令和元年第３回東根市議会定例会　決算特別委員会　８月２９日

決　算　特　別　委　員　会　会　議　録

令和元年８月２９日　午前１０時４５分　開　会

　佐　　藤　　　　　直　　決算特別委員長　　　　　　齋　　藤　　俊一郎　　副委員長

◎出席議員（１６名）

　１番　　　齋　　藤　　俊一郎　委員　　　　　　　　２番　　　高　　橋　　弓　　嗣　委員

　３番　　　滝　　口　　公　　一　委員　　　　　　　　４番　　　元　　木　　十四男　委員

　５番　　　東海林　　克　　彦　委員　　　　　　　　６番　　　三　　宅　　一　　人　委員

　７番　　　植　　松　　　　　宏　委員　　　　　　　　８番　　　片　　桐　　勝　　寿　委員

　９番　　　山　　科　　幸　　子　委員　　　　　　　１０番　　　高　　橋　　鉄　　夫　委員

１２番　　　河　　村　　　　　豊　委員　　　　　　　１３番　　　原　　田　　利　　光　委員

１４番　　　浅野目　　幸　　一　委員　　　　　　　１５番　　　佐　　藤　　　　　直　委員

１６番　　　清　　野　　忠　　利　委員　　　　　　　１７番　　　髙　　橋　　光　　男　委員

◎欠席委員（なし）

◎説明のため出席した者の職氏名


土　田　正　剛	市　　　　　　長	元　木　正　史	教　　育　　長
武　田　庄　一	選挙管理委員会委　　員　　長	斎　藤　吉　則	代表監査委員
工　藤　喜惠治	農業委員会会長	菊　池　忠　芳	消　　防　　長
間木野　多加志	副　　市　　長	石　垣　裕　之	総　務　部　長
浅野目　　　勇	市民生活部長	芦　野　耕　司	健康福祉部長
小　松　伸一郎	経　済　部　長	半　田　　　隆	建　設　部　長兼水道部長
佐　藤　浩　之	会計管理者	高　橋　重　俊	教　育　次　長
石　垣　有　一	総合政策課長	安　達　利　也	庶　務　課　長併選挙管理委員会事　務　局　長
佐　藤　慎　司	財　政　課　長	牧　野　美和子	監　査　委　員事　務　局　長
柴　田　　　昇	農業委員会事　務　局　長

◎事務局職員出席者職氏名


梅　津　佳　之	事　務　局　長	青　木　　　満	事務局長補佐
菅　井　美奈子	議事主査兼議事係長	齊　藤　晋　平	主　　　　任
會　田　恵　美	副主任	井　上　正　宏	兼　務　書　記
森　谷　賢　司	兼　務　書　記	井　上　正　宏	兼　務　書　記

◎本日審査した案件

議第６２号　平成３０年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について

議第６３号　平成３０年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について

議第６４号　平成３０年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について

議第６５号　平成３０年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について

議第６６号　平成３０年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について

議第６７号　平成３０年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算認定について

議第６８号　平成３０年度東根市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について

議第６９号　平成３０年度東根市水道事業会計決算認定について

議第７０号　平成３０年度東根市工業用水道事業会計決算認定について

　　◎開　　　　　会

○梅津佳之議会事務局長　本会議に引き続き、ご苦労さまです。先ほどの本会議において、議長及び議会選出の監査委員を除く全員で構成する決算特別委員会が設置されました。委員長が互選されるまでの間、委員会条例第10条第２項の規定により、年長の委員が臨時に委員長の職務を行うこととなっております。本日出席されている委員の中で、清野忠利委員が年長の委員でありますので、本日の会議の臨時委員長となります。

　　清野忠利委員、委員長席へお願いいたします。

　　　〔清野忠利臨時委員長　着席〕

○清野忠利臨時委員長　皆さん、ご苦労さまです。ただ今、臨時委員長に指名されました、清野忠利です。委員長が互選されるまでの間、臨時委員長の職務を務めさせていただきますので、よろしくお願いします。

　　◎開　　　　　議

○清野忠利臨時委員長　ただ今から、決算特別委員会を開会します。

　　本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがいまして、委員の出席は16名で、定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

