第３回東根市定例会
決算特別委員会会議録
平成１４年９月５日 午前１１時４３分 開 会
深 瀬 秋 広 決算特別委員長 清 野 忠 利 副委員長
◎出席委員（２３名）
１番 清 野 貞 昭 委員 ２番 佐 藤 万記子 委員
３番 清 野 周 治 委員 ４番 奥 山 重 雄 委員
５番 森 谷 政 志 委員 ６番 佐 藤 直 委員
７番 岡 崎 賢 治 委員 ８番 髙 橋 ひろみ 委員
９番 秋 葉 征 士 委員 １０番 清 野 忠 利 委員
１１番 高 橋 一 俊 委員 １２番 青 柳 安 展 委員
１３番 結 城 芳 委員 １４番 早 坂 隆 委員
１５番 阿 部 清 雄 委員 １６番 渡 辺 正 幸 委員
１７番 市 村 賢 治 委員 １８番 深 瀬 秋 広 委員
１９番 小 野 一 男 委員 ２０番 武 田 敞 委員
２１番 阿 部 忠 男 委員 ２２番 槙 仙一郎 委員
２３番 武 田 敏 夫 委員
◎欠席委員（なし）
教育委員会
土 田 正 剛 市 長 髙 橋 良 子
委員長
選挙管理委員会
植 村 良 作 横 尾 尚 代表監査委員
委 員 長
保 角 國 雄 農業委員会会長 槙 栄 司 消 防 長
武 田 新 市 助 役 奥 山 昭 男 収 入 役
鈴 木 千 原 教 育 長 喜 嶋 與平治 総 務 部 長
小 川 武 市民生活部長 小 野 幸 治 保健福祉部長
建 設 部 長
山 本 源太郎 経 済 部 長 加 藤 信 明
兼水道部長
細 矢 昭 男 教 育 次 長 原 田 清一郎 総合政策課長
武 田 稔 庶 務 課 長 牧 野 利 幸 財 政 課 長
選挙管理委員会 監 査 委 員
芦 野 良 美 保 科 正 一
事 務 局 長 事 務 局 長
農業委員会
菊 口 吉 之
事 務 局 長
◎事務局職員出席者職氏名
椎 名 和 男 事 務 局 長 塩 野 康 二 事務局長補佐
議 事 主 査
網 干 賢 牧 野 美和子 主 任
兼議事係長
伊 藤 公 主 事
◎本日審査した案件
議第６６号 平成１３年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について
議第６７号 平成１３年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
議第６８号 平成１３年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について
議第６９号 平成１３年度東根市学校給食事業費特別会計歳入歳出決算認定について
議第７０号 平成１３年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
議第７１号 平成１３年度東根市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
議第７２号 平成１３年度東根市休日診療所特別会計歳入歳出決算認定について
議第７３号 平成１３年度東根市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について
議第７４号 平成１３年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について
議第７５号 平成１３年度東根市縄目工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について
議第７６号 平成１３年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
議第７７号 平成１３年度東根市水道事業会計決算認定について
議第７８号 平成１３年度東根市工業用水道事業会計決算認定について
◎開 会
〇深瀬秋広決算特別委員長 皆さん御苦労さまです。ただいまから決算特別委員会を開会します。
◎開 議
〇深瀬秋広決算特別委員長 本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、委員の出席数は23名で、定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。
◎議第６６号 平成１３年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について外１２件
〇深瀬秋広決算特別委員長 先ほどの本会議において決算特別委員会に付託なりました議案は、議第66号から議第78号までの決算関係13議案です。以上13議案を一括議題とします。
これから議第66号から議第76号までの11議案について収入役に説明を求めます。奥山収入役。
〔奥山昭男収入役 登壇〕
〇奥山昭男収入役 それでは、平成13年度の決算の概要についてご説明を申し上げたいと思います。
最初に、提出いたしております決算関係書類及び資料の確認をお願いしたいと思います。厚い冊子の中には、平成13年度東根市一般会計歳入歳出決算書が６ページから13ページまで記載されております。その後に10件の特別会計が14ページから54ページまで、計11件の歳入歳出決算書があります。その後に色紙で区切りをいたしまして、歳入歳出決算事項別明細書、11会計が１ページから409ページまで記載されております。更に、実質収支に関する調書、412ページから422ページまでです。更に、財産に関する調書が424ページから445ページまでに記載されております。
当該決算に関わる会計年度における主要施策の成果を説明する書類といたしまして、薄い冊子の決算附属資料がございます。この内容でございますが、決算附属資料にありますとおり、第１表から第19表までに及んでおります。審査に当たりましてご参照いただきたいと思います。更に、監査委員から提出ありました意見書のほかに、決算審査資料といたしまして市から提出いたしました平成13年度決算統計からの財政分析に関わる資料等もあわせてご参照願いたいと思います。
最初に、議第66号、平成13年度東根市一般会計歳入歳出決算でありますが、決算書の２ページをお開き願いたいと思います。一般会計歳入決算額は164億7,943万3,560円で、予算現額166億1,134万1,000円に対する収入割合は99.2％であります。歳出決算額は158億4,362万4,301円で、予算現額に対する執行割合は95.3％であります。その結果、歳入歳出差引残額は６億3,580万9,259円であります。
次に、決算書の４ページをお開き願います。あわせまして、事項別明細書の４ページをご参照願いたいと思います。平成13年度一般会計歳入歳出決算のうち、歳入についての特徴点についてご説明申し上げたいと思います。第１款市税におきましては、市民税の個人市民税が景気低迷の影響や所得の伸び悩み等によりまして前年度よりも1,358万0,425円、0.97％の減となりましたが、法人市民税におきまして、長引く景気の影響を受けたにも関わらず、前年度よりも２億6,022万2,700円の増額、38.11％の伸びとなったところでございます。固定資産税におきましても、土地につきましては農地から宅地への地目変更によるものと、家屋については一般住宅、工場、アパート等の建築の増加によりまして、9,112万6,762円の増加の3.27％の伸びとなったことによりまして、市税全体といたしましては３億4,471万2,607円、6.19％の増収となったところであります。しかし、たばこ税については禁煙等の影響によりまして、前年度よりも719万5,242円、2.48％の減額、入湯税におきましても住宅の減少によりまして324万9,510円、12.13％の減額となりました。市税の収入済額は59億930万3,376円で、収入額全体の35.86％に当たります。その内訳でありますが、市民税が23億3,138万1,918円、固定資産税が28億8,108万2,774円、軽自動車税が7,717万5,200円、たばこ税が２億8,320万8,919円、特別土地保有税が２万5,300円、入湯税が2,352万9,150円、都市計画税が３億1,290万115円であります。市税の総額に対する収入率は101.13％、調定額に対する割合は96.74％であります。
