議事日程 第4(総括質疑)
平成14年12月12日 午前10時 開 議
青 柳 信 雄 議長 武 田 敏 夫 副議長
◎出席議員(22名)
1番 清 野 貞 昭 議員 2番 佐 藤 万記子 議員
3番 清 野 周 治 議員 4番 奥 山 重 雄 議員
5番 森 谷 政 志 議員 6番 佐 藤 直 議員
7番 岡 崎 賢 治 議員 8番 高 橋 ひろみ 議員
9番 秋 葉 征 士 議員 10番 清 野 忠 利 議員
11番 高 橋 一 俊 議員 14番 早 坂 隆 議員
15番 阿 部 綾 子 議員 16番 渡 辺 正 幸 議員
17番 市 村 賢 治 議員 18番 深 瀬 秋 広 議員
19番 小 野 一 男 議員 20番 武 田 敞 議員
21番 阿 部 忠 男 議員 22番 槙 仙一郎 議員
23番 武 田 敏 夫 議員 24番 青 柳 信 雄 議員
◎欠席議員(1名)
13番 結 城 芳 議員
◎説明のため出席した者の職氏名
教育委員会
土 田 正 剛 市 長 高 橋 良 子
委員長
選挙管理委員会
植 村 良 作 横 尾 尚 代表監査委員
委 員 長
保 角 國 雄 農業委員会会長 槙 栄 司 消 防 長
武 田 新 市 助 役 奥 山 昭 男 収 入 役
鈴 木 千 原 教 育 長 喜 嶋 與平治 総 務 部 長
小 川 武 市民生活部長 小 野 幸 治 保健福祉部長
建 設 部 長
山 本 源太郎 経 済 部 長 加 藤 信 明
兼水道部長
細 矢 昭 男 教 育 次 長 原 田 清一郎 総合政策課長
武 田 稔 庶 務 課 長 牧 野 利 幸 財 政 課 長
選挙管理委員会 監 査 委 員
芦 野 良 美 保 科 正 一
事 務 局 長 事 務 局 長
農業委員会
菊 口 吉 之
事 務 局 長
◎事務局職員出席者職氏名
椎 名 和 男 事 務 局 長 塩 野 康 二 事務局長補佐
議 事 主 査
網 干 賢 牧 野 美和子 主 任
兼議事係長
伊 藤 公 主 事
◎議 事 日 程
議事日程第4号
平成14年12月12日(木) 午前10時 開 議
日程第 1 議第101号 東根市特別職に属する者の給与に関する条例の一部を改正する
条例の制定について
日程第 2 議第102号 東根市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
の制定について
日程第 3 議第103号 東根市税条例の一部を改正する条例の制定について
日程第 4 議第104号 東根市社会教育条例の一部を改正する条例の制定について
日程第 5 議第105号 東根市立保育所設置条例及び東根市農業委員会委員の選挙区及
び定数に関する条例の一部を改正する条例の制定について
日程第 6 議第106号 東根市医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の制定に
ついて
日程第 7 議第107号 東根市水道事業及び工業用水道事業の設置等に関する条例の一
部を改正する条例の制定について
日程第 8 議第108号 東根市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改
正する条例の制定について
日程第 9 議第109号 東根市水道給水条例の一部を改正する条例の制定について
日程第10 議第110号 損害賠償の額の決定について
日程第11 議第111号 藤助新田西地区市営土地改良事業の実施の変更について
(総 括 質 疑)
(散 会)
◎本日の会議に付した事件
議事日程第4号に同じ。
◎開 議
〇青柳信雄議長 皆さん、おはようございます。本日の会議に欠席の届け出がありました議員は、13番結城 芳議員です。したがって、出席議員の数は22名で定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。
本日の会議は、議事日程第4号によって進めます。
◎総 括 質 疑
〇青柳信雄議長 最初に、日程第1、議第101号から日程第11、議第111号までの11議案を一括議題とします。
これから議第101号から議第111号までの条例及び事件決議関係11議案について質疑を行います。
なお、質疑を行うときは議案の題名とページ番号をお示し願います。ご質疑ありませんか。2番佐藤万記子議員。
