未済額は増えていると。ただ、自主財源の確保という見地からいきますと、自主財源に占める市税の割合が増えてきておるのはいい傾向だという趣旨での表現でございますので、ご理解賜りたいと思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 22番槙 仙一郎委員。
〇22番(槙仙一郎委員) それが指摘については若干認めておられるように私は受け取りました。これは、増加傾向にあり、十分に注意を要するのだという文面でいけば、十分執行部に対する喚起の促し方というのがあってしかるべきだというように考えます。時間がございませんので、十分その辺もっともっと不況が、もしそういう傾向があるならば、執行部で収入未済額、つまりその段階、相当の努力をして回収の方法があってしかるべきということを指摘申し上げておきます。
それから、もう1つ、時間がございません。教育費でありますけれども、261ページの公民館、この公民館費で地域づくり活動推進事業700万円、この700万円あるけれども、この使い道というものは一体どういうようにやっているのか、ひとつ明確にご説明願います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 細矢教育次長。
〇細矢昭男教育次長 地域づくりの活動推進事業につきましては、市の行革大綱の中で、それまで……
〇22番(槙仙一郎委員) いや、時間ないから内容まではいいです。どういうふうになっているのだか。
〇細矢昭男教育次長 基本的には、公民館活動の中での地域住民に特に制限を設けず計画、報告を受けて定額方法で地域づくりの中で使われております。これにつきましては、コンピューター関係の機器をしたり、あるいは公民館のグレードアップのために使ったり、あるいはこのお金をもとにして地域の中での調査研究による出版をしたりということで、基本的には食糧費に使う、そのようなことはできないというルールの中で、それぞれ特色ある形で7つの地域公民館の中で使われておりますので、1つ1つについては詳細今持ち合わせはございませんが、非常にバラエティーに富み、非常に地域住民の中で喜ばれ、あわせて実績として出版、その他のもので使われておりました。
〇深瀬秋広決算特別委員長 22番槙 仙一郎委員。
〇22番(槙仙一郎委員) 今次長の答弁ですと、制限がない、定額で報告があればと、そしてバラエティーに富み、そうしますと制限がないという中身、一切領収書、そういうものがなくともこの金を利用されるというようになっているのかどうか、その点どうですか。
〇深瀬秋広決算特別委員長 細矢教育次長。
〇細矢昭男教育次長 当然のことながら、市費を投入してございますので、100万円をもとに200万円の事業をしようが、すべて証拠書類については教育委員会並びに公民館に保管されている形での使途及び会計処理になってございます。
〇深瀬秋広決算特別委員長 22番槙 仙一郎委員。
〇22番(槙仙一郎委員) 監査の方で、この公民館の700万円の事業を進める段階で、いろいろ道具、鉛筆、ボールペン1本買っても、これは領収書というものがあってしかるべきです。それを一度点検したことございますか。
〇深瀬秋広決算特別委員長 横尾代表監査委員。
〇横尾尚代表監査委員 教育委員会の定例監査の時点で、この事業内容については見させていただいております。結果といたしましては、きちんとした領収書はすべて、市に提出になっているかどうかと思いますけれども、領収書はすべてそろっているというふうに判断しております。
〇深瀬秋広決算特別委員長 22番槙 仙一郎委員。
〇22番(槙仙一郎委員) これは、そうしますと各公民館で領収書がないもの、あるいはあるもの、そういうようになっているようです。これは、私が領収書をとろうと監査委員でございませんから、その点の調査、今後十分注意をして、鉛筆1本でも私は領収書、これはあるべきだと。代表監査委員は、明確にその中身は今答弁がなかったようであります。私は、700万円の金額であれば、これは明細に領収書はきちっとその事業費とあわせてあるわけです。それが点検した中身については、若干記憶が薄れているような答弁で、これはやはり私が見たわけでございません。私に投書が参りました。ですから、その投書というものは私は無視することはございません。過去は過去、そして新しくそういうものがひとつ続くわけですから、だと思いますけれども、十分検討、教育委員会委員長もその点ひとつ配慮していただきたい。
そこで、市長にお伺いしますけれども、これの700万円というものについては、私は地域が相当活発な活動をしているわけですから、継続あってしかるべきだと、こういうように考える。もしそういう問題があった場合に、これはだめだというようなことあっては、私はいささかその点はどうかというように考えますので、その点の判断、今後のお考え、どうですか。
〇深瀬秋広決算特別委員長 土田市長。
〇土田正剛市長 私は、各公民館を通じて700万円の市費をやっていることには誇りを持っています。これは、私が決断をして全部やっていただいている事業でありますから、もちろん先ほど教育次長からも答弁がありましたとおり市費ですから、そういう意味では領収書のない支出というのはあってならないというふうに思っておりますし、そういう意味で、なおこの質問を契機といたしまして、市内公民館などなどに対して、教育委員会を通じてなお一層徹底してまいりたい、こんなふうに思っています。
〇深瀬秋広決算特別委員長 22番槙 仙一郎委員。
〇22番(槙仙一郎委員) 確認いたします。投書でありますから、私は現場、その書類も点検したわけではございません。今市長が言われましたとおり、この地域振興のために社会教育が活発に今なっているので、今後できるならばこの負担金と申しますか、交付金、継続的に進めていただきたい、こういうように希望を申して、終わります。
〇深瀬秋広決算特別委員長 そのほかご質疑ございませんか。10番清野忠利委員。
〇10番(清野忠利委員) 2~3お聞きしたいと思います。