次に、２款地方譲与税におきましては、自動車重量譲与税が前年度よりも107万3,000円の0.99％、地方道路譲与税が70万2,000円、1.09％の増額となりましたが、航空機燃料譲与税が山形空港の減便等の影響によりまして41万1,000円、1.74％の減額となりました。地方譲与税全体では136万4,000円、0.69％の増収となり、収入済額は１億9,815万5,000円となったところでございます。
次に、３款の利子割交付金は、利率の低迷が続いておりましたが、今年度も前年度に引き続きまして郵便定期貯金の10年ものの高利率が満期となったために、前年度よりも1,620万1,000円の増額となり、10.45％の伸びとなり、収入済額は１億7,130万円であります。
４款の地方消費税交付金は、地方譲与税の制度改正によりまして、平成９年度に創設されたものでありますが、前年度よりも178万2,000円、0.39％の減額となり、収入済額は４億4,992万3,000円であります。
次に、６款の自動車取得税交付金は、景気の低迷を受けまして前年度よりも63万9,000円、0.67％の減収となり、収入済額は9,416万5,000円であります。
８款の地方特例交付金につきましては、平成11年度税制改正による恒久減税に伴う減収額の補てん策といたしまして、昨年度から創設されたものであり、前年度よりも526万円、2.95％の増額の収入済額は１億8,374万3,000円であります。
次に、決算書の６ページ、事項別明細は10ページになります。９款の地方交付税は、普通交付税が5.05％の減、特別交付税は10.45％の減となったため、全体で5.7％、２億8,141万円の減額となり、その分が臨時財政対策債への振りかえが行われたところであります。この交付税の中には衛生処理組合分といたしまして５億8,336万9,000円と北村山公立病院組合分が２億8,097万8,000円の合計８億6,434万7,000円が元利償還交付税として算入をされております。地方交付税の収入済額は46億5,430万1,000円で、収入額全体の28.24％であります。
13款国庫支出金につきましては、都市計画道路一本木神町線の完了などにより、普通建設事業関連の補助事業が11.8％の減となったため、前年度よりも２億8,668万4,778円の大幅な減額となり、20.56％の減であります。この主な内容につきましては、１項国庫負担金につきましては、第三中学校校舎改築事業、同じく屋内運動場改築事業、同じく屋内運動場新築事業費負担金の増額によりまして、１億3,473万6,239円、25.11％の増となり、収入済額は６億7,140万6,526円であります。２項の国庫補助金の収入済額は４億500万6,703円で、前年度よりも４億2,232万8,872円、51.05％の減であります。その主なものは、５目教育費国庫補助金では第三中学校地域学校連携施設整備事業と武道館建設事業費補助金の増額により、560万8,000円の増となりましたが、４目の土木費国庫補助金で４億3,651万円の減額で、主なものは都市計画道路一本木神町線整備事業の完了により、４節都市計画費で２億5,697万8,000円、２節の道路橋りょう費補助金で１億7,936万6,000円の減額によるものでございます。３項の委託金につきましては、収入済額が3,143万2,664円で、前年度よりも90万7,855円の増額でありまして、国庫支出金の収入済額は11億784万5,893円で、収入額全体の6.72％となっております。
次に、14款県支出金の収入済額は９億2,500万4,898円で、前年度よりも4,044万4,602円、4.19％の減額であります。この内訳は、１項県負担金におきまして民生費県負担金が1,228万9,528円、土木費負担金の市道大富小学校北通り線道路改良工事費負担金で5,737万6,000円の増によりまして、総額で6,570万4,354円の増額であります。２項の県補助金におきましては、総務費県補助金で1,426万円、農林水産業県補助金で8,860万2,307円の増額でありますが、民生費県補助金は5,530万7,538円、土木費県補助金は6,427万5,715円、災害費県補助金は7,130万4,000円、総額で7,256万7,544円の減額であり、収入済額は６億8,305万5,849円であります。更に、３項委託金は収入済額が8,626万6,891円で、前年度よりも3,358万1,412円の増額によるものであります。県支出金の歳入額の全体の割合につきましては5.61％に当たります。
15款財産収入の収入済額は7,839万3,843円で、前年度よりも6,282万4,120円の増額であります。これは、２項財産売払収入の増額によるものであります。旧大森工業団地下水処理施設2,774.14平米を平米当たり２万2,000円で日本エア・リキード株式会社に売り渡したものが主なものでございます。
17款繰入金の収入済額は7,612万8,575円で、前年度よりも3,658万9,925円、32.46％の減額であります。内訳は第１項特別会計繰入金のみでありまして、介護保険特別会計繰入が162万5,334円と縄目工業団地造成事業特別会計が7,450万3,241円であります。２項の基金繰入金はございません。
決算書の８ページ、明細書では54ページであります。18款繰越金でありますが、収入済額は４億5,497万9,026円で、前年度よりも１億6,188万2,933円で26.24％の減であります。内訳は前年度繰越金が３億8,603万7,076円、繰越明許費繰越金が6,894万1,950円であります。
19款諸収入の収入済額は２億4,588万7,521円で、前年度よりも2,535万1,130円の増額の11.50％の伸びであります。これは延滞金、加算金及び過料で118万1,262円、市預金利子が178万6,152円の減額でありますが、貸付金元利収入が610万円、雑入で2,535万1,130円の増額によるものでございます。
20款市債につきましては、前年度よりも１億7,220万円の増額の12.04％の伸びであります。収入済額は16億220万円で、歳入額全体の9.72％に当たります。これは、本年度から地方交付税の肩がわりといたしまして、臨時財政対策債が施行された分がほぼ増額しているようでございます。主な市債におきましては、農林水産業債が5,250万円、土木債が６億3,800万円、教育債が５億5,620万円、臨時財政対策債が２億2,950万円、住民税等減税補てん債が7,120万円などがございます。
以上の結果、歳入総額は164億7,943万3,560円となり、前年度よりも１億9,150万5,827円、1.15％の減額であります。
次に、歳入の各項目を追って、対前年度比あるいは増減の要因について説明が必要かと思いますが、あらかじめ提出しております資料と重複いたしますので、これらにつきましては資料を参照いただきまして詳細説明は割愛させていただきますので、ご了承お願いいたします。
〇深瀬秋広決算特別委員長 会議の途中でありますが、ここで午後１時まで休憩をいたします。
午後０時００分 休 憩
午後１時００分 開 議
〇深瀬秋広決算特別委員長 午前に引き続き会議を開きます。引き続き収入役に説明を求めます。奥山収入役。
〔奥山昭男収入役 登壇〕
〇奥山昭男収入役 それでは、説明を続けさせていただきたいと思います。
午前中に歳入関係の説明をいたしました。平成13年度の一般会計の予算現額に対する収入割合は99.2％、調定額に対する収入割合は98.8％であります。市税の予算現額に対する収入割合は101.1％、調定額に対する収入割合は96.7％と、前年度よりも0.4％の減となっておりますが、引き続き高い収入率を確保できましたことは、納税者と納税組合の納税思想の普及と理解によるところも大でありまして、あわせて税務担当職員の不断の努力と徴収事務のきめ細かな進め方が高い成績となっておるものと敬意を表したいと思います。