〇2番(佐藤万記子議員) 議案集の20ページ、109号、東根市水道給水条例の一部を改正する条例の制定についてお尋ねいたします。
これの22ページになりますが、第6章、貯水槽水道というのが出ています。私これ読みましたときに、貯水槽というのは消防のときの消火のための貯水槽のことかとちらっと思いました。これ見ましたら、どうも普通の水道のビルの上に上げていく、あれのようなのですが、前たしか受水槽と言っていたのではなかったかなと思うのですけれども、まずこれはこれでいいのですか。両方に通用する言葉となっているのですか。それをお尋ねします。
〇青柳信雄議長 加藤建設水道部長。
〇加藤信明建設部長兼水道部長 水道法では、貯水槽水道というようなことでうたっております。
〇青柳信雄議長 2番佐藤万記子議員。
〇2番(佐藤万記子議員) わかりました。
それで、あらましの方にも40ページに載っておりますが、このことの中身についてちょっとお尋ねしたいのですけれども、この貯水槽水道に関してですが、市長は必要があると認めるときは、貯水槽の設置者に対して指導、助言、勧告を行うことができるものとするというふうになっておりますが、具体的にはどういうことを想定して、こういうふうな文章が出てきているのかということをお聞きしたいのが1件と、あとこの貯水槽水道を設置している建物が東根市に何軒あるのか、それをお願いします。
〇青柳信雄議長 加藤建設水道部長。
〇加藤信明建設部長兼水道部長 水道法の改正の1つに、水道の安全性の向上を図ることがあります。検査の受検率の低いビルなどの貯水槽水道につきましては、その設置者の責任を水道事業者が定める供給規定上明確にし、その管理の徹底を図るものであります。
貯水槽水道の中には、2つの施設がございます。1つは、簡易専用水道というふうなことで、これは容量が10立法メートルを超えるものであります。2つが小規模貯水槽水道というふうなことで、これは容量が10立法メートル未満のものであります。今まで簡易専用水道につきましては、山形県におきまして定期的な検査を実施してきたところであります。小規模貯水槽水道につきましては、検査の対象外となっておりましたけれども、この施設についても今後検査の対象にしていくことになったわけであります。
それで、1つ目の簡易専用水道、10立法メートルを超える容量のタンクを持っておる市内の公共施設、あるいは企業につきましては45軒ほどあります。これは、市役所、公立病院、県営アパート、市内の小中学校などが主なものであります。次に、小規模貯水槽水道10立法メートル未満の容量につきましては21軒というようなことで、並松住宅のA棟、B棟、更には東根温泉の一部の旅館でこの施設を持っておるというふうなことで、簡易専用水道45軒、小規模貯水槽水道21軒というようなことで、合計66軒になっております。
〇青柳信雄議長 2番佐藤万記子議員。
〇2番(佐藤万記子議員) 必要があると認めるときは、その設置者に対して指導、助言及び勧告ということが今まで具体的に何かあったのか。どういうふうなことを想定しておられるかということもお願いします、答弁を。
〇青柳信雄議長 加藤建設水道部長。
〇加藤信明建設部長兼水道部長 今までは貯水槽水道につきまして、県の方で定期的に検査を実施してきたわけでありますけれども、具体的にどこの施設が不備だというふうなことは県の方からは連絡は来ておりませんです。
〇青柳信雄議長 2番佐藤万記子議員。
〇2番(佐藤万記子議員) 今までは県が検査していて、市には別に具体的に何も来ていないということは、この条例では市長はとなっていますので、やっぱり責任者は市長だと思うので、きちんと結果が県から何も異常なかったとしても来ているということなのですよね。年に1回検査するとか、そういうふうなデータが異常なくても来ていると認識していいのでしょうか。
〇青柳信雄議長 加藤建設水道部長。
〇加藤信明建設部長兼水道部長 異常になっておるというふうな検査の結果は来ておりませんです。
〇青柳信雄議長 2番佐藤万記子議員。