　　◎委員長の互選

○清野忠利臨時委員長　はじめに、委員長の互選を行います。

　　お諮りします。互選の方法については、指名推選により行うこととしますが、これにご異議ございませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野忠利臨時委員長　異議なしと認めます。したがいまして、互選の方法は指名推選により行うことに決しました。

　　次に指名の方法については、臨時委員長が指名することにしたいと思いますが、これに、ご異議ありませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野忠利臨時委員長　異議なしと認めます。したがいまして、臨時委員長が指名することに決しました。

　　直ちに指名します。

　　委員長に、15番佐藤　直委員を指名します。

　　お諮りします。ただ今、指名しました佐藤　直委員を委員長とすることに、ご異議ありませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野忠利臨時委員長　異議なしと認めます。よって、佐藤　直委員が委員長となりました。

　　この際、お諮りします。今後、決算特別委員会が設置される際は、佐藤　直委員を委員長とすることに、ご異議ありませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野忠利臨時委員長　異議なしと認めます。よって、今後、決算特別委員会が設置される際は、佐藤　直委員を委員長とすることに決しました。

　　以上で、臨時委員長の職務を終わらせていただきます。ご協力ありがとうございました。

　　ここで、委員長と交代のため暫時休憩します。

　　　午前１０時４９分　休　憩

　　　午前１０時５０分　開　議

○佐藤　直決算特別委員長　休憩前に引き続き、会議を開きます。ただ今、委員長に選任されました佐藤　直です。円滑な議事進行に努めてまいりますので、皆様のご協力をお願いいたします。

　　次に、副委員長の互選を行います。

　　◎副委員長の互選

○佐藤　直決算特別委員長　お諮りします。

　　互選の方法については、指名推選により行うこととしますが、これにご異議ありませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○佐藤　直決算特別委員長　異議なしと認めます。したがって、互選の方法は、指名推選により行うことに決しました。

　　次に、指名の方法については、委員長が指名することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○佐藤　直決算特別委員長　異議なしと認めます。したがいまして、委員長が指名することに決しました。

　　直ちに指名します。

　　副委員長に１番　齋藤俊一郎委員を指名します。

　　お諮りします。ただ今、指名しました齋藤俊一郎委員を副委員長とすることに、ご異議ありませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○佐藤　直決算特別委員長　異議なしと認めます。よって、齋藤俊一郎委員が副委員長となりました。

　　この際、お諮りします。今後、決算特別委員会が設置される際は、齋藤俊一郎委員を副委員長とすることにご異議ありませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○佐藤　直決算特別委員長　異議なしと認めます。よって、今後、決算特別委員会が設置される際は、齋藤俊一郎委員を副委員長とすることに決しました。

◎議第６２号　平成３０年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について外８件

○佐藤　直決算特別委員長　次に、先ほどの本会議におきまして、決算特別委員会に付託になりました議案は、別紙付託表のとおり、議第62号から議第70号までの９議案であります。以上９議案を一括議題とします。

　　これから、議第62号から議第68号までの７議案について、会計管理者に説明を求めます。

　　佐藤会計管理者。

　　　〔佐藤浩之会計管理者登壇〕

○佐藤浩之会計管理者　委員長の指示により、議第62号から議第68号までの平成30年度東根市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について、ご説明申し上げます。

　　はじめに、提出しております決算関係資料のご確認をお願いいたします。３冊資料をお渡ししております。一番厚い冊子で、平成30年度東根市歳入歳出決算書、やや薄目の冊子で、平成30年度東根市歳入歳出決算付属資料及び平成30年度東根市歳入歳出決算概要説明資料、以上でございます。なお、本日の説明につきましては、一番厚い平成30年度東根市歳入歳出決算書をもとにさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

　　それでは、決算書のほう、ご準備をお願いいたします。

　　決算書４ページ、５ページをお願いいたします。

　　平成30年度東根市歳入歳出決算総括表になります。一番上の欄、一般会計でございますが、歳入決算額217億5,532万7,230円、歳出決算額207億5,189万8,262円、歳入歳出差引残額10億342万8,968円でございます。一番下の欄をお願いいたします。一般会計と６つの特別会計の合計となりますが、歳入決算額330億6,318万2,349円、歳出決算額318億4,181万9,408円、歳入歳出差引残額は12億2,136万2,941円でございます。