決算書の５ページをお開き願いたいと思います。一般会計の中での不納欠損額は市税で2,233万9,700円で、前年度よりも1,935万9,000円の増額であります。件数にいたしまして168件でありました。その内訳は、市民税で446万1,800円、計74件でございます。固定資産税が1,606万9,337円で44件、軽自動車税で２万3,600円、６件でございます。都市計画税で178万4,963円で44件となっております。処分の理由といたしましては、地方税法第15条の７第４項、第５項及び第18条第１項の規定によりまして、納税義務の消滅と時効により徴収権が消滅したものでありまして、その内訳は生活苦が55件、行方不明が33件、破産、倒産が75件、死亡が５件の合計168件が不納欠損額として処理されております。
また、一般会計の収入未済額は１億8,025万2,059円でありますが、前年度よりも1,238万9,227円の増であります。そのうち市税が１億7,671万7,485円で、前年度よりも1,299万6,033円の増となっております。内訳は市民税が4,604万9,545円でありまして、件数にいたしまして778件であります。固定資産税が１億1,662万19円の503件であります。軽自動車税が109万3,900円でありまして、266件であります。都市計画税が1,295万4,021円の503件でありまして、件数の合計では2,050件であります。その原因につきましては、不納欠損処分の内容と大体同じでありまして、生活苦、行方不明や破産、倒産等が多くなっているようであります。
更に、市税のほかに決算書の７ページに記載されております11款分担金及び負担金で134万2,000円の21件があります。これは、児童福祉費負担金でありまして、前年度よりも42万1,800円の増でございます。
更に、12款使用料及び手数料におきまして20万2,800円の５件があります。これは、児童福祉使用料で、前年度よりも９万8,800円の増でございます。
次に、決算書の９ページですが、19款諸収入で198万9,774円で、徴収清算金であります。この徴収清算金につきましては、中央土地区画整理事業の完了に伴い、清算金の一部が特別会計の廃止によりまして一般会計に引き継がれたものでございます。
これらの滞納整理の状況でございますが、平成14年７月31日現在までに収入未済額１億8,025万2,059円に対しまして4.0％の納入済みがございます。その内訳は、市民税で159万4,505円、3.46％でございます。固定資産税が453万1,199円でございまして、3.89％、軽自動車税が８万8,000円でございまして、8.04％、都市計画税が50万3,321円で3.89％、市税全体といたしましては671万7,025円、3.80％でございます。負担金におきましては38万5,410円、28.71％、使用料におきましては５万7,200円、28.2％、諸収入が６万円で3.01％でございます。市税を除いた納入額につきましては、50万2,610円でございまして、14.21％であります。全体金額といたしましては721万9,635円で4.0％が納入額として整理されているところでございます。
次に、歳出でございますが、歳出につきましても平成13年度施政方針により編成いたしました当初予算、そしてその後の補正予算により計画に沿った事業を実施し、予算を執行した結果がお手元の決算書及び事項別明細書ほか主要な施策の内容となっておりますので、各款ごとの要点に絞って本年度の特徴点について説明を申し上げますので、ご理解をお願いしたいと思います。
決算書の10ページ、事項別明細書では66ページになります。第１款議会費であります。予算現額２億1,418万9,000円、支出済額は２億1,239万9,851円で、前年度よりも195万4,585円、0.9％の減であります。新たに今年度から政務調整費交付事業が各会派に対し１人当たり年額15万円交付されました。その総額は303万562円であります。議会費の執行率は99.2％であります。
次に、事項別明細書の68ページ、２款総務費でございますが、予算現額18億7,970万8,520円で支出済額は18億2,479万162円で、執行率は97.1％であります。前年度よりも3.4％伸びの6,025万4,592円の増額でございます。この内容につきましては、１項総務管理費におきまして1,453万4,867円の増の1.03％の伸びであります。新たな事業といたしましてＩＴ講習会開催事業が1,606万4,350円、市民まちづくり事業が1,348万9,048円、防災行政無線整備事業が2,555万8,579円などは増額されましたが、一般管理費の職員の人件費につきましては5,073万4,511円の減額でございます。２項の徴税費におきましては、支出済額3,791万5,930円、18.14％の増額であります。これは、第４次下水道計画の樹立に伴いまして平成14年度から新たに都市計画税を賦課するための課税区域調査委託料が981万7,500円、平成14年度に固定資産税の評価替えのための資料収集といたしまして、土地鑑定評価業務委託料が1,196万550円、徴収事業として納税組合に対する納税協力報償金が210万5,644円、過誤納還付金及び加算金で1,122万8,580円の増額でございます。３項の戸籍住民基本台帳費におきましては4,232万7,444円、179.3％の増額でございます。これは、住居表示事業で788万6,482円、本年度８月５日から全国一斉に実施される住民基本台帳ネットワークシステム事業が3,121万7,256円などの増額によるものでございます。４項の選挙費におきましては、知事選挙が前年度に行われたことによりまして2,074万8,256円、30.96％の減額でございます。５項の統計調査費におきましては、国勢調査等が前年度に完了したことによりまして1,390万6,836円、41.46％の減額でございます。
次に、事項別明細書の108ページでございます。３款民生費でございます。予算現額は28億6,668万4,000円でございまして、支出済額は27億9,672万299円、執行率は97.6％でございます。不用額が4,747万4,701円であり、支出済額は前年度よりも１億8,289万1,186円、7.0％の増額でございます。この要因は、第１項の社会福祉費におきまして支出済額が17億7,331万3,668円で、前年度よりも２億1,757万2,576円、13.99％の増によるものでございます。この主なものといたしまして、１目社会福祉総務費におきまして介護保険特別会計繰出金で6,327万9,615円、東根すこやか・やすらぎの郷基本設計事業で1,171万8,833円の増でございます。４目の老人福祉費におきまして、地域振興基金管理事業で２億60万729円、生きがい活動支援通所事業で1,177万765円の増額であります。２項の児童福祉費におきまして、支出済額は８億7,909万2,908円で、前年度よりも789万6,046円の減額でございます。３項の生活保護費において、支出済額は１億4,431万3,723円で、前年度よりも2,678万5,344円の減額で、主なものは生活保護扶助事業が3,542万9,776円の減額でございます。新規の事業といたしまして、生活保護事務処理効率化事業788万4,975円であります。支出済額の主なものにつきましては、知的障害者援護措置事業で１億8,522万5,113円でございます。地域振興基金積立金といたしまして４億5,179万9,625円、小田島ふれあい交流館建設工事費3,249万5,400円、シルバー人材センター運営費補助金1,100万円などでありました。繰出金につきましては、健康保険特別会計へ２億463万9,321円、介護保険特別会計へは２億5,268万5,611円でございます。