〇2番(佐藤万記子議員) なぜこういうことを言うかといいますと、ここら辺、東根とか県内はそんなことはないかもわかりませんが、都市部の貯水槽、受水槽というのですか、そこの中でいろいろと事故があるということが時々新聞で見受けられます。中に管理が不十分で何か小さな虫の死骸が入っていたとか、ひどいのはネズミの死骸があったとか、そういうふうなのとか、いろいろと飲料に適しないような水が本当は流れていたとか、検査の結果こうだったというようなことが時々出ます。それで、東根市はどうしているのかなと思って、これ今日出ましたのでお聞きしたわけですけれども、貯水槽の管理の、管理者が本当はきちんと責任持たなくてはいけないのですけれども、これに関しては市長がということになっておりますので、そこをきちんと情報をもらって、そしてきちんとなっているかというのを責任持って管理しておかなければ、何かあったときにまずいのではないかなと思いましたので、申し上げました。
以上、わかりましたので、終わります。
〇青柳信雄議長 以上でご了承願います。
ほかにご質疑ありませんか。10番清野忠利議員。
〇10番(清野忠利議員) 今佐藤議員が質問しておりました水道事業について2点ほどお伺いしたいと思います。
まず、議案書の17ページの水道事業及び工業用水道に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですけれども、この中で人数を4万1,500から4万7,100ということに改めるということで条文載っているのですけれども、去年度の決算報告を見ますと、今の給水の人口が4万3,000ということなのですけれども、この辺の改める根拠をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
〇青柳信雄議長 加藤建設水道部長。
〇加藤信明建設部長兼水道部長 今東根市では、上水道事業経営変更認可申請というふうなことで、県の保健福祉部、あとその下の保健薬務課と協議を行っておるところであります。その中で、4万1,500人というのは数字が当然そぐわないわけでありまして、これを4万7,100人に改めたいと思っております。
その理由はというふうなことでありますが、このベースは第3次東根市総合計画を採用しておるところであります。平成22年で、清野議員ご承知のとおり4万8,000人としております。平成23年度では4万8,200人が見込まれまして、これに天童市の向原地区の人口見込みが230人としております。これを加えまして、簡易水道事業の入第1、入第2、上野台、沼沢、猪野沢地区の人口見込み738人を差し引きますと4万7,692人になるわけでありますが、これを平成23年度の水道普及率の見込みというふうなことで98.8%を掛けますと、4万7,119人となるわけであります。この19人を取り除きまして、4万7,100人というふうなことで人口を設定したところでございます。
〇青柳信雄議長 10番清野忠利議員。
〇10番(清野忠利議員) ありがとうございます。4万7,100ということで、平成23年は4万8,200人の人口ということにかんがみまして、このようになるのだということなのですけれども、これから水道事業として袋田の水源地を改修しなくてはいけないということで、また村広水もあるでしょうけれども、この辺の袋田の水源地をこのような対処できるようにするのかどうか、その辺をお願いしたいと思います。
〇青柳信雄議長 加藤建設水道部長。
〇加藤信明建設部長兼水道部長 もう1遍ちょっとお願いします。
〇青柳信雄議長 10番清野忠利議員。
〇10番(清野忠利議員) 袋田のこれから改修しなくてはいけないのですけれども、4万7,000人とったという工事、事業を行うのか、その辺お願いしたいのですけれども。
〇青柳信雄議長 加藤建設水道部長。
〇加藤信明建設部長兼水道部長 今袋田の老朽施設の更新計画というふうなことで、今年度は用地の取得、物件補償、既に終わったわけでありますけれども、この袋田浄水場の更新計画に合わせまして4万7,100人というようなことで設定をしたところでございます。
〇青柳信雄議長 10番清野忠利議員。
〇10番(清野忠利議員) わかりました。では、そのようにひとつお願いしたいと思います。
では、次に先ほど佐藤議員も質問しておったのですけれども、貯水槽水道ということなのですけれども、先ほどいろいろ教えていただいて、ありがとうございます。この中で、貯水槽水道が先ほど部長の話では66軒ほど今現在あるということなのですけれども、非常に市内にアパートが3階建て、4階建てということで建っている中で、貯水槽装置を持っているアパートは何軒あるのか、その辺中身わかればお聞かせ願いたいと思います。