まず最初に、90ページの総務費の中で、地方バス対策費の中なのですけれども、補正予算額で一千万何がしの減額になっているのですけれども、これは路線変更による減額だと思いますけれども、それで市民バスの使用料が今のところ大体五百何万円ということなのですけれども、2,900万円ほど支出しているということで、今利用者からお聞きしますと、路線を変えて、どうですかということで私もお聞きしているのですけれども、交通弱者に対して非常にその辺が高齢化対策、配慮が足りないのではないかというような話も聞きますので、その辺お聞きしているかどうか、よろしくお願いしたいと思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 小川市民生活部長。
〇小川武市民生活部長 通常バスに乗っている方から余り意見を聞く機会はないというように思いますけれども、いろいろな電話等、あるいはファクス等でいろいろとご意見をちょうだいしております。そういうふうな声を聞きながら、最終的にはバスシステム市民会議というものがございまして、そこで検討していただいてやっておるというのが実態でございます。その時点で、そういった声も協議をしていただきながら運営しているという状況ですので、よろしくご理解をお願いしたいと思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 10番清野忠利委員。
〇10番(清野忠利委員) 市民の声なのですけれども、利用客の声なのです、これは。非常に路線を変更されたために交通弱者が大変苦労しているということは、まず地区ごとによっても違うのでしょうけれども、ただ地区をかすってというか、地区にただ入っただけで通過してしまうということで、何か交通弱者というか、そういうような人が非常に苦労しているということなのですけれども、その辺の声は聞いたことありますかどうか、よろしくお願いします。
〇深瀬秋広決算特別委員長 小川市民生活部長。
〇小川武市民生活部長 ちょっと私としては、直接聞いてきたことはございませんけれども、そういう形で電話等でご意見があったことについては、一応そういうところで受けて検討していただきながら、年度の運行を決めているというふうな状況でありますので、ご理解お願いします。
〇深瀬秋広決算特別委員長 10番清野忠利委員。
〇10番(清野忠利委員) そういう声もありますので、年寄りの人なんですけれども、バス停まで行くのに非常に大変だということなものですから、だからその辺の声を十分配慮しながら、この市民バスの路線の変更をよろしくご検討願えればなということで考えてはいます。その辺また路線計画があるのかどうか、その辺どうでしょうか。
〇深瀬秋広決算特別委員長 土田市長。
〇土田正剛市長 バスシステム市民会議というのが、市民バスを走らせてから今日も常時これ開設をしているわけであります。もちろん私も、そういう特定の方が市長と語る会という中で直接来られた方もあります。ただ一方では、幾ら市民バスといっても、数限りなくこの行政改革の中で、言うなれば玄関先まで全部拾って歩くということは不可能なわけであります。そういう意味で、その私が直接聞いた方もやはりそのたぐいのものでありました。たとえばいろんな中で、そのいまバス停まで遠いということでありますけれども、その辺は歩み寄りの中で、一方で行財政改革の中でいろいろとこの市民バスについても当初はたしか4,000万円ぐらいあったかと思いますが、現在この決算で状況を見ますと約3,000万円弱という形になっておるわけであります。そういうふうな中で、いろいろとそういう声があれば、そのバスシステム市民会議の委員の方であるとか、あるいは市民生活部の中で直接そういう声を届けてもらうとか、そういうことでできるものとできないものという形の中で判断をしていかなければならないというふうに思っておりますので、ご理解をお願いいたします。
〇深瀬秋広決算特別委員長 10番清野忠利委員。
〇10番(清野忠利委員) ひとつ利用者の声もお聞きしまして、十分検討をお願いしたいと思います。
次に、215ページの都市計画費の中で、生垣設置奨励事業なのですけれども、33万円ということなのですけれども、これも生垣設置奨励事業、大分この事業になってから年数がたっておるのですけれども、今の状況としてはこの33万円で大体この辺でないかなというような感じがするのですが、その辺どうですか。
〇深瀬秋広決算特別委員長 加藤建設水道部長。
〇加藤信明建設部長兼水道部長 お答えいたします。
生垣設置奨励事業というふうなことで、33万730円ありますけれども、実績といたしましては9件の補助というようなことになっています。
〇深瀬秋広決算特別委員長 10番清野忠利委員。
〇10番(清野忠利委員) 今9件分の事業ということなのですけれども、地区的にいって、これまたいろいろなばらつきもあるのでしょうけれども、ひとつこの利用した人の声を聞きますと、この辺で大体東根市にしたら、ひとつこの生け垣ということで1件か2件に絞ってこの生垣事業を、たとえばトータルならトータルでも、そういうものを東根でやるとか、そういうものをしぼったの声があるのですけれども、その辺今後どのように進めるのか、よろしくお願いしたいと思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 加藤建設水道部長。
〇加藤信明建設部長兼水道部長 この生け垣につきましては、緑化をして、街並みに、心に安らぎを与えるというふうなことでございます。樹種等につきましては、現在のところは指定はしておりませんです。市の木、市の花というようなこともございますので、検討に値する要件だと思っております。
〇深瀬秋広決算特別委員長 10番清野忠利委員。
〇10番(清野忠利委員) そういう声がありますので、今後続けていくなら、それで、ご検討おねがいします。
以上です。
〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕
〇深瀬秋広決算特別委員長 そのほかご質疑ございませんか。6番佐藤 直委員。
〇6番(佐藤直委員) 130ページ、保育事業費ですけれども、確認みたいな感じになりますけれども、待機児童ということで再三聞きましているものですから、待機児童の数が現在どのぐらいおられるのかどうかお尋ねしたいと思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 小野保健福祉部長。