次に、事項別明細書の142ページでございます。４款衛生費でありますが、予算現額17億4,097万9,000円、支出済額は17億2,368万5,606円、執行率は99.0％でございます。不用額が1,729万3,394円であり、支出済額は前年度よりも6,203万147円、3.47％の減でございます。この要因につきましては、１項保健衛生費におきまして支出済額８億6,182万3,274円で、前年度よりも4,404万9,370円で、4.86％の減によるものでございます。この主なものといたしましては、北村山公立病院組合負担金のうち交付税算入分で2,968万5,000円、水道事業会計出資金2,000万円、簡易水道事業特別会計繰出金が402万7,000円の減額によるものでございます。２項の清掃費、支出済額が８億6,186万2,332円で、前年度よりも1,798万777円で2.04％の減額でありますが、これは東根市外二市一町共立衛生組合事業負担金で1,825万9,000円の減額によるものでございます。支出済額の主なものといたしましては、河北町ほか２市広域斎場事務組合事業負担金が1,882万1,000円、環境ＩＳＯ14001事業が706万9,438円、老人保健基本健康診査委託料が3,550万3,442円、ごみ減量化推進事業が102万4,810円、繰出金といたしましては休日診療特別会計、簡易水道特別会計、老人保健特別会計の方に繰り出しをいたしたところでございます。
事項別明細書の156ページでございますが、５款労働費であります。予算現額が3,568万9,000円、支出済額が3,508万1,562円で不用額は60万7,438円で、執行率は98.3％であります。支出済額は前年度よりも466万4,060円、15.3％の増額でございます。支出済額の主なものといたしましては、東根市地域職業訓練センター運営委託金が687万9,000円、勤労者生活安定資金貸付事業2,450万円などが主なものございます。
次に、事項別明細書の158ページでございます。６款農林水産業費でございます。予算額は６億9,434万1,588円、支出済額は６億6,945万2,529円、執行率は96.4％、不用額は2,488万9,059円であります。支出済額は前年度よりも6,915万3,450円、11.52％の増でございます。その要因につきましては、１項農業費におきまして支出済額６億1,065万3,906円で、前年度よりも7,237万7,847円、13.45％の増によるものであり、この主なものといたしましては東根市農協が事業主体といたしまして建設いたしましたラ・フランス予冷庫の農業生産総合対策事業費補助金１億548万円、やまがた園芸農業拡大推進事業で2,041万8,000円の増額によるものと、２項の林業費におきましては支出済額5,879万8,623円で、前年度よりも322万4,397円、5.2％の減によるものでございます。支出済額の主なものといたしましては、豪雪対策事業といたしまして3,563万7,186円、やまがた園芸農業拡大推進事業費補助金が8,292万円、狂牛病対策事業で567万8,888円、藤助新田西農道整備事業で1,508万9,883円、水田農業活性化支援対策事業が623万7,339円、松くい虫防除対策事業で469万7,246円、林道長坂向線開設事業で2,828万1,747円などが主なものでございます。
次に、事項別明細書の186ページ、第７款商工費でございます。予算現額３億3,709万円、支出済額は３億2,596万4,576円で、執行率は96.7％でございます。不用額につきましては1,112万5,424円で、支出済額は前年度よりも１億8,690万9,975円、36.44％の減でございます。これは、地域総合整備貸付金事業で7,000万円、新駅合築施設建設事業のさくらんぼ東根市駅西線道路改良事業が土木費に組み替えによりまして１億1,782万3,812円の減額でございます。支出済額の主なものといたしましては、中心市街地活性化基本計画策定事業で148万5,206円、東根市観光物産協会運営交付金が1,429万6,214円、厚生会館勤労福祉センター運営交付金が1,348万1,554円でございます。さくらんぼマラソン大会実行委員会負担金が338万1,000円、産業立地促進資金融資事業が8,120万円、さくらんぼタント館管理運営事業が2,819万9,030円などが主なものでございます。
次に、事項別明細書では198ページになります。８款の土木費でございます。予算現額は34億9,302万1,590円、支出済額は32億5,121万112円で執行率は93.1％、不用額が9,190万8,478円でございます。支出済額は前年度よりも９億4,605万2,610円、22.54％の減額でございます。各項目ごとにその要因を見ますと、１項の土木管理費では支出済額１億475万7,411円、前年度よりも699万600円で、7.15％の増でありますが、これは人件費の増額によるものでございます。２項の道路橋りょう費では、支出済額13億7,458万1,832円で、前年度よりも２億5,144万199円で15.46％の減額であります。この減額の内容は、１目道路橋りょう総務費の県単独、県施行公共事業負担金が2,031万7,300円の増額でございますが、２目の道路維持費の市道除雪事業が２億858万7,017円、３目道路新設改良費で5,327万152円、４目の橋りょう維持費で773万1,150円の減額によるものでございます。３項の河川費におきましては、支出済額は319万9,857円で、前年度よりも８万8,072円の増額でございます。４項の都市計画費におきましては、支出済額が17億2,633万519円で、前年度よりも６億9,804万2,538円、28.79％の減額でございます。１目の都市計画総務費におきましては、1,323万3,246円の減、２目の土地区画整理費の一本木土地区画整理事業特別会計繰出金が１億2,252万8,000円、３目街路事業費の一本木神町線道路改良整備事業の完了によりまして５億6,733万2,412円、４目公共下水道事業で8,345万円の減額でありますが、６目公園整備費におきましては水と緑と歴史の広場整備事業及びさくらんぼ公園整備事業、多目的トイレ設置工事等によりまして7,945万8,971円の増額でございます。支出済額の主なものといたしましては、県単独、県施行公共事業負担金5,129万5,300円、市道除雪事業が１億4,770万6,974円、市道五間通り線道路改良事業１億8,736万8,710円、東北中央自動車道路建設関連事業費が１億6,770万2,800円、市道柳沢線鳥越バイパス道路改良事業費が9,820万2,692円、（仮称）さくらんぼ東根駅西口線道路改良事業費8,999万7,031円、長瀞神町線道路改良事業費負担金県施行分といたしまして2,760万円、組合施行神町北部土地区画整理事業支援事業といたしまして1,085万2,000円、水と緑と歴史の広場整備事業費4,945万800円、さくらんぼ公園整備事業が3,999万9,750円、民家防音対策事業機能回復工事費2,688万7,286円などでございます。
次に、事項別明細書の224ページでございます。９款の消防費でございます。予算現額は６億2,012万円、支出済額は６億1,740万2,367円で、執行率は99.6％、不用額は271万7,633円でございます。支出済額は前年度よりも1,268万6,807円で2.1％の増でございます。支出済額の主なものといたしまして、コミュニティ助成自主防災組織育成事業が240万円、貯水槽新設工事が3,197万2,500円、小型動力自動車ポンプ購入費が305万5,500円でございます。
次に、事項別明細書の230ページでございます。10款の教育費でございます。予算現額は25億4,570万1,000円、支出済額が23億1,081万5,284円で執行率が90.8％、不用額は2,151万2,716円で、支出済額は前年度よりも５億5,995万8,720円、31.91％の増額でございます。各項目ごとの要因を見ますと、１項の教育総務費では支出済額は３億1,462万7,874円で、前年度よりも1,277万8,949円の減額でございます。２項の小学校費におきましても支出済額は２億495万7,052円で、前年度よりも1,414万8,166円の減額であります。これは、神町小学校グラウンド整備工事や理科教育振興備品費の小学校教育環境整備事業の完了による減額でございます。４項の社会教育費におきましては、支出済額が３億782万3,968円で、前年度よりも321万5,209円の減額であります。５項の保健体育費では支出済額は２億8,483万1,779円で、前年度よりも809万2,348円の減額ですが、これは市民スポーツ祭典実施事業の完了により減となったものでございます。