〇青柳信雄議長 加藤建設水道部長。
〇加藤信明建設部長兼水道部長 手元の資料によりますと、貯水槽水道を持っておるアパートですか、これにつきましては山形県営アパート、あとそれからアパート関係につきましては国家公務員合同宿舎、神町住宅とか、自衛隊の若木官舎とか、あとそれから株式会社アークスコーポレーションなどであります。
それから、小規模施設というふうなことでありますけれども、これは郵政省の互助会アパートとか、あとそれから先ほど申し上げました市営住宅並松A棟、B棟、あとそれから遠藤アパートなどが入っているようであります。
〇青柳信雄議長 10番清野忠利議員。
〇10番(清野忠利議員) どうもありがとうございます。今市内で大分アパート、3階建て、4階建てがはやっているのですけれども、そのアパートの給水を見てみますと、各部屋ごとに給水状態になっているというようなことで、非常に難儀しているのでないかなというような感じするのですけれども、やはりアパートには3階建てとか4階建てになれば、これ貯水槽の指導、助言を行うべきでないかなというような感じするので、その辺は市として徹底してやっているのかどうかお願いしたいと思います。
〇青柳信雄議長 加藤建設水道部長。
〇加藤信明建設部長兼水道部長 アパートの建設、水道の給水等につきましては、それぞれまちまちであります。その設置者の考え方で、各部屋に引っ張っておる施設もありますし、1カ所にまとめてタンクをつけておるというふうな箇所もあるわけであります。私どもでは、極力清野議員おっしゃるような方向で、1カ所にまとめてすべきだというふうな指導は今後ともしていきたいなと、このように思っております。
〇青柳信雄議長 10番清野忠利議員。
〇10番(清野忠利議員) アパート建設の申請においては、やはりその辺の指導を徹底していただいて、特に東根市は今人口増になっているわけですから、また住居をこっちに持たないでアパートに入っている人もおりますし、また水道料金の未納なんかもありますので、その辺を徹底していただければいいのではないかなと思いまして、よろしくお願いしたいと思います。
以上で終わります。
〇青柳信雄議長 以上でご了承願います。
ほかにご質疑ありませんか。22番槙 仙一郎議員。
〇22番(槙仙一郎議員) 議第102号、一般職の給与に関するもの、これは101号と若干関わりあるわけですけれども、主に102号、この点について質問いたします。
給料表改定、給料についての改定という、ちょっと私今まで記憶はないわけでありますけれども、まずこの退職金の関わりが出てくるわけです。給料表が減額すると、こういうようになってくると、当然退職金にも関わってくる。退職金の関わり方については、説明の中でこうというものがなかったです。ですから、試算すれば出てくるわけでありますけれども、たとえばこの給料表で8級の21号、この点の給料表でいった場合、前年度の職員と、それからこれが適用されることによって減額にどのくらいなっていくのか。これは、相当低くなっていくというような気はいたします。その試算ひとつお願いまずしておきたいと思います。
〇青柳信雄議長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 ただいまのご質問でございますけれども、給料表が改定になって、調整になって、実質減になっているわけでございますが、これで今ご質問の8級の21号ですか、その辺の程度の中身というようなことで退職金が幾ら差が出るかと、こういうふうなご質問でございました。退職金の計算方法については、ご承知だとは思いますが、年数、それから生涯給料、そういった平均での算定をしているわけでございまして、一概に幾らと、こういうふうなことにはちょっと試算はできないというようなことで、たとえば35年勤務とか、40年勤務とか、それでも大分違うわけでございますので、一概に幾らということでは、ここでご答弁することちょっとできないと思います。
〇青柳信雄議長 22番槙 仙一郎議員。