〇小野幸治保健福祉部長 14年度の4月、事業開始の時点におきましては23名の待機児童がおりました。これは、入所希望の施設に多くの申し込みがあって、その辺の保育にかける度合いから推考するわけですけれども、その後、たとえば東根保育所に申し込んであるのですけれども、また他の保育所に回ってもらった数、そういう数も含めまして23名です。実際に家で待っているという方はいないと思っているところであります。
〇深瀬秋広決算特別委員長 6番佐藤 直委員。
〇6番(佐藤直委員) 23名おられますということでございますけれども、17年に安らぎの里ができるということもありますけれども、それまでの間、弾力的に希望者にとっては少し定員を動かしても入ることはできないのかどうか、その辺お尋ねしたいと思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 小野保健福祉部長。
〇小野幸治保健福祉部長 待機につきましては、平成13年度におきましては三十何名の方がおったわけですけれども、その部分を減少するということで、直接の申し込みの中での枠といいますか、その部分の調整と他の施設、たとえばなのですけれども、東根、神町の地区が申込者が多かったために、小田島、長瀞の方に回ってもらっている現状でありまして、昨年よりは7名ほど少なくなって、実際の調整率は行っていくことで、ご理解のほどお願いします。
〇深瀬秋広決算特別委員長 6番佐藤 直委員。
〇6番(佐藤直委員) 大富関係なんかは、定員がまだ満たないという話になっていますけれども、実際問題としてそちらの方に行くということは無理だと思います。あとそれから先ほど安らぎの里ができるというのことありました。現在安らぎの里は定員150名と聞いています。そうしたら、東根保育所から75名が来るのだという話も聞いています。そうしますと、75名が増えてくるわけです。そうしたら、23名云々ではなくて、ただ先ほど75名から23名引きますと52名ですか、52名が新規に入ってくると、入れることができるということになるのだと思いますけれども、その場合なのですけれども、ほかの保育所の定員があるわけですけれども、その定員に変化があるのかどうか、そういうことをお尋ねしたいと思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 小野保健福祉部長。
〇小野幸治保健福祉部長 現在の計画では、75名のところ150名の東根保育所の整備ということで考えているところでありまして、ただ施設の方の定員は条例で定まっておりますし、そこに実際の職員を張りつけて、どの程度にするかということは今後検討することで、詳しくはまだ調査に入っておりません。
〇深瀬秋広決算特別委員長 6番佐藤 直委員。
〇6番(佐藤直委員) そうしますと、定員がそのままだとすると、市の方の定員がそのままだとすると、無認可の方から当然来るのかなという、そういう感じはします。その場合なのですけれども、この無認可保育から75名を持ってきた場合、市内にはたしか7つの無認可のやつがあるのですけれども……
〔「一般質問だな」と呼ぶ者あり〕
〇6番(佐藤直委員) その分、保育所の経営が難しくなるのではないか、こういう心配するわけです。そうした場合、その策というのはどういうようにとらえているのかどうか、ちょっとお尋ねしたいなと思ったのですけれども。
〇深瀬秋広決算特別委員長 小野保健福祉部長。
〇小野幸治保健福祉部長 確かに無認可の施設にお願いしているゼロ歳から今年3歳くらいの子供さんが多いと思いますけれども、低年齢の方が保育されているという状況で、年齢ごとにその施設施設でお預かりしている状況でありますので、そのほか東根保育所の各年齢ごとの整備が行われても、そこがすべて減少するということではなくして、これは勤務関係で他に依頼されている部分もありますし、実際の減少ということは、全体的にはわかっているのですけれども、たとえば保育に関係ない方は児童館等に回ってもらっているケースなどもありますし、児童館ですと8時半から3時ごろまでということで、見る時間が保育士とまた異なりますので、その辺の移動も確かにあろうかと思いますので、無認可から即減ということにはならないと思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 6番佐藤 直委員。
〇6番(佐藤直委員) 無認可からならないということなのでしょうけれども、実際に受け入れる場合があると大きくなりまして、児童数はそんなに、75名もいっきょに増えないのでしょうから、考えられるとすると幼稚園とか、そういうところからだと思うのです、先ほど言いました。だから、その中で経営者とお話し合いをなさっているのかどうか、どういうものがあるかどうか。
〇深瀬秋広決算特別委員長 小野保健福祉部長。
〇小野幸治保健福祉部長 現在、各事業所と協議しているわけではございませんけれども、そのほかに児童数の預かっている施設のその方々は、無認可でなくて、逆に施設を整備して認可保育にしたいというケースが数件ございまして、それなどもやはり核家族で、夫婦共稼ぎで預ける方が多くなっているのが現状ではないのかなと思っていますので、今後そういうことについては経営者とも協議を進めていく必要があろうかと思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 6番佐藤 直委員。
〇6番(佐藤直委員) 無認可の問題が大分出てきたのですけれども、当市においては無認可保育まだまだ、補助金は108万円と36万円ということで出ているわけでございますけれども、やはり団体を区切りまして、一応認可的なものに準じるのだというような、そういうシステムの構築が必要でないのかなと、これはそういうふうに考えております。部長としてもそういうふうに考えているのかどうか、市長としても同じなのですけれども、そういうふうになるものかをお尋ねしたいと思います。