以上、各項目とも減額となりましたが、３項の中学校費では支出済額は11億9,857万4,611円で、前年度よりも５億9,839万392円増額の99.7％の大幅な伸びであります。これは、第三中学校の校舎、屋内運動場建設事業をはじめ、その関連事業の施行によるものでございます。主な支出済額の内容といたしましては、一番大きいのは第三中学校校舎建設事業及び関連事業といたしまして、第三中学校建設事業の総額につきましては10億3,836万3,565円でございます。社会教育費におきましては、集会施設等開設事業が1,209万3,340円、地域づくり活動推進事業といたしまして700万円、東根市史通史篇下巻発刊事業は207万9,000円、県民芸術祭開幕式典記念公演開催地負担金が150万円、公益文化施設用地取得事業が5,860万8,710円、図書館運営事業といたしまして1,395万6,766円、学校給食事業費特別会計繰出金が２億3,111万4,000円などが主なものでございます。
事項別明細書の276ページでございます。11款災害復旧費でございます。予算現額は1,328万8,000円で支出済額は1,313万5,407円で、執行率が98.9％、不用額につきましては15万2,593円で、前年度よりも7,495万3,446円、85.09％の減額でございます。支出済額の主なものといたしましては、林道災害復旧事業といたしまして1,012万891円、公共土木施設災害復旧事業301万4,516円などが主なものでございます。
次に、事項別明細書の278ページでございます。12款公債費でございますが、予算現額は21億6,176万9,000円でございます。支出済額は20億6,296万6,546円で、執行率は95.4％でございます。不用額は9,880万2,454円で、前年度よりも995万5,888円の増額でございます。通常分の償還分に加えまして近年の大型事業に伴い、発行いたしました起債の元金償還が一部始まったことによりまして0.48％の増となったところでございます。
次に、13款の予備費でございますが、予算現額876万302円でございますが、支出済額はありません。予備費から他費目への充用額といたしましては123万9,698円でございます。
以上の結果、一般会計歳出総額は予算現額166億1,134万1,000円であります。支出済額は158億4,362万4,301円で、執行率は95.4％であります。前年度よりも３億7,233万6,060円、2.3％の減額となったところでございます。
なお、翌年度繰越額は繰越明許費が３億8,576万5,000円でありますが、内容につきましては去る６月10日招集されました第２回定例会で繰越明許費繰越計算書で説明を申し上げましたので、説明は省略させていただきたいと思います。なお、不用額につきましては３億8,195万1,699円で、前年度よりも4,526万9,260円、13.4％の増額であります。内容につきましては、記載のとおりでございますので、省略させていただきたいと思います。
次に、特別会計に入りまして、決算書の14ページ、事項別明細書では282ページになります。議第67号、平成13年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算でありますが、本会計は主として被保険者の保険給付と老人保健拠出及び被保険者の健康増進に向けての保健事業の実施と、介護保険の導入によりまして介護保険２号保険者の保険料の徴収事務及び介護納付金事業を行ったものでございます。予算現額が33億8,185万1,000円に対し、歳入決算額が34億2,103万4,003円で、歳出決算額は31億4,938万1,029円で、歳入歳出差引残額が２億7,165万2,974円となったところでございます。
歳入は、国民健康保険税が13億5,240万4,705円で、前年度よりも6,599万8,835円の増額、5.13％の伸びでありますが、これは税率改正によるもので、歳入総額の39.5％に当たります。国庫支出金は11億9,636万7,289円で、35.0％でございます。療養給付費交付金が３億9,155万円で11.4％、繰入金が２億463万9,321円で6.0％、繰越金は２億848万9,935円で6.1％と、歳入の大部分を占めております。給付基金繰入金はなく、歳入合計では前年度よりも13.29％伸びの４億139万7,733円の増額でございます。なお、国民健康保険税の調定額に対する収入割合は、前年度よりも1.02％低くなっておりますが、93.02％で、これも高率を維持しております。この中で不納欠損額は、520万1,941円で85件になっております。前年度よりも44万4,988円、9.35％の増となっております。処分の内容につきましては、１款市税と同様に生活苦が57件、行方不明が18件、死亡が10件であります。
収入未済額は、9,627万7,401円でありますが、前年度よりも1,944万3,454円で、25.3％の増となっております。その内訳でございますが、現年度分が4,413万4,154円、滞納繰り越し分で5,214万3,247円で、件数にいたしまして1,082件でございます。この収入未済額の解消のために、一般税と同じように出納閉鎖後整理をいたしました結果、平成14年７月31日現在で733万204円が納付済みでありまして、7.61％の納入率となっております。
支出済額の主なものといたしましては、２款保険給付費が19億5,176万9,843円で、前年度よりも１億912万7,632円、5.92％の増額であります。この内訳でございますが、療養諸費が17億3,906万3,827円で、前年度よりも9,727万9,502円、高額療養費が１億8,155万6,016円で、前年度よりも909万8,130円の増額であります。３款の老人保健拠出金は７億2,242万3,248円で、前年度よりも１億3,864万5,326円、23.74％の増額であります。第４款介護交付金は、１億6,676万1,775円で、前年度よりも2,661万770円、18.98％の増額であります。７款基金積立金につきましては、9,999万9,533円を積み立てたところでございます。歳出合計では前年度よりも３億3,823万4,694円、12.03％の増額であります。なお、執行率につきましては93.1％でございます。
次に、決算書の20ページ、事項別明細書では308ページでございます。議第68号、平成13年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算について申し上げたいと思います。決算の内容は、財産区の山林保護の育成管理のための運営経費が主なものでありまして、歳入決算額は110万1,949円、歳出決算は93万6,113円で、差引残額は16万5,836円であります。内容につきましては、記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきたいと思います。
決算書の24ページ、事項別明細書では316ページになります。議第69号、平成13年度東根市学校給食事業費特別会計歳入歳出決算であります。決算の内容につきましては、通常の給食事業運営経費が主なものでありまして、歳入は全体の49.3％を占めております第１款の分担金及び負担金が２億2,488万4,518円と、50.6％を占め、２款の繰入金２億3,111万4,000円が大部分でございます。歳入は前年度よりも427万1,374円、0.93％の減となっております。長引く景気の低迷によりまして、本年度初めて収入未済額は34万5,842円発生しております。この滞納整理の状況でございますが、平成14年７月31日現在で６万414円、17.46％の納入率であります。