〇22番(槙仙一郎議員) 知っていれば、私出てくると思うわけです。たとえば年数これくらいで、そして最終的にはこの点の職員の給料は、退職金は。たとえば出てこないというのは、試算するに相当難しいのですか。それなりの試算はできるはずです。当然その説明はあってしかるべきです。その中身を知らないで、これは結構です、これはだめです、そういうことは言えないわけです。相当難しいのですか。その点どうですか。
〇青柳信雄議長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 相当難しい問題ではございません。ある例を設定をして、たとえばAさんについて40年勤務と、それからその人のこれまでの勤務された給料の総額、それから平均を出して一定の率を掛けて出すというようなことになっていますので、これは規則に基づいて出すわけでございますので、難しいことはございません。ただ、ここではちょっとできないというようなことだけでございます。
〇青柳信雄議長 22番槙 仙一郎議員。
〇22番(槙仙一郎議員) 私は、この条例を出す以上は、ある程度の納得した退職金なった場合には、平均してこれくらい減額になるということがあってしかるべきだというように考えます。そうしますと、やっていないというように考えていいのですか。
〇青柳信雄議長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 たとえばだれだれの分についてというような試算はしてございません。
〇青柳信雄議長 22番槙 仙一郎議員。
〇22番(槙仙一郎議員) 名前は伏せてもこれはできるはずで、Aの職員の場合、これはできるはずです。あってしかるべきです。退職金にこれは影響するわけですから。しないのですか。
〇青柳信雄議長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 はっきり申し上げて、影響はするというようなことになります。
〇青柳信雄議長 22番槙 仙一郎議員。
〇22番(槙仙一郎議員) 影響しているならば、これは当然試算しなければならないわけです。やっていないというと、ちょっとこの条例案出すには、給料減額ですけれども、これは当然退職金に影響するわけです。私試算してみました。40万円の給料で、大体今までですと退職金は62.7カ月。そうしますと、62.7カ月を掛けて、そしてこの減額のパーセントやればできるわけです。大体試算してみた。40万円の給料の方、大体減額は50万円ぐらいになります。ですから、私はこのくらいの職員、こういう非常に不景気ですから、退職金相当、これに今度は今から勤める方の場合、給料も引かれる、退職金で引かれる、このまま20年すれば20年なりの減額になるわけです。これよりも多くなっていく可能性があるわけです。私は、そういうことから考えると、もう少し執行部は私たちがわかりやすいひとつの試算というものがあってしかるべきだと。そういう疑問は持ちませんか。
〇青柳信雄議長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 減額になるということについての疑問というものはございません。この減額になっている給料表で一定のルールで積算するわけでございますので。ただ、正式には退職手当組合の方でするわけで、それに私どもは応じて支給になると、こういうふうになると思います。
〇青柳信雄議長 22番槙 仙一郎議員。
〇22番(槙仙一郎議員) 聞き方がちょっとよくなかったと思いますけれども、疑問というのは、このくらいの減額になるから試算は当然あってしかるべきだ、そのことについての疑問は持たなかったかということを言いたかったのです。当然事務担当者は、生活に影響するのですから、そしてこれが自分も積み立てて、そして希望を持って退職をしていく。ですから、議会に提案したならば、その配慮があってしかるべきであった。我々そういうふうに、今の不況時代に、人勧がこうであるからこれは絶対守らなければならないという規則はありますか。
〇青柳信雄議長 喜嶋総務部長。
〇喜嶋與平治総務部長 これまでの長年の例からすれば、国、県に準じて人勧を尊重してきたと、こういうようなことで、今回の給料表の改定についても、そういうふうな意味で改定を申し上げたいと、こういうようなことでございます。
〇青柳信雄議長 22番槙 仙一郎議員。