　　続きまして、議案ごとに決算状況のご説明を申し上げます。

　　はじめに、議第62号　平成30年度東根市一般会計歳入歳出決算認定についてでございます。８ページ、９ページをお願いいたします。

　　歳入でございますが、第１款市税は収入済額73億5,390万3,523円、対前年度比で１億2,839万2,137円、1.78％の増となっております。不納欠損額は894万5,221円、収入未済額は３億1,695万3,927円でございました。項目別では、第１項市民税が対前年度で１億7,586万9,894円の増となっておりますが、法人市民税が伸びたことが要因でございます。第２項固定資産税及び第６項都市計画税につきましては、平成30年度が評価替の年度であったことから、いずれも減額となっております。第３項の軽自動車税は微増、第４項たばこ税、第５項入湯税は微減となっております。

　　次に、第２款地方譲与税及び第３款から次ページに渡りますが、第10款までの各交付金につきましては、第６款地方消費税交付金及び第10款地方特例交付金を除き減額となっております。

　　10ページ、11ページをお願いいたします。

　　第11款地方交付税でございます。収入済額33億1,322万7,000円、対前年度比で３億4,177万円、9.35％の減となっております。

　　次に、第13款分担金及び負担金の収入済額は１億9,917万7,213円、対前年度比886万1,910円、4.26％の減となっております。不納欠損額は７万8,920円、収入未済額282万5,270円、いずれも保育所運営費保護者負担金でございます。

　　第14款使用料及び手数料の収入済額は１億2,316万248円、対前年度比で281万7,112円、2.24％の減となっております。不納欠損額１万8,900円は児童センター使用料、収入未済額103万2,665円は児童センター使用料と住宅使用料によるものでございます。

　　第15款国庫支出金、第16款県支出金はいずれも減額となっております。

　　次に、第17款財産収入の収入済額ですが、7,921万6,119円、対前年度比、3,645万1,757円、85.24％の増となっております。厚生会館跡地売り払いによる増でございます。

　　12ページ、13ページをお願いいたします。

　　第18款寄附金でございますが、収入済額13億5,693万4,340円、対前年度比２億3,782万608円、14.91％の減となっております。ふるさとづくり寄附金の減額が主な要因でございます。

　　第19款繰入金、収入済額は23億6,584万8,926円で、対前年度比８億5,645万4,000円、56.74％の増となっております。

　　１つ飛びまして、第21款諸収入の収入済額ですが、５億5,899万2,779円、対前年度比で9,820万7,856円、21.31％の増となっております。不納欠損額10万2,600円につきましては、危険空き家に対する応急措置費用原因者負担金でございます。収入未済額995万1,842円の内訳でございますが、生活保護費返還金、学校給食費及び休日保育・延長保育の利用料でございます。

　　第22款市債の収入済額ですが、12億3,074万1,000円、対前年度比３億5,455万9,000円で、22.37％の減となったところでございます。

　　以上の結果、一番下の欄、歳入合計、収入済額ですが、217億5,532万7,230円、対前年度比１億41万2,664円、0.46％の減となったところでございます。不納欠損額は914万5,641円、収入未済額は３億3,076万3,704円でございます。

　　14ページ、15ページをお願いいたします。

　　歳出でございます。第１款議会費の支出済額は１億9,121万5,966円、対前年度比で231万3,613円、1.22％の増となっております。タブレット端末導入に伴います通信費等の増額が要因でございます。

　　第２款総務費の支出済額ですが、40億930万6,542円、対前年度比３億823万5,799円、7.14％の減となっております。ふるさと納税に係る寄附者報償、基金積立の減額が主な減の要因でございます。翌年度繰越額655万5,000円につきましては、国の二次補正によるプレミアム商品券事業及びハザードマップ整備事業に係るものでございます。

　　第３款民生費の支出済額は63億421万6,935円で、前年度に比べ３億8,498万2,604円、5.76％の減となっております。保育所等整備加速化事業補助金の減額等が主な要因でございます。

　　第４款衛生費の支出済額は14億4,892万1,802円、対前年度比1,781万1,192円、1.24％の増となっております。北村山公立病院組合負担金の増額などが要因でございます。

