令和4年10月11日 午前10時00分 開 議

 山  科  幸  子  決算特別委員長      植  松     宏  副委員長

◎出席委員(16名)
 1番   福  永  邦  幸 委員       2番   齋  藤  俊 一 郎 委員
 3番   高  橋  弓  嗣 委員       4番   滝  口  公  一 委員
 5番   元  木  十 四 男 委員       6番   東 海 林  克  彦 委員
 7番   三  宅  一  人 委員       8番   植  松     宏 委員
 9番   片  桐  勝  寿 委員      10番   山  科  幸  子 委員
12番   河  村     豊 委員      13番   細  矢  俊  博 委員
14番   浅 野 目  幸  一 委員      15番   佐  藤     直 委員
16番   清  野  忠  利 委員      17番   原  田  利  光 委員

◎欠席委員(なし)
◎説明のため出席した者の職氏名
土 田 正 剛
市      長

半 田   博
教  育  長
武 田 庄 一
選挙管理委員会
委  員  長

古 谷 利 明
代表監査委員
菅 原 繁 治
農業委員会会長

芦 野 耕 司
副  市  長
石 垣 有 一
総 務 部 長

岡 田 光 弘
市民生活部長
鈴 木 敬 一
健康福祉部長

太 田   修
経 済 部 長
深 瀬 弘 之
建 設 部 長
兼上下水道部長

高 橋 愛 子
会計管理者
佐 藤 明 彦
消  防  長

安 達 利 也
教 育 次 長
青 柳   昇
総合政策課長

安 達 好 浩
庶 務 課 長
併選挙管理委員会
事 務 局 長
本 間 和 史
財 政 課 長

牧 野 美和子
監 査 委 員
事 務 局 長
岡 田 正 樹
農 業 委 員 会
事 務 局 長





◎事務局職員出席者職氏名
高 橋 真伊子
事務局長補佐

森 谷 賢 司
議事係長
黒 坂 育 実
主    任

井 上 雄 貴
副   主   任
大 江 剛 史
兼 務 書 記

辻 村   充
兼 務 書 記





◎本日審査した案件

議第53号 令和3年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について
議第54号 令和3年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
議第55号 令和3年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について
議第56号 令和3年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
議第57号 令和3年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算認定について
議第58号 令和3年度東根市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
議第59号 令和3年度東根市水道事業会計決算認定について
議第60号 令和3年度東根市工業用水道事業会計決算認定について
議第61号 令和3年度東根市公共下水道事業会計決算認定について



  ◎開     議

○山科幸子決算特別委員長 皆さん、おはようございます。本日の会議に欠席及び遅刻の届出はありません。したがいまして、委員の出席は16名で、定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

  ◎議第53号 令和3年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について外8件

○山科幸子決算特別委員長 決算特別委員会に付託なりました、議第53号から議第61号までの9議案につきましては、去る9月16日の本委員会において、詳細な説明がありました。
  また、一般会計の歳入につきましては、去る9月29日の本委員会において、慎重に審査を行い、一般会計の歳出並びに各特別会計及び各事業会計の決算につきましては、それぞれの所管ごとに分科会を設置して議案を付託し、慎重な審査をお願いしております。
  これから、審査の経過と結果につきまして、各分科会委員長に報告を願います。

  ◎総務文教分科会委員長報告

○山科幸子決算特別委員長 はじめに、総務文教分科会委員長、9番片桐勝寿委員。
   〔片桐勝寿総務文教分科会委員長 登壇〕
○片桐勝寿総務文教分科会委員長 おはようございます。決算特別委員長の指名により、今期定例会決算特別委員会で、総務文教分科会に付託されました議案の審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。
  本分科会に付託されました、議第53号 令和3年度東根市一般会計歳入歳出決算認定のうち所管に関する事項及び議第55号 令和3年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について審査するため、去る9月30日及び10月3日の両日、午前10時から第3委員会室において、総務文教分科会を開催し、関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
  審査においては、事業内容や実績の確認のほか、事業を行ったことにより得られた効果などについて質疑を行い、執行された予算の内容が適正であったかどうかを確認しました。
  審査の中で意見や要望のあった主な事業について、ご報告いたします。
  はじめに、一般会計のうち、2款総務費2項徴税費2目賦課徴収費、徴収事業についてであります。
  歳入の根幹をなす市税をはじめとする各税目等の徴収については、多様な納付環境を整えることで、市民の利便性向上を図ってきたとのことであります。
  委員からは、多様な納付環境の整備に当たっては、収納率への影響と納付方法によって異なる手数料について意見がありました。
  次に、9款消防費1項消防費3目消防施設費の消防施設事業についてであります。
  市消防本部においては、市内69か所の警鐘台について、老朽化の状況を確認しながら順次解体すべく、その費用を予算化しており、消防団に対しても登らないように指示しているとのことであります。
  委員からは、周辺住民の安全確保のため、計画的に解体を進めてほしいとの要望がありました。
  次に、10款教育費4項社会教育費4目文化振興費のイバラトミヨ環境整備事業についてであります。
  先般、市の魚に制定されたカクレトミヨについては、以前より地域固有の希少種として、その生態を維持していくために地域を挙げて環境整備に取り組んでおられます。
  委員からは、平成23年に整備した保全池の用地について、ここ数年の営巣の状況や個体数調査の結果に鑑みれば、将来的な環境整備を見据えた検討が必要ではないかという意見がありました。
  以上を踏まえ、付託されました2議案を採決した結果、いずれも全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。
  以上、総務文教分科会における決算審査の経過と結果についての報告を終わります。