あと、それからサービスとして、こういう負担金で考えられるのは、定員が不足でございますので、ところが今、子供さんが生まれるというのはもうわかっているのではないかと、そんなご指摘をもらった段階でわかっていますので、その時点で生まれた時点で受け入れすることができるかどうかと、そういうことなどもサービスとして行うべきではないかなと私ちょっと考えたわけでございます。その点でひとつよろしくどうぞお願いします。
〇深瀬秋広決算特別委員長 小野保健福祉部長。
〇小野幸治保健福祉部長 現在の無認可と認可の差というか、それは当然ございますけれども、市の基準どおりに保育を行ってもらうということが県が認可する認可保育所でありまして、無認可の方につきましては、それに準じたということで行っているのでしょうけれども、その辺の事情がございますので、現在はちょっとそこまで、多くできるまで補助を出すということについてはちょっとこれからの課題かと思います。
また、子供さんを把握するのに母子手帳等の手続等で把握できるというのは確かに把握はできますけれども、東根市の場合の土地開発というのでしょうか、貸し家等が相当数増えておりますので、予測部分についての幾らプラスということについては若干困難性もあるのかなということで、今後資料を収集し、検討していきたいと思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 6番佐藤 直委員。
〇6番(佐藤直委員) 機会をとらえまして再度質問いたしますので、よろしくお願いしたいと思います。
以上で終わります。
〇深瀬秋広決算特別委員長 会議の途中でありますが、午前11時10分まで休憩をいたします。
午前11時02分 休 憩
午前11時10分 開 議
〇深瀬秋広決算特別委員長 休憩前に引き続き再開いたします。
ご質疑ございませんか。9番秋葉征士委員。
〇9番(秋葉征士委員) 一般会計の収入の方で、だいぶ市税の収入の中で、たばこ税がめべりしているようでございます。このたばこ税は、毎年収入が落ちてきております。この現況は、まずひとつどういうふうにとらえているのか、まずお聞きしたいなと思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 昨年の実績からしますと700万円ぐらい減になっているわけでございますが、我々日常生活をする上においても、だんだんとたばこを吸う方が少なくなっているなというふうなことの現実だというふうに思います。そのために、やはり微減でございますけれども、年々そのような傾向に出てきているものだというふうに理解してございます。
〇深瀬秋広決算特別委員長 9番秋葉征士委員。
〇9番(秋葉征士委員) これ前は年々少なくなるというのには吸う方が少ないと。まだその次もあろうかと思いますが、これはかつてたばこ税の収入源は、何か昔の時代から、町を上げて村を上げて、たばこは市内から買ってくださいよと、そうするとうちの財政が豊かになるんだと、かつてはそういう運動を行政でやったことがございます。ですから、今嗜好品ですから、先ほどの1つの方法であって、このたばこ税の収入を上げるには、もうちょっと市民の方に、市内にお住みになっている方々に、たばこを買うときには是非市内からお買い求めいただくという、もっとこういうものを出さなければだめなのではないかと、こう思うわけで、その辺どうお考えでしょうか。
〇深瀬秋広決算特別委員長 土田市長。
〇土田正剛市長 これ自分の製品を売っておきながら、吸い過ぎに注意しましょうというのはJTひとつだなと私は思っています。そういうことに嗜好品の一つなんですね。ですから、市を挙げてどうこうという考えは今のところありません。
〇深瀬秋広決算特別委員長 9番秋葉征士委員。
〇9番(秋葉征士委員) どうも市長は健康に配慮した面から答弁があったのですが、私はこれはもう金額からすると、そういう運動はやはり市内の方に是非、市報のどこかのスミに書いておけば大分収入があつまってくるのではないかなと思います。
この事業の中で、まだ、商工観光の中で、189ページですか、タバコ消費事業交付金に10万円となっているのですが、このくらい減になっておるといっても、まずはそんなこといっても何ですから、言いかえればもっとタバコ消費事業交付金は増額にしてもいいのではないかなと、こんなふうに考えます。もっとこれを10万円でなく、これを50万円ぐらいにもやってもいいのではないかなと、こういうふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 これに関するご質問でありますけれども、10万円の現在交付金が措置されてございますが、先ほど市長答弁があったとおり、大体据え置きというような形で考えた方がいいのでないかというふうに思っております。
〇深瀬秋広決算特別委員長 9番秋葉征士委員。
〇9番(秋葉征士委員) 市長はそこまで答弁していない。もう一回お願いします。
〇深瀬秋広決算特別委員長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 考え方としては、年々減っているわけでございます。いわゆるたばこ税そのものが減ってございます。これを上げるには、たくさんの方が吸うというようなことになると思いますが、年々減るわけでございますので、事業交付金については10万円というようなことで、今後も検討していきたいなというふうに思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 9番秋葉征士委員。
〇9番(秋葉征士委員) だから、その事業交付金は10万円で検討くれと、どうせ検討するならどういう数になっているかを調査して、増額の方で検討していただきたい旨、要望して、終わります。
〇深瀬秋広決算特別委員長 そのほかご質疑ございませんか。3番清野周治委員。
〇3番(清野周治委員) 初めてで聞ける質問かと思いますし、恐らく先輩委員や知っている方に笑われる質問かもしれませんけれども、職員の人件費の中を見ていますと、手当の中で住居手当、通勤手当、いろんな手当はわかりますけれども……
〔「ページ数」と呼ぶ者あり〕