　　第５款の労働費は支出済額3,056万6,247円で、対前年度比254万4,767円、9.0％の増となっております。

　　次に、第６款農林水産業費の支出済額ですが、６億5,995万9,928円、対前年度比4,919万6,584円、6.94％の減となっております。農村地域防災減災事業費等の減が主な要因でございます。

　　16ページ、17ページをお願いいたします。

　　第７款商工費の支出済額は７億3,526万517円で、対前年度比6,193万2,211円、9.20％の増となっております。産業立地促進資金融資事業費の増が主な要因でございます。

　　第８款土木費の支出済額は19億8,727万9,247円、対前年度比１億6,104万5,632円、7.50％の減となっております。市道除排雪事業費の減額などが主な要因ございます。翌年度繰越額9,363万7,000円につきましては、国の二次補正に伴います、社会資本整備総合交付金事業に係るものでございます。

　　第９款消防費の支出済額は６億3,776万8,762円、対前年度比2,403万6,702円、3.63％の減でございました。

　　第10款教育費の支出済額ですが、28億1,054万565円、対前年度比２億4,159万5,024円、9.40％の増となっております。大富中学校の武道場新設、小中学校の駐車場整備工事などが増額の要因でございます。翌年度繰越額15億5,443万円につきましては、小学校施設維持事業、国の二次補正に伴います神町小学校改築事業、学校トイレリニューアル事業に係るものでございます。

　　第11款災害復旧費の支出はございませんでした。

　　第12款公債費の支出済額は19億3,686万1,751円で、対前年度比5,757万3,492円、3.06％の増でございました。

　　第13款予備費の支出はございませんでした。

　　一番下の欄をお願いいたします。歳出合計につきましては、支出済額207億5,189万8,262円、対前年度比５億4,372万7,022円、2.55％の減でございました。翌年度繰越額16億5,462万2,000円、不用額は10億7,627万524円。

　　欄外に記載でありますが、歳入歳出差引残額は10億342万8,968円となったところでございます。

　　以上、一般会計の決算状況についての説明でございます。

　　次に特別会計の決算状況について、ご説明申し上げます。

　　20ページ、21ページをお願いいたします。

　　はじめに、議第63号　平成30年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。

　　主な歳入でございますが、第１款国民健康保険税の収入済額は９億5,218万4,063円、対前年度比10.65％の減となっております。平成30年度から制度改革に伴いまして、国民保険制度の財政運営主体が県に移行したことに伴い、財源構成が大きく変わっております。第４款県支出金が歳入の主たる財源となりましたが、収入済額は31億7,579万1,214円でございました。

　　22ページ、23ページをお願いいたします。

　　一番下の欄、歳入合計収入済額ですが、46億1,693万549円、対前年度比で６億4,484万5,365円、12.26％の減となったところでございます。不納欠損額は637万2,378円、収入未済額は１億6,845万3,663円でございました。

　　24ページ、25ページをお願いいたします。

　　主な歳出でございますが、第２款保険給付費の支出済額は31億3,948万5,016円、対前年度比で2.49％の増となったところでございます。

　　次の第３款国民健康保険事業費納付金でございますが、制度改革に伴い新たに設けられた科目でございますが、支出済額が10億9,330万2,139円でございました。

　　26ページ、27ページをお願いいたします。

　　一番下の欄、歳出合計の支出済額ですが、45億6,455万139円、対前年度比で５億1,936万751円、10.22％の減となったところでございます。不用額は１億5,338万6,861円、歳入歳出差引残額は5,238万410円でございました。

　　30ページ、31ページをお願いいたします。

　　議第64号　平成30年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定についてのご説明申し上げます。

　　歳入は、第１款財産収入及び第３款繰越金になります。

　　一番下の欄、歳入合計の収入済額をお願いいたします。140万7,316円、対前年度比３万8,107円、2.78％の増となっております。

　　32ページ、33ページをお願いいたします。

　　歳出は、第１款総務費のみでございます。

　　一番下の欄、歳出合計でございますが、支出済額98万3,410円、対前年度比35万9,837円、57.71％の増となっております。不用額は51万6,590円、歳入歳出差引残額は42万3,906円でございました。

