令和２年第４回東根市議会定例会　予算特別委員会１２月１０日

令和２年１２月１０日　午前１０時２１分　開　議

　清　　野　　忠　　利　　予算特別委員長　　　　　　原　　田　　利　　光　　副委員長

◎出席委員（１７名）

　１番　　　齋　　藤　　俊一郎　委員　　　　　　　２番　　　高　　橋　　弓　　嗣　委員

　３番　　　滝　　口　　公　　一　委員　　　　　　　４番　　　元　　木　　十四男　委員

　５番　　　東海林　　克　　彦　委員　　　　　　　６番　　　三　　宅　　一　　人　委員

　７番　　　植　　松　　　　　宏　委員　　　　　　　８番　　　片　　桐　　勝　　寿　委員

　９番　　　山　　科　　幸　　子　委員　　　　　　１０番　　　高　　橋　　鉄　　夫　委員

１１番　　　白　　井　　健　　道　委員　　　　　　１２番　　　河　　村　　　　　豊　委員

１３番　　　原　　田　　利　　光　委員　　　　　　１４番　　　浅野目　　幸　　一　委員

１５番　　　佐　　藤　　　　　直　委員　　　　　　１６番　　　清　　野　　忠　　利　委員

１７番　　　髙　　橋　　光　　男　委員　　　　　　

◎欠席議員　（なし）

◎説明のため出席した者の職氏名


土　田　正　剛	市　　　　　　長	元　木　正　史	教　　育　　長
武　田　庄　一	選挙管理委員会委　　員　　長	斎　藤　吉　則	代表監査委員
工　藤　喜惠治	農業委員会会長	菅　原　正　行	消　　防　　長
間木野　多加志	副　　市　　長	芦　野　耕　司	総　務　部　長
半　田　　　薫	市民生活部長	石　垣　和　彦	健康福祉部長
石　垣　有　一	経　済　部　長	小　松　伸一郎	建　設　部　長兼水道部長
佐　藤　　　広	会計管理者	佐　藤　慎　司	教　育　次　長
鈴　木　敬　一	総合政策課長	安　達　利　也	庶　務　課　長併選挙管理委員会事　務　局　長
岡　田　光　弘	財　政　課　長	井　澤　志都香	監　査　委　員事　務　局　長
加　藤　光　伸	農業委員会事　務　局　長

◎事務局職員出席者職氏名


高　橋　重　俊	事　務　局　長	菅　井　美奈子	事務局長補佐
森　谷　賢　司	議事係長	齊　藤　晋　平	主　　　　任
黒　坂　育　実	主任	井　上　正　宏	兼　務　書　記
辻　村　　　充	兼　務　書　記	井　上　正　宏	兼　務　書　記