歳出は、第１款事業費の職員人件費が１億8,352万1,832円と賄い材料費等の需用費が２億4,608万3,578円と大部分を占めております。支出済額は前年度よりも427万2,148円、0.93％の減額でございます。
その結果、歳入決算額は４億5,630万7,860円、歳出決算額が４億5,630万6,711円で差引残額が1,149円であります。調定額に対する収入率は99.9％、執行率は99.8％であります。
次に、決算書の28ページ、事項別明細書では324ページになります。議第70号、平成13年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算でございます。歳入決算額は23億943万8,115円、歳出決算額が23億941万1,531円で、差引残額は２万6,584円でございます。
歳入では、一般会計繰入金が全体の39.1％を占め、９億240万円、国庫支出金は12％で２億7,750万円、市債が29.1％の６億7,110万円で大部分を占めておりますが、受益者負担金につきましては１億675万6,876円、下水道使用料が３億2,572万9,847円で、利用者負担金の割合につきましては18.72％にすぎない状況にございます。歳入総額では、前年度よりも１億9,531万4,838円、7.8％の減額でございます。調定額に対する収入割合は、99.8％であります。収入未済額は422万2,777円でありますが、受益者負担金で93万9,050円の46件、下水道使用料で328万3,727円の473件でございます。前年度よりも118万6,850円の増額でございます。これらの滞納整理状況でございますが、７月31日現在までに受益者負担金で18万3,400円納入されており、19.53％の納入率でございます。下水道使用料が40万2,199円の納入になりまして、納入率は12.24％であります。
歳出は、公共下水道事業費が52.1％、12億216万5,569円と公債費が47.9％の11億724万5,962円でありまして、歳入総額では前年度よりも１億9,531万7,616円、7.8％の減額であります。執行率につきましては、99.9％でございます。
次に、決算書の32ページ、明細書については338ページになります。議第71号、平成13年度東根市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算でございます。この特別会計につきまして、入、上野台地区、沼沢猪野沢地区の生活用水や、そのほか浄水を両地区の市民に安定供給を図るために設置され事業を推進しているところであります。歳入決算額は3,979万9,350円、歳出決算額が3,979万8,757円で、差引残金は593円でございます。調定額に対する収入率は100％、執行率は91.8％であります。詳細につきましては、記載のとおりでありますので、説明は省略させていただきたいと思います。
次に、決算書の36ページ、事項別明細書では350ページになります。議第72号、平成13年度東根市休日診療所特別会計歳入歳出決算でございます。歳入決算額は919万790円、歳出決算額が919万160円、差引残額は630円でございます。調定額に対する収入率は100％、執行率は93.8％でございます。詳細につきましては、記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきたいと思います。
次に、決算書の40ページ、事項別明細書では356ページでございます。議第73号、平成13年度東根市老人保健特別会計歳入歳出決算でございます。老人の健康保持と適切な医療確保を図りながら医療給付を行った結果といたしまして、歳入決算額は40億78万1,959円、歳出決算額が40億5,109万1,815円で、歳入歳出差引総額5,030万9,856円は昨年度から繰り上げ充用したところでございます。
歳入では、前年度より１億9,213万3,638円増額の5.04％の伸びであります。この内容につきましては、第１款支払基金交付金で１億3,849万1,941円、２款の国庫支出金で1,666万6,721円、３款の県支出金で1,044万4,556円、４款の繰入金で1,062万3,304円などが増額によるものでございます。歳出におきましては、２億5,303万7,490円の増額の6.6％の伸びは医療諸費の伸びが大部分でありまして、医療諸費の支出済額は40億1,287万8,051円であります。調定額に対する収入率は100％、執行率は99.9％でございます。
次に、決算書の44ページ、事項別明細書では368ページになります。議第74号、平成13年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算でございます。歳入決算額は、７億8,169万7,570円、歳出決算額は７億272万8,974円、差引残額は7,896万8,596円であります。歳入につきましては、一般会計繰入金が３億641万1,000円で全体の39.2％、国庫支出金が１億2,630万円で16.2％、保留地処分金が１億6,396万7,407円で21％、市債が１億1,220万円で、14.4％が主なものでございます。前年度よりも15.65％の減の１億4,500万4,534円の減額であります。内容につきましては、保留地処分金で１億58万9,019円、市債で920万円と増額になりましたが、国庫支出金が8,727万円、県支出金で1,487万8,000円、一般会計繰入金で１億2,252万8,000円、繰越金で3,040万9,221円が減額されたことによるものでございます。
歳出につきましては、前年度よりも19.38％減の１億6,897万514円の減額であります。事業といたしましては、昨年度に引き続きさくらんぼ東根駅へのアクセス道路としての都市計画道路一本木駅前通り線駅歩道舗装新設工事、同線駅前広場整備工事、都市計画道路若木本郷線築造舗装工事、同一本木中通り線舗装新設工事、区画道路の新設舗装工事及び宅地整地工事等を計画的に執行した結果でありますが、この工事請負費が２億1,212万8,350円、物件移転補償費は３億5,880万5,675円で全体の81.24％を占めております。
詳細につきましては、事項別明細書並びに決算附属資料の主要な施策の成果、111ページ記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきたいと思います。
次に、決算書の48ページ、事項別明細書では382ページになります。議第75号、平成13年度東根市縄目工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算でございます。本特別会計につきましては、一本木土地区画整理事業を進める中で区域内に立地する既存工業の移転先といたしまして縄目地区9.1ヘクタールを工業団地として造成をするために、平成７年３月議会で設置したものであり、昨年３月に９区画が完売したところでございます。歳入決算額は繰越金のみでございまして１億9,998万9,025円、歳出決算額が１億9,998万9,025円で、差引残額はゼロとなり、本会計につきましては本年度で廃止となるものでございます。繰出金といたしまして、7,450万3,241円が一般会計へ繰り出しとなるものであります。収入率は100％、執行率は99.9％でございます。
次に、決算書の52ページ、明細書の388ページでございます。議第76号、平成13年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算でございます。本会計につきましては、介護保険法及び介護保険法施行法に基づきまして介護保険事業を円滑に推進するために、平成12年４月１日から設置されたものであります。歳入決算額は14億7,980万4,018円、歳出決算額が14億6,534万8,315円で、歳入差引残額は1,445万5,703円であります。