　　36ページ、37ページをお願いいたします。

　　議第65号　平成30年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。

　　主な歳入でございますが、第２款使用料及び手数料の収入済額７億834万1,868円、対前年度比で2.26％の増となっております。

　　一番下の欄、歳入合計収入済額ですが、19億6,049万8,750円で、対前年度比5,365万8,993円、2.81％の増となっております。不納欠損額は41万2,256円、収入未済額は1,676万7,785円でございます。

　　38ページ、39ページをお願いいたします。

　　主な歳出でございますが、第１款公共下水道事業費の支出済額が11億1,945万4,140円、対前年度比6.35％の増となっております。

　　一番下の欄、歳出合計の支出済額ですが、19億6,022万7,041円、対前年度比5,370万9,761円、2.82％の増となったところでございます。翌年度繰越額4,050万円につきましては、管渠建設事業に係るものでございます。不用額は9,733万7,959円、歳入歳出差引残額は27万1,709円でございました。

　　次に、42ページ、43ページをお願いいたします。

　　議第66号　平成30年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。

　　主な歳入は、第１款介護保険料でございます。収入済額９億2,478万5,679円、対前年度比で22.80％の増、第３款国庫支出金、収入済額は９億9,176万8,039円で、対前年度比4.04％の増、第４款支払い基金交付金は収入済額10億1,570万3,741円で、対前年度比1.39％の減でございました。

　　一番下の欄、歳入合計収入済額ですが、42億2,801万8,956円、対前年度比２億2,331万7,701円、5.58％の増となっております。不納欠損額は20万2,960円、収入未済額は416万2,379円でございます。

　　44ページ、45ページをお願いいたします。

　　主な歳出でございますが、第２款保険給付費の支出済額36億8,397万8,908円、対前年度比1.50％の増となっております。

　　一番下の欄、歳出合計欄の支出済額ですが、40億6,911万1,565円、対前年度比２億854万1,154円、5.40％の増となっております。翌年度繰越額29万7,000円につきましては、国の二次補正に伴います賦課事業に係るものでございます。不用額は３億4,405万1,435円、歳入歳出差引残額は１億5,890万7,391円となっております。

　　48ページ、49ページをお願いいたします。

　　議第67号　平成30年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。

　　主な歳入は、第１款使用料及び手数料で、収入済額281万9,950円、対前年度比7.19％の増となっております。

　　一番下の欄、歳入合計の収入済額ですが、433万4,486円、対前年度で７万195円、1,59％の減となったところでございます。

　　50ページ、51ページをお願いいたします。

　　歳出につきましては、第１款総務費のみでございます。

　　一番下の欄、歳出合計額の支出済額ですが、160万7,969円、対前年度比128万7,676円、44.47％の減となったところでございます。

　　不用額は160万1,031円、歳入歳出差引残額は、272万6,517円となっております。

　　54ページ、55ページをお願いいたします。

　　議第68号　平成30年度東根市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、ご説明申し上げます。

　　主な歳入は、第１款後期高齢者医療保険料でございます。収入済額３億3,795万2,818円、対前年度比で0.03％の減となったところでございます。

　　一番下の欄、歳入合計収入済額ですが、４億9,666万5,062円、対前年度比で164万4,500円、0.33％の増でございました。不納欠損額は30万3,400円、収入未済額は207万125円となっております。

　　56ページ、57ページをお願いいたします。

　　主な歳出でございますが、第２款後期高齢者医療広域連合納付金でございます。支出済額４億7,758万2,479円、対前年度比0.41％の増となっております。

　　一番下の欄、歳出合計の支出済額ですが、４億9,344万1,022円、対前年度比で234万5,047円、0.48％の増でございました。

　　不用額は1,141万9,978円、歳入歳出差引残額は、322万4,040円となったところでございます。

　　以上、一般会計及び６つの特別会計の決算状況につきまして、ご説明申し上げました。詳細につきましては、59ページから497ページまでの各会計歳入歳出決算事項別明細書に記載のとおりでございます。

　　次に、499ページをお願いいたします。

　　実質収支に関する調書でございます。

　　次ページの500ページをお願いいたします。

　　一般会計の実質収支に関する調書でございますが、１、歳入総額217億5,532万7,000円、２、歳出総額207億5,189万9,000円。３、歳入歳出差引額10億342万8,000円。４の翌年度へ繰り越すべき財源中、（２）繰越明許費繰越額251万2,000円。５の実質収支額が10億91万6,000円となっております。