◎本日審査した案件

議第９２号　令和２年度東根市一般会計補正予算（第９号）

議第９３号　令和２年度東根市国民健康保険特別会計補正予算（第３号）

議第９４号　令和２年度東根市介護保険特別会計補正予算（第２号）

議第９５号　令和２年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算（第２号）

議第９６号　令和２年度東根市水道事業会計補正予算（第１号）

議第９７号　令和２年度東根市工業用水道事業会計補正予算（第１号）

議第９８号　令和２年度東根市公共下水道事業会計補正予算（第１号）

令和２年東根市議会第４回定例会予算特別委員会発言通告書


番号	質問者	質疑事項	要　　旨	答弁者
１	元木十四男委　　　員	１．議第92号　令和２年度東根市一般会計補正予算(第９号)	１．歳出　第10款教育費　第２項小学校費　２目教育振興費　小学校ＩＣＴ教育推進事業（ＧＩＧＡスクール）及び　第３項中学校費　２目教育振興費　中学校ＩＣＴ教育推進事業（ＧＩＧＡスクール）について（１）事業内容の詳細について伺う。	教　育　長
２	白井　健道委　　　員	１．議第92号　　令和２年度東根市一般会計補正予算(第９号)	１．歳出全般について　　コロナの影響で各種事業が取りやめとなる中、それを反映した予算減額がなされました。以下の点について伺います。（１）削減対象事業の選定方法について（２）年度末に向けた取組について	市　　　長
３	滝口　公一委　　　員	１．議第92号　　令和２年度東根市一般会計補正予算(第９号)	１．歳出　第３款民生費　第１項社会福祉費　２目社会福祉施設費　さくらんぼタントクルセンター維持管理事業について（１）事業の概要を伺う。（２）発熱して休日診療を受診した場合の一連の流れについて	市　　　長

　　◎開　　　　　議

○清野忠利予算特別委員長　本日の会議に欠席及び遅刻の届出はありません。したがいまして、委員の出席は17名で、定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

　　◎議第９２号　令和２年度東根市一般会計補正予算（第９号）について外６件

○清野忠利予算特別委員長　本日の予算特別委員会で審査する議案は、議第92号から議第98号までの７議案であります。以上７議案を一括して議題とします。

　　これらの議案については、既に12月３日の本委員会において詳細な説明がありましたので、これから通告に基づき質疑を行います。

　　なお、質疑は通告順としますが、発言順番を迎えたときに議場にいない場合は発言権の放棄とみなしますので、そのようにご了承をお願いしたいと思います。

　　初めに、４番元木十四男委員。

○４番（元木十四男委員）　議席番号４番元木十四男でございます。

　　通告に従いまして、１点質問をさせていただきます。

　　議第92号令和２年度東根市一般会計補正予算（第９号）、歳出第10款教育費第２項小学校費及び第３項中学校費２目教育振興費、小学校ＩＣＴ教育推進事業（ＧＩＧＡスクール）備品購入費及び中学校ＩＣＴ教育推進事業について、備品購入の詳細についてお伺いいたします。

○清野忠利予算特別委員長　佐藤教育次長。

○佐藤慎司教育次長　それではお答えをいたします。

　　いずれの事業も国のＧＩＧＡスクール構想における学びの保障といたしまして国の補助を受けて行うもので、Ｗｉ－Ｆｉ環境が整っていない家庭に対しモバイルルーターを対応するための機器購入費などとなっております。予定しておりますルーターの購入台数でございますが、就学援助を受けている家庭が国の補助対象となっておりますので、小学校で196台、中学校で101台を計上しているものでございます。よろしくお願いいたします。

○清野忠利予算特別委員長　４番元木十四男委員。

○４番（元木十四男委員）　了解いたしました。

　　新型コロナウイルス感染症による春の臨時休校措置で、オンライン授業の必要性が非常に高まったっていうことを受けて、全国の学校に今１人１台端末及び高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備するＧＩＧＡスクール構想の整備が加速どころか前倒しされたということで、こういったことから文部科学省では、今回のような感染症の発生のみならず、災害等による学校の臨時休業等の緊急時においてもＩＣＴの活用により、全ての子供たちの学びを保障できる環境を早急に実現するため、新たに今年度補正予算で総額2,300億円ほどの予算を計上しているということですが、これらの一部を活用していく事業予算付だと思っております。

　　それでは、モバイルルーターがそうやって購入されればすぐに使えるようになるのか、インターネットを接続するなど、通信会社との契約などあると思うのですが、その他通信料なども含めてどのようになるのかお伺いいたします。

○清野忠利予算特別委員長　佐藤教育次長。

○佐藤慎司教育次長　お答えをいたします。

　　今回の補正予算に計上してございますのは、国の補助対象となりますモバイルルーター本体のみの購入費となってございます。先ほど議員が申し上げましたとおり、市が購入いたしました、購入し対応するルーターでインターネットに接続するためには、通信会社との契約ですとか通信費の負担が発生いたします。これら費用につきましては、保護者負担を基本と考えておりますが、詳細については機器導入までに詰めてまいりますのでご理解をお願いいたします。