歳入につきましては、前年度よりも２億5,333万9,324円の増額の20.66％の伸びであります。収入済額の主なものといたしましては、保険料が２億2,843万2,990円で歳入総額の15.4％、国庫支出金が３億1,006万2,000円で、21.0％、支払金交付金が４億2,597万5,000円で、28.8％、一般会計繰入金が３億2,591万2,314円で22％と歳入の大部分を占めております。介護保険料の調定額に対する収入割合は99.8％であります。収入未済額は49万2,710円で前年度よりも35万9,539円の増額でありますが、これは普通徴収分でありまして、件数にして39件になります。収入未済額の滞納整理の状況でありますが、７月31日現在で８万4,590円が納入済みで、17.2％の納入率となっております。なお、介護保険料の特別徴収分として収入未済額マイナス9,100円と記載されておりますが、これは特別徴収者が死亡等により、既に納税された保険料を還付すべきものが出納閉鎖時期までに還付すべきものが確定されなかったことから、過誤納還付金未済額として取り扱いをいたすところでありますので、ご理解願いたいと思います。
歳出は、前年度よりも２億6,820万5,376円増額の22.4％の伸びであります。支出済額の主なものといたしましては、歳出全体の87.2％を占める保険給付費は12億7,887万9,198円で、その内訳はホームヘルプサービス等の居宅介護サービスに対し給付する居宅介護サービス給付費が４億5,032万1,489円、施設介護サービス給付費が７億3,034万6,509円であります。なお、執行率は98.9％でございます。
以上、各会計の決算について説明を申し上げましたが、これらの結果から財政分析いたしました本市の状況につきましては、監査意見書の決算審査資料に記載されておりますので、ご参照いただきたいと思います。先ほど代表監査委員からご指摘がありましたとおり、依然として財政基盤は不安定で、国の動向に影響を受けやすい構造であることから、引き続き税源の涵養、収納率の向上等に努力し、自主的、安定的財政基盤の構築に努めるとともに、経常経費の節減合理化、経費支払いの効率化などに一層の努力をし、財政構造の弾力化を図ってまいりたいと思っておりますので、ご理解をお願いするところであります。
次に、412ページをお開き願いたいと思います。平成13年度実質収支に関する調書でありますが、一般会計について申し上げたいと思います。歳入総額は164億7,943万3,000円で、歳出総額は158億4,362万4,000円、歳入歳出差引残額６億3,580万9,000円から翌年度へ繰り越すべき財源、繰越明許費繰越額が１億7,446万9,000円を差し引いた実質収支額４億6,134万円が実質黒字となり、平成14年度へ繰越金となるものでございます。そのほか10件の特別会計につきましては、413ページから422ページまでに記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきます。
次に、財産に関する調書でございますが、424ページから445ページまでに記載のとおりでありますので、説明は省略させていただきますので、ご了承をお願いしたいと思います。
以上、一般会計及び10件の特別会計決算についてその概要を説明申し上げましたが、委員の皆さんにおかれましてはよろしくご審議をいただきまして、認定くださいますようお願いを申し上げまして、補足説明を終わりたいと思います。
〇深瀬秋広決算特別委員長 次に、議第77号と議第78号の２議案について水道部長に補足説明を求めます。加藤水道部長。
〔加藤信明水道部長 登壇〕
〇加藤信明水道部長 御苦労さまです。それでは、委員長の指名によりまして、議第77号、平成13年度東根市水道事業会計の決算につきまして補足して説明を申し上げます。
決算書の１ページ、２ページをお開き願います。平成13年度東根市水道事業決算報告書であります。（１）収益的収入及び支出、収入の方から、以下決算の欄で説明をいたします。第１款水道事業収益12億1,091万872円、内訳でありますが、第１項営業収益12億1,046万8,305円、この内容はほとんどが水道料金であります。
次に、第２項営業外収益44万2,567円、これは預金利子であります。うち仮受消費税は第１項、第２項とも記載のとおりでございます。
次に、第３項特別利益はございません。
続いて、支出の方を説明申し上げます。第１款水道事業費用８億6,531万3,419円、内訳でありますが、第１項営業費用６億9,559万2,994円、これは原水費、配水費などであります。このうち、仮払消費税は記載のとおりであります。
次に、第２項営業外費用１億6,952万138円、これは企業債の利子が大半であります。うち仮払消費税はなく、納付税額として3,160万7,000円であります。
次に、第３項特別損失20万287円、これは不納欠損などでありまして、うち仮払消費税記載のとおりであります。第４項予備費はございません。
続きまして、３ページ、４ページをお開き願います。（２）資本的収入及び支出であります。収入の方から、以下決算の欄で説明をいたします。第１款資本的収入8,405万2,650円、内訳でありますが、第１項加入金3,282万3,000円、第２項負担金5,122万9,650円、うち仮受消費税は第１項、第２項とも記載のとおりであります。第３項固定資産売却代金はございません。
支出の部でありますが、第１款資本的支出３億2,772万2,957円、内訳といたしまして第１項建設改良費１億9,934万3,650円、うち仮払消費税は記載のとおりであります。第２項企業債償還金は１億2,837万9,307円となっております。資本的収入額が資本的支出額に不足する額２億4,367万307円は、過年度分損益勘定留保資金１億9,676万644円、当年度損益勘定留保資金4,151万5,769円、消費税資本的収支調整額539万3,894円で補てんするものであります。たな卸資産購入限度額の執行額561万1,651円で、これに伴う仮払消費税は26万7,221円であります。
続きまして、５ページをお開き願いたいと思います。水道事業の損益計算書であります。計の方で説明をいたします。営業収益ですが、11億5,312万3,370円、これは給水収益からその他営業収益までのものでございます。営業費用でありますけれども、６億7,552万4,239円、これは原水及び浄水費から資産減耗費までのものであります。
その結果、営業利益といたしまして４億7,759万9,131円になったところであります。
次に、営業外収益でありますけれども、44万2,441円、営業外費用といたしまして１億3,791万3,138円でありまして、マイナス要因となって１億3,747万697円、経常利益として３億4,012万8,434円、特別利益はなく、特別損失が19万2,104円で、マイナス要因となって19万2,104円となり、この結果当年度純利益でありますが、３億3,993万6,330円となったものであります。前年度繰越利益剰余金はございませんので、当年度未処分利益剰余金については当年度純利益と同額となったものであります。
続きまして、６ページをごらんになっていただきたいと思います。水道事業の剰余金計算書であります。計の方で説明をいたします。減債積立金１億7,294万8,736円、利益積立金が１億3,452万3,924円、建設改良積立金が２億3,800万円、積立金合計が５億4,547万2,660円となったところであります。未処分利益剰余金でありますが、前年度分として２億9,214万6,670円、前年度の利益剰余金の処分については同額であり、これにつきましても昨年議決をしていただきましたけれども、減債基金と建設改良基金に全額を処分させていただいたということであります。繰越利益剰余金年度末残高はなく、当年度純利益につきまして３億3,993万6,330円となりまして、当年度未処分利益剰余金につきましても同額となったところであります。
続きまして、７ページをお開き願いたいと思います。資本剰余金の部でありますが、受贈財産評価額が555万6,648円、国庫補助金8,191万8,572円、加入金が５億4,670万6,020円、工事負担金が７億7,227万6,830円、翌年度繰越資本剰余金といたしまして14億645万8,070円となったところであります。