〇3番(清野周治委員) 何ページでもいいのですけれども……では178ページ、農林水産業費、これいろんなところに出てきますけれども、職員人件費とありますけれども、この中で寒冷地手当と勤勉手当とありますけれども、これはどういうふうな形で支払われているわけなのでしょうか。たとえば勤勉手当というのは、一生懸命やった人に多く払らうとか、1日に払うのか。寒冷地手当でも、東根市は雪国なわけですから、高崎と東根本町では違うとか、そういった違いあるのかどうかお聞きしたいと思いますけれども。
〇深瀬秋広決算特別委員長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 お答えいたします。
寒冷地手当については、ずっと前は薪炭手当というような名称であった時代もありますけれども、現在は寒冷地手当ということで、積雪寒冷地の点数が国家公務員にございまして、その基準に基づきまして職員の勤務地の程度で支給をしているというようなところでございます。ただ、東根市は3級地というようなことで、一律でございます。
あと、勤勉手当でございますけれども、年2回、6月と12月に支給をしております。成績によりましてという1項目もございます。そういうような形での支給になっておりまして、手当、ボーナスということです。
以上です。
〇深瀬秋広決算特別委員長 3番清野周治委員。
〇3番(清野周治委員) ちょっとみると、民間会社なんかでは寒冷地手当も恐らくないと思いますし、東根市の会社だってすべてが一率に指定されるのであれば減らしたくないですので、何か別な方な形で出しておいた方がかえっていいのではないかなと思うわけですけれども、これは私の要望ですけれども。
〇深瀬秋広決算特別委員長 要望でございますので。次にご質疑ございませんか。14番早坂隆委員。
〇14番(早坂隆委員) 本当に東根地区のことをおたずねしたい、東根に優秀な方々がおるわけでございますけれども、私わからないからちょっとお尋ねします。200ページでございます。項が道路橋りょう費でございまして、目が3でございます。ちょっと飛びまして、207ページのちょっと上の方にあるわけでございますけれども、207ページの備考の中より上でございます。市道五間通り線の道路改良工事でございます。これに関連しまして、お尋ねしたいと思います。この改良工事につきましては、今、さかんに事業をしておるわけでございますが、この家屋の移転の関係です。家屋移転につきましても、六田地区の密集と東根では、いまだかつてないような戸数の多い移転というように思いますので、家屋移転のための宅地造成等の要望等があったかなかったかお尋ねしたいと思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 加藤建設水道部長。
〇加藤信明建設部長兼水道部長 今早坂委員の方から、五間通り線に関連して、家屋移転のための宅地造成の要望がなかったかというふうなことでございます。この件につきましては、市道五間通り線改良工事は平成11年度から17年度までの7カ年の計画でございます。そしてまた、現在事業が進められておるわけですけれども、現状にいたしまして460メートル、幅員が16メートルというようなことで、事業費が総事業費で13億円というふうな膨大な事業でございます。事業に対しての説明会などにおきまして、移転解消の関係者の意向は、店舗関係者、更には高齢者の方は現地付近に希望というようなことでありましたし、若い世帯の方は自分で土地を求めるとか、あるいは親戚の近くに行くというようなこともございまして、まちまちであったわけであります。このため、個別に相談に当たるというふうなことで、宅地造成等については考えないで現在仕事をしておるというような状況でございます。
〇深瀬秋広決算特別委員長 14番早坂 隆委員。
〇14番(早坂隆委員) この事業でございまして、移転する家屋は何戸か何軒か、そして現在それ以前の状況でございますけれども、どのような形になっておりますか。それをお尋ねしておきます。
〇深瀬秋広決算特別委員長 加藤建設水道部長。
〇加藤信明建設部長兼水道部長 この事業で建物移転しなければならない戸数は27戸でございます。内訳といたしまして、構内構築、自分の敷地の中に構築をするという方が15戸であります。ごめんなさい。構外再築というようなことで、自分の敷地から出る方が15戸であります。あと、それから構外再築、引き移転の方は12戸というようなことであります。27戸のうち既に20戸につきましては移転を終えておる状況であります。残りの7戸につきましても、今話し合いを進めておる状況でありまして、引き移転が2軒、構内構築1軒、構外構築4軒というようなことで現在話し合いが進んでおる状況でありまして、特に問題はありませんので、ご理解をお願いしたいと思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 14番早坂 隆委員。
〇14番(早坂隆委員) そうですか。部長の答弁では、問題点がないということが出ていますが、いずれにしても家屋移転等につきましては、先ほども言いましたが、この六田地区というのは密集地であるためでございまして、大変な仕事があるわけです。どうか根気よくして、来年の完成をよろしくお願いしたいと思います。
以上で終わります。
〇深瀬秋広決算特別委員長 以上でご了解願います。
次にご質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇深瀬秋広決算特別委員長 ご質疑もありませんので、これで終わります。
次に、議第67号から議第78号までの特別会計等決算12議案について一括して質疑を行います。ご質疑ありませんか。2番佐藤万記子委員。
〇2番(佐藤万記子委員) 国民健康保険の特別会計お願いします。282ページからですが、最後のところの収入未済額についてお尋ねいたします。これは前年度の決算のときにも私はお伺いしまして、国保に関してはこの収入未済額があった場合にどういうふうな対応になっているのかということを聞きまして、1年以上滞納して悪質な方がいる、保険証を取り上げるとか、それから資格証明書を出して、それで一応医療を受けていただいて、後で戻していくということをお聞きしました。やっぱり生活が大変だから国保料を払えないわけですから、10割最初に自己負担という医療にかかるの大変だから、そこは何とか考えてもらえないかと申しましたら、いろんな対応していきますということで、休日相談窓口なども設けて個別に対応しますというご答弁だったのですが、これを戻すと、平成11年度から12年度、今回13年度に向けて毎年収入未済額が2,000万円ずつで増えてきておりますが、そういう努力の結果が実らなかったのか、それとも今の経済状況だから仕方がないと見ておられるのか、その辺お聞かせください。