  ◎経済建設分科会委員長報告

○山科幸子決算特別委員長 次に、経済建設分科会委員長、17番原田利光委員。
   〔原田利光経済建設分科会委員長 登壇〕
○原田利光経済建設分科会委員長 おはようございます。決算特別委員長の指名により、今期定例会決算特別委員会で経済建設分科会に付託されました議案の審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。
  本分科会に付託されました議第53号 令和3年度東根市一般会計歳入歳出決算認定のうち所管に関わる事項、議第59号 令和3年度東根市水道事業会計、議第60号 令和3年度東根市工業用水道事業会計及び議第61号 令和3年度東根市公共下水道事業会計歳入歳出決算認定について審査をするため、去る9月30日及び10月3日の両日、午前10時から第1委員会室において経済建設分科会を開催し、関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
  審査においては、事業内容や実績の確認のほか、事業を行ったことにより得られた効果などについて質疑があり、執行された予算の内容は適正であったことを確認しました。
  審査の中で、意見や要望のあった主な事業について、ご報告いたします。
  はじめに、一般会計のうち6款農林水産業費1項農業費3目農業振興費、人・農地プラン推進事業について申し上げます。
  人・農地プランは法定化され、地域計画となったことから、今後の策定に向け、市内の各地域での話合いを中心に進めていくとのことです。
  委員からは、農家の方々が農地の集約に苦慮している状況もあることから、地域の実情にあった目標地図となるような、将来にわたり、安心して農業を継続していけるよう、事業の推進をお願いしたいと要望がありました。
  次に、8款土木費2項道路橋梁費2目道路維持費、生活密着道路整備事業について申し上げます。
  本事業の街路樹除却工事は、枝や根の成長により、道路の見通しや路面状況に支障をきたす街路樹について、住民の要望に基づき、伐採等の除却を行っているとのことです。
  委員からは、伐採した後に伐根し、さらに植栽マスを舗装するなど、手間と経費を要しているため、技術的な面を含め、適切な伐採や伐根の方法について検討してほしいとの意見がありました。
  次に、水道事業会計について申し上げます。
  水道事業においては、安定的な利益を出している状況が続いており、健全な経営が図られております。
  委員からは、現在の経営状況を評価する一方で、人口減少による水道料金の影響を危惧する声があり、今後も県の動向を注視しながら、将来的に起こり得る状況を見据え、水道経営の在り方について多方面から研究してほしいとの要望がありました。
  以上を踏まえ、付託されました4議案を採決した結果、いずれも全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。
  以上、経済建設分科会における決算審査の経過と結果についての報告を終わります。