○清野忠利予算特別委員長　４番元木十四男委員。

○４番（元木十四男委員）　了解いたしました。

　　先般、今定例会７日の私の一般質問時に、本市内における児童生徒が新型コロナウイルスに感染した場合の対応と対策について質問した折の教育長の答弁の中にもありましたが、学校が休校になった場合、春の全国一斉臨時休校での経験を生かし、ＧＩＧＡスクール導入により整備される端末の活用を図りながら、学習保証等に努めていくという答弁がございました。今後もまだまだ終わりの見えない、恐らく長引くであろう新型コロナウイルスにより学校の臨時休業も想定されます。これらに対応するため、家庭でオンライン学習ができる環境整備を、確実にスピーディーに進めていただき、何よりもインターネット弱者、地域間や学校間の対応の格差がなくなるよう強く要望して、私の質疑を終わります。

○清野忠利予算特別委員長　以上でご了承願います。

　　次に、11番白井健道委員。

○１１番（白井健道委員）　議席番号11番白井健道です。

　　通告に従い、議第92号令和２年度東根市一般会計補正予算（第９号）歳出全般について伺います。

　　コロナの影響で各種事業が取りやめられる中、それを反映した予算減額がなされましたが、主立ったものを資料にまとめて、本日委員長の許可を得て配付というかタブレットの方に載せさせていただいております。

　　これまで数次にわたる臨時会の質疑の中で要望として述べておりました年度途中での予算見直しについて、事業全般について予算を見直していただいた結果かと思います。そして、その結果約9,100万円の減額補正ということになって、大変ご努力に感謝したいと思います。この資料については、一部主立ったものだけをまとめたものになっています。

　　まず第１点目として、その削減対象事業の選定方法について伺いたいと思います。

○清野忠利予算特別委員長　芦野総務部長。

○芦野耕司総務部長　お答えいたします。

　　補正予算も含めて予算案を財政課で取りまとめる際には、増額減額を問わず各担当課から財政課にある予算要求書を出してもらうことになっております。これを出してくださいという通知の中で、新型コロナウイルスの影響により中止または縮小された事業、それから今後執行が見込まれない事業に係る予算は必ずその減額をしてくださいと通知をしたところであります。

　　これを受けまして各担当課におきまして事業内容を確認をして、確実に予算を減額できるものについては財政課にこれを要求したと。この度の補正予算もそのようなことで、この度の予算計上に至ったものでございます。

　　よろしくお願いいたします。

○清野忠利予算特別委員長　11番白井健道委員。

○１１番（白井健道委員）　ありがとうございます。確実に予算を減額できるものということですので、今後年度末までにはさらに追加の予算減額の可能性もあろうかと思いますが、今後年度末に向けて財政上どのような取組をされるのか伺いたいと思います。

○清野忠利予算特別委員長　芦野総務部長。

○芦野耕司総務部長　お答えします。

　　この度の補正予算では、現時点でコロナの影響により不要となる予算を減額計上したものであります。したがいまして、まだ事業が完了していない、あるいは精算がまだ済んでいないなどの理由でコロナの影響があった事業であっても、今般の補正予算でまだ減額をしていない事業もございます。ご指摘のとおりでございます。これらにつきましては、歳出では例えば除雪の事業を初め、各事業の執行の状況ですとか、それから歳入では法人市民税の状況、さらには国の３次補正の動向など、年度末に向けて今後も財政運営上の大きな変動の要素もございますので、これらを見極めながら減額補正とするのか、あるいは執行残として新年度へ繰り越すかなど、こういったことを判断してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

○清野忠利予算特別委員長　11番白井健道委員。

○１１番（白井健道委員）　ありがとうございます。まさに今国補正予算も来年の通常国会で成立するとの報道もありますので、それらの動向を見極めながら年度末にかけて、大変多忙な中だと思いますけども、慎重でかつ大胆迅速な予算の見直しや執行、引き続き対応をよろしくお願いしたいと思います。