〇深瀬秋広決算特別委員長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 12年から見て2,000万円ほど増加しておるということでございますが、一般市税につきましても、先ほど答弁申し上げたわけでございますが、一般市税よりも国保の徴収率が悪うございまして、93.02%ですか、したがって徴収もそれだけ大変だということになるわけですが、一般市税につきましては、収入に応じた市税というふうなことの計算になりますけれども、国保税についてはそういうふうな勘案する計算のほかに、1人当たり幾ら、世帯当たり幾らというようなことが加算されるわけでございます。したがって、そういう面からも非常に大変なところがうかがえるのかなというふうに思っています。滞納の内容を見てみますと、やはり生活が非常に苦しい、あるいはリストラされて今払えないと、こういう方が非常に多くなっている状況にあります。
以上でございます。
〇深瀬秋広決算特別委員長 2番佐藤万記子委員。
〇2番(佐藤万記子委員) 現在の状況はわかりましたが、前年度から今年度にかけての努力はどういうふうなことをされたかお聞かせいただきたいと思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 これにつきましては、市税と同じように、税務課職員は日ごろ毎日徴収しているわけでございますが、また総務部門、私はじめ財政、総合政策、あるいは保健、市民課長もそうでございますが、管理職が一丸となって一斉徴収に歩いてございます。12月の時点、あるいは2月の時点、3月の時点、5月の時点ということで、あるいは日曜日に相談窓口を設けまして、そして通知をして、来られる方については懇切丁寧にご説明を申し上げながら、すぐできない方については分割の指導とか、いろいろ講じているわけでございます。しかしながら、現実的には未済額が増加しているというような実態でございます。
〇深瀬秋広決算特別委員長 2番佐藤万記子委員。
〇2番(佐藤万記子委員) それで、昨年度は資格証明書発行が16所帯とお聞きしましたが、今年度はどのぐらいになっていたでしょうか。引き続き前年度の方がダブって資格証明書を発行されているのか、そういうことなのか、お知らせください。
〇深瀬秋広決算特別委員長 小野保健福祉部長。
〇小野幸治保健福祉部長 資格証明書、現在交付している方については、増えまして49世帯でございます。その内訳として、行方不明の方が22世帯、それから納税意欲のない人ということで27世帯と聞いております。
〇深瀬秋広決算特別委員長 2番佐藤万記子委員。
〇2番(佐藤万記子委員) 納税意欲がないからということによって、今おっしゃいましたが、意欲があってもお金がないということで納税できないという方もいらっしゃるのをお聞きいたしております。それで、先ほども申しましたように、国保の保険証が取り上げられましたら、常時病気に使うときは大変というのはもちろんおわかりだと思います。もちろん市税に対しても滞納に対してもいろいろと手だてを尽くしておられますが、国保に関しましてはやはり一段といろいろと手だてを考えていただいて、資格証明書になってしてしまうようなことのないようにしていただきたいなと思います。
ちょっとお聞きしましたら、資格証明書だから、最初に病院にかかるときに10割全額自己負担なんてしないで、病院に行けないといって、ちょっとぐあい悪かったのをそのままにしていたら、だんだん悪くなってしまったと。結局多額の金額を払わなくてはいけないというような状況になった人もいると聞きました。それで、そういうふうにしてどんどん追い詰めていかなければならないような状況にならないように、是非よろしくお願いしたいと思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 ご了解を願います。
そのほかございませんか。10番清野忠利委員。
〇10番(清野忠利委員) 水道事業についてお伺いしたいと思います。
水道事業決算書の中で、今年が純利益が3億3,900万円ほどになっているのですけれども、これも自衛隊の供給量による増額だと思うのですけれども、またこれを内容別に見ますと、非常に職員が10人の中で1億1,000万円ぐらい利益を上げているということなんですけど。14年では、これよりまだまだ上がると思うのですけれども、その辺まずちょっとお願いしておきます。どのぐらいの見通しになるか、14年度は。
〇深瀬秋広決算特別委員長 加藤建設水道部長。
〇加藤信明建設部長兼水道部長 今の清野委員の方からは、昨年度の純利益が3億4,000万円というようなことであるけれども、今年度ではどうなるのかというふうなことでありますが、今話に出ました陸上自衛隊神町駐屯地の給水につきましては、昨年度は、平成13年の10月18日から通水をしております。約5カ月半でありますけれども、165日分で17万3,954立方メートル、1日当たり1,054立米というふうなことで、料金は約4,000万円ほどでございます。半年も満たないで4,000万円というようなことでありますから、今年度の予想といたしましては、その他の伸びも含めまして約4億円程度にはなるのではないかと、こういう予想になると思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 10番清野忠利委員。
〇10番(清野忠利委員) 13年度が約3億4,000万円ほどなのですけれども、14年度は4億円になるということなのですけれども、今水道計画を見ますと、18年度までに袋田水源地の改修事業を終了するということなのですけれども、この分でいきますと、やはり袋田の改修事業を前倒しをしていいのではないかというような感じはしているのですけれども、その辺どのようにお考えでしょうか、よろしくお願いしたいと思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 加藤建設水道部長。