　　次の501ページから506ページまでは各特別会計の実質収支に関する調書になります。

　　507ページをお願いいたします。

　　平成30年度財産に関する調書でございます。

　　次の508ページから527ページに、公有財産、債権、基金、物品の平成30年度中の異動を記載しております。

　　以上、議第62号から議第68号までの平成30年度東根市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定についてのご説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

○佐藤　直決算特別委員長　次に、議第69号及び議第70号の２議案について、水道部長に説明を求めます。半田水道部長。

　　　〔半田隆建設部長兼水道部長　登壇〕

○半田隆建設部長兼水道部長　委員長の指示により、議第69号　平成30年度東根市水道事業会計決算について、及び議第70号　平成30年度東根市工業用水道事業会計決算についての２議案について、ご説明いたします。

　　はじめに、議第69号　平成30年度東根市水道事業会計決算認定について、東根市水道事業会計決算書及び別冊の概要でご説明させていただきます。

　　決算書の１、２ページをお願いいたします。

　　経営の収支である収益的収入及び支出について、予算額との比較による決算状況をご説明させていただきます。

　　はじめに、収入についてであります。

　　第１款水道事業収入は、予算額合計11億7,771万9,000円に対し、決算額が11億8,784万6,473円となり、予算額に比べ1,012万7,473円の増となりました。内訳は記載のとおりであります。

　　次に、支出についてであります。

　　第１款水道事業費用は、予算額合計11億5,484万3,000円に対し、決算額が９億9,213万7,246円となり、不用額が１億6,270万5,754円となったところであります。内訳については記載のとおりでございます。

　　３、４ページをお願いいたします。

　　資産の収支となる資本的収入及び支出について、ご説明いたします。

　　はじめに、収入についてであります。

　　第１款資本的収入は、予算額合計の4,011万円に対し、決算額が2,895万6,153円となり、予算額に比べ1,115万3,847円の減となりました。内訳については記載のとおりであります。

　　次に、支出についてであります。

　　第１款資本的支出は、予算額合計の５億5,546万7,000円に対し、決算額が４億5,688万1,108円となり、不用額が9,858万5,892円となったところであります。詳細については記載のとおりであります。

　　表外に記載しておりますとおり、資本的収入額が資本的支出額に不足する額４億2,792万4,955円は過年度分損益勘定留保資金４億158万1,019円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,634万3,936円で補てんいたしました。