〇22番(槙仙一郎議員) 部長、条例ですから、これは市長の配慮で、実際に1.95%と低くしているのです。ですから、人勧がこれこれだと言うけれども、実際に人勧は2.03%です。それを市長の配慮なども含めて1.95%と低くしているのです。ですから、それは当然絶対的なものではないというように判断いたします。そういうことで、私はこれにはどうしても納得できない。時間がございませんので、次に入ります。今後そういうような試算はあってしかるべきだと。
それから、これは1件1件本当は提案してやれば時間は十分やっていかれるわけですけれども、議第111号、藤助新田西農道、この点について質問いたします。これは、多分この案件は、この議会であと議場に出てくることはないような気いたしますので質問いたします。ページ数は26ページ、まずメートル数で3メートル多くなってきた、1つ。それから、金額では2,050万円の増額、こういうようになっているわけです。いつも問題にしてきたのは同意書でありますけれども、この同意書はいつ、どこで、どういう経過で進まっていくのか、必要でないのかあるのか、まずこの点からお伺いします。
〇青柳信雄議長 山本経済部長。
〇山本源太郎経済部長 同意書ということは、今後議会の承認得た後のということでよろしいわけでしょうか。
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇山本源太郎経済部長 一応私の方で計画しているのは、今議会で議会の議決を得た後、関係者に対して同意の取りまとめを行っていくと。これについては、できたら年内に行いたいというふうに思っています。それを受けまして、変更認可申請を県の方に出したいというふうに考えております。
〇青柳信雄議長 22番槙 仙一郎議員。
〇22番(槙仙一郎議員) この同意は、私は問題があるとかどうとかということでなくして、スムーズに同意書は90%、できるならば100%、それがもし滞った場合に事業に相当影響する、申請しなければならないのですから。ですから、これは今部長言うように、年内にという努力されるようでありますから、これはどうしてもそういうとり運びをしていただきたい。
次に、この計画の中で、農道整備はこれで終わり、あとは単独で7メートル、2メートル拡幅をやって、この幹線と1号線の交わりまで7メートルをやるということで、いろいろ地権者と話をしてきました経過からいくと、この交わりから山王線、これまでの7メートル、いろいろ地権者と話し合ってきた中身の進みぐあいというのはどういうようになっていくのか、その点お伺いします。
〇青柳信雄議長 土田市長。
〇土田正剛市長 それは、今までるる経緯があったわけでありますが、このたびの西農道の整備に関しての条件とはなっていません。ただ、この支線1号線の右側の延長についての山王線までの間というのは、私自身は7メートルである方が望ましいと、それで一貫した道路として将来の藤助新田の地域住民の河北町方面へ抜ける道路、あるいは空港の方に抜ける道路なども踏まえて、特にクリーンピアの収集車が出入りするというふうな意味でも、私は確保をしなければいけないと。ただ、いつからするかということは、これから地権者の方々、あるいは内部の事務当局の詰め、あるいは振興計画などなど、いろいろこれから精査をしながらやっていかなければいけないと、こんなふうに思っております。
〇青柳信雄議長 22番槙 仙一郎議員。
〇22番(槙仙一郎議員) 私は、これを継続ですぐやれというように申し上げません。今までお話ししてきた経過があるわけですから。市長も今の答弁をお伺いすると、処理場との関わり、それから4車線との関わり、この問題が当然方向づけをしていかないと、後で大変になる。谷地橋のあのたもとは、4車線になると、これは河北町に行けないという、市長は十分おわかりのとおりでありまして、これは4車線が決定になった段階ですぐ取り組むということでなくして、方向づけは今のあの287の中身、102号、あの4車線は今のところ橋のたもとまでの4車線の計画はないようであります。これは、間もなく河北町と、それから本市と一緒になって4車線ということを今進めているようでありますので、これはどうしても方向づけをしながら、決定になったからすぐ私は山王までの7メートル、これはやる必要がある、こういうように考えていますので、市長もその点が今答弁からお聞きされるところでありますので、是非ともそういうような方向づけをしていただきたい。そして、更に処理場までの道路、これは市長も管理者会でお話をしておられるようでありますので、是非とも考えていくべきだと。