  ◎厚生分科会委員長報告

○山科幸子決算特別委員長 次に、厚生分科会委員長、6番東海林克彦委員。
   〔東海林克彦厚生分科会委員長 登壇〕
○東海林克彦厚生分科会委員長 おはようございます。決算特別委員長の指名により、今期定例会決算特別委員会で厚生分科会に付託されました議案の審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。
  本分科会に付託されました議第53号 令和3年度東根市一般会計歳入歳出決算認定のうち所管に関する事項及び議第54号 令和3年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算、議第56号 令和3年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算、議第57号 令和3年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算、議第58号 令和3年度東根市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、以上の5議案を審査するため、去る9月30日及び10月3日の両日、午前10時から第4委員会室において厚生分科会を開催し、関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
  審査においては、事業内容や実績の確認のほか、事業を行ったことにより得られた効果などについての質疑があり、執行された予算の内容は、適正であったことを確認しました。
  ここで意見や要望のあった主な事業についてご報告いたします。
  はじめに、一般会計のうち2款総務費1項総務管理費8目交通安全対策費、交通安全専門指導員設置事業についてであります。
  市の交通安全専門指導員による交通安全教室の開催などを通じて、幼児から高齢者までの幅広い年齢層において、交通安全教育の推進を図るものであります。
  コロナ禍での実施状況について質疑がありましたが、1回当たりの参加人数を減らして、可能な限り実施回数を増やすなど、密を避ける工夫を講じながら実施されているとのことでありました。
  委員からは、市民の交通安全、交通事故防止のために、今後とも継続して実施していただきたいとの意見がありました。
  次に、3款民生費2項児童福祉費2目保育所費の保育所事業についてであります。
  令和3年度より公営の保育施設において、休所等の速やかな一斉連絡や、アプリによる出欠報告など、保護者と双方向の連絡が可能なシステムの通年運用を行った結果、保育現場からは、「コロナ禍で大変役立っている」との声があったとのことでありました。
  今後ともICT化を促進し、運営する側と利用される方、互いの立場に立った利便性の向上に努めていただくことを通して、本市の子育て環境のさらなる前進を期待するものであります。
  以上を踏まえ、付託されました5議案を採決した結果、いずれも全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。
  以上、厚生分科会における決算審査の経過と結果についての報告を終わります。
○山科幸子決算特別委員長 以上で、各分科会における審査の経過と結果についての報告を終わります。
  これから各分科会委員長の報告に対し、一括して質疑を行います。ご質疑ありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山科幸子決算特別委員長 質疑もありませんので、これで終わります。
  次に、討論ですが、通告がありませんので、討論を終わります。
  これから、採決を行います。
  はじめに、議第53号 令和3年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について採決をいたします。本決算に対する各分科会委員長の報告はいずれも認定すべきものであります。本決算は各分科会委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山科幸子決算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第53号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  次に、議第54号 令和3年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について採決をいたします。本決算に対する分科会委員長の報告は認定すべきものであります。本決算は分科会委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山科幸子決算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第54号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  次に、議第55号 令和3年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について採決をいたします。本決算に対する分科会委員長の報告は認定すべきものであります。本決算は分科会委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山科幸子決算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第55号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  次に、議第56号 令和3年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について採決をいたします。本決算に対する分科会委員長報告は認定すべきものであります。本決算は分科会委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山科幸子決算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第56号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  次に、議第57号 令和3年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算認定について採決をいたします。本決算に対する分科会委員長の報告は認定すべきものであります。本決算は分科会委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山科幸子決算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第57号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  次に、議第58号 令和3年度東根市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について採決をいたします。本決算に対する分科会委員長の報告は認定すべきものであります。本決算は分科会委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山科幸子決算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第58号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  次に、議第59号 令和3年度東根市水道事業会計決算認定について採決をいたします。本決算に対する分科会委員長の報告は認定すべきものであります。本決算は分科会委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山科幸子決算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第59号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  次に、議第60号 令和3年度東根市工業用水道事業会計決算認定について採決をいたします。本決算に対する分科会委員長の報告は認定すべきものであります。本決算は分科会委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山科幸子決算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第60号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  次に、議第61号 令和3年度東根市公共下水道事業会計決算認定について採決をいたします。本決算に対する分科会委員長の報告は認定すべきものであります。本決算は分科会委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山科幸子決算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第61号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  以上で、決算特別委員会に付託されました議案の審査は全部終了いたしました。
  なお、本委員会の審査の結果につきましては、この後の本会議におきまして審議されることになっておりますが、審査の経過と結果についての私からの口頭報告は、申合せにより、結果についての報告とし、経過につきましては、各分科会委員長の報告を本会議における決算特別委員長の報告に代えさせていただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山科幸子決算特別委員長 異議なしと認めます。したがいまして、私からの口頭報告は結果についての報告とし、経過につきましては、各分科会委員長の報告を本会議における決算特別委員長の報告に代えることに決しました。
  次に、執行部に申し上げます。決算審査の中で示されました各委員の意見、要望などを十分に尊重し、的確な事務処理に当たられることをお願いいたします。

  ◎閉     会

○山科幸子決算特別委員長 これで決算特別委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。

   午前10時25分 閉 会