〇加藤信明建設部長兼水道部長 ご指摘のとおり、本来であれば3億4,000万円ほどの利益があるというようなことになれば、当然値下げなんかも考えていかなければならないところでありますけれども、今ご指摘のように、今年度から袋田浄水場の老朽施設の更新が始まるわけであります。この金額の内容につきましては、平成14年2月に開催されました全員協議会におきましてご説明を申し上げたところであります。今年度、平成14年度から平成20年までの予定というようなことで、総額が約28億5,000万円であります。純利益につきましては、当面この老朽施設の更新事業に充てまして、市民の方々の負担をできる限り少なくするようにしていく考えであります。この金額におきましては、15年度に2億円、16年度に5億円の合計7億円の企業債の借り入れを予定しておるところでありますけれども、経営の状況を見ながら企業債の借入額を少なくしていく努力をいたしてまいりたいと思っております。
金額の前倒しというふうなことでありますけれども、この更新計画、平成17年度まで袋田浄水場関係が大半終わるわけであります。その後、関連する神町の配水池東部、中部工区の配水池更新などの金額がありますが、金利の状況を見ながら、前倒しできるものにつきましては可能な限り実施してまいりたいと考えております。
〇深瀬秋広決算特別委員長 10番清野忠利委員。
〇10番(清野忠利委員) 今前倒しできるものからということなのですけれども、その辺もう少し具体的に前倒しできるものを教えていただければ幸いでございます。よろしくお願いします。
〇深瀬秋広決算特別委員長 加藤建設水道部長。
〇加藤信明建設部長兼水道部長 平成17年度までにつきましては、袋田浄水場に関わる大半の事業がおおむね完了するというふうなことであります。17年度以後につきましては、今申し上げましたとおり、それに関連する神町の配水池東部、中部工区の配水池の更新というふうなことでありますので、事業費的にはそうかからないというようなこともありまして、17年度以降につきましては前倒しをというようなことも検討してまいりたいと思っております。
〇深瀬秋広決算特別委員長 10番清野忠利委員。
〇10番(清野忠利委員) 非常に利益が来ますので、ひとつその辺、値下げもいろいろな検討されているのでしょうけれども、大きな事業が待っていますので、ひとつ市民の負担にならないようにお願いして、またよろしく前の場所の方もやった方がいいのではないかとご検討していただければ幸いと思います。
以上で終わります。
〇深瀬秋広決算特別委員長 ご了解をお願いします。
ほかにご質疑ございませんか。22番槙 仙一郎委員。
〇22番(槙仙一郎委員) 介護保険でちょっと申し上げます。
監査の資料の26ページ、これは新しい事業をやって、やはり金額、その他、非常に少ないわけで、この介護保険の収入未済額で12年度より13年度はわずか35万9,000円、こういうふうに多くなっている。介護保険というのは、基本的にはこれは年金から一応徴収というようになっているからですけれども、それでもこの35万9,000円という前年度から多くなってくるという、その中身、単独で徴収もあるわけですけれども、これが前年とまた市税と同じ、国保と同じような系統になりはしないかというように私心配しているわけですけれども、その点の中身についてひとつお伺いしたいと思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 介護保険の未済額の関係でございますが、特別徴収、いわゆる年金分から差し引かれる分と家庭の方から引かれる分、普通徴収ということで、2つの徴収の仕方をしているわけでございますが、それについて普通徴収分から引かれる分が未納になっているというふうな状況でございます。内容的には、これも一般の市税、あるいは国保税と同じように生活が非常に現在苦しいからと、あるいは経営がすこぶる悪いからと、こういうような内容でなっている方があるようでございます。
〇深瀬秋広決算特別委員長 22番槙 仙一郎委員。
〇22番(槙仙一郎委員) この方々、たとえば49万2,000円の方の分析、もしやっておられるとするならばお伺いしますけれども、これは直接聞いても、当局が嫌がるのですけれども、1人暮らしの方、あるいは老人の方2人暮らしというようなもののこの分析の仕方はやっておられるかどうか、その点どうですか。
〇深瀬秋広決算特別委員長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 今単身か夫婦世帯かの数字でございますが、これについてはちょっと手元に資料がございませんけれども、先ほど少し申し上げた中身になりますが、生活が苦しい、そういう方々が11件ございます。それから、行方不明が3件あるようでございます。更には、競売事件に関するものが5件、それからその他ということで20件というようなことで、この20件についてはいろいろな納税意欲とか、先ほどありましたような内容も含めた形でのその他ということになります。それらについてというようなことで、合計して39件の未納の対象者でございます。
〇深瀬秋広決算特別委員長 22番槙 仙一郎委員。
〇22番(槙仙一郎委員) 生活苦が11件というようになっておるようです。この生活苦という、この未済額の割合という金額は何ですか。
〇深瀬秋広決算特別委員長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 4分の1ほどの額だというふうに思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 22番槙 仙一郎委員。
〇22番(槙仙一郎委員) これの方々に対しての措置の仕方といいましょうか、生活苦であれば未済額なっているけれども、税の立場から考えると分割、その他やりますと収入未済額に入るのか入らないのか。私は、そういう分割をしてやりますといったものについては、この収入未済額というものについては持ってこられるのではないかというように、これは想像ですけれども、不勉強でそれこそわかりませんけれども、昨年はどうですか。