もう1つでありますけれども、一番地権者から、関係者から言われてきたあの橋の問題です。あの橋の問題は、これは1号線の西に向かってあの橋ですけれども、今までの説明ですと、あの荷口川の河川修理と同時にそこまで来たときにやっていくというように言ってきたようです。ところが、今あの橋の状況というのは一体どうなっているか、もし調査されているとするならばお伺いしておきたいと思います。
〇青柳信雄議長 土田市長。
〇土田正剛市長 荷口川にかかる橋の架替の要望というのは、特に反対者の方々からは強く要望が出されておったわけであります。この問題等については、荷口川の河川改修にあわせて、私どもとしてもアロケーを負担をして、そしてやるのが望ましいというふうに私は当初から答えてきたわけでありまして、今もその状況には変わりありません。そういうために、地権者の1人からだけはどうしても理解をいただけなかったわけでありますけれども、それはそれとして、既存の方針どおりで臨んでいきたいと、こんなふうに思っています。
〇青柳信雄議長 22番槙 仙一郎議員。
〇22番(槙仙一郎議員) あの橋、今閉鎖せざるを得ない状況になっておるようです。それだけに、あの橋は耐用年数が過ぎたということで、これは緊急を要する中身になりかねないというように私判断しています。部長、この点の調査はどうなっているのですか。
〇青柳信雄議長 山本経済部長。
〇山本源太郎経済部長 今この橋の件につきましては、地元の方々との話し合いの中で指摘されたわけであります。それを受けまして、この橋をつくりましたPSコンクリートの方にいろいろ調査を依頼いたしました。その結果、11月の末に一応の報告をもらったわけですけれども、その中では計算では軽トラックぐらいは渡ることができると、こういうことがあったわけですけれども、現地のけたは破損が進んでおりまして、中央部には亀裂があるというようなことでございますので、とりあえずはどうするべきかということで河北町と協議を行いました。ということは、河北町が一応管理しているわけですから、河北町の敷地にあるものですから。ただ、この段階ではこの橋の管理者がだれなのかというのが明確でないということがございました。それで、河北町としてはいろいろありますので、とりあえずは看板を立てて通行止めを行うと、こういうふうな状態になっております。したがいまして、今は通行止めの看板とバリケードを設置しているような状況であります。
〇青柳信雄議長 22番槙 仙一郎議員。
〇22番(槙仙一郎議員) この区域は、河北町の区域であります。ですから、当然設置者は河北町になると思うわけですけれども、私は事故が起きてから、もう河川改修を待ってやれるものではない、こういうように考えます。市長にその点の努力をひとつお願いしたいと思いますけれども、やはり議会でもこれは橋を必要だというように言ってこられたわけですから、河北町と十分協議をして、一日も早く、これは予算はどのくらいかかるかわかりませんけれども、市は若干の負担をしても、この橋の改修というものがあってしかるべきだというように考えます。今部長が通行止めをしているというように言われました。その点、市長、どういうように今後取り組みをされていくようにお考えになっているか。私は、進めていただきたいというように考えます。お考えをお願いします。
〇青柳信雄議長 土田市長。
〇土田正剛市長 検討してみたいと思います。
〇青柳信雄議長 以上でご了承願います。
ほかにご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇青柳信雄議長 質疑もありませんので、これで総括質疑を終わります。
お諮りします。ただいま議題となっております条例及び事件決議関係11議案については、会議規則第37条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇青柳信雄議長 異議なしと認めます。したがって、条例及び事件決議関係11議案については委員会付託を省略することに決しました。
◎散 会
〇青柳信雄議長 以上で本日の日程は全部終了しました。
本日はこれで散会します。
御苦労さまでした。
午前10時42分 散 会