　　なお、来年度予算については先般市長答弁にもありましたように、国の財政事情も厳しく、地方財政計画もこれまでにないような姿になる可能性もあるかと思います。そのようなときには、やはり自主財源というのをなるべく多くしていくことが一つの大きな安心材料になるんじゃないかと思います。今、減額補正とするか執行残とするか今後見極めていくということですけれども、執行残となると、やはり来年の９月の定例会決算の認定までちょっと引っ張らなきゃいけないと。その間、有効活用できないというような可能性もあるんじゃないかと思いますので、何とか年度内に再度減額補正をできるよう、大変忙しいかとは思いますけども、要望して私の質問を終わります。

○清野忠利予算特別委員長　以上でご了承願います。

　　次に、３番滝口公一委員。

○３番（滝口公一委員）　議席番号３番滝口公一です。

　　通告に基づきまして、議第92号令和２年度東根市一般会計補正予算（第９号）歳出についてお聞きします。

　　議案書35、36ページになりますが、第３款第１項２目社会福祉施設費について伺います。

　　さくらんぼタントクルセンター維持管理事業の工事請負費257万2,000円ですが、せんだって財政課長より休日診療所の発熱受診者に対する設備とご説明いただきました。この事業を施行するに至る経緯と概要について説明を求めます。

○清野忠利予算特別委員長　石垣健康福祉部長。

○石垣和彦健康福祉部長　お答え申し上げます。

　　今年の冬につきましては、インフルエンザと新型コロナウイルス感染症の同時流行が懸念されまして、診療所につきましては、発熱患者とそれ以外の患者を分離いたしまして、患者と医療従事者等との感染防止対策を行った上で発熱患者の診察を安全に行うよう国から指導があったところでございます。これを受けまして、休日診療所の運営業務を委託しております東根市医師会と協議を重ねまして、発熱患者専用の診療スペースを新たに設ける改修工事に至ったところでございます。

　　よろしくお願いいたします。

○清野忠利予算特別委員長　３番滝口公一委員。

○３番（滝口公一委員）　新型コロナウイルスが全国各地で猛威を振るう状況で、国からの指導もあり、急を要する事案であることを理解いたしました。

　　それでは、発熱等の症状があり休日診療を受診したときの一連の流れはどうなるのでしょうか、伺います。

○清野忠利予算特別委員長　石垣健康福祉部長。

○石垣和彦健康福祉部長　お答え申し上げます。

　　休日診療所の入口のインターホンで受付をして症状の聞き取りなどを行いまして、発熱等の症状がある場合につきましては、発熱患者専用の診療スペースに誘導いたしまして、担当のお医者さんが診療を行うことになります。この診療スペースにつきましては、患者さんがタントクルセンター休日診療所の建物の中に入らなくても診察ができるように休日診療所の外に新たに増設するものでございまして、医療従事者等が患者と接触しないような造りとなっているところございます。

　　なお、休日診療所にかかわらず、発熱等の症状で医療機関を受診する場合につきましては、事前に電話でご相談をいただくことをお願いしてるところございますので、よろしくお願いいたします。

○清野忠利予算特別委員長　３番滝口公一委員。

○３番（滝口公一委員）　感染を疑われる患者とそれ以外の受診者の動線を分けるための設備ということで理解しました。

　　当番医にかかる負担やストレスも大きくなると思いますが、新型コロナウイルスに細心の注意を払い、市民に有益な設備となることを心から願い、私の質問を終わります。

○清野忠利予算特別委員長　以上でご了承願います。

　　これで質疑を終わります。

　　◎散　　　　　会

○清野忠利予算特別委員長　以上で、本日の日程は全部終了しました。

　　なお、本委員会は12月17日に再開しますのでご協力をお願いいたします。

　　本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。

　　　午前１０時３８分　散　会