　　続いて、各項目ごとの内容について、別冊の概要で説明させていただきます。

　　概要の１ページをお願いいたします。

　　収益的収入及び支出についてであります。なお、金額につきましては、純利益の算出及び経営状況を把握するため、消費税を除いた実質額で申し上げます。

　　はじめに、収入についてご説明いたします。

　　第１款第１項第１目給水収益は９億8,005万6,483円で、全額水道料金であります。

　　第３目その他営業収益は3,693万2,930円で、下水道使用料の徴収事務委託に係る委託料、及び水道の開閉栓手数料などであります。

　　第２項第５目他会計負担金は664万2,167円で簡易水道統合事業に係る起債償還の利子の一部として一般会計より繰り入れたものであります。

　　第６目長期前受金戻入益は7,492万6,560円で長期前受金の償却費相当額であります。

　　収入合計といたしましては、11億648万5,320円で、前年度比100.2％となったところであります。

　　２ページをお願いいたします。

　　支出について、ご説明をいたします。

　　第１款第１項第１目原水及び浄水費は、２億2,755万4,143円で、人件費や村山広域水道の受水費用などであります。

　　第２目配水及び給水費は２億3,454万9,888円で、人件費、委託料、本管工事に伴う舗装復旧工事などであります。

　　第４目業務総係費は１億428万4,435円で、人件費、委託料、賃借料であります。

　　第５目減価償却費は３億4,439万7,789円で、構築物の減価償却費であります。

　　第６目資産減耗費は1,108万6,326円で、構築物の除却による減耗費であります。

　　第２項第１目支払利息及び企業債取扱諸費は2,780万9,754円で、企業債の利息であります。

　　支出合計といたしましては、９億5,301万6,831円で、前年度比100.4％となったところであります。

　　その結果、収入合計額から支出合計を差し引いた額の純利益は、１億5,346万8,489円となったところであります。

　　３ページをお願いいたします。

　　資本的収入及び支出についてであります。

　　はじめに、収入についてご説明いたします。

　　第１款第２項第１目加入金は1,720万9,800円で、水道加入金であります。

　　第８項第１目負担金は785万2,953円で、簡易水道統合事業の起債償還金の元金の一部として、一般会計より繰り入れたものであります。

　　収入合計といたしましては、2,895万6,153円で、前年度比63.2％となっております。

　　次に、支出についてご説明いたします。

　　第１款第１項第１目建設改良費は３億7,577万406円で、配水管の布設替工事などであります。

　　第２項第１目企業債償還金は、8,111万702円であります。

　　支出合計といたしましては、４億5,688万1,108円で、前年度比120.1％となったところであります。

　　次に、当年度未処分利益剰余金は当年度の純利益１億5,346万8,489円となり、この未処分の利益剰余金の処分案といたしましては、全額を建設改良積立金に積み立てたいと考えております。よろしくお願いいたします。

　　続きまして、議第70号　平成30年度東根市工業用水道事業会計決算の認定について、ご説明いたします。

　　水道事業同様、決算書及び決算概要でご説明させていただきます。

　　はじめに、決算書の１、２ページをお願いいたします。

　　収益的収入及び支出について、ご説明いたします。

　　はじめに、収入についてであります。

　　第１款工業用水道事業収益は、予算合計額２億1,834万6,000円に対し、決算額が２億3,002万2,192円となり、予算額に対し1,167万6,192円の増となりました。

　　次に、支出であります。

　　第１款工業用水道事業費用は、予算額合計２億1,662万4,000円に対し、決算額が１億5,959万635円となり、不用額が5,703万3,365円となったところであります。

　　３、４ページをお願いいたします。

　　資本的収入及び支出について、ご説明いたします。

　　収入はございませんでした。

　　支出につきましては、第１款資本的支出は予算額合計１億5,000万円に対し、決算額が１億1,332万4,640円となり、不用額が3,667万5,360円となったところであります。

　　なお、表外に記載してありますとおり、資本的収入額が資本的支出額に不足する額１億1,332万4,640円は過年度分損益勘定留保資金１億493万222円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額839万4,418円で補てんいたしました。

　　続いて、項目ごとの内容について別冊の決算概要で説明させていただきます。

　　概要の１ページをお願いいたします。

　　収益的収入及び支出であります。

　　はじめに、収入についてであります。

　　第１款第１項第１目給水収益は１億9,778万1,480円で全額受水企業12社からの水道料金であります。

　　第２項第６目長期前受金戻入益は1,551万3,502円で、長期前受金の償却費相当額となっております。

　　収入合計といたしましては、２億1,419万9,679円で、前年度比103.3％となっております。

　　次に支出についてでございます。

　　第１款第１項第１目原水及び浄水費は、5,384万6,116円で、水道施設の点検委託料や動力費などであります。

　　第２目配水及び給水費は1,553万5,006円で、人件費、賃借料、委託料などであります。

　　第５目減価償却費は8,524万3,256円で、野田シタ水源地などの機械等の減価償却費であります。

　　支出合計といたしましては、１億5,500万5,339円で、前年度比100.2％となったところであります。

　　その結果、収入合計額から支出合計額を差し引いた純利益が5,919万4,340円となりました。

　　２ページをお願いいたします。

　　資本的収入及び支出であります。

　　収入はございませんでした。

　　支出についてご説明いたします。

　　第１款第１項第１目建設改良費の１億1,332万4,640円については、平成29年度、平成30年度の２カ年に進めてまいりました野田シタ水源地の電気計装設備更新工事の費用などで、前年度比134.5％となったところであります。

　　支出合計も同額であります。

　　次に、当年度未処分利益剰余金は、当年度の純利益の5,919万4,340円となり、この未処分利益剰余金の処分案といたしましては、全額を建設改良積立金に積み立てたいと考えております。

　　以上で、水道事業会計及び工業用水道事業会計の決算についての説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。

○佐藤　直決算特別委員長　以上で、説明を終わります。

　　これで、本日の日程は全部終了しました。なお、本委員会は９月５日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。

　　◎散　　　　　会

○佐藤　直決算特別委員長　本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。

　　　午前１１時３７分　散　会