〇深瀬秋広決算特別委員長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 分割申請なされている方については未済額に入らないのかどうかということでございますが、これはすべて分割しようが分割しまいが、未済、いわゆる納税なされていない分については未済額として計上されている関係でございます。
〇深瀬秋広決算特別委員長 22番槙 仙一郎委員。
〇22番(槙仙一郎委員) そうしますと、収入未済額に入っているこの11名の方に、分割とか、あるいは減免申請とか、そういうようなものはどうですか、やってこられたかどうか。
〇深瀬秋広決算特別委員長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 ここのところに未済額として計上されているものは、いわゆる課税されて、しかも納期到来後に残った額という部分になりますので、減免申請については納期前申請というふうな義務がございますので、現在のこの額の中に件数というようなものはちょっと実態としてわからないところでございます。
〇深瀬秋広決算特別委員長 22番槙 仙一郎委員。
〇22番(槙仙一郎委員) 私は、決算に出てくる前、これは納期が来るだとも来なくとも、やはり生活が苦しいというので納められない方だと思うわけです。ですから、こういう方々を未然に、これは国保も同じですけれども、とにかく積極的に分割、あるいは減免申請というものをやるような方法、あるいはそういうやり方があるのだという、介護でもう既にそういう30件ほどが出てきたという、これは単なる100件にならないからどうということでなくして、もう未済額が出てきたと。更に、私は14年度の決算では必ず出てくると思います。大企業でも倒産がどんどん出てきているのですから、個人の消費は非常に冷え切っているわけですから、徴収に行ったときにおねがいをするだけの徴収でなくして、そういう指導を私はやっていただきたい。約2年、3年そこそこでこの収入未済額が37件という数字が出てきたということ自体が私は異常だというように考えます。ですから、そういうような方法での徴収のあり方、あってしかるべき、そういう努力は多分しておられると思いますけれども、更に私はそういう努力はあってしかるべき、そういうように申し上げて、終わります。
以上です。
〇深瀬秋広決算特別委員長 ご了解をお願いします。
そのほかご質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇深瀬秋広決算特別委員長 質疑もありませんので、これで終わります。
お諮りします。ただいま議題となっています議第66号から議第78号までの決算関係13議案につきましては、慎重に審査を行うため、各常任委員会を単位として構成する分科会を設置し、別紙付託表のとおり付託したいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇深瀬秋広決算特別委員長 ご異議なしと認めます。
したがって、別紙付託表のとおり付託して審査していただくことに決しました。
決算特別委員会分科会議案付託表
◎総務分科会
議第66号 平成13年度東根市一般会計歳入歳出決算のうち歳出第1款議会費、第2款総務費(第1
項総務管理費第8目交通安全対策費、第11目市民生活費、第12目地方バス対策
費及び第3項戸籍住民基本台帳費を除く。)第12款公債費、第13款予備費
議第68号 平成13年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算
◎文教経済分科会
議第66号 平成13年度東根市一般会計歳入歳出決算のうち歳出第2款総務費第1項総務管理費
第12目地方バス対策費のうち市民バス路線運行維持対策事業、第5款労働費、第6
款農林水産業費、第7款商工費(第1項商工費第6目新駅・合築施設整備費を除く)、
第10款教育費、第11款災害復旧費第1項農林水産施設災害復旧費
議第69号 平成13年度東根市学校給食事業費特別会計歳入歳出決算
◎建設分科会
議第66号 平成13年度東根市一般会計歳入歳出決算のうち歳出第7款商工費第1項商工費第6
目新駅・合築施設整備費、第8款土木費、第11款災害復旧費第2項公共土木施設災
害復旧費
議第70号 平成13年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算
議第71号 平成13年度東根市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算
議第74号 平成13年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算
議第75号 平成13年度東根市縄目工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算
議第77号 平成13年度東根市水道事業会計決算
議第78号 平成13年度東根市工業用水道事業会計決算
◎厚生分科会
議第66号 平成13年度東根市一般会計歳入歳出決算のうち歳出第2款総務費第1項総務管理費
第8目交通安全対策費、第11目市民生活費、第12目地方バス対策費のうち市民バ
ス運行事業及び第3項戸籍住民基本台帳費、第3款民生費、第4款衛生費、第9款消
防費
議第67号 平成13年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算
議第72号 平成13年度東根市休日診療所特別会計歳入歳出決算
議第73号 平成13年度東根市老人保健特別会計歳入歳出決算
議第76号 平成13年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算
◎散 会
〇深瀬秋広決算特別委員長 以上で本日の日程は全部終了しました。
なお、本委員会は9月20日に再開しますので、ご協力を願います。
本日はこれで散会をします。
御苦労さまでした。
午前11時52分 散 会