続きまして、水道事業の剰余金処分計算書でありますが、処分の案であります。当年度未処分利益剰余金３億3,993万6,330円につきましては、減債積立金に１億993万6,330円、建設改良積立金に２億3,000万円を積み立ていたしまして、翌年度利益剰余金はなく、全額を積み立てしたいということでご提案を申し上げます。
次に、８ページをごらんになっていただきたいと思います。水道事業の貸借対照表であります。これは、平成14年３月31日現在でありますが、計の方で説明をいたします。資産の部でありますが、固定資産の有形固定資産につきましては、土地から工具、器具及び備品まで記載のとおりでありまして、建設仮勘定はなく、有形固定資産合計といたしまして53億5,994万2,457円であります。無形固定資産はございません。固定資産合計が有形固定資産の合計額と同額であります。
次に、流動資産でありますけれども、現金預金、未収金、貯蔵品を含めまして、流動資産につきましては11億5,139万3,247円であります。資産の合計が65億1,133万5,704円となったところであります。
次に、９ページをお開き願いたいと思います。負債の部であります。固定負債でありますが、引当金につきましては修繕引当金のみでありまして、固定負債合計といたしまして3,415万3,843円であります。
流動負債でありますが、未払金及びその他の流動負債を合わせまして流動負債合計といたしまして7,082万1,239円で、負債合計が１億497万5,082円となったところであります。
資本の部でありますけれども、資本金、自己資金、借入金、借入資本、合わせまして資本金合計が41億1,449万3,562円であります。
次に、剰余金でありますが、資本剰余金につきましては受贈財産評価額から工事負担金まで含めまして合計が14億645万8,070円であります。利益剰余金でありますが、減債積立金から当年度未処分利益剰余金まで含めまして、合計が８億8,540万8,990円であります。剰余金合計が22億9,186万7,060円、資本合計が64億636万622円、負債資本合計が65億1,133万5,704円となったところであります。
10ページ以下につきましては、水道事業の報告、それから諸資料、予算執行の事項別明細書などが記載されております。参考にしていただければ幸いと思います。
以上で水道事業の決算の説明を終わります。
続きまして、議第78号、平成13年度東根市工業用水道会計の決算につきまして補足して説明を申し上げます。決算書の１ページ、２ページをお開き願いたいと思います。平成13年度東根市工業用水道事業決算報告書、（１）収益的収入及び支出であります。収入の方から申し上げます。決算の欄で説明をいたします。第１款工業用水道事業収益２億1,679万1,552円、内訳といたしまして第１項営業収益２億1,633万8,850円、これは全額水道料金であります。うち仮受消費税は記載のとおりであります。第２項営業外収益45万2,702円、これは預金利子などであります。
次に、支出でありますが、第１款工業用水道事業費用１億4,908万3,152円、内訳といたしまして第１項営業費用9,605万3,416円、これは原水費、配水費などでございます。第２項営業外費用5,302万9,736円、これは企業債の利子であります。第３項予備費はございません。
続きまして、３ページ、４ページをお開き願いたいと思います。（２）資本的収入及び支出でありますが、資本的収入はありません。支出のみになっております。決算の欄で説明をいたします。第１款資本的支出2,781万9,764円、これは企業債の償還金であります。第１項企業債償還金は同額となっております。資本的支出額2,781万9,764円は過年度分損益勘定留保資金で補てんをいたしました。
続きまして、５ページをお開き願いたいと思います。工業用水道の損益計算書であります。計の方で説明をいたします。営業収益２億603万7,000円であります。これは、水道料金であります。営業費用につきまして、原水及び浄水費から減価償却費まで9,402万7,308円で、営業利益といたしまして１億1,200万9,692円となったところであります。営業外収益といたしまして45万2,702円、営業外費用として4,475万4,036円、これにつきましては企業債の利子であります。マイナス要因となりまして4,430万1,334円で、その結果、経常利益につきましては6,770万8,358円であり、当年度の純利益につきましても同額となったところであります。
なお、前年度繰越利益剰余金はございませんので、当年度未処分利益剰余金につきましても同額となったところであります。
次に、６ページでありますが、工業用水道の剰余金計算書であります。計の方で説明をいたします。まず、利益剰余金の部、減債積立金でありますけれども、３億5,854万2,816円、建設改良積立金が4,500万円で、積立金合計といたしまして４億354万2,816円であります。未処分利益剰余金でありますが、前年度未処分利益剰余金につきましては7,591万1,807円でありました。これにつきましては、昨年議決をしていただきましたけれども、全額を減債基金に積み立てをいたしました。繰越利益剰余金年度末残高はございません。当年度純利益につきましては6,770万8,358円で、当年度未処分利益剰余金も同額でございます。
７ページをお開き願いたいと思います。資本剰余金の部でありますけれども、工事負担金12億9,704万9,000円であります。受贈財産評価額といたしまして、１億1,723万3,737円、翌年度繰越資本剰余金でありますが、14億1,428万2,737円となったところであります。
次に、工業用水道の剰余金処分計算でありますが、処分の案であります。当年度の未処分利益剰余金につきましては6,770万8,358円でありまして、この剰余金につきまして減債積立金に全額積み立てをさせていただきたいということでご提案を申し上げます。
次に、８ページでありますが、工業用水道の貸借対照表であります。これは平成14年３月31日現在でありますが、まず資産の部であります。固定資産の有形固定資産合計につきましては19億6,678万4,014円であります。無形固定資産はございませんので、固定資産合計額が有形資産の額と同額であります。
流動資産でありますけれども、現金預金と未収金、合わせまして流動資産合計が７億2,296万1,762円でありまして、資産合計が26億8,974万5,776円となったところであります。
次に、９ページをお開き願いたいと思います。負債の部、固定負債合計が714万5,207円であります。流動負債合計が195万5,585円となり、負債合計が910万792円であります。
資本の部でありますが、自己資本金、借入資本金、合わせて資本金合計が７億9,511万1,073円であります。
次に、剰余金でありますが、資本剰余金として受贈財産評価額及び工事負担金を合わせまして資本剰余金合計14億1,428万2,737円であります。
次に、利益剰余金でありますけれども、減債積立金から当年度未処分利益剰余金まで合わせまして利益剰余金合計といたしまして４億7,125万1,174円であります。剰余金合計が18億8,553万3,911円、資本合計が26億8,064万4,984円、負債資本合計が26億8,974万5,776円となったところであります。
なお、10ページ以下につきましては、工業用水道の報告書、それから諸資料、更には予算執行の事項別明細などが記載されております。参考にしていただければ幸いと思います。
以上で終わります。
〇深瀬秋広決算特別委員長 以上で説明を終わります。
◎散 会
〇深瀬秋広決算特別委員長 これで本日の日程は全部終了いたしました。
なお、本委員会は９月13日に再開をいたしますので、ご協力を願います。
本日はこれで散会をいたします。
御苦労さまでした。
午後２時２１